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18-HEPE・17-HDHA (SPM-Active)
リコード法
このSPMは身体自身に備わる抗炎症メカニズムだが、それらが正常に働かない場合、SPMアクティブは抗炎症作動薬として作用してくれる。
摂取方法
一日2~6カプセルを一ヶ月間だけ継続
摂取中は特に偏食や感染など慢性的炎症を誘導する根本原因を除去することが重要
SPM Active(Metagenics)
クリルオイルにも含まれる。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24668940
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27033423
17-HDHA/17-hydroxy-docosahexaenoic acid(17-HDoHE)
対照試験 アスピリンとオメガ3脂肪酸の並列投与
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26561623
マウスの腹腔内でエイコサペンタエン酸(EPA)から代謝された17,18-EpETEhは内因性の抗炎症性代謝経路を強力に活性しえる。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24128889
レゾルビン前駆体である17-HDHAの投与は、変形性関節症および急性炎症性疼痛の動物モデルにおいて強い鎮静効果をもつ。
DHAと17-HDHAの相関は控えめであり、DHA投与によって17-HDHAの抗侵害受容効果が強く調節される可能性は低い。代謝経路の効率に依存する可能性がある。
疼痛への作用メカニズム候補
・高レベルの17-HDHAが高レベルの17-HpDHAを誘導し、プロテインD1へのエポキシ化が可能であること。
・17-HDHAの阻害効果によるレゾルビンD4の効果。
・17-HDHAが一過性受容体電位(transient receptor potential: TRP)機能に直接的な影響をおよぼす。
・17-HDHAの疼痛に及ぼすメカニズムとして考えられる候補に、17-HDHA、17-oxoDHAの代謝産物がPPARαおよびPPARγアゴニストとして作用している可能性がある。
www.nature.com/articles/s41598-017-09516-3
17-HDHAは、オメガ3脂肪酸ドコサヘキサエン酸(DHA)の代謝産物であり、D-シリーズレゾルビンの前駆体である。
オメガ3脂肪酸の高用量と低用量のランダム化比較対照試験で、高用量投与のオメガ3に、より高い有益性は認められなかった。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26353789?dopt=Abstract
18-HEPE/18-hydroxy-eicosapentaenoic acid
これまで、オメガ3脂肪酸の主な抗炎症作用は、アラキドン酸代謝系の酵素と競合することによるものと考えられていたが、オメガ3の代謝物である18-HEPEが、慢性炎症を抑制に積極的に関わる炎症制御分子であることがマウスの実験により示された。
オメガ3脂肪酸の代謝にはマクロファージが重要な役割を担う。
www.jst.go.jp/pr/announce/20140721-2/index.html
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25049337
サプリメント
検査値
高感度CRP(hs-CRP)が1.0mg/l(0.1mg/dl)より高い場合、一ヶ月だけ継続
サプリメント
日本では発売されていない。
上記米国amazonサイトからも、直接日本へは発送していないため、輸入代理店などを利用する必要がある。