宇宙カレンダー2021(未来編)

強調オフ

物理学・宇宙

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Contents

宇宙に広がっていかない限り、人類は次の千年を生き延びることはないだろう。

この惑星上の生命に降りかかる災難はあまりにも多い。

しかし、私は楽観主義者だ。われわれは恒星へと手を伸ばしていくだろう。

デイリー・テレグラフのインタビューにて

スティーブン・ホーキング

宇宙カレンダー(現在-未来)とは

宇宙カレンダーとは、宇宙の誕生から現在までを1年としたカレンダー。
宇宙の長い歴史と比較した地球史、進化系統、人類史の時間感覚を得るために、カール・セーガンの著書「The Dragons of Eden」で使われたコンセプト。

通常の宇宙カレンダーはビッグバンが1月1日午前0時に始まり、現在は12月31日から0時に達すると終了する。

この宇宙カレンダーは過去-現在ではなく、現時点から未来を同じ圧縮率で計算し未来予測を描いた、宇宙カレンダー2021(歴史編)の続編である。
圧縮比率
  • 1秒 ≒ 437年 /437.59512
  • 1分 ≒ 26255年 /26255.707
  • 1時間 ≒ 157万年 /1575342.4
  • 1日 ≒ 3780万年 /37808219
  • 1ヶ月(31日) ≒ 11億年 /117205479
  • 1年 = 138億年
  • 0.0022852秒 ≒ 1年
科学の実現可能性 4つの法則

これまで理論的には可能かもしれないがまあ無理だろう…と過去には見なされたが、実際に専門家の想像よりも早く実現してきたものは少なくない。科学未来の実現可能性に関してドイッチュが述べる4つの法則がある。

  • 1.  自然法則で禁止されていないことは、適切な知識があればすべて達成可能であるという事実。
  • 2. 「努力」のプロセスは、いつでも自動化できる。
  • 3. 現実世界は知識に対して親和的である。
  • 4. 人間はユニバーサルコンストラクターである。サルは非常に専門化したコンストラクターにすぎない。
否定されてきた未来予想

白黒テレビより何倍もコストがかかるカレーテレビを作るのは馬鹿げている。しかもメロドラマを見るための程度のために。

カラーテレビの赤のブラウン管に希少な元素であるユウロピウムを使う必要がある。いずれ、カラーテレビが手に入る階級とそうでない階級に分かれて社会問題を起こすだろう。

人口学者 ポール・エリック

ライト兄弟が1903年に飛行機を飛ばしたさいも、大学の教授や科学者は「機械が飛ぶことは科学的に不可能」という旨の記事やコメントを発表していた。そしてそのわずか11年後の第一次世界大戦には戦闘機が実戦配備される。[R]

まったく未知の技術は予想できない

たとえば1933年、当時おそらく最高の原子核物理学者だったアーネスト・ラザフォードは、レオ・シラードが核連鎖反応を思いつく24時間足らず前に、核エネルギーなんて「荒唐無稽」だと語った。また、アインシュタインを含めた他の科学者からも非現実的なアイディアだと批判されていたが、誰もが知っているように1945年に現実のものとなる。そのタイムラグはわずか12年。[R]イギリス王室天文官のリチャード・ウーリーは1956年、宇宙旅行に関する話は「まったくのたわごとだ」と言った

誰一人予測できなかったインターネット世界

1980年代半ばインターネットは大して重要な現象にはならないと囁かれていた。当時の技術では1年で世界中にたった数万のノードを追加することしかできなかったからだ。当時、20年後のインターネットの状況を予測できた科学者は誰一人存在しない。

ゲノム解読速度の加速化

1990年当時、ヒトの全ゲノムを予定されていた15年で解読するのは無理ではないかと、科学者全員が考えていた。1年かかってようやく進んだのが、わずか0.01%を解読できたところだったからだ。このままのスピードでは1万年、多少技術が前進するとしても、全ゲノムの配列を解読するには、少なくとも100年はかかると日本の専門家は見積もったが、実際には予定よりも2年早く完成版が公開された。[R]

量子コンピューター

1982年にファインマンが量子計算の有効性を推測。1980年代に量子コンピュターと言えばオカルト扱いだった。ドイッチュが1989年に量子回路を考案し2011年に量子コンピュター「D-Wave」の開発に成功する。[R]

技術的特異点

15年前まではオカルトサイエンスの類と考えられていたシンギュラリティーの概念も、現在では多くの専門家の間で真面目に議論されている。

倫理感の変化

未来の技術の倫理的問題性は現在の倫理観で語られることが多い。例えば人工知能を生命と呼ぶか、人権を付与できるのか、まだNoと答える人が大多数だろう。しかし過去を振り返ると、タブーとされていたこと、道徳的に許容されないと考えられていた倫理観も、おそらく多くの人が感じているよりも早いサイクルで書き換えられている。

脳死は人の死と考える人は2002年では34%、2014年では46%[R]

体外での人工受精は30年前は否定的な人が半数以上を占めていたが、現在では、概ね(80%以上)受け入れられている。[R]

ボランティア代理出産の容認は2002年11%から2014年21%[R]

安楽死の容認は、2002年70%から2014年73%に微増[R]

生命倫理とは異なるが、夫婦が同性名を名乗るべきと考える人は1992年で74%、2017年で54%と2割減。この傾向はさらに強まるだろう。死刑制度などは過去と比べて現在のほうが容認する率が高いというように、すべての倫理規制がゆるくなったりリベラルよりになるわけではなく、反対に強まることもある。しかし、全体としては一定の月日があれば現在議論が紛糾しているようなものが将来的に肯定的となる事例は少なくない。

未来予測の確実性について

未来予測は確実性の高いことだけを取り入れると、言えることがなくなり面白味が薄れてしまう。反対に不確実性ばかりの取り込みはSF漫画の世界になりリアリティーが失われるというジレンマがある。

この未来予測は人類が超長期的にも存続するという楽観論を前提にしているが(個人的にはその可能性は低いと思っている…)、それ以外は研究者や専門家の意見や研究をベースにしてバランスを意識しながら自分が興味をもつ中道的な未来予想をまとめてみた。

宇宙カレンダー2020(歴史編)前篇

現在 2020年

1月1日 0時0分0秒/~2024

2021 新型コロナウイルス 自動化の促進

  • ワクチン接種が広がる
  • 在宅勤務、リモートワーク
  • 大学の経済的危機
  • 東京オリンピック?
  • エクサスケールコンピューター
  • 人工知能が東大入試を突破[R]
  • 2画面折りたたみスマホの普及(国内)
  • 空飛ぶ車の発売
  • 人工光合成の変換効率が10%に
  • インドの有人宇宙飛行[R]
  • 初の民間の宇宙ステーション打ち上げ[R]
  • 世界初の人工腎臓[R]
  • 労働環境の急激な変化(在宅勤務、電話会議、ワークライフバランス重視)[R]
  • 人工知能搭載の認知症患者向け対話ロボット[R]
  • 認知症患者支援ロボット「ミニシルボット」[R]
  • 日本の75歳以上ドライバーが613万人に

2022 AI市場の拡大

  • 水資源が戦争の武器に[R]
  • ドバイで無人ホバータクシーが運行[R]
  • ナノテクノロジーを利用した服の販売
  • ゲノム医療利用の国際協力システムが実現[R]
  • 団塊世代が75歳以上(後期高齢者)に
  • AIDA (mission) 小惑星ディディモスに到着
  • 世界初の宇宙ホテルに宿泊客が滞在[R]
  • AIと関連する1億3500万人の労働ニーズが生まれる。[R]
  • ムーアの法則が5nmの限界に達する。[R]
  • バイオマーカーベースの

2023 ブロックチェーン技術の普及

  • ブロックチェーン-テクノロジーの転換点 政府、企業、一般大衆で大規模に使用される。国内総生産の10%がブロックチェーンに保存される。[R]
  • 次世代超音速ジェットの就航 アエリオン AS2
  • オリオン宇宙船 初の有人飛行
  • 火星探査のマイルストーン サンプルを地球へ持ち帰る[R]
  • 世界初の船舶用トンネルが開通[R]
  • 記憶回復のための脳インプラント[R]

2024 シェアリングエコノミーの爆発的普及

0.01秒後 /2025~30

2025 ヒト脳の完全スキャン テレビ時代の終焉

  • 世界中で失業率が増加。経済的、政治的、文化的混乱をもたらす。[R]
  • 輸送業界がもっとも大きな影響受ける、次に製造業。電話業務、時計修理、税理士、保険業務、ホワイトカラーも安全ではない。
  • メディアがテレビからインターネットベースへ移行。
  • 小型モジュール式原子炉が採用される。
  • 都市部でのガソリン、ディーゼル自動車の使用禁止
  • バイオテロの脅威が増加(炭疽菌、ボツリヌス中毒小、天然痘などのDNA配列はインターネットから入手可能) この脅威はナノボット治療が利用可能になるまで続く。
  • 極超音速ミサイル マッハ5を超えるスピード
  • 10億人分のヒトゲノムの解読 遺伝学の進歩
  • 冷凍保存マウスの復活に成功[Rクライオニクス
  • ヒト脳シミュレーションのマイルストーン。 人間の脳全体をスキャンし、脳のすべてのニューロンの正確なモデルを作成可能に。動作の理解にはまだ多くの時間が必要。[R]
  • ヒトの3Dプリント臓器の実用化[R]
  • 欧州連合(EU)が、高齢者のための食事を出力する3Dプリンターを開発する[R]
  • 固形廃棄物の増加が危機的なレベルに。発展途上国では30%しかリサイクル行われていない。[R]
  • 垂直農場が都市で一般的に
  • 固形廃棄物の増加。特に発展途上国で深刻化し、一部の地域では5倍に増加する。
  • アラスカの村キバリナが浸水
  • スカイロン/スペースプレーンのテスト飛行 宇宙飛行のブレークスルー
  • 燃料消費を大幅に節約できる次世代航空輸送システム(NextGen)の運用
  • 海軍のレールガン装備
  • 世界のクラウドファンディング市場が10兆円に達する。

2026 合成ヒトゲノムの完成

  • インドの再利用可能な打ち上げロケットが稼働[R]
  • 合成ヒトゲノムの完成 ヒトゲノムプロジェクト-ライトHGP-Writeプロジェクト
  • 水産養殖が魚介食の半数占める。閉鎖循環式陸上養殖(RAS)技術
  • アルツハイマー病の新しい治療法 エクソソームのキャリア使用、遺伝子と生物学的プロセスの進展により2030年代に病気を治す可能性[R]
  • モルジブ住民の避難計画 温暖化の可能性により投資家の信頼を損ね無数の島々が放棄される。[R]
  • インジウムの世界的埋蔵量が不足
  • サグラダ・ファミリアの建設が完了
  • 人間の手の能力に匹敵するロボットハンドの開発[R]
  • 50TBハードディスク[R]
  • 高校生レベルのエッセイを人工知能が作成[R]

2027 持続可能性社会の模索

2028 絶滅種の復活

  • 宇宙ステーション 月軌道プラットフォームゲートウェイ(LOP-G)の完成
  • プリンテッド・エレクトロニクスの普及 折りたたみ式のマルチメディアプレーヤー、ローエンドモデルはクレジットカードのサイズと重量。完全にワイヤレス
  • 鉄筋コンクリートに代わる次世代建築材料「ロジックス構造材」の実用化[R]
  • イギリスでは新聞が流通しなくなる
  • 中国が世界最大の粒子加速器を製造[R]
  • デリーが世界でもっとも人口の多い都市に[R]
  • 絶滅種が復活 ドードーなど、潜在的にはネアンデルタール人の可能性もある。

2029 チューリングテストの合格が日常的に

  • 人工知能のマイルストーン コンピューターが日常的にチューリングテストに合格。[R]
  • 人工脳の実現[R]
  • 銀行業務の多くが自動化[R]
  • 小惑星99942アポフィス(直径370m)が地球に近づく。地球の31000km以内
  • 遺伝子ドライブによるマラリア蚊の駆逐[R]
  • 銀の埋蔵量が不足[R][R]
  • 日本の持続可能性の分岐点「都市集中型」「地方分散型」[R]

0.02秒後 /2030~39(10~20年内)

2030 技術ギャップによる紛争危機・社会不安

令和12年
  • 紛争危機 世界人口が80億人に。原油の供給が激減する時期とエネルギー需要の急増が重なり、中東、アジア、アフリカで紛争が発生。ヨーロッパ、アメリカも関与しており潜在的な世界戦争の危機が高まる。[R]
  • 高い失業率 8億人の雇用が自動化とロボット労働により失われる。しかし高い失業率を補うほどにはまだロボット工学は進化しておらず、ベーシックインカムは当座の危機回避のため、テクノロジーが解決する未来への橋渡しとして各国で採用される。[R]
  • 温暖化と食糧危機 永久凍土の融解により、1ギガトンの炭素が排出、環境劣化により一部の地域では3分の1にまで食料不足、作物価格が上昇し貧困層が壊滅的な影響を受ける。[R][R]
  • 豪雨洪水被害 10億人が温暖化により水不足で苦しむ。世界的各地で豪雨洪水被害
  • 都市集中 2010年の35億だった都市人口は50億にまで急増。混雑した高密度の地域に多くの人々が追い込まれる。一部の国では人口の90%が都市部に住む。[R]
  • 高齢化 中国、アメリカ、日本が超高齢化社会、多くの70代が従業員として働く。
  • 6G さらに高速な6G携帯ネットワークが登場。転送速度は5Gの10倍に。[R]
  • 水不足 淡水化技術のブレイクスルー[R]が起こらなかった場合、イエメンなど水資源不足の中東、北アフリカ、南アジアで地域的不安定性が生まれる。[R]
  • スマートグリッド[R]
  • うつ病の広がり うつ病が世界最大の疾病に[R]
  • 乳児死亡率の低下 子供の死亡率は2%にまで減少[R][R]
  • イスラム教人口の増加
  • 2週間までの天気予報の精度が99%に
  • 宇宙ゴミ (スペースデブリ)が深刻な問題に[R]
  • Jupiter Icy Moon Explorer(JUICE)が木星に到達
  • 高解像度宇宙望遠鏡(HDST)が作動 ハッブルの100倍の感度[R]
  • 関東大震災M7[R][R]
  • 無人の極超音速機 ロッキードマーティンSR-72が就航
  • 超高速犯罪現場分析 数時間、数日、数週間かかっていた犯罪現場の調査が数秒で完了[R][R]
  • 完全自動運転 死亡事故がほぼなくなる[R]
  • 太陽光発電が火力発電なみのコストに[R]
  • 日常生活の話し相手になる知能ロボットの実用化[R]
  • スマート工場の誕生 ネット経由で製品を量産[R]
  • アメリカのショッピングモールの半分が閉鎖[R]

2031 人工知能に対応したインターネット

  • バンコクの多くの地域が洪水により放棄される。[R][R]
  • 鉛の埋蔵量が不足[R][R]
  • 多年生の小麦とトウモロコシが収益性を高める。[R]
  • 次世代インターネットWeb4.0の登場[R] 人工知能に進化。パターン認識、民主化
  • 幹細胞薬局の登場[R]
  • イギリスでは、結婚するカップルが少数派に。[R]
  • チョコレートが贅沢品に。チョコバーが一本10~15ドルに。ココアの3分の2が生産されているアフリカの干ばつ、バイオ燃料の需要が増加している他の農業との競合。若い農民が土地を放棄して都市に向かう。[R]
  • 地球周回軌道の宇宙観光旅行が実現する[R]

2032 体内への埋込み型デバイス

  • 第4世代原子力
  • サウジアラビアは電力の3分の1を太陽光から得る
  • テラビット・インターネットの普及 接続の一部はヒトへの埋込み型デバイス

2033 火星へ向けての有人探査

  • 火星衛星フォボスへの有人ミッション開始 [R]
  • ピーク・リン危機 リンの生産がピークに達する。生態系はリン酸供給によって成立しているため、リン酸塩が不足すると生態系が崩壊し食料価格も上昇する。 [R] [R] [R]
  • 極超音速旅客機のサービス開始  リアクションエンジンズ A2
  • ホログラフィック・ウォールスクリーン [R]
  • 日本全国の空き家が約2170万戸に膨らむ(3戸に1戸の割合)[R]

2034 人工子宮

  • 人工子宮 体外での受精卵の発育と出産 [R]
  • ロボットの活躍 過去の人の作業活動の25%がロボットやAIに置き換わる。
  • 小売業の半数はロボット化。[R]
  • カリブ海のサンゴ礁が絶滅の危機に [R]
  • 脳、神経と直接に信号をやりとりするブレイン・マシン・インターフェースが実用化する[R]
  • 第4の回路素子「memristor」(記憶抵抗)ベースで設計された新しいコンピューターが登場する[R]

2035 ナノサイズのロボット工学 世界の高齢化

  • 太陽系外惑星の生命の証拠を見つける [R][R][R]
  • 欧州連合EUの崩壊
  • ロシアが世界の食料大国に。
  • ロボット工学がナノスケールに近づく。0.15mm未満の昆虫にも組み込めるサイズに。[R]
  • 飛行可能な粒子ロボットは、サイバー攻撃、基地への侵入が可能になる。[R]
  • 軍事ナノテクノロジーは大量破壊兵器として分類される。ナノ技術によるテロ攻撃リスクの増加[R]
  • 有人月面基地の設立[R]
  • ミレニアム世代の相続ブーム[R]
  • 世界のスズ埋蔵量が不足[R]
  • 自動運転車が小型車の75%を占める。[R]
  • 死者のホログラフィック・レクリエーション[R]
  • 機動性の高い自律型の戦闘機が戦場での主要な兵隊に。
  • 世界の航空会社が倍増[R]
  • ドローン通勤の到来[R]
  • アジアの高齢者関連市場が約500兆円の規模に成長する[R]
  • 自動運転車は世界の25~50%[R]
日本
  • 日本国内介護現場 69万人の人手不足[R]
  • 認知症の社会的費用 22兆9244億円[R]
  • 高齢者世帯が562万世帯(27.8%)困窮するか、困窮予備軍になる[R]
  • 全国の高齢者の4割近くが一人暮らしになる[R]
  • 日本の労働力不足が、520万人に達する(医療介護で不足し、教育建設で余る)[R]
  • 非正規雇用者の多いロストジェネレーション世代(現在30-40歳)が老後を迎え、生活保護費の社会負担が年間約8000億円、累計約17.7兆-19.3兆円増加する[R]
  • バイオプリンティングの実用化[R]
  • 医療介護分野の労働力不足が357万人に達する[R]

2036 DIY生物学により超人が誕生

  • 超人スポーツアスリートの誕生 DIY生物学が普及し一般の身体的機能強化が議論に。2036年のオリンピックでパラリンピックに加えて「スーパーアスリート」のイベントカテゴリが作られる。トランスヒューマンは、医薬品、バイオテクノロジー、電子機器関連会社がスポンサーに。[R][R]
  • 人工肉がごく一般的に。[R]
  • アルツハイマー病が完全に治療可能に。脳のリバースエンジニアリングを利用
  • 医師の偏在問題 全体の医師数は十分にいるが220の医療圏で2万4千人の医師が不足する。[R]

2037 多くの分野でロボットに置き換えられる

  • アメリカ第6世代ジェット戦闘機の就航 無人化、レーザー兵器、クラウドシューティング
  • マグニチュード6以上の地震発生時期、規模、発生地域、被害を予測する技術が確立する[R]
  • 神経変性疾患の予防治療が可能に。[R]
  • いろいろな分野で人間からロボットへの置き換えが急速に進む[R]
  • 高度成長期に作られた「グレーインフラ」の維持管理、更新費用が、投資総額を超える(グリーンインフラへのシフト)[R]
  • 高い汎用性をそなえた国産量子コンピューターが完成する[R]
  • 築40年の老朽マンションが全国で250万戸[R]
  • 耐用年数をすぎた道路と橋が維持管理費予算の不足により放置され始める[R]

2038 約半数の職種が失われる

  • ほとんどの国が死刑制度を禁止(現在は50%)[R]
  • 複雑な有機分子のテレポーテーションに成功 [R]
  • 汎用の量子コンピューターが実用化する[R]
  • 宇宙産業の規模が100兆円を超える。(2010年の2倍、2020年の4倍)[R]
  • この年までに47%の仕事が失われる。[R]
  • 日本全国で170万人が死亡の多死社会、病院死が飽和し、在宅、介護施設で100万人が看取られる[R]
  • 東南アジアの製造現場で働く労働者の半数以上が、人工知能(AI)による自動化で仕事をなくす[R]
  • ユーロ、米ドルなどの各国の通貨と同様に仮想通貨も消滅する[R]
  • 電気自動車(EV)の販売台数が、エンジンで走る自動車を上まわる[R]

2039 現実世界に近い仮想現実

  • 完全没入型バーチャルリアリティ 現実世界とほとんど区別ができないリアリティー[R]
  • 完全没入型VRはゲームだけではなく、ビジネス、教育、トレーニング、ヘルスケア、エンジニアリング、デザイン、メディア、エンターテイメントなどあらゆる用途に使用。多くの旅行会社は2040年代に倒産[R]
  • トリリオネアの誕生(100兆円長者) 10億人の億万長者[R][R]
  • 欧米で製造業の仕事がほとんどなくなる。[R]
  • コアラが絶滅の危機に
  • 米国での熱波が一般的に[R]

0.05秒後 /2040~49(20~30年内) 技術的特異点?

2040~ 仮想テレパシーが一般的に

  • インド経済が中国、米国の経済に匹敵する。[R][R][R]
  • 商用核融合炉の稼働が間近に[R]
  • 深海採掘事業が広まる。希土類金属、メタンハイドレートの採集[R][R][R]
  • 仮想テレパシーを利用したコミュニケーションの日常的使用[R]
  • 国会によるゲノム情報システムの確立 ゲノム情報を国家が管理し、医療、犯罪、市民ID、公衆衛生など様々な用途に用いられる。[R]
  • バイオテクノロジーインプラントがより一般的に使用される。
  • 花粉の量は気候変動により倍以上に増加[R]
  • タバコはほとんど喫煙されなくなる。世界人口の5%未満が喫煙。[R]
  • カーボンナノチューブ生産のブレークスルー。宇宙エレベーターの利用可能性[R]
  • 中国のHSR高速鉄道ネットワークが拡大 最速ルートは時速1000km [R]
  • 3Dプリンターがモノの移動をなくし、世界の貿易量が最大40%減少する[R]

2041 光子コンピューター

  • 世界平均気温が2度上昇。一部の地域ではより大きな上昇[R]
  • 宇宙太陽光発電の商業利用が実現可能に[R][R]
  • スパコンがヨタフロップスに達する。電子の代わりに光子を利用[R] スパコン京の1億倍。富嶽の100万倍。廉価版デスクトップパソコンはスパコン京のCPU速度[R]
  • ニューロンレベルで数千人のヒト脳がモデル化可能に。[R]
  • 東京W350タワーが完成[R] 70階建て高さ350m 木材9割鋼材1割のハイブリッド建築
  • 宇宙旅行が100万円以下で実現(安全性は海外旅行並み)[R]
  • 日本の医療費と介護費の合計が、96.7兆円に膨らむ(2041年度。2016年度は47.2兆円)[R]

2042 日本の高齢者問題がピークに

  • 霊長類の多くは野生から消失[R]
  • 世界人口が90億人に達する[R]
  • 米国 白人が少数派に[R]
  • NASAの天王星ミッション[R]
  • 日本の高齢者人口のピーク 3878万人[R]

2043 インドの時代

  • 南極大陸のロス海の氷が半分失われる。[R]
  • インド経済が中国、米国を追い越す[R]
  • 桜島の大噴火(2041~46の間)[R]

2044 地球温暖化の加速化

  • 永久凍土層融解の転換点 温暖化の加速化[R]
  • 電化製品が、ありふれた有機化合物から作られるようになる(30年後)[R]
  • 米国で日刊新聞の発行が終了する(10月)[R]
  • アフリカの人口が20億人に倍増する[R]

2045 技術的特異点 ヒトとマシンの融合

  • ヒトの平均寿命は100歳[R]
  • 糖尿病患者数7億人[R]
  • 日本国内の認知症患者数は966万人[R]
  • インドネシアが先進国入り、世界5位の経済大国に[R]
  • 同性愛差別が大きく低下。世界の国の半数以上が同性結婚を許可。ほとんどの国が非犯罪化。[R][R]
  • 航空事故による死亡がゼロになる[R]
  • 東京品川-新大阪間のリニアモーターカーが開通[R]
  • スーパーハリケーンの誕生。湾岸地域の浸水被害が多発、湾岸都市は放棄される可能性。[R][R]
シンギュラリティー(技術的特異点)
人間とマシンの融合

ヒトと機械の間の境界線がぼやけ始める。[R]

強化された人間の助けにより、技術的特異点を迎えても暴力的な形で人類が絶滅することはない。(可能性としてありえないわけではない)[R]

一般的な家庭用デスクトップが10億人分のヒトの脳に匹敵する統合AIを備える。[R]

一人の人間が、毎日何百万もの電子メールやデータを受け取り人工知能が情報を解釈、抽象化し伝えるが、それさえも生身の人間には理解することが難しくなる。唯一理解する方法は、神経活動を電子回路に直接接続すること。

ナノボットインプラントはオプションではなく、永続的かつ不可欠になりつつある。

中流階級の家庭において、照明のコントロールや家電製品の操作などは、脳のコンピューターインターフェースが利用されるようになる。

2046~49

2046
  • 日本の人口は1億人を下回る。[R]
  • 米国から喫煙者がいなくなる。[R]
2047
  • 完全自立型のインテリジェント軍用機[R]
  • インドの国内総生産(GDP)が米国を上回る。[R]
  • インドの65歳以上人口が2億人を超える。[R]
2048 水産資源の枯渇
  • エベレストの氷河が半減[R]
  • 対策がない場合、世界中の水産資源が、乱獲や汚染で枯渇する[R]
  • 完全な人工眼(バイオニックアイ)の実現[R]
  • 中学と高校の団体球技が、部員数の不足でチームを作れなくなる(平均部員数が必要数を下まわる)[R]
2049
  • 福島の廃炉プロジェクトが完了[R]
  • 原発がすべてなくなる[R]
  • 宇宙関連ビジネスが100兆円市場に成長[R]
  • ベストセラー本を人工知能が作成[R]

  2050~59(30~40年内) 人類の分岐点

2050 人類が進むべき最終岐路に

人類の転換点

遺伝学、ナノテクノロジー、バイオテクノロジー関連分野の根本的な変化が起こっている。これらのテクノロジーの多くは非常に破壊的であるため、恐ろしく予測不可能なカオス世界に突入する。

人類は今、この頃、長期的な生存を目指すのか、破壊と繁栄によって崩壊未来への道を進むのか決定する最後の岐路にたつ。

資本主義モデルの限界

資本主義はなお支配的な経済モデルだが、生態学的影響、資源不足、人口の増加、テクノロジー、その他多くの要因によって劇的に進化している。

資本主義の初期に流行していた無限に続くかのように見なす消費者文化は崩壊し、社会的に保護していく必要製に迫られる。

お金はまだ上流階級に集中しているが、2050年までには、「伝統的な」自由市場資本主義の大部分が壊れたシステムだと認識されるようになる。

富が超富裕層へとますます蓄積するにつれて、お金そのものを行動の動機とすること自体が将来の進歩に対する大きな障害とみなされ、文明が長期的に繁栄していくためには新しい原動力が必要になるというコンセンサスが高まり、どのような改革を行うべきか、世界レベルでの議論が激しくなる。

気候難民

国連の予測では、2050年までに最大で10 億人の環境変動による移住者(気候難民)が生まれると推定されている。[R][R]

アジアの後半な地域での深刻な水不足[R]

北アフリカと中等での強い気温上昇により多くの人々がその地域を離れる[R]

主要都市での核テロ

急進的なイスラム教徒の西洋諸国に対する憎しみにより、新たなジハード主義者は生まれ続ける。統制のとれていない原始主義車も含め地下グループが生まれており、2050年までにこれらのグループの1つが、世界の主要都市に対して少なくとも一回の核テロ攻撃が行われる。[R][R]

10年の間に核テロが行われる確率は27%。2050年までに起こる確率は61%を超える。日本での高い可能性。[R]

次世代高層ビル

多くの新世代高層ビルは食料、水、資源など自給自足が可能な自律型の建築物となっている。農場はタワーの複数のフロアに組み込まれており、水資源はビル内を循環しリサイクルされている。[R]

建物の修理部品や道具も3Dプリンターで調達が可能となる。[R]

エネルギー供給は通常太陽光発電と風力タービンによって提供される。

建物の外側は汚染物質を濾過し、CO2を吸収するように設計された植物または特殊な膜で覆われている。

この頃は都市のヒートアイランド現象による温暖化の影響を避けるため、政府によりこのような形態の建築を建てるよう規制されており、2050年の主要な建築様式となっている。[R]

ハイテク自動運転車

小型で安全なハイテク自動運転自動車が、通常は所有ではなくオンデマンドでレンタルされる。

スーパーグリッド

世界中でスーパーグリッドによる電力供給が行われる。[R]

アマゾンの熱帯雨林の半分が破壊

気候変動と森林破壊の影響により、2050年までにアマゾンの多様性が最大で58%が失われる可能性。そのうち49%はある程度の絶滅のリスクを抱えている。[R]

80歳未満での癌発症リスクがゼロに

毎日のアスピリン摂取などがん予防技術の向上により、2050年までに80歳未満でがんを発症する人はいなくなる。[R]

10億人が失明リスク

2050年までに最大で10億人が失明リスクにさらされる。 近視は治癒も回復もできない。

親は子供に毎日少なくとも2時間、屋外で過ごし、携帯やテレビなどに時間を費やしすぎないよう勧める必要がある。[R]

2051 真実の崩壊

真実の崩壊(truth decay)

2010年代から始まり、ここ数十年で知られるようになった「真実の崩壊」(truth decay)現象のさらなる強化が見られた。[R]

  1. 統計情報の正確性に関する懐疑論、事実とデータの分析的な解釈が増加
  2. 事実と意見の違いがはっきりとしなくなる。
  3. 事実に対して個人的な経験や意見の量が相対的に増加したことの影響
  4. 信頼されていた情報源、メデイアの信用低下

この傾向は、インターネット、ソーシャルメディア、仮想現実、その他のフェイク情報の拡散を加速するテクノロジーに、人口増加と政治的思惑が加わり加速化した。

たとえば、強力なAIによって作られる実際と区別がつかないフェイク動画が、非常に安価で簡単に作成できる。このことは事実や情報源の信頼を損なわせる。

このことが市民の声や言説をさらに損ない、解放と疎外、政治的麻痺と不確実性を引き起こしていく。[R]

アメリカ人は、処理能力を超える過剰な情報量に日常的に攻撃されているため、個人の趣向に合わせて何十年と調整した結果、多くの人の情報の取捨選択が現実を反映しないものとなっていく。

米国人口

米国人口は4億人 中国とインドについで3位、ただし世界人口に占める割合は、1950年の6.3%から2000年には4.6%、現在は3.9%に減少する。白人は少数派となりヒスパニックは倍増する。

ジェネレーションXは70代になり、最年少のミレニアル世代は中年期を迎える。

100歳以上の人口は2015年の85,000人から2051年の38万人に4倍以上に増加。

宗教

アメリカは依然としてキリスト教徒が過半数を占めるが、宗教とは関係のない組織化された人々がほぼ10%増加する。

イスラム教徒の人口も増加するが、全体としては少数派。

AI、「技術的特異点」、または特定の技術的ニッチの崇拝に基づいた、新しい宗教とカルトが形成される。

主流のブレインコンピューターインターフェース、ナノテクノロジーベースの薬物、仮想現実の最近の進歩により、リーダーは弱いフォロワーをコントロールしやすくなった。

都市集中

世界中で都市への人口集中は増加を続けており、アメリカでは巨大な「メガリージョン」が全州に出現する。複数の州にまたがった広域の大都市圏が生み出される。

現在、これらの大部分の地域は、多くの「ハイパーループ」ルートを含む高速鉄道でリンクされており、地理的障壁を打ち破り、人々が過去数十年よりも長い距離から通勤できるようになっている。

ます。ただし、アメリカには、ヨーロッパや東アジアなどが享受するような広範なネットワークがまだない。

技術の多くの進歩にもかかわらず、米国は依然として社会的および経済的問題に悩まされている深く分裂した国のまま。

資本の収益率が長期にわたって経済成長率を超え続けているため、すでに世紀の初めに深刻な懸念であった所得の不平等のレベルはさらに拡大した。

石炭燃料

石油、ガス、石炭が米国経済で重要な役割を果たさなくなったため、化石燃料会社のロビー活動力は実質消滅した。

しかし、バイオテクノロジー企業やロボット企業など、規制を変更し、業界を独占しようとする新しいロビイストが代わりとなった。

パーソナル技術格差

遺伝子のアップグレード、インプラント、美容トリートメント、その他のパーソナル技術の爆発は、新しい不平等要因になる。

これらのさまざまな傾向の影響は、南部の「バイブルベルト」州で最も強く現れている。これらは借金と貧しい経済成長によって妨げられており、環境条件の悪化によって悪化。

現在、多くの人々が北に移住し、より政治的に安定している。

北に住んでいた人々の一部は、長期的展望を見据えてカナダに引っ越す。

  • 第三次世界大戦 対アメリカ戦 2~3年間の限定戦争の可能性
  • 世界的に超高齢化社会 日本人の平均寿命100歳
  • 人工光合成の普及[R]
  • 拡張現実(AR)がスマホの代わりに[R]
  • ノーベル賞受賞レベルの発見ができる人工知能の登場[R]
  • 1000万人が飢餓、18億人が水不足に苦しむ
  • 産業革命により30%の生物絶滅
  • 言語の90%が消滅

2053 デザイナーベビー

デザイナーベビーは技術的にはもう少し早い段階で達成できていたが、倫理的な問題から、この頃になって行われる。

一部の裕福な両親たちが、研究室でDNAを操作することにより「完璧な」赤ちゃん(デザイナーズベビー)を作成することができるようになる。[R]

性別、身長、肌、髪の毛、目の色など、何百もの特徴をアバターのように、出生前の胚をプログラムできる。胚は人工子宮で成長させる。さらに子供の知性、行動、性格を変えるために脳を操作することも含まれる。

多くの保守派および宗教団体から非難声明が出される。[R]

人工知能が外科医として働く[R]

2054

降雨量が20%増加[R]

2055

高齢者1人を支える現役世代の数が1.2人になる(2008年は2.7人)[R]

0.1秒後 /21世紀後半(40年~80年)

2060~ 家庭でのナノ加工技術 若返り技術の普及

  • 2060 海面上昇により14億人が移住[R]
  • 2062 ナノ加工技術が一般家庭で可能に[R]
  • 2065 医療技術特許の失効などから老化を抑制する技術が一般化する[R][R]
  • 2065 ナノテクノロジーのみを利用して建築物が作られる。
  • 2067 第一世代の反物質駆動宇宙船[R][R][R]
  • 2068 100m陸上競技で、9秒を切る。[R]
  • 2068 身体障害が完全に克服されパラリンピックは完全になくなる。
  • 2068 3Dプリンタで街が作れる[R]
  • 2069 深刻な気候変動により、地下住居が一般的に。

2070~ ピコテクノロジー 地球軌道エレベーター

  • 2070 イスラム教がキリスト教を抜いて最も主要な宗教に[R][R]
  • 2070 世界の平均気温は4度上昇 異常気象による避難民の増加[R][R]
  • 2070 完全自動化ハウス[R]
  • 2070 ナノテクの服[R]
  • 2072 ピコテクノロジー 原子の構造と特性を変更可能に[R]
  • 2073 プラスチックのリサイクル率100%に近づく[R]
  • 2075 地球軌道エレベーターの建設[R]
  • 2078 世界の電気が完全に化石燃料から脱却[R]

2080~ 脳と体のバイオハックが普及

  • 2080 一般市民がバイオテクノロジーにより、人工臓器、バイオニック目、耳、人工皮膚、知能強化の脳インターフェース、一息で数時間分の酸素供給が可能な合成血液にアクセスできるようになる。結果、一部の人間では非生物学的な身体をもつことが優勢になる。
  • 2080 大西洋横断トンネルの建設[R][R]
  • 2080 冬季オリンピックを開催するほとんどの会場で雪不足が起こる[R]
  • 2083 ハイパーインテリジェントコンピューター[R]
  • 2083 デスクトップコンピューターが人間の一万年分の思考を10μ秒未満で実行可能に。
  • 2083 人々もテクノロジーを理解するために神経のアップグレードが必要となる。
  • 2084 伝統的な肉の消費は完全にタブーとなる。年間650億匹の動物を屠殺し環境に多大な負荷を与えていたことを恐ろしい過去として振り返るようになる。[R]
  • 2084 人間に似せた自律型のロボットが、行政機関で広く使用されるようになる。[R]

2090~ 脳インプラントの普及 デジタルテレパシー

  • 2090 超音速真空管輸送システム バクトレインの普及 音速の5倍の速さ(時速6400km)[R][R][R]
  • 2090 地球の裏側まで数時間で到達可能 高速鉄道の10%のコスト 国際旅行ブームが復活
  • 2092 地球温暖化により、西南極(南極の西部)地域の気温が最も上昇し、アラスカ、アイスランド、スカンジナビア北部の気候に匹敵するように、その結果、移民が移動し急速に発展。ロンドンやニューヨークのような文化的るつぼの大都市になりつつある。[R]
  • 2095 世界言語が使用されなくなる。[R]
  • 2095 言語の数は20世紀後半の7000から半分以下にまで減少。[R]
  • 2095 先進国の多くの人々は、日常会話を脳インプラントに頼り母国語を避けるようになる。特に若者は、口頭で話すと会話に必要な時間が長くなることに不便を感じており、デジタルテレパシーを利用するようになる。[R]
  • 2095 英語、北京語、スペイン語は国際ビジネス、科学、技術、航空の共通言語として使われ続けている。2095年
  • 2099 海面2mの上昇 モルディブは大打撃。 数億人が居住地から避難、再定住プログラムの開始。沿岸防衛に数兆ドルが費やされる。2099年
  • 2099 アマゾンの熱帯雨林の80%以上が失われる。
  • 2099 平均的な従業員の勤務時間は週20時間未満[R][R]

0.2秒後 /22世紀(80年後)

22世紀 世界人口100億人超   日本人口6000万人

現代の子供の3割はこの時代を生きる。

2100 人間の知能がAIによって大きく強化 

仕事の膨大な数がバーチャルリアリティ、またはロボットに置き換えられる。

ほぼすべてのレベルのビジネス、政府、軍事、製造、サービス部門でAI作動。

AIは独立に存在するというよりも人間と融合した形態が多い。人にの知識やスキルをダウンロードして脳内に直接保存できるようになり、数秒で、例えばスポーツの専門家になったり、新しい車両を操作したりすることができるようになる。

このことにより、AIの大きなパワーは、人類の支配と被支配の両方の立場に属することになる。[R]

生物学的ヒトとトランスヒューマンの対立

しかし、脳へのインプラントを必要とするため、人口の一定の数が埋め込みを拒否し、結果トランスヒューマンと比較して、拒否した彼ら(現代の人間)が社会の中で原始人のような位置づけとなってしまう。このことは社会に大きな分裂をもたらす。

水上都市生活

世界の多くの都市が、海面上昇により水没。海岸線に住んでいる世界人口10%が影響を受けて、数億人が移住を余儀なくされる。ニューヨーク、ロンドン、香港、上海、シドニーなどの有名な場所も影響を受ける。

故郷を放棄した市民の一部は、浮遊した人工島で生活するようになる。島は10万人以上の居住者が滞在可能で、新しい文化、ライフスタイル、倫理、イデオロギーなどが「マイクロネーション」として形成される。

20億人の気候難民が生まれる[R]

哺乳類の小型化「ダウンサイジング」

動物は小型で寿命が長く昆虫を食べる動物が主流に。哺乳類の平均体重は25%減少する[R]

2110 都市型巨大建築物アークロジー

火星のテラフォーミング

物理的なプロセスには至っていないが、事前計画が進行。

力場を利用した軍事技術
アークロジー

都市全体が巨大な建築物となった「アークロジー」の出現

21世紀後半には持続可能な都市として垂直農業、住宅、商業スペース、エネルギー、水、資源リサイクル、生産システムを組み合わせた超高層ビルが誕生したが、22世紀には、さらに周囲数キロ、高さが1.5km以上にもなる巨大な塔の建築物が作られ、数百万人が収容可能となる。[R][R]

一部は山腹や地形に統合されており、巨大なアリコロニーとでも言えるような「建築」と「生態学」を極限まで統合した自己完結型の巨大建築。

フェムトエンジニアリングの実用化

地震と津波の人工制御

2120 心のアップロードが社会の主流に

2020年代にはすでに、神経プロセスのシミュレーション作成はハード的には可能となっていたが、基礎となるソフトウェアは非常に大きな課題であった。

倫理的、哲学的、法律的問題に加えて、人間の意識を人工基質に完全に移行することは、非常に大きな技術的困難があった。21世紀後半の数十年間にいくつかのブレークスルーが起こり、記憶や思考パターンの部分的な移行が行われた。

当初は動物、サルで実験され、最終的に死刑囚や末期患者に提供された。最終的に安全で可逆性があることが実証された後に、健康なボランティアでも行われ安全性と安定性があることが確認された。

法的な争い、宗教的、保守的グループの反対があったが、心のアップロードの需要が多数あることから2120年代に診療所で利用が可能となった。[R]

2130 月旅行の一般化・民間の定住

月への民間旅行が盛んに、毎年数千人の観光客が月を来訪。[R]

科学技術研究目的の入植も進行中

2137 この年までにすべての人間の仕事が自動化される[R

2140 北米連合の誕生 世界政府への道筋に

単一世界通貨の誕生、政府におけるAIの優位性、[R]

市民のオンライン「仮想国家」への移行(物理的領土の重要性の低下)

北米連合から南北アメリカの統一へ

アメリカはカナダと統一に向けた協議を開始、徐々に統一していく、最終的にはメキシコ、数十年後にはキューバ、ドミニカ共和国、カリブ海も統合を果たし、22世紀の終わりまでに、南北アメリカ全体がアメリカ連合になり、23世紀の世界政府への道を開く。

1立方メートルの「完全な」シミュレーション[R]

0.3秒後 /22世紀後半

0.37秒後 直径560m隕石 衝突の可能性 2182年

2150 ホロデッキ仮想現実

星間探査が一般的に。反物質から核パルス推進、その他の実験的なエンジンシステムが利用されている。[R]

ホロデッキスタイルの仮想現実が可能に

21世紀後半には、ナノボットを脳へ埋め込んだ完全没入型ののVR仮想現実が可能になったが、時間と空間に生じる原子、分子の挙動や量子イベントまでは再現できなかった。

4次元格子グリッドは、事実上プログラム可能なミニチュアユニバースと言える。人工知能と組み合わせることで、あらゆるものをリアルタイムに実際の解像度で再現できる。2150年までには部屋の大きさ環境で完璧なシミュレーションを生成することができる。

仮想現実が進歩スレば、世界全体を構築する事が可能になり、23世紀には人工地球が可能になる。さらに重力、質量、温度などのパラメータをわすかに変更して、数十億年早送りすることもできる。その仮想世界内で進化する知的生命は、強大なシミュレーションの一部であることをまったく知らないかもしれない。

全自動ハイテク都市

2160

世界初の200歳長寿

2180

反物質発電所の普及

反物質宇宙船の仕組み[R]

小惑星テロ

宗教的な過激派に加えて、人工知能の支配の増加に対する反対する無政府原始主義が台頭する。伝統的なライフスタイルと文化への回帰を指示しており、小惑星や宇宙船の妨害、ハイジャックなど新しいテロが出現する。[R]

0.4秒後/23世紀 火星移住

2200 仮想現実世界が日常生活の主流に

 世界人口228億人
労働環境のパラダイムシフト

週の平均労働時間は下落を続け、先進国では21世紀初頭の45時間から2050年には30時間、22世紀初頭には20時間にまで低下する。23世紀にはほぼゼロに近づく。

また一般市民が認知能力をアップグレードさせたことによって、労働がより創造的な知的追求を個人の夢や願望を追い求める形で行うようになり、労働と遊びの境界線が大多数の市民レベルで曖昧になっていく。

仮想現実ベースの社会

一般市民はほとんどの時間を何らかの仮想現実内で過ごす可能性がある。物理的社会と文化はまだ存在するが、多くの市民はそれらを避けオンラインで体験できる神のような力を好む。

友人や同僚と直接会うことは非常にまれになっており、生身の人間よりも人工知能と遭遇する可能性がはるかに高い。都会の中心は人気がなく、多くの人は自宅にいる。

2210 史上最大の環境回復プロジェクト

19~22世紀の間に人類の活動によって破壊された自然の動植物の持続可能性と資源管理は、短期的な利益、政治的影響、個人的な利益の優先と技術的課題、コストにより、各国政府が対応をし始めた頃にはすでに手遅れであった。

23世紀に入りまったく新しいテクノロジーが発展し、人工知能AGIが全員に利益をもたらすための政策を策定しており、大規模なプロジェクトが実行可能となった。

このプロジェクトには化石記録、DNAサンプル、コンピューターモデル、および分子工学の組み合わせによって絶滅した動植物の復活が含まれる。

史上最大の環境プロジェクトとなり、ゆっくりとではあるが、地球は産業革命以前の環境に限りなく近い状態に戻りつつある。

2220 ムーアの法則の物理的限界

1秒あたり最大5.425×10^50

2230 反物質燃料の宇宙船

最速の宇宙船は、高速の90~99%で移動が可能になる。

地球の鉄鉱石が枯渇 2230年

2240 キリスト教の衰退

キリスト教はアメリカ文化から喪失しかけている。[R]

米国人の大多数は、無神論者または不可知論者。

2250 タイプI文明に

文明の発展度を示すカルダシェフ・スケール 地球がタイプⅠ文明に到達

地球軌道では宇宙ステーションのネットワークが整備され、反射して失っていた太陽放射エネルギーをすべて吸収することができるように見えないシールドが形成されている。

2260 太陽系開発のゴールドラッシュ

水星

水星では赤道上にレールが設置され、惑星の回転に合わせて巨大なコロニーが常に周回することにより常時「明暗境界」が維持される。

これにより、太陽が地平線から完全に上昇することがなくなり、最適な温度と明るさを維持することができる。

金星

金星では、大規模なテラフォーミング計画が進む。自動化された装置により、水が豊富な彗星から惑星の高層大気に水が転送される。

一方、遺伝子操作された極限環境で生存可能な細菌が地上に播種される。金星は非常に高圧で厳しい生存環境のため、このプロセスの進展は火星よりも遅いものとなる。

しかし、多くの人々が実質的に不死を手に入れているため、人間の努力はますます長期的な目標に向かうようになっている。数世紀先または千年先を見据えて、金星表面の土地と不動産を購入する市民も現れる。

月はすべての宇宙コロニーの中で最も人口が多い。この頃には何百万人もの永住者が存在する。過去のアポロ着陸地点を中心に都市全体が成長していった。インフラストラクチャおよび技術研究の拡大には、膨大な数の市民が関与している。

火星

前世紀に火星は地球からの独立宣言を果たしている。火星の表面には大きなテント型都市が点在し、完全自動の超高速鉄道網が張り巡らされている。テラフォーミング作業は予定通り進行しており、多数の巨大な軌道ミラーが現在設置されている。

小惑星

現在、メインベルトと小惑星帯(トロイの木馬)の両方合わせて数千の小惑星で採掘作業が行われている。ナノテクノロジーと関連分野の進歩により、これらの岩体は文字通り原子単位で剥ぎ取られるため、無駄になるものはない。

貴金属はハイテク産業で使用するために収穫され、水などの揮発性物質は必要な場所に供給される。これらの小さな惑星のいくつかは内部が空洞化されており、その内部に巨大な発電所、科学ステーション、入植者の居留地となっている。

木星

木星の放射線帯、ガニメデ、イオ、ヨーロッパなど厳しい環境条件によりよく適応したサイボーグと非生物系の学者と探鉱者が資源獲得のために入植する。

木星衛星は金属、鉱物、水氷獲得のために利用されているが、木星自体は豊富なガス資源を目的として採掘されている。多くの水上都市と巨大な精製所が大気上層部に現れる。

土星

土星系も木星と同様の状況。土星最大の衛星タイタンは現在、都市全体の本拠地となっているが、第2衛星エンケラドスは太陽系外環の水源として大きな可能性を示している。

土星のリングには、その周りを周回する豪華なホテルがあり、惑星の壮観な景色を眺めることができる。観光客は外に出てゆっくりと動く氷の破片の中を漂うことができる。

天王星・海王星

天王星や海王星の遠方の惑星でもガス採掘が行われる。

海王星とカイパーベルトも、詳細に調査されデータ化された後、開発がスタートされる。

この間、近隣の星系への旅をする市民の数は指数関数的に増える。

2280 地球外生命の直接確認

反物質エネルギーの推進力を利用した亜光速宇宙探査により、近隣の恒星を探索し、23世紀の終わりまでに地球外生命の直接的な確認ができる。

数千のエリアを自動探査機が調査した結果、太陽系から100後年以内にG型星を太陽とする暖かく湿った惑星で単細胞生物を発見。[R][R]

DNAに非常によく似た内部化学構造を有しており、この複製メカニズムは宇宙全体でも非常に一般的であることが示唆される。

2300 一般市民の超人化

多くの市民がバイオテクノロジーと物理学のアップグレードにより、21世紀の漫画や映画にでてくるスーパーヒーローに似た力を利用可能になる。

睡眠は不要となり、光合成可能な皮膚を持つことで食物や水がなくても生存可能となる。

極端な温暖化のシナリオ

CO2排出のピーク[R]

地球は平均気温で12度以上の温暖化を引き起こし、人間が住むことが難しくなる。[R]

 

2370 人類滅亡確率50%~

0.8秒後 専門家が予測する核兵器などによる人類滅亡確率(0.2%~/年)が維持された場合の50%確率に達する年代 2370年

 

1秒後 /26世紀 火星テラフォーミングの達成

2500 AD

火星のテラフォーミングは22世紀に開始され、23世紀までに、凍った湖と池が形成、これにより厳しい環境で生存可能な遺伝に適応した地衣類とコケ類の発育に成功。24世紀には樹木や植物、節足動物や昆虫が定着し、海洋が形成し始めた。

最終的に2400年代までには、魚、鳥、爬虫類、哺乳類を含む動物の群れがまず導入された。そして人間が火星の表面を歩く事が可能となったことで安全宣言が発表され、第二の地球を作ることに成功した。

東洋の時代 最盛期(東西文明800年周期説)
1.3秒後 2600

20~21世紀に排出されたプラスチック製のゴミ、使い捨てのオムツなどが生物分解され、地球からある消滅する。[R]

1.4秒後 2639

2001年に演奏開始された楽曲 As Slow As Possible(ジョンケージ)の演奏終了 2639年。

1.5秒後 1700 AD 金星のテラフォーミング
1.96秒後 2880 AD

小惑星1950 DAが地球に接近 直径1.1km 衝突確率は8300分の1

2秒後 /1000年後 太陽系内テラフォーミング

3000 AD 科学の黄金時代 [R]

  • 21世紀の人類には理解不可能な科学技術
  • 太陽系内テラフォーミング
  • 人類種の多様化
  • 遺伝子工学 地球外生活環境への適応
  • 無線テレパシーによる人間と動物の融合
  • 人間の在り方を問う対立による紛争の深刻化
  • 旧式個人社会 vs 集合的精神社会
  • 人工知能信奉者 vs 自然信奉者
  • 一部人類が特異な精神的性質を持つ 一部人間同士の意思疎通が困難に

サイボーグ化を選択しなかった少数の生物学的な人間の平均身長は213cm、平均寿命は120歳を超える。[R]

3100 AD タイプⅡ文明に近づく

文明の発展度を示すカルダシェフ・スケール 地球がタイプⅡ文明に近づく。

宇宙空間での「ダイソン球」の建設が始まる。

神のような超知性によって制御された自己複製能力をもつ宇宙船が、小惑星、カイパーベルト、オールトクラウドからのリソースを利用し、構築している。半径は木星の太陽系軌道をを超える大きさ。[R]

22世紀に星間旅行を始めた人類は、1000光年の領域に達する。(銀河の直径の1%)

3秒後 /1500年後 宇宙の初期をシミュレーション

3500 AD
地球の磁場がゼロに

人体に有害な宇宙線が降り注ぐ。 病気の流行、機械の誤作動、異常気象 1500年後[R][R]

大統一エネルギーが観察可能に

太陽系の軌道サイズの加速器が建設され、宇宙の最も初期の瞬間をシミュレーション可能になる。

95%確率で人類滅亡

専門家が予測する核兵器などによる人類滅亡確率(0.2%~/年)が維持された場合の95%確率に達する年 1500年後

4秒後 /2000年後~ コンピュータサイエンスの終焉

4000 AD

生き残った人類の子孫は完全なコンピューターサイエンスの完全性に到達しており、ハードウェア、ソフトウェアのあらゆる組わせの理論的、実用的なテストを一瞬で行うことができ、コンピューターサイエンスのすべての知識が利用可能となる。

コンピューターサイエンスは時代遅れの研究分野となる。[R]

22秒後 / 1万年後~ 科学の退廃

デルタT論法による科学文明の存続限界 95%確率 9360年後

Eta Carinaeの超新星爆発 銀河系全体に影響を与え地球でも昼間に明るく見える。7500光年の距離によって地球への大きな影響はないが、50後年以内の惑星は多大な影響を受ける。10000-15000 AD [R]

12000 AD(1万年後)300世紀? 科学の退廃
  • 人間の進化方向が生物学から哲学へ[R] 人類の正気を保つことが中心問題に
  • 地球全体の文化博物館化 宇宙に広がった人類にとっての生きるモデルとなる
  • 人類の存続理由に歴史との接触が必要不可欠に
  • 「はかなさへの崇拝」 短命な生き物の悲劇と美しさに、最高の価値が置かれる社会
30秒後

現在の人類の痕跡を残すもの ピラミッド 万里の長城 ラシュモア山の彫刻

チェルノブイリの被災地が完全に安全な地域となる。 2万年後

プルトニウムの半減期 24000年後

1分後 /2.6万年後

文明人類以降、初めての氷期 9万年(4分間)続く 3万年後

地球から27000~28000光年離れている銀河系の中心超大質量ブラックホール近辺に衛星探査機が到着する。3万年後

ボイジャー1号が太陽系脱出以来、初の恒星、惑星へ接近 4万年後

M13に高度な文明を持つ宇宙人がいた場合 アレシボ・メッセージの返事が戻ってくる。5万年後

  3分後 /8万年後~ 銀河系を中心に人類が広がる?

10万年後 銀河系を中心に人類が拡がる。(人類が生存していた場合) 知的生命体との接触、交流の可能性 [R]

太陽の1800〜2100倍の大きさをもつVY Canis Majorisが爆発、日中に地球から観察できるほどの超新星が生まれる。 10万年以内

10分後

100m級の隕石落下

ボイジャー2がシリウスに近づく

30分後

1km級の隕石が落下

40分後

100万年後 銀河系中に人類が拡がる(人類が生存していた場合)[R]

他銀河系へ移住を開始 生命体が知性によって宇宙全体への進化に介入

50分後

へびつかい座グリーゼ710 太陽系に接近 136万年後

膨大な量の放射能が降り注ぎ、数千年間日光が遮断

    1時~ /150万年後 タイプⅢ文明

文明の発展度を示すカルダシェフ・スケール 地球がタイプⅢ文明に達する。

2時

哺乳類の種の平均存続期間 200万年後

3時

大氷河期 99%の動物は絶滅 500万年後

アフリカとヨーロッパが衝突、地中海消失

4時

人類から男性が消滅 (人間のY染色体がなくなる) 600万年

21世紀のDNAはデジタル化されていない場合すべて喪失(分子結合が崩壊)680万年[R]

5時

人類建造物として痕跡とし残っていたアメリカ大統領の顔が刻まれたラシュモア山が喪失 720万年後[R]

    6時 1000万年後

大量絶滅後要する生態系の回復期間

生物が大量絶滅した場合に要する生態系回復期間 1000万年

地球のガンマ線照射リスク

地球から3260光年離れたPyxis星座の連星T Pyxidisがチャンドラセカール限界に達し、典型的な新星爆発の1000万倍異常のエネルギーを放出。地球のオゾン層を破壊し大量絶滅を引き起こす。1000万年後[R]

9時

ネメシス仮説による生物大量絶滅  (2600万年周期で生物大量絶滅が起きているとする説) ガンマ線照射の可能性もある。 1300~1500万年後

12時

トルコがヒマラヤのような大山脈に 2000万年後

17時 スミスクラウドとの衝突

スミスの雲が天の川銀河と衝突 2700万年後

銀河の衝突エリアに200万個の新しい星が形成され、その多くは短時間で超新星となり太陽の10億倍の明るさで爆発する。

2日 /3800万年後 大量絶滅 10km級の小惑星衝突

3000~4000万年の間のどこかの時点で、10~20kmの小惑星が地球に衝突

津波高さ数km 地球の裏側へは150m 10年間日光のない状態に 1億年以内

6時

日本列島、オーストラリア大陸に押しつぶされ、エベレストのような大山脈になる。

地中海と東南アジアの島々は消失 5000万年後

4日 /1億年後

土星の輪が消える。1億年後 [R]

銀河円盤の安定

銀河の外側には数十の衛星銀河に囲まれており、天の川銀河の円盤を通過し星全体の動きを混乱させ銀河系を歪ませている。1億年後にはこの混乱が安定化し銀河が真っ直ぐな上下に対照性のある円盤となる。

6日 大西洋が閉じられる

1.5億年後 オーストラリアとインドネシアは完全に合体

一日25時間

8日 銀河系が銀河を一周

太陽系が銀河系を一周 太陽系誕生から20周目 2.25億年後

10日 /完全に異なる地球生態系

パンゲアウルティマ超大陸の誕生 2.5~4億年後

現在とは全く異なる生態系生物をもつ地球

15日/6億年後 森林植物が絶滅

二酸化炭素低下  森、木などの植物が絶滅 6億年後

99%の生物が絶滅

19日 7.5億年後

天の川を周回する射手座矮小楕円銀河が天の川に吸収される。

21日 多細胞生物の絶滅 8億年後

 

26日 /10億年後 海が太陽熱で蒸発

地球表面温度47度 10億年後

  2月 地球生命の終焉

3日 真核細胞の絶滅 13億年後

4日 原核細胞だけが生存する地球

8日 火星の大気が現在の地球のように 15億年後

10日 原核細胞絶滅 地球生命の終焉 16億年後 地球気温107度

22日 ガンマ線バースト 20億年

3月 アンドロメダ銀河と衝突を始める

地球と月の距離が離れ地球の磁性はでたらめに 30億年後

  4月 巨大銀河 ミルコメダ誕生

38億年後

地球が現在の金星のような環境に

銀河系とアンドロメダ星雲が衝突 巨大楕円銀河 ミルコメダ誕生 40億年

5月 太陽の巨大化がスタート 54億年後
ティプラーのオメガ点

オメガ点に向けた最初のデッドラインは、いまから約50億年後。太陽はそのままにしておけば、そのころには赤色巨星になってわれわれを絶滅させるだろう。われわれはその前に太陽を制御する術を学ぶか、太陽を見捨てるかしなければならない。

オメガ点に存在する知能の先祖がわれわれであると仮定しそう欲するならば、われわれはまず銀河を、ついで局所銀河団を、さらに宇宙全体を植民地化しなければならない。

われわれはこうしたことを、それに対応するデッドラインに間に合うように充分速やかに行わなければならないが、かと言って、あまり速く進みすぎて、次のレベルの技術を発展させる前に必要な資源をすべて使い果たすことになってもいけない。

「多宇宙理論からみた生命、進化、時間 世界の究極理論は存在するか」
デイヴィッド・ドイッチュ

7月 太陽系の終焉のスタート

太陽が赤色巨星に  170倍の大きさと2400倍の明るさ 75億年後

水星 金星 蒸発

地球の表面温度 1400℃

太陽が11倍まで収縮 76億年後

太陽が再び200倍にまで巨大化 77億年後

太陽再び収縮

8月 太陽が白色矮星に
10月 銀河群同士が衝突合体 100億年後

  12月 輝く太陽の終焉

太陽が黒色矮星に 100~144億年

翌年以降 銀河同士の衝突

2年後

銀河系を含む20個の銀河が衝突合体 200億年後

6年後

局部銀河群がおとめ座銀河団に到達 885億年後

7年後

宇宙が現在の500倍に膨張 1000億年後

局部超銀河団がグレート・アトラクターに到達”

30年後

47の銀河団がひとつの大銀河に合体 4500億年後

50年後

巨大銀河ミルコメダが輝度のピークを迎える 8000億年後

70年後 宇宙の高齢化

多くの銀河でが星形成に必要なガス雲を使い果たし燃え尽き始める 1兆年後

100年後~(2兆年) 天の川銀河の終焉

銀河系でもっとも長寿であった星、赤色矮星などが寿命を迎え、ブラックホールだけが残される。

宇宙の膨張により、観測可能な宇宙が銀河系のみになる。2兆年後

  1万年後 宇宙の終焉の開始

10万年後 星の時代の終焉

星が燃え尽き宇宙は完全な暗闇に 1~100兆年後

100万年後(10^15年後)星が太陽系を飛び出す。
10^20年後

すべての銀河が大質量ブラックホールに飲み込まれる 10^30年後

10^23年後(10^33年後) 物質の崩壊
陽子が崩壊し粒子は消滅する。中性子星、白色矮星、ブラックホールのみが残る世界。
すべての惑星と衛星は崩壊して、原子にまで分解される。
10^90年後(10^100年) ブラックホールの時代

ブラックホールと素粒子のみが残る。

10^96年後(10^106年)ビッグフリーズ 宇宙の終焉

超大質量ブラックホールが蒸発

宇宙は光子、ニュートリノ、電子、陽電子のみで構成されるが、相互作用することはない。

宇宙は永遠に拡大し続けるが実質には死んだ状態。

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