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 認知症と関わる方へ

過去の失敗から学べること

このブログは認知症の回復・改善方法を真剣に探求されている、すべての方へ(そして11年前の自分へ)向けて書いています。12年前に母が若年性アルツハイマー病と診断されましたが、大量の医学論文を武器に低空飛行ながらも日常生活を維持しています。(右: 母の塗り絵 21年8月)

一方で診断当初に今の知識があれば(比較的単純なことで)母は完治していたに違いない、という確信もあり、母のさらなる改善、そして、みなさんが同じ失敗を繰り返さないための警鐘と情報を提供するためにこのブログは存在します。

アルツハイマー病は最も複雑な病気

当ブログは、アルツハイマー病をアミロイドβやタウといった単一の分子的メカニズムによる疾患として捉えるのではなく、加齢に伴う複数の代謝障害や基礎疾患など様々な要因が複雑に絡み合って発症する「アルツハイマー病の多因子説」を発症メカニズムとして考え、治療法を模索しています。

そして、多因子標的に基づくマルチドメイン-ライフスタイル介入という、現在、世界各国で多くの研究機関が取り組んでいる認知症予防・改善方法を主として提案していますが、そのより具体的なメソッドの多くを、世界で初めて認知症症状を逆転させたUCLA大学ブレデセン博士らによる症例報告と、その研究で用いられた治療プログラム(現リコード法)に依拠しています。

個別化医療の時代

ブレデセンプロトコルは、

  • 予知型 生物学的指標、遺伝、表現型、生活習慣などからリスクを早期診断
  • 多標的 複数の原因を標的化した複数の予防と治療
  • 個別化 検査により病因を特定し治療を個人に最適化(カスタマイズ)
  • 参加型 患者サイドの生活習慣改善など主体的な治療への取り組み

といった精密医療、個別化医療を含んだ統合医療と呼ばれる次世代の医療であり、これらの手法のほぼすべてに基礎研究、臨床研究の裏付けや洞察が存在する主張です。

しかし、すべてではありませんが、リコード法は単一の要因への働きかけでは改善を示さなかった治療研究や、必ずしもコンセンサス(同意)が得られていない認知症のリスク要因などを予防原則的な立場から回避しようとしています。このことによって巷にあるテレビ健康法や、対症療法的な補完代替療法といった誤解、または自然主義的なイデオロギーに基づく通俗的な現代医療批判と同一視されることも多々あります。(どれかひとつのアプローチに強い証拠があり、改善可能であるというような主張を一切していないにも関わらず)

また、実行遵守(アドヒアランス)の難しさから批判されることもあり、さらに最大の問題として、現在の臨床試験の制度的、評価システムの不適切さという壁にも阻まれ(サイト内で詳しく述べています)正攻法での普及がほぼ絶たれている状況です。

世界唯一の研究結果

このように様々な課題がありますが、それにも関わらず、これだけ多くの方が改善や回復を示した症例の報告は唯一無二であり、並び立つような研究結果がそもそもありません!

残念ながら認知症超大国に突入しようとしているこの最も必要とする時期に、ありもしない幻の薬を多くの専門家と国民が一緒になって追い求め、無益に消耗していく状況に強い危機感と虚しさを抱いています。

他により簡便で効果的な万人向けの改善方法があるのであれば、倫理性のかけらもない市場原理のみで販売されるクスリだろううと、患者不在のテンプレ医療であろうと、受け入れます。しかし過去のアルツハイマー病に関する膨大な研究の証拠を率直に見るならば、少なくとも、われわれ一般人にとってブレデセンプロトコル(および多因子介入)が、

「アルツハイマー病から現実的に回復可能な唯一の治療方法」

である可能性は否定し難いように思われます。

※ただし、より遠い未来の可能性までは否定しません。私自身は科学技術に対するある種の信奉はあり、いつかは革新的な技術イノベーションによってアルツハイマー病治療は克服されると信じています。

研究成果のまとめ役がいない

一部の専門家、医師を含めた多くの方が理解できていないように思われるのは、アルツハイマー病の病態生理の真の意味での広大さと複雑さです。これは、複雑な疾患の評価に向いていない時代遅れの承認試験制度の問題も関係しています。

別の視点を取り上げるなら、我々にはまだまだ知らないことがあると言う資格を持つことが非常に難しくなっていることもあります。ある事柄について人間はまだ知らないのだと主張するためには、その分野について誰よりも精通していなければそのように語ることは難しいでしょう。もしその事柄が様々な分野と関連しており、そもそも専門家でさえ把握できないよう代物であった場合どうなるでしょうか?彼らは正直にわからないというでしょうか。それともわかったふりをするでしょうか。わかっていると思いこんでいる可能性もあるでしょう。

一つ確かなことは、一度病状が悪化してしまい下流または上流における深刻な複数の代謝障害が生じている認知症患者さんを一発必中の「魔法の弾丸」で治療が可能であるというコンセプトが、これまでヒトでの研究においてそのようなコンセプトが証明されたことは一度もないということです。

ブレデセン博士や私の考えが正しければ、認知症治療は新たな医療分野が必要であり、それが実現しない限り10年後、20年後にも望みはありません。万に一つの確率で、その頃に有効な治療が実現することを認めるにしても、現在の600万人の認知症の方には完全に絶たれた望みであることは誰にも否定できません。

個人でも実行できる

わたしがこのブログで一番強調したいのは、リコード法で提案されているアプローチの多くは個人の努力と工夫によって実行が可能だということです。

おそらく(私の考えが正しければ)、認知症治療を現時点の技術でもって実現できるより現実的な方法は、リコード法よりももう少し緩やかなライフスタイル(食、運動、睡眠)への介入に加えて、利用可能なバイオマーカー、遺伝子検査からいくつかのサブタイプに分類し、認知症へ転用可能な適応外の医薬品(ドラッグ・リポジショニング)を複数組み合わせ、早期介入と予防医療に資源を集中させることでしょう。つまり技術的にはすでに出揃っていると言いたいのです。

臨床研究や承認制度のあり方を変えるという点ではハードルが高いものの、基本的にはシステム設計変更の問題にすぎず、手探りで私と家族がそれらを実行した結果、現在の母の緩やかな病状に至っていることは疑いようがありません。

また、ブログを開設して以降、多くの患者さんが限られた家庭環境の中でできることを実行した結果、その検査と実行の度合いに応じて改善や進行スピードを遅らせることができたという報告も多く頂いています。

ボヤのうちに食い止める

そして、もうひとつ知ってほしい事実は、取り組みが早ければ早いほど回復の可能性が高まり、その後の認知機能維持が容易である、ことが、ブレデセン・プロトコルの多くの症例によって示されています。

※取り組みが遅ければ(中期や末期になって)やっても無駄ということではありません、ここには個人差だけでなく、個人の考え方にも大きく依存します。詳しくは進行ステージにおける改善可能性と課題を参考にしてください。

「認知症の初期は、神経学的、病理学的にはすでに末期の入り口にある」という事実が一般の方にリアルに認識されていないことも、この問題への取り組みのハードルを高めるもうひとつの大きな理由になっています。このことは、わたしも含め99%の方が症状が深刻になってから右往左往させ、一定レベルの改善や進行抑制はしても完全な回復のチャンスは逃しています… (コロナウイルス感染症パンデミックも初動で抑え込むことに失敗して被害と対策コストを大きくしていますが、複雑系の不可逆性と遅延反応、そして痛みを伴わなければ人は学ばないという文脈において共通しているようです。)

特に認知症(MCI)が疑われている方や診断されたばかりの方には、医師の「今は何もすることはありません、また半年後に来てください」という言葉に最大限の警戒をはらってください。

また、氾濫する認知症治療ビジネスに巻き込まれて機会費用(お金、時間、愛情)を失わないよう、その是非や実践の判断をご自身の頭でしっかりと考えていただくことを望みます。

そして、避けられるはずの10年間の苦しみが、これ以上増えないことを強く願っています。

アルハカ

サイトの概要説明 目次

  1. 母が若年性アルツハイマー病と診断されて
  2. 母の進行抑制の本当の理由
  3. 「私は母のことを、母の皮をかぶった化け物だと思っていました。」
  4. 現代医療と相性が悪い認知症
  5. リコード法 作用機序・3種類のアルツハイマー
  6. リコード法を構成する3つの軸
  7. リコード法 アルツハイマー病には36の穴がある
  8. リコード法 専門家の批判・医療制度
  9. リコード法 個人的課題(費用・時間・他)
  10. リコード法 倫理的課題
  11. リコード法 技術的課題
  12. リコード法 社会的課題
  13. アルハカ改善策
  14. 日常の改善策・伝統療法の復権
  15. 複雑な多因子疾患を治すには
  16. 早ければ早いほど回復も治療も簡単
  17. リコード法は信頼して実行するものではない
  18. 世界が注目する認知症大国日本の未来
  19. 認知症ビジネスを通じた日本の課題の解決
  20. 何もしなければ結果は最悪だが責任は回避できる
  21. 注意事項・趣旨説明
  22. 最後に
  23. 補足(情報探索・学習方法)

新型コロナウイルスについて

認知症とCOVID

当ブログは認知症に特化した情報サイトでしたが、その他の神経変性疾患について、そして2020年2月からは新型コロナウイルス感染症と関連する情報発信も始めました。現在、大きくその二本立てで構成されています。(一部、他の医療情報、難病、社会問題等、趣味も含め、幅広く扱っています。)

COVID-19の問題に取り組み始めた最初の理由は、好奇心、そして自分が関わってきた医療の中で自分に何か貢献できることがあるのではと考えたことからでしたが、結果としてこの2つの病気のメカニズムと病気への対処において失敗し続けている理由に驚くほどの一致点を見つけています。

COVID-19に魔法の弾丸は存在しない、早期治療が重要だと言われるようになってきました(我々は言い続けてきました)。これはまさに認知症や神経変性疾患の分野でも言われていることです。高齢者の方での認知症とCOVID-19の高いリスクはけして偶然ではなく、免疫老化を始めとする多くの共通する代謝的な障害のメカニズムを抱えています。

そして年齢だけではなく、肥満、高血圧、糖尿病と様々な基礎疾患が、両者の疾患の高いリスクと関連しています。このことは、患者の基礎疾患などを含めたリスク評価が必要であり、治療や予防も個人によって変化させていく必要であることを示唆しています。

しかし、未だにそのような個別化された治療・診療(システム医学)が行われていません。さらには、すでに一年半が過ぎていながら基礎的な健康状態におけるリスク要因(肥満、糖尿病、高血圧)が放置され、ビタミンDのような安全かつ容易で効果的な介入の推奨も行われず、食や睡眠、栄養、腸内環境、ストレス(少なくともマスク装着と同程度には抗COVIDのメカニズム的根拠があります)などの日常生活への介入によるリスク軽減策への支援もなければ提言もありません。

イベルメクチンは氷山の一角

イベルメクチンについても、なぜここまでこじれ社会で紛争されているのかに様々な意見を目にしているかと思いますが、このことが引き起こされる問題の全体を見渡していくなら、これはイベルメクチンにおいてたまたま起こったことではなく、より根深い多岐にわたる構造的な問題があることが見えてきます。

大企業の利益優先の製薬開発(タバコ会社で使われた戦略)、医療の教条主義、パターナリズム、9.11時代から始まっていた政府とネットメディアの水平統合の表面化(おそらく社会防衛のために正当化できると考え、ハッキングされることまで想定していなかった)、検証されていない政府と公衆衛生機関の「高貴な嘘」(ネットで誰もが情報でつながる時代において)、官僚のジレンマ(真実を語ることで職を失う)、そして現代の医療の元々あったシステム的な問題(奇しくも転換期に差し掛かっている時であった)、こういった様々なものが最悪のタイミングで組み合わさり、(創発的に?)公衆衛生機関を始めとする医療全体がパンデミックに対して非合理的としか思えない対応を繰り返しているのであろうという推測をしています。

現代医療とCOVID

現代医療という側面から見た問題としても、例えば、利益率の高い新薬の優先(適応外薬の除外)から生じる弊害は以前から知られている創薬研究上の問題だと思いますが、他にも、COVID-19のような複雑な病態、殊パンデミックという緊急時において評価に必ずしも最適とは言えないRCTなど、あまり知られていない問題も存在します。

よく持ち出されるエビデンスピラミッドの概念に対しても正当な反論が多くの研究者から提出されており、叫ばれているほど盤石なものではありません。(一方で、逸話情報を使って自由に証拠を組み立てようと主張しているわけでもないことを述べておきます)。

また、学際的な作業が必要であるにも関わらず、各分野の研究成果も系統だって統合されていません。そこに空白地帯が生まれ、唯一基礎と臨床の両方を知るスーパードクターが現れ、補おうとしているのかもしれません。そこにはある種の必然性を感じるところもあります。

誰も言及しない生命倫理違反

新しいワクチンなどの実験的医療行為に関して生命倫理の原則が無視されているという事実に、なぜ誰も言及しないのでしょうか?これは本当に驚くべきことです。安全性や有害性、ベネフィットの判断については高度に技術的な問題でもあるため、解釈や証拠、定量化の難しい不確実性をどのように捉えるかによってその是非が変わる可能性がないとは言えません。

しかし、生命倫理の違反については弁解の余地がありません。これは実行が可能だったはずのインフォームド・コンセント(中学二年生に理解できるレベルの説明、リスクの完全な開示、自由選択)、そしてオープンな議論、の省略(違反)であり、リスクの有無とは関係無い(利益が実際に上回るとしても省略できない)からです。これは功利主義的なメリットが上回るからといって犯してはいけない基本的人権のようなものです。

例えば、社会実験で、「いじめ」を助長すると人々の満足度が増加することがわかった場合、政府や社会が「いじめ」を個人に推奨したり強制することは倫理上、許されるでしょうか?「いじめ」に関しては誰もが良くないということを知っているため、即座にNOと言えます。実験的な医療について多くの人は生命倫理の訓練を受けておらず、一般の人から見て何が一線を超えてしまっているのかわかりにくくなっていることです。そして、現在のワクチンには少なくとも子どもたちではデメリットがメリットよりも大きいという証拠が強まってきており、異常の上に異常が上塗りされている状況です。

本来その監視役であらねばならないメディア全員が、このことについて理解できないのか、または黙認しているのかわかりませんが、ワクチンの是非を横に置くとしても、論点としてさえ、まったく触れようとしていません。これは利用可能な治療手段についてもです。

あまり戦争を比喩には使いたくありませんが、今起こっていることは「国民の士気(摂取)を下げてしまうから黙っておこう」「議論することは間違った印象を与える」「正しいことがだから正当化されるはずだ」(そして、一次情報を検証しない)という戦時中に起こった全体主義、情報統制の論理と変わりません。

特定の人物や事件上の人権侵害問題については騒ぎ立てる方が世の中には一定数います、その際賛成のスタンスを示すかどうかはともかくとして、少なくとも取り上げようとはします。国民全体の命に関わる人権が侵害されようとする時、これほどまでに「全員一致で」議論を抑え込もうとする、その起こったことのあまりの容易さに恐れおののいています。

そして、どれほどこれらの危険性と重大性を、少数派とは言え専門家も交えた相当数の人がロジックと証拠を元に叫んでも、周囲の過激な言葉の中で相対化され、事の重大性が届かなくなっています。(戦時中と違うのはネットの存在で、制限があるとはいえ可視化と団結が可能となったことでしょう。)

私たちはまだすべてのパズルを理解していませんが、どこを振り向いても、こういった医療、公衆衛生、政治、メディア等に関わる深刻な問題が横たわっており、そしてそれぞれが高度に技術的な問題であること背景に、支離滅裂な批判が飛び交い、その中で証拠に基づいた耳を傾けるべき合理的な意見がかき消されています。この状況が一年経過してまだ続いていることから、社会として解決の方向性が完全に失われてしまっているように見えます。。

まず出版論文をチェック

さて、自分にとって幸いだったのは、医療の抱えている構造的問題に関する予備知識が予めあったことです。そのことから新型コロナウイルス感染症の紛糾していたいくつかの話題についても、早い段階で妥当性のある情報を得ていたと思います。(過去のツイートで確認できます)

その中でも、情報ソースとして分野をまたがって一次情報としての論文を大量に読むことが習慣化していたことは大きかったと思います。何らかの真偽を確かめたいと思った時に、論文をチェックすることの重要性は、みなさんに強調してし過ぎることはありません。

一例を挙げるなら、私がFLCCC、ピーター・マカロー博士、スティーブ・キルシュ、ロバート・マローン博士らについて、おそらく日本で最初に彼らを紹介していると思いますが(少なくともツイッター上では)、これを可能にしたのは運や直感力のようなものではなく、彼らの主張することを裏付ける論文などをすでに大量に読んでいたからです。

彼らがイベルメクチン、ビタミンD、亜鉛などを推奨しているからだとか、上院でのコーリー博士の発言に感銘を受けたからとか、彼らは利害関係がないから信頼できるとか、彼らの説明するロジックに納得したから、という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、それらはどこまでもデータとしての裏付けがあって初めて意味をもつものです。それがなければ、どれだけ言葉に説得力があり、100%の善意で述べていたものだとしても、砂上の楼閣となる危険性をもちます。

プロトコルの家族的類似性

彼ら自身もまた、実践だけではなく基礎医学、薬理学、疫学調査、観察研究、RCT等あらゆる論文を読み込み、現在の治療プロトコルを作り上げています。そのため基本的にそれぞれ独立して治療方法を模索していながら、それぞれのプロトコルには複数の類似性が見られます。

この類似性には、例えば亜鉛やビタミンD、共通する作用機序をもつオフラベル治療薬、そして早期治療や多剤併用型のプロトコルといったメソッドなどに収束していきます。

彼ら全員がCOVID-19の病態生理を深く理解し、薬理学に精通し、同時に非常にたくさんの患者さんに関わっているトップドクターであるという共通項があることも見逃せません。

プラグマティズムと博愛精神

彼らの行動、発言、姿勢は「患者を助けるための最善の方法」という点で常に一貫しています。イベルメクチンのCOVID効果の最大の発見者であり提唱者でありながら、デルタ株では即座にそのポジションを変化させました。これは、彼らが特定のイデオロギーから出発していない姿勢を強く示すものです。

そうであるにも関わらず政治的レッテルを貼られたり、または好意的であっても各グループの興味のある事柄に引き寄せようとする動きもあります。あえて彼らを思想的に描写するなら、莫大な医学知識に支えられたプラグマティックな現実主義と博愛精神がその根底にあり、このことは分野は違えどコーリー博士らとブレデセン博士の共通するスピリッツとして感じ取っています。そして遠く及ばないものの、自身もそのようにありたいと願い、ブログの活動を行っています。

困ったときのPubMed

繰り返しになりますが、現在、もしコロナウイルスに関して様々な情報に振り回されて混乱していると感じているのであれば、論文、または信頼できる一次情報を読むことから始め、その上で二次情報、三次情報であるニュース記事や雑誌記事、まはた専門家の意見の整合性や是非を確認する。(繰り返し往復する)というアプローチをとることを強くおすすめします。優れた翻訳ソフトなど様々なツールの利用が可能になっており、一般の方でも少しの工夫と努力で、専門知識に手が届くことが可能な時代に突入しています。

そして一度身につければ、この技術は一生の財産になります。そして、世の中の情報の信頼が失われれば失われるほど、この最後の砦としての論文ベースの情報入手は相対的に価値を増していき、市民に浸透していくだろうと予想しています。国民の数割が実行するようになるだけでも、科学リテラシーの底上げが劇的に高まるだけではなく、企業、メディア、政府、個人等あらゆるバイアス、偏向報道、利益誘導などからも一定の距離を置くことのできる層が誕生することを可能にすると思います。こういった権威から切り離された知的独立性の高い集団が生まれれば、ゆくゆくは日本2.0を誕生させるぐらいの革命を引き起こすかもしれません。

この方法が完璧だと言うつもりはありませんが、漫然と調べて得られる断片的な情報を元に事実が何なのかと現象を捉えようとすることには、マローン博士の言う「レゴの陰謀モード」つまり、一部の真実を寄せ集め、真実と虚偽が入れ混じった巨大な論理的構造物を作り出してしまう傾向にあるように思います。そして、思想と結びつくことでより強い対立を招く危険性を危惧しています。(このことの主たる責任が「高貴な嘘」と「検閲」を行う側にあるとしても)

明確な正解を得にくい(複雑系における統計科学)臨床医学の世界において、ハッキングが行われやすい性質をもっており、さらにそれが広範囲にまたがっている場合、その中で一次情報を拾わずに得られやすい情報だけでロジックを組み立てていくと、ひどく間違った情報であっても内部での論理的整合性があることによって真実に見えてしまうのでしょう。これは賢い人ほど陥りやすい罠のようにも思われます。

レゴの陰謀モード

今回のパンデミックで私が初めて知ったこと、そして最も驚いたことは、医学雑誌、出版レベルでの検閲、情報抑制が少なくとも特定の話題において及んでいたということです。最も明白な証拠としてSARS-CoV-2起源論を思い浮かべてもらえればよいでしょう。(一方で、反論が出版されたことについて、科学の自浄作用が機能したのではないかという希望をもつこともできます。告発者の存在、そして一年以上かかったことをどう考えるかという問題はありますが…)

最大限好意的な解釈をするならば、このことが一般的な科学的素養のある方だけではなく、知識人から専門家でさえも欺かれてしまった大きな理由のひとつではないかと疑っています。日本の政府関係者はまさにハッキングされている状態にあるのかもしれません。(米国では異なる意図があるのではと囁かれていますが、理解の及ばない世界であるため、ブログではあまり触れていません。)

COVIDパンデミックに関して、ここまで正当性、権威性の底が抜けてしまっている状況では、懐疑主義にとどまらない限り、つまり一歩踏み出して何かを言うためには、「レゴの陰謀モード」に陥る危険性は、例外なく誰にでも生じうるのではないでしょうか。

逆陰謀論

「陰謀」という言葉が異なる議論を封じ込めるために使われる以上、その言葉に警戒しすぎるという逆の弊害もあります。つまり陰謀論にはまってはいけないという心理が、政府や権威性のある組織の側が作り出す側の陰謀論(高貴な嘘)を無批判に受け入れてしまったり、十分に合理的な根拠のある仮説を陰謀と片付けてしまう、逆陰謀論とでも呼べるような状態に陥る危険性です。SARS-CoV-2の武漢研究所起源説ではそれが行われたのです。

私個人は「陰謀論」という言葉そのものに最初から興味がなく、そう呼ばれようと呼ばれまいと証拠があるなら検討する、そうでないならそのレベルの扱いにとどめておくというだけのことでした。しかし専門家の陰謀論と思われることへの過剰な反応とその弊害、またはそれを知ってか知らずか相手を攻撃するためミームとなっていることを知り、想像以上に舵取りが難しい言葉なのだと考えるようになっています。

フリンジサイエンスとの付き合い方

陰謀という言葉は使いませんが、懐疑主義的な立場を尊重するならば、当サイトについても間違ったことを伝えている可能性があるとして見るべきだと思います。そしてサイトを見ていただければおわかりのように、標準医療に切り込んだ開拓的な題材も少なくないため、フィールド上、間違いを犯すリスクが高くならざるを得ないことも理解しています。

この点については、奇遇と言うべきか、フリンジサイエンスと片付けられがちなリコード法と長く関わってきたことで、医療の証拠と言われるものの境界線に触れる機会が多かったとも思います。その都度、論文へアクセスすることによって、広い意味でのリスク・ベネフィットを考慮しながら、どこで線を引くべきかだけではなく、リスクとベネフィットにどのような(一般的に試験で評価されない)変数を取り入れるべきなのかということへの感度が人一倍高くなっていたのかとも思います。

また、そういった経緯からたどりついた当ブログの独特のスタイルと言えるかもしれませんが、サイトの内容は大半が査読論文の翻訳を紹介しているに過ぎないため、実際のところ論文を読む限りにおいてサイトや管理人を信用するしないという先入観の必要性は無いとも言えます。

その意味において当サイトが陰謀論かそうでないかのレッテル貼りも(よく読んでいただけるのであれば)成立しようがありません。もし個々の記事に関して強いバイアスがあるとすれば、ほとんどの場合それは論文の執筆者や査読者に起因するからです(または医療の学問体系そのものに)。

雑誌記事など二次情報の紹介についてはその限りではありません。バイアスや誤情報の可能性が一次情報よりも高い傾向にあることは間違いないと思います。ただし、当サイトにおいて二次情報、三次情報の紹介は主張の根拠としてというよりも、主にガイドとして、わかりやすい解説目的として位置づけています。

議論のある特定の話題に関して、文献、証拠などをまったく除外して二次以降の情報(その他、逸話情報、症例報告なども含む)を中心的に扱うことはほぼありません。したがって記事翻訳などの二次以降の情報源は、(当サイトに限らず)関連する複数のソース、引用文献等を含めて読んでいただくようお願いします。

また、記事内容に私自身がすべて同意できなくとも、ほとんどの記事においてその全訳を載せているため、サイト内の記事同士で対立または矛盾する記述も存在することがあります。(科学の議論とは得てしてそういうものです。)このことは原理上、当サイトに記載の内容を主張として見なすなら100%正しいということがありえないことを意味します。

原理的バイアスによるカオス

さらに自己批判を加えるならば、どの論文や記事を選択するかというピックアップには必ず選択バイアスが入り込みます。このバイアスには少なくとも二種類あり、まず我々の能力に起因する原理的なバイアスです。

例えばCOVID-19と関連する査読論文だけでも、既に18万を超えており、どのように逆立ちしようとこのすべての論文を読んで理解することは原理的に不可能です。専門家であってもこの論文全体の1%読むことが可能かどうかといったところでしょう。

COVID-19の中のそれぞれの分野、サブカテゴリが独立しているため、問題がないという人もいるかもしれませんが、パンデミックの文脈ではそれぞれすべてが関連しあっています。何を選択し何を選択しないかという公衆衛生的な判断を下すときには、個々の技術的な深い理解が本来なければ実行ができません。

そのためのメタ解析、系統的レビューがあるという方もいらっしゃるかもしれません。これは一理あると思います、また意見が一致している場合には結論を導き出すことができるでしょう。しかし、イベルメクチンのように相反するメタ解析がある場合はどうでしょうか?mRNAワクチンのような新しい技術で長期的データが限られており、かつ専門家同士で予測に対する意見が異なる場合はどうでしょうか?

往々にして悪魔は細部に宿ります。これはすべてのCOVIDパンデミックに関わる関係者、専門家に関係する議論です。この原理的なバイアスをどう克服するのか、情報を統合していく伝統的なシステムは存在しますが、それらが本当に正常に機能しているのでしょうか?少なくともそれはパンデミックに最適化されたものではありません。

肥大化し誰にも手に負えなくなった巨大な情報をどのように扱うべきなのか(デジタル権威主義?)というより大きなテーマにつながっていくのかもしれませんが、その手前でもう少し可能な実務的議論の落とし所があると思います。

仮に、自分の無知を理解できている専門家らは押し黙り、無知を知らない専門家らが断定的に主張するのだとすれば、我々が目にしている専門家は理解できていない人たちの集合ということになります。

限られたバイアスの回避

そしてもうひとつのバイアスは、利用可能な情報を得た上で、自分にとって都合の良い情報をピックアップすることです。これは原理的というよりも、個人の好みやこだわり、利益誘導など倫理的な問題などで、実際はともかく理論的には避けることが可能なバイアスです。

少しでもこの選択バイアスを軽減するために(チェリーピックを避けるために)同意できるかどうかに関わらず、翻訳では、反対意見や研究の限界を含めた全訳をほとんどの場合行っています。そして、自分が関心をもった部分は抜粋するのではなく下線、強調のみに留めることで透明性を高めようとしています。両論が記載されいてる系統的レビューやメタ解析の割合も少なくないことから、個人ブログの求められる立ち位置としては比較的強いバイアスからは逃れているのではないかと期待しています(ただしツイート内容は文字数制限があるためその限りではありません)。これらの最終的な判断は読者の方に委ねたいと思います。

一点付け加えるならば、こういったメタバイアスはむしろ主流メディア(関連大手企業)の側により深刻な問題(権威性、視聴者の数、スポンサーの影響等、利益相反)があり、かつほとんど見過ごされている問題です。生命倫理の問題にふれるメディアがいないことがその最たるものです。そこには何がそのバイアスをもたらすのか(隠された利益なのか、明示された思想なのか)というバイアスの健全性の問題もあります。

またグーグルやYouTube、フェイズブック、さらには程度の差はあれ医学研究、医学雑誌の査読にまで検閲や規制が及んでいることを示唆する証拠も少なくありません。このことが、一般の人だけではなく、研究者や医師であっても事態の難読化とバイアスの強化、そして対立につながっているのかもしれません。(これはかなり穏やかな解釈です)

将来への希望と不安

現在、全世界で「何かがおかしい」と感じ取る人の数は増えつつあります。おそらくターニングポイントは超えました。ゆえに時が解決する問題に移行したとは思います。問題は、その全貌がマジョリティーに広く理解されるのにどれだけ時間がかかるかであり、時間がかかることに伴う人々の苦しみ、犠牲も指数関数的に大きなものとなります。

しかし、上記の認知症の方への「実行可能なオプション」で述べたこと同様に、COVID-19についても個人レベルでは準備、創意工夫できることは多くあります。幸い認知症への取り組みと比較すればCOVID-19への取り組みは、比べ物にならないほど容易です。実行の難易度は主に実行そのものの難しさではなく、データに基づく独立したロジカルな思考と、集団思考から脱却できる勇気にかかっているといっても過言ではありません。

まずは生き残ることですが、すべてが白日の下に晒された時、今日の決断があなたの残りの人生にどれだけ微妙な影響を残し続けていくことになるのか、このことにも希望と不安を感じています。私は個人であるあなたの選択に賭けています。

「新型コロナウイルスについて」の昨年9月時点での管理人のCOVID-19に対する考えをまとめています。基本的には変わっていませんが少し古い内容となっています。

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自宅でできるCOVID治療の手引き あなたの命を救う、医師によるステップ・バイ・ステップ計画
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FLCCC

ホーム| FLCCC | Front Line COVID-19 Critical Care Alliance
のI-MASK+ 予防と早期外来治療プロトコル COVID-19' そしてその 'MATH+ のための病院治療プロトコル COVID-19'は、救命救急医療のリーダーグループであるFLCCCAllianceによって作成された生理学に基づく併用療法レジメンです。 私たちのプロトコルのすべての成分医薬品は、十分に承認され、...
https://twitter.com/i/events/1342689410098184193

COVID-19プロトコルの日本語翻訳
FLCCCアライアンス| 予防と治療のプロトコル COVID-19 | 翻訳
ここに私たちの予防と治療プロトコルの翻訳があります COVID-19 22の言語に。 ザ・ I-MASK+ 及び MATH+ のプロトコル COVID-19 救命救急医療のリーダーによって作成された生理学に基づいた併用療法レジメンです。

MATH+プロトコル 病院での治療プロトコル

MATH+は病院でのCOVID-19治療プロトコルですが、イベルメクチン、フルボキサミンの入手が難しい個人での治療の代替として、ここに記載のいくつかの医薬品(ファモチジン、スタチン、シプロヘプタジンなど)が参考になるかもしれません。ただし個々の薬剤の効果はIVM、FLVと比較すると限定的であると考えてください。

MATH+プロトコル(病院での治療)
MATH+ Protocol - FLCCC | Front Line COVID-19 Critical Care Alliance
The MATH+ Hospital Treatment Protocol for Covid-19 is a physiologic-based combination treatment regimen created by leaders in critical care medicine.

https://covid19criticalcare.com/wp-content/uploads/2021/06/FLCCC-Alliance-MATHplus-Protocol-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E-Japanese.pdf

2021年8月11日 FLCCからの緊急告知

体重60kgの場合

発症直後 24~36mg 食後に摂取!

高リスクの予防 12mg 週2回!

管理人のコメント:FLCCCの新しい推奨摂取量が多すぎるのではないかという意見を目にします。通常イベルメクチンは、例えばバファリンやアスピリンなどといった薬剤よりも安全性が高いと考えられている薬剤であり(薬剤有害事象報告のデータベースに基づく)、FLCCCが推奨する治療における高用量投与においても、いくつかの臨床研究から安全性はほとんど変化しないことが示唆されています。

一方、高用量の長期的な予防投与に関しては、治療投与と比較すると頑健なデータが相対的に不足しています。したがって摂取する方の死亡・重症化リスク(年齢・基礎疾患、肥満等、その他の予防・治療手段の有無等)の高さと比べて、どれだけ投与するかというリスク・ベネフィットに基づいた判断を行うことが、他の薬剤・ワクチンと同様に有用であろうかと思われます。

イベルメクチン高用量投与の安全性:システマティックレビューとメタアナリシス
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成人COVID-19患者におけるイベルメクチン高用量投与の抗ウイルス効果。概念実証のための無作為化試験
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FLCCC I-MASKプロトコル(予防と早期外来/在宅治療)

I-MASK+ Protocol - FLCCC | Front Line COVID-19 Critical Care Alliance
The MATH+ Hospital Treatment Protocol for Covid-19 is a physiologic-based combination treatment regimen created by leaders in critical care medicine.

※英語版でアップデートされています。

新 I-MASK+のよくある質問
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I-Mask+プロトコル アップデート 仮訳(2021年8月26日)

予防プロトコル(デルタ変異株用)
  • イベルメクチン 1回0.2mg/kg(食前または食後に服用)-週2回、地域で疾病リスクが高まっている限り

COVID-19曝露後の予防

1回0.4mg/kg(食前または食後に服用) – 当日1回服用し、48時間後に繰り返す

  • うがい薬(マウスウォッシュ)

1日2回 – 塩化セチルピリジニウム入りの消毒用マウスウォッシュ(ScopeTM、ActTM、CrestTMなど)またはリステリン(エッセンシャルオイル入り)でうがいをする(飲み込まないように)。

  • ビタミンC 500~1,000mg/日×2
  • ケルセチン 250mg/日
  • 亜鉛 30~40mg/日(亜鉛)
  • メラトニン 就寝前に6mg(眠気を催す)
早期治療プロトコル(デルタ変異株)
  • イベルメクチン

1回0.4~0.6mg/kg(食前または食後に服用) – 1日1回、5日間または回復するまで服用する。

以下の場合は、上限量を使用する。

  1. 攻撃性の高い変異株が存在する地域(例:デルタ株)
  2. 症状が出てから5日目以降に治療を開始した場合、または肺病期に治療を開始した場合、
  3. 複数の併存疾患・危険因子がある場合。
  • ニタゾキサニド(Nitazoxanide)

500mgを1日2回、5日間、食後に投与する。

イベルメクチンと併用するか(好ましい)イベルメクチンが入手できない場合は代替する。

(ニタゾキサニドは米国では入手できないか、価格が高いことが多い)

  • 抗ウイルス剤のマウスウォッシュとヨウ素の鼻腔スプレー
    • マウスウォッシュ

1日3回のうがい(飲み込まないこと。クロルヘキシジン、ポビドンヨード、または塩化セチルピリジニウムを含む)。

    • 鼻腔スプレー

1%ポビドンヨードの市販品を指示通りに1日2~3回使用する。1%製品が入手できない場合は、より広く普及している10%溶液を最初に希釈し、4時間ごとに両鼻に4~5滴ずつ塗布する必要がある。(妊娠中は5日を超えてはならない)

画像

  • ダブル抗アンドロゲン療法
  1.  デュタステリド(Dutasteride)2mgを1日目に投与し、その後1日1mgを10日間投与する。デュタステリドが入手できない場合は、フィナステリド10mgを1日1回、10日間使用する。
  2. スピロノラクトン 100mg 1日2回 10日間
  • フルボキサミン 50mgを1日2回、10日間

上記の基準1,2,3を満たす(イベルメクチンの項参照)高リスクの患者で、

  1. ニタゾキサニドとイベルメクチンの併用が使用されていないか、使用できない場合、
  2. 抗アンドロゲン療法が使用されていない場合。

※患者がすでにSSRIを服用している場合は避ける。

  • モノクローナル抗体療法

カシリビマブ/イムデビマブ 65歳以上、肥満、妊娠、慢性肺疾患、慢性心臓疾患、慢性腎臓疾患、糖尿病、免疫抑制、発達障害、慢性気管切開、経管栄養など、1つ以上の危険因子を持つ患者には、それぞれ600mgを単回皮下注射する。

  • アスピリン 325mg/日(禁忌の場合を除く)
  • ビタミンD

カルシトリオール0.05mgを1日目に投与し、その後0.025mgを7日間毎日投与する。
代替手段:カルシフェジオール0.2mgを1日目、3日目、7日目に投与し、その後回復するまで毎週投与する。

  • ビタミンC 500~1,000mg 1日2回
  • ケルセチン 250mg 1日2回
  • 亜鉛 100mg/日
  • メラトニン 就寝前に10mg(眠気を催す)
  • パルスオキシメーター 酸素飽和度のモニタリングが推奨される(手順は2ページ目を参照)

予防と早期外来(在宅)治療プロトコル 英語オリジナル

早期治療プロトコル

Alzhacker 在宅治療プロトコル(緊急用・暫定案)

2021年8月20日

仮に管理人が何の準備もしていない状態でコロナウイルスに感染し、医療機関に頼ることができず在宅治療を迫られた場合にどうするか?何を選び、どう取り組むか考えてみました。

Alzhacker 在宅治療プロトコル(緊急用・暫定案)
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わからない点などは、COVID-19のオプチャを利用して質問してください。

発症後、医療機関に頼れず緊急を要する場合、(返事のお約束はできませんが)ツイッター @Alzhacker のDMを利用してください。

免疫応答の最適化(長期的な対策)

今回のパンデミックでは、SARS-CoV-2は自然免疫を抑制することが初期の病原性メカニズムのひとつとしており、さらに変異株の増加に伴って獲得免疫の有効性が全体として低下してきていることから、社会環境、基礎疾患の改善、食、睡眠、運動等、腸内環境等、総合的な免疫力の最適化による予防戦略の重要性が高まっています。

COVID-19の時代にウイルスに対する自然免疫を高める 虚構から事実を解き明かすために
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COVID-19パンデミックにおける補完的・統合的医療の意義 文献の質的レビュー
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健康的なライフスタイルの実践による免疫力の強化 COVID-19の管理における生活習慣の介入に関する推奨事項
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免疫応答に影響を与える要因

Nutrition and immunity: lessons for COVID-19
The role of the immune system is to protect the individual against pathogenic organisms. Nutrition is one of multiple factors that determines the immune respons...

ワクチン・集団免疫関連

ハーバード大学の疫学者Martin Kulldorff氏が、ワクチンパスポート、デルタバリアント、COVIDの「公衆衛生上の大失敗」について語る。
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C-19 パンデミア Qo vadis, homo sapiens?
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EUA下でのCOVID実験用ワクチン展開の生命倫理:そろそろ立ち止まって、何が起こっているのかを見てみよう
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デレク・スローン議員、医師や科学者への検閲に懸念を表明 - 2021年6月17日
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RE: 2021年5月26日までのイエローカードデータ(ワクチン)の緊急速報
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不完全なワクチン接種は強毒性病原体の感染を促進する
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The Ripple Effect Podcast #338 (Dr. Robert W. Malone | mRNAワクチンの発明者が語る)
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ワクチンへの躊躇が許容される理由について 医学雑誌に掲載された50の情報源に基づく
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検閲・陰謀論・偽情報・利益相反

医療の誤報・偽情報・検閲
「医療の誤報・偽情報・検閲」の記事一覧です。

Long-COVID(コロナ後遺症)

I-RECOVER(アイリカバー)Covid-19の予防と治療のためのプロトコル
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Long-COVID カテゴリー

Long-COVID/コロナ後遺症
「Long-COVID/コロナ後遺症」の記事一覧です。

遠隔医療相談への登録(英語)

Covid Long Haulers

イベルメクチン

広大なイベルメクチンのエビデンス

COVID-19におけるイベルメクチンのエビデンスの要約
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イベルメクチンの作用機序

北里大学ホームページ(COVID-19対策 北里プロジェクト)

北里大学 大村智記念研究所 感染制御研究センター
イベルメクチンのCOVID-19に対する臨床試験の世界的動向

https://kitasato-infection-control.info/swfu/d/ivermectin_20210330_j.pdf

イベルメクチンに対する公衆衛生機関の不規則な行動と広範な虚偽情報キャンペーンに関する FLCCC アライアンスの声明

https://kitasato-infection-control.info/swfu/d/ivermectin_20210518_j.pdf

イベルメクチン関連イベントのタイムライン

2020年4月から 2021年3月下旬までのイベルメクチン関連の出来事を時系列で紹介

研究、出版、政府の政策形成の現状を含めて、イベルメクチン論争を概観することを目的としたもの。

COVID-19パンデミックにおけるイベルメクチン関連イベントのタイムライン
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その他 重要なイベルメクチン関連記事(翻訳)

ピエール・コーリー医師の上院証言 イベルメクチン Covid-19を治療するための奇跡の薬?なぜ我々以外の誰もが気にしないのか…どういうことなんだ?
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SARS-CoV-2をベルギーから根絶する計画とイベルメクチン緊急試験案の発表
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イベルメクチンに関するよくある質問 ピエール・コーリー博士とポール・マリク博士による回答(FLCCCアライアンス)
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COVID-19の予防と治療におけるイベルメクチンの有効性を示す新たなエビデンスのレビュー
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FLCCCアライアンス 2021年1月14日付けのCOVID-19におけるイベルメクチン使用に関するNIH(アメリカ国立衛生研究所)ガイドライン委員会勧告への回答
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COVID-19へのイベルメクチン使用に関するBIRD勧告(機械翻訳+微修正)
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専門家評価報告書 イベルメクチンの医学的安全性
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イベルメクチンの証拠は不十分か?何と比べて?

アメリカ感染症学会(IDSA)は、過去の44のガイドラインと6600の推奨事項についてレビューした。指針となるRCTが、少なくとも1つあったのは16%のみ。残りは専門家の意見または観察研究に基づく。イベルメクチンのエビデンスは31のRCT、32のOCT、26,000人の患者を含み、死亡率、入院、回復までの時間、ウイルスクリアランスに大きな統計的に有意な減少を認めている。IDSAは、NIHからの研究費に釣られて、推奨していない。(できない。)ピエール・コーリー博士のツイート

Quality and strength of evidence of the Infectious Diseases Society of America clinical practice guidelines - PubMed
The IDSA guideline recommendations are primarily based on low-quality evidence derived from nonrandomized studies or expert opinion. These findings highlight th...

上記のガイドライン、推奨事項がパンデミックのような「緊急時」ではなく「平時」に決定されたものであるということを思い出すことは、イベルメクチンに要求される証拠基準の異常なまでの高さを再確認する良いきっかけになるかもしれません。マスク装着に関する高品質のRCTがどこにあるのか、調べてみると良いかもしれません。

イベルメクチンの証拠が十分ではないと考えている方へのお勧め論文
新しい証拠のピラミッド
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無作為化比較試験の考察
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エビデンスに基づく実践における経験の役割
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マスク、メカニズム、COVID-19:パンデミック政策立案における無作為化試験の限界
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医学の原理主義者たち
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因果関係を評価した観察研究で医療の意思決定に役立つ 米国胸部外科学会公式リサーチステートメント
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エビデンスに基づく医療から医療に基づくエビデンスへ
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大規模無作為化試験-臨床研究への誤ったアプローチ
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エビデンスに基づく医療のダークサイド
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健康上の意思決定のためのエビデンス - 無作為化比較試験を超えて
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米国感染症学会の診療ガイドラインの質とエビデンスの強さ
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ナラティブレビューに対するシステマティックレビューの偽りのヒエラルキーに挑戦する時が来たのか?
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無作為化試験に失望する5つの理由
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「方法崇拝」(Methodolatry)、RCT、そして還元主義の限界 第1部
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リアルワールド・エビデンス - それは何なのか、何を教えてくれるのか?
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リアルワールド(実世界)のデータは本当に無作為化臨床試験に取って代わることができるのか?
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リアルワールド・エビデンス? I-MASK+プロトコル、イベルメクチンはCOVID-19の予防と早期治療の鍵を握る
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EBM・RCT
「EBM・RCT」の記事一覧です。

想像以上の大手製薬会社の影響力

偽情報のプレイブック(作戦帳) ビジネスの利害関係者が、公衆衛生と安全を犠牲にして、どのように欺き、誤った情報を伝え、影響力を買うか
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キャンベル博士 抗ウイルス剤にかけるお金 & イベルメクチンに関する公式レビュー/3回目の対応の要請 緊張関係
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COVID-19 資本主義 利益動機 対 公衆衛生
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COVID-19が明らかにする21世紀の資本主義の姿 逆境とチャンス
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ビッグ・ファーマがビッグ・タバコの戦略を利用してイベルメクチンを倒す
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製薬会社からの支払いは日本の医師の医療過誤を助長しているのか?
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NIH COVID-19パネルのメンバー10人が製薬会社とのつながりがあることが明らかに:なぜイベルメクチンが放置され、2つの薬が推進されたのか?
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科学がいかにしてウイルスを倒すか そして、その過程で失ったもの
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「あまりにも複雑すぎる」なぜ、グローバルヘルスでは分断化が続くのか
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進歩の代償 アルツハイマー病の薬剤開発の資金調達
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立証責任は誰にあるのか?

本来であれば政府や公衆衛生機関が行うべき試験・研究を行ってこなかった中で、医師が患者を診る忙しい業務の傍らで行ってきた試験に、利害関係の疑わしい団体が検閲や難癖をつけているという何重にもねじれた構造が根底にあります。ここを理解していない方が多いため、批判それ自体のおかしさもさることながら、自らは何も行動せず、検閲には黙認を貫き、ことさら批判と嘲笑だけはするという団体組織や関係者の異様さがぼやかされているようにも見えます。つまみ食いのような批判しかしない彼らにその義務(立証責任)はまったくないのでしょうか?

適応外での処方はこれまでも一般的に使用が認められているものであり、さらに加えてCOVID-19の患者への害が最小限であることがわかっている場合、効果の不確実性を踏まえた上でも利益を最大化させる論理的な選択肢は投与することです。

検閲については黙認?

https://alzhacker.com/sen-johnson-and-dr-pierre-kory-on-the-impact-of-censorship-in-fight-against-covid19/

イベルメクチンの利用が可能な施設・病院・コールセンター

北里研究所
【新型コロナウイルス感染症に対するイベルメクチンの医師主導治験】

患者リクルートを目的としたコールセンターを設置しました

【新型コロナウイルス感染症に対するイベルメクチンの医師主導治験】患者リクルートを目的としたコールセンターを設置しました|学校法人北里研究所
学校法人北里研究所の公式サイトです。北里研究所の歴史と成り立ち、取り組み、ご支援のお願い、採用情報などの活動や情報、学校法人北里研究所に関する概要や最新情報をご覧いただけます。

北里大学 治験参加病院のリスト

臨床研究実施計画・研究概要公開システム
  • 医療法人徳洲会 東京西徳洲会病院(東京都)
  • 医療法人財団 荻窪病院(東京都)
  • 一般財団法人自警会 東京警察病院(東京)
  • 学校法人 聖路加国際大学 聖路加国際病院(東京都)
  • 一般財団法人自警会 東京警察病院(東京都)
  • 東京都立墨東病院 (東京都)
  • 学校法人北里研究所 北里大学病院(神奈川県)
  • 医療法人徳洲会 湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)
  • 神奈川県厚生農業協同組合連合 相模原協同病院(神奈川県 )
  • 医療法人社団 晃悠会 ふじみの救急病院(埼玉)
  • 日本赤十字社 成田赤十字病院 (千葉県)
  • 医療法人徳洲会 宇治徳洲会病院(京都府)
  • 国立病院機構 舞鶴医療センター (京都府)
  • 滋賀医科大学医学部附属病院(滋賀県)
  • 社会医療法人厚生会 木沢記念病院(岐阜県)
  • 岡山大学病院(岡山)
  • 独立行政法人労働者健康安全機構 岡山労災病院(岡山)
  • 地方独立行政法人岡山市立総合医療センター 岡山市立市民病院(岡山)
  • 広島大学病院(広島)
  • 苫小牧市立病院(北海道)

適応外薬 再利用薬 ヒドロキシクロロキン・フルボキサミン・IVM等

NIHとWHOのコービッド治療の推奨事項には修正が必要か?
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関連書籍

「Ivermectin for the World」イベルメクチンを世界へ

早期治療・HCQ、イベルメクチン、現在進行系のドキュメンタリー

書籍「Ivermectin for the World」 はじめに
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書籍「Pandemic Blunder/パンデミックの失策」
書籍「Pandemic Blunder/パンデミックの失策」 ファウチと公衆衛生は早期在宅コロナウイルス治療を阻止した 第一部
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フルボキサミン

フルボキサミンFAQ by スティーブ・キルシュ
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COVID-19の治療法はあるのか?(旧)COVID-19早期治療基金(CETF)の事務局長スティーブ・キルシュ氏のQuoraへの投稿
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フルボキサミンはCOVID-19患者を病院や集中治療室から遠ざけることができるか?
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フルボキサミン その作用機序とCOVID-19での役割のレビュー
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リコード法について

当記事のリコード法に関する記事を利用するにあたって、リコード法開発者であるデール・ブレデセン博士の著書「アルツハイマー病 真実と終焉」(日本語訳)が出版されていますので、そちらを読んで頂いた上で、当記事を利用していただくようお願いします。

英語書籍がOKな方であれば、出版されたばかりの「The End of Alzheimer’s Program」をおすすめします。より実践的な内容へと大幅にアップグレードされています。

または、リコード部、またはリコード法オプチャに参加していただき、2冊めの原著を購入したことを証明するレシート、画面などを管理人に見せていただくことで、メンバーで読書会を行った時の仮翻訳ページにアクセスすることもできます。

リコード法 関連書籍

The First Survivors of Alzheimer’s」(アルツハイマー病の生存者たち:患者が人生と希望を取り戻すまで)2021年8月出版(英語)

アルツハイマー病の最初の生存者たち:患者が人生と希望を取り戻すまで
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The End of Alzheimer’s Program」2020年8月出版(英語)

「The End of Alzheimer's Program」目次と各章の冒頭文
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各章の翻訳全文は限定公開にしています。原著を購入した頂き、購入証明を提示して頂いた方にパスワードをお知らせしています。

アルツハイマー病 真実と終焉」(日本語訳) 2018年2月出版

The End of Alzheimer’s」 (英語)2017年8月出版

その他の関連サイト、文献は当ページ下段に記載しています。

リコード法の治療

治療の総合目標

治療目標を大きく総括すると、除去、回復力、再構築の3つにまとめることができます。

  • 認知機能の低下に寄与する暴露の除去
  • 最適な健康サポートによる回復力
  • 神経ネットワークの再構築

これらを実現するために以下の7つの目標を掲げています。

  1. インスリン抵抗性に対処する
  2. ケトーシスを得る
  3. 栄養、ホルモン、栄養因子(成長因子)サポートのすべてを最適化
  4. 炎症の解消・予防
  5. 慢性病原体の治療
  6. 生物毒素などの毒素を特定して除去
  7. 睡眠時無呼吸症候群を取り除き睡眠を最適化

リコード法 7つの基本要素

治療手段としては大きく7つのカテゴリーにわかれます。

  1. 食事
  2. 運動
  3. 睡眠
  4. ストレス軽減
  5. 毒素の解毒
  6. 認知機能増強・脳トレ
  7. サプリメント

以下の記事に各カテゴリーに関しての(管理人の解釈する)リコード法の各治療の方針と補足的な説明をまとめています。

リコード法治療の7大要素<概説>
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リコード法 各プロトコルのガイドライン

リコード法の前身であるMENDプログラムで用いられていた25+5の治療項目をリストアップしています。リコード法も進化しているため、この長大なリストでさえもざっくり感がありますが、治療プロトコルの基本は、この内容に沿ったものだと思ってもらっても良いと思います。

記事の説明にあるように30項目のすべてを実行する必要があるというわけではなく、検査によって不要なものであったり、実行内容が変わることがあります。

リコード法 基本計画概要 30の治療プロトコル
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リコード法の実践と課題

リコード法を実行する上で考えられる障害要因を、これまで寄せられた体験談も取り入れてまとめてみました。

リコード法の難易度を決定する10の要因
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リコード法は、進行ステージだけで判断できるわけではありませんが、実行の判断、治療の目的とする考え方もMCI、初期、中期、後期で大きく変わってきます。

本来はこういった個人差がある事柄の一般化は、過小な効果の評価による機会の損失、または反対に過度な期待を与えてしまう両方の側からのリスクがあります。しかし、不明瞭なままにしておくことが、かえって弊害が大きくなると考えたため作成しました。管理人の主観的な解釈が含まれていることを念頭に、また改善可能性は刻一刻と変化しつつあることも含めた上で参考にしてください。

リコード法 進行ステージにおける改善可能性と課題
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リコード法を実行してみたが改善を示さない、という人が見落としがちな16のポイント。「The End of Alzheimer’s Program」からの翻訳です。

リコード法 実践してもうまくいかない人のためのトラブルシューティング(第22章)
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リコード法の検査と治療

リコード法 タイプ診断・検査項目

リコード法における1型、1.5型、2型、3型(4型、5型)の特徴や検査値などの概要です。

アルツハイマー病(リコード法)タイプ診断 概要
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認知症未発症段階での認知症予防検査一覧です。日本では検査機関がまだ未整備であるため、この予防検査が実質リコード法の基本的な治療のための検査として用いられています。

認知症予防診断検査 コグノスコピー 概略
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コグノスコピーを基本とする内容ですが、検査値のぞれぞれの詳細を書き加えています。

認知症予防診断検査 コグノスコピー(詳細リスト)
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認知機能低下予防のための検査 PreCode(プリコード)

認知症発症後やMCIの方への治療検査ではなく、将来の認知機能の低下を防ぐための最小限に構成された予防検査(PRECODE)です。日本で可能な検査も多いため、リコード法の治療検査が難しい方は、これらの検査だけでも受けられることをおすすめします。

PreCODE(プリコード)認知症予防検査 概要と検査項目
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リコード法の検査機関・検査費用

リコード法に肯定的な医療機関のリストを、リコード部のうにさんが作ってくれました。

【改定中】リコード法フレンドリーの病院リスト

日本ではハードルが高いリコード法の検査ですが、リコード法を実行する上で避けて通れないため、検査と実行プランをたたき台として作成してみました。

リコード法の検査方法・検査機関(草案)
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検査項目の費用と、検査可能な範囲の違いを機関別、難易度別にまとめてみました。

リコード法の検査費用と検査項目の難易度別
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病院関係者の方へ リコード法と関連する検査

多くのリコード法を実践したいと考える患者さんが、リコード法関連の検査を受けてくれる病院を見つけることができず未検査のまま実施しているのが日本の現状です。検査のみならずリコード法のアドバイスや指導を行ってくれる病院が広がってくれることが理想ですが、異なる分野、リソースの制約、混合診療の問題など様々な懸念事項があることも承知しています。

まずはリコード法と関連する検査のうち可能なもの、例えばリコード法の予防検査項目だけでもセットを組んで実施していただけると、現在自主的に行っている認知症患者さんの大きな助けとなります。リコード法検査の導入を検討していただくよう切にお願いいたします。

アルツハイマー病のリスク因子

アルツハイマー病 36の発症因子(ブレデセングループ)

ブレデセン博士のAPP依存性受容体仮説に基づく、アルツハイマー病発症36の寄与因子。(現在は50以上に増加しています。)多少専門的な内容になります。

ブレデセンプロトコルでは特に各プロトコルに参照文献が付随しておらず、各因子・標的についての記事内容や文献等は管理人が調べたものです。

アルツハイマー病・リコード法(36の発症因子)
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リコード法のアルツハイマー病36の発症因子は、主にアミロイドβの増加要因の上流に位置するものが取り上げられています。それら以外にも、アルツハイマー病の進行に伴う下流の事象や、アミロイドとは直接的な関連性が弱いが、アルツハイマー病発症リスクに寄与しうる因子もまだ多く存在するように思われます。それらを管理人が覚書として記録しているものです。乱雑にまとめています。

アルツハイマー病 その他関連因子(覚書)
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アルツハイマー病 12の危険因子(ランセット委員会の報告)

教育不足、高血圧、聴覚障害、喫煙、肥満、うつ病、運動不足、糖尿病、社会的接触の少なさ、過度のアルコール消費、外傷性脳損傷、大気汚染

認知症の予防、介入、ケア:ランセット委員会の2020年報告書
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アルツハイマー病発症に寄与する潜在的な400~600の因子

アルツハイマー病の予防と回復 序文・目次・要旨
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アルツハイマー病の新しい医療

アミロイド仮説の限界

アルツハイマー病臨床試験 救済の道へのハードル
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アルツハイマー病のマルチモーダル(集学的)治療について

認知症患者の認知力向上のためのマルチモーダル非薬物療法介入の混合法システマティックレビュー
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アルツハイマー病のリスク要因を軽減する包括的なマルチモーダル戦略は、認知機能障害者における代謝の側面を改善し、認知機能低下を相殺する
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アルツハイマー病に対する疾患修飾併用療法の根拠

  • 複数の複雑な生物学的経路がこの疾患(アルツハイマー病)に関与している。
  • これらの経路内には、幅広い範囲の薬物投与可能なターゲットが存在する。
  • 臨床的に意義のある効果を得るためには、複数の経路または2つ(またはそれ以上)の点で同じ経路を標的とすることが必要である。
  • 単剤療法は、それ自体が中程度の臨床効果を有するものであっても、組み合わせることにより、相加的または相乗的な効果が得られる場合がある。
  • 2種類以上の疾患修飾剤の使用は、各薬剤の投与量をより小さく、より安全な可能性にすることを可能にし得る。
  • 生物学的メカニズムの進化に伴い、一連の薬剤の使用、または組み合わせが、疾患の連続性に応じて必要とされる可能性がある。
  • 規制当局(食品医薬品局)は、併用療法の概念を支持しており、2つ以上の新薬を併用するための共同開発のためのガイダンスを発表している。
  • 臨床医は、多くの疾患の治療のために治療法を組み合わせることに慣れている
アルツハイマー病の併用療法の進展
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統合医療・精密医療・システム生物学

生活習慣病の精密医療 未来の道?
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アルツハイマー精密神経学の革命 システム生物学と神経生理学の通路
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精密臨床試験:神経行動障害の精密医療にたどり着くためのフレームワーク
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現在の臨床研究・エビデンスの限界

研究方法・科学全般
「研究方法・科学全般」の記事一覧です。

アルサプ・プログラム

アルサプについて、詳しくはリンク先の記事に書いていますが、サプリメントを中心にリコード法などのライフスタイル介入を組み入れて作った、検査が難しい人のためのアルツハッカープロトコルです。

アルサプ認知症回復プログラム はじめに
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アルサプ認知症回復プログラム <標準> スケジュール
...
アルサプ認知症回復プログラム<標準>+タイプ別 (iHerb購入リンク先)
...

交流・お問い合わせ・SNS各種

地域コミュニティ

リコード仲間は必須

現状、患者同士の協力なくリコード法を実行していくことは技術的にも精神的にも行き詰まり、認知症治療を一緒に行っていくコミュニティーは、絶対的と言っていいほど欠かせない要素だと感じています。

…と常々思うのですが、時間不足もさることながら、管理人のわたしが、コミュニティーを作ってぐいぐい人を引っ張っていくような社交タイプではなく、一番苦手かつ、みなさんの助けを求めているエリアです。。

地域グループで認知症を打破!

そういうわけで、リコード法の考え方や方法に理解を示し、かつ苦しんでいる認知症患者さんを放っておけないというスーパーボランティア尾畠さんのような方を求めています(そんな奇特な人はいない?)。

有志の方で是非、各地域で、知識を身につける勉強会であったり、挫けそうになった時に励まし合うことのできる、小さな認知症治療グループを立ち上げていただくよう切にお願いしますm(_ _)m。 管理人もこれから、グループに対して優先的にサポートしていきたいと考えています。

詳しくは、リコード部、またはスカイプチャットなどでお尋ねください。現在皆で話し合っている準備段階にあるため、すでにある地域コミュニティに参加するというよりも、作っていく側に回っていただく必要があります。といっても地域の仲間を見つけて「ちょっと始めよう」というぐらいの感覚で十分です。

共に旧世代の認知症医療を草の根運動で打破していくことが、けして大げさな話しではなく、認知症患者さんとその家族を救うための、現実的に残された最後の手段であると信じています。

リコード法体験談
リコード法実践者の体験談投稿
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オフ会・勉強会

今年で3回目となるリコード法(リコード部)&アルツハッカーオフ会を3月~4月頃予定していましたが、コロナウイルスにより現在未定となっています。

オンラインのオフ会はどうかと今、グループで話しあっています。毎月の認知症治療勉強会なども検討中です。

LINE オープンチャット

リコード法について話し合うラインのチャット(オープンチャット) を始めてみました。試行錯誤中ですが、リコード法と関連する話題なら雑談、愚痴など何でもOK。

オープンチャット「リコード法」

リコード法実践者が集まるオプチャです。リコード法と関係するなら何でもOK

オープンチャット「地元でリコード法【ジモリコ】準備室」New!(承認制)

お住まいの都道府県または市町村でリコード法の仲間を見つけ、地域グループを作る、地域の情報交換を行うといった、よりリアルでのグループ活動を支援していくことを目的としたリコード法のオプチャです。発足したばかりで試行錯誤のため準備室として進めています。

オープンチャット「Alzhacker」

アルツハッカーに関することなら何でも。サイトでリコード法、COVID-19以外にも手広く扱うことになってきたため、その他オプチャとしても機能しています。管理人に直接的な質問等があればこちらにお願いします。またアルサプに関する質問や話題も、こちらでお願いします。

オープンチャット「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」

ALS患者さんとの関わりが増えてきたことからオープンチャットを始めました。医学情報を中心に進行の抑制と改善を目指すオプチャです。

オープンチャット「COVID-19 医学・医療情報に基づく予防と治療」

COVID-19 医学・医療情報に基づく予防と治療
COVID-19の医学と医療に関する情報を文献ベースで議論したり交流することを主要な目的とするオプチャ。ソーシャルメディアによる言論抑制が激しさを増しており、管理人Alzhackerのバックアップとしても使わせてもらっています。

ツイッター

役に立ちそうだと思ったリコード法関連ニュース、認知症や認知機能、健康情報などをつぶやいています。最近はコロナウイルス、イベルメクチン関連のツイートが多いです。

Google Meet

月に1~数回、夜9時から約1時間半、不定期ですが、頂いた質問やコメントに対して、または最近興味をもった論文の内容など、主にリコード法を実行している方を想定して話をしています。参加者の方はチャットでコメントや質問をしていただくといった形です。

参加者のご要望で開催することもあります。最少催行人数3名

開催についてアルツハッカーのオプチャで案内しています。興味がありましたらご参加ください。

フェイスブック リコード部

うにさんを発起人として、リコード部有志で運営しているフェイスブック、リコード部。リコード法を始めるかどうか迷っている方から、研究者、お医者さん、薬剤師、理学療法士、介護職の方まで、それぞれ幅広く専門分野の異なる方が参加されています。

フェイスブックリコード部は純粋なリコード法グループのため、アルツハッカー色?の強いコメントや回答は控えています。

 facebook リコード部(交流メイン)

NHKで放映されました

NHKのBS1番組で、リコード部のメンバーも出演協力しています。

BS1スペシャル「大切な記憶は何ですか?~アルツハイマーと戦う~」

お問い合わせ・Eメール

メール info@alzhacker.com

お願い
  • メールでの個人的な質問や相談は受けつけておりません。またメールのチェックは毎日していません。
  • 以前まで、お問い合わせ等をスカイプチャットでお受けしていましたが、現在、LINEへ引っ越し中です。ご相談等はLINEチャットのご利用をお願いします。
  • 管理人への質問で、リコード法に関することはリコード法のオプチャで、それ以外の質問についてはアルツハッカーのオプチャでお願いします。(匿名で参加できます)
  • 特定の患者さんの医療行為に該当する質問はお受けできません。(一般論として聞いていただければ、個人的感想を述べることはできます。)
  • 特に断りがない限り、頂いた質問などはサイトや他で匿名で紹介させていただくことがあります。
自治体関係者の方へ

改革は地方から! リコード法の取り組みには制度と個人の両方からのアプローチが必要であり、小回りの効かない厚生労働省にはたぶん無理です…

すでに認知症や介護者を支えるための認知症施策が自治体で行われているようですが、発症後だけではなく、本当に効果のある認知症予防を行うよう自治体がリーダーシップをとって手をあげてくれることを強く期待しています。

当然のことながら実施にあたっては、様々な課題がありますが、自治体機関だけではなく、市民グループ、医師のそれぞれが協力しあい、かつ広範囲の自助を含めることができるが大きな結果を得られるかどうかの分岐点になると推察しています。こちらでもし協力できることがあればご相談ください。

企業の方へ

リコード法・認知症と関連する商品開発・サービスなどの相談について、患者さんの役に立つと思われるビジネス内容であれば無料でお受けしています。

参考文献・関連サイト

関連サイト

アポロヘルス

ブレデセン博士が所属するアポロヘルス社、様々なリコード法関連の情報やサービスを提供しています。

Hope through Science
Apollo Health is the first ever online health community built around the solutions for cognitive decline.
ApoE4.info

アルツハイマー病、患者さんベースのサイトですが、リコード法関連の認知症治療情報が最も充実している掲示板サイトです。

Home

アルツハイマー病 関連書籍

ブレデセン博士と同様にアルツハイマー病の多因子説を支持し、生活習慣や代替医療を用いてアルツハイマー病の治療を目指したドイツ人医師の著作です。リコード法の先見性と密度の影に、地味な表装とありがちなタイトルで^^;隠れてしまっていますが、また少し違った角度でアルツハイマー病の多因子治療を見ることのできる良書です。

アルツハイマー病は治るミヒャエル・ネールス (2018)

著者の論文 アルツハイマー病の統一理論(UTAD)(2016)

著者はリコード法とは直接関係しないものの、リコード法で取り入られている多くの介入が豊富な引用文献とともに紹介されている総括的な論文であり、特にライフスタイルに関与するプロトコルについての学術的な理論的根拠を知りたい場合はこちらのほうが参考になるかもしれません。

論文形式としては比較的平易な文体で記述されており、健康と理論メカニズムの関係に興味のある一般の方やにもおすすめできます。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4947325/

日本語訳

アルツハイマー病の統一理論(UTAD):予防と治療への示唆
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アルツハイマー病の終焉 – 第2版 – The End of Alzheimer’s 2017年

トーマス・ルイス博士によるアルツハイマー病の分子的基盤について書かれた包括的な書籍です。紛らわしいタイトルですがブレデセン博士とは関係ありません。偶然にも内容も驚くほどブレデセン博士の基本的な考えと重なります。専門ではない一般の医師、研究者向けに書かれてあり、難易度は中程度、英語媒体ですが、内容的にはこちらがより受け入れられるという方もいらっしゃるかもしれません。

The End of Alzheimer's | ScienceDirect

日本語訳(一部)

The End of Alzheimer’s 2nd Edition 脳とその周辺 第一章 それはアルツハイマー病なのか?
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ブレデセン博士 論文

アルツハイマー病の次世代治療薬(2013)
Next generation therapeutics for Alzheimer's disease
To date, no truly effective therapy has been developed for Alzheimer's disease or mild cognitive impairment. In searching for new approaches that may succeed wh...
日本語訳
アルツハイマー病の次世代治療薬(翻訳)
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認知機能低下の逆転 新しい治療プログラム(2014)

症例研究 10人の患者(アルツハイマー病、aMCI、SCI)のうち、9人が主観的または客観的改善を示す。6人の患者が仕事への復帰または継続が可能に。

Reversal of cognitive decline: a novel therapeutic program - PubMed
This report describes a novel, comprehensive, and personalized therapeutic program that is based on the underlying pathogenesis of Alzheimer's disease, and whic...
日本語訳
認知機能低下の逆転 新しい治療プログラム(日本語訳)
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代謝プロファイリングはアルツハイマー病の3つのサブタイプを区別する(2015)

代謝プロファイリングによってアルツハイマー病のサブタイプが3つ明らかに

Metabolic profiling distinguishes three subtypes of Alzheimer's disease
The cause of Alzheimer's disease is incompletely defined, and no truly effective therapy exists. However, multiple studies have implicated metabolic abnormaliti...
日本語訳
代謝プロファイリングはアルツハイマー病の3つのサブタイプを区別する
...
アルツハイマー病における認知機能低下の逆転(2016)

5~24ヶ月間のパーソナライズされた治療を受けた10名の患者の改善症例

Reversal of cognitive decline in Alzheimer's disease - PubMed
Alzheimer's disease is one of the most significant healthcare problems nationally and globally. Recently, the first description of the reversal of cognitive dec...
日本語訳
アルツハイマー病における認知機能低下の逆転(日本語訳)
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吸入性アルツハイマー病(タイプ3)CIRSの表現型(2016)

3型アルツハイマー病は特定の毒素への曝露の結果であり、マイコトキシンなどのバイオトキシンによる慢性炎症反応症候群(CIRS)の表現型として最も多いのが吸入性(IAD)である。

Inhalational Alzheimer's disease: an unrecognized—and treatable—epidemic
Alzheimer's disease is one of the most significant healthcare problems today, with a dire need for effective treatment. Identifying subtypes of Alzheimer's dise...
日本語訳
吸入性アルツハイマー病:認知されていない、治療可能な伝染性疾患
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100名の認知機能低下の逆転症例 2018-8月

症例研究 軽度認知障害(MCI)、主観的認知障害(SCI)、確定診断を伴わない認知機能低下を示す患者100名(英語) 改善の平均ポイント4.9

https://www.omicsonline.org/open-access/reversal-of-cognitive-decline-100-patients-2161-0460-1000450-105387.html
日本語訳
認知機能低下の逆転 100人の患者症例(翻訳)
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システム・ネットワーク障害としてのアルツハイマー病:慢性ストレス・不恒常性、自然免疫、そして遺伝 2020年9月

アルツハイマー病をシステムネットワークの障害としてとらえる視点の紹介。そして、アルツハイマー病の病因・病態・生物学的研究において、慢性的な組織傷害・不恒常性、自然免疫反応、炎症が中心的な役割を果たしていることを示唆する生化学的・遺伝学的証拠の紹介。

Alzheimer’s disease as a systems network disorder: chronic stress/dyshomeostasis, innate immunity, and genetics
Ineffective results of clinical trials of over 200 anti-Alzheimer's drug candidates, with a 99.6% attrition rate, suggest that the current paradigm of Alzheimer...
日本語訳
システム・ネットワーク障害としてのアルツハイマー病:慢性ストレス・不恒常性、自然免疫、そして遺伝
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臨床試験

リコード法 2019年開始の臨床試験(前向き観察研究)2020年12月 終了予定

アルツハイマー病、軽度認知障害(MCI)と診断された被験者

Reversal of Cognitive Decline (ReCODE) Study - Full Text View - ClinicalTrials.gov
Reversal of Cognitive Decline (ReCODE) Study - Full Text View.
日本語訳
認知機能低下の逆転(ReCODE)試験(RECODE)
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アルツハイマー型認知症に対する精密医療アプローチ 概念実証試験の成功

Precision Medicine Approach to Alzheimer’s Disease: Successful Proof-of-Concept Trial
Precision Medicine Approach to Alzheimer’s Disease: Successful Proof-of-Concept Trial
Importance Effective therapeutics for Alzheimer’s disease and mild cognitive impairment are needed. Objective To determine whether a precision medicine approac...

50歳から76歳までのMCI(アルツハイマー病の前段階)または初期の認知症患者25名が参加。それぞれの患者は、炎症、インスリン抵抗性、栄養素やホルモンの欠乏、特定の病原体、毒物、バイオトキシン、遺伝など、複数の潜在的要因を評価された後、個別のプロトコルで治療を受け、9カ月間継続した。

認知機能検査の結果、試験参加者のうち、21名が改善(84%)、1名が変化なし(4%)、3名が低下(12%)した。

Clinical Trial Shows Evidence That Early Alzheimer's Can Be Reversed
Study results for "Precision Medicine Approach to Alzheimer’s Disease: Successful Proof-of-Concept Trial" show improvement in cognitive decline.
日本語訳
アルツハイマー型認知症に対する精密医療アプローチ 概念実証試験の成功
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