リポソームサプリメントの道具と作り方

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DIYリポソーム

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自作リポソーマルサプリメント

 

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DIYリポソーム(ビタミンC)

材料

ひまわり(サンフラワー)レシチン 大さじ3 約22.5グラム

大豆レシチンは農薬、GMO、レクチンの問題があるため避けておくこと。

サンフラワーレシチン パウダー

パウダーのメリットはコストが安い。管理が楽、保存性が良い。毎日大量に作るのでないならパウダーが良いだろう。

サンフラワーレシチン液体

液体のメリットは、乳化しやすくより短い時間で作成可能。

ミキサーなどがない場合、1~2ヶ月以内に消費するのであれば、こちらを用いたほうが良い。

ビタミンC(アスコルビン酸マグネシウム) 13.5グラム

22.5gのレシチンに対して13.5gのビタミンC  比率 レシチン:ビタミンC = 1.7:1

純粋なアスコルビン酸を使ってもよいが、アスコルビン酸マグネシウムを使うことで仕上がり時のきつい酸味をましなものにしてくれる。

アスコルビン酸マグネシウム パウダー

浄水(蒸留水)

できれば蒸留したピュアウォーター(ミネラルウォーターではない)

蒸留酒(ウォッカなど)

できるだけ余計な成分が含まれていないピュアなもの。

アルコールは保存性を高めるために用いるが、リポソーム化そのものには必須ではない。

認知症患者さんにとってはアルコールが毒性として作用する可能性もあるため、(特にApoE4)そのあたりは浄水に置き換えるなど個人で調整してほしい。

道具

超音波洗浄機

おすすめは、500mlのビーカーが入り、長めのタイマー設定ができるもの。20~30分

5分や10分といった短い時間で電源が自動的にオフになる機種だと、作成中に繰り返し電源を入れる必要に迫られる。

超音波洗浄機 600ml

ミキサー

パワーミキサーがあれば、作製時間を短縮することができる。

耐熱ガラスビーカー(パイレックス)2~3個

超音波洗浄機よりサイズが一回り小さいくらいのサイズのビーカー(500cc~)

形状の真っ直ぐなガラスコップでも良いが、プラスチック製は不可。

アルハカ家ではキッチン用の耐熱ビーカーを使っている。

ビーカーを支える台、型枠

超音波洗浄機の動作中に、ビーカーの底面が接触しないようにするために支える台。

ダンボールなどであらかじめ自作しておく。以下の写真参照

「ultrasonic liposomal vitamin c fix」の画像検索結果

www.quantumbalancing.com/liposomalC.htm

ミルクフォーマー

あったほうが良いが、なければホイッパーなどを使う。

クッキング温度計

30~40度の範囲を正確に計測できる温度計

保存瓶

リポソーム加工された化合物は、水分、光、温度に敏感であるため、それらを遮断できるもの。500ml程度のガラス製広口ビンで冷蔵庫に保管しておくのが良いだろう。

作り方

1. 作製道具の洗浄

雑菌が入らないようにビーカー、ミキサー、温度計など液体に接触する道具を洗浄

2. レシチン溶液の作製

(アルコールなし)認知症患者さん向け(一週間以内の消費)

ビーカーに温めた蒸留水250cc(32度未満)、レシチン22.5gをパワーミキサーに入れて約5分ミキサーにかける。

(アルコール有り)一般、長期保存用(1週間~)

ビーカーに温めた蒸留水125cc(32度未満)、蒸留酒(35~40%)125cc、レシチン22.5gをパワーミキサーに入れて約5分ミキサーにかける。

ミキサーがない場合

ミキサーがない場合はミルクフォーマーで3分かき混ぜる。

ミルクフォーマーもない場合は棒などでしっかりかき混ぜる。(温水でその後冷蔵庫で一晩放置)

レシチンがダマにならないこと、温水で溶かすとダマになりにくい。(熱湯はダメ)

2時間放置

別枠でビタミンC溶液の作製

別ビーカーに半カップ125cc の温水(浄水)を入れ、ビタミンCを混ぜる。完全にパウダーが溶けて水溶液となるまで混ぜる。(重要)

2液の混合

レシチン溶液と、ビタミンC溶液の2つの溶液をミキサーなどで再度しっかり混ぜる。

3. 超音波洗浄機へ投入

超音波洗浄器に水を張り、型枠をのせる。

その中へ溶液の入ったビーカーごと入れる。

この時ビーカーの底面が超音波洗浄機の底に当たらないようにする。

超音波洗浄機を作動

超音波洗浄機を作動させ、時々混ぜる。

このとき泡があるとリポソーム化がむずかしくなる。(溶液の温度をあらかじめ32~35度に温めておくことで泡が少なくなる。)

20~25分後に出来上がる。最低10分 理想は1時間(超音波洗浄機のパワーによる)

出来上がり

これで400グラムの液体に約12グラムのリポソーマルビタミンCが出来上がる。

(リポソーム効果をもつビタミンCは70~90%程度)

計算上40グラムあたり約1グラムのリポソーマルビタミンCが含まれる。

保管

その特質上、作り置きがあまりできない。

常温では3日ほどしか持たず、冷蔵庫では一週間が限界。

ただし作成時の衛生管理に依存する。雑菌が入ってしまうと消費期限はもっと短くなる。

密閉できる容器に移し替えて保存しておくこと。

アルコール入であれば冷蔵庫で一週間は安心して飲める。

冷蔵、密閉で数週間可能かもしれないが、異臭などがしたら飲むのをやめること。

摂取方法

一般的な疾患の改善方法として用いられる摂取量

ビタミンC 2グラム相当を一日3回に分けて摂取

上記の仕上がり量であれば、一日80ccを一日3回摂取

効果が高いのは空腹時の摂取

味をごまかすTips

リポソーム化が実現されない最大の理由じゃないかと思うくらいだが、言いようがないほどまずい。無理やり例えると腐った機械油のような味がする(汗)

味をごまかす方法をいろいろ試してみたが、

・酸味を加える。(おすすめはシークワーサー100%またはアップルサイダービネガー 10~30ccくらい)

・甘みを加える(おすすめはステビア)

・温度を冷たくする。

・水を加えて希釈する(ただしそれだけ摂取量が増える)

・炭酸でわる。(ただし発泡するので、割った直後は飲みにくい)

といったあたり。

大量の抗酸化剤投与について

ビタミンCの大量投与はともかくとして、一般健常者の抗酸化剤の継続的な大量投与に対しては懐疑的。

慢性炎症を示す1型の認知症患者においては有益かもしれないが、一日使い続けることは避けたい。

強すぎる抗酸化剤は、運動で得られるベネフィットのキャンセルのみならず、蓄積タンパク質の除去に必要なオートファジーによるクリアランスを減少させる可能性がある。

一般化はむずかしいが、健康な方の病気予防としての使用であれば週二回程度でも良いだろう。

酸化ストレスの高い患者さんであれば、1日のうち、例えば食後であったり夜間寝る前に限定して使う、朝は控え目な摂取といった用い方が良いかもしれない。

市販品

リポソームビタミンC1000mg

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