
英語タイトル:『AYAHUASCA: THE VISIONARY AND HEALING POWERS OF THE VINE OF THE SOUL』Joan Parisi Wilcox (2003)
日本語タイトル:『アヤワスカ:魂の蔦の幻視と癒しの力』ジョアン・パリシ・ウィルコックス (2003)
目次
序章
- 序論:アヤワスカの探求 / Introduction: Exploring Ayahuasca
第一部:美しき奇妙さの始まり / THE BEAUTIFUL STRANGENESS BEGINS
- 第1章 アヤワスカとの出会い / Meeting Ayahuasca
- 第2章 部分の総和を超えるもの / Greater Than the Sum of the Parts
- 第3章 アマゾンへの前奏曲 / Prelude to the Amazon
- 第4章 他者の声、他者の旅 / Other Voices, Other Journeys
- 第5章 愛の場を通じた学び / Studying Through the Field of Love
第二部:耳の中の声の母 / THE MOTHER OF THE VOICE IN THE EAR
- 第6章 アマゾンへ / Off to the Amazon
- 第7章 緑に育つ / Growing Green
- 第8章 ジャングル―内なるものと外なるもの / The Jungle—Inner and Outer
- 第9章 私の闇の奥の光を見つける / Finding the Light in My Heart of Darkness
- 第10章 知的間奏曲 / Intellectual Interlude
- 第11章 見る私 / The I That Sees
- 第12章 さようならではなく、また会おう / Saying So Long But Never Good-bye
- 第13章 総括 / A Summing Up
本書の概要
短い解説
本書は、アンデスのシャーマニズムを長年実践してきた著者が、アマゾンの幻覚植物アヤワスカとの個人的体験を通じて、意識変容、癒し、精神的変容の本質を探求する自伝的記録である。心理学的洞察と霊的探求を統合し、エンセオジェン(神性を顕現させる物質)の伝統的使用法の重要性を強調する。
著者について
ジョアン・パリシ・ウィルコックスは、1993年以来ペルーの精神的技法を研究し、Q’ero族や他のアンデスのマスターから儀式を受けた実践者である。『Keepers of the Ancient Knowledge』の著者であり、元学者・専門編集者として、シャーマニズムの実践と知的探求を融合させた独自の視点を持つ。彼女は当初サイケデリックスに懐疑的だったが、アヤワスカとの出会いを通じて深遠な変容を経験した。
テーマ解説
- 主要テーマ:伝統的儀式の文脈における意識変容 アヤワスカは単なる幻覚剤ではなく、何千年もの伝統に根ざした聖餐であり、その使用には厳格な食事制限、孤立、イカロ(神聖な歌)などの儀式的枠組みが不可欠である。
- 新規性:エンセオジェンの現代西洋社会への適応の危険性 著者は、アヤワスカの使用が先住民の伝統から切り離され、西洋的に「適応」されることに警鐘を鳴らし、植物の霊そのものが使用法を教えたという先住民の主張を尊重する必要性を説く。
- 興味深い知見:恐怖と降伏の弁証法 著者自身の体験を通じて、エゴの制御を手放すことの困難さと、その降伏が深い癒しと自己統合をもたらすプロセスが詳細に描かれている。
キーワード解説
- アヤワスカ(魂の蔦):アマゾンの幻視植物で、Banisteriopsis caapiという蔓植物とDMTを含むチャクルナの葉を煮出した茶。MAO阻害剤とDMTの複雑な相互作用により、強力な意識変容状態を引き起こす。
- イカロ(神聖な歌):アヤワスケロ(アヤワスカを扱うシャーマン)が植物の霊から教わるとされる歌。アヤワスカの旅を導き、癒しをもたらし、ビジョンの質を変容させる力を持つ。
- ダイエット・リトリート:アマゾンの伝統的修行法で、塩・糖・香辛料・肉・性行為などを断ち、ジャングルで孤立して特定の植物教師と働く。身体とエネルギー体を浄化し、植物の霊とより深く交信できる状態を作る。
- セットとセッティング:サイケデリック体験における重要な要素。セット(個人の意図と心理状態)とセッティング(環境と文脈)が、体験の質と統合を大きく左右する。
- ウシュパワサ:心のチャクラを開き、深い感情を刺激し、特に幼少期の記憶を呼び起こすとされる植物教師。著者の最も深い癒しの体験をもたらした。
3分要約
著者ジョアン・パリシ・ウィルコックスは、1960年代の薬物文化に参加せず、マントラ瞑想で満足していた学者だった。しかし1993年以降、アンデスのシャーマニズムの実践に深く関わるようになり、2000年についにアヤワスカを試す決心をした。リチャード・エヴァンス・シュルテス博士からの勧めもあったが、何年も躊躇していたのは、自分がまだ準備ができていないと感じていたからだ。
最初のアヤワスカ体験は圧倒的だった。巨大な幾何学的球体が突然現れ、その機械的でありながら有機的な構造に著者は恐怖を感じた。これらの球体は生命の機械のように見え、深く非人間的でありながら意識を持っているように感じられた。著者は制御を失うことへの恐怖と戦いながら、観察者であり続けようとした。しかし、「あなたは愛の場を通じて学んでいる」という声と出会い、深い洞察を得た。
2回目のセッションでは、母なるアヤワスカが著者に「準備」をするよう告げた。彼女はジャングルへの旅の前に恐怖と向き合う必要があることを示唆した。このセッションは比較的穏やかで、著者はボビンサナやブルグマンシアなどの追加植物を含む赤い茶を飲んだ。巨大な蛇が現れ、著者の体内に入る体験をし、宇宙へと運ばれた。そこで神が現れ、「遊べ!創造せよ!」と命じたが、著者は麻痺して動けなかった。
その後、著者はジャングルへの旅の準備中に奇妙な夢ビジョンを経験した。9・11テロの数日後、昆虫のような宇宙人の顔が現れ、「音を思い出す準備ができているか?」と尋ねた。この質問は著者を深い恐怖に陥れ、彼女は自分の体から飛び出し、見知らぬアパートに現れた。そこで男性が「あなたは愛の場を通じて学んでいることを知っていますね?」と告げた。この経験は著者に、何か大きな宇宙的な秩序の中で学んでいるという感覚を与えた。
10月、著者は夫のジョンと共にアマゾンへ向かった。ドン・ルイスとジャックの指導の下、8人のグループでジャングルの奥地にあるキャンプへと向かった。10日間の厳格なダイエット・リトリートが始まり、塩・糖・香辛料を一切使わない食事、孤立、そして毎日の植物教師の摂取が求められた。著者はウシュパワサ(心を開き記憶を呼び起こす植物)を飲むことを選んだ。
ジャングルでの最初のアヤワスカセッションの後、著者のタンボ(小屋)に不思議な訪問者が現れた。光が蚊帳を照らし、葉や蔓の影が踊り、シャカパの葉の楽器を振る男性のシルエットが見えた。夫のジョンは美しいイカロを歌ったが、この霊的存在を見ることはなかった。ジャックは後に、これがジャングルの霊で著者を癒しに来たのだと告げた。ドン・エミリオは、ウシュパワサの霊は大きな黒い霊として現れ、足元で癒すことを好むと説明した。
数日後のセッションで、ドン・エミリオが著者に直接癒しを行った。彼が手のひらに歌い込むと、著者の心臓チャクラで光が集まり、胸を縛っていた鋼鉄のバンドが次々と弾けた。そして著者は生涯で初めての「真の呼吸」を経験した。それは宇宙の呼吸であり、生命の息吹そのものだった。この体験は著者に深い自由と一体感をもたらした。
しかし、最も深い変容は日曜の夜に訪れた。著者はアヤワスカ・ネグラ(黒いアヤワスカ)を飲み、セッション後に深い絶望に襲われた。家族のトラウマを浄化するよう求められたが、拒否した。すると、ジャングルから妖精たちが現れ、著者を葉のベッドに誘った。友人がフェアリー・クイーンとして現れ、著者に降伏するよう促した。激しい内的闘争の末、著者はついにエゴを手放し、降伏した。
降伏の瞬間、著者は9時間に及ぶテレパシー的交信の嵐に巻き込まれた。ノースカロライナの知人たちが次々と現れ、著者は彼らの最も深い傷、恐れ、希望を直感的に理解した。マスクなしの魂と魂の交流が明け方まで続いた。この体験は著者を完全に消耗させたが、同時に深い変容をもたらした。帰国後、著者は勇気を出してこれらの人々にメッセージを伝え、ほぼ全員がその正確さを確認した。この経験を機に、著者の直感的能力と霊媒としての能力が大きく開花した。
最終章で著者は、アヤワスカを単なる化学物質や幻覚剤として見るのではなく、聖餐として尊重することの重要性を強調する。スピリチュアルな体験は目標ではなく、原因であるべきだ。つまり、体験そのものではなく、それが日常生活にどう統合され、どのような変化をもたらすかが重要なのだ。アヤワスカは私たちに自己の断片化を示し、それを統合する新しい視点を提供する。伝統的な儀式の文脈を尊重し、経験豊富な導き手の下で使用することが不可欠である。
各章の要約
序論:アヤワスカの探求
アヤワスカの体験を言葉で説明することの困難さが語られる。著者はウォレス・スティーヴンスの詩を引用し、この幻視植物がいかに自己をばらばらにし、再構成するかを表現する。アヤワスカは単なる植物薬理学や民族植物学の対象を超え、認識論的・存在論的な意味の体験である。著者は、アヤワスカの使用が西洋文化に広がる中で、伝統的な使用法が失われることへの懸念を示す。先住民にとってアヤワスカは意識を持つ存在であり、その使用の準備は植物の霊自身によって与えられたものだ。著者は、西洋の物質還元主義的な傲慢さがこの理解を妨げていると批判する。本書の目的は、アマゾンでの伝統的な方法でのアヤワスカ体験を記録し、その神聖な文脈への敬意を喚起することにある。
第一部:美しき奇妙さの始まり
第1章 アヤワスカとの出会い
著者は1960~70年代の薬物文化に参加せず、マントラ瞑想に満足していた元学者である。1993年以降、ペルーのアンデス地方のシャーマニズムを学んだが、アヤワスカには興味がなかった。しかし2000年、三年間の激しいシャーマニック試練を経て、ついに準備ができたと感じた。米国での最初のセッションは圧倒的で、巨大な機械的かつ有機的な球体が現れ、その非人間的な意識に著者は恐怖した。しかし、ドン・ルイスのイカロ(神聖な歌)が彼女を導き、様々なビジョンを経験した。神がビーチチェアに座ってビールを飲みながら「遊べ!創造せよ!」と命じる場面や、地球規模の女性の傷の解放を目撃した。セッション終了時、著者は「二度とやらない」と宣言したが、15秒後には「比較のためにもう一度やるかも」と認めた。
第2章 部分の総和を超えるもの
アヤワスカを理解するには、まず認識論的・文化的文脈を考慮する必要がある。西洋人は先住民の経験を完全には理解できない。言語が世界観を形成するように、先住民にとってアヤワスカは比喩ではなく文字通り生きた存在である。人類学者ジェレミー・ナルビーは、先住民が「植物が教えた」と言う時、それを文字通り受け取ることで初めて彼らの膨大な植物知識が理解できると悟った。西洋科学の物質主義は、この理解を妨げている。アヤワスカの化学は複雑で、バニステリオプシス・カーピ(蔓)がMAO阻害剤として働き、チャクルナの葉に含まれるDMTを口から摂取可能にする。この組み合わせの発見は、植物自身が教えたという先住民の主張に信憑性を与える。ナルビーは、アヤワスカがDNAレベルでの分子的ビジョンを活性化し、生物圏自体が情報源であると仮説を立てた。
第3章 アマゾンへの前奏曲
2001年7月、著者は2回目のアヤワスカ体験に臨んだ。今回の意図は、10月のジャングル旅行に向けて準備することだった。赤い茶にはボビンサナ(根を深く張り上部のチャクラを開く)とブルグマンシア(ダチュラ科)が加えられていた。母なるアヤワスカが現れ、ジャングルを生き生きと見せ、「行うのをやめよ。受け取るだけでいい」と命じた。そして、生命の豊穣さに圧倒された後、巨大な蛇が著者の体内に入った。ドン・エミリオが近くで癒しを行い、著者は彼のエネルギーがスティーブから溢れ出し、自分を圧倒するのを感じた。セッション後、大きな森フクロウ(著者のトーテム動物)が川辺に現れ、ジャングル旅行が重要な試練になることを予感させた。
第4章 他者の声、他者の旅
この章では、カーラ、ジョン、アンドリュー、ミシェルの体験が語られる。カーラは病気に苦しんだが、後に卵巣の問題が解消されたと報告した。ジョンは至福の体験を経験し、音を通じた癒しの洞察を得た。彼はアヤワスカが自分を「プライマル・サウンド・セラピー」の道へ導いたと述べる。アンドリューは、アヤワスカが真の自己(アートマン)と偽りの自己(アナッタ)の間の往復運動を生み出し、カルマの浄化と神聖な源との再統合をもたらすと説明した。ミシェルは1995年にブラジルのサント・ダイメ教会での初体験を語り、それが人生を変える最も深遠な経験だったと述べる。ベニー・シャノン教授の研究が引用され、アヤワスカが教師として機能し、喜び、知識、自己洞察、心理的・身体的癒し、個人的変容、霊性の高まりをもたらすことが示される。
第5章 愛の場を通じた学び
9月17日の明け方、著者は一連の夢ビジョンを経験した。最初の夢で、幼少期の地下室がタイプライターと共に現れ、次にバスで見知らぬ場所へ運ばれた。そこで寝室にいると、昆虫のような顔を持つ存在が現れ、「ついに鎖を断ち切る」と告げた。著者は恐怖に襲われたが、同時に落ち着いてもいた。2番目の夢では、声が「音を思い出す準備ができているか?」と尋ね、著者は瞬時に体外離脱した。ニューヨークの高級アパートに現れ、男性に「タバコをください」と懇願した。その時、男性は「あなたは愛の場を通じて学んでいることを知っていますね?」と告げた。この言葉は著者を深く動かし、すべてが神聖な秩序の中にあるという理解をもたらした。数週間後、著者は医学直観者フィルと出会い、彼は抑圧された記憶に直面しなければジャングルで困難に遭うだろうと警告した。
第二部:耳の中の声の母
第6章 アマゾンへ
9月11日のテロ攻撃直後、著者たちはリマ経由でプカルパへ飛んだ。ペルーのジャングル都市プカルパは騒々しく汚染されているが、活気に満ちていた。レストランでドン・ルイスとドン・エミリオ(ベジェタリスタ、植物療法師)に会った。彼らはアヤワスカの歴史的使用について説明した。フェルナンドがアヤワスカダイエットの重要性を強調した。植物には霊があり、それぞれ独自の効果を持つ。ボビンサナは根を深く張り、チュチュワシは持久力を与え、ヤワルパンガは嘔吐を誘発し浄化する。ウシュパワサは心を開き記憶を刺激する。ダイエットには塩、糖、香辛料、肉、性行為の禁止が含まれる。これらの制限は何世代にもわたる経験的知識に基づいている。翌日、著者たちは車と船でジャングルの奥深くへ向かった。
第7章 緑に育つ
月曜の朝、著者は早起きし、ジャングルに順応し始めた。毎朝、チコとマテオがグアユサの葉を運んできた。この葉を川の水でこすり合わせ、体を洗うことでエネルギー的に浄化される。著者のタンボには大きなシロアリの巣があり、そこには小さなトカゲが住んでいた。食事は味のない米とプランタン(著者が嫌いだった果物)だった。月曜の夜、2回目のジャングルセッションが行われた。ドン・エミリオがグループと共にアヤワスカを飲み、著者に対する癒しを行った。著者は彼のエネルギーがスティーブから溢れ、自分を圧倒するのを感じた。セッション後、著者のタンボに再び光が現れた。影と葉が蚊帳に映り、シャカパの楽器を持つ人物のシルエットが見えた。ジャックは、これがジャングルの霊だと告げた。ドン・エミリオはウシュパワサの霊が大きな黒い霊として現れ、足元で癒すことを好むと説明した。
第8章 ジャングル―内なるものと外なるもの
水曜日、著者は感傷的で涙もろい状態だった。ウシュパワサが心を開き、ジャングルとの深い感情的つながりを形成していた。その夜のアヤワスカセッションで、著者はグランドマザー・アヤワスカに再会した。彼女は癒しが穏やかになると約束し、ドン・エミリオを贈り物として与えた。著者は人類が「吹きガラスのように壊れやすいが、同時に破壊不可能」であることを理解した。幻想は砕け散るが、精神は不滅である。母なるアヤワスカは、ジャックとドン・ルイスが彼女の完璧な助手であり、深い信頼によって彼女のエネルギーを導くことができると示した。その後、ドン・エミリオがコントロールを失い、マロカから運び出された。セッション後、著者は浄化され、強さを感じた。木曜日、グループはドン・ルイスとドン・エミリオと共に自然散策に出かけ、多くの薬用植物について学んだ。ジャングルは巨大な薬局であり、著者は西洋文化の自然からの断絶を悲しんだ。
第9章 私の闇の奥の光を見つける
金曜日の夜、ドン・エミリオが著者に癒しを行った。彼が手のひらに歌い込むと、著者の心臓チャクラで光が集まり始めた。胸を縛っていた鋼鉄のバンドが次々と弾けた。ポップ!ポップ!ポップ!最後のバンドが外れた時、著者は生涯で初めての「真の呼吸」を経験した。それは宇宙の呼吸であり、生命の息吹そのものだった。「これが呼吸するということなのだ!」著者は畏敬の念に打たれた。この体験は深い自由と一体感をもたらした。ドン・エミリオが著者の腹部と足に歌い込むと、彼女は声を聞き始めた。声は判断なく「あなたは魅力的すぎる」「自分に厳しすぎる」「もっと笑うべきだ」などとコメントした。ジェフが癒しを受けている間、著者は彼のエネルギーを感じ、変容し始めた。彼女の背中は甲虫の外骨格に変わり、腕と脚は節のある昆虫の脚になった。彼女は巨大な甲虫そのものになり、ジェフの癒しが終わるまでその状態が続いた。
第10章 知的間奏曲
土曜日、著者はドン・ルイスとジャックにインタビューを行った。ドン・ルイスは20年間アヤワスケロとして働いており、最初の4年間は師匠のドン・トマスに師事し、その後他の師匠たちと14種類の植物でダイエットを行った。彼は、アヤワスカがすべての植物の母として最も重要であると説明した。シピボ族の神話では、アヤワスカは白いヘビの贈り物である。ジャックは、茶の準備方法を詳しく説明した。アヤワスカとチャクルナの比率、煮出す時間、温度などに多くの変数がある。セッション中、アヤワスケロはエネルギーを感じたり、人々の上にオーバーレイとして別の姿を見たり、回路基板のようなエネルギーパターンを見る。歪んだ線は問題を示す。月経中の女性はセッションに参加すべきでない。彼女らは非常に高いエネルギー状態にあり、効果を感じないか、圧倒されるか、周囲の人々に影響を与える可能性がある。
第11章 見る私
日曜の夜、グループはアヤワスカ・ネグラ(黒いアヤワスカ)を飲む機会を得た。これはドン・ルイスが20年間で作った最も強力な茶だった。著者はセッションの詳細をほとんど覚えていないが、極めて強烈だったことは覚えている。セッション後、彼女は深い絶望に襲われた。家族のトラウマを浄化するよう求められたが、拒否した。すると、ジャングルから妖精たちが現れ、著者を葉のベッドに誘った。ノースカロライナの友人がフェアリー・クイーンとして現れ、著者に降伏するよう促した。著者は激しい内的闘争を経験した。「私は妖精なんて信じていない!」しかし、降伏には強い意志が必要だった。ついに深呼吸とともに、彼女はエゴを手放し、妖精たちの誘いに応じた。瞬時に彼女はジャングルの奥深くへと運ばれ、9時間に及ぶテレパシー的交信の嵐が始まった。ノースカロライナの知人たちが次々と現れた。
第12章 さようならではなく、また会おう
月曜日、著者は消耗し切っていたが、変容したと感じていた。夜のセッションは、彼女が飲まないことを選んだ唯一のセッションだった。彼女は他の人々のためにそこにいて、イカロが自分を通り抜けるのを感じ、母なるアヤワスカに感謝した。火曜日は回復の日だった。朝食は野菜を加えた塩味のスープで、味覚が復活したかのような喜びだった。夕方、グループは祝宴のために台所キャンプに集まった。各人がダンス、歌、詩、読書を披露した。著者は2つの詩を朗読した。「緑の魔法」では、降伏と自己解放について表現した。「プランタンへの頌歌」では、嫌いだったこの果物に別れを告げた。翌日、グループはジャングルを離れた。プカルパに戻り、シピボ族の村を訪れ、パブロ・アマリンゴ(元アヤワスケロで有名な画家)のスタジオを見学した。そして米国に帰国した。著者は数週間、夢のような状態にあり、ジャングルとアヤワスカが静かな耳鳴りのように彼女の中に残っていた。
第13章 総括
著者は、アヤワスカが神聖な取り組みであることを強調する。それは心理的であると同時に霊的な経験である。ヒューストン・スミスの言葉を引用し、化学物質が神聖な仲介者として機能し得るが、それは信仰と規律の文脈内でのみ可能だと述べる。霊的体験は目標ではなく原因である。つまり、経験そのものではなく、それがどのように日常生活に統合され、変化をもたらすかが重要だ。アヤワスカは著者に、自己を断片化する方法と統合する方法を教えた。それは自己と他者の境界を溶かし、個人の癒しが全体の癒しに貢献することを示した。ドン・エミリオの癒しで心臓が開いた時、著者は集合的な身体で鼓動する心臓を感じた。妖精がジャングルに連れて行った時、多くの人々と一つの心としてコミュニケーションした。アヤワスカの最も重要な教訓は、私たちは皆一つであると同時に、個性において栄光に満ちているということだ。著者は読者に、伝統的な儀式の文脈を尊重し、経験豊富な導き手の下でアヤワスカを使用するよう促す。
アルツハッカー(オルタナ図書館)は100%読者の支援を受けています。
会員限定記事
新サービスのお知らせ 2025年9月1日よりブログの閲覧方法について
当ブログでは、さまざまなトピックに関する記事を公開しています。2025年より、一部の詳細な考察・分析記事は有料コンテンツとして提供していますが、記事の要約と核心部分はほぼ無料で公開しており、無料でも十分に役立つ情報を得ていただけます。 さらに深く掘り下げて知りたい方や、詳細な分析に興味のある方は、有料コンテンツをご購読いただくことで、より専門的で深い内容をお読みいただけます。パスワード保護有料記事の閲覧方法
パスワード保護された記事は以下の手順でご利用できます:- Noteのサポーター・コアサポーター会員に加入します。
- Noteサポーター掲示板、テレグラムにて、「当月のパスワード」を事前にお知らせします。
- 会員限定記事において、投稿月に対応する共通パスワードを入力すると、その月に投稿したすべての会員記事をお読みいただけます。
サポーター会員の募集
- サポーター会員の案内についての案内や料金プランについては、こちらまで。
- 登録手続きについては、Noteの公式サイト(オルタナ図書館)をご確認ください。
