
『The Electric Temple:Rewiring Your Body, Reclaiming Your Health—God’s Blueprint for Healing in a Toxic World』Kerri Muma, PT 2024
日本語タイトル:『エレクトリック・テンプル:あなたの体を再配線し、健康を取り戻す——毒素に満ちた世界における神の治癒の設計図』ケリー・ムーマ 2024
目次
- 第1章 電気的身体——神の聖なる設計 / The Body Electric – God’s Divine Design
- 第2章 ミネラル危機——枯渇した土壌、枯渇した身体 / The Mineral Crisis – Depleted Soils, Depleted Bodies
- 第3章 光の医療——ジャック・クルース博士の太陽光プロトコル / Light as Medicine – Dr. Jack Kruse’s Sunlight Protocol
- 第4章 治癒は電圧である——ジェリー・テナント博士の病気の5つの根源 / Healing Is Voltage – Dr. Jerry Tennant’s Five Roots of Disease
- 第5章 pHの奇跡——テスト、バランス調整、そして健全なる生き方 / The pH Miracle – Testing, Balancing, and Thriving
- 第6章 毒素に満ちた世界、毒素に満ちた家——生活の解毒 / Toxic World, Toxic Home – Detoxing Your Life
- 第7章 EMF黙示録——人類に対する見えない戦争 / EMF Apocalypse – The Invisible War on Humanity
- 第8章 グラウンディング——地球のエネルギーへの生得権を取り戻す / Grounding – Reclaiming Your Birthright to Earth’s Energy
- 第9章 病からの聖域へ——私たち家族の救済の物語 / From Sickness to Sanctuary – Our Family’s Redemption Story
- 第10章 岩の上に家を建てる——健全に生きるための設計図 / Building Your House on the Rock – A Blueprint for Thriving
本書の概要
短い解説:
本書は、現代医学が無視する「人体は本質的に電気システムである」という観点から、電磁気汚染、土壌のミネラル枯渇、酸性化といった現代の健康危機の根本原因を明らかにする。読者に、薬品依存から脱却し、光、接地、栄養による神の自然な設計図に沿った自己治癒力を取り戻す實践的な方法を提供する。
著者について:
著者ケリー・ムーマは理学療法士であり、薬剤師である夫と四人の子供を持つ母でもある。自身の家族が標準アメリカン食と従来医療により慢性疾患に苦しんだ経験から、自然療法と生体電気医学の探求に乗り出した。従来の医療システムの限界を痛感し、Qest4バイオエナジェティック・スキャナーやテナント・バイオモジュレーターなどのツールを用い、病気の根本原因へのアプローチを実践している。
テーマ解説
- 主要テーマ:人体は電気的神殿である [人体を電気的システムとして捉え、そのバランスを整えることが真の健康への道であるとの考え方を貫く]
- 新規性:治癒は細胞レベルの電圧の問題である [ジェリー・テナント博士の提唱する「治癒は十分な電圧にかかっている」という理論を中核に据え、慢性疾患を新しい枠組みで説明する]
- 興味深い知見:現代の靴がもたらした接地の喪失 [人類がゴム底の靴とコンクリートの生活により、地球の癒しの周波数から断絶してしまったことを指摘する]
キーワード解説(1~3つ)
- グラウンディング(接地):地球の表面と直接皮膚を接触させることで、地球の自由電子を体内に取り込み、炎症を抑制し生体電気バランスを回復する実践
- pHバランス:体内の酸性度とアルカリ度の均衡。酸性状態が病気の温床となり、アルカリ性状態が治癒を促進するという考え方
- 必須90栄養素:ジョエル・ウォラック博士が提唱する、人体が最適に機能するために必要な60のミネラル、16のビタミン、12のアミノ酸、3つの必須脂肪酸の総称
3分要約
本書『エレクトリック・テンプル』は、人体を単なる生化学的な機械ではなく、神によって設計された「電気的な神殿」と再定義することから始まる。この視点は、現代の慢性疾患の蔓延を理解する上で極めて重要である。著者は、従来の医療システムが症状の管理に終始し、利益のために根本原因を見過ごしている現状を批判する。その根本原因とは、電磁波(EMF)汚染、工業農業による土壌のミネラル枯渇、そして標準アメリカン食に代表される酸性化する食事や生活習慣なのである。
第1章から第3章にかけては、この電気的身体を健全に保つ基本原理が解説される。筋肉の筋膜面は生体電気の高速道路として機能し、細胞間の通信を担っている。しかし、人工的なEMFはこの通信を妨害し、細胞の電圧を低下させる。アーサー・ファーステンバーグの研究は、この見えない電磁気汚染の危険性を浮き彫りにする。さらに、ロバート・O・ヤング博士の「pHミラクル」理論は、体内が酸性に傾くこと( acidosis )がほぼ全ての慢性疾患の基盤であると説く。尿液や唾液のpHテストステリップによる自己モニタリングと、緑の葉野菜などを中心としたアルカリ性食への移行が推奨される。また、ジャック・クルース博士の太陽光プロトコルは、朝と夕方の太陽光(サングラスや日焼け止めなし)が視床下部や概日リズムを調整する上でいかに重要かを示す。太陽光はビタミンD生成だけでなく、細胞のエネルギー工場であるミトコンドリアを活性化する燃料なのである。
第4章と第5章では、ジェリー・テナント博士の「治癒は電圧である」という理論に焦点が当てられる。テナント博士は、慢性疾患の根源を(1)感情的トラウマ、(2)歯科感染症、(3)甲状腺機能不全、(4)毒素、(5)傷跡やタトゥー(経絡の遮断)の5つに特定する。これらの要因はいずれも、細胞が修復と解毒を行うために必要な-20ミリボルトという電位を低下させる。テナント・バイオモジュレーターなどの機器を用いて細胞の電圧を回復させるアプローチが紹介される。同時に、pHバランスを整え、ジョエル・ウォラック博士が提唱する90の必須栄養素を補給することの重要性が繰り返し強調される。
第6章から第8章では、私たちを取り巻く「毒性のある世界」への具体的対処法が示される。家庭内の毒物(合成洗剤、香料、プラスチックなど)を自然製品に置き換える方法、Wi-Fiや5Gを含むEMF曝露を軽減する戦略(ルーターの夜間遮断、アースリングマットの使用など)が詳述される。特に「グラウンディング(接地)」は、地球の自然な電界に再接続する強力な手法として位置づけられる。裸足で大地を歩くことや、接地シーツで寝ることで、体内の余剰な正電荷(フリーラジカル)を中和し、炎症を減少させることができるのである。
第9章では、著者自身の家族の壮絶な健康危機と、25人の医師にかかっても解決しなかった問題が、これらの自然療法の実践によってどのように克服されたかという感動的な再生の物語が語られる。最後の第10章は、栄養、光、接地という3本柱を生活の基盤とし、神の設計図に沿って「岩の上に家を建てる」ことの重要性を説き、読者に実践への決意を促す力強いメッセージで締めくくられる。
各章の要約
第1章 電気的身体——神の聖なる設計
人体は生化学的な機械ではなく、精巧な電気システムである。アーサー・ファーステンバーグの研究は、人工的な電磁波(EMF)がこの生体電気の調和を乱し、様々な健康問題を引き起こすことを明らかにする。筋膜は生体電気の伝達路として機能し、その導電性はpHバランスとミネラルに依存する。ロバート・O・ヤング博士のpH理論は、酸性体質が病気の基盤であると指摘する。細胞は適切な電圧(電位)を必要としており、ジェリー・テナント博士はこれを「治癒は電圧である」と表現する。現代医学はこの電気的側面を無視し、薬剤による対症療法に偏っている。著者はこう述べる。「あなたがたのからだは、神から受けた聖霊の宮であるということを、知らないのですか。」
第2章 ミネラル危機——枯渇した土壌、枯渇した身体
工業農業は土壌から生命を与えるミネラルを剥ぎ取り、現代の食物は栄養価が著しく低下している。ジョエル・ウォラック博士は、人体の最適な機能に必要な90の必須栄養素(60のミネラル、16のビタミン、12のアミノ酸、3つの必須脂肪酸)が不足していることが慢性疾患の蔓延につながっていると主張する。合成サプリメントではなく、有機栽培でミネラル豊富な食品を摂取し、時にコロイダルミネラル等で補うことが重要である。毛髪分析や尿・唾液のpHテストで自身の栄養状態を把握することが第一歩となる。土壌を再生させ、体を再ミネラル化することは、工業農業から奪われた活力を取り戻すことなのである。
第3章 光の医療——ジャック・クルース博士の太陽光プロトコル
太陽光は単なるビタミンD源ではなく、生物学的機能のマスター調節機構である。ジャック・クルース博士の研究によれば、朝と夕方の太陽光(サングラス、コンタクトレンズ、化粧品を避けて)への曝露は、脳下垂体を刺激し、概日リズムやホルモン生産を最適化する。裸の日光浴は皮膚表面積を最大化し、メリットを増大させる。反対に、人工光(特にブルーライト)や日焼け止めはこれらの治癒周波数を遮断する。赤道近くで生活することが理想的であるが、難しい環境では赤色光療法が代替となる。光は神からの贈り物であり、その完全なスペクトルを浴びることが、電気的身体を充電するために不可欠なのである。
第4章 治癒は電圧である——ジェリー・テナント博士の病気の5つの根源
ジェリー・テナント博士は、慢性疾患の根源を(1)感情的トラウマ、(2)歯科感染症(根管治療や顎骨空洞部など)、(3)甲状腺機能不全、(4)毒素(重金属、農薬など)、(5)傷跡やタトゥー(経絡の遮断)の5つに特定する。これらの要因はいずれも細胞の電位を低下させ、細胞が適切に機能し自己治癒する能力を損なう。テナント・バイオモジュレーターは、マイクロ電流を用いて細胞の電圧を回復させるように設計された装置である。病気は十分な電圧を持つ体内では存在できないというのが博士の核心的なメッセージである。電圧を回復させることは、薬に依存しない根本からの治癒を可能にする。
第5章 pHの奇跡——テスト、バランス調整、そして健全なる生き方
体内のpHバランスは健康の重要な指標である。ロバート・O・ヤング博士の理論では、酸性体質(pH7.0以下)はがんやその他の慢性疾患を育む環境である。尿や唾液のpHテストステリップを用いた日常的なモニタリングが推奨される。アルカリ性を高めるためには、緑の葉野菜、キュウリ、アボカドなどのアルカリ性食品を摂取し、加工食品、砂糖、過剰な動物性タンパク質などの酸性食品を避ける必要がある。アルカリ性水や重水素 depleted water (DDW) も細胞機能をサポートする。ストレスは体を酸性化するため、感情のバランスを保つこともpH調和には重要である。
第6章 毒素に満ちた世界、毒素に満ちた家——生活の解毒
現代の家庭は、合成化学物質、内分泌かく乱物質、電磁波に満ちている。台所では、テフロン加工の調理器具を鋳鉄やセラミックに、プラスチック容器をガラスに交換する。浴室では、合成香料や化学物質を含む個人用品を自然由来の製品に置き換える。寝室には空気清浄効果のある植物を置き、電磁波源(Wi-Fiルーター、携帯電話)を寝室から遠ざける。ブライン・アーディス博士のニコチンとCOVID-19ワクチンに関する研究は、公的機関の欺瞞を暴く。家全体を聖なる神殿とするために、あらゆる場所で毒物を自然で健全な選択肢に置き換える必要がある。
第7章 EMF黙示録——人類に対する見えない戦争
Wi-Fi、携帯電話、5G技術から放出される人工的な電磁波(EMF)は、人体の自然な直流(DC)の生体電気システムを混乱させる。この「見えない戦争」は、細胞通信を妨害し、炎症、疲労、神経疾患を引き起こす。暴露を軽減するためには、夜間のルーターの電源オフ、有線接続の使用、ブルーライトカットグラスの着用、エアポッドやスマートウォッチの回避が有効である。グラウンディングは、地球の電子を体内に取り込むことでEMFの有害な影響を中和する強力な防御手段となる。「グレート・リセット」のEMF議題は、人間の生物学を再プログラミングし、管理を通じた支配を目指すものであると著者は警告する。
第8章 グラウンディング——地球のエネルギーへの生得権を取り戻す
グラウンディング(接地)とは、裸足で地面に立つなどして地球の表面と直接接触し、その自由電子を吸収する実践である。この実践は炎症を軽減し、睡眠を改善し、全体的な健康を増進することが研究で示されている。現代のゴム底の靴と都市環境は、この重要な接続を断ち切ってしまった。日常生活にグラウンディングを取り入れる方法としては、裸足での散歩、グラウンディングマット(特にベッドやデスクの下での使用)、グラウンディングシーツでの就寝などがある。子どもたちのADHD、自閉症、不安症の症状がグラウンディングにより改善される例も報告されている。これは、私たちを取り巻く毒素と電磁波による負荷を相殺する、神から与えられた出生権なのである。
第9章 病からの聖域へ——私たち家族の救済の物語
著者の6人家族は、パンケーキ、ピザ、電子レンジ料理からなる標準アメリカン食により、慢性疾患、ADHD、自己免疫疾患に苦しんだ。25人もの医師を訪ねても解決策は得られず、在来医療システムの限界に直面する。それが自然医学、栄養学、生体電気医学への目覚めのきっかけとなった。加工食品を排除し、必須栄養素、太陽光、グラウンディングを生活の中心に据えることで、家族の健康は劇的に回復した。Qest4バイオエナジェティック・スキャナーやテナント・バイオモジュレーターなどのツールは、根本原因を見つける上で重要な役割を果たした。この個人の旅は、神の自然な設計図に立ち返ることの変革力を証ししている。
第10章 岩の上に家を建てる——健全に生きるための設計図
真の健康と繁栄のための青図は、栄養、光、接地という3本の柱の上に築かれる。体、心、家庭を解毒し、「遺伝性」の病気という嘘から自由になることが必要である。空気、水、エネルギーを清浄に保った治癒環境を作り、同じ志を持つ真理の探求者たちのコミュニティに囲まれることが力を与える。毒素に満ちた世界における自己充足性(食料栽培、水の浄化、EMF防護など)は将来への備えとして重要である。最後に、ローマ人への手紙12章2節「この世と調子を合わせてはいけない」という聖書の教えに従い、神が設計した電気的神殿としての体を敬い、生涯にわたる献身をもって世の體系に背を向け、神の健康の設計図に従って生きることを読者に促す。
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