2018-05-16

脂質・細胞膜・コリン

18-HEPE・17-HDHA(SPMアクティブ)

18-HEPE・17-HDHA (SPM-Active) リコード法 炎症部位で産生されるレゾルビン、プロテクチン、マレシンといったSPM(炎症収束作用をもつ特異的メディエーター)は、抗炎症作動薬として作用する。 このSPMは身体自身に備わる抗炎症メカニズムだが、それらが正常に働
脂質・細胞膜・コリン

酪酸・酪酸ナトリウム(認知症・アルツハイマー)

酪酸・酪酸ナトリウム 概要 酪酸塩は、HDAC阻害、ATP産生、GPCR活性化因子として機能することで、神経疾患モデルにおいて脳を保護し可塑性を高めることができる。 腸内微生物叢は、高繊維食で炭水化物を発酵させることによって酪酸を生成する。 高繊維食は酪酸レベルを上昇させて脳障害
脂質・細胞膜・コリン

クリルオイル(認知症・アルツハイマー)

クリルオイル(オキアミオイル) オキアミは、北極と南極に生息する甲殻類生物。 クリルオイルは、その南極のある特定オキアミ種から抽出されたオイル。 クリルオイルのDHA・EPA クリルオイルにはコリン35%、オメガ酸脂肪酸(DHA・EPA)が30%含まれる。クリルオイルがエチルエス
アミノ酸

タウリン 10の神経保護作用(認知症・アルツハイマー)

タウリン 概要 タウリンは、哺乳動物に豊富に含まれている硫黄を含む含硫アミノ酸とみなされることもあるが、カルボキシル基をもたないためアミノ酸には分類されない。 タンパク質を構成せず、通常遊離状態で動植物の組織に見出される。イカやタコなどの軟体動物に多く含まれることが知られている。
アミノ酸

トリプトファン(認知症・アルツハイマー)

トリプトファン 研究 早期アルツハイマー病患者の血清アミノ酸、トリプトファンおよびメチオニンレベルが有意に低下 アルツハイマー病患者のトリプトファン枯渇後、MMSEスコアが有意に低下。 トリプトファンのセロトニン合成はアミノ酸摂取後5時間 リコード法 ネガティブなことなどを繰り返
アミノ酸

グリシン 認知症

グリシン 関連記事 概要 グリシンはタンパク質を構成するアミノ酸のひとつ。アミノ酸の中でもっとも単純な形であり、立体異性(D体、L体)がない。 グリシンは、脳内で活性と抑制作用の両方の役割を果たすことができる。 グリシンの供給源 グリシンは半必須栄養素と呼ばれることがあり、体内で
アミノ酸

クレアチン(認知症・アルツハイマー)

クレアチン 概要 Lアルギニン、グリシン、メチオニンで構成されるアミノ酸ペプチド 牛肉1kgあたり約5gのクレアチンを含む。 細胞のエネルギー通貨であるATPを細胞がエネルギーとして使用すると、ADPが代謝されるがクレアチンはそのADPをATPに戻して、リサイクル使用することがで
アミノ酸

MSM(認知症・アルツハイマー)

MSM(メチルスルフォニルメタン) 概要 MSM(Methylsulfonylmethane)は身体のあらゆる細胞に備わる有機イオウ化合物 非常に効能が広く、アメリカでは一部の人の間で万病に使われている感のある栄養補助食品。 主な効用は、抗炎症作用、関節やひざの痛み、皮膚の修復、
アミノ酸

N-アセチル-L-システイン/NAC(認知症・アルツハイマー)

N-アセチル-L-システイン(NAC) 概要 N-アセチル-L-システインとは N-アセチル-L-システイン(NAC)は、アミノ酸 L-システインをアセチル化したもので、数十年にわたって医療用途への探求が行われてきた栄養補助食品。 N-アセチル-L-システインは、最強の抗酸化物質
有害金属・3型

ケイ素(認知症・アルツハイマー)

二酸化ケイ素(シリコン) 研究 アルミニウム、鉄、銅のキレート、アルツハイマー患者15人中3人以上が認知機能を改善 鉄キレートなどで、低い血清鉄濃度を維持できた場合、アルミニウムの吸収性が高まるため、ケイ素の日常的な摂取によりアルミニウムの吸収阻害することには合理性があると思われ
ミネラル

マンガン(認知症・アルツハイマー)

マンガン 概要 マンガンは正常な成長、発達、および細胞ホメオスタシスに必要な微量元素。 骨形成、脂肪、炭水化物の代謝、血糖調整、カルシウム吸収に重要ニューロンおよびグリア細胞が機能するために必要な酵素でもある。 神経細胞への作用 神経細胞に必要ないくつかの酵素の補因子として働く。
マグネシウム

認知症患者だけではない無症候性マグネシウム欠乏症

マグネシウム(認知症・アルツハイマー病) 概要 マグネシウムは体内で4番目に豊富なミネラルであり、主に細胞内に存在する。 アデノシン三リン酸の代謝において重要な役割をもち、300以上の酵素反応の補因子としての作用をもつ。 DNA、RNAの合成、複製、タンパク質の合成に必要であり、
ミネラル

セレン・セレノプロテイン(認知症・アルツハイマー)作成中

セレン・セレニウム・セレノプロテインP はじめに セレンは、ブラジルナッツ、魚、卵などに含まれるミネラルのひとつ。 セレンは健康上の利益が発見される戦後直後までは毒性をもつ化合物だと考えられていた。 現在は適切な量を摂取することで幅広い健康上の利益をもたらす可能性があるが、最適量
ビタミン 総合

SAM-e(認知症・アルツハイマー)

SAM-e(サミー/S-アデノシル メチオニン) 概要 SAM-e(S-アデノシル-L-メチオニン)は認知症、神経障害、肝疾患、うつ病、変形性関節症への治療として役立つ可能性がある。 SAM-eは体内に存在し、アデノシンとメチオニンから合成される。 アルツハイマー病患者では、内因
NAD+

ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)

ニコチンアミド アデニンジヌクレオチド(NAD) NAD+はトリプトファンから合成されるが、NAD+の主な供給源はサルベージ経路から。 NADHの酸化型、酸化剤として作用する。 DNA損傷の増加は、NAD+レベルを低下させ、SIRT1活性およびミトコンドリア機能の低下をもたらす。
NAD+

ニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)(認知症・アルツハイマー)

ニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN) 研究 NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)はNAD+量を調節するNAMPTの酵素反応産物 Sirt1活性 NAMPTの酵素反応産物であるNMN(500 mg/kg)のマウス腹腔内投与は,NAD+合成系を回復し,SIRT1の触媒する反
NAD+

ニコチンアミド・アデニンジヌクレオチド/NADH(認知症・アルツハイマー)

NADH/ニコチンアミド・アデニンジヌクレオチド 概要 細胞がエネルギーを得るために炭水化物と脂肪を分解すると、エネルギーはATPとNADHに代謝され保存することができる。 そのため食事を食べると、NADHは増加し、NAD+は減少する。 NAD +    + H +    + 2
ビタミン 総合

ニコチンアミド・リボシド

Nicotinamide Riboside 関連記事 概要 ニコチンアミド・リボシドはニコチンアミドの前駆体 ※ニコチンアミドリボシド(ニコチンアミド・リボシド)はニコチンアミド(NAM)に、リボース、ピロリン酸、リボース、アデニンが結合した、ピリジンヌクレオチド 研究 細胞外か
ビタミン 総合

PQQ(認知症・アルツハイマー)

PQQ / ピロロキノリン・キノロン 概要 PQQは体内にくまなく偏在し、多くの生理学的な影響を与える分子であることが示されている。 PQQは経口投与では毒性、遺伝毒性が示されておらず、脂質血漿、血糖コントロール、心臓血管、神経変性疾患の予防、脳機能の改善と関連した潜在的利益があ
ビタミン 総合

コエンザイムQ10(認知症・アルツハイマー)

CoQ10還元型・ユビキノール 概要 CoQ10及びユビキノールは、細胞のエネルギー代謝に重要な成分。 電子伝達系の重要な構成要素であり、ミトコンドリア内で酸化還元反応におけるATPの生成を促進する。 CoQ10の単剤投与による認知機能改善の研究報告はない。 食品 ナッツとオイル