COVID-19 治療/冷温・温熱療法・サウナ

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ハイパーサーミア・サウナによる免疫活性

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発熱の効果

Fever, the evidence base
発熱の感染症に対する作用と医学的証拠

7分28秒あたりから、フィンランド式サウナ、温冷療法についての話も出てくる。

NK細胞、単球、リンパ球の増加、解熱剤による死亡率の増加など
(PDF) Koorts & COVID-19-Complicaties
PDF | De huidige COVID-19-pandemie zorgt ervoor dat de IC's overspoeld raken door COVID-19-patiënten met ernstige complicaties. Koorts beschermt tegen... | Find...

COVID-19は主に自然免疫系を抑制し、初期段階でウイルスを制御できず拡散を可能にする。

自然免疫系の抑制される程度によって、疾患の重症度が決定される。

感染症と戦うための重要な免疫系メッセンジャー
TNF-α
IL-1β
IL-6
NF-κB

発熱は感染に対する急性の免疫反応であり、 細菌の増殖とウイルスの複製の阻害 自然免疫応答 ヒートショックプロテインの生成 によって、抗ウイルス効果を発揮する。

発熱は初期にはサイトカイン産生を増加させ、最終的にはサイトカイン産生を減少させる。この調整は部分的にHSPとNF-κBによって行われる。 発熱は諸刃の剣の側面があるが、通常は原因がわかっており脱水症状等がなければ自己制御されており危険を及ぼすことはない。

調整により、発熱は急性の過剰な免疫反応を抑制し、組織の損傷を防ぐことができる。

視床下部の体のサーモスタットを制御するメカニズムは、COX-2によるアラキドン酸(AA)からプロスタグランジンE2(PGE2)への変換を通じて機能する。 PGE2はその後、視床下部のニューロンに直接作用するため、発熱に必要不可欠である。

アスピリン、タイレノール、イブプロフェン、ジクロフェナク、ナプロキセン(または他の非ステロイド性抗炎症薬(NSAID))などの解熱鎮痛薬は、COX-2を阻害し、続いてPGE2を阻害することで発熱を緩和する。

これにより、ウイルス感染に対する免疫応答が低下し、症状が重篤化、感染期間が延長する可能性がある。 COVID-19による発熱の治療は、重度のCOVID-19合併症リスクを高める可能性がある。

サイトカインストーム

Covid-19患者において、NSAIDの併用療法が有害または安全であるかどうかは不明。ただし、抗炎症療法はCovid-19の致命的なサイトカインの嵐を防ぐ可能性がある。

一般的に処方されているNSAIDであるイブプロフェンは、ヒトの組織および喀痰においてインターロイキン-6(IL-6)を減少させることがわかっている。

Coronavirus disease 19 (Covid-19) and non-steroidal anti-inflammatory drugs (NSAID)
We have read with interest the report by Monti et al 1 concerning the clinical course of coronavirus disease (Covid-19) in patients with chronic inflammatory ar...

温熱療法

MedCram 温熱療法・サウナ

SARS-Cov2は宿主の免疫システムを巧妙に抑制して回避する、そのため初期症状は多くの人が軽症、しかし実際にはウイルスは増殖して体内に広がりダメージを与えていく。

ダメージが蓄積した結果、一部の患者が突如として重症化することになる。

感染後5日から12日までの軽症症状、このコロナウイルス特有の免疫システムが低下する期間、現状われわれはなにもせず放置している。

ここの免疫機構を高めれば重症化する20%を低下させ、病院のキャパオーバーを抑制し社会の崩壊を最小限に抑えることができるのではないだろうか?

興味深いことに、フィンランドでは北欧諸国の中で100万人あたりの最小の死者数と数を維持し続けている。

Coronavirus Pandemic Update 50: Dip in Daily New Deaths; Research on Natural Killer Cells & COVID-19
概要

SARS-Cov2は宿主の免疫システムを巧妙に抑制して回避する、そのため初期症状は多くの人が軽症、しかし実際にはウイルスは増殖して体内に広がりダメージを与えていく。

ダメージが蓄積した結果、一部の患者が突如として重症化することになる。 そこで、軽症時に温冷療法などで免疫を意図的に増強させるという治療プランが考えられる。

サウナや寒冷療法などによって、COVID-19で低下した白血球や単球の上昇、サウナ好きのフィンランドやお風呂文化の日本の致死率の少なさなど、さまざまなの予備的証拠の紹介。

Coronavirus Pandemic Update 46: Can Hot/Cold Therapy Boost Immunity? More on Hydroxychloroquine

サウナ・熱曝露の作用メカニズム

サウナはさまざまな影響を人体に及ぼし、その熱刺激により、人体の多くのシステムの機能状態に影響を与える。

温熱療法を伴う治療として、水/電解質平衡、特定のエネルギー基質の代謝率の変化、自律神経系の活動、ホルモン系、心血管系と呼吸器系の負荷、心血管系の変化を引き起こす。

Adaptation Related to Cytokines in Man: Effects of Regular Swimming in Ice-Cold Water - PubMed
The cytokine response after thermal stress (sauna + swimming in ice-cold water) was investigated in subjectively healthy persons. Two groups were studied at the...

運動は酸素と窒素のより高いレベルの反応性形態を生成し、免疫系の特定の細胞の機能を阻害する可能性がある。インビトロでIL-2、IL-4、インターフェロン(IFN)γ産生を抑制する。

Adrenal hormone modulation of type 1 and type 2 cytokine production by spleen cells: dexamethasone and dehydroepiandrosterone suppress interleukin-... - PubMed - NCBI
Cell Immunol. 1998 Feb 25;184(1):58-64. Research Support, U.S. Gov't, P.H.S.
Effect of a Single Finnish Sauna Session on White Blood Cell Profile and Cortisol Levels in Athletes and Non-Athletes
The aim of the present study was to investigate the effect of Finnish sauna bathing on a white blood cell profile, cortisol levels and selected physiological in...

頻繁なサウナ入浴は中年の白人男性の肺炎リスクを減らす可能性がある 前向きコホート研究

Frequent Sauna Bathing May Reduce the Risk of Pneumonia in Middle-Aged Caucasian Men: The KIHD Prospective Cohort Study - PubMed
Frequent sauna baths is associated with reduced pneumonia risk in a middle-aged male Caucasian population.

サウナ入浴と心肺フィットネスの組み合わせは、それぞれ単独で行うよりも心血管原因および全原因死亡率を大幅に低減させた。サウナの頻度が多い場合(週3~7回)生存にさらなる利益を増加させる可能性がある。 2277人の男性の長期コホート研究

Joint Associations of Sauna Bathing and Cardiorespiratory Fitness on Cardiovascular and All-Cause Mortality Risk: A Long-Term Prospective Cohort Study - PubMed
A combination of high CRF and frequent sauna bathing confers stronger long-term protection on mortality outcomes compared with high CRF or high FSB alone. KEY M...
100万人中の感染者と死者 (2020年3月30日まで)
  • サウナ好きフィンランド (感染者224人、死者11人/)
  • スゥエーデン(感染者366人、死者110人/)
  • ノルウェー (感染者787人、死者25人/)
  • デンマーク(感染者413人、死者72人/)

免疫に対する温熱療法のポジティブな効果

  • 抗原提示の増加 •腫瘍へのリンパ球動員の増加
  • 樹状細胞の活動の改善
  • 遺伝子治療とのポジティブな相互作用
  • IL-2、TNFα、インターフェロン活動の増加
  • HSPの産生 •自然免疫刺激

免疫に対する温熱療法のネガティブな効果

  • 局所的な温熱療法ではサイトカイン産生は増加しない
  • 発熱と全身への温熱療法ではサイトカインの産生量が違う
  • リンパ球・NK細胞の活性が一時的に低下
  • 腫瘍転移増加の可能性?
  • ナチュラルキラー細胞の救済活動については合意がない
  • 適した動物モデルがない
  • 適切なヒトでの研究がない

温熱療法 NK細胞活性

ナチュラルキラー細胞を介した抗腫瘍反応における温熱療法の役割の分析

発熱範囲の熱ストレス(39.5度)が腫瘍標的細胞に対するヒトNK細胞の細胞毒性を増強することが示されている。

効果の程度はさまざまだが、臨床研究では、一般的に、がん患者または健康な被験者において、温熱療法によるNK細胞傷害活性の増強が明らかになっている。

炎症誘発性サイトカインは、NK細胞活性化のフェーズを非特異的に調節する。

An Essential Role for Tumor Necrosis Factor in Natural Killer Cell–mediated Tumor Rejection in the Peritoneum | Journal of Experimental Medicine | Rockefeller University Press

NK細胞を活性化するサイトカインの一部、たとえば、TNF-α、IFN-α/β は、感染や炎症の際に発生する体温(発熱)の上昇を刺激するという点で「発熱性」サイトカインと呼べる。

Attention Required! | Cloudflare
穏やかな温熱療法

健康なヒト被験者では、38度の軽度の全身温熱療法でも末梢血NK細胞数が増加した。ただし、局所温熱療法では効果がなかった。

Effect of hyperthermic water bath on parameters of cellular immunity. - Abstract - Europe PMC
Effect of hyperthermic water bath on parameters of cellular immunity.

39.4℃で30分の全身温熱プロトコルを使用したグループでは、参加者のNK細胞を増加させた。

Modulation of the endocrine and immune systems by well-controlled hyperthermia equipment
J-STAGE

39.4°Cの高温は、NK細胞によって分泌されるインターフェロンγの腫瘍細胞に対する抗増殖能力を大幅に高めることを示した。

Attention Required! | Cloudflare

NK細胞のATPレベルは37~41度まで安定しており、その後42度を超えると劇的に低下することがわかった。

Natural Killer Cell Viability After Hyperthermia Alone or Combined with Radiotherapy with or without Cytokines
NKG2D

熱ストレスによるナチュラルキラー(NK)細胞の細胞毒性の増強はNKG2D機能に依存し、形質膜NKG2Dクラスター形成と標的細胞でのウイルス感染への免疫応答に関与するMICA(MHC class I chain-related gene A)発現の増加に関連している。

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HSP70によるDC-NK細胞の活性

熱ショックタンパク質70(HSP70)ワクチン接種が慢性骨髄性白血病(CML)患者のナチュラルキラー(NK)細胞活性を誘導し、インターフェロンガンマ産生を刺激する。HSP70は樹状細胞においてNKG2D発現を誘導し、NKG2Dに依存してNK細胞を活性化する

Activation of NK cells by extracellular heat shock protein 70 through induction of NKG2D ligands on dendritic cells
We have previously reported that heat shock protein 70 (HSP70) vaccination induced natural killer (NK) cell activity in patients with chronic myelogenous leukem...

プラズマヒートショックタンパク質72応答に対する、熱クランプありおよびなしの運動の影響。

Endurance Exercise With and Without a Thermal Clamp: Effects on Leukocytes and Leukocyte Subsets - PubMed
To test how leukocyte responses to endurance exercise were modified by clamping body temperature, nine men (27.3 +/- 6.0 yr) completed four 80-min immersions to...
HSP70の抗アルツハイマー病作用と30の活性方法 
Hsp70とアルツハイマー病サイトご利用には利用規約・免責事項への同意が必要です関連記事ヒートショックプロテイン(分子シャペロン)HSP70の抗アルツハイマー病作用 30の活性方法...

温熱療法 HSP療法

2-1.温熱療法とマイルド加温療法
第3章 2.マイルド加温療法について 2-1.温熱療法とマイルド加温療法

HSP入浴法
ヒートショックプロテイン入浴法
HSP(ヒートショックプロテイン)入浴法でストレス解消、美肌作り、疲労回復、免疫力アップ。アスリートの健康管理にも活用。HSPはオリンピックにも貢献。

HSPの研究は諸外国の方が進んでいるかもしれないが、HSPを増加させる活用法は日本人にとても適している。その理由は、日本のお風呂文化。家庭のお風呂、温泉、銭湯。多くの日本人は利用している。

HSPは熱ストレス(40℃~42℃)で最も効果的に増加するので、まさにお風呂は絶好の場になる。なお、シャワーでは体温を上げるのは難しくHSPは増加しない。

HSP入浴法
  1. バスタオルと着替えは、すぐ手の届くところに置く
  2. 浴槽のふたを開けたり、床や壁にシャワーをかけ浴室内を温める
  3. 手、足、体(心臓に遠いところから)に、かけ湯をする
  4. 浴槽には、足から手、体の順にゆっくりと浸かる
  5. 湯に浸かりながら舌下で体温を計る。38℃まで上がるのが理想。
    ※お湯の温度目安/42℃→入浴10分、41℃→15分、40℃→20
    ※血行促進作用のある入浴剤を使用の場合は、40℃→15分

6.入浴後は「10分~15分」保温する。
※HSP入浴法で一番大切なところが、最後の保温時間です。

体温を37℃以上に保つことで、体内のHSPが増えるので、体の水分はしっかりふき取り、体が冷えないよう衣類を身に着け、冬は暖かい部屋で、夏は冷房をかけずに最低10分間、体を保温します。

水分補給には、冷たいドリンクを避け、常温、もしくは温かい飲み物で補います。冷たいドリンクは保温後に飲みましょう。

HSP入浴法の注意事項
  • 心臓疾患など疾患のある方は、医師に相談してください。
  • 高齢者、体力の無い方は、半身浴でもかまいません。
  • 半身浴では、肩を冷やさないように、お風呂の蓋を首まで付けたり、肩カバーをしたり、時々首までお湯に浸かって肩を冷やさないようにする。
  • 冬は、高齢者に多い入浴事故に注意する。
1) 温度差対策
  • 浴室内を温めておく → 入浴前にお風呂の蓋をとり、浴室を温める
  • 浴室の床に湯をかけて温める。
  • すぐに湯船に入らず、手、足、体(心臓に遠いところから)に、かけ湯をする。
  • 湯船から出る時は、体についた水分をしっかり拭き取る。(下着まで着て浴室から出ても良い)
  • 体についた水分が蒸発するのに必要な気化熱が体から奪われるので、 ぞくっと感じたり、冷えを感じたりする。着替えの部屋を暖めておく。
2) 家族に「お風呂に入る」と声かけをしてから入浴する。
  • 一人の場合は、タイマーをセットし、時間が分かるようにする。
3) 水分補給
  • 高齢者の場合、体の水分量(赤ちゃん80%、成人60%、老人50%)が少ない。よって、大量の汗をかくと、脱水になる恐れがあるので、必ず水分補給をすること。
  • 高齢者の場合、1回に飲む水分量が少ないので、こまめに水分を補給する。
  • 入浴後の汗は、体温調節のため水分が多いが、大量の汗では塩分も失うので、スポーツ飲料などでも良い

サウナ

 

 

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