認知症予防診断検査 コグノスコピー 概略

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認知症・アルツハイマー病予防検査

コグノスコピー認知機能検査項目一覧

グレー 認知機能の低下において行われる検査、またはコグノスコピーの検査結果次第で必要となる追加検査

紫色 日本で受けることが難しい検査

検査値の単位に注意

 

遺伝子検査 検査値
ApoE遺伝子

MTHFR遺伝子 C677T

MTHFR遺伝子 A1298C

ApoE4アレル 0,1,2

○C/C △C/T ☓T/T

○A/A △A/C ☓C/C

 

血清検査(炎症 vs 細胞保護) 目標値
高感度CRP(hs-CRP)

IL-6

TNF-α

0.9 mg/l未満(0.09mg/dl未満)

3 pg/ml 未満

6 pg/ml

ホモシステイン
4.4 – 10.8nmol/ml (目標7未満)
ビタミンB6 (PLP)

ビタミンB12

葉酸

25 – 50 mcg / l (PP)

500 – 1,500 pg/ml

10 – 25ng/ml
ビタミンC

25-ヒドロキシビタミンD

ビタミンE(αトコフェロール)

1.3 – 2.5 mg/dl(13 – 25 μg/ml)

50 – 80 ng/ml(0.05 – 0.08 pg/ml)

12 – 20 μg/ml(1.2 – 2 mg/dl)
オメガ3とオメガ6:3の比率

 

(アラキドン酸)AA:EPA比

オメガ3 = 8%以上  オメガ6:3比 1:1 – 4:1 0.5:1より低い場合出血傾向にある

3:1未満

アルブミン(ALB):グロブリン比率

アルブミン値

1.8より高い

4.5 – 5.4 g / dl

空腹時インスリン

空腹時血糖値 (GLU)

ヘモグロビンA1c (HbA1C)
HOMA-IR(インスリン抵抗性の指標)
計算式 空腹時インスリン×GLU÷405
3.0 – 5.0 μIU/ml (低いと良好)

70 – 90(理想は85未満)

4.0 – 5.3
1.2未満
BMI 18.5 – 25
LDL粒子数 (LDL-p)
または
Small dense LDL(sd-LDL)
または
酸化LDL(mda-LDL)

700 – 1200

28 mg/dl 未満

60 ng/ ml 未満

総コレステロール (T-CHO)

HDL (HDL-CHO)

トリグリセリド(TG)

TG:HDL比

CoQ10
150- 200 mg/dl 以上

50 mg/dl 以上

150 mg/dl 未満

1.1以上

1.1 – 2.2 mcg / ml
グルタチオン (GSH)

γグルタミル-トランスペプチダーゼ(GGT)

5.0 – 5.5 μM   250 mcg/ml(814μM)

男性 16 U / L 未満、女性 9 U / L 未満

赤血球チアミンピロリン酸 (TPP)

or チアミン/ビタミンB1

100 – 150 ng/ml 

20 – 30 nmol/l
<腸管壁浸漏症候群/リーキーガット>

Cyrex array2

ラクツロース・マンニトール試験


アクトミオシン-IgA 陰性
ゾヌリン-(IgG,IgA,IgM) 陰性
リポ多糖-(IgG,IgA,IgM) 陰性

陰性

<血液脳関門機能障害>

Cyrex array20

MMP9


血液脳関門タンパク質 IgM + IgA 複合体 陰性
血液脳関門タンパク質 IgM 陰性85-332 ng/ml
<麦/グルテン感受性>

Cyrex array3

 

陰性

自己抗体 陰性
 血清検査(栄養 ホルモン)  目標値
ヒドロキシ-ビタミンD 50~80 ng/ml
エストラジオール(E2)

 

プロゲステロン(P)

E2/P4 比率

– 250 pg/ml (女性閉経前)
80 pg/ml 前後 (女性50代閉経後)40~80 pg/ml (女性60~80代) 20 – 30 pg/ml (男性) ※LifeExtension社基準
 

 – 20 ng/ml例. E2 (10pg/ml) : P4(1ng/ml)

プレグネノロン

コルチゾール(朝)

DHEAサルフェート(DHEA-S)

100 – 250 ng/dl (1.5 – 2.5 ng/ml)

10 – 18 μg /dl

女性 100 – 380 μg/dl(1000~3800 ng/ml)
男性 150 – 500 μg/dl(1000~5000 ng/ml)

総テストステロン

遊離テストステロン(朝)

男性 500~1000 ng /dl(5~10 ng/ml)
女性 25~40 ng/dl(0.25~0.40 ng/ml)男性 6.5 – 15 pg/ml
遊離T3(fT3)

遊離T4(fT4)

リバースT3(rT3)

甲状腺刺激ホルモン(TSH)

遊離T3:リバースT3 比率

3.2 – 4.2 pg/ml

1.3 – 1.8 ng/ml

20 ng/ml 未満

2.0 μIU/ml 未満

50 未満  (0.02:1)

 

 

 

血清検査(毒素関連)  目標値
水銀

ヒ素

カドミウム

Mercury Tri-Test

5 μg/l (0.5 μg/dl ) 未満

20 μg/l (2 μg/dl ) 未満

7 μg/l (0.7 μg/dl ) 未満

25 μg/l  (2.5 μg/dl ) 未満

50th パーセンタイル

血清銅と亜鉛の比率 0.8 – 1.2:1
C4a(補体成分4a)

TGF-β1

TNF-α

MSH(メラニン細胞刺激ホルモン)

2830 未満

2380 pg / ml 未満

6.0 以下

35-81

 HLA-DR/DQ  良性
赤血球マグネシウム 5.2 – 6.5 mg/dl

亜鉛

セレニウム

フェリチン

90 – 110 μg/dl

90 – 110 μg/dl

110 – 150 ng/ml

40 – 60 ng / ml(暫定値)

BUN

クレアチニン

20 mg / dl

1.0 mg / dl

AST

ALT

25 U/l 未満

25 U/l 未満

カリウム

カルシウム

4.5 – 5.5 mg/dl

8.5 – 10.5 mg/dl

グリホサート(尿)  1.0 μg/g未満
有機毒素(尿)  陰性
マイコトキシン(尿)  陰性
VCS(視覚コントラスト感受性)  合格 生物毒素
ERMI検査(建築物のカビ毒指標)  2未満
HERTSMI-2検査(カビ毒指標)  11未満 
コグノスコピーには記載されていないが、オンラインで無料で受けることのできるビジュアルコントラスト感受性検査(VCS検査)(英語)をおすすめする。毒素暴露のスクリーニング診断が行える。
 認知機能検査  目標値
BrainHQ または同等のもの

MoCA(モントリオール認知評価)

年齢別で50パーセンタイル以上

28-30点

 イメージング検査  目標値
MRI ボリュームメトリクス

アミロイドPET

タウPET

海馬皮質容積が年齢相当で25パーセンタイル以上で安定または増加

アミロイド 500以上

タウ 350以上

 睡眠検査  目標値
睡眠検査 無呼吸低呼吸指数(AHI)5未満

AHI5以上は症状がなくても要治療

 マイクロバイオーム  目標
腸管、口腔、鼻腔

  • アスペルギルス
  • CIRS
  • 歯肉炎
  • ライム病
  • 単純ヘルペスウイルス1
  • 梅毒
病原体の除去

陰性

概要

ブレデセン博士が提唱するコグノスコピー(Cognoscopy)

40代からのコグノスコピー

ブレデセン博士が、多くの人に覚えてもらえるよう大腸内視鏡検査の英語コロノスコピーをなぞって作られた言葉。

誰もが50歳以上になるとコロノスコピー(大腸内視鏡検査)を受けることをすすめられるように、45歳以上になったら認知機能に関わる検査を受けるべき。特に家族にアルツハイマー病歴がある場合は強く推奨される。

この検査によって、個々人の認知機能を低下させるリスク因子を特定することができる。

検査によって予防方法がわかる

認知症の実態的な進行は進んでいても、発症前の一定期間に達するまでそのことに本人が気づくことはできない。

診断される前に自分たちが知っておくべきことは、自分のどこに認知症リスクの脆弱性があるのか、ホルモンバランス、脳の栄養不足なのか、毒性に曝露しているのかなど、自分のリスクとタイプ知っておくこと

自分の弱点がわからないままでは、認知機能の改善だけでなく予防をすることもできない。

治療方法の優先順位

自分の認知症リスクがなんであるかを知ることで、どういった改善策をとればいいのか山ほどある世の中の認知症予防策に振り回されなくてすむ。テレビや雑誌などで語られる漠然とした認知症予防策よりも、はるかに実践的で効果的かつ医学的な手法にものっとった方法だ。

一般的な認知症検査は予防には適切ではない

認知機能の低下や記憶障害を感じた時に病院で受ける脳画像診断であったり、脊髄液アミロイドレベルなどの検査は、アルツハイマー病発症の数年前程度の予測能力しか持たない。

そして、その予測がついたところで、リコード法に基づく診断や治療計画を立てることも一切できない。標準療法での認められている予防手段はないため、リスクがあることを知ったとしても多くの場合挫折するか、限られた予防策を行うことしかできない。

コグノスコピーは検査数を抑えられている予防検査

これは、リコード法治療を行っているMPIコグニションの全検査リストではないのだが、リコード法で提唱している1型、2型、3型の判別は充分に可能だ。

「こんなに本当に検査が必要なのか」と感じる方も多いのだが我々の身体は10万種類以上のタンパク質でできており、身体を評価するための指標(バイオマーカー)も13万を超える。ここにある50から60項目ある検査指標はそれらの0.1%にも満たない。

3型のさらなるサブタイプ、亜型によっては、より詳細な検査が必要となってくる。

検査は継続的に受けて常にチェックしていくことが非常に重要だが、最初に可能な限りすべての検査を行い、その後の追跡検査でも項目を絞り込むことができる。

一般の基準と異なる検査基準

一般的に記憶が悪くなったりと、認知機能低下の症状を示す人は下記リストの10~25の項目が適切な値ではい。

また症状としては明確にあらわれていないものの、認知機能の低下リスクをもつ人は上記の3~5つの項目で最適な値ではない。(準最適)

※通常行われる血清検査の基準値と異なることに注意。例えば、ビタミンB12が400pg/ml であれば一般的な診断基準では基準値内と見なされるが、コグノスコピーの診断基準では準最適値となり目標値内とはいえない。

検査値の「正常範囲」:それは正常でなければ範囲でもない
The normal range: it is not normal and it is not a range 要旨 NHS(英国保健医療局)の「Choose Wisely」キャンペーンでは、臨床医と患者の対話...