書籍要約『ムーン・マン:CIAの暗殺リストに載った映画製作者の真実の物語』 バート・シブレル 2021年

CIA、NED、USAID、DS・情報機関/米国の犯罪情報操作・社会工学陰謀論

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英語タイトル:『Moon Man:The True Story of a Filmmaker on the CIA Hit List』 Bart Sibrel 2021

日本語タイトル:『ムーン・マン:CIAの暗殺リストに載った映画製作者の真実の物語』 バート・シブレル 2021

目次

  • 第1章 月への途上で起こった奇妙な出来事
  • 第2章 すべてはこうして始まった
  • 第3章 私の人生が永遠に変わった日
  • 第4章 CNNへの途上で起こった奇妙な出来事
  • 第5章 教会への途上で起こった奇妙な出来事
  • 第6章 NBCニュースは月着陸がねつ造であることに同意した
  • 第7章 陰謀とは何を構成するのか?
  • 第8章 アストロノーツ・ゴーン・ワイルド
  • 第9章 目を閉じて口を開けて
  • 第10章 使者を攻撃する
  • 第11章 NASAの最大の恐怖
  • 第12章 この混乱から抜け出す方法

本書の概要

短い解説:

本書は、アポロ月着陸の公式発表を疑問視し、そのねつ造説を主張する映画製作者バート・シブレルの個人史的記録である。自身の映画制作、アポロ宇宙飛行士への直接取材、そしてそれに伴う脅迫や監視といった驚くべき経験を通じて、月着陸が政府とCIAによる壮大な欺瞞であると主張する。主に陰謀論や政府の透明性に興味を持つ読者を対象としている。

著者について:

バート・シブレルは、アメリカの映画製作者、作家、調査ジャーナリストである。30年以上にわたりテレビ番組やドキュメンタリーを制作してきた経験を持ち、アポロ計画の疑惑を追及するため2本のドキュメンタリー『A Funny Thing Happened on the Way to the Moon』と『Astronauts Gone Wild』を制作した。後者ではバズ・オルドリンに顔を殴られるなど、取材の中で物理的な攻撃も受けている。シブレル自身は当初は月着陸の熱心な信奉者だったが、調査を進める中で確信を深めたという経緯を持つ。

テーマ解説

  • 主要テーマ:アポロ月着陸は政府とCIAによる冷戦下の壮大なプロパガンダであり、ねつ造である。[科学的・技術的矛盾、映像・写真の不審点、関係者の証言を根拠とする。]
  • 新規性:著者が発見した「一般公開非対象」の未編集アポロ11号飛行中映像に、飛行士らが地球の画像を用いて距離を偽装する様子と、CIAと見られる人物の指示音声が含まれていた。[本書の核心的証拠として提示される。]
  • 興味深い知見:月着陸疑惑の追及が、著者個人に対するCIAによる監視、ストーカー、拉致未遂、精神施設への不当収容といった深刻な迫害を引き起こした。[政府による反対意見への弾圧の実例。]

キーワード解説

  • ヴァン・アレン放射線帯:地球を取り巻く高放射線領域。アポロ計画では安全に通過したとされるが、現代の科学では有人通過は極めて困難とされ、月着陸の可能性に対する根本的な疑問となっている。
  • CIAによるメディア支配:著者は主要メディアがCIAの影響下にあり、月着陸疑惑のような政府批判的な真実を意図的に報道しないと主張する。言論の自由と民主主義の危機を示す。
  • アポロ1号火災事故:月着陸目前の訓練中に起きた事故で3名の飛行士が死亡。著者は、計画に批判的だった飛行士ガス・グリソムらを、疑惑への加担を拒否したためCIAが暗殺したと主張する。
  • 技術の後退:50年前の「原始的な」技術で月に到達できたなら、はるかに進歩した現代技術でも同様のことが可能であるべきだが、現実には有人宇宙飛行の限界は低軌道に留まっている。この矛盾がねつ造説の根本的論拠である。
  • 集合的認知的不協和:月着陸という国家的・感情的アイコンに対する人々の愛着が、明白な矛盾や証拠を直視することを妨げ、欺瞞を維持させる心理的メカニズム。

3分要約

本書は、アポロ月着陸がアメリカ政府とCIAによってでっち上げられた壮大なプロパガンダであり、著者がその真実を暴こうとしたために、執拗な迫害と生命の危険に晒された体験を記したものである。

著者は当初、月着陸を信じる熱心な支持者だったが、元NASA請負業者ビル・ケイシングの証言をきっかけに調査を開始する。7年をかけて制作したドキュメンタリー『A Funny Thing Happened on the Way to the Moon』の過程で、NASAから誤って送付された「一般公開非対象」の未編集アポロ11号映像テープを発見する。その映像には、地球から13万マイル離れたと偽って中継するため、宇宙船の窓に地球の写真を貼り、CIAと見られる人物の指示で無線遅延を演出する飛行士たちの姿が収められていた。この発見は、アポロ11号が実際には地球低軌道を離れていなかったという決定的証拠であり、全ての月着陸が虚偽であることを意味した。

この発見と公表をめぐり、著者の人生は一変する。CIAによる執拗な監視、ストーカー行為、車両の遠隔停止、アトランタでCNNに証拠を持ち込もうとした際の拉致未遂と精神施設への不法収容、さらには教会の牧師による誤った判断による二度目の収容など、信じがたい迫害が続く。また、続編『Astronauts Gone Wild』では、複数のアポロ宇宙飛行士に聖書に誓って真実を語るよう迫り、バズ・オルドリンからは顔を殴られ、エドガー・ミッチェルからは蹴られるなどの暴力的な対応を受ける。ミッチェル宅での取材後には、偶然録音されていた会話で、ミッチェル親子がCIAに著者を「消す」かどうか話し合う声まで収録されていた。

著者は、月着陸ねつ造の動機を、ケネディ大統領の早計な公約と、泥沼化するベトナム戦争下での国民の士気高揚の必要性に求めている。また、致命的なヴァン・アレン放射線帯の通過が現代技術でも困難である点、当時のコンピューター能力の非現実性、月面写真の照明の矛盾など、技術的・科学的矛盾を多数提示する。さらに、疑惑を内部告発しようとしたアポロ1号のガス・グリソムら3名の飛行士が殺害されたと主張し、この事件の再調査が権力者たちの最大の恐怖であると述べる。

本書は、単なる陰謀論の主張を超えて、ひとりのジャーナリストが国家の「聖域」に挑み、それに対して国家権力がいかに残忍に立ち向かうかを生々しく伝える体験記である。著者は、この欺瞞を認めることがアメリカと世界を真の自由と正直さへと導く第一歩だと確信し、読者に真実を見る勇気を求めている。

各章の要約

第1章 月への途上で起こった奇妙な出来事

著者は、空軍将校の子として航空宇宙に囲まれて育ち、当初は月着陸の熱心なファンだった。しかし、政府とメディアによる大衆操作(「予測プログラミング」)の存在を知り、月着陸もその一部ではないかと疑念を抱き始める。人々が快楽的な幻想(月着陸成功)を真実よりも好む「認知的不協和」状態にあると分析し、愛国的感情が真実を見る目を曇らせていると指摘する。テレビやスクリーンへの過度の没頭が人々を現実から切り離し、真実を見抜く力を奪っていると警告する。

第2章 すべてはこうして始まった

1989年、著者は月着陸疑惑を主張する元NASA請負業者ビル・ケイシングと連絡を取る。ケイシングの勧めで本格的な調査を開始し、ソ連が宇宙開発で先行していたこと、ケネディ大統領の公約が技術的に早計だったこと、月面写真の照明の不自然さ(電灯光による交差する影)などから、月着陸が「4分の1」の確率で偽物ではないかと考え始める。当初は危険を恐れてドキュメンタリー制作を断るが、聖書を読むことをきっかけに、たとえ死ぬとしても正しいことのために死にたいと決意し、プロジェクトに着手する。

第3章 私の人生が永遠に変わった日

1999年、ドキュメンタリー編集のためNASAに繰り返し未編集映像を要求するが、誤ったテープばかりが送られ、ついには配送を遅らせるよう仕向けられる。NASAが自分の意図に気づき、工作を始めたと悟る。最後のテープの山から「一般公開非対象」と表示されたテープを発見する。中身はアポロ11号の未編集映像で、飛行士たちが地球の写真を窓に貼り、カメラレンズが窓に接していると偽りながら、実際には船内奥から撮影して「月への中間点」を偽装する様子が記録されていた。更に、無名の人物(CIAと推測)が4秒の間を置いて「話せ」と指示し、無線遅延を偽造する音声も含まれていた。この発見により、アポロ11号が地球軌道を離れていなかった、つまり月には行っていなかったという決定的証拠を掴んだ瞬間だった。

第4章 CNNへの途上で起こった奇妙な出来事

証拠テープの発見後、電話が妨害され、教会からの帰路に不審車両に追跡され、車が遠隔操作で停止する事件が発生する。危険を感じた著者は、証拠をCNNに渡すためタクシーでアトランタへ向かう。しかしCNN前で警察(CIAと繋がると推測)に阻まれ、裏路地で拉致されて薬物を投与される。偶然居合わせた弁護士の介入により殺害は免れるが、「精神観察」名目で精神病院に収容されそうになる。脱走を試みて野原を逃げ回り、親切な市民の助けで帰宅する。後に、病院で「政府内の善の勢力」を名乗る人物から、政府内で善悪の勢力が内戦状態にあることを告げられる。

第5章 教会への途上で起こった奇妙な出来事

帰宅後も監視と脅威は続き、車の故障も繰り返される。教会で状況を説明するが、新任の牧師に「妄想」と断じられ、逆に警察に通報されて再び精神施設に収容されてしまう。ここでも薬物を投与され、不審な「患者」に監視される。しかし、再び「善の勢力」の関係者と接触し、保護と情報提供を受ける。彼らからは、政府内の内戦や、月着陸ねつ造を認める1960年代のホワイトハウス文書の存在などを聞かされる。インターネット接続を巡る工作も体験し、暗号化通信が却って危険であるとアドバイスを受ける。

第6章 NBCニュースは月着陸がねつ造であることに同意した

発見した決定的映像を、かつて勤めていたNBC系列局のニュースディレクター(友人)に見せると、彼は蒼白になり「月に行っていないことを証明する」と認める。しかし、「内戦を引き起こす」として放送を拒否する。著者は、メディアが真実を報道しないことで腐敗した政府を存続させていると批判する。CIAが主要メディアを支配し、世論を操作していると主張し、ケネディ大統領暗殺時のダン・ラザーなどによる歪曲報道を例に挙げる。真実の報道こそが政府改革への起爆剤になると訴える。

第7章 陰謀とは何を構成するのか?

陰謀(計画的な犯罪)は全犯罪の半分を占めるとし、月着陸ねつ造もそのひとつであると論じる。人々がこれを信じたがるのは、より良い世界に住みたいという願望とプライドのためだと分析する。技術は後退しないという原則から、50年経っても有人月飛行が再現できない事実は、当初の主張が虚偽であることを証明すると主張する。ビル・クリントン元大統領でさえ疑念を表明していることを紹介し、プライドを捨てて真実に向き合うことの重要性を説く。

第8章 アストロノーツ・ゴーン・ワイルド

著者は、アポロ飛行士に聖書に誓って真実を語るよう求めるドキュメンタリーを制作する。バズ・オルドリンには証拠映像を見せた際に、「間違った男に話している」「我々はただの乗客だ」と本音めいた発言を引き出す。2度目のインタビューでは「嘘つき、臆病者、泥棒」と非難し、オルドリンに顔を殴られる。アラン・ビーンは放射線帯について「通ったかどうかわからない」と誤って言い、訂正するなど混乱を見せる。ジョン・ヤングは証拠映像の話を聞いて青ざめ、逃げ出す。ユージン・サーナンは訓練されたように見えるが、脇の汗や犬への八つ当たりで動揺を露呈する。マイケル・コリンズやアル・ワーデンは議論を拒否する。ニール・アームストロングは何度も接触を試みるが頑なに拒否し、最後のインタビューでは「あなたに答える価値はない」と言い放つ。エドガー・ミッチェルのインタビュー後、偶然録音された会話で、ミッチェル親子がCIAに著者を「消す」かどうか相談する声が録音されていた。

第9章 目を閉じて口を開けて

月面写真の照明解析(太陽光では平行な影が、NASA写真では電灯光による交差する影が見られる)など、技術的・科学的矛盾を詳細に論じる。ヴァン・アレン放射線帯の危険性と、NASA自身が現在でも有人通過の技術が未解決と認めている点(オリオン計画のケリー・スミスの発言)を強調する。月の石が偽物と判明した例や、設計図やオリジナル映像テープが「消失」した事実を挙げ、これらがねつ造の証拠であると主張する。さらに、カートン空軍基地の警備責任者(故人)からの証言として、1968年に同基地の格納庫でアポロ11号月面着陸の偽装撮影が行われ、ジョンソン大統領やアームストロング、オルドリン、フォン・ブラウンらが立ち会ったという衝撃的な情報を初公開する。

第10章 使者を攻撃する

著者に対するメディアやネット上での激しい批判、中傷、さらには殺害予告に言及する。ナショナルジオグラフィックやディスカバリーチャンネルなどの番組が、証拠を歪曲したり著者を排除したりして月着陸を擁護する様子を具体的に批判する。自身の証拠映像が複数のネットワークで購入されながら、常に放映直前で中止される事例を紹介する。Google/YouTubeによる収益化停止(デモネタイズ)など、言論弾圧の具体例として提示する。真実を語ることに対する組織的な抵抗の大きさが、逆に主張の正当性を証明すると論じる。

第11章 NASAの最大の恐怖

1967年のアポロ1号火災事故は、月着陸計画の欠陥を内部告発しようとしたガス・グリソム船長ら3名の飛行士に対するCIAによる暗殺であると主張する。グリソムの妻ベティと息子スコットの証言を紹介し、グリソムがNASAの無能さを公開批判(宇宙船にレモンを吊るす)し、上院への報告書を準備中だったことが動機だと説明する。事故直前の不審な点(ドアの設計変更、可燃物の放置、CIA関係者の立ち入り)や、事故後の証拠隠滅工作を挙げる。この殺人事件の再調査こそが、権力者たちの最大の恐怖であり、月着陸ねつ造の全貌が明るみに出ることを恐れていると結論づける。

第12章 この混乱から抜け出す方法

月着陸ねつ造の真実が公になることが、腐敗した政府システムを根本から変える契機になると訴える。現代のメディアがCIAと大企業に支配され、真実の報道が阻まれている現状を打破するため、非営利の市民共同運営メディアの創設や、くじ引きによる議員選出など、抜本的な政治・メディア改革の必要性を提言する。技術の後退という明白な事実を受け入れ、プライドを捨てて真実と向き合うことの重要性を最後に強調する。著者は、真実の暴露がもたらす困難を認めつつも、自由と正義のための闘いを続ける決意を表明する。


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