リコード法

36の発症因子

アルツハイマー病標的/APP γセクレターゼ・γ切断の過剰を改善する7つの方法

ガンマセクレターゼ阻害剤 概要 アミロイドβ40およびアミロイドβ42は、細胞外においてまず最初にβセクレターゼによって切り出され、後に細胞内でγセクレターゼによって切り出されることで産生される。 そのためγセクレターゼ阻害剤は、当初は期待の高いアミロイドβ阻害剤として開発されて
36の発症因子

神経保護作用をもつ血管作動性腸管ペプチド(VIP) 8つの増加方法

血管作動性腸管ペプチドの役割 関連記事 CIRS(慢性炎症反応症候群)  概要 CIRS(慢性炎症反応症候群)診断 視覚コントラスト感度試験(VCS) CIRS HLA遺伝子によるカビ毒感受性診断 CIRS 検査指標・バイオマーカー 血管作動性腸管ペプチド/VIP CIRS(慢性
36の発症因子

アルツハイマー病治療標的/βセクレターゼ(BACE1) β切断の過剰 6つの天然阻害剤

ベータセクレターゼとアミロイド・BACE阻害剤 概要 アミロイド前駆体タンパク質(APP)の2つの切断経路が存在する ・非アミロイド形成経路であるαセクレターゼ経路 ・アミロイド形成経路であるβセクレターゼ経路 アルツハイマー病における老人斑を形成するアミロイドβ40、アミロイド
36の発症因子

認知症発症因子 グリア性瘢痕(神経膠瘢痕)

概要 グリア性瘢痕/glial scar グリア性瘢痕とは グリア性瘢痕とは、脳の損傷部にみられる治癒瘢痕巣。 グリア瘢痕は損傷時に血液の炎症成分が、中枢神経などの健康な組織に伝播するのを防ぐ役割をもつ。 軸索再生を妨げる しかし、グリア瘢痕は軸索を再生するための第一障壁としても
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cAMPとcGMP PDE阻害剤 認知症・アルツハイマー病 メモ

cAMP・cGMPとは cAMP(サイクリックAMP)とcGMP(サイクリックGMP)は、細胞内の情報伝達に重要な役割を持つ、サイクリックヌクレオチドの一種である。 cAMPは、アデニル酸から合成され、キナーゼやリガーゼなどの酵素によって産生される。cAMPは、細胞内のシグナル伝
有害金属

水銀デトックス6つのアプローチ

水銀デトックス 6つのアプローチ 関連記事 1 水銀摂取制限 大型魚を食べない 体内に蓄積されたメチル水銀は糞便や尿として排出される。 そのため水銀摂取を完全にストップすれば体内の水銀量は約二ヶ月で半分になる。 水銀の経口摂取は42日間で摂取量の80%が半減期をむかえる。残りの2
ミネラル

アルサプ 認知症回復プログラム 3型(鉄蓄積)

スタートアップオプション 鉄過剰 鉄キレート 鉄キレート(二価鉄) フェノール化合物(食品) ぶどう、ワイン、フルーツ、ナッツ EGCGの増量 朝と昼に400mgを1錠ずつ、緑茶と併用する。 ピクノジェール(プロシアニジン) クランベリー プロシアニジンとの相乗効果 フェルラ酸
ApoE4・リスク遺伝子

ApoE4対立遺伝子のリスクと治療アプローチ

関連記事 概要 ApoE4の機能 ApoEは末梢コレステロール代謝を調節するために、カイロミクロンおよび中密度リポタンパク質と結合するアポリポタンパクの一種。 他のリポタンパク質は主に肝臓で産生されるが、ApoEは中枢神経、おもにアストロサイトにおいて大量に産生され脳内のコレステ
アルサプADプログラム【ASAP】

アルサプ 認知症回復プログラム 1.5型(糖毒性)

はじめに 空腹時インスリン4.5以上、空腹時血糖値90以上、HbA1c5.5以上のいずれかに該当する場合にこのオプションを検討する。 1.5型は1型と2型の要素を併せもつため、1型、2型にも対応しつつ1.5型の特徴である糖代謝の改善に多面的に取り組むことになる。 1.5型への取り
KD記事

ケトン体質になるための14のステップ

ケトン体質への道 14のステップ(認知症・アルツハイマー) 関連記事 アルツハイマー病・神経変性疾患へのケトン食研究 ケトン食・ケトン体 20の神経保護効果と15の健康リスク 認知機能改善食事プログラム ケトフレックス12/3 ケトン体質になるための14のステップ 糖質制限につい
36の発症因子

レプチン抵抗性を改善する7つのアプローチ

概要 食べすぎないための食欲抑制ホルモン? レプチンは、全身の脂肪細胞で作られ、視床下部内で作用することで食欲を抑制し、体脂肪を減少させる脂肪蓄積の調節ホルモンとして知られている。そのためレプチン研究初期の頃は「満腹ホルモン」「痩せホルモン」などと呼ばれてきた。 しかし、レプチン
脳萎縮・2型

アルツハイマー病患者の体重減少

アルツハイマー病と体重低下 研究と原因 概要 アルツハイマー病の発症の数年前に、一部の患者でしばしば、意図しない体重減少を見せることがある。 体重減少がアルツハイマー病およびMCI(軽度認知障害)の危険因子である可能性を示唆する証拠がいくつか存在する。 アルツハイマー病モデルの動
実践者の声(体験談)

15eru(イチゴエル)さんのリコード法体験談

経緯 プロファイル・気づいたきっかけ・初期の症状 2011年  アメリカへの道中、機内でワインをこぼしたり、時差ぼけの影響か様子がなにかおかしいと気になる。 2015年 年始にインフルエンザとアルツハイマー病を同時に発症(それまでMCIの症状あり)   診断・治療・MMSEなど
実践者の声(体験談)

黒澤うにさんのリコード法体験談

プロファイル 母(現在74歳)要介護1 (調子が良くなり始めた2017年12月。その中でも特に調子の良い日に診断。) 過去のいきさつ 気づいたきっかけ・初期の症状 母の認知症は或る日突然、発症 2015年10月  父の手術入院をきっかけに、突然の記憶障害・せん妄が始まる。 201
ApoE4・リスク遺伝子

sd-LDL/超悪玉コレステロールを低下させる5つのアプローチ

sd-LDL/超悪玉コレステロール キーワード:small dense LDL,酸化LDL(MDA-LDL),LDL-p, 概要 これまで、悪玉コレステロールとされていたLDLが基準値内であっても、動脈硬化に進みやすい人が一定数存在しており、近年の研究でLDLの粒子サイズによって
栄養計算

糖質制限についての注意(作成中)

糖質制限についての注意 関連記事 アルツハイマー病・神経変性疾患へのケトン食研究 ケトン食・ケトン体 20の神経保護効果と15の健康リスク 認知機能改善食事プログラム ケトフレックス12/3 ケトン体質になるための14のステップ 糖質制限についての注意 リコード法 ケトンダイエッ
実践者の声(体験談)

アルハカ母のリコード法体験談

アルハカ母のプロファイル 記事上のお名前・呼称 アルハカ母 リコード法タイプ 1型 年齢、性別 2019年現在 68歳 女性 職業 主婦(当時は事務職、仕事上のストレスが大きかった模様) 過去のいきさつ 気づいたきっかけ 2006年 記憶障害 物忘れが目立つ、MCIの段階 200
36の発症因子

アミロイドβオリゴマー仮説

アルツハイマー病患者のアミロイドβオリゴマー形成と凝集 アミロイド薬の研究が失敗した理由は、間違った形態の分子をを追跡するように設計されていたのかもしれない。 アミロイドは頻繁にその形態や折り畳み方を変える「シェイプシフター」だ、しかし薬物は非常に特異的に形態にしか作用しない。
36の発症因子

認知機能と恒常性のリスク指標 アルブミン/グロブリン比(認知症・アルツハイマー病)

アルブミン・グロブリンを悪化させる原因 概要 アルブミンとグロブリン アルブミンは、ヒトの血液に含まれるもっとも豊富なタンパク質。全タンパク質の50~60%を占める。肝臓で作られるため肝臓に異常や障害があるとアルブミン値は下がる。 グロブリンは免疫システムと関わり、感染症と闘うた
リコード法検査機関

リコード法の検査方法・検査機関(草案)

はじめに どこで妥協するか 「リコード法の検査は一体どこで受けることができるのか」という質問を、最近よくいただくので検査機関についての記事を書いていきたい。 リコード法の名前だけが国内で先行して広がり、ほぼすべての国内の医療機関がまったくキャッチアップできていないという認識をまず