COVID-19戦略 フェーズ7 ポストコロナ

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コロナウイルス COVID-19戦略

フェーズ7 ポストコロナ

7.1 パンデミックの予測

ワクチンの実現可能性

ワクチンの開発を目安に18ヶ月で終息するという情報を前提に社会的活動や計画を立てている方が多い印象を受けるが、その信頼できる根拠が不明。多くの専門家からは懐疑的な意見が出されている。

COVID-19 ワクチン/技術的、倫理的、政治的課題
新型コロナウイルス ワクチンはできるのか 誰が最初に摂取するのか COVID-19ワクチンがあるとしよう - 誰が最初に接種するのか? 科学者が安全で広範囲に有効なワクチンを開発したとしても、それを何十億人もの人々に投与する方法は誰にもわからない。最初のうちは品薄になるだろうし、それがどのように機能し、どのように...
COVID-19 抗体依存性感染増強(ADE)
フライパンから火の中へ? COVID-19のADEのためのデューデリジェンスが保証されている。 Out of the frying pan and into the fire?  Due diligence warranted for ADE in COVID-19 Antibody-dependent enhancement...
ワクチンの安全性を調節する可能性のあるワクチンおよび自然感染誘発メカニズム
Vaccine- and natural infection-induced mechanisms that could modulate vaccine safety キーワード COVID-19パンデミック、ワクチンの安全性、自己免疫、分子模倣、交差反応的、免疫干渉 要旨 免疫系の劣化・機能不全が、ウイルス感染によ...
ワクチンアジュバントの比較安全性 現在のエビデンスと将来のニーズのまとめ
Comparative Safety of Vaccine Adjuvants: A Summary of Current Evidence and Future Needs 要旨 ワクチンの安全性を向上させるために高純度の抗原を使用することは、ワクチンの免疫原性と有効性を低下させることにつながっている。このため、ワクチン...
ファイザーとBioNTech社のワクチンが楽観的な理由 - そして懐疑的な理由
Why the Pfizer and BioNTech vaccine is a cause for optimism — and skepticism プレスリリースによるワクチン科学は止めなければならない 月曜日の朝、母からメールが来た。「黒雲が晴れた。.. ファイザーは90%の有効なワクチンを持っている」と。母は、初期の...
自然界で開発されたCOVID-19ワクチンはすでに機能しているのか?
Is a COVID-19 vaccine developed by nature already at work? 要旨 COVID-19陽性例は世界中で驚くべき勢いで増加している。その一方で、罹患率や死亡率は時間の経過とともに減少傾向にある。特に興味深いのは、無症候性の重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV...
COVID-19 ワクチン/技術的、倫理的、政治的課題
新型コロナウイルス ワクチンはできるのか 誰が最初に摂取するのか COVID-19ワクチンがあるとしよう - 誰が最初に接種するのか? 科学者が安全で広範囲に有効なワクチンを開発したとしても、それを何十億人もの人々に投与する方法は誰にもわからない。最初のうちは品薄になるだろうし、それがどのように機能し、どのように...
COVID-19 ワクチンの安全性に関する考慮事項
COVID-19 Vaccine Safety Considerations COVID-19 VACCINEの安全性に関する考察 ジョージア工科大学公共政策学部研究員 ロナルド・N・コストフ博士 ゲインズビル、バージニア州、20155 ダルヤ・カンデュク博士、東京大学生物科学・バイオテクノロジー・バイオファー...

またワクチン以外にも、18ヶ月を過ぎてもパンデミックや隔離が続く可能性のあると考えることのできる変数は多い。

日本の死者数が少ない理由が明確になれば、予想や対策もつきうるがそもそもその理由が未知であるため、将来的な安心材料とすることはできない。

COVID-19 日本のコロナウイルス重症化率・死亡率が低い70の理由(推定)
日本で重症者・死亡者はなぜ少ない? 日本でコロナ感染・致死率が低い理由(仮説) 生物学的要因 BCGワクチン仮説 弱毒化したウイルス(pre-S型?)を早い時期に曝露し、集団免疫化されていた。 以前のSARS感染によってアジア全体が免疫化されていた。 HCoV-OC43、HCoV-HKU1、HCoV-NL6...

中間宿主、第三国で新型コロナウイルスは残り続け、さらに現在のコロナウイルスは変異しやすくなってしまっており、第二波、第三波でき日本人に凶悪化したウイルスとなる可能性は捨てられない。これはスペイン風邪の第二波で多くの人を殺した理由とはおそらく独立したものとして結果をもたらす可能性が高い。

中国の新しい豚インフルエンザウイルスが「パンデミックの可能性」をもつ7つの理由
中国の新しい豚インフルエンザウイルスが「パンデミックの可能性」を持つ7つの理由 中国の科学者たちは、遺伝子型4(G4)の再交替型ユーラシア鳥類型(EA)のH1N1型(H1N1)の遺伝子型4(G4)を発見した。 BARCROFT MEDIA VIA GETTY IMAGES 現在のパンデミックの原因となっているCOVID-19コ...

コロナウイルスはその動態、感染機序から見ても、明らかにインフルエンザの亜種ではない。コロナウイルスの受容体であるACE2が全身のさまざまな臓器に存在しており(かつ過去のSARSよりも結合能が高い)、これまでの報告からはシビアな後遺障害は短期的にはまれだが多様な病態を示す可能性がある。

COVID-19 治療標的としてのACE2・レニン・アンジオテンシン系
ACE・ACE2 RAS 覚書 アンジオテンシン変換酵素2を用いたSARS-CoV-2の複製のための細胞内への進入機構の概要:レニン-アンジオテンシン系に関連した治療法の可能性 抄訳 SARS-CoV-2はアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)と結合して細胞内に侵入するため、ACE2を標的にしてそのような結合を防ぐことは、感染と...
SARS-CoV-2ウイルスは何がそんなに凶暴なのか? 比較ゲノム解析と機械学習による研究結果から
NIHの研究者がSARS-CoV-2ウイルスの病原性を調査 NIH researchers investigate virulence of SARS-CoV-2 virus June 11, 2020 -- SARS-CoV-2ウイルスは何がそんなに凶暴なのか? 米国国立衛生研究所(NIH)の研究者らは、このウイルスの...

ただし例え後遺障害が数%であったしても、人口全体の規模から言えば数百万人に達することは考慮に入れておくべきだろう。長期的な障害に関してはさらに懸念材料となる。(インフルエンザを元に長期予測は立てられない)

COVID-19 パンデミックの将来予想 まとめ
コロナウイルス 将来予想 パンデミック予測 COVID-19 三つのシナリオ予測 「どのシナリオになるかわからないが、今後数ヶ月は厳しい時期になるだろう。」 ミネソタ大学 疫学者マイケル・オスターホルム クレスト&ディップ 今回の大流行を過ぎて、半分以下の小さな波がインフルエンザの流行季節と一致して続く。季節性は大きな抑制効果は...
COVID-19 パンデミック/感染拡大の危険因子
コロナウイルス 感染拡大の危険因子 感染の変動要因 総合 COVID-19パンデミックの初期感染拡大率の速度と相関する危険因子の分析。カッコ内はp値 気温が低い(4×10^-7) 高齢者と現役世代の比率が高い(3×10^-6) 平均寿命(8×10^-6) 外国人観光客の数(1×10^-5) 流行開...
COVID-19 パンデミック/社会的影響
コロナウイルス 社会への影響 パンデミックによる社会的影響 コロナウイルスの死は「一人当たり10年以上の命の喪失をもたらす」 COVID-19で亡くなる人の多くは、基礎となる慢性疾患を持つ高齢者であるため、COVID-19の影響が誇張されているのではないか? COVID-19の結果として失われる実際の生命の年数は比較的少ないの...
COVID-19 パンデミック・ポストコロナ/社会的影響への対策・緩和策
コロナウイルス パンデミック対策 政府はCOVID-19に対して「科学に従う」だけでいいというものではない 「我々は科学に従っている」というのは、英国政府の閣僚たちがCOVID-19パンデミックにどう対処するかについての決定を正当化するために繰り返し行ってきた主張である。これらの決定には、厳格な社会的距離の取り方をいつ開始し、いつ...
COVID-19 パンデミック/ポジティブな影響
コロナウイルス パンデミックの良い影響 パンデミックのポジティブな影響 小児の入院数の減少 小児感染症の医師であり、カリフォルニア州サンディエゴにあるレイディチルドレンズホスピタルの感染管理担当メディカルディレクターであるアリスポン氏は、呼吸器疾患による小児の入院が急激に減少したと語った。 暴力、強盗犯罪の減少 COVID-...
ほとんどの国がモデルナとファイザーのCOVID-19ワクチンの恩恵を受けない理由
Why Most Countries Won't Benefit From Moderna And Pfizer’s Covid-19 Vaccines モデルナ社とファイザー社のCOVID-19ワクチンが、第3相試験参加者の90%以上で有効性を示したことは、喜ばしいことである。これまでにないmRNA技術を用いて猛スピー...
COVID-19 ワクチンの安全性
COVID-19 vaccine safety  2020 Sep 18 要旨 SARS-CoV-2の発生とそれに伴うCOVID-19のパンデミックに対応するため、抗COVID-19ワクチンの開発のための世界的な競争が行われている。 ワクチンの初期展開の目標時期は2020年後半である。本論文では、過...
COVID-19 ワクチンの安全性に関する考慮事項
COVID-19 Vaccine Safety Considerations COVID-19 VACCINEの安全性に関する考察 ジョージア工科大学公共政策学部研究員 ロナルド・N・コストフ博士 ゲインズビル、バージニア州、20155 ダルヤ・カンデュク博士、東京大学生物科学・バイオテクノロジー・バイオファー...
ワクチンの懸念材料
ワクチンの安全性を調節する可能性のあるワクチンおよび自然感染誘発メカニズム
Vaccine- and natural infection-induced mechanisms that could modulate vaccine safety キーワード COVID-19パンデミック、ワクチンの安全性、自己免疫、分子模倣、交差反応的、免疫干渉 要旨 免疫系の劣化・機能不全が、ウイルス感染によ...
ワクチンアジュバントの比較安全性 現在のエビデンスと将来のニーズのまとめ
Comparative Safety of Vaccine Adjuvants: A Summary of Current Evidence and Future Needs 要旨 ワクチンの安全性を向上させるために高純度の抗原を使用することは、ワクチンの免疫原性と有効性を低下させることにつながっている。このため、ワクチン...
集団免疫
COVID-19 集団免疫
SARS-CoV-2に対する長期免疫と集団免疫:現在および過去の知見からの示唆 要約 SARS-CoV-2に対する効果的な集団免疫は、免疫集団の割合、免疫応答の長さと有効性、ウイルスエピトープの安定性など、多くの要因によって決定される。必要とされる免疫集団の割合は、現在の感染率を考えると、50~66%と推定されているが、これを達成...
COVID-19の集団免疫は、今もなお、ひどいアイデアである
ワクチンなしで集団免疫とコロナウイルスの神話を払拭する 2020年は本当に奇妙な年だった。私が書くとは思ってもみなかった記事の中で、最も奇妙なものの一つは、集団免疫がおそらく私たちを救うことはないだろうという神話崩壊の記事でなければならない。私は集団免疫のファンとして有名なライターだ。私の最初の「ウイルス」の記事は、集団...
WHO: 集団免疫はCOVID-19を止めるのに長い道のりがある
WHO: Herd immunity is a long way off stopping COVID-19 WHOのマイク・ライアン博士は、コロナウイルスを阻止するために必要な集団免疫のレベルには、「今のところどこの場所も近づいていない」と述べている。 感染症に対する抗体を持っているのは世界人...
T細胞と集団免疫についての良いニュース(ただし、非常に良いニュースではない)
The Good (But Not Great) News About T-Cells and Herd Immunity コロナウイルスの重要なニュースからペイウォールを取り除いた。購読者になって、私たちのジャーナリストをサポートしてほしい。 COVID-19パンデミックの6ヶ月間、この病気が日に日に奇妙...
「集団免疫」に科学者が考えていたよりも近づいているとしたら?
What if ‘Herd Immunity’ Is Closer Than Scientists Thought? 世界で最も重要な数学のパズルかもしれないものの中で、研究者達は、コロナウイルスが衰退する前に、地域社会の何人の人々が免疫を持っていなければならないかを解明しようとしている。 ブルックリンのボローパーク地区は...
COVID-19パンデミックから4ヶ月が経過したが、スウェーデンが誇る集団免疫力はどこにも見当たらない
Four months into the COVID-19 pandemic, Sweden’s prized herd immunity is nowhere in sight 2020年3月11日、世界保健機関(WHO)はCOVID-19のアウトブレイクをパンデミックと宣言した。それからわずか4カ月以上が経過し、...
COVID-19の免疫力はどのくらい持続するのか?
How Long Does COVID-19 Immunity Last? キングス・カレッジ・ロンドンの新しい研究では、免疫力は数ヶ月で消滅するかもしれないとの見出しが多数出された。しかし、真実はもっと複雑で、ありがたいことにそれほど悲惨なものでもない。 今年一番の憂鬱な見出しだった そして、それは多くのことを語っている。 「...
コロナウイルスの再感染はあり得るのか?
Is Coronavirus Reinfection Possible? それは専門家の頭の中にある最も重要な質問の一つである。 コロナウイルスの再感染は可能か? 我々は新しいコロナウイルス病(COVID-19)について驚くほど多くのことを学んだが、多くの不確実性がまだ残っている。一つの重要な未回答の疑問がある。新型コロナウイルスか...
ワクチンの実現可能性
COVID-19 ワクチン/技術的、倫理的、政治的課題
新型コロナウイルス ワクチンはできるのか 誰が最初に摂取するのか COVID-19ワクチンがあるとしよう - 誰が最初に接種するのか? 科学者が安全で広範囲に有効なワクチンを開発したとしても、それを何十億人もの人々に投与する方法は誰にもわからない。最初のうちは品薄になるだろうし、それがどのように機能し、どのように...
パンデミックの行方
エピデミックはどう終焉を迎えるのか?
How Epidemics End 我々はCOVID-19パンデミックがきっぱりとした結末で終わることを期待している。歴史はそうではなく、感染症の発生はしばしば、単に忘れ去られたり、他の他の問題として格下げされたりするなど、より曖昧な形で終えることを示している。 最近の歴史は、疫病がどのように展開され、どのように発生が拡大...

7.2 働き方の変化・デジタル

図1

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7214313/

デジタル格差・リモートワーク

デジタル格差がこれからさらに深刻になっていく。必ずしも使い方の理解だけが必要となるわけではない。使用に関しての難易度はこれから早い段階で技術が解決していく。しかしオンラインで交流する独特の間合いや、リアルとは違うコミュニケーション感覚などの技術的解決は、さらにもう少しの時間と技術が必要だろう。

高齢者では、使い方は任せるとしても、オンラインコミュニケーションそのものに慣れてもらうことのほうが重要かもしれない。

例えば、高齢者にタブレットを触ってもらう。ZOOM飲みを行ってみるなど。ガラケーからスマホへ切り替える。接触確認アプリの利用は、今のところガラケーは対応していない。「高齢者のパラドックス」[

接触確認アプリは必須

ガラケーからスマホへ切り替える。接触確認アプリの利用は、今のところガラケーは対応していない。「高齢者のパラドックス」[R]

COVID-19 リモート認知症ケア ZOOM・SKYPE
COVID-19期の認知症ケアへの挑戦 集団認知刺激療法の遠隔配信におけるイノベーション Challenges to dementia care during COVID-19: Innovations in remote delivery of group Cognitive Stimulation Therapy 高齢者...
オンラインコミュニケーションツール
  • 品質の高いWebカメラ+音声マイク
  • 大型モニター(ディスプレイ液晶は値上がりする可能性大)
  • 緑色の弾幕(背景を変更したい場合、プライバシー保護、宣伝にも使える)
ZOOMコミュニティ 3つのスタイル
1. まったり雑談サードプレイス リコード法を行う認知症患者さんのサードプレイス サード・プレイスとは、コミュニティにおいて、自宅や職場とは隔離された、心地のよい第3の居場所をさす。 サード・プレイスの例としては、カフェ、クラブ、公園などである。 アメリカの社会学者、レイ・オルデンバーグはその著書『ザ・グレート・グッド...
キャッシュレス化
ベーシックインカム

 

7.3 移住・開疎化

ウイルスが長期化し、リモートワークが進めば、大きなトレンドとして都会から地方への移住(開疎化)は避けられない。不動産の価格変動など、移住の決断が大多数のトレンドが形成されてからとなると、マスク同様、大きな損失と限られた選択肢が残されるかもしれない。

人々の意識の変化そして行動変容が伴う今回のコロナショックは、リーマンショックとは質的にまったく異なる。

また、そもそも論として、都市はウイルスパンデミックだけではなく自然災害や戦争、気候変動など大きな危機に対して脆弱であり、一定の負荷を超えると「死のホットゾーン」となってしまうことは、これまでも専門家から警鐘されてきた。

その脆弱性が認識されないまま現在の価格と需要供給バランスが成立しており、ある程度は技術的によって解決がつくかもしれないが、すべての都市構造の脆弱性とすでにあるネガティブな要素に対応することは10年や20年では不可能だろう。

このパンドラの箱をマジョリティー側で一度でも開いて知ってしまえば、仮にコロナが収束したとしても(騙され続ける以外)元の成長ラインに戻るという発想は出てこない。

大気汚染リスク
COVID-19 大気汚染
大気汚染 大気汚染 大気汚染地域での高い致死率 中国の大気汚染指数が高い地域ではそうではない同国の地域に比べて、重症急性呼吸器症候群(SARS)で死亡する可能性が2倍高かった。 COVID19とACE2、大気汚染の関係 イタリアにおけるCOVID-19発生リスクにおける慢性大気汚染レベルの役割につい...
開疎化

ビルの屋上の活用

 

オープンカフェ・レストラン

屋外での活動性をもっと高めるための法(条例)改正、マーケティングの変化、消費者マインドの切り替えが必要。こういうときこそメディアが、新しい文化を作るぐらいの発想で力を発揮してほしい。

https://www.afpbb.com/articles/-/3294100?pid=22510951

移動式店舗
無人販売所

 

7.4 療養・グローバルヘルス

観光業

COVID-19 後遺障害治療 健康リゾート医療/転地療法
COVID-19陰性と診断された患者が退院した場合、保養地医療は障害回復のための適切な舞台となり得るか?今後の課題 COVID-19の中長期的後遺障害 2020年3月以降、世界はCOVID-19パンデミックに直面している。これまでは、生命維持を必要とする患者の治療が主な関心事であった。 COVID-19からの回復後、感染と長...
グローバルヘルス
「あまりにも複雑すぎる」なぜ、グローバルヘルスでは分断化が続くのか
‘It’s far too complicated’: why fragmentation persists in global health 要旨 背景 より良い調整を達成するための多くの努力にもかかわらず、分断は、保健プログラムの有効性を損ない、保健関連の持続可能な開発目標の達成を脅かす、グローバルな保健の風景の永続的な特徴...

7.5 大規模災害・飢饉などへの備え

食糧危機

食料供給は生産量の問題よりも、世界各国が協調できるかどうかにかかっている。日本はカロリーベースでは自給で賄うことができるが、輸入制限により特定の食材供給が難しくなる可能性はある。

栄養バランスの問題が生じる可能性を考え、短期的にはマルチビタミン・ミネラルと保存の聞く食材が必要になる可能性もありはするが、どちらかと言えばこれまでの世界中のあらゆる食材が入手できた、時代特異的に異常な食生活から、最悪なところで一昔前の粗食的な方向へ戻るだけのようにも考えられる。

つまり健康の問題というよりは、贅沢ができるかどうかの問題で、健康的な粗食に馴染めなかったり、自炊ができない人たちだけが栄養バランスを崩して、健康を害する可能性が高まるという結果になりそうな気がしている。

反対に、総合的な健康食生活を目指すことで、健康だけではなく食糧危機からも逃れられるかもしれない。これは個人レベルの話だけではなく、世界的な食料安全保障の議論においても、検討された5つのシナリオの中で、健康を目指すシナリオが土地利用も含めたグローバルに持続可能な食料システムを築ける可能性が高いとされている。

土地利用と食料安全保障の未来を探る/新しいグローバル・シナリオ
Exploring the future of land use and food security: A new set of global scenarios Agrimonde-Terra 5つのシナリオ 要旨 世界人口の増加と豊かさの向上、気候の変化、有限な天然資源に直面し、世界の食糧システムは将来的に変化しなければ...
COVID-19 世界の食料安全保障へのリスク
COVID-19 risks to global food security COVID-19のパンデミックが進行するにつれ、ウイルスを封じ込める必要性と、世界の貧困層や飢えた人々を最も苦しめる悲惨な経済・食料安全保障の危機を回避する必要性との間で、トレードオフの関係が生まれてきている。 今のところ大きな食糧不足は発生して...
食糧不安のリスク

食糧危機は、食糧危機そのものの問題とは別に、食料がなくなるかもしれないという食糧不安の問題が人々の心理に与える影響は大きく、様々な問題を引き起こすことが知られている。

食糧不安が増すことで加工食品を好む傾向にあり、肥満とのつながりがある。子供や青年では、食生活の乱れ、成長と発達の障害、教育達成度の低さ、認知的欠損、慢性的な身体的・精神的健康問題、死亡率と関連している。

COVID-19 食糧不安の危険性
飢餓、栄養失調、食生活の病理を防ぐためのCOVID-19に起因する世界的な食糧不安に対処するための行動の呼びかけ A call to action to address COVID-19–induced global food insecurity to prevent hunger, malnutrition, and eating ...
家庭菜園はいかが?

長期的には精神衛生面の管理も兼ねて家庭菜園を推奨。近年、土いじりが皮膚微生物叢(おそらく腸内微生物叢へも?)への効果が期待できる証拠も示されている。

COVID-19 食糧危機
世界的な食糧危機が迫る covid-19のパンデミックは、多くの人々が食料を買う余裕に苦労して残して極端な貧困につながる可能性がある、アダムVaughanは報告している。 covid-19パンデミックの世界中の飢餓への影響は、食料価格が2007年と2008年に悲惨なまでに急上昇した時よりも悪化する可能性があると、食料安全保...
グリーンスペース(緑地)・自然環境との触れ合いが痛みを改善する7つの医学的メカニズム +コロナウイルス
緑・自然環境に触れることで、世界的な痛みの大きな苦しみが軽減されるかもしれない。 Exposure to greenspaces could reduce the high global burden of pain グリーンスペース(緑地)との触れ合いは、フィトンチッド、マイナスの空気イオン、日光への暴露によって痛み...
地震対策

万が一に備え、屋外または、避難所で使用可能な小型のテント、コット、寝袋などのキャンプ用品が一式あると良いかもしれない。(避難場所での感染や寒さによる肺炎を防ぐために)。

冬場や寒冷地域では特に断熱効果の高い寝袋+マットは重要になってくる。寝床を高くすることのできるコットやダンボールベッドなども、床からのホコリやウイルスの吸い込みを防ぐため、体育館などの避難場所が確保されてテントが使えない環境では、テントより重要となるかもしれない。

また、住宅環境や季節によっては、家族への感染を防ぐための隔離用途として使える。

地震
「地震」の記事一覧です。

7.6 自然破壊への対応

コロナウイルス:世界はパンデミックの原因ではなく、症状を治療している、と国連は言う
自然破壊の継続は、動物の病気の流れが人間に跳ね返ってくることになる、と報告書は言う。 Coronavirus: world treating symptoms, not cause of pandemics, says UN 動物、具体的には豚や鶏の工業的な養殖は、将来の人獣共通感染症の波及の主要なリスクの一つであると専門家は言う...
COVID-19の世界的アウトブレイクを解読する 自然は背後で動いている
Decoding the global outbreak of COVID-19: the nature is behind the scene 要旨 世界的な大パンデミックの原因となっているSARS-CoV-2の突然の出現は、公衆衛生上の大きな関心事である。SARS-CoV-2は新しいウイルスと考えられているが、完全に新しいメン...
COVID-19 自然環境への取り組み
次のパンデミックを防ぐためのコストは、COVID-19の経済的損害のわずか2%でしかない Cost of preventing next pandemic 'equal to just 2% of Covid-19 economic damage' 将来のウイルス危機を食い止めるためには、野生生物を保護するため...
COVID-19時代の抗菌薬の有害使用による環境副作用/AMR(薬剤耐性)
COVID-19時代の抗菌薬の有害使用による環境副作用 Environmental side effects of the injudicious use of antimicrobials in the era of COVID-19 ハイライト ・COVID-19は、新規コロナウイルスSARS-CoV-2によって引き起こされ...

7.7 生物テロ

SARS-CoV2ウイルスは人工的に作られたものではないかという陰謀説が一時期賑わっていたが、SARS-CoV2のようなウイルスを作ることが可能であるという事実を多くの人が知ってしまい、人々が恐怖を感じることになってしまったことのほうが、実際にそれが作られたかどうかよりもはるかに重要な意味をもつ。[R]

1989年アメリカの情報機関は、民間人への大規模な使用に、通常兵器の使用では1平方kmあたり2,000ドル、核兵器の使用では800ドル、化学兵器の使用では600ドル、生物兵器使用は、わずか0.1ドルのコストが必要だと推定した。[R]

生物テロのリスクが高まっているという証拠があるわけではないが、テロリストは今回のパンデミックによって、核兵器などよりも生物兵器がはるかに費用対効果が高く、技術的にも実行可能であるということを忘れないだろう。[R][R]

「10年前は生物学者が束になっても不可能だった最先端のゲノム編集が、今では優秀な大学院生が2人いればできる」

「米軍でさえF35の技術情報の漏洩を守れないとしたら、大学院生が宿題で奇妙な病原体をつくったとして、それが悪意ある人物の手に渡らない保証はどこにあるのか?」

「今のところ、そうした遺伝情報に基づいて実際にウイルスを量産することは簡単ではない。しかし、時間の問題だ。あと10年か20年もすれば、DNAの合成装置は急速に普及し、大学はもちろん高校の生物実験室にまで入り込むだろう。そうなれば誰でも、遺伝情報から生物兵器をつくれるようになる。」[R]

こういった新興科学のコモディティ化により懸念される世界的危機は、生物テロだけではないが、これは確率論の問題だ。ビル・ゲイツがパンデミックを予測できたのはコロナウイルスの仕組みを理解していたからではなく確率論に基づいた計算思考に過ぎない。

ウイルスやテロそのものを根絶することが難しいように、いやそれ以上に人工ウイルスのパンデミックを引き起こす対象を特定し阻止することは難しいだろう。10年前に迷惑系YouTuberがコロナウイルスをばらまくという予測をしていた感染学者がいただろうか?。

ニック・ボストロムが述べているように我々はすでに人間嫌いのお金持ちが、たった一人でもいれば、人類が破滅する時代へと半歩足を踏み入れている。そのことの意味をもっと真剣に考えるべきだろう。

脆弱世界仮説 ニック・ボストロム
The Vulnerable World Hypothesis ニック・ボストロム オックスフォード大学フューチャー・オブ・ヒューマニティー研究所 要旨 科学技術の進歩は、市民生活を不安定にするような形で人々の能力やインセンティブを変化させる可能性がある。例えば、DIY のバイオハッキング・ツールの進歩により、生物学の基本...