ケトン濃度を測定する4つの方法

ケトン体ダイエットのためのケトン測定方法

はじめに

認知症患者がケトン体ダイエットを行う上で、ケトン濃度を知ることはとても重要。

アルツハイマー病患者が目指すケトンレベルは、0.5~4mmo/L

これは、ゆるやかなケトーシス状態を意味する。

一度このゆるやかなケトーシス状態に一度身体が適応したなら、ケトンメーターを毎日、毎週使う必要はない。

食事内容や時間を変えてみたり、MCTオイルを摂る、運動始めてみるなどケトン体に影響を与える機会に再び測ってみるといいだろう。

1 ケトンメーター (推奨)

   

もっとも正確に血清ケトン濃度(ベータヒドロキシ酪酸)の計測が可能。

ReCODEプロトコルでも推奨されている。

デメリットは簡易血糖測定器と同様、毎回針で血を出す必要があるのと、一回の計測に約300円と継続していくには安くない費用がかかる。

残念ながら医療器具扱いとなるため、日本からのamazonUSAサイトでの直接購入はできない。代理店を使う、またはEbayで落札して入手するか、国内の輸入代行業者を通じて購入する。

Precision Xtra & ケトン試験紙

ヘルスケア YOKOHAMA

healthcare-y.com/list_01.html

2 呼吸テスト

呼気のアセトンレベルを計測、

環境要因によって誤差が生じやすい。判定は4段階のため大雑把な把握しかできない。2万円するが、一度買ってしまえば後は何度でも無料でできる。息を吹き込むだけで負担が少ない。

ただし10~20秒吹き続けて、30秒後に判定結果が出るので、商品イメージよりは時間がかかると感じるかもしれない。

Ketonix Acetone Breathalyzer

www.ketonix.com/index.php?lang=en

3 ケトンストリップ (尿で計測)

海外ではストリップ100枚で1000円強で販売されている。

海外で購入できれば、一回あたりの計測コストがもっとも安く、簡便かもしれない。

ケトンストリップの一番の問題は、尿に排泄されるケトン値で血清ケトン値を予測するのだが、体がケトンに適応するとケトンを尿に排出するようになるため、初期の頃とケトン適応後で血清ケトン値に誤差がでてくるため、あまり役に立たない。

特にReCODEプロトコルで目指すのはマイルドケトーシス(0.5~2.0)であるため、最小単位が0.5、そしてその次は1.5というケトン尿ストリップの測定能は使いにくい。

海外

ケトン テストストリップ 100枚

国内

尿検査7項目 ウロペーパー 100枚

国内では調べた限りではケトンを計測できる試験紙はこれしかなかった。

ケトン以外も計測できるが値段は10倍…

4 血糖値の計測

ケトンに適応すると、血糖レベルは70mg/dl未満となるため、血糖レベルを血糖値を測ることでケトン濃度の予測ができるようになる。

体がケトンに適応した後で使える技。

ケトン食によるHgA1Cは4.5~5.2%

簡易血糖測定器は医療器具扱いだが、薬局で相談すれば入手が可能。

まとめ

リコード法で求められるケトン濃度はマイルドケトーシス、過剰なケトン濃度は求められず、それなりの精度がもとめられるため入手方法に難点はあるものの、ケトンメーターが唯一推奨できるケトン値測定器具となる。

他のケトン濃度計測器具は、単に測定精度が不足しているだけでなく、計測方法や外因的要因による環境誤差が生じやすい。

検査費用は高いものの、計測で正確な数字を一度知ってケトン値の感覚を把握してしまえば、そう何度も測る必要はないというのもある。

ケトンメーターを基準値に、それ以外のケトン計測器具を補正しながら組み合わせて使う使い方が、もっとも効率よく継続的にケトン濃度を測る方法かもしれない。

おまけ

リコード法では、計測の目的はケトーシスへ体質が移行したかどうかを見極めるためにある。そのため、MCTオイルやココナッツオイルを摂取した後のケトン値はケトーシス適応の判断材料にはならない。

目標は0.5-3.0mmol/Lのケトン濃度、より認知機能が進行ししまっている場合ではより高いケトン濃度が必要かもしれない。

就寝前に計測すると、その日のもっとも高いケトン濃度を示すことがよくある。

ケトン濃度は、糖質制限だけでなく、睡眠不足、ストレス、病気など多くの要因に影響される可能性がある。

ケトンダイエットをサイクルで繰り返すことで、グルコースと脂肪の両方をエネルギーとして使い代謝の柔軟性を維持させることができる。グルコース消費を行っている時の認知機能への影響に注意を払い、認知低下を感じたら、食事でケトンダイエットを再開してみる。

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