初めて当サイトを訪れた方へ
このブログは認知症の回復・改善方法を真剣に探求されている、すべての認知症患者さんへ向けて書かれています。
UCLA大学ブレデセン博士グループによる世界初の認知症症状を逆転させた症例報告と、その研究で用いられた治療プログラム(現リコード法)を手がかりに、多くの探求や推察を当サイトでは行っています。
リコード法は、現代医療(単一標的治療、実証主義、還元主義)の限界を乗り越えるための新しい治療アプローチ(多因子標的、個別化医療、機能性医学)を採用しており、その新規性から既存の医療関係者の間では(特に日本において)評価が定まっていません。
少なくともアルツハイマー病の多因子仮説については、基礎研究の分野からは多くの間接的証拠が提出されており一部では多標的薬物の設計開発も始まっていますが、これらが一般医療に浸透するには通常数十年かかります。
残念ながら現時点ではリコード法の是非、思想からその治療法まで、一般の医療関係者に頼ることはほとんど期待できず、ややもすると巷にある怪しい医療情報や、単なる健康法とも混合されがちなため、実施していくには各々の理解と納得が極めて重要な鍵となります。
そのため、長いあいさつを書かせていただいておりますが「アルツハイマー病は多因子疾患」「多標的の治療プログラムが唯一の根本的解決方法」というしごく単純な事実が伝わり、真の意味での認知症回復を果たす患者さんが一人でも多く現れてくれることを願っています。
アルハカ
記事目次
あいさつ 目次
- はじめまして
2. 認知症とは
- 認知症介護の悲惨さと闇
- 新薬には期待できない
- 認知症という病気のやっかいさ
- 医学的根拠の問題
- 進行抑制の本当の理由
- 進行が穏やかに進む要因
- 開発者ブレデセン博士の記事・経歴
- アミロイドβとは何のか
- アルツハイマー病 3つのタイプ
- 書籍の紹介
- ブレデセンプロトコル(リコード法)の特徴
- アルツハイマー病 36の要因
- ブレデセンプロトコル(リコード法)への批判
- ブレデセンプロトコル(リコード法)の課題
- 個人で行う治療の内在的な課題
- 組み合わせ治療の原理的な実証不可能性
- アルハカ改善策
- 日常の改善策
- すでにあるアルツハイマー病治療薬
- 伝統療法について
- 検査では本当の進行はわからない
- 認知症トラップ
- 回復を遠のかせる4つの障壁
- キーパーソンが鍵をにぎる
9. 趣旨説明
- 注意事項とお願い
- 理解は信頼を超越する
- ブレデセンプロトコルは最後の希望
- 社会全体の現実逃避
- 認知症先進国ジャパン
- 実存的問題
追記
利用規約と免責事項
当サイトを利用する前にかならずお読みください。
リコード法について
リコード法が知りたいと思って来れた方は、上記の記事にまとめています。
4は少しむずかしいので、飛ばして5、6から読んでもらっても構いません。
36の発症因子
アルツハイマー病・リコード法(36の発症因子)
ブレデセン博士のAPP依存性受容体仮説に基づく、アルツハイマー病発症36の寄与因子。調べれば調べるほど終わりが見えません。。
各因子についての記事内容や文献等は管理人が調べたものです。
リコード法の治療概要と診断
リコード法の前身であるMENDプログラムで用いられていた25+5の治療対策をベースに30の治療方法をバージョンアップした内容でリストアップしています。
30すべてを行う必要があるというわけではなく、検査によって不要なものがあります。
リコード法 タイプ診断・検査項目
リコード法 タイプ診断
リコード法における1型、1.5型、2型、3型(4型、5型)の特徴や検査値などの概要です。
認知症予防診断検査コグノスコピー(簡易リスト)
認知症未発症の人のための認知症予防検査項目です。
日本では検査機関がまだ未整備であるため、この予防検査が実質リコード法の治療検査として用いられています。
認知症予防診断検査コグノスコピー(詳細リスト)
認知症を発症した人が、リコード法に基づいて検査するべきリストの全体像。
リコード法の検査機関・検査費用
リコード法 検査機関 難易度区分(草案)
日本ではハードルが高いリコード法の検査ですが、リコード法を実行する上で避けて通れないため、検査と実行プランをたたき台として作成してみました。
リコード法の検査費用・検査項目 難易度区分
検査項目の費用と、検査可能な範囲の違いを機関別、難易度別にまとめてみました。
リコード法・認知症治療 実行内容
リコード法の食事
認知機能改善食事プログラム ケトフレックス12/3
リコード法で推奨される食事方法の全体像をほぼまとめてあります。
神経成長因子BDNFを増やす8つの戦略(食事・サプリメント編)
認知症患者のための運動
運動を始めるにあたって
運動の習慣化を成功させる医学的戦略 7ステージ
運動を継続していくための方法を文献を手がかりにまとめてみました。
リコード法 運動による認知機能改善 4つのフェーズ
認知機能を改善するために優先すべき運動の順序をマニュアル化してみました。
運動の認知機能改善効果
運動機能がもたらす20の改善効果
運動がもたらす認知機能への良い影響を知らない人も多いので、因子としてピックアップしてみました。
認知症・アルツハイマー病への運動効果 研究のまとめ
ひたすらメタアナリシスとシステマティックレビューだけを読んで、運動の抗認知症効果をまとめてみました。
神経成長因子BDNFを増やす8つの戦略 その1(運動編)
いつも文献ベースで書いてばかりなので(汗)、個人体験を盛り込んで書いてみました。
認知症患者のための睡眠
(作成中)
認知症患者のためのストレスリリーフ
(作成中)
認知症治療薬剤・サプリメント
認知症治療薬・サプリメント一覧
認知症治療標的候補として考えられているサプリメントを中心に医薬、行動療法なども含め要因・因子別に網羅的に記載しています。
サプリメントの総合案内
サプリメントの名称がわかっている場合は、検索窓口から探したほうが早いかもしれません。
アルツハッカーサプリメント(スタートアップ・プログラム)
リコード法を何から始めていいかわからないという人
サプリメントに関して何から初めていいかわからない人
リコード法の検査をするのがどうしても難しいという人
そういった方向けのサプリメントを中心とした認知症回復プログラムです。
リコード法では本来、検査をもとにサプリメントの種類と用量が決定されます。そのため検査結果が大きく影響しないサプリメントと、低い摂取量で最大公約数的に構成しています。
リコード法実践者との情報交換・交流
リコード法を行う上でコミュニティーは必須だと感じていますが、どのように作っていくべきかそして運営していくべきか試行錯誤段階です。
そのためコミュニケーションツールもまだあれこれ分散している状態です。
以下にあるもので、好みにあうものを選んでもらえれば良いかと思います。
フェイスブック リコード部

うにさんを発起人としてリコード部有志で運営しているフェイスブック、リコード部
リコード法を始めるかどうか迷っている方から、研究者、お医者さん、薬剤師、理学療法士、介護職の方まで、それぞれ幅広く専門分野の異なる方が参加されています。
アルツハッカーサイト掲示板
掲示板 総合案内 (研究メイン)
諸事情あり参加者の方にスカイプチャットに移行してもらっているため、現在は過疎気味になっています(汗)
過去のやり取りを参考にする方もいらっしゃるかもと残していますが、今からですと他のコミュニティーに参加されたほうが良いかもしれません。
ただ匿名同士で参加できることと、あと僕よりもエキスパートな方が数名参加しておりますので、そういった方と直接話し合ったりできるといったメリットもあると思います。
スカイプチャット
スカイプのダウンロード:https://www.skype.com/ja/get-skype/
掲示板の引越し先を探すまでのつなぎのつもりで使っていましたが、最近はスカイプチャットをメインに使っています。
アカウントを取る必要がありますが、興味のある方は
ID:alzhacker で探して一言声をかけてみてください。
ZOOMミーティング
ZOOMのミーティング参加:https://zoom.us/join
毎週木曜日夜9時からZOOMという会議ソフトを使って、音声ミーティングを行っています。40分(延長最大40分)
議題とかは決まっておらず、毎回参加者の持ち寄った話題を中心に認知症やリコード法などについて話あっています。雑談、ブレスト的な感じです。
管理人の体調が悪い時は参加を見送りしますが、参加者同士でも始めることができます。
パソコン、スマートホン、携帯電話、固定電話から参加できます。
ミーティングID:555 229 3052
PC、Mac、Linux、iOS、Android
電話(日本)
+81 (0) 3 4578 1488
または
+81 (0) 524 564 439
リコード法実践者のブログ
ブログを初められた方は、是非お知らせください。
Eメール
メールはこちらまで info@alzhacker.com
お願い
現在問い合わせが急増しており、特に返信に長文の説明を要するお問い合わせにつきましては、最大で一ヶ月程度のお時間をいただくことがあります。m(_ _)m
大変恐縮ですが質問などの場合、3つ程度に絞っていただけるより早い返答が可能です。
認知症治療情報をできるだけ多くの人に届けるためにグループ相談を基本としていますが、むずかしい方は個人間での相談もお受けしています。
※継続的な相談はグループ・個人間両方ともスカイプのご利用をお願いしております。
※個人的な医療行為に該当する相談はお受けできません。