グリホサート(ラウンドアップ)除草剤の危険性(認知症・アルツハイマー)

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グリフォサート・GMOと神経変性疾患リスク

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はじめに

以前、マンガンとアルツハイマー病の関連について調べていたら、たまたま、グリホサートがマンガン代謝の調節不全を起こし、それが間接的にアルツハイマー病の発症要因にもつながるという研究論文を目にすることがあった。

その時は、そこまで気に留めていなかったのだが、ブレデセン博士のリコード法にて、グリホサートとそれに対応した遺伝子組み換え(GMO)食品が避けるべき食品の筆頭にあげており、注目することになった。

GMO = 遺伝子組換え生物(Genetically modified organism)

 

調べだすとグリホサートが及ぼすヒトへの影響を報告した論文が、わんさかでてくる、でてくる。(汗)

そして、研究で確かめられたグリホサートの引き起こす代謝障害が、ブレデセン博士の提唱するアルツハイマー病の36の発症因子とも多く重複することがわかった。

以下、グリホサートと主にアルツハイマー病の関連性を含めた、有害性についての情報をまとめていきたい。

認知症患者にとってのグリホサートの問題

グリホサートの問題は非常に多岐に渡るのだが、ざっと調べた範囲で認知症患者にとって特に深刻だと思われる問題は以下の3つ。

慢性病への影響

微量グリホサートの継続的な曝露による慢性病への影響報告。

短期的な高用量の曝露よりも潜在的な被害が大きい → 一般的に高用量で用いられる生殖毒性試験では問題とされない。

腸バリアの破壊による毒物の侵入

超微量のグリホサートであっても、有益な腸内細菌を殺すことで腸のマイクロバイオームが破壊されることによる間接的な影響。

例えばアルミニウムなどの有害金属が腸壁から容易に流入し、体内に入ったアルミニウムはグリホサートと相乗的に毒性を高める。

これも、グリホサート単独投与による動物研究では判明しない。疫学研究においてもアルミニウム曝露の交絡因子が(アルミニウムと認知症との関連においても)考慮されていない。

マンガン代謝の調節不全

グリホサートがマンガン代謝の調節不全をおこし、ミトコンドリアの損傷、グルタチオンの減少、抗酸化能が低下。

グリホサートはキレート剤であるため、その他の金属への直接的影響もありえる。間接的には植物の栄養価を低下させる可能性がある。

神経変性疾患全般に影響

認知症、アルツハイマー病のみならず、パーキンソン病、自閉症などの神経変性疾患において生じる代謝障害との関連性を指摘した論文が多く見受けられる。(その他、腎疾患、特定のガン、セリアック病、ホルモン撹乱作用など、)

注意書き

農業経済学の問題には立ち入っていません

一応、書いておくと、農薬は絶対使ったらダメとか、全ての食品はオーガニックにすべきとか、といったナチュラリスト的信条を持っているわけではない。

調べた結果、純粋にグリホサートの有害性が、少なくとも認知症やアルツハイマー病患者への影響がないとは言えないという意見であり、他のもっと害のある農薬よりはましとか、それを使わないことで人がもっと飢えて死ぬとか、緑の革命が数億人の命を助けたじゃないかとか、70億の人間がいて養うことを考えていくべきだととかいった外在的要素を考慮すると問題提起が複雑化するため、それらはここでは触れていない。

ただ世界規模での食料欠乏の問題、日本国内で流通させるべきか、または流通させるとしてどこまで消費者が選択可能なのかという論点が、賛成論者も反対論者もあまり区別せずに議論されていることについては少しひっかかっている。

また農業従事者が扱う農薬など高用量に限定するなら、有機リン系の農薬がグリホサートよりも神経変性疾患リスクを高める可能性があることなども否定しない。

GMOについて

また、グリホサートはGMO栽培と実質セットになっていて、GMO食品にグリホサートが含まれているという点を問題視しているのであって、GMOそのものの問題についてまで踏み込んでいるわけではない。

※読んでもらえればわかるのだが、遺伝子組換え自体の危険性を叫んでいるわけではない。

疫学研究と古典的毒性学の限界

あと、因果関係がない理由に疫学的な調査結果を持ち出す人がいるのだが、グリホサートの及ぼす有害性は統計的出力に達しない閾値以下の低用量毒性であり、かつ交絡因子が複雑に絡み合うため用量依存反応関係を示さない。

実際にグリホサートを支持する多くの研究は結果の一貫性がないことを主な理由にグリホサートの低用量毒性を否定している。

グリホサートだけの問題ではないのだが、現在の毒性学はこういった低用量毒性の特性に対して実証することがむずかしい。

数あるグレーな証拠とグリホサートの生化学的な特徴など総合的な蓋然性を鑑みて、グリホサートの複雑な毒性が評価可能になるまで、予防原則の立場にたって摂取を控えておくべきだろうと考えている。

グリホサートが決定的な毒性をもつことが証明されておらず、将来的にそれほどでもなかったことが判明する可能性があることには同意するが、一方で最大の見積もりでは一般に想定されているよりも(その他の農薬よりも)非常に深刻な被害をもたらしている可能性があると疑える間接的証拠はけして少なくない。

議論が紛糾する理由にはグリホサートの複雑な毒素特性による不確実性だけではなく、毒性評価に対する考え方の違い、因果関係判断には文脈定義、主観性のゆらぎがあることも含む。

一度流通すると取り返しのはむずかしい

日本で、ちょうど今、グリホサートの残留基準値が大幅緩和されようとしていることへの憂慮もある。(緩和されてしまった後では手遅れ)

グリホサートのもうひとつの問題の難しさは、グリホサートはあらゆるものに混入しており避けたいと思っても日常生活を送る上で反対側が考える安全な閾値以下に避けることが難しいことにある。[R]

風評被害リスクへの懸念

また、グリホサートの実際の害は横に置いといても、日本の農産物は安全だといって農業輸出国を目指すなら、将来の風評被害という計算しにくいリスク要因も考えておいたほうがいいのでは?

多くのヨーロッパ人はグリホサートへの拒否感をもっている。

米国では、女性の62%、男性の40%がGMO食品に対して拒否感をもっている。[R]

日本 「否定的な印象(30%)」「少し否定的な印象(45%)」[R]

他国のグリホサート使用禁止

ロシア 2014年 ラウンドアップ耐性遺伝子組み換え食品の輸入禁止

スリランカ 2014年 ラウンドアップの販売禁止

オランダ 2015年にグリホサートの使用禁止

WHO 国際がん研究機関(IARC) 2015年 グリホサートを発がんリスクグループ2Aに設定  ヒトに対しておそらく発がん性がある (人で限定的、実験動物で十分な証拠)

ja.wikipedia.org/wiki/IRAC発がんリスク一覧

ja.wikipedia.org/wiki/ラウンドアップ

en.wikipedia.org/wiki/Glyphosate

「glyphosate risk」の画像検索結果

 

グリホサートとは

グリホサートは、世界中でもっとも一般的に使用される除草剤のひとつ。

どこのホームセンターへ行ってもラウンドアップと書かれた除草剤が並んでいるが、その除草剤の主要成分。

「ラウンドアップ スーパー」の画像検索結果

もともとは抗生物質、ミネラルのキレート剤として開発されたという経緯がある。

グリホサートは、植物や微生物に存在するシキミ酸経路において、5-エノールピルビルシキミ酸-3-リン酸(EPSP)を阻害することで、除草効果をもつ。(ヒトにはシキミ酸経路は含まれない)

そのため、グリホサートを使用して農産物などの作付けを行う場合、グリホサートでは死なない遺伝子組換え植物(GMO)を作成する必要がある。

グリホサートとGMOが用いられる一般的な農産物

アルファルファ、大麦、キャノーラ、トウモロコシ、綿、大豆、砂糖、小麦

「gmo food」の画像検索結果

なぜグリホサートが安全だとみなされるのか

グリホサートの毒性試験概要

pssj2.jp/2006/gakkaisi/tec_info/glyphosa.pdf

妊娠・奇形の疫学的証拠の欠如

グリホサートにさらされた集団における妊娠期間の変化、グリホサートを扱う職業などに従事する集団の元で生まれた子どもたちの妊娠期間に変化がない。

南米などのGM大豆を栽培している地域で先天的な障害、奇形の発生率が高いという疫学的な証拠はない。[R]

他因子との相互作用による毒性の増加

グリホサートなどのホルモンを撹乱する化学物質の曝露による影響は、多様で多次元的であり、他の因子と結びついて障害を引き起こすメカニズムも数多く推定されている。

そのため、グリホサートのみを使った高濃度のテストでは検出されにくくなる。[R]

有名なSamsel と Seneffの論法は間違った三段論法である

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5705608/

グリホサートのリスク特性

低濃度での有害性

0.1ppbでの肝臓・腎臓損傷

非常に低い超低用量のグリホサート除草剤の慢性的な曝露は、動物、およびヒト集団にとって潜在的に肝臓、腎臓への損傷をもたらす可能性がある。

0.1ppb(100億分の1)1kgあたり4ナノgの超低用量ラウンドアップをラットへ2年間投与、遺伝子障害、線維症、壊死、リン脂質症、ミトコンドリア膜機能不全および虚血の症状[R][R]

3ppmでの奇形

3ppm(1ppmは100万分の1)でオタマジャクシの半分以上に変形を起こす。[R]

収穫された大豆作物では、17mg/kg(17ppm)のグリホサートが検出されている。

低い濃度により細胞増殖が抑制

グリホサートはPPARγ誘導及び分化を阻害。3T3-L1線維芽細胞において脂質過酸化および抗酸化酵素、スーパーオキシドジスムターゼの活性を増加させた。

暴露時間を延長すると、グリホサートの濃度が低いほど3T3-L1線維芽細胞の増殖が抑制されることを見出した。[R]

慢性的な代謝疾患と関連

グリホサートの影響は、大容量による急性的な障害をもたらすものではなく、長期的な微量曝露による慢性的な代謝疾患と関連している可能性がある。

(ちなみに、タバコとがんリスクの関係が科学的に明らかになるのに50年、サッカリンの危険性が明らかになるの100年要している。)

環境への危険因子

グリホサートベースの除草剤は、哺乳動物細胞株における増殖および分化を阻害し、アポトーシスを誘導し、グリホサートが媒介する細胞の損傷を示唆する。したがって、グリホサートは人の健康と環境への潜在的な危険因子である。[R]

孫の世代で高まるエピジェネティクス毒性

グリホサートはNOAELの半分の実験用量で、F0、F1世代ラットでは無視できる病理が観察されたが、F2、F3世代では、前立腺疾患、肥満、分娩異常、腎疾患などの病理が観察された。古典的な毒性学分析では、世代間で伝わるエピジェネティック毒性は考慮されていない。[R]

ADI(一日許容摂取量)レベルでの影響

wiki一日許容摂取量

ADIレベルの0.5および5 mg / kg /日のグリホサート除草剤およびグリホサートの妊娠マウスへの飲料水添加、オスの子孫では血清テストステロンレベルが低下、マウスの精子数が89%、84%減少することが確認された。[R]

グリホサートの蓄積性

グリホサートは、土壌中で主に微生物によって分解が行われる。好気性と嫌気性の両方の条件下で起こり、代謝産物AMPAとグリオキシレートを主に形成する。またはサルコシンとグリシンを形成につながる。

分解速度は土壌のパラメーターと温度に依存し、土壌ごとに大きく異なる可能性がある。

半減期は300日以上で最大428日間に達することがあるが、代謝産物であるAMPAははるかにゆっくりと分解される。[R]

AMPAの蓄積性

グリホサートの主要な代謝物であるアミノメチルホスホン酸(AMPA)は、グリホサートに匹敵する毒性があると考えられている。(2ppm以上で有害)

AMPAは実験室において酸化マンガンによって分解される可能性があるが、土壌には酸化マンガンが微量しか存在しない。[R]

AMPAレベルとグリホサートレベルの間では、おそらく個々の遺伝的差異、またはAMPAに分解する可能性のある他の化学物質への曝露のため、代謝能力の違いからあまり相関しない。[R]

グリホサート研究のデータ不足

現在のグリホサートの危険性について評価するための19の研究には、データに不足がありグリホサートベースの製品を使用する前後での職業曝露を評価した研究はほとんどない。また、作物の収穫時期や種類、曝露の季節性、農作物の地域性などによる変動の可能性に取り組まれた研究は設計されていない。[R]

グリホサートは2%の自閉症発症者と530万人のアルツハイマー病患者を「除けば」、完全に安全。[R]

一般集団と高暴露集団の類似する尿中グリホサート濃度

一般集団の暴露レベルの地理的変動に関するデータは限られている。

一般集団の尿中のグリホサートの平均レベルは4μg/L未満であり、グリホサートの空中散布が行われる地域では7.6μg/Lに達することがある。

この一般集団と職業的に曝露された人々で測定されたグリホサートの平均レベルに類似性があり、これは多くの人が日常生活の中で高暴露が避けられない状況に面しており、かつそれらが評価されていない可能性がある。そして、これは現在の世界のどの規制当局によっても対処されていない。[R]

過剰な化学物質を避ける妊娠中の母親であっても189μg/Lの血清グリホサートレベルを持つことがある。[R]

グリホサートリスクの分子メカニズム

スイッチングオフ機構、シキミ酸経路の破壊

グリホサートへの曝露は、身体に備わるスイッチング機構を破壊する可能性があり、脳損傷に対する免疫応答が通常はオフになる。

グリホサートの作用機序は必須芳香族アミノ酸、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファンの合成に関与するシキミ酸経路の破壊。

シキミ酸経路が遮断されることによるセロトニン欠乏は、メラトニン供給の低下につながり、抗酸化能の低下、脳および脊髄液の変化による脳の弾力性を低下させる。

ヒトはシキミ酸経路を持たないが、自分たちの体内に生息する細菌がグリホサートの深刻な影響を受ける。[R]

「shikimic acid pathway」の画像検索結果

slideplayer.com/slide/10804065/

シキミ酸経路はフラボノイド、アルカロイド合成経路ともつながっているため(上記図参照)、シキミ経路が阻害されると、植物に含まれるヒトに有用なフラボノイド、アルカロイドの量も減少する。

腸内細菌バランスの破壊

微量グリホサートの有害性、蓄積性

グリホサートは、高用量よりも、長期にわたる微量の曝露が、大きな被害をもたらす可能性がある。

グリホサート0.1ppb(ppbは10億分1)の量で腸内細菌を破壊する。

グリホサート0.1ppt(pptは一兆分の1)の量で乳癌細胞の増殖を刺激する。[R]

腸内細菌を殺すグリホサート

グリホサートは、多くの動物実験で有益な腸内細菌を強力に殺してしまう証拠が示されている。[R]

比較的低用量である5 mg/kgのグリホサート投与は、母親ラットの背側および腹側の歯状回と海馬のCA3領域のシナプトフィシンの発現が上方制御され、帯状回において下方制御された。

グリホサート単独またはその製剤が中枢神経系に及ぼす直接的な影響は現在明らかではないが、農薬への曝露によって腸内微生物叢が著しく変化することを示している。[R]

グリホサートに対して抵抗性をもつ病原性腸内細菌

やっかいなことに、病原性の腸内細菌はグリホサートに対して抵抗性をもつ。[R]

リーキーガット・セリアック病

グリホサートは腸内細菌バランスを変え、リーキーガット、セリアック病の発症に寄与する。また、グリホサートは、イオウとセレニウムをキレートし、シトクロムp450酵素を阻害する。[R]

セリアック病発症率と小麦に使われたグリホサートの量の相関関係

画像、イラストなどを保持する外部ファイルオブジェクト名はITX-6-159-g001.jpgです。

腸の感染による死亡率と小麦に使われたグリホサートの相関関係

画像、イラストなどを保持する外部ファイルオブジェクト名はITX-6-159-g002.jpg

栄養素の欠乏・栄養素の機能不全

グリホサートは、植物種子中のカルシウム、マグネシウム、鉄、マンガンのレベルを減少させる。これら二価の微量栄養素に結合し固定化、取り込みを損なうため、食物摂取にも引き継がれ、最終的にヒトの栄養素欠乏にもつながる。

・シナプスにおけるカルシウム調節異常のプロセスを誘発し、興奮毒性に影響を与えるTNF-αの上昇、それと関連したマグネシウム欠乏

・オメガ3脂肪酸、特にDHAの欠乏

・硫黄、亜鉛、マグネシウム、コバラミンなどの重大な栄養素の欠乏

・CYP酵素の破壊により、肝臓から毒素を解毒する能力が低下

・グリホサートは体内においてマンガン代謝機能を不全させミトコンドリア障害を引き起こす。(マンガン利用の調節不全によって、アルツハイマー、パーキンソン、自閉症、不安障害、骨粗鬆症、炎症性腸疾患、腎結石症、骨軟化症、胆汁うっ滞、甲状腺機能不全および不妊症などの病気が実質的に説明可能)[R]

アイオワ州の有機大豆は、GM大豆と比べはるかに多くのタンパク質、亜鉛、繊維を含む[R]

ミネラルと有害金属の両方をキレート

グリホサートとラウンドアップは、Cd、Cu、Cr、Ni、Pb、Se、Znなどの重金属と生物学的利用能を制御する。

グリホサートが土壌中の特定の金属の吸収率にどのように影響を与えるかは、自然に存在するキレート剤と金属の結合強度と濃度に依存する。[R]

キレート特性が考慮されていない

グリホサートベースの除草剤は、特に、鉄、マンガン、亜鉛、銅、ニッケルなどの微量栄養素の利用に影響をを受ける可能性がある。

これらの栄養素は病原体に対する抵抗性をもつために植物にとって不可欠であるため、供給不足により毒性効果と病原体への低い抵抗性に寄与する可能性がある。

このメカニズムにより、マメ科植物の窒素固定などの植物と微生物の相互作用も影響を受ける。多くの論文で研究されているグリホサートの毒性効果は、キレート特性が考慮されていない。キレート剤であるグリホサートは、土壌粒子に結合している金属によって土壌の寿命にも影響を与える可能性がある。[R]

マンガンの代謝調節不全

除草剤のラウンドアップ有効成分であるグリホサートが、体内でのマンガン利用の調節不全をもたらす。このマンガン利用調節不全が自閉症、アルツハイマー、パーキンソン病、不安障害、骨粗鬆症、骨軟化症、胆汁うっ滞、甲状腺機能不全、不妊症など多くの疾患を、実質的に説明することができる。

グリホサートとアルミニウムは相乗的に毒性を高める。[R]

食品のグリホサートの残留調査(海外サイト)

ケロッグコーンフレーク、リッツ、オレオ、ドリトス、レイズ,

Cheerios、オートミールクッキー、大豆、とうもろこし、キャノーラなどの遺伝組み換え(GMO)食品、[R][R]

グリホサート 食品テストの結果 

www.greenme.it/mangiare/alimentazione-a-salute/22035-cereali-colazione-glifosato-pesticidi#accept

www.ewg.org/release/roundup-breakfast-part-2-new-tests-weed-killer-found-all-kids-cereals-sampled

グリシンと置き換わるグリホサート

グリホサートは、窒素原子にメチルホスホニル基が付いたグリシン分子。

グリシン残基のグリホサート置換による腎臓の破壊は、メソアメリカ腎症(MeN)※の特異的な特徴のほとんどを説明できる。

※メソアメリカ腎症は、中米の農業従事者、サトウキビ労働者で驚くほど高い発症率を示す原因不明の腎疾患。

特に、アクアポリン、塩化物チャネル、チトクロームCオキシダーゼ、コラーゲンのグリシン置換は、脱水症、尿酸性化の増加、腎線維症、横紋筋融解症、およびミトコンドリア機能不全に寄与する可能性がある。

  • MMP9
  • アクアポリン
  • メガリン ビタミンD欠乏
  • NGAL 鉄恒常性の障害、鉄毒性
  • Rbn5 エンドソーム/リソソーム輸送障害
  • SDHAF2 ミトコンドリア複合体Ⅱ

グリホサートはさまざまな方法で人の健康を損ねるが、その最も有害な作用はタンパク質合成中のグリシン置換である可能性がある。

特に熱ストレス、運動ストレスのかかる状況において、腎臓の健康に関わる重要な複数のタンパク質がグリホサート置換されたグリシン残基によって破壊される可能性がある。[R]

グリホサートと神経変性疾患

脳への硫酸塩供給が遮断される

・CYP酵素依存性によるコレステロール硫酸合成への干渉

・植物および腸内細菌による芳香族アミノ酸の合成の遮断、硫酸基を輸送する誘導体神経伝達物質およびホルモンの生物学的利用能の低下

・食物からのアルミニウム摂取により、肝障害をもたらすアルミニウム毒性が促進される。

(通常は腸障壁の生物学的メカニズムによりアルミニウムの浸透が防がれるが、グリホサートは吸収を促進する機序が考えられる)

・グリホサートの競合阻害による血清中の遊離硫酸塩輸送の干渉、高血圧に影響を与える。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4093745/

ニューロンへの神経毒性

ミクログリアの過剰活性

海馬、扁桃損傷

・セロトニン、ドーパミン、5-ヒドロキシトリプタミン(5-HTP)、メラニン、ノルエピネフリン濃度の低下

グルタミン酸毒性

除草剤ラウンドアップが、ラットの海馬細胞において神経毒性、キナーゼカスケードの活性だけでなく、グルタミン作動性の興奮毒性をもつ。[R]

外傷性脳損傷の促進

グリホサートが、頭部への外傷を受けた後の回復機能をキャンセルする。[R]

パーキンソン病・レビー

グリホサートとパーキンソン病、レビー小体との関連性[R]

アルツハイマー病死亡率の増加

アルツハイマー病死亡率、グリホサート & GMO食品のグラフ

青の線 遺伝子組換えトウモロコシと大豆の量

赤の線 トウモロコシと大豆に散布されたグリホサートの割合

黄色 アルツハイマー病による死亡率(10万人あたり)

写真、イラストなどを保持する外部ファイル。オブジェクト名はSNI-5-97-g003.jpgです。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4093745/

この図はあくまで相関関係図であって因果関係図ではないことはわかった上で載せている。

グリホサート使用率とアルツハイマー病死亡率の相関

収穫時に使用されるグリホサートは主にノースダコタ州とモンタナ州で行われる。

そして、アルツハイマー病による死亡率がもっとも高い州はノースダコタ州。

weedcontrolfreaks.com/2014/11/glyphosate-use-in-wheat/

www.alzheimers.net/resources/alzheimers-statistics/

www.alz.org/downloads/Facts_Figures_2014.pdf

グリホサートのがんリスク

従来の毒性リスク評価では不十分 175ppb/kg以下にするべき

グリホサート発がんメカニズムは、内分泌模倣、微生物へ影響による遺伝毒性、間接的な炎症経路へ影響など複雑なメカニズムが複数背後に存在する。 これらは従来毒性リスク評価では不十分であり、現在の1.75 mg / kg /日の基準を0.175 mg / kg /日にするべきである。[R]

1kg/0.175mgのグリホサートは175ppb

二次的影響への評価が必要

グリホサートは、ヒトの腸内微生物叢の多くの種に重要なシキミ酸経路を阻害する。

グリホサート除草剤に含まれるアジュバントは、微生物叢のプロファイルを変える可能性があるため、直接的な毒性だけではなく疫学研究を含めて実施し評価する必要がある。グリホサートの研究には、グリホサート除草剤によって生じると予想される腸および全身性炎症の状態などの二次的な影響を含める必要がある。[R]

組み合わせ試験の欠如

多くの規制当局は、単独では安全と見なされる化学物質を組み合わせた試験を要求していない。界面活性剤化合物は、グリホサートの細胞侵入または全身への吸収速度を増加させることで、グリホサート除草剤の潜在的な発がん性に関連する可能性があることは十分に認められている。[R]

従来の統計的手法では不十分

グリホサートが発がん性物質として作用すると考えられるメカニズムは、非単調的な内分泌の模倣や、腸内微生物叢を介した炎症、遺伝毒性などの複雑なメカニズムが背後に存在するため、解読が非常に難しくなる。これらを有意な統計的出力で解明するためには大規模の研究が必要とななり、遺伝毒性を評価するために頻繁に用いられる三層システム(Amesテスト、in vitro、in vivo)だけに頼るのは不十分である。

こういった特殊モデルにおける特定の毒性メカニズムを解明するためのフレームワークを経済協力開発機構(OECD)や米国EPAは準拠しておらず、それらの結果の重要性は低くなる。[R]

 

IARC vs EFSA

IARCと欧州連合でのグリホサート毒性、発がん性評価の違い。

グリホサートの発がん性に関するヒトでの弱い証拠は、IARCとEFSAによって異なって解釈されている。

IARCは、グリホサートへの暴露と非ホジキンリンパ腫との関連を「ヒトにおける限定的な証拠」とみなしたが、EUの評価では、ほとんどの専門家は、証拠を「非常に限定的」であり、分類を開始するには不十分であると考えた。

IARCとEFSA規制当局の重要な評価の違いは、閾値に達さない遺伝的毒性の扱いにある。

欧州食品安全機関 EFSA

EUの評価では、グリホサートの発がん性の従来の毒性を評価する基準に基づいた証拠がないため、作用機序についてこれ以上の検討は必要ないと考えた。

国際がん研究機関 IARC

IARCは動物でのグリホサートが発がん性があるとIARCが見なした事実に強く関連している。

IARCは、専門家のワークショップを開き、個々の化学物質の機械的な評価では扱うことのできない閾値以下の毒性を対象とするために「ヒトの発癌物質の主要な10の特性」を特定した。

ヒトの発癌物質の主要な10の特性
  1. 親電子的であるまたは代謝的に活性化される。
  2. 遺伝毒性がある。
  3. DNA修復を変える。またはゲノムの不安定性を引き起こす。
  4. エピジェネティック変化を誘導する
  5. 酸化ストレスを誘導する。
  6. 慢性炎症を誘導する。
  7. 免疫抑制的である。
  8. 受容体依存性効果を調節する
  9. 不死化を引き起こす
  10. 細胞増殖、細胞死、または栄養供給の変更

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26600562/

www.shiminkagaku.org/wp/wp-content/uploads/30401020161012.pdf

IARCは、「ヒトの発がん物質の主要な10特性」のうち

  • 受容体依存性作用
  • 細胞増殖
  • 細胞死
  • 免疫効果
  • 酸化ストレス

に関してグリホサートに弱い証拠と強い証拠があると結論した。

さらに

  • 遺伝毒性
  • 酸化ストレス

の2つのメカニズムの強力な証拠によって、そのヒトへの弱い関連性に妥当性があること支持し、グリホサートの毒性のメカニズムを裏付ける証拠として採用した。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5515989/

メタアナリシス 非ホジキンリンパ腫リスク(参考)

www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1383574218300887

実験動物および作用機序研究で得られた知見を元に行ったヒト疫学研究のメタ分析では、グリホサートベース除草剤への曝露と、ヒト非ホジキンリンパ腫のリスク増加との間には説得力のあるつながりが示唆される。

出版バイアス

メタ分析は単一の研究の過剰強調を防止するが、これまでに発表された研究が比較的少ないことを考えると、出版バイアスの可能性を排除することはできない。

研究デザインの不均衡

また、研究デザインに不均衡があり、6件の研究のうち、5件はケースコントロールで、1件はコホートであった。コホート研究からのヒト非ホジキンリンパ腫研究では広範囲のリスクと一致していたが、対照的に症例対照研究のほとんどはリスクの増加を示唆した。

研究で利用された比較グループにも重要な違いがあり、参照したグループには最低レベルの曝露グループを使用したものもあれば、非曝露グループを使用したものもあった。統計分析では公開バイアスやメタ分析の不均一性をとりのぞくことが確認できない。

グリーンバーンダウン

これまでの多くの研究が、社会的および疫学研究におけるグリホサート使用の重要なマイルストーンである「グリーンバーンダウン」の導入から始まったグリホサートの大幅な使用増加の影響を捕即していない。

研究結果の一貫性のなさ

研究結果には統計的に有意な結果を示すものとそうでないものがあるため、一貫性が保たれていない。ただし、EPAのがんガイドラインに基づいたリンパ腫発生率の増加傾向の証拠があるか、またはペアワイズ相関分析による統計的有意性が欠如しているため、軽視すべきではない。

短い研究期間

動物実験での研究期間がリンパ腫の発症には不十分だった可能性がある。グリホサートの潜在的により長い潜伏時間を考慮して、ヒトの長期的ながん発生率を概算するためのがんのバイオアッセイの標準期間である2年を延長すべきであるという提案がなされている。

相乗的毒性効果

マウスがグリホサートのみに曝露したこれらの研究では、グリホサートのみと比較してグリホサートベース除草剤の毒性が増加しているという証拠から、悪性リンパ腫の発生率が過小報告されている可能性がある。

多くのアジュバントを含むグリホサートベース除草剤の混合物は、機構的解明の研究で相乗的な毒性効果を発揮することが報告されている。潜在的な危険因子には、自己免疫疾患、ウイルスおよび/または細菌の感染、免疫抑制薬、およびいくつかの農薬への曝露が含まれる。

www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1383574218300887

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