投稿日: 2022年03月25日 投稿者: Martin Armstrong

質問

アームストロングさんへ。

あなたは以前、第3次世界大戦のチャンスは2027年以降に訪れると述べていましたが・・・最近では、西側の死んだ首領たちが今まさに世界を第3次世界大戦に突き進ませていると警告していますね。

時間軸に変化はあるのでしょうか？

ありがとう。

タル

回答

2024年以降は、重要な世界規模の戦争になるようである。- オールインワン的なもの。しかし、また、気象条件のおかげで日用品の不足と混在されるだろう。現在、バイデン政権を支配しているネオコンは完全に狂っている。彼らは、軍隊を送らない限り、議会を迂回してこれらの制裁を行うために大統領令を使用した。彼らは、議会だけが発行できる公式の宣戦布告ではないと主張している。彼らは、彼らが憎む権威主義的な政権、ロシアや中国が、まさにアメリカで意図的に戦争を起こそうとしていることを全世界に示しているのである。

ネオコンは愛国心を呼び起こそうとするので、国益のための戦いではないのに、彼らの言うことには何でも盲目的に従うことになる。これは彼らの憎しみのための戦いであり、まるで敵を倒したから気分が良くなる戦争のボードゲームのように、我々の子供たちの血を流すことに何の問題もないのだ。このネオコンは非常に危険であり、戦争と西洋文明の終焉の原因である。彼らは、国家の安全保障と我々の子供や孫の将来に対する真の脅威である。

彼らの戦略は、FDR政権時代に使われた戦争教本からそのまま取り出したものだ。これはまさに、米国を第二次世界大戦に巻き込むためにFDRが行ったことだ。彼は、議会が戦争に参加することを認めないため、フラストレーションを感じていた。FDRがボストンに行った時、アイルランド人が「イギリスがアイルランド人を飢えさせたのに、今さら守りに行くのか」と暴言を吐いた。ヨーロッパからアメリカに逃れた人の多くは、ヨーロッパの憎しみや政治から解放されたいと思っていた。であるから、彼らが逃げたヨーロッパを助けに行くという考えは、一般的ではなかった。

FDR政権時代のネオコンは、今彼らがしているように、議会を迂回する巧妙なアジェンダに従ってた。彼らは人種差別主義者で、今のロシア人と同じように日本人を憎んでった。彼らは、1938年に日本に課された一連の非常に厳しい貿易制限をエスカレートさせることから始めた。ネオコンは1939年、日本との1911年の通商条約を打ち切った。そして、1940年の輸出管理法を強化した。これは、戦前の可能性が高い環境において、重要物資の欠乏を防ぐことを意図したものであった。さらにこの法律は、直接的に日本をターゲットにして、大日本帝国への物資の輸出を制限するものであった。

この後、アメリカは日本への金属くずの輸送を禁じ、パナマ運河を日本の船舶の航行ができないようにした。当時、日本は鉄くずの約74%、銅の90%以上をアメリカから輸入していた。

そして1941年7月26日、アメリカは日本が仏領インドシナを占領したことへの報復として、今日ロシアの埋蔵金で行っているように、アメリカにある日本の全資産を差し押さえたのである。続いて8月1日には石油の禁輸を行い、日本へのガソリン輸出もアメリカから行われた。エネルギー供給の8割をアメリカから得ていたため、石油禁輸は最後の切り札となった。アメリカは、日本が他の国から石油を手に入れられないようにするための介入も提案していた。

アメリカの完全な石油禁輸は、最後の藁だった。日本は、日中間の古い憎しみの代わりに、戦争を拡大させる資源を求めて東南アジアを占領しなければならなくなった。資源がなくなる前に、そうする必要があったのだ。太平洋での安全を確保するために、彼らは真珠湾を攻撃したが、実際に米国を侵略するつもりはなかった。

第二次世界大戦では人種差別が非常に強く、そのためアメリカで生まれたかどうかにかかわらず、すべての日本人が投獄されることになった。そして、不幸なことに、同じようなことが繰り返されている。ロシア人という理由で、歴史を変えた最初の宇宙飛行士の名前を消してしまったのである。同じような憎しみが生まれつつあり、これは将来にとって非常に暗い兆候である。

どちらの側にもネオコンがおり、この人たちは自分たちの目標を達成するために社会を操る。我々はチェス盤の駒に過ぎず、国民は決して戦争を望まないので、彼らは制裁によって戦争を引き起こし、軍事的反応を演出する巧妙な方法を発見したのである。

FDRが第二次世界大戦を引き起こすために対日制裁を利用したという疑惑を調査するために、議会調査を行った。議会と国民はヨーロッパを守ることに反対だったからである。