認知症症状・BPSD

老人性難聴と認知症リスク 難聴を改善する16の方法

加齢性難聴の予防と治療・補聴器以外の改善方法目が見えないことは人と物を切り離す。耳が聞こえないことは人と人を切り離すイマヌエル・カント概要加齢性難聴・老人性難聴(Presbycusis)加齢性難聴(老人性難聴)は、難聴の最も一般的な原因であり、難聴者の半数以上が70歳以上になるこ

抗認知症薬による概日リズム・睡眠の混乱(AChE阻害薬、ドネペジル)

睡眠障害と睡眠導入剤・抗認知症薬関連記事夕暮れ症候群(日没症候群) 25の原因と7つのアプローチ睡眠不足がアルツハイマー病を引き起こすメカニズム徐波睡眠(SWS)欠乏と記憶障害 眠りを深くする12の方法コリン作動系 概日リズムアセチルコリンは末梢と中枢神経系において重要な役割を果

夕暮れ症候群(日没症候群) 25の原因と7つのアプローチ

そして、太陽が沈んだ後のたいていの夜で、ある種の魔法が認知症の国で始まるのである。書籍「Wonders in Dementialand」より夕暮れ症候群(日没症候群) Sundowning概要夕暮れ症候群とは、認知症患者における日没から夜の間で高まる混乱、不安、うつなどの神経精神

デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)とアルツハイマー病 DMNを変調させる20の方法

デフォルトモードネットワークと神経活動概要脳のアイドリング脳の認知機能は、脳の個々の領域が独立して活動しているのではなく、脳の異なる複数の領域が活性し機能的な接続されることによって動作する。こういった脳の活動パターンは細かく存在し、研究者によっていくつかの分類がなされている。大規

医療大麻・マリファナの神経保護作用(CBD・THC)

カンナビノイド成分の抗認知症作用関連記事カンナビノイドシステムの多彩な神経保護メカニズム概要カンナビジオール(CBD)は、麻に含まれるカンナビノイドの一つ。麻(カンナビスサティバ)には400種類以上の化学物質が含まれそのうち約70種類がカンナビノイドであり、CBDとTHCが主要な

アルツハイマー病患者・高齢者の筋肉の衰え(サルコペニア)、体重減少と7つのアプローチ

概要サルコペニアサルコペニアとは加齢に(疾患を含むこともある)より筋肉量が減少し、全身の筋力低下、身体機能の低下が起こること。加齢以外の要因による筋力と筋肉量の低下をミオペニアと呼ぶこともある。ギリシャ語で筋肉を「サルコ」と呼び、喪失を「ペニア」と言うことからサルコペニアと名付け

「遊び」がもたらす12の認知機能増強作用 (環境エンリッチメント)

環境エンリッチメントの研究 (認知症・アルツハイマー病)概要 Environmental Enrichment (EE)環境エンリッチメント環境エンリッチメント(EE)とは、小屋、玩具、ランニングホイール、他の動物との関わり合いなどによって感覚的刺激、社会的刺激、運動刺激などを付

リコード法サプリメントの抗うつ薬効果

リコード法・アルサプの抗うつ作用 研究紹介文献についてスタートアップでも用いているサプリメント、リコード法の中から、ストレスやうつ、疲労と関連する文献を探ってみた。以下にかかげる文献のほとんどは、単一の化合物投与による臨床研究とそれを元にしたシステマティックレビュー、メタアナリシ

認知症患者の興奮・攻撃性 20のアプローチ

キーワードアルツハイマー病患者 焦燥性興奮・動揺・激越・不穏・暴言・怒り・易怒への対応関連記事認知症患者の興奮・攻撃性 30の要因認知症患者の興奮・攻撃性 20のアプローチ栄養化合物・ハーブ・薬剤カンナビノイド(THC)認知症患者へのドロナビノール(THCの準異性体)治療カンナビ

若年性アルツハイマー病と老齢期アルツハイマー病の違い

※をお読みください若年性アルツハイマー病 概要65歳のカットオフ値若年性アルツハイマー病とは、65歳未満で発症したアルツハイマー病として定義されている。65歳未満というカットオフ値に、何か特定の生物学的な意義はなく、もともとは退職年齢に応じた社会学的区分で設けられたにすぎない。し

認知症患者の興奮・攻撃性 30の要因

認知症・アルツハイマー病患者の焦燥性興奮・動揺・激越・不穏・暴言への原因関連記事認知症患者の興奮・攻撃性 30の要因認知症患者の興奮・攻撃性 20のアプローチ概要アルツハイマー病患者の興奮・身体的攻撃・暴言 (agitation)への対応は、精神神経症状(NPS)の中でも、もっと

認知症患者の徘徊原因とアプローチ

概要キーワード:elopement,wandering behavior,はじめに徘徊の認知症患者においてよく見られる行動障害であり、介護者がもっとも心労する問題のひとつ。認知症患者の徘徊問題は評価が非常にむずかしい。徘徊行動に、”One size fits all” 「一つの方

認知症を生きるということ(動画)

認知症を生きるということバリー毎日起きて ”今日は何が起きるのか” ”どんな間違いが起きるのか” と感じてしまって、外に出るのが怖いんだ。毎日生きているだけで言葉が心に浮かんでしまうんだ。「おまえは何をしてしまったんだ!」「おまえは何を壊したんだ!」「おまえは何を失くしたんだ!」

若年性アルツハイマー病の記録(動画)

若年性アルツハイマー病の記録”アルツハイマー病は「長い別れ」として知られている。””私たちの人生を一緒に共有してください。””私たちは1990年11月14日にニューヨークのレストランで出会いました。””1992年12月にロックフェラー・プラザのアイススケート場で、私は彼女にプロポ

介護者のうつ病対策

もっともシンプルなリコード法介護者のうつ治療「のぞみはもうありません」と面と向かって言われ、私は絶句した。ところがその人が言った。「のぞみはありませんが、光はあります」なんとすばらしい言葉だと私は感激した。このように言ってくださったのは、もちろん、新幹線の切符売場の駅員さんである

認知症患者の妄想・幻覚・興奮行動 改善治療研究のまとめ

アルツハイマー病・認知症の妄想と幻覚・周辺症状概要認知症患者の妄想について調べてみた。認知症患者の妄想だけをあつかった研究というのはそれほどなく、認知症に伴う神経精神症状(NPS)、心理的症状であるBPSDなどの文献は多くある。しかし認知症患者の妄想や幻覚に困っている介護者、家族

アルツハイマー病 萎縮する脳部位とその働き(覚書)

アルツハイマー病 萎縮する脳領域と機能アルツハイマー病の進行に伴い萎縮、機能低下する脳部位についての覚書。前脳基底部 / Basal Forebrainアセチルコリンの産生線条体の前の下に位置する脳部位で、側坐核、基底核、ブローカ対角帯、マイネルト基底核、内側中隔核を含む、アセチ

アルツハイマー病患者を介護する家族の苦悩(動画)

アルツハイマー病介護の悲痛な日々「辛い、とても辛いわ… 同じ人なのにまったく違う人を見るというのは」「わたしの母はとても元気で快活な人だったわ、今の彼女は何もしようとしない」「他の人が母を見る時、彼らは彼女を今の見たままの人として見るでしょう。でも私が彼女を見る時、私の知っている

遠志について調べてみた(アルツハイマー・認知症)

漢方薬 遠志(キオグッド ワスノン アレデル)はじめに遠志についての質問があったので調べてみた。イトヒメハギの根であり、生薬の英語名はRadix Polygalae日本では自生していない、産地は主に中国。日本では去痰、動悸、健忘、不眠、咳嗽、多痰、乳腺炎、腫れ物等、幅広い目的で使

アルツハイマー診断直後から行うBPSD長期戦略(ポジティブな扁桃体を育てる)

アルツハイマー 周辺症状(BPSD)長期戦略My Worst enemy is my MEMORY.私の最悪の敵は、私の記憶だ。扁桃体ご存知の方も多いと思うが、アルツハイマー病患者は嫌なことだけを覚えがちだ、と言われる。アルツハイマー病ではない一般の人も、どちらかと言えば苦かった