
https://rumble.com/v72gxck-david-a.-hughes-the-deep-state-and-their-project-for-a-global-concentration.html
タイトル:
- 英語タイトル『Wall Street, the Nazis, and the Crimes of the Deep State』
- 日本語タイトル『ウォール街、ナチス、そしてディープステートの罪:現代テクノクラシーの歴史的起源』(直訳)
対談の基本内容
短い解説:
本書は、COVID-19パンデミック期に顕在化した権威主義的措置と1930年代ナチス・ドイツの台頭・統制手法との驚くべき類似性を実証し、現代の「テクノクラシー」への移行が歴史的な全体主義の延長線上にあることを警告することを目的としている。歴史に詳しくない一般読者から、現在の政治・社会情勢に危機感を抱く層までを対象としている。
著者について:
著者、デイヴィッド・A・ヒューズ(David A. Hughes)は、ドイツ研究(20世紀ドイツ史専攻)の博士号を持つ研究者である。学術的な経歴を持ちながら、COVID-19をめぐる言説や政策を「心理作戦」と分析するなど、現代の権力構造を批判的に考察する著述活動を行っている。専門的な歴史知識に基づき、公式叙事とは異なる「深層」の歴史的連続性を解き明かすことを特徴としている。
主要キーワードと解説
- 主要テーマ:歴史的連続性:ナチス・ドイツで用いられた社会統制の手法(健康監視、情報操作、危機の利用など)が、COVID-19を契機とした現代の政策にほぼそのまま再現されているという主張。
- 新規性:テクノクラシー(Technocracy):かつての「ファシズム」や「共産主義」といったイデオロギーではなく、「バイオセキュリティ」や「ネット・ゼロ」を錦の御旗に掲げ、デジタル技術を駆使した新たな全球的全体主義の形態として定義される概念。
- 興味深い知見:ディープステートの正体:単一の陰謀組織ではなく、国家やイデオロギーの枠を超えて協働する超国家的支配階級(transnational ruling class)のネットワークであり、その持続的な力の源泉は金融資本(ウォール街)にあるという分析。
本書の要約:
動画『ウォール街、ナチス、そしてディープステートの罪』は、COVID-19パンデミック下で世界各国で実施された一連の措置——ロックダウン、マスク着用義務、ワクチンパス、言論統制など——が、歴史の偶然の一致ではなく、20世紀の全体主義、特にナチス・ドイツの手法と驚くべき類似性を持つことを詳細な比較によって明らかにする。著者、デイヴィッド・A・ヒューズは、これらを「テクノクラシー」と呼ぶ新たな全球的支配体制の構築過程であると位置づける。
その核心にある論点は、ナチズムが1945年に敗北して消滅したのではなく、その最悪の要素——社会の全領域にわたる完全な統制を目指す思考と方法——が戦後、西側諸国、特にアメリカ合衆国のディープステート(深層国家)の中に密かに温存され、時を経て現代に再登場したという「歴史的連続性」である。ヒューズは、健康管理を口実とした監視(ナチスの「オンパス」と現代の「ワクチンパス」)、情報空間の操作、緊急事態を利用した権限拡大、国民の分断と敵の創出など、少なくとも14の領域で具体的な類似点を列挙する。
この連続性を支えるのが、ウォール街を中心とした国際金融資本の役割である。ヒューズは、ヒトラーの政権掌握と戦争遂行がアメリカの資本(フォード、IBM、スタンダード石油など)による支援なしには不可能だったことを指摘し、利益と支配のためなら敵味方を問わず協力する超国家的資本家階級の本質を浮き彫りにする。この構図は冷戦期を通じても継続し、表面上は対立する東西ブロックのエリートたちが、実際には民衆の抵抗を抑え込むために暗黙裡に協力していたと分析する。
現代の「テクノクラシー」は、人種主義や民族主義といった旧来のナチスのイデオロギーを捨て、「公共の健康」や「気候変動対策」という一見するとポジティブな価値観を衣装としている。しかし、その本質は、デジタルID、中央銀行デジタル通貨(CBDC)、スマートシティ、AIによる管理など、技術を駆使した人間の身体と生活への究極の統制にある。著者は、これが最終的には世界的な監視社会と新たな形の「デジタル奴隷制」へとつながる危険な道筋であると警告する。
本書は、現在進行形の「グローバル・テクノクラシー・クーデター」を認識し、それがどこへ向かうのか——強制収容所、安楽死の一般化、遺伝子操作など、ナチスが実行したのと同じ帰結——を歴史から学ぶことの緊急性を訴えている。単なる陰謀論ではなく、学術的な資料に基づいた実証的な歴史分析として、読者に行動(抵抗と不服従)を促す内容となっている。
(要約文字数:約1100字)
特に印象的な発言や重要な引用
「ナチスの要素が旧自由民主主義国に不気味に再登場していることは、第三帝国の最悪の部分が1945年に敗北したのではなく、密かに培養され、その時が来るのを待っていたという説得力ある証拠を提供している。」
「テクノクラシーの究極の表現は安楽死である。身体的自律性さえも制御されるとき、それは一つの奴隷制の形態なのである。」
「私たちが直面しているのは、イデオロギーというより、純粋でむき出しの権力欲と支配欲なのである。」
サブトピック
現代「コビディズム」とナチズムの具体的類似点
ヒューズ氏は、自身のドイツ史研究の知識を基に、COVID-19対応とナチス政権初期の手法との具体的な類似点を14~15項目にわたって提示する。健康監視(ナチスの「オンパス」と「ワクチンパス」)、情報空間の統制(検閲と自己検閲の強要)、社会的同調圧力の醸成、緊急事態宣言を利用した権限集中、そして「国民の敵」の設定(当時はユダヤ人や共産主義者、現代は「ワクチン未接種者」や「陰謀論者」)など、多岐にわたる領域で同じ論理が働いていると指摘する。これらは全体主義体制構築の「初期段階」の特徴であり、最終的なホロコーストのような惨事へと至る「道筋」そのものに注目すべきだと主張する。
ウォール街とナチス:戦争を支えた資本
ナチスの台頭と戦争遂行は、アメリカのウォール街や大企業の支援なくしては考えられなかったとヒューズ氏は解説する。フォードは米軍とドイツ国防軍の両方に車両を供給し、IBMはホロコーストのシステム化に貢献する穿孔カードシステムを提供し、スタンダード石油はナチスに燃料を供給した。1933年には、米国でウォール街系の実業家らによるファシストクーデター未遂事件(ビジネス・プロット)も発生した。この歴史は、国益やイデオロギーよりも利益と支配を優先する超国家的資本家階級の存在を示しており、彼らが今日の「テクノクラシー」推進の中心にいるとの見方を補強する。
「偽旗テロ」と緊張戦略:国民統制の手段
ヒトラー政権が初期に権力を固めるきっかけとなった国会議事堂放火事件のように、権力者自身が仕掛け、政敵や特定集団に責任を転嫁する「偽旗テロ」は、歴史を通じた重要な統制手段である。ヒューズ氏は、2001年の9.11同時多発テロ以降の「対テロ戦争」や、2016-17年に欧州で多発したテロ事件が、国民に恐怖を植え付け、自由の制限と権力への服従を促す「緊張戦略」の一環であった可能性を指摘する。COVID-19以降、テロ事件が激減したことは、支配のパラダイムが「生物学的脅威」へとシフトしたことを示唆していると述べる。
現代の権力構造:「ディープステート」と超国家的階級
ヒューズ氏は、「ディープステート」を単一の秘密組織ではなく、国境を越えて連携する超国家的支配階級のネットワークと定義する。その構成員には、国際金融資本(バンク・フォー・インターナショナル・セトルメンツ=BIS、大手銀行)、大財団(ロックフェラー、ゲイツ)、シンクタンク(外交問題評議会=CFR)、国際会議(世界経済フォーラム、ビルダーバーグ会議)の参加者などが含まれる。驚くべきことに、各国政府はこのネットワークの下位に位置づけられ、国民ではなく「上層部」からの指令に従っていると分析する。COVID-19対応がNATOによって調整されていたというオランダの証言は、これが軍事・情報作戦であった可能性を示している。
全体主義の未来図:バイオ・デジタル・キャンプへの道
ヒューズ氏は、歴史的教訓から、現在進行形の「グローバル・テクノクラシー・クーデター」が成功した場合の未来を描く。それは、デジタルIDとCBDCによる完全な監視・管理社会、「スマートシティ」への強制的な居住統制、食糧・自然資源の私的独占、遺伝子操作を伴う新たな優生学、安楽死の一般化、そして抵抗者への組織的な迫害である。社会空間そのものが監視収容所(「アルゴリズム・ゲットー」)と化すという、かつての強制収容所とは次元の異なる全体主義が到来すると警告する。これは単なる推測ではなく、現在の政策や技術開発の延長線上にある現実的な危険であると強調する。
抵抗のための歴史的教訓:勇気と不服従
ナチス時代の抵抗運動から得られる最大の教訓の一つは、個人が孤立を恐れ、周囲も同調していると錯覚する中で、実際には潜在的な反体制感情が広く存在していたという点である。ヒューズ氏は、現代でも、メインストリームメディアやSNSのアルゴリズム操作によって「抵抗は少数派で無力だ」という印象が作られ、人々を無力化させていると指摘する。重要なのは、この錯覚を見破り、個人が良心に従って行動することである。具体的な方法は人それぞれだが、「集団的不服従」が最終的な解決策であり、そのためには真実を知り、語り、勇気をもって境界線を引くことが不可欠であると訴えている。
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