MSM(メチルスルフォニルメタン)
概要
MSM(Methylsulfonylmethane)は身体のあらゆる細胞に備わる有機イオウ化合物
非常に効能が広く、アメリカでは一部の人の間で万病に使われている感のある栄養補助食品。
主な効用は、抗炎症作用、関節やひざの痛み、皮膚の修復、髪の再生、アレルギーなど。
認知症への効果
強力な酸化防止剤 グルタチオンの材料であり、ビタミンC、E、COQ10、セレンなどの他の抗酸化物質の効果を増強する。
メチル化を助け、ホモシステインレベルを低下させる。
抗炎症作用
消化管の内層を修復、リーキーガットの症状を改善
アルミニウムのキレート(単体では結合は弱い、DMSOと併用で使い物になる?)
www.alzconnected.org/archive.aspx?g=posts&t=2615
直接、認知機能の改善に結びつく効果があるわけではないが、間接的に多くのアルツハイマー病発症要因と関わるため、食事でイオウ成分(システイン、シスチン、メチオニン)を含む食品の摂取不足がある場合は積極的に摂取したい。
また、アルツハイマー病患者では硫黄化合物が不足している傾向があるとも言われている。
イオウを多く含む食品
牛肉 ひき肉160mg
鶏むね肉 151mg
ごま 300mg
にんにく 320mg
小麦粉 130mg
ニンニク 320mg
いいだこ生 350mg
いか生 240mg
豆類 大豆 290mg
卵 180mg
チーズ 150mg
あまのり 1840mg
運動に伴う疲労を軽減するためには3g以上摂取して有意な改善を示す。
変形性関節症は4~6gが研究で使用されている。