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アルハカ母のリコード法体験談

アルハカ母のプロファイル

記事上のお名前・呼称

アルハカ母

リコード法タイプ

1型

年齢、性別

2019年現在 68歳 女性

職業

主婦(当時は事務職、仕事上のストレスが大きかった模様)

過去のいきさつ

気づいたきっかけ

2006年 記憶障害 物忘れが目立つ、MCIの段階

2007年 知り慣れたはずの道を迷う、料理が異常に遅いなどの異変症状

過去の病院での診断

診断

2008年 若年性アルツハイマー病の疑い(忘れ物外来で誤診を受ける)

2009年 若年性アルツハイマー病の正式診断 MMSE23点

医者から「二年以内に自分では服を着れなくなる」と伝えられる。

治療 個人的な試み

アリセプトの副作用? → 性格の変化、怒り、抑うつ、自殺願望

ガイドラインに従った多剤サプリメントを中心とした治療対策

母が認知症と診断される前からサプリメントの海外利用を行なっていたため(当時はVITACOSTがメインだった)サプリメント療法への移行は数ヶ月には開始していた。

2010年 診断から1年目あたりで10種類程度のサプリメントを摂取。

タウリン、葉酸、ルチン、PABA、ビタミンBコンプレックス、B12、エスターC、イチョウ葉、プロテインなど。

2011年 サプリメント 20種類程度に拡大

カルシウム、マグネシウム、亜鉛、αGPC、A-L-カルニチン、B-6、プエラリアミリフィカ、DHEA、オルニチン、ブラックコホシュ、ホスファチジルセリン、EPA・DHA、VC、レスベラトロール、VBコンプレックス、マルチビタミン、ケルセチン、MSM

2012年 ゆるやかな進行、妄想・幻想が増加

2014年 散歩を始める。個人輸入薬・サプリメントの大幅な追加

2015年 認知症回復事例(現リコード法)を知る。

過去の試みの結果

→ 症状が劇的に改善※妄想・幻想が大きく減少

2017年 MMSE23点  診断時と変わらず

アルツハッカーサイトを立ち上げる

短期記憶は全体的に悪化、皮質全体の血流低下は改善

短期記憶(海馬+海馬傍回)の回復に向けた治療を実行中

2018年 MMSE24点 1ポイント改善

時計描画満点、ブレインHQは年齢別で64%タイル

短期記憶、遅延再生障害 <今ココ

認知症になるということ

わたしの母は一般的な認知症を抱える方と違って、相対的に記憶だけに強い問題があるため、平均的な「認知症とは何か」を語ることはむずかしかったりする。

ただ、今の母を見ていると、発症前の会社で強いストレスを抱えていた時期よりもはるかに幸せな日々を過ごしているため、まあそう悪くないのかなと思ったりもしている。

世の中のあらゆる幸福をつきつめると、成長や達成に喜びを感じる幸せと、今のこの時の充実を求める幸せのいずれかに分かれると聞いたことがある。

そのふたつの対比で語るなら、母は前者の目標に向かっていくという”時”が与えてくれる幸せを得るのはもうむずかしいだろう。

ポジティブにとらえるなら、そのことによって母は未来を思い煩うことなく日々の充足を感じとっているのかもしれない。

それはどこまで他者から見た幸福の物差しだけれども、たぶん、今の母を見てわたしがそれほど悲痛さを感じないのは、母の性格と人生の時期が大きく関係しているようにも思う。

母と花火を一緒に見に行ったときは、花火が打ち上がるたびに「うわぁ」と心から感動していて少し羨ましく思ってしまった。

リコード法

リコード法との出会い・きっかけ

ブレデセン博士の症例研究を読んだことがきっかけ。

Reversal of cognitive decline: A novel therapeutic program

それまで頼れるものなく一人で孤軍奮闘していたため、自分と同じように闘っている人たちがいることを知って感涙せずにはいられなかった。

PubMedの論文読んで涙を流したのは、後にも先にもこれしかないし、わたしぐらいのものであろう(笑)

リコード法の検査・診断

論文を読んだときは症状や状況から純粋な1型だと推測したため、それほど多くの検査は受けてこなかった。また症例報告の論文にそれほど詳しい内容が記載されいたわけでもなかった。

しかし、リコード法の本が出版されてから、保険適用可能な検査で可能な限り受けて、残りを自費診療で埋めていくという作業を地道に行なっていった。

検査のすべてを受けることはできていなくて全体の7割ぐらい。(国内で努力すれば8~9割くらいまでは受けることができる。)

それらの検査結果はほぼ読みどおりだったが、一部変化する(高齢による2型への移行だったり、謎の水銀の高値など)ものがあることに気が付き、どれだけ型がきれいに一つに収まっているように見えても、全検査と追跡検査は必須だと感じてきている。

リコード法を実践してみて

はじめてみて
もともと、リコード法以上にあれこれしてきたため、「リコード法やること多すぎて大変だ」っていうのはまったくなかった。むしろ、これだけでいいの?って思ったくらい。

理論的な整備がされていたことや目標数値が明示されていたことが大きい。自分の抜け穴に気づくことができたし、他の人へなにかアドバイスするにしても、リコード法という論拠があって行うのと、個人の一経験だけで語るのは天と地ほどの差がある。

リコード法のこれまでの成果

リコード法の前からあれこれやってきて、その中で「これは効いた」とすぐにわかったものは散歩だけ。

次に微妙な変化ではあったものの、反応がすぐにあったのが甲状腺ホルモン剤の投与。検査結果は準最適値だったため、一般病院の検査のもとでは何も処置されずに終わっていたと思う。

ほとんどのリコード法で採用されている治療方法はリコード法の前から実行していたが、リコード法を知らなければホルモン補充療法には手を出していなかったと思う。

体重が減少し痩せそうになった時期があったが、それは筋トレがよく効いてくれた。

本当の改善は、何ヶ月もたって振り返って「そういえば最近怒らなくなったな」とか、数年経過して、「そういえば普通に日常生活をおくっているよな」といった長いレンジで初めて気がつく。

わかりやすい成果もたしかにあったりするけど、それはたまさかのご褒美くらいに思って、リコード法を元に理詰めでコツコツとやっていくことが重要だと思う。

問題点

リコード法そのものの実行がむずかしいことに加え、国内の未整備状況がさらに拍車をかけ、必要十分な実行を難しくしている。

後者の問題点はこれから少しずつ改善されていくとは思うが、その間にも控えめに見積もっても、一日1000人以上の認知症患者さんが生まれている!

そのことはリコード法の真偽とは関係のない事実だけど、世の中の誰もそのことについて言及しない!なぜ!?

リコード法を始めてみようする人へ

SCI、MCIの人へ
ほぼ全員に改善が見込まれる。少なくとも合理的かつ実践的思考の持ち主であれば実行しないという選択肢はありえない!
認知症初期の人へ

改善の定義が不明確ではあるが、アメリカでリコード法を実施している人の85%に改善が見られている。

国内でも、わたしが知りうる限りではリコード法を実施した患者さんの主観的な改善効果、または進行がゆるやかであることも含めれば半数以上の人には効果があるようだ。

やはりそれなりの決意や、家族の理解、協力も必要。

しかし何もしなければ100%確実にやってくる苦しみをがどういうものか、わかっていない(知ろうともしない)人が多すぎる。そして、実際に中期、後期に差し掛かってもっと早くリコード法をやっておけばよかったと全員が口にする。

リコード法は大変だと皆がいう、だが、進行した認知症の家族を抱える苦しみとは比べ物にならない。そのことをきちんと考慮した上でリコード法の実行判断してほしいのが管理人の願い。

中期、後期の人へ

家族の協力や、リコード法へのコミットが初期の人よりも強く必要になってくる、どこに障害があるの36の問題も明確に特定する必要がある。けれども実行さえされるならば完治はむずかしくても改善、進行の維持、緩やかな低下は期待できる。

※一般化はできないけれども、リコード法を実施した中期に差し掛かった患者さんでも寛解に近い症例報告例はある。

リコード法に何をどの程度求めるか、つまり労力や時間に対して得られるベネフィット(改善効果)をどう考えるかは、個人の価値観に大きく依存すると思う。

一日の行動

起床時間・工夫

6時位、朝の光を浴びる。

娘の弁当の支度という責任感が、大きな原動力になっている。

朝食時間・内容

デイの日を除き、朝食は原則食べない。(16時間の絶食)

MCTバターコーヒー(アルツハッカーコーヒー)を摂取。

MCTオイル、バターも絶食の効果を阻害しないぎりぎりの量を摂取。(MCTオイル3g + グラスフェッドバター3g)

朝のサプリメント・薬

医薬 アリセプト2.5mg + ガランタミン4mg

スタートアップサプリメント + あれこれ

朝食後

朝の運動はボーナスタイプ。

雨が降った日などをのぞいて、ほぼ散歩しない日はない。

平均で1万歩ぐらい歩く。

お昼

昼食時間・内容

12時

スムージー(アボガド、オリーブオイル、グラスフェッドプロテイン、ジンジャー、レモン皮ごと、ブロッコリー、人参、その他緑黄色野菜、ココナッツオイル等)

未ローストのナッツ

昼のサプリメント・薬

スタートアップサプリメント + あれこれ

毎日のドリンク

緑茶、3年番茶、トリゴネリンコーヒー又は浅煎りのアラビカ種

デザート・スイーツのアイディア

もともとそれほどスイーツを好む人でもなかったので、間食はほとんどしない。70%の有機ダークチョコレートを時々。

夕方以降

夕食時間・内容

炭水化物 さつまいもと白米(ササニシキの天日干し)、トレハロース

タンパク質 国産肥料GMOフリーの卵、青魚、グラスフェッドのプロテイン

脂質 オリーブオイル、ココナッツオイル、MCTオイル、ナッツ類

乳製品 ヨーグルトを摂取していたが、乳糖不耐性が判明してから乳製品はほとんど摂取しない。

基本はリコード法で許容される食材をベースにした一般的な和食。

しかし遺伝子検査で解毒能力があることがわかっており、リーキーガットも見られないことから、完全無農薬というわけではななく、有機野菜と、低農薬野菜を混ぜた程度の食材で構成している。

夕食後のサプリメント・薬

スタートアップサプリメント + あれこれ

就寝前のサプリメント

スタートアップサプリメント + あれこれ

社会的コミュニケーション

元来あまり社交的ではないのだが、家族同士のコミュニケーション、娘と仲が良いためよく一緒に出歩く。

デイサービス、認知症患者さんの集まり、など利用できるものをすべて利用している感じ。

ストレス解放メソッド

リコード法をがっつり行っている母が、家族の中で今一番精神的に健全かもしれない。

そのため、母によってストレスがかかるというよりも、母が家族を癒やすネコのような存在になりつつある(笑)

回想法

いいこと日記

マーティン・セリグマンのポジティブ心理学にヒントを得て5年くらい、「いいこと日記」を母にわたして続けてもらっている。

どこまで効果があったか、実際のところはわからないが母から感謝の言葉をよくきくようになったり、きつい筋トレも我慢してやってくれたりと、感覚ではあるが地味に底上げ的な効果があったんじゃないかと思う。

デジタルフォトフレーム回想法

父や母を含めた家族の思い出写真をまる三日間かけて、片っ端からデジタル化。

デジタルフォトフレームに入れてあとは常時自動再生。

常に流していると、ふと写真に目がとまってそこから思い出や昔話が自然に始まる。

父いわく、ツール系でもっとも良い影響があったのは、このデジタルフォトフレーム回想法だという。

リコード法7つの基本要素

複数回答可

食事

栄養管理
  • 栄養管理ソフトで計算
糖質制限
  • 100g/日
マイルドケトーシス達成率
  1. 0.5前後 一日中は維持できていない。
空腹時血糖値
  1. 90以下
小麦グルテン・レクチン
  • tTG抗体のチェックはしていない。
  • 少しは食べる&グルテン分解酵素を摂取
乳製品
  • A2ミルク・ヤギミルクを利用
  • 乳糖分解酵素を併用している
  • 市販乳製品を控え目に摂取
有機・無農薬・非GMO
  • 有機無農薬の食材を心がけている。
  • 有機無農薬ではないが、輸入農産品には注意している。
魚介類
  • 小魚のみ食べる
  • サバなどの青魚を食べる
アブラナ科野菜
  • 毎日積極的に食べる。
ベリー系・柑橘系の皮
  • 毎日積極的に食べる
プロバイオティクス
  • 発酵食品の摂取
  • 食物繊維の摂取
  • プロバイオティクスサプリメントの摂取
オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)
  • 食事からの摂取
  • サプリメントからの摂取
  • オメガ6の摂取減らしている(オメガ6と3の比率を低くする)
間欠断食
  • 16時間以上

運動

有酸素運動
  • 週1~2回 上り坂のウォーキングで心拍は有酸素運動域に達する。ただし時間的には10分程度。
筋トレ
  • 週1回 ハードに行う。
散歩などの日常的な運動
  • ほぼ毎日 1万~2万歩

睡眠

一日8時間の睡眠
  • 7~8時間ぐっすり眠れる
光のコントロール
  • 朝しっかり光を浴びている。
  • 夜間のブルーライトがカットできていない。夜テレビを時々見る。。
体温の変化
  1. 体温が夜間に低下する寝室環境。
終夜睡眠ポリグラフ検査
  • 検査済 AHIが5以下
就寝前のカロリー制限
  • 夕食後は摂らない
睡眠促進剤
  • メラトニン(10mg以上)週一回だけ30mgの高用量メラトニン
  • メラトニン(3~10mg未満)普段は3mg
  • その他の睡眠誘導剤を摂取 ベルソムラを少量混ぜている。

ストレス軽減

ヨガ、太極拳など
  • していない
瞑想
  • していない
音楽療法・好きな音楽を聞く
  • ほぼ毎日
回想法
  • デイサービスや、介護者が対面で定期的に行う。
  • フォトフレームなどツールを利用した回想法を行っている
社会的コミュニケーション
  • 毎日家族・他者との交流がある

毒素の解毒

生物毒素
  1. VCSテスト 済
  2. MARCoNS 未検査
  3. 真菌検査済 未検査
化学毒素
  • GPL-TOX検査を行っていない。検査機関が近場で見当たらず。目下探している所
有害金属毒素
  • 水銀の血清検査を行っている(ヒ素の血清検査は行なっていない)
  • カドミウム・鉛の血清検査を行っている
  • 毛髪検査を行っている
口腔ケア
  • フロスで毎日ケアを適切に行っている。
葉酸遺伝子検査 MTHFR
  • 葉酸遺伝子検査済(C677TとA1298C)
水銀キレート
  • 毛髪・血清水銀値正常
  • アマルガムはない
セレン
  • 検査を行わず摂取。200mcg
亜鉛
  • 検査を行い銅:亜鉛比率が適正化できている。
R体αリポ酸
  • 50~200mg未満
グルタチオンを高める
  • リポソームグルタチオン(自作)
  • N-アセチル-システイン
サウナ
  • HSP温浴を週二回以上利用

認知機能の強化

ブレインHQ、ルモシティ
  • ほぼ毎日する
CDPコリンまたはαGPC、ウリジン、コリンの補給
  • CDPコリン・ウリジンを摂取
  • ホスファチジルコリンを摂取
  • 卵・レシチンを食事から補給
バコパモニエラまたはゴツコラ
  • ほぼ毎日摂取
マグネシウム
  • マグネシウム-L-スレオニンを摂取
抗認知症薬(AChE阻害薬)を摂取
  • ドネペジル4mgとガランタミン8mgのハイブリッド
  • ニコチンパッチ7mg
医薬(スタチン、PPIs、ベンゾジアゼピン、NSAIDSなど)
  • 服用していない

サプリメント

サプリメントプログラム
  • リコード法の書籍に基づき摂取
  • アルサプ標準版 +α
ビタミンC・E
  • リポソーム型のビタミンCを摂取
  • 脂溶性ビタミンCを摂取(パルミチン酸ビタミンC)
  • アスコルビン酸ビタミンCを摂取 1g
ビタミンD3
  • 検査を受けており、リコード法の基準値に達している。
ビタミンB12
  • 検査を受けておりほぼ毎日摂取
レスベラトロール
  • 200mgを摂取
クルクミン
  • ロングビーダまたはセラクルミンを摂取

ホルモン

T3・T4
  • TSH・T3・T4検査済
  • リコード法基準を目指している
  • バイオアイデンティカルホルモンを利用
エストラジオール・プロゲステロン
  • エストラジオール測定
  • プロゲステロン測定
  • バイオアイデンティカルホルモンを利用
  • リコード法基準値と比率の最適化をはかっている。
プレグネノロン・DHEA
  • プレグネノロンを測定
  • DHEA-Sを測定
  • プレグネノロンを投与
  • DHEAを投与
  • リコード法基準値を目指している

その他 リコード以外の摂取サプリメント