投稿日: 2022年2月20日 投稿者: マーティン・アームストロング

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我々は、我々と我々の子孫の未来を変えるために、反対意見を封じ込めるためにキャンセル･カルチャーを推進しようとしている様々な国家元首からの明確かつ現在の危険に直面している。シュワブ氏はレーニンを賞賛し、ヤング・グローバル・リーダーズでは共産主義の考えを世界に広めており、トルドーもその一人である。これは、20世紀の民主主義の原則と権力の分割が完全に損なわれ、シュワブが公然と誇りに思っている経済理論に取って代わられたことを意味する。

シュワブは、ヨーロッパに加えて、カナダだけでなく、ニュージーランドも支配していることを誇りに思っている。それらの国のトップはどちらもシュワブ・ヤング・グローバル・リーダーズの卒業生でもある。シュワブはこの成果を自慢している。彼は国民に自分の夢に対する投票をさせず、国家元首を教化して、単なる権威主義的な力で自分のアジェンダを押し付けているのだ。

シュワブはオーストラリアにまで影響を与えている。個人の権利を抑圧する最も権威主義的な政権は、すべてシュワブとつながっていることがわかる。これは、文明の未来に対する深刻な脅威である。シュワブは、自分のアジェンダに参加するように人々を説得することに成功しており、常にそれを万人のための公正さと平等と称している。

アメリカでは、彼はホワイトハウスに浸透しており、バイデンが彼の法案を「Bill Back Better Act」と名付けたほどだ。これは世界経済フォーラムが打ち出したスローガンである。ピート・ブッティジエッグはバイデンの交通局長で、彼はシュワブの権威主義者でヤング・グローバル・リーダーズの卒業生でもある。ブッティジェグ氏は、全国的にスピード違反モニタリングカメラを設置し、ヨーロッパのように収入に応じて罰金を課すことを提案している。

不思議なことに、世界保健機関（WHO）は、毎日3,400人が交通事故で死亡していると主張しており、これは世界全体で年間約125万人の死亡に相当する。WHOのトップは医師ではなく、シュワブ氏の推薦で就任したという。解決策は莫大な罰金である。給料と連動している。フィンランドでは、犯罪者の1日の可処分所得、つまり1日の給料を2で割った額で計算するシステムを採用した。制限速度を超えれば超えるほど、反則金の日数が増えていくのだ。2002年には、ノキアの元取締役であるアンシ・ヴァンヨキが、バイクで時速50キロのゾーンを75キロで走行して捕まり、116,000ユーロ（103,600ドル）の罰金支払いを命じられた。私がスイスに住んでいた頃は、チューリッヒのカメラは1kmでもオーバーすると罰金が送られてきた。

これまで説明してきたように、共産主義は全世界を手中に収めていれば成功していたという見方だ。シュワブはヨーロッパを手中に収めることに成功し、バチカンも手中に収めた。フランシスコ法王は、自称マルクス主義者であるブラジル・カトリック教会のヘルダー・ペソア・カマラ大司教（1909-1999）の影響を受けた、根っからの共産主義者だからだ。南米はもともと社会主義であり、カトリック教会はカタコンブ条約に従っているので、全世界にマルクス主義を導入するという彼の夢は実現可能だと考えたのだ。シュワブは、カマラをダボス会議に招待し、カマラはカタコンブ条約の一部である彼の理論に影響を受けたことを認めている。シュワブはこのようにして、彼のグレート・リセット（魂の救済ではない）を説いている教皇フランシスコにも協力を求めた。

今度は、ジョージ・ソロスが、その息子もシュワブに洗脳されたヤング・グローバル・リーダーであり、シュワブのグレート・リセットに参加するために、中国の指導者の転覆を説くビデオを公開した。実際、この最新のビデオは、トランプやプーチンの場合と同様に、シュワブの邪魔をする習近平をバッシングしている。このように、ソロスは、自分のオープンソサエティが習近平の打倒を求めていると簡単に紹介した後、自分が人権を擁護していると思わせようとしているのである。我々はソロスをその言葉で判断することはできない。

ソロスは、おそらく2022年が政治的にはパニックサイクルの年であるという我々のモデルに依拠して、中国が2022年に政治的に新しい任期を迎える習近平を打倒するチャンスであると指摘している。ソロスは、オープンソサエティを標榜し、権威主義的な政権に反対するふりをしているが、同時に、人種分離に資金を提供し、警察の資金を削減する運動を支援することで、アメリカを不安定にしようとしている。カリフォルニアやニューヨークでは、ギャングによる組織的な万引きで店舗が閉鎖されただけでなく、アマゾンやUPS、フェデックスの荷物を列車で強奪する事件が発生している。3人の男が38万5,000ドルを盗み、そのまま店を出て行った。これは、ソロスが個人の権利について社会に配慮しているように見せかけていることとは矛盾している。

ソロスは左派のアジェンダだけをサポートしている。彼はすべての共和党員や、いかなる保守的な考えにも反対してきた。2003年から 2004年にかけて、彼は「選挙は政党への忠誠心を超越する」と主張し、民主党員だけを支援し、共和党員にクリントン夫妻に投票するよう説得した。ソロスのオープン・ソサエティは左派によってのみ進められ、共和党によっては進められない。彼は、トランプだけでなく、すべての共和党員に反対した。実際、ソロスはブッシュを、トランプと同じように米国を第一に考える至上主義者として描いていた。ソロスはこう書いている。

「ブッシュ政権の至上主義的なイデオロギーは、人々が異なる見解を持ち、誰も究極の真実を持っていないことを認識する、開かれた社会の原則に反している。」

共和党が「究極の真実」を持っていないのであれば、なぜ民主党や彼の言う「開かれた社会」が存在するのか、これは明らかに政治的なレトリックに過ぎない。また、ソロスは自分自身にも当てはまる発言をしている。「ブッシュ大統領は、自分の過ちを認めることができないことを示した」。さらに、ブッシュは「自分を欺き、故意に国民を欺いている」とまで言い切っている。バイデンやクリントンは国民を騙さなかったはずだ。ブッシュについてそんなことを言うのは、自分がやっていることをブッシュに告発しているのではないかという疑問が生じるだけである。まさに同じドグマがトランプについて復活したのだ。

ソロスは共和党について、「共和党は過激派の集団に取り込まれてしまった」と述べ、さらに明確にした。つまり、ここでも、共和党はソロス自身のオープンソサエティの青写真に合致していないようだと言えるのである。

1982年に行われた中国の政治改革では、リーダーは終身制であってはならないことが明確にされた。

国家指導の主要ポストを終身制にすることは、封建社会の遺物であり、人格崇拝を容易に形成する。民主主義の推進には寄与せず、保守主義、停滞、縁故主義などの好ましくない現象の出現につながる」としている。

シュワブの経済理論の世界制覇という目標を達成するためには、トランプで達成されたように、プーチンと習近平の両方を排除する必要がある。ソロスは、習氏がもう一期でも再任されることに反対の立場をとっている。これらはすべて、シュワブの共産主義の経済理論が、彼がEUで巧妙に成し遂げたように、国民が自分たちの将来について投票する権利を排除するような、包括的な政治を作り出すためである。

我々のコンピュータは、2022年を政治のパニックサイクルと名付けた。すべての情報機関が我々の予測に耳を傾けるわけではないが、私は市場で何度もソロスと対決してきた。シュワブのアジェンダ2030による米国への浸透を阻止するために重要な11月の米国中間選挙の他に、オーストラリアとフランスでも重要な選挙がある。さらには、習近平の任期満了もある。これは世界規模の戦いであり、死闘でもある。彼らは習近平を打倒する必要があり、ウクライナを使ってプーチンに同じことをしようとしているのである。

ウクライナの問題の本質は、ノルドストリームを閉鎖してロシアからドイツへのガスの流れを止めることであり、そのためには気候変動を支持する政権をドイツに樹立する必要があり、それを達成したのである。ドイツの選挙は、ドイツだけでなくヨーロッパにとっても壊滅的なものであった。

彼らは現在、グリーンピースの代表であるジェニファー・モーガンをドイツの国務長官に任命している。ウクライナは、このギリシャの悲劇の駒に過ぎない。彼らはプーチンがウクライナに侵攻することを祈っており、そうすればNORD STREAMを終わらせることができる。これは、プーチンを転覆させようとする必死の試みであり、ロシアへの攻撃である。これが2022年の真のアジェンダであり、コンピュータが2022年を政治のパニックサイクルとして予測している理由でもある。

文明に神のご慈悲がありますように。