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alzhacker.com を初めて訪れた方へ
繰り返さないために
このブログは認知症の回復・改善方法を真剣に探求されている、すべての認知症患者さんへ(そして11年前の自分へ)向けて書いています。11年前に母が若年性アルツハイマー病と診断されましたが、大量の医学論文を武器に低空飛行ながらも進行を抑え込んでいます。
一方で診断当初に今の知識があったならば母は完治していたはずだという複雑な思いもあり、母のさらなる改善、そして、みなさんが同じ失敗を繰り返さないための警鐘と情報を提供するためにこのブログは存在します。
アルツハイマー病は多因子疾患である
当ブログは、アルツハイマー病をアミロイドやタウといった単一の原因による疾患として捉えるのではなく、加齢に伴う複数の代謝障害や基礎疾患など様々な要因が複雑に絡み合って発症する「アルツハイマー病の多因子説」を主張しています。
そして、多因子標的に基づくマルチドメイン-ライフスタイル介入という、現在、世界各国で多くの研究機関が取り組んでいる認知症予防・改善方法を主として提案していますが、そのより具体的なメソッドの多くを、世界で初めて認知症症状を逆転させたUCLA大学ブレデセン博士らによる症例報告と、その研究で用いられた治療プログラム(現リコード法)に依拠しています。
21世紀の医療
ブレデセンプロトコルは、
- 予知型 生物学的指標、遺伝、表現型、生活習慣などからリスクを早期診断
- 多標的 複数の原因を標的化した複数の予防と治療
- 個別化 検査により病因を特定し治療を個人に最適化(カスタマイズ)
- 参加型 患者サイドの生活習慣改善など主体的な治療への取り組み
といった精密医療、個別化医療を含んだ統合医療と呼ばれる次世代の医療であり、これらの手法のほぼすべてに基礎研究、臨床研究の裏付けや洞察が存在する主張です。
しかし、すべてではありませんが、単一要因としては関連性の弱い治療研究(当サイトも同様に)なども多因子標的治療の構成要素として積極的に取り入れていることから、巷にあるテレビ健康法や、対症療法的な補完代替療法、または自然主義的なイデオロギーに基づく通俗的な現代医療批判と同一視されることが多々あります。(どれかひとつのアプローチで改善するという主張を一切していないにも関わらず)
また、実行遵守(アドヒアランス)の難しさから批判されることもあり、加えてこういった多標的の治療アプローチを、現在の還元主義的な臨床試験の枠組みの中で普及させることへの制度的な壁にも直面しています。
世界唯一の研究結果
しかしながら様々な課題があるにも関わらず、これだけ多くの方が改善や回復を示した事例報告は唯一無二であり、並び立つような研究結果がそもそもありません!
こういった複雑な多因子介入に課題があることは十分承知していますが、(社会や医療が見過ごしてきたためのツケを我々が支払わされている、ということも一言述べておきます!)、認知症超大国に突入しようとしているこの時期に、ありもしない幻の薬を多くの専門家と国民が一緒になって追い求め、無益に消耗していく状況に強い危機感と虚しさを抱いています。
他により簡便で効果的な万人向けの改善方法があるのであれば、倫理性のかけらもない市場原理のみで販売されるクスリだろううと、患者不在のテンプレ医療であろうと、受け入れます。しかし過去のアルツハイマー病に関する膨大な研究の証拠を率直に見るならば、少なくとも、われわれ一般人にとってブレデセンプロトコル(および多因子介入)が、
「アルツハイマー病から現実的に回復可能な唯一の治療方法」
である可能性は否定し難いように思われます。
※ただし、より遠い未来の可能性までは否定しません。私自身は科学技術に対するある種の信奉はあり、いつかは革新的な技術イノベーションによってアルツハイマー病治療は克服されると信じています。
従来の認知症医療はもっとも破る価値のある常識
一部の専門家、医師を含めた多くの方が理解できていないように思われるのは、そこへたどり着くまでの非常に高い技術的ギャップと、現在の臨床研究の限界です。また、アルツハイマー病(その他の神経変性疾患も含め)と関連する研究分野があまりにも広大なため、一人の研究者があらゆる分野をまたがって疾患メカニズムを理解し横断的に比較検討することがほとんど不可能になっていることも起因しています。(コロナウイルスのドタバタにも似たような状況が発生していると言えるかと思います)
一度病状が悪化してしまい下流または上流における深刻な複数の代謝障害が生じている認知症患者さんを一発必中の「魔法の弾丸」で治療が可能であるというアイディアはあまりにもナイーブであり、これまでのヒトでの研究においてそのようなコンセプトが証明されたことは一度もありません。
根本的な仕組みが変わらない限り、現在の基礎研究内容が実際に治療に応用される10年後、20年後にも望みはありません。万に一つの確率で、その頃に有効な治療が実現するとしても、現在すでにいる600万人の認知症患者さん、そして少なくとも400万人いる認知症予備軍には完全に絶たれた望みです。
実行可能なオプション
わたしがこのブログで一番強調したいのは、リコード法で提案されているアプローチの多くは個人の努力と工夫によって実行が可能だということです。
おそらく、社会的に実現する最も現実的な方法は、リコード法よりももう少し緩やかなライフスタイル(食、運動、睡眠)への介入に加えて、認知症へ転用可能な適応外の医薬品(ドラッグ・リポジショニング)を複数組み合わせ、早期介入と予防医療に資源を集中させることでしょう。臨床研究や承認制度のあり方を変えるという点ではハードルが高いものの、基本的にはシステム設計変更の問題にすぎず、技術的にはすでにある程度出揃っているとも言えます。
手探りで私と家族がそれを実行した結果、現在の母の緩やかな病状に至っており、ブログを開設して移行も多くの患者さんがそれぞれの家庭環境の中でできることを実行した結果であっても、改善や進行の抑制を報告しています。このことは個人の努力であっても、古い言い習わしですが「知恵と勇気」を携えるならば、到達可能な目標であることを強く示唆しています。
人生最後のやる後悔 or やらない後悔
そして、もうひとつ知ってほしい事実は、
取り組みが早ければ早いほど回復の可能性が高まり、その後の認知機能維持が容易である、ことが、ブレデセン・プロトコルの多くの症例によって示されています。
※取り組みが遅ければやっても無駄という意味ではなく、患者さんのプロファイル、個人の考えにも大きく依存します。詳しくは進行ステージにおける改善可能性と課題を参考にしてください。
「認知症の初期は、神経学的、病理学的にはすでに末期の入り口にある」という事実が一般の方にほとんど認識されていないことも、この問題への取り組みのハードルを高めるもうひとつの大きな理由になっています。このことは、わたしも含め99%の方が症状が深刻になってから右往左往させ、一定レベルの改善や進行抑制はしても完全な回復のチャンスは逃しています… (コロナウイルス感染症パンデミックも初動で抑え込むことに失敗して被害と対策コストを大きくしていますが、複雑系の不可逆性と遅延反応、そして痛みを伴わなければ人は学ばないという文脈において共通しているようです。)
特に認知症(MCI)が疑われている方や診断されたばかりの方には、医師の「今は何もすることはありません、また半年後に来てください」という言葉に最大限の警戒をはらってください。また、氾濫する認知症治療ビジネスに巻き込まれて機会費用(お金、時間、愛情)を失わないよう、その是非や実践の判断をご自身の頭でしっかりと考えていただくことを望みます。
そして、避けられるはずの10年間の苦しみが、これ以上増えないことを強く願っています。
アルハカ
サイトの概要説明 目次
- 母が若年性アルツハイマー病と診断されて
- 母の進行抑制の本当の理由
- 「私は母のことを、母の皮をかぶった化け物だと思っていました。」
- 現代医療と相性が悪い認知症
- リコード法 作用機序・3種類のアルツハイマー
- リコード法を構成する3つの軸
- リコード法 アルツハイマー病には36の穴がある
- リコード法 専門家の批判・医療制度
- リコード法 個人的課題(費用・時間・他)
- リコード法 倫理的課題
- リコード法 技術的課題
- リコード法 社会的課題
- アルハカ改善策
- 日常の改善策・伝統療法の復権
- 複雑な多因子疾患を治すには
- 早ければ早いほど回復も治療も簡単
- リコード法は信頼して実行するものではない
- 世界が注目する認知症大国日本の未来
- 認知症ビジネスを通じた日本の課題の解決
- 何もしなければ結果は最悪だが責任は回避できる
- 注意事項・趣旨説明
- 最後に
- 補足(情報探索・学習方法)
新型コロナウイルスについて
当ブログは認知症、神経変性疾患の患者さんに特化した情報サイトでしたが、20年2月末頃から新型コロナウイルスについての情報発信も始めました。コロナウイルス情報を目的として訪れた方は、最初に「新型コロナウイルスについて」の記事を読んでいただくようお願いします。


早期在宅医療 SMDT

I-MASK+プロトコル
暴露前・暴露後の予防

在宅での対症療法・初期 治療プロトコル

I-MASK+プロトコルを支持する証拠

MATH+ホスピタル治療プロトコル


イベルメクチンについて(最も有望なCOVID治療薬)





フルボキサミンについて(処方可能な中で最も有望なCOVID治療薬)


リコード法について
リコード法とは何か、まず「アルツハイマー病 真実と終焉」というリコード法創始者であるデール・ブレデセン博士によって書かれた書籍(日本語訳)が出版されていますので、そちらを読んで頂いた上で、当記事を利用していただくようお願いします。
英語書籍がOKな方であれば、出版されたばかりの「The End of Alzheimer’s Program」をおすすめします。より実践的な内容へと大幅にアップグレードされています。
関連書籍
「The End of Alzheimer’s Program」英語 2020年8月出版
「アルツハイマー病 真実と終焉」(日本語訳) 2018年2月出版
「The End of Alzheimer’s」 (原著)2017年8月出版
その他の関連サイト、文献は当ページ下段に記載しています。
リコード法の治療
治療の総合目標
治療目標を大きく総括すると、除去、回復力、再構築の3つにまとめることができます。
- 認知機能の低下に寄与する暴露の除去
- 最適な健康サポートによる回復力
- 神経ネットワークの再構築
これらを実現するために以下の目標を掲げています。
- インスリン抵抗性に対処する
- ケトーシスを得る
- 栄養、ホルモン、栄養因子(成長因子)サポートのすべてを最適化
- 炎症の解消・予防
- 慢性病原体の治療
- 生物毒素などの毒素を特定して除去
- 睡眠時無呼吸症候群を取り除き睡眠を最適化
リコード法 7つの必須要素
治療手段としては大きく7つのカテゴリー(必須要素)にわかれます。
- 食事
- 運動
- 睡眠
- ストレス軽減
- 毒素の解毒
- 認知機能増強・脳トレ
- サプリメント
以下の記事に各カテゴリーに関しての(管理人の解釈する)リコード法の各治療の方針と補足的な説明をまとめています。

リコード法 各プロトコルのガイドライン
リコード法の前身であるMENDプログラムで用いられていた25+5の治療項目をリストアップしています。リコード法も進化しているため、この長大なリストでさえもざっくり感がありますが、治療プロトコルの基本は、この内容に沿ったものだと思ってもらっても良いと思います。
記事の説明にあるように30項目のすべてを実行する必要があるというわけではなく、検査によって不要なものであったり、実行内容が変わることがあります。

リコード法の実践と課題
リコード法を実行する上で考えられる障害要因を、これまで寄せられた体験談も取り入れてまとめてみました。

リコード法は、進行ステージだけで判断できるわけではありませんが、実行の判断、治療の目的とする考え方もMCI、初期、中期、後期で大きく変わってきます。
本来はこういった個人差がある事柄の一般化は、過小な効果の評価による機会の損失、または反対に過度な期待を与えてしまう両方の側からのリスクがあります。しかし、不明瞭なままにしておくことが、かえって弊害が大きくなると考えたため作成しました。管理人の主観的な解釈が含まれていることを念頭に、また改善可能性は刻一刻と変化しつつあることも含めた上で参考にしてください。

リコード法を実行してみたが改善を示さない、という人が見落としがちな16のポイント。「The End of Alzheimer’s Program」からの翻訳です。

リコード法の検査と治療
リコード法 タイプ診断・検査項目
リコード法における1型、1.5型、2型、3型(4型、5型)の特徴や検査値などの概要です。

認知症未発症段階での認知症予防検査一覧です。日本では検査機関がまだ未整備であるため、この予防検査が実質リコード法の基本的な治療のための検査として用いられています。

コグノスコピーを基本とする内容ですが、検査値のぞれぞれの詳細を書き加えています。

認知機能低下予防のための検査 PreCode(プリコード)
認知症発症後やMCIの方への治療検査ではなく、将来の認知機能の低下を防ぐための最小限に構成された予防検査(PRECODE)です。日本で可能な検査も多いため、リコード法の治療検査が難しい方は、これらの検査だけでも受けられることをおすすめします。

リコード法の検査機関・検査費用
リコード法に肯定的な医療機関のリストを、リコード部のうにさんが作ってくれました。
日本ではハードルが高いリコード法の検査ですが、リコード法を実行する上で避けて通れないため、検査と実行プランをたたき台として作成してみました。

検査項目の費用と、検査可能な範囲の違いを機関別、難易度別にまとめてみました。

病院関係者の方へ リコード法と関連する検査
多くのリコード法を実践したいと考える患者さんが、リコード法関連の検査を受けてくれる病院を見つけることができず未検査のまま実施しているのが日本の現状です。検査のみならずリコード法のアドバイスや指導を行ってくれる病院が広がってくれることが理想ですが、異なる分野、リソースの制約、混合診療の問題など様々な懸念事項があることも承知しています。
まずはリコード法と関連する検査のうち可能なもの、例えばリコード法の予防検査項目だけでもセットを組んで実施していただけると、現在自主的に行っている認知症患者さんの大きな助けとなります。リコード法検査の導入を検討していただくよう切にお願いいたします。
アルツハイマー病のリスク因子
アルツハイマー病 36の発症因子(ブレデセングループ)
ブレデセン博士のAPP依存性受容体仮説に基づく、アルツハイマー病発症36の寄与因子。(現在は50以上に増加しています。)多少専門的な内容になります。
ブレデセンプロトコルでは特に各プロトコルに参照文献が付随しておらず、各因子・標的についての記事内容や文献等は管理人が調べたものです。

リコード法のアルツハイマー病36の発症因子は、主にアミロイドβの増加要因の上流に位置するものが取り上げられています。それら以外にも、アルツハイマー病の進行に伴う下流の事象や、アミロイドとは直接的な関連性が弱いが、アルツハイマー病発症リスクに寄与しうる因子もまだ多く存在するように思われます。それらを管理人が覚書として記録しているものです。乱雑にまとめています。

アルツハイマー病 12の危険因子(ランセット委員会の報告)
教育不足、高血圧、聴覚障害、喫煙、肥満、うつ病、運動不足、糖尿病、社会的接触の少なさ、過度のアルコール消費、外傷性脳損傷、大気汚染

アルツハイマー病発症に寄与する潜在的な400~600の因子

アルツハイマー病の新しい医療
アミロイド仮説の限界

アルツハイマー病のマルチモーダル(集学的)治療について


アルツハイマー病に対する疾患修飾併用療法の根拠
- 複数の複雑な生物学的経路がこの疾患(アルツハイマー病)に関与している。
- これらの経路内には、幅広い範囲の薬物投与可能なターゲットが存在する。
- 臨床的に意義のある効果を得るためには、複数の経路または2つ(またはそれ以上)の点で同じ経路を標的とすることが必要である。
- 単剤療法は、それ自体が中程度の臨床効果を有するものであっても、組み合わせることにより、相加的または相乗的な効果が得られる場合がある。
- 2種類以上の疾患修飾剤の使用は、各薬剤の投与量をより小さく、より安全な可能性にすることを可能にし得る。
- 生物学的メカニズムの進化に伴い、一連の薬剤の使用、または組み合わせが、疾患の連続性に応じて必要とされる可能性がある。
- 規制当局(食品医薬品局)は、併用療法の概念を支持しており、2つ以上の新薬を併用するための共同開発のためのガイダンスを発表している。
- 臨床医は、多くの疾患の治療のために治療法を組み合わせることに慣れている。

統合医療・精密医療・システム生物学


現在の臨床研究・エビデンスの限界

アルサプ・プログラム
アルサプについて、詳しくはリンク先の記事に書いていますが、サプリメントを中心にリコード法などのライフスタイル介入を組み入れて作った、検査が難しい人のためのアルツハッカープロトコルです。

https://alzhacker.com/category/alzhacker-program/alzhacker-supplement-program/
交流・お問い合わせ・SNS各種
地域コミュニティ
リコード仲間は必須
現状、患者同士の協力なくリコード法を実行していくことは技術的にも精神的にも行き詰まり、認知症治療を一緒に行っていくコミュニティーは、絶対的と言っていいほど欠かせない要素だと感じています。
…と常々思うのですが、時間不足もさることながら、管理人のわたしが、コミュニティーを作ってぐいぐい人を引っ張っていくような社交タイプではなく、一番苦手かつ、みなさんの助けを求めているエリアです。。
地域グループで認知症を打破!
そういうわけで、リコード法の考え方や方法に理解を示し、かつ苦しんでいる認知症患者さんを放っておけないというスーパーボランティア尾畠さんのような方を求めています(そんな奇特な人はいない?)。
有志の方で是非、各地域で、知識を身につける勉強会であったり、挫けそうになった時に励まし合うことのできる、小さな認知症治療グループを立ち上げていただくよう切にお願いしますm(_ _)m。 管理人もこれから、グループに対して優先的にサポートしていきたいと考えています。
詳しくは、リコード部、またはスカイプチャットなどでお尋ねください。現在皆で話し合っている準備段階にあるため、すでにある地域コミュニティに参加するというよりも、作っていく側に回っていただく必要があります。といっても地域の仲間を見つけて「ちょっと始めよう」というぐらいの感覚で十分です。
共に旧世代の認知症医療を草の根運動で打破していくことが、けして大げさな話しではなく、認知症患者さんとその家族を救うための、現実的に残された最後の手段であると信じています。
リコード法体験談
地域コミュニティ参加者への限定公開となっています。

オフ会・勉強会
今年で3回目となるリコード法(リコード部)&アルツハッカーオフ会を3月~4月頃予定していましたが、コロナウイルスにより現在未定となっています。
オンラインのオフ会はどうかと今、グループで話しあっています。毎月の認知症治療勉強会なども検討中です。
フェイスブック リコード部
うにさんを発起人として、リコード部有志で運営しているフェイスブック、リコード部。リコード法を始めるかどうか迷っている方から、研究者、お医者さん、薬剤師、理学療法士、介護職の方まで、それぞれ幅広く専門分野の異なる方が参加されています。
フェイスブックリコード部は純粋なリコード法グループのため、アルツハッカー色?の強いコメントや回答は控えています。
facebook リコード部(交流メイン)
NHKで放映されました
NHKのBS1番組で、リコード部のメンバーも出演協力しています。
BS1スペシャル「大切な記憶は何ですか?~アルツハイマーと戦う~」
LINE オープンチャット
リコード法について話し合うラインのチャット(オープンチャット) を始めてみました。試行錯誤中ですが、リコード法と関連する話題なら雑談、愚痴など何でもOK。
誰でもLINEのアカウントを持っている方なら、匿名、無条件で参加、退出できます。「リコード法」で検索してみてください。
https://line-openchat.com/
ツイッター
役に立ちそうだと思ったリコード法関連ニュース、認知症や認知機能、健康情報などをつぶやいています。最近はコロナウイルスのことばかりつぶやいています。
スカイプ・チャット
ご相談等のやり取りは、原則、スカイプチャットでのみ対応しています。(引越し先が見つからない、、)スカイプは音声で話すことはなく、ほぼチャットのみの使用です。チャットと言っても使い方としてはメールに近く、すぐに返事をお返しできることもありますが、数日以上遅れることもままあります。
Skype名 live:info_652457
または表示名「アルハカ」「alzhacker」 で検索して、一言声をかけてみてください。
スカイプダウンロード
アカウントは無料で取得できます。有料アカウントをとる必要はありません。オフ会の参加者の方々などフェイスブックよりも、もう少しクローズドな雰囲気のチャットグループが複数あります。
ZOOMミーティング
2020年8月に記念すべきブレデセン博士の第二作「The End of Alzheimer’s Program」出版されたことを記念して、著書を購入していただいに限定して翻訳記事を公開しています。また、読んでいただいた方から頂いた質問やコメントなどを見ながら、毎週火曜日、夜9時から約1時間半、ZOOMにて管理人が解説しています。
参加者や質問のレベルが様々で、それに対する答えもピンきりのため、自分が重要だと感じた情報をつまみ食いするといった感じで聞いてもらえればいいかと思います。
ZOOM読書会への参加条件は以下の2点です。
- 著作(紙媒体、電子書籍どちらでも)を購入 ※購入を証明する画像等の要提示
- 翻訳記事を読んでもらい記事内でコメントを送る(匿名でOK)
ミーティングID: 555 229 3052
記事と参加パスコードは、購入証明された時にお伝えしています。
お問い合わせ・Eメール
メールはこちらまで info@alzhacker.com
お願い
- メールでの個人相談は受けておりません。
- リコード法などについてご相談を希望の場合はメールではなくスカイプチャット(次いでラインチャット)のご利用をお願いしています。
- 長文の説明を要するお問い合わせにつきましては、返信にお時間をいただくことがあります。
- 医療行為に該当するご相談はお受けできません。
- 特に断りがない限り、頂いた質問などはサイトや他で匿名で紹介させていただくことがあります。
自治体関係者の方へ
改革は地方から! リコード法の取り組みには制度と個人の両方からのアプローチが必要であり、小回りの効かない厚生労働省にはたぶん無理です…
すでに認知症や介護者を支えるための認知症施策が自治体で行われているようですが、発症後だけではなく、本当に効果のある認知症予防を行うよう自治体がリーダーシップをとって手をあげてくれることを強く期待しています。
当然のことながら実施にあたっては、様々な課題がありますが、自治体機関だけではなく、市民グループ、医師のそれぞれが協力しあい、かつ広範囲の自助を含めることができるが大きな結果を得られるかどうかの分岐点になると推察しています。こちらでもし協力できることがあればご相談ください。
参考文献・関連サイト
関連サイト
アポロヘルス
ブレデセン博士が所属するアポロヘルス社、様々なリコード法関連の情報やサービスを提供しています。
https://www.apollohealthco.com/
ApoE4.info
アルツハイマー病、患者さんベースのサイトですが、リコード法関連の認知症治療情報が最も充実している掲示板サイトです。
https://www.apoe4.info/wp/
関連書籍
ブレデセン博士と同様にアルツハイマー病の多因子説を支持し、生活習慣や代替医療を用いてアルツハイマー病の治療を目指したドイツ人医師の著作です。リコード法の先見性と密度の影に、地味な表装とありがちなタイトルで^^;隠れてしまっていますが、また少し違った角度でアルツハイマー病の多因子治療を見ることのできる良書です。
「アルツハイマー病は治る」ミヒャエル・ネールス (2018)
著者の論文 アルツハイマー病の統一理論(UTAD)(2016)
著者はリコード法とは直接関係しないものの、リコード法で取り入られている多くの介入が豊富な引用文献とともに紹介されている総括的な論文であり、特にライフスタイルに関与するプロトコルについての学術的な理論的根拠を知りたい場合はこちらのほうが参考になるかもしれません。
論文形式としては比較的平易な文体で記述されており、健康と理論メカニズムの関係に興味のある一般の方やにもおすすめできます。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4947325/
日本語訳

関連論文
アルツハイマー病の次世代治療薬(2013)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3779441/
日本語訳

認知機能低下の逆転 新しい治療プログラム(2014)
症例研究 10人の患者(アルツハイマー病、aMCI、SCI)のうち、9人が主観的または客観的改善を示す。6人の患者が仕事への復帰または継続が可能に。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25324467
日本語訳

代謝プロファイリングはアルツハイマー病の3つのサブタイプを区別する(2015)
代謝プロファイリングによってアルツハイマー病のサブタイプが3つ明らかに
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4586104/
日本語訳

アルツハイマー病における認知機能低下の逆転(2016)
5~24ヶ月間のパーソナライズされた治療を受けた10名の患者の改善症例
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27294343
日本語訳

吸入性アルツハイマー病(タイプ3)CIRSの表現型(2016)
3型アルツハイマー病は特定の毒素への曝露の結果であり、マイコトキシンなどのバイオトキシンによる慢性炎症反応症候群(CIRS)の表現型として最も多いのが吸入性(IAD)である。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4789584/
日本語訳

100名の認知機能低下の逆転症例 2018-8月
症例研究 軽度認知障害(MCI)、主観的認知障害(SCI)、確定診断を伴わない認知機能低下を示す患者100名(英語) 改善の平均ポイント4.9
https://www.omicsonline.org/open-access/reversal-of-cognitive-decline-100-patients-2161-0460-1000450-105387.html
日本語訳

現在進行中の臨床試験
リコード法 2019年開始の臨床試験(前向き観察研究)2020年11月 終了予定
アルツハイマー病、軽度認知障害(MCI)と診断された30名の被験者
https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT03883633
日本語訳

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