利用規約・免責事項

「私は、人が治療方法にアクセスできずに死んでいくことの方に倫理的な責任を感じます。人の命を救う薬を作る方法を知っている私がそれを世界に伝えないことは、私が共謀した罪によって誰かが死んでしまったかのように感じられるのです。」

Four Thieves Vinegar Collective 創設者 マイケル・ローファー

免責事項

当ブログ(alzhacker.com)で紹介されている引用や意見は情報提供だけを目的としたもので、医学的アドバイス(診断、治療、予防)の代わりになるものではありません。

また直接的な病気の診断や医学的治療または投薬をおすすめするものでもありません。

病気の診断、治療については医師または資格をもつ医療機関に相談してください。

このウェブサイトを読んだ後に専門的な医学的アドバイスを無視したり、医療機関での診断を遅らせることは絶対に避けてください。

標準的な医療情報ではありません

私が意図するところは具体的な医学的治療方法の提供ではなく、ネットを利用して情報を収集してみた、または試してみたという体験談の提供です。

ブログに記載の情報に関して、証拠の強さやリスクの程度に強い一貫性はなく、管理人の興味・関心を中心に網羅的に記載されてあります。どの情報が参考になりうるかはご自分で文献を読んで理解し、個々人で取捨選択する必要があります。

また、紹介された論文の多くは隅から隅まで読みこんでいるわなく、要約とも限りません。定義、訳語の不正確なまま多くの専門用語も用いています。

そして、試験管や動物実験での基礎研究、非臨床研究など、エビデンス(医学的証拠)の不十分な情報も多く取り上げられています。

従いまして、一般的な医療情報を知りたいと考えている方は、このブログサイトを読まれないようお願いします。

当ブログで紹介している薬や改善方法などを実行して症状が改善しなかった、あるいは悪化、副作用とみられる症状がでた場合、その他、当ブログを利用したために損害が生じた場合でも、一切の法的責任・社会的責任を負うことはできません。

サイトの内容を実行されたいかなる結果についても、すべて自己責任でお願いいたします。

リコード法について

「アルツハイマー病と真実と終焉」通読のお願い

リコード法に関する情報を知りたいと考え当サイトを訪れた方は、まず最初にソシム社から出版されている書籍「アルツハイマー病と真実と終焉」(ISBN-13: 978-4802611404)を読んでいただくようお願いいたします。

リコード法は、現在利用可能な情報と証拠を最大限に活用したアルツハイマー病改善プログラムですが、同時に発展途上にある治療プログラムであるという理解も重要です。常に改良が加えられアップデートしているため、原著の内容も一部ですでに古びた記述を含みます。

最新情報はAPOLLO HEALTHへ

当サイトもできるだけ新しい情報をブログに反映させるよう努力していますが、個人ブログゆえの限界もあります。最新情報を得るためにも、APOLLO HEALTH(下記サイト)を参照することを、おすすめしています。(英語)

www.apollohealthco.com/(英語)

管理人の解釈するリコード法

アルツハイマー病の改善プロトコルであるリコード法は、有益だと思われる様々な古今東西の改善法の紹介プログラム(情報ハブ)といった側面も持ち合わせています。その情報には、アルツハイマー病と必ずしも直接関連するものではない情報も多数含まれています。

加えて、管理人独自の解釈や誤訳、注釈などが様々にサイトの構成に加わっているため、リコード法を掘り下げて理解していると言える部分もある一方で、正当なリコード法の理解としてはいくらか不向きな側面もあるかと思います。(サイトの記事同士で矛盾する内容も含まれています。)

推奨するものではありませんが、仮にアルツハイマー病初期やMCIの方が、当サイトに記載されているリコード法に基づいて検査を行い、個々のプロトコルの大半を適切に実行し、それでも本来の進行より悪化した場合、それはリコード法ではなく当サイトが提示している方法論や、紹介されている各改善プログラムが適切ではなかった可能性があることに留意していただくようお願いします。

新型コロナウイルス感染症・ウクライナ情報について

当ブログは認知症、神経変性疾患の患者さんを対象とした情報サイトですが、思うところあり、20年2月末頃から新型コロナウイルス・ワクチン・ウクライナ問題、政治・経済・環境など情報について幅広く発信を始めました。

マスクの着用、社会的距離のとり方など政府が発表している、または既に一般的に知られている基本情報を書くことは、私の担う役割ではなく、特に読者から求められてもいるとも考えていないこととから、積極的には触れていません。しかし、それらを軽視する意図はなく、当サイトはその代替となるものではありません。補足的な予防、改善方法を考えていくための仮説的情報源のひとつとして、当ブログをご利用ください。

著作権について

著作権における免責事項

著作権は放棄しておりません。

また法令、規約に照らして、当ブログの利用が合法である事を保証しません。

コンテンツとして提供する全ての文章、画像、動画、音声、など内容の合法性・正確性・安全性等、あらゆる点において当ブログは保証致しません。

リンクをしている外部サイトについては、何ら保証しません。

サイトで利用されている画像、グラフ、参考資料は、引用であったり、別個のライセンス(サイト画像、商品画像、Wikipedia画像など)に基づく使用のものが含まれており、当ブログはそれらの利用を第三者へ許諾する権限を有しておりません。

二次利用は、それらの著作権を侵害するおそれがありますのでご注意ください。

当ブログのコンテンツを利用した結果生じたあらゆる損害について、当ブログは一切責任を負いません。

ブログ利用における禁止事項

  • 営利目的の利用
  • 不正な改変・販売・頒布・譲渡・複製・CD-ROM・アプリケーションへの収録などの二次配布・再配布。
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  • 当ブログを利用した勧誘行為、なりすまし行為。
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  • 当ブログが不適切と判断した利用。

リンクについて

このサイトから発信するコンテンツは下記の除外規定を除きリンクフリーです。当ブログ(alzhacker.com)の許諾は不要です。ただし、画像への直リンクや、インラインフレームの使用はお断りいたします。

リンク除外規定

  • 認知症患者、介護者、関係者への誹謗中傷が掲載されている場合。
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  • 当ブログを利用して、商品やサービスの販売を行う場合。
  • 犯罪的、反社会的な内容、その他公共の利益に反するような内容が掲載されている場合。
  • 当ブログがリンクの設定が好ましくないと管理人が判断した場合
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紹介商品について

当ブログ(alzhacker.com)を経由して商品を購入するさいは、当記事の免責事項に同意する場合に限ります。

同意できない場合は、商品を購入したりサービスを利用しないでください。

コミッションと商品購入の免責

当ブログは一部の紹介リンクサイトからコミッションをもらっています。またはその予定にしているもの、もらっていないものも含まれます。コミッションについてはサイト運営費、サイトでの紹介商品購入費用、母のサプリメント購入費にあてたいと考えています。

商品に関するお問い合わせは、販売店様のほうに直接ご連絡くださいますようお願い致します。当サイトからリンクやバナーなどによって他のサイトに移動された場合、移動先サイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。

また、リンク先サイトの正確性や合法性、その内容について一切保証するものではありません。商品やサービスのご購入に関する最終的な判断はご自身の責任でお願い致します。

個人輸入規制品について

リコード法で用いられる医薬やサプリメントの多くは日本でも入手が可能なものですが、一部入手がむずかしかったり、また日本の法律では利用や輸入が規制されているものが存在します。

当サイトは、けして少なくない数の海外ユーザーの方にも利用いただいており、必ずしも日本にお住まいの方だけを対象としたサイトではりません。そのため日本では規制対象の商品もサイトの案内に含まれています。

サプリメント等の個人輸入にあたっては、当該地域、国の法令を遵守いただくようお願いします。

厚生労働省 医薬品等の個人輸入について

商品紹介についての考え方

認知症と関連する記事において商品が紹介される場合、利用者にとって有益であると管理人が判断したものを紹介しています。よりよい商品があると判断した場合は、コミッションの有無と関係なく優先して紹介しています。

費用対効果の重視

当ブログに書かれてある改善方法は、数多くの法を同時に実行することで成果をあげる側面が強く、また一時的ではなく継続して実行していかなければならないことが容易に予想できます。

ですので、個々の改善方法にコストがかかってしまうと、個別的には許容範囲の価格であってもそれらが積み重なることで、経済的余裕のない大多数の高齢者には必然的に実行不可能な改善法になってしまいます。

そのため商品案内に関して、品質の差が些細な差であると考えられる場合は、安価なものを紹介することを心がけています。

運営者情報

  • 運営者名 アルハカ
  • 連絡先 alzhacker@protonmail.com

制定日・最終改定日

  • 制定日 2017年1月13日
  • 最終改定日 2023年2月12日

趣旨説明とお願い

人生はランダム化された二重盲検ではない。

われわれは不完全な情報の中で生きており、そのような贅沢はできない。

われわれにできることは自分自身で実験を行うことなのだ。

テリー・グロスマン

学術論文、臨床試験や動物実験など、すべての研究報告には信頼性のグレードがあります。当ブログ(alzhacker.com)やその他のSNS(Facebook,Twitter)で取り上げる医療や健康と関連する情報は、その信頼性の差を必ずしも明確には区別していません。

これは、もちろん管理人の知識不足、理解不足といった側面もありますが、信頼性の高い限られた研究だけを追っていたのではアルツハイマー病の改善は望めない、という戦略的な考え方にも基づいています。

そのため、まずサイトの概要説明をお読みいただいて、当ブログの基本となっている考え方を踏まえた上で、各個別記事をご利用ください。

ゼロリスクは存在しない

また体の仕組みは恐ろしく複雑で、ある薬の投与が効果的だったという研究結果、機序が明確で臨床結果が信頼に当たるとしても、それが体の他の場所でどのような影響を及ぼすかまで分かっているわけではありません。

これは、一般に行われている医療も例外ではありません。

基礎研究と臨床研究結果の解離がそのことを現していますが、薬物相互作用まで考慮すると限りない安全性というのは、不可能のように思えます。

安全フィルターのない情報の提供

そのため一般的に病院などで浸透している治療法というのは、多くのフィルター(多段階の臨床試験)でふるいをかけて、一定の安全性が確立されたものだけが流通する仕組みになっています。

このブログの内容は、そういった安全フィルター、第三者の評価は一切通っていません。

記載内容はその意味において、すべて信憑性の劣るネット情報であるということをご理解ください。

統計情報では認知症は助からない

ビッグデータと黒い白鳥が競うなら黒い白鳥が勝つだろう。

ブラック・スワン

…しかし、認知症病患者に完璧なエビデンスを待つ時間の猶予はありません。

もし患者さんが改善を目指したいと考えるのであれば、限られた情報の中で、観察研究、事例研究、逸話も含めて実行可能な判断をしていかなければなりません。

人々は一律に治療に応答するはずだという前提に立つランダム化比較試験が、不均質な病態生理をもつ複雑な疾患の患者さんに常に役立つ情報であるとはかぎりません。

数十万人と存在する専門の医療研究者、医療従事者またはその家族、関係者でさえ若年性アルツハイマー病の進行がとどまっているという統計的証拠は存在しません。

現在の最良のデータは、リコード法を実行した患者さんの事例研究です。

また、私の母が現実に命をつないでいる限り、いくら証拠に信頼性がないと否定されたとしても、「メタアナリシスでは私の母は助かっていなかった」という私の信念は1ミリも揺らぎません。

個人の医療情報発信について

そのことを公表する上で個別事例の一般化に対する批判はあるかもしれません。

しかし、個別性と一般性は二者択一でしょうか。医療が高度に専門化、システム化、統計処理上の事実しか追わなくなったことで、その二つは二極化してしまってはいないでしょうか。

強固な証拠のある医療情報から一歩でも外れると、社会的サポートは絶たれ、途端にあらゆることが”自己責任で”という海の中に投げ込まれます。

専門家であっても個人体験の汎化が統計的処理の元に見渡すと、いかにバイアスが入り込み間違ってしまうかということは、これまでの医療の歴史において常々語られてきました。当サイトにもバイアスは当然のことながら含まれます、残念ながらそれは避けられません。

医療研究のバイアス

しかし、そもそも世の中にかつて存在したことがない、または極めて奇跡的な事例(アルツハイマー病症状の逆転)が公表されたときに、まずすべきことは証拠不足に対する批判ではなく、それがそもそもどういったものなのかという考察や議論が先にあるべきではないでしょうか?

また医療研究にはランダム化比較試験であっても、エンドポイント、介入の時間とタイミング、疾患の概念モデル、試験サイズ、P値、忍容性の基準、患者の同意、交絡因子の取捨等、様々な専門家の主観的変数が伴います。

その主観的に設定された変数(または隠れ変数)によって、医療全体にバイアスが混入していないと言える合理的根拠はなんなのでしょうか?

研究対象となりやすい分野における証拠だけが、街灯効果によって過剰に強調されます。アルツハイマー病研究の全体を俯瞰することが専門家であっても非常に困難なため、彼らは自分たちの研究対象が全体の中で過剰な強調となっているかどうかの判断がついていません。

バイアスを利用して歩を進める

測定可能な事象の実証性を各々が追求している割には、実証された個々の研究成果をどう組み立てて治療成果を生み出すのかといったエリアは、ほとんど手付かずの研究領域となってはいないでしょうか。複雑系の医学において工学的な実証性を要求することはできません。これだけ個別化医療が必要だという多くの医療研究者の指摘がありながら、個別情報を失わせてしまう疫学やランダム化比較試験だけに答えを求めることに合理性を見出すことはできません。

医療研究によってのみでしか治療効果を伝えることができないのであれば、個人の苦しみや叫ぶ声の社会的価値は奪われてしまいます。限定的合理性によって今の医療行為に柔軟性が欠けてしまってはいないだろうか、患者サイドで実行できる現実的な介入方法が認められ、サポートされる社会が許されてもいいのではないか、とも考えています。

患者主体の医療

社会全体、患者全体の利益と、個人の利益のどちらを合理的に追求するのかという、実証性の問題とは全く異なる視点も存在します。

強固な信頼性のある医療を求めることによる不利益な側面がそもそも無視されたり軽んじられているという問題もあるのですが、その不利益さも本来画一的なものではなく、疾患、進行状態、個人の思想や経済状況などによっても大きく異なるはずです。

そして個別的なトレードオフ曲線の最適値と最適化は、”洗練された”患者主体の医療が広がり許容されることで、充分に今の現代社会において実施が可能だとも考えています。これはわれわれ患者側の課題でもあります。

主体的に意思決定できる人へ

ブログにどれだけ、患者全体から見た有益性としての客観性がなければならないとされるかには、意見の相違があると思います。

情報を活用できる人にだけ情報を届けられれば理想的なのですが、現在のインターネットは誰もが目を通すことのできるオープンな情報として発信する構造となっているため、その情報の信頼性、有用性、リスクは、利用者の側で選別するしかありません。

リコード法については全国的な普及を願っていますが、私個人のサイトで紹介している独自のメソッドに関してはすべての人に届けようとするとむしろ弊害が生じるであろうと考えており、主体的な判断・リスク・責任をとって行動できる方にだけ届けたいと思っています。(ここには二重の範囲の異なる一般性の主張があります。)

パターナリズムが支配的である日本においては、こういった自己決定能力をもつ方が少数であるため、単なるブログの発信にすぎないにも関わらず、公益性に対して絶妙なさじ加減をとらなければならなくなります。

情報密度と公益性のトレードオフ

おそらく公益性のバランスは永遠の課題になる気がしますが、その違いがあること(そして境界線の曖昧さもあること)を理解して読んでいただくことをお願いしたいと思います。

自己責任と自己判断の度合いが強まれば、それだけ突っ込んだ情報や議論が提供できます。ブログサイトに自主的な責任が強く求められるようになれば、それだけブログサイトは自己防衛に走り、本音や核心的な情報は隠されるようになります。

この種のトレードオフ関係はあらゆるサイトについて言えると思いますが、このブログに関して、その平衡点は匿名の掲示板の書き込みに類するものと考えてください。

リンクサイトの参照

もし詳しい情報、正確な情報を知りたければ、リンク先の文献を参照していただくようお願いします。また、当ブログに掲載している情報は予告なく変更される場合があります。

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