
『Prophecy and Politics:The Unholy Alliance Between Israel and the Christian Right』Grace Halsell 1986
『預言と政治:イスラエルとキリスト教右派の不聖なる同盟』グレース・ホールセル 1986
目次
- 序文 / Prologue
- 第一部 ジェリー・フォールウェルと共にキリストの地へ / Part I:With Jerry Falwell in the Land of Christ
- 第1章 ハルマゲドンの戦場 / Chapter 1:The Battle of Armageddon
- 第2章 「終わりは近い」 / Chapter 2:”The End is Near”
- 第3章 救われた者は携挙される / Chapter 3:The Saved Will be Raptured
- 第4章 レーガン:現実のハルマゲドンに備えて / Chapter 4:Reagan:Arming for a Real Armageddon
- 第5章 ナザレでの休憩 / Chapter 5:A Rest Stop in Nazareth
- 第6章 軍事的メシアへの喝采 / Chapter 6:Applauding a Military Messiah
- 第二部 リンチバーグ訪問 / Part II:A Visit to Lynchburg
- 第7章 リンチバーグ訪問 / Chapter 7:A Visit to Lynchburg
- 第三部 再びフォールウェルとの旅 / Part III:A Second Tour with Falwell
- 第8章 ブラッドとの旅 / Chapter 8:Traveling with Brad
- 第9章 聖なる山への訪問 / Chapter 9:A Visit to a Holy Mount
- 第10章 聖戦の誘発 / Chapter 10:Provoking a Holy War
- 第11章 導くキリスト教徒はいない / Chapter 11:No Christian to Guide Us
- 第四部 非ユダヤ系シオニズムを探る / Part IV:Exploring Non-Jewish Zionism
- 第12章 非ユダヤ系シオニズムの探求 / Chapter 12:Exploring Non-Jewish Zionism
- 第五部 都合のいい結婚 / Part V:A Marriage of Convenience
- 第13章 なぜイスラエルが新キリスト教右派との同盟を求めたか / Chapter 13:Why Israel Sought the Alliance with the New Christian Right
- 第14章 イスラエルが同盟から得るもの:資金 / Chapter 14:What Israel Gains from the Alliance:Money
- 第15章 さらなる土地 / Chapter 15:More Land
- 第16章 キリスト教徒の草の根支援 / Chapter 16:Christian Grassroots Support
- 第17章 エルサレム:政治と宗教の混交 / Chapter 17:JerUSAlem:Mixing Politics and Religion
- エピローグ:/ Epilogue
本書の概要
短い解説
本書は、著者自身の敬虔なキリスト教根本主義の生育環境を出発点に、現代アメリカのキリスト教右派とイスラエルの政治的な同盟関係を、その思想的起源、政治的目的、そして世界が直面する核の危機との関連において描き出す。
著者について
グレース・ホールセルは、テキサス州出身のジャーナリスト、作家。ホワイトハウスのスタッフ・ライターを務めた後、人種問題を探るための潜入ルポなどで知られる。自身のキリスト教根本主義的バックグラウンドとジャーナリストとしての経験を融合させ、アメリカの宗教と政治の交錯する深層を描く。
テーマ解説
本書は、特定の終末論(ディスペンセーション主義)に基づくアメリカのキリスト教シオニストと、領土拡張を目指すイスラエルの政治的右派との間に結ばれた、宗教的にも世俗的にも利益が一致する「都合のいい結婚」の実態と、それがもたらす破局的な危険性を抉り出す。
キーワード解説
- ディスペンセーション主義:聖書の歴史をいくつかの時代(ディスペンセーション)に区分し、現代が核戦争(ハルマゲドン)を経てキリスト再臨へと至る終末の時代であると解釈する神学的立場。
- ハルマゲドン:新約聖書『ヨハネの黙示録』に登場する場所。ディスペンセーション主義では、イスラエルの地で繰り広げられる最終戦争の場と解釈され、核戦争によって世界が終焉するとされる。
- 携挙:終末の大艱難の前に、真のキリスト教徒が空中に引き上げられ、地上の破滅を免れるという信仰。ディスペンセーション主義の核心的教義の一つ。
- キリスト教シオニズム:ユダヤ人が神に選ばれた民であり、パレスチナの地に対する所有権は聖書によって永遠に約束されていると信じ、現代のイスラエル国家を無条件に支持するキリスト教徒の思想・運動。
- 非ユダヤ系シオニズム:本書の中心的テーマ。ユダヤ人以外、特にキリスト教徒が、宗教的・政治的理由からシオニズム(ユダヤ人国家の建設・維持・拡大を支持する運動)を推進する現象。その歴史はユダヤ人自身のシオニズムよりも古い。
3分要約
本書は、著者グレース・ホールセルが、自身の生い立ちから始まる、アメリカのキリスト教右派とイスラエルの政治的な同盟関係についての探求の記録である。テキサス州の小さな町で育ったホールセルは、幼い頃から聖書は絶対的に誤りがなく、ユダヤ人は神に選ばれた民であり、神は彼らに聖地を与えたと教えられてきた。しかし、後にパレスチナ占領地で、その土地から追い出されたパレスチナ人と出会い、子供の頃に刷り込まれた信仰と現実の間に大きな隔たりがあることに気づく。
彼女の探求は、現代のキリスト教右派の多くが信奉する「ディスペンセーション主義」と呼ばれる終末論へと向かう。この思想は、19世紀にジョン・ネルソン・ダービーによって唱えられ、C.I.スコフィールドの『参考聖書』を通じて広まった。ディスペンセーション主義者は、人類の歴史は神によって予め定められたいくつかの時代(ディスペンセーション)に区分され、現在は終末の時代にあると信じる。その最終段階では、イスラエルに全人類の軍隊が集結し、ハルマゲドンと呼ばれる最終戦争で核兵器が使用され、膨大な死者が出る。そして、真のキリスト教徒はその前に「携挙」され、破滅を免れる。この思想において、現代のイスラエル国家の存在は、聖書の預言が成就しつつある決定的な証拠とみなされ、その領土拡大は神の計画の一部と解釈される。
ホールセルは、この終末論を広める主要なテレビ伝道師たち(ジェリー・フォールウェル、ジミー・スワガート、パット・ロバートソンなど)とその信奉者たちの言動を、実際にフォールウェルが主催する聖地ツアーに参加しながら克明に記録する。ツアー参加者たちは、イスラエルの軍事的行為を預言の成就として賞賛し、神からユダヤ人に与えられた土地として、パレスチナ人の存在を意識的に無視する。彼らは、イスラエルがより多くの土地を獲得し、最終的にエルサレムのイスラム教の聖地(岩のドーム)を破壊して第三神殿を建設することを、キリスト再臨のための不可欠な出来事として積極的に支持する。中には、そのための資金を提供する裕福なキリスト教徒もいる。
ホールセルは、このようなキリスト教右派とイスラエルの同盟が、単なる宗教的な共鳴ではなく、相互の政治的・物質的利益に基づくものであると分析する。イスラエル側は、この同盟を通じて、アメリカから毎年数十億ドルにのぼる無条件の援助を確実なものにし、違法とされる入植地拡大のための資金と政治的支援を得る。また、議会やホワイトハウスへの影響力を強化し、国際的な批判をかわすための国内世論形成にも利用する。一方、キリスト教右派は、イスラエル支援を神の意志と結びつけることで支持基盤を強化し、自らの政治的影響力を拡大する。この同盟の形成には、1973年の戦争を機にパレスチナ問題に一定の理解を示し始めた主流派プロテスタント教会への不満も背景にある。
著者は、この同盟がもたらす深刻な危険性を警告する。ディスペンセーション主義者たちは、核戦争を含むハルマゲドンを神の計画の一部として不可避と捉え、それを積極的に願う傾向がある。この信仰は、ロナルド・レーガン元大統領のような政治家にも影響を与え、軍備拡張や国際紛争への姿勢に影を落としている可能性が指摘される。さらに、キリスト教右派とイスラエルの過激派(神殿再建を目指すユダヤ人テロリストを含む)との連携は、中東地域の緊張を著しく高め、世界規模の紛争を引き起こす火種となりうる。イスラム教の聖地を破壊する試みは、10億近いイスラム教徒の怒りを買い、第三次世界大戦、そして核の最終戦争へと発展する危険性をはらんでいる。
本書は、アメリカの内政と外交、宗教と政治が複雑に絡み合い、世界の未来を脅かす危険な力学を描き出す。著者は、幼少期の信仰と現実のパレスチナでの体験を結びつけながら、神の名の下に行われる政治的行為が、いかにして生命と平和に対する最大の脅威となりうるかを、自らの体験を通して訴えかける。
各章の要約
序文
テキサス州でキリスト教根本主義の環境に育った著者は、ユダヤ人は神の選民であり、聖地は彼らに与えられたと教えられてきた。しかし後にパレスチナ占領地で、土地を追われたパレスチナ人と出会い、その教えと現実の間に葛藤を覚える。本書は、この個人的な経験から、現代のキリスト教根本主義とイスラエルの政治的な同盟関係を探求する旅の記録である。著者は、多くのテレビ伝道師が説く「ディスペンセーション主義」という終末論が、核によるハルマゲドンを不可避と捉え、現実の政治に危険な影響を与えていると問題提起する。
第1章 ハルマゲドンの戦場
1983年、ジェリー・フォールウェル主催の聖地ツアーに参加した著者は、退役軍人のクライドと出会う。イスラエルのメギドの丘を訪れた際、クライドはここが最終戦争ハルマゲドンの戦場であると確信を持って語る。彼は聖書の記述を基に、ソ連を含む諸国の軍隊が集結し、核戦争が起き、血が馬の轡にまで達するという具体的で凄惨な光景を描き出す。著者は、クライドのような人々が、この終末戦争を神の予定された計画として歓迎していることに衝撃を受ける。
第2章 「終わりは近い」
クライドの信仰は、フォールウェルやベストセラー作家ハル・リンゼイなど、多くの主要なテレビ伝道師たちの教えと一致している。彼らは、現代のイスラエル国家の成立が終末の預言成就の証拠であり、差し迫ったソ連との核戦争(ゴグ・マゴグ戦争)とそれに続くハルマゲドンによって、ほとんどのユダヤ人を含む人類の大部分が死滅すると説く。しかし、真のキリスト教徒は事前に「携挙」されて救われるため、この破滅を恐れる必要はないと彼らは主張する。
第3章 救われた者は携挙される
クライドは著者に「携挙」の詳細を説明する。真のキリスト教徒は空中に引き上げられて救われ、残された非信徒はハルマゲドンの大艱難を経験するという。クライドは、自分は携挙されるが、敬愛する非信徒の友人は取り残され、悲惨な運命を辿ることを当然のこととして受け入れている。著者は、この信仰が非信徒に対する無関心や、地上での平和構築への努力を不要とする姿勢につながっていることに気づく。
第4章 レーガン:現実のハルマゲドンに備えて
ロナルド・レーガン元大統領は、敬虔な母親の影響や友人たちとの交流を通じて、ディスペンセーション主義の終末論に深く影響を受けてきた可能性が高い。カリフォルニア州知事時代から大統領就任後も、ハルマゲドンが近いこと、ソ連が「悪の帝国」であることなどを繰り返し発言している。著者は、こうした信仰が、巨額の軍事費拡大や核軍縮交渉への冷淡な姿勢など、レーガン政権の政策決定に影を落としている可能性を指摘する。
第5章 ナザレでの休憩
ツアーのバスがパレスチナ人の土地を通過する際、著者は同室のモナに、そこに住むパレスチナ人の存在を伝える。しかしモナは、「パレスチナ人とは誰か?ここに住む人は皆ユダヤ人ではないのか?」と困惑し、その現実を受け入れることができない。ガイドもパレスチナ人を「テロリスト」と決めつけ、彼らの存在を無視する。フォールウェルのツアーは、キリストの地のキリスト教徒やイスラム教徒の存在を意図的に見えなくし、政治的・軍事的なイスラエルの視点だけを pilgrim に植え付ける構造を持っていることが明らかになる。
第6章 軍事的メシアへの喝采
ツアーの最終盤に合流したフォールウェルは、参加者にイスラエルの国防相モシェ・アレンズを紹介する。アレンズはレバノン侵攻での「勝利」を誇り、更なる戦争を示唆する。参加者たちは、その好戦的なスピーチに何度もスタンディングオベーションを送る。著者は、平和を説いたキリストの姿と、軍事力を称賛する参加者たちの姿との間に深い溝を感じる。現地のキリスト教徒や識者は、フォールウェルのようなキリスト教シオニストが、イスラエルの非人道的な政策を無条件に支持し、パレスチナ人の苦しみを無視していると批判する。
第7章 リンチバーグ訪問
帰国後、著者はリンチバーグでフォールウェルの地元を調査する。大学教授のグッドマンとプライスによれば、フォールウェルは1967年の第三次中東戦争でのイスラエルの圧勝を機に、明確なシオニストへと転向した。彼はイスラエルの右派リクード政権と緊密な関係を築き、ベギン首相からは極右シオニストのジャボチンスキーにちなむメダルを贈られた。フォールウェルは、イスラエルのいかなる軍事行動(イラク原発爆撃、レバノン侵攻など)も擁護し、その見返りとしてイスラエルから高級ジェット機を贈られるなど、相互に利益をもたらす関係を構築した。
第8章 ブラッドとの旅
1985年の二度目のツアーで、著者は若い金融マン、ブラッドと出会う。ブラッドは「自分がユダヤ人に生まれていればよかった」と語り、神はユダヤ人を特別に愛し、パレスチナの全土を彼らに与えたと信じている。彼はスコフィールド聖書を頼りに、現代のロシアを終末戦争の敵と同一視し、アラブ人は土地を去るべきだと主張する。ブラッドの信仰は、神の計画を成就させるために、現実のパレスチナ人の権利や存在を完全に無視している。
第9章 聖なる山への訪問
エルサレム旧市街で、ツアー参加者のオーウェンは、イスラム教の聖地(岩のドーム)の場所に第三ユダヤ神殿が建てられ、動物の犠牲が復活することが聖書の預言であり、キリスト再臨に不可欠だと語る。イスラム教の聖地がそこにあることは、彼にとっては単なる障害でしかない。著者は単独で岩のドームとアル=アクサ・モスクを訪れ、それらがイスラム教徒にとって計り知れない聖性を持つことを実感する。神殿再建の企てが、世界規模の宗教戦争を引き起こす危険性を痛感する。
第10章 聖戦の誘発
著者は、イスラム教の聖地を破壊して神殿を再建しようとする「エルサレム神殿財団」など、キリスト教徒とユダヤ教徒の過激派組織の実態を調査する。石油業者のテリー・リーゼンホーヴァーや牧師ジェームズ・ディローチなどの著名なキリスト教徒が、神殿再建を目指すユダヤ人テロリストに多額の資金を提供している実態が明らかになる。これらのグループは、イスラム教聖地の破壊がハルマゲドンを誘発し、キリストの再臨を早めると信じて行動している。
第11章 導くキリスト教徒はいない
キリスト教徒の巡礼ツアーは、イスラエル経済にとって重要な外貨獲得源である。イスラエル政府は、フォールウェルをはじめとするキリスト教右派の指導者と連携し、pilgrim が現地のパレスチナ人キリスト教徒と接触することを徹底的に妨害している。イスラエル人ガイドの利用を義務付け、パレスチナ人ガイドの資格取得を阻み、巡礼者がイスラエルの公式見解だけに触れるように仕向けている。この結果、聖地の先住キリスト教徒は追い出され、その存在は消え去ろうとしている。
第12章 非ユダヤ系シオニズムの探求
著者はスイスで開かれた第一回キリスト教シオニスト会議に参加する。そこで、ユダヤ人国家の建設を目指す政治運動としてのシオニズムは、実はユダヤ人自身よりも、16世紀以降のプロテスタント・キリスト教徒によって先導されてきた長い歴史を持つことを学ぶ。彼らは聖書を文字通り解釈し、ユダヤ人のパレスチナ帰還をキリスト再臨の前提条件とみなした。しかし現代の政治シオニズムは、その精神性を失い、パレスチナ人を追放する排他的な入植者植民主義へと変貌したと批判するユダヤ人知識人もいる。
第13章 なぜイスラエルが新キリスト教右派との同盟を求めたか
1967年の戦争後、イスラエルは領土を拡大し、それに伴い国際的な批判も強まった。主流派プロテスタント教会(全米教会協議会など)がパレスチナ人の権利に言及し始めると、イスラエルとアメリカのユダヤ人指導者たちは、無条件で自国を支持する新たな同盟者を求めた。それが、ディスペンセーション主義に基づき、イスラエルの領土拡大を神の意志と信じるキリスト教右派であった。この同盟は、相互の政治的・軍事的利益に基づく、まさに「都合のいい結婚」である。
第14章 イスラエルが同盟から得るもの:資金
イスラエルはこの同盟を通じて、アメリカから毎年50億ドルにも上る無条件の援助を安定的に獲得している。キリスト教右派の支持者は、たとえ援助額が増えようとも「神が望むなら」与えるべきだと考える。また、この同盟はイスラエル寄りの議員を当選させるための政治資金としても機能し、イスラエルに批判的な政治家(チャールズ・パーシーやポール・ファインドリーなど)を落選させることに成功している。
第15章 さらなる土地
キリスト教右派の信者たちは、イスラエルが聖書に記された全土(ナイル川からユーフラテス川まで)を所有することが神の計画であり、キリスト再臨に不可欠だと信じている。彼らは「土地の贖回」と称して、パレスチナ人の土地を買い占めたり、入植地建設を支援するための資金を提供している。ワシントンD.C.には、政府高官も参加し、24時間体制でイスラエルによる全土掌握を祈るキリスト教徒のチャペルまである。
第16章 キリスト教徒の草の根支援
イスラエル支援のために、250を超えるキリスト教福音派の組織が米国内で活動している。これらは、イスラエル連帯集会の開催、議会へのロビー活動、マスメディアを利用した広報活動など、多岐にわたる。これらの組織は、フォールウェル、ロバートソン、スワガートなどの著名なテレビ伝道師と連携し、草の根レベルでイスラエルへの無条件の支持を広めている。
第17章 エルサレム:政治と宗教の混交
ユダヤ人からキリスト教に改宗した伝道師マイク・エバンスは、イスラエルのプロパガンダ活動の尖兵である。彼はテレビ番組や大規模な署名運動を通じて、エルサレムがイスラエルの「不可分の首都」であると主張し、アメリカ大使館をテルアビブからエルサレムに移転するよう圧力をかけている。彼の活動にはベギンやシャロンなどのイスラエル右派指導者が協力しており、宗教を装いながら、明らかに政治的な目的を推進している。
エピローグ
著者は、ハルマゲドンを不可避と説き、核戦争を神の計画の一部として歓迎するディスペンセーション主義の危険性を改めて強調する。この信仰は、世界で最も多くの武器が集中する中東において、文字通り世界を破滅に導く「自己成就予言」となる恐れがある。キリスト教右派とイスラエルの過激派との「不聖なる同盟」は、人類の未来そのものを脅かしている。著者は、私たちは依然として「生命」と「死」の選択を迫られていると結論づける。
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