サイトの概要 認知症とリコード法 2022年

リコード法概要

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リコード法について

概要

リコード法(ReCODE Protocol)は、アルツハイマー病の予防と逆転を目的としたアプローチであり、医師であり研究者のデール・ブレデセン博士によって提唱されました。このプロトコルは、アルツハイマー病が単一の原因によるものではなく、複数の要因に基づいて発症するという考えに基づいています。従って、生活習慣の変更、栄養補助、運動、脳の刺激、睡眠の質の改善など、複数の側面からアプローチすることを推奨しています。

ブレデセン博士は、アルツハイマー病の発症にはさまざまなタイプがあるとし、それぞれに対応するためにパーソナライズされた治療計画を提案しています。たとえば、炎症を引き起こす生活習慣や環境要因、栄養不足、代謝の問題など、様々な要因を特定し、それに基づいた治療を行うことを提案しています。

アルツハイマー病の基本3タイプ

リコード法におけるアルツハイマー病のタイプ分けは、デール・ブレデセン博士による疾患の異なる原因や特徴への対応を指します。ブレデセン博士は、アルツハイマー病が一つの病態ではなく、複数の異なる生理学的なメカニズムによって引き起こされると提唱しています。これに基づき、アルツハイマー病を以下のように大きく分類しています:

タイプ1型:炎症によるアルツハイマー病
  • 特徴:炎症反応が強く、感染症、長期にわたる低級炎症、または免疫系の問題などによって引き起こされます。
  • アプローチ:炎症を引き起こす要因の特定と管理、抗炎症食の摂取、適切な運動。
タイプ1.5型:糖毒性によるアルツハイマー病
  • 特徴:糖尿病やインスリン抵抗性に関連する糖毒性によって特徴づけられます。これは、血糖値の問題が1型の炎症と2型の萎縮の両方を引き起こすことによります。
  • アプローチ:血糖管理、低糖質食の採用、運動を通じたインスリン感受性の向上。
タイプ2型:萎縮によるアルツハイマー病
  • 特徴:栄養素の不足、ホルモンの不均衡、または神経成長因子の不足によって引き起こされる神経の萎縮が主な原因です。
  • アプローチ:栄養補助、ホルモン補充療法(必要に応じて)、脳の健康を支える食事。
タイプ3型:毒性によるアルツハイマー病
  • 特徴:重金属、溶剤、農薬などの環境毒素による神経損傷が原因です。このタイプは、しばしば遺伝的要因と組み合わせて発症します。
  • アプローチ:毒素の除去、デトックス対策の強化、脳保護のための栄養補助。

これらの分類は、アルツハイマー病の治療において、患者一人ひとりの原因や症状に対してパーソナライズされたアプローチを提供することを目的としています。ブレデセン博士のアプローチは、従来の治療法に比べてより多面的で個々の患者の生活習慣や環境因子を考慮に入れたものです。アルツハイマー病の予防と逆転の可能性を探る上で、 これらの分類とアプローチは重要な役割を果たします。

治療目標

治療目標を大きく、毒素の除去、回復力の促進、神経系の再構築の3つにまとめるています。

  • 認知機能の低下に寄与する毒素、有害物など要因の除去
  • 最適な健康サポートによる回復力
  • 神経ネットワークの再構築

7つの生化学的目標

これらを実現するために以下の大きく7つの生化学的目標を掲げています。

  1. インスリン抵抗性に対処する
  2. ケトーシスを得る
  3. 栄養、ホルモン、栄養因子(成長因子)サポートのすべてを最適化
  4. 炎症の解消・予防
  5. 慢性病原体の治療
  6. 生物毒素などの毒素を特定して除去
  7. 睡眠時無呼吸症候群を取り除き睡眠を最適化

リコード法 7つの基本アプローチ

それぞれの生化学的目標を達成するための7つのアプローチ。

  1. 食事
  2. 運動
  3. 睡眠
  4. ストレス軽減
  5. 毒素の解毒
  6. 認知機能増強・脳トレ
  7. サプリメント

リコード法 各プロトコルのガイドライン

アルツハイマー病の生化学的な問題と、取り組みをより詳しくまとめた記事です。

リコード法 基本計画概要 30の治療プロトコル
この記事をはじめて読まれる方は を先にお読みください ダイエット戦略 1. 食生活を整える 目的 単純炭水化物を最小限にし、脳の炎症を抑制、脳や腸へ有害な影響を与える食品を避け、脳(特に海馬)のインスリン抵抗性を改善する。 関連記事 2. オートファジー、ケトン体 目的 オートフ

この記事でとりあげた30項目のすべてを実行する必要があるというわけではなく、検査によって不要なものであったり、実行内容が変わることがあります。

サイト概要-認知症

管理人がサイト開設に至るまでの経緯を織り交ぜながら、リコード法についての考えや内容を解説しています。基本的な内容は変わっていないと思いますが、サイト開設時(2017年~)に公開していた記事であり、多少古びているデータや考え方もあります。

  1. 母が若年性アルツハイマー病と診断されて
  2. 母の進行抑制の本当の理由
  3. 「私は母のことを、母の皮をかぶった化け物だと思っていました。」
  4. 現代医療と相性が悪い認知症
  5. リコード法 作用機序・3種類のアルツハイマー
  6. リコード法を構成する3つの軸
  7. リコード法 アルツハイマー病には36の穴がある
  8. リコード法 専門家の批判・医療制度
  9. リコード法 個人的課題(費用・時間・他)
  10. リコード法 倫理的課題
  11. リコード法 技術的課題
  12. リコード法 社会的課題
  13. アルハカ改善策
  14. 日常の改善策・伝統療法の復権
  15. 複雑な多因子疾患を治すには
  16. 早ければ早いほど回復も治療も簡単
  17. リコード法は信頼して実行するものではない
  18. 世界が注目する認知症大国日本の未来
  19. 認知症ビジネスを通じた日本の課題の解決
  20. 何もしなければ結果は最悪だが責任は回避できる
  21. 注意事項・趣旨説明
  22. 最後に
  23. 補足(情報探索・学習方法)

リコード法 関連書籍

当記事のリコード法に関する記事を利用するにあたって、リコード法開発者であるデール・ブレデセン博士の著書アルツハイマー病 真実と終焉(日本語訳)が出版されていますので、そちらを読んで頂いた上で、当記事を利用していただくようお願いします。

アルツハイマー病 真実と終焉」(日本語訳) 2018年2月出版

英語書籍がOKな方であれば、出版されたばかりのThe End of Alzheimer’s Programをおすすめします。より実践的な内容へと大幅にアップグレードされています。

The End of Alzheimer’s Program」2020年8月出版(英語)

第一部を公開しており、第二部の4章以降はパスワード制限をかけています。原著を購入した頂き、購入証明を提示して頂いた方にはご要望に応じてパスワードをお知らせしています。

「The End of Alzheimer's Program」各章の紹介(冒頭)
目次 序文 第1部  アルツハイマー 最後の世代? 第1章 新しい種類のワクチン 第2章  不都合な発見 第3章  人はドグマに噛み付く:学んだ教訓 第2部  ハンドブック・セクション1:認知機能の低下を逆転させる 第4章  KetoFLEX 12 / 3で認知機能を高める 第5
「アルツハイマー病 真実と終焉プログラム」第1章 新しい種類のワクチン
目次 序文 第1部  アルツハイマー 最後の世代? 第1章 新しい種類のワクチン 第2章  不都合な発見 第3章  人はドグマに噛み付く:学んだ教訓 第2部  ハンドブック・セクション1:認知機能の低下を逆転させる 第4章  KetoFLEX 12 / 3で認知機能を高める 第5
「The End of Alzheimer's Program」第ニ章 不都合な発見
Mediocrity excels at but one endeavor: protecting its own interests. —R. F. LOEB 中庸は一つの努力に秀でている:自分の利益を守ることだ。 —R. R. F. LOEB 有名なバスケットボールコーチ、選
「The End of Alzheimer's Program」第三章 人はドグマに噛みつく:学んだ教訓
There are certain life lessons that can only be learned in the struggle. 闘争の中でしか学べない人生の教訓がある。 —IDOWU KOYENIKAN アルツハイマー病をより正確に表す言葉として、「闘争」という

リコード法を実行した患者さんの体験報告

The First Survivors of Alzheimer’s」(アルツハイマー病の生存者たち:患者が人生と希望を取り戻すまで)2021年8月出版(英語)

アルツハイマー病の最初の生存者たち:患者が人生と希望を取り戻すまで
The First Survivors of Alzheimer's: How Patients Recovered Life and Hope in Their Own Words 目次 はじめに ロスト・イン・トランスレーション 第1部 汝のためにもう何も鳴らさない 第一次世

その他の関連サイト、文献は当ページ下段に記載しています。

その他 アルツハイマー病 関連書籍

アルツハイマー病は治る」ミヒャエル・ネールス (2018)

ブレデセン博士と同様にアルツハイマー病の多因子説を支持し、生活習慣や代替医療を用いてアルツハイマー病の治療を目指したドイツ人医師の著作です。リコード法の先見性と密度の影に、地味な表装とありがちなタイトルで^^;隠れてしまっていますが、また少し違った角度でアルツハイマー病の多因子治療を見ることのできる良書です。

著者の論文 アルツハイマー病の統一理論(UTAD)(2016)

著者はリコード法とは直接関係しないものの、リコード法で取り入られている多くの介入が豊富な引用文献とともに紹介されている総括的な論文であり、特にライフスタイルに関与するプロトコルについての学術的な理論的根拠を知りたい場合はこちらのほうが参考になるかもしれません。

論文形式としては比較的平易な文体で記述されており、健康と理論メカニズムの関係に興味のある一般の方やにもおすすめできます。

日本語訳

アルツハイマー病の統一理論(UTAD)
Unified theory of Alzheimer’s disease (UTAD): implications for prevention and curative therapy 著者:Michael Nehls 2016年7月15日オンライン公開 要旨 本レビューの目

アルツハイマー病 3型(毒素)患者さん向け

書籍「TOXIC HEAL YOUR BODY」ニール・ネイサン博士

直接アルツハイマー病を題材に扱った本ではありませんが、リコード法のサブタイプ3型でもあるカビ毒暴露の患者さん必読の書です。アルツハイマー病に限らず、精神疾患、慢性疾患、ME/CFS、病名がはっきりせず苦しんでいる方、おそらくはLong-COVID患者さんの一部でも関係してくると思います。最初の3章までを翻訳しています。

https://alzhacker.com/toxic-heal-your-body-chapter1-why-would-anyone-want-to-read-this-book/

医療関係者向け

アルツハイマー病の終焉 – 第2版 – The End of Alzheimer’s 2017年

トーマス・ルイス(Thomas J. Lewis)博士によるアルツハイマー病の分子的基盤について書かれた包括的な書籍です。紛らわしいタイトルですがブレデセン博士との関わりはないようです。偶然にも内容も驚くほどブレデセン博士の基本的なコンセプトと重なります。一般の医師、研究者向けに書かれてあり、難易度は中程度、英語ですが、より学術性が高いため、内容的にはこちらがより受け入れられるという方もいらっしゃるかもしれません。

日本語訳(一部)

アルツハイマー病の終焉 第二版 | 脳とその周辺 第一章 それはアルツハイマー病なのか?
アルツハイマー病の終焉 - 第2版 - The End of Alzheimer's 説明 アルツハイマー病の終焉。本書は、アルツハイマー病の脳外における分子基盤について、最新の知見をまとめた初めての包括的な書籍である。本書の目的は、アルツハイマー病の見過ごされてきた脳以外の側面
The End of Alzheimer’s 2nd Edition 第2章 アミロイドカスケード仮説と...
The Amyloid Cascade Hypothesis アミロイドカスケード仮説とは アミロイドカスケード仮説(あるいは単にアミロイド仮説)は、アルツハイマー病(AD)に関する最も広く支持されている理論である。この仮説は,1992年に発表されて以来,アルツハイマー病の診断・

リコード法関連論文

アルツハイマー病の次世代治療薬(2013)
日本語訳
アルツハイマー病の次世代治療薬(翻訳)
Next generation therapeutics for Alzheimer's disease Dale E Bredesen1、2、*Varghese John1 要旨 現在までのところ、アルツハイマー病や軽度の認知機能障害に対して真に有効な治療法は開発されていない。
認知機能低下の逆転 新しい治療プログラム(2014)

症例研究 10人の患者(アルツハイマー病、aMCI、SCI)のうち、9人が主観的または客観的改善を示す。6人の患者が仕事への復帰または継続が可能に。

日本語訳
認知機能低下の逆転 新しい治療プログラム(日本語訳)
デール・E・ブレデセン1、2 要旨 本報告書は、アルツハイマー病の根本的な病態に基づき、神経変性の代謝促進(MEND)を達成するために設計された複数のモダリティを含む、新規の包括的で個別化された治療プログラムについて述べている。 このプログラムを利用した最初の10人の患者は、アル
代謝プロファイリングはアルツハイマー病の3つのサブタイプを区別する(2015)

代謝プロファイリングによってアルツハイマー病のサブタイプが3つ明らかに

日本語訳
代謝プロファイリングはアルツハイマー病の3つのサブタイプを区別する
Metabolic profiling distinguishes three subtypes of Alzheimer's disease デール・E・ブレデセン1、2 要旨 アルツハイマー病の原因は不明確であり、真に有効な治療法は存在しない。しかし、複数の研究により、インス
アルツハイマー病における認知機能低下の逆転(2016)

5~24ヶ月間のパーソナライズされた治療を受けた10名の患者の改善症例

日本語訳
アルツハイマー病における認知機能低下の逆転(日本語訳)
Reversal of cognitive decline in Alzheimer's disease デイル・E・ブレデセン1、2 エドウィン・C・エイモス3 ジョナサン・キャニック4 メアリー・アッカーリー5 サイラス・ラジ6 ミラン・フィアラ7 ジャミラ・アフディダン8
吸入性アルツハイマー病(タイプ3)CIRSの表現型(2016)

3型アルツハイマー病は特定の毒素への曝露の結果であり、マイコトキシンなどのバイオトキシンによる慢性炎症反応症候群(CIRS)の表現型として最も多いのが吸入性(IAD)である。

日本語訳
吸入性アルツハイマー病:認知されていない、治療可能な伝染性疾患
Inhalational Alzheimer's disease: an unrecognized—and treatable—epidemic デール・E・ブレデセン1、2 要旨 アルツハイマー病は、効果的な治療の必要性が叫ばれている今日、最も重要な医療問題の一つである。アルツ
100名の認知機能低下の逆転症例 2018-8月

症例研究 軽度認知障害(MCI)、主観的認知障害(SCI)、確定診断を伴わない認知機能低下を示す患者100名(英語) 改善の平均ポイント4.9

日本語訳
認知機能低下の逆転 100人の患者症例(翻訳)
Reversal of Cognitive Decline: 100 Patients Dale E Bredesen1*, Kenneth Sharlin2 , David Jenkins3 , Miki Okuno3 , Wes Youngberg4 , Sharon Hau
システム・ネットワーク障害としてのアルツハイマー病:慢性ストレス・不恒常性、自然免疫、そして遺伝 2020年9月

アルツハイマー病をシステムネットワークの障害としてとらえる視点の紹介。そして、アルツハイマー病の病因・病態・生物学的研究において、慢性的な組織傷害・不恒常性、自然免疫反応、炎症が中心的な役割を果たしていることを示唆する生化学的・遺伝学的証拠の紹介。

日本語訳
システム・ネットワーク障害としてのアルツハイマー病:慢性ストレス・不恒常性、自然免疫、そして遺伝
Alzheimer’s disease as a systems network disorder: chronic stress/dyshomeostasis, innate immunity, and genetics オンラインで公開2020年9月21日 Alexei Ku

認知症医療のパラダイムが必要である理由について

アミロイド仮説の限界
アルツハイマー病臨床試験 救済の道へのハードル
Clinical Trials in Alzheimer's Disease: A Hurdle in the Path of Remedy 要旨 ヒト臨床試験は、臨床基準ではまだほとんど治療不可能な疾患の病状や症状の進行を改善することを目的としている。理想的な臨床試験は、「疾患
アデュカヌマブ
ICER、FDAによるアルツハイマー型認知症治療薬アデュカヌマブの承認について声明を発表
ICER Issues Statement on the FDA’s Approval of aducanumab for Alzheimer’s Disease 2021年6月7日、ボストン - Institute for Clinical and Economic Revie

アルツハイマー病のマルチモーダル(集学的)治療について

認知症患者の認知力向上のためのマルチモーダル非薬物療法介入の混合法システマティックレビュー
A mixed methods systematic review of multimodal non-pharmacological interventions to improve cognition for people with dementia ガルース・シャルフォン、
アルツハイマー病のリスク要因を軽減する包括的なマルチモーダル戦略は、認知機能障害者における代謝の側面を改...
A Comprehensive, Multi-Modal Strategy to Mitigate Alzheimer’s Disease Risk Factors Improves Aspects of Metabolism and Offsets Cognitive Decl

アルツハイマー病に対する疾患修飾併用療法の根拠

  • 複数の複雑な生物学的経路がこの疾患(アルツハイマー病)に関与している。
  • これらの経路内には、幅広い範囲の薬物投与可能なターゲットが存在する。
  • 臨床的に意義のある効果を得るためには、複数の経路または2つ(またはそれ以上)の点で同じ経路を標的とすることが必要である。
  • 単剤療法は、それ自体が中程度の臨床効果を有するものであっても、組み合わせることにより、相加的または相乗的な効果が得られる場合がある。
  • 2種類以上の疾患修飾剤の使用は、各薬剤の投与量をより小さく、より安全な可能性にすることを可能にし得る。
  • 生物学的メカニズムの進化に伴い、一連の薬剤の使用、または組み合わせが、疾患の連続性に応じて必要とされる可能性がある。
  • 規制当局(食品医薬品局)は、併用療法の概念を支持しており、2つ以上の新薬を併用するための共同開発のためのガイダンスを発表している。
  • 臨床医は、多くの疾患の治療のために治療法を組み合わせることに慣れている
アルツハイマー病の併用療法の進展
Advancing combination therapy for Alzheimer's disease オンラインで公開2020年10月7日 要旨 アルツハイマー病の研究は、この疾患の複数の病態や経路についての理解を深めることにつながっている。そのため、アルツハイマー病とその

統合医療・精密医療・システム生物学

生活習慣病の精密医療 未来の道?
Precision Medicine in Lifestyle Medicine: The Way of the Future? イアン-D-グレイ、博士、GradDipMedStat、GradDipLifestyleMed、アンドレア-R-クロス、BOccTher、GradDi
アルツハイマー精密神経学の革命 システム生物学と神経生理学の通路
Revolution of Alzheimer Precision Neurology: Passageway of Systems Biology and Neurophysiology Harald Hampel、a、b、c、d、* Nicola Toschi、e、f、g C
精密臨床試験:神経行動障害の精密医療にたどり着くためのフレームワーク
Precision clinical trials: a framework for getting to precision medicine for neurobehavioural disorders 2021年1月 Eric J. Lenze, MD,correspond
21世紀のエビデンスに基づいた機能性医学とは?
What is Evidence-Based Functional Medicine in the 21st Century? ジェフリー・S・ブランド(PhD)FACN、FACB、アソシエイト・エディター※1 2019年6月18日 概要 21世紀は、医学と科学にとって変革の時代
Too much medicine? 相反する2つのパラダイムの比較から見えてくる科学的・倫理的課題
Too much medicine? Scientific and ethical issues from a comparison between two conflicting paradigms オンラインで2019年1月22日公開 フランチェスコ・アッテナ(Frances
還元主義的でホリスティックな科学
フェリック・C・ファング 「感染と免疫」編集長 臨床検査医学・微生物学分野 ワシントン大学医学部 アルトゥーロ・カサデバル mBio編集長 微生物学・免疫学・医学科 アルバート・アインシュタイン医科大学 概要 分子生物学に代表されるように、科学に対する還元主義的なアプローチは、シ

現在の臨床研究・エビデンスの限界

https://alzhacker.com/category/medical-research/research-method/

エビデンス・ベースト・メディスンの「エビデンス」とは?
What “Evidence” in Evidence-Based Medicine? カルロ・マルティーニ 概要 現在、エビデンスに基づく医療の推進派と批判派の間で行われている論争の多くでは、エビデンスの概念が分析されていない。本論文では、この論争の一因が、「エビデンス」という

リコード法 臨床試験と結果

リコード法 2019年開始の臨床試験(前向き観察研究)2020年12月 終了予定

アルツハイマー病、軽度認知障害(MCI)と診断された被験者

日本語訳
認知機能低下の逆転(ReCODE)試験(RECODE)
Reversal of Cognitive Decline (ReCODE) Study (RECODE) 本試験の安全性と科学的妥当性は、試験依頼者と治験責任医師の責任である。研究をリストアップしたからといって、それが米国連邦政府によって評価されたことを意味するものではない。詳
アルツハイマー型認知症に対する精密医療アプローチ 概念実証試験の成功
Precision Medicine Approach to Alzheimer’s Disease: Successful Proof-of-Concept Trial

50歳から76歳までのMCI(アルツハイマー病の前段階)または初期の認知症患者25名が参加。それぞれの患者は、炎症、インスリン抵抗性、栄養素やホルモンの欠乏、特定の病原体、毒物、バイオトキシン、遺伝など、複数の潜在的要因を評価された後、個別のプロトコルで治療を受け、9カ月間継続した。

認知機能検査の結果、試験参加者のうち、21名が改善(84%)、1名が変化なし(4%)、3名が低下(12%)した。[R]

日本語訳
アルツハイマー型認知症に対する精密医療アプローチ 概念実証試験の成功
Precision Medicine Approach to Alzheimer’s Disease: Successful Proof-of-Concept Trial Kat Toups, Ann Hathaway, Deborah Gordon, Henrianna Chu
ReCODE: 認知機能低下の回復を目的とした個別化、標的化、多因子化の治療プログラム
ReCODE: 認知機能低下の回復を目的とした個別化、標的化、多因子化の治療プログラム
ReCODE: A Personalized, Targeted, Multi-Factorial Therapeutic Program for Reversal of Cognitive Decline Rammohan V Rao 1,*,Sharanya Kumar 2,
リコード法 改善率

リコード法の実践と課題

リコード法を実行する上で考えられる障害要因を、これまで寄せられた体験談も取り入れてまとめてみました。

リコード法の難易度を決定する10の要因
36の因子に対応する実行量と検査 リコード法で想定されているアルツハイマー病障害の数が多ければ、やはりそれだけ治療方法の数や継続的な検査も増加する。 日本においてはリコード法で想定されている検査項目のすべてを行うことは不可能。 半分の検査ができれば良いほうで、国内では8割程度が限

リコード法は、進行ステージだけで判断できるわけではありませんが、実行の判断、治療の目的とする考え方もMCI、初期、中期、後期で大きく変わってきます。

本来はこういった個人差がある事柄の一般化は、過小な効果の評価による機会の損失、または反対に過度な期待を与えてしまう両方の側からのリスクがあります。しかし、不明瞭なままにしておくことが、かえって弊害が大きくなると考えたため作成しました。管理人の主観的な解釈が含まれていることを念頭に、また改善可能性は刻一刻と変化しつつあることも含めた上で参考にしてください。

リコード法 進行ステージにおける改善可能性と課題
MCI・初期・中期・末期でのリコード法 概要 リコード法の効果を判断することの難しさ リコード法が難しいという以前の問題として、リコード法を行って本当に改善するのかどうか、多くの人が気になるところだろう。 しかしリコード法の改善可能性は、いわゆる36の穴がどこにあるのか、どれだけ

リコード法を実行してみたが改善を示さない、という人が見落としがちな16のポイント。「The End of Alzheimer’s Program」からの翻訳です。

リコード法 実践してもうまくいかない人のためのトラブルシューティング(第22章)
はじめに 「The End of Alzheimer's Program」第22章より これが、私の朝の目覚めを良くしてくれる。 2018年1月にアルツハイマー病と診断された妻が、リコード法を開始してからどれだけ驚くべき進歩を遂げたか、そのことをお伝えしたく手紙を書きました。そし

リコード法の検査と治療

リコード法 タイプ診断・検査項目

リコード法における1型、1.5型、2型、3型(4型、5型)の特徴や検査値などの概要です。

アルツハイマー病(リコード法)タイプ診断 概要
リコード法 タイプ診断 複数のタイプを一人の患者さんがもつことは一般的 患者さんによって、大きく1型、2型、3型という大きな区分を設けることが可能だ。 しかし、実際には一人の患者さんがひとつのタイプに完全に属するケースということはめったにない。 例えば大きくは1型の炎症性という診

認知症未発症段階での認知症予防検査一覧です。日本では検査機関がまだ未整備であるため、この予防検査が実質リコード法の基本的な治療のための検査として用いられています。

認知症予防診断検査 コグノスコピー 概略
コグノスコピー認知機能検査項目一覧 グレー 認知機能の低下において行われる検査、またはコグノスコピーの検査結果次第で必要となる追加検査 紫色 日本で受けることが難しい検査 検査値の単位に注意 遺伝子検査 検査値 ApoE遺伝子 MTHFR遺伝子 C677T MTHFR遺伝子 A1

コグノスコピーを基本とする内容ですが、検査値のぞれぞれの詳細を書き加えています。

認知症予防診断検査 コグノスコピー(詳細リスト)
コグノスコピー検査項目 詳細 遺伝子検査 ApoE対立遺伝子 rs429358 一般アレル:T 変異型アレル:C rs7412 一般アレル:C 変異型アレル:T Apo2アレルの存在を示す。 検査方法 1 輸入代行、海外の友人のつてなどを使って23andmeなどの遺伝子検査会社へ

認知機能低下予防のための検査 PreCode(プリコード)

認知症発症後やMCIの方への治療検査ではなく、将来の認知機能の低下を防ぐための最小限に構成された予防検査(PRECODE)です。日本で可能な検査も多いため、リコード法の治療検査が難しい方は、これらの検査だけでも受けられることをおすすめします。

PreCODE(プリコード)認知症予防検査 概要と検査項目
PRECODE TEST PANEL INCLUDED AND OPTIONAL TESTS 予防と脳の最適化 PreCODEプログラムは、脳の健康を最適化し、認知機能の低下を予防したい方のためのプログラムである。 月額.95(検査費用は含まれていない) PreCODEは、

リコード法の検査機関・検査費用

リコード法に肯定的な医療機関のリストを、リコード部のうにさんが作ってくれました。

【改定中】リコード法フレンドリーの病院リスト

日本ではハードルが高いリコード法の検査ですが、リコード法を実行する上で避けて通れないため、検査と実行プランをたたき台として作成してみました。

リコード法の検査方法・検査機関(草案)
はじめに どこで妥協するか 「リコード法の検査は一体どこで受けることができるのか」という質問を、最近よくいただくので検査機関についての記事を書いていきたい。 リコード法の名前だけが国内で先行して広がり、ほぼすべての国内の医療機関がまったくキャッチアップできていないという認識をまず

検査項目の費用と、検査可能な範囲の違いを機関別、難易度別にまとめてみました。

リコード法の検査費用と検査項目の難易度別
リコード法の検査費用・検査場所 いくつかもらった情報を元に管理人の憶測で分類してみた。あくまで参考として。 これをお医者さんに見せて検査を迫らないように! 日本では混合診療は禁止されているため、保険診療で検査しもらう場合、通常その病院で自費診療は受けることができなくなる。 どこま
病院関係者の方へ リコード法と関連する検査

多くのリコード法を実践したいと考える患者さんが、リコード法関連の検査を受けてくれる病院を見つけることができず未検査のまま実施しているのが日本の現状です。検査のみならずリコード法のアドバイスや指導を行ってくれる病院が広がってくれることが理想ですが、異なる分野、リソースの制約、混合診療の問題など様々な懸念事項があることも承知しています。

まずはリコード法と関連する検査のうち可能なもの、例えばリコード法の予防検査項目だけでもセットを組んで実施していただけると、現在自主的に行っている認知症患者さんの大きな助けとなります。リコード法検査の導入を検討していただくよう切にお願いいたします。

アルツハイマー病のリスク因子

アルツハイマー病 36の発症因子(ブレデセングループ)

ブレデセン博士のAPP依存性受容体仮説に基づく、アルツハイマー病発症36の寄与因子。(現在は50以上に増加しています。)多少専門的な内容になります。

ブレデセンプロトコルでは特に各プロトコルに参照文献が付随しておらず、各因子・標的についての記事内容や文献等は管理人が調べたものです。

アルツハイマー病・リコード法(36の発症因子)
われわれの研究所では、少なくとも36の発症因子が大多数の人のアルツハイマー病の要因として同定されている。おそらく36以上の因子がまだいくつかあるだろうが、それほど多くはないはずだ。発症因子が100に達することがないのは確かだ。 36の発症因子をどのように理解し対処していくべきかに

リコード法のアルツハイマー病36の発症因子は、主にアミロイドβの増加要因の上流に位置するものが取り上げられています。それら以外にも、アルツハイマー病の進行に伴う下流の事象や、アミロイドとは直接的な関連性が弱いが、アルツハイマー病発症リスクに寄与しうる因子もまだ多く存在するように思われます。それらを管理人が覚書として記録しているものです。乱雑にまとめています。

アルツハイマー病 その他関連因子(覚書)
アルツハイマー病 関連因子(覚書) 天国へ行く最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである。 マキャベリ 36の発症因子以外の(またはより細分化した)、アルツハイマー病と関連する可能性のある因子の個人的なメモ書き。 APPプロセシングプロテイナーゼ メプリン-β /Mepr
アルツハイマー病 12の危険因子(ランセット委員会の報告)

教育不足、高血圧、聴覚障害、喫煙、肥満、うつ病、運動不足、糖尿病、社会的接触の少なさ、過度のアルコール消費、外傷性脳損傷、大気汚染

認知症の予防、介入、ケア:ランセット委員会の2020年報告書
Dementia prevention, intervention, and care: 2020 report of the Lancet Commission 報告書 概要 若年死亡率の低下に伴い、認知症を含む高齢者の数は増加している。しかし、教育、栄養、ヘルスケア、ライフス
アルツハイマー病と関連する400~600の潜在的寄与因子
アルツハイマー病の予防と回復 序文・目次・要旨
PREVENTION AND REVERSAL OF ALZHEIMER'S DISEASE Ronald N. Kostoff a, Yi Zhang b , Jing Ma c, Alan L. Porter d, Henry. A. Buchtel e (a) 米国ジョージ

アルツハイマー病 オフラベル医薬品

アルツハイマー病 既存薬・オフラベル医薬品(適応外薬)まとめ
既存薬 ドネペジル ガランタミン リバスチグミン メマンチン 抑肝散 オフラベル医薬品(適応外薬) 総合 ニコチン経皮吸収パッチ フペルジンA CBD・THC タダラフィル シロスタゾール アスピリン ニセルゴリン セレギリン ラサギリン メチルフェニデート エスシタロプラム レ

サプリメント・プログラム

アルサプについて、詳しくはリンク先の記事に書いていますが、サプリメントを中心にリコード法などのライフスタイル介入を組み入れて作った、検査が難しい人のためのアルツハッカープロトコルです。

アルサプADプログラム【ASAP】 はじめに
頭脳についてある基準を満たしているのなら、最も重要になるのは意志だ。 ポール・グレアム はじめに 検査のボトルネック リコード法(ブレデセンプロトコル)、アルツハッカーサイトで紹介しているサプリメントのうち、検査と関係なく摂取しておいたほうが良い(または検査の結果不要だったとして
アルサプADプログラム【ASAP標準】 スケジュール
アルサプ 【標準】 概要 ここにあるすべてのサプリメントを摂取するように考えられているが、解説を読んでもらって検査値や症状などから不要と考えれば、差し引いて利用してもらって構わない。また、例えば「代替食品:卵」などと書かれあるものは、サプリメントの数をできるだけ減らしたいという人
アルサプADプログラム【ASAP標準】型別 +iHerbリンク
略号 DB ドクターズベスト LE ライフエクステンション LN リポナチュラルズ Now ナウフーズ TR ソーンリサーチ CL カントリーライフ CGN カリフォルニアゴールドニュートリション Jrw ジャローフォーミュラ NaWay ネイチャーズウエイ PL プロトコルフォ

関連サイト

アポロヘルス

ブレデセン博士が所属するアポロヘルス社、様々なリコード法関連の情報やサービスを提供しています。

www.apollohealthco.com/

ApoE4.info

アルツハイマー病、患者さんベースのサイトですが、リコード法関連の認知症治療情報が最も充実している掲示板サイトです。

www.apoe4.info/wp/