書籍『さらば、アメリカ!:最後の移民がアメリカを殺す』Ann Coulter 2015年

移民問題

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日本語タイトル:『さらば、アメリカ!:最後の移民がアメリカを殺す』アン・コールター(Ann Coulter) 2015年

英語タイトル:『ADIOS, AMERICA!: The Left’s Plan to Turn Our Country into a Third World Hellhole』Ann Coulter 2015年

目次

  • 第1章 アメリカの終焉は放送されない / The End of America Won’t Be Televised
  • 第2章 テディ:なぜ第三世界なのか? / Teddy: Why Not the Third World?
  • 第3章 アメリカからメディアへ:何でもいい、ただし人種差別主義者と呼ばないで / America to the Media: Whatever You Want, Just Don’t Call Us Racists
  • 第4章 嘘:アメリカなど存在しない / The Lie: There’s No Such Thing as America
  • 第5章 3000万人のメキシコ人 / Thirty Million Mexicans
  • 第6章 「謎のバーゲンビン」としての移民 / Immigration as “Mystery Bargain Bin”
  • 第7章 移民と犯罪:なぜそんなことを聞くのか? / Immigrants and Crime: Why Do You Ask?
  • 第8章 なぜイスラエルの移民政策を持てないのか? / Why Can’t We Have Israel’s Policy on Immigration?
  • 第9章 容疑者は「男性」として公開指名手配 / Public Warned to Be on Lookout for “Man”
  • 第10章 これがストーリーだ、ローリング・ストーン! / Here’s a Story, Rolling Stone!
  • 第11章 なぜヒスパニック系優等生はニュースになるのに児童強姦犯はならないのか? / Why Do Hispanic Valedictorians Make the News, but Child Rapists Don’t?
  • 第12章 アメリカを美しく多文化的に保つ / Keep America Beautiful Multicultural
  • 第13章 カルロス・スリム:ニューヨーク・タイムズの砂糖パパ / Carlos Slim: The New York Times’ Sugar Daddy
  • 第14章 すべての移民カテゴリーが詐欺である / Every Single Immigration Category Is a Fraud
  • 第15章 それを閉鎖せよ / Shut It Down
  • 第16章 金持ちがいかに愚かかに気づいて書いた章 / I Wrote This Chapter After Noticing How Stupid Rich People Are
  • 第17章 我々のチャンピオンの大半は売国奴—残りの半分は無能 / Most of Our Champions Are Sellouts—Half of the Rest Are Incompetent

全体の要約

本書はアメリカの保守派論客アン・コールターによる移民政策批判書である。著者は現在のアメリカの移民制度が国家を根本から破壊していると主張し、完全な移民モラトリアム(一時停止)を求めている。

コールターの論点は多岐にわたる。まず1965年のテディ・ケネディ移民法が従来の西欧系移民を第三世界からの移民に置き換えたことを批判の出発点とする。この政策転換により、アメリカは高技能で同化しやすいヨーロッパ系移民から、社会保障に依存し犯罪率の高いラテンアメリカ、アジア、アフリカ系移民への大転換を図ったと分析している。

特にメキシコ系移民について詳細に論じ、現在アメリカには2500万人から5000万人のメキシコ系移民(不法移民を含む)が存在すると推定している。政府発表の1100万人という不法移民数は意図的に過小評価されており、実際は3000万人を超えると主張する。

移民による犯罪について、著者は政府とメディアが移民犯罪の実態を隠蔽していると非難する。ニューヨーク州刑務所の外国人収容者の70%は暴力犯罪者であり、移民は一般アメリカ人より犯罪率が高いにも関わらず、この事実は報道されないと指摘する。

環境破壊の観点からも移民を批判している。不法移民がアリゾナ州の山火事の主要原因であり、国立公園での麻薬栽培、ゴミの不法投棄、古代インディアンの岩絵への落書きなど、自然環境への深刻な被害を与えていると述べる。

経済面では、移民が納税額より多くの公的サービスを利用しており、特に不法移民の71%が政府援助を受けているという統計を引用している。高技能H-1Bビザも実際は奴隷労働制度の復活であり、アメリカ人労働者の賃金を押し下げていると批判する。

政治的影響については、民主党が意図的に第三世界移民を利用して永続的な政治的多数派を形成しようとしていると主張する。ヒスパニック系有権者の8割は民主党に投票するため、共和党が移民に配慮しても無意味だと論じている。

メディア批判も重要な要素である。ニューヨーク・タイムズがメキシコの富豪カルロス・スリムに救済された後、親移民的報道を強化したことを具体例として、メディアが移民問題で客観的報道を放棄していると指摘する。

最終的に著者は、現在の移民制度は完全に機能不全であり、あらゆる移民カテゴリー(家族呼び寄せ、難民、高技能労働者ビザなど)が詐欺的に運用されているため、完全な移民停止以外に解決策はないと結論づけている。この過激な提案は、アメリカ社会の根本的変質を食い止める最後の手段として提示されている。

各章の要約

第1章 アメリカの終焉は放送されない

The End of America Won’t Be Televised

40年間にわたり国民は政治家に移民削減を求めてきたが、メディア、民族活動家、大手献金者、ウォール街、大農場主、リベラル教会などすべてのエリート層が第三世界からの大量移民継続を望んでいる。移民問題についてのみ、メディアは組織的に嘘をついている。「包括的移民制度改革」は恩赦であり、移民は必要な仕事をしているわけではなく、単に低賃金で働いているだけである。国境警備を先行させない限り、あらゆる恩赦は無意味である。

第2章 テディ:なぜ第三世界なのか?

Teddy: Why Not the Third World?

移民はなぜアメリカ人より重要な特別利益集団になったのか。良いアメリカ移民政策は既にここにいる人々に利益をもたらす移民のみを受け入れるべきである。1965年のテディ・ケネディ移民法は、伝統的にアメリカを築いてきた国々(イギリス、アイルランド、ドイツ)からの寛大な割当を削減し、家族呼び寄せ政策を追加した。その結果、貧困率が白人アメリカ人の3倍高いメキシコやホンジュラスからの移民が激増した。これは民主党の票獲得戦略であり、共和党は選挙資金のために協力している。

第3章 アメリカからメディアへ:何でもいい、ただし人種差別主義者と呼ばないで

America to the Media: Whatever You Want, Just Don’t Call Us Racists

移民問題では最も強力な文化勢力がすべて同じ立場にある。アメリカ人を除く全員が第三世界からの大量移民を支持している。大量移民擁護者は特定の言葉を禁止して、国に何がなされているかについて誰も話せないようにしている。「不法移民」という用語の使用禁止、アンカーベイビーに関する議論の封じ込みなどが行われている。憲法修正第14条は奴隷解放のためのものであり、妊娠したメキシコ人女性のためではなかった。世論調査は移民政策について組織的に嘘をつき、実際の選択肢を提供していない。

第4章 嘘:アメリカなど存在しない

The Lie: There’s No Such Thing as America

アメリカは「移民の国」ではなく、イギリス・オランダ系入植者の国である。建国の父の85%はアメリカで生まれ、すべての大統領は少なくとも部分的にイギリス系血統を持つ。アメリカは1970年まで99%白人西欧系とアフリカ系黒人だった。多様性は強みではなく災害である。ハーバード大学のロバート・パットナム教授の研究により、民族的多様性が高いほど人々の信頼度が低下し、社会結束が損なわれることが証明されている。統合から多様性への転換により、黒人のためだった公民権が全世界の移民に与えられることになった。

第5章 3000万人のメキシコ人

Thirty Million Mexicans

多様性は実際には多様ではなく、単に「メキシコ人」を意味する。アメリカには既にメキシコ全人口の4分の1以上が住んでいる。政府が発表する1100万人の不法移民数は嘘であり、実際は3000万人以上存在する。2005年のベア・スターンズ・アナリストの分析では2000万人と推定され、その後毎年300万人が追加されている。メキシコ系移民がアメリカ移民の3分の1近くを占め、これは現代史上最大の人口移動の一つである。1965年のケネディ移民法の支持者たちは、法律が国の民族構成を変えないと約束したが、これは完全な嘘だった。

第6章 「謎のバーゲンビン」としての移民

Immigration as “Mystery Bargain Bin”

パキスタン系アンカーベイビーでヘロイン売人兼テロリストの例から始まり、精神障害のあるパキスタン移民の入国承認について疑問を呈している。1970年以降の移民は以前の移民より貧困で無職率が高い。3分の1以上が高校卒業資格を持たない。ソマリア人10万人がミネソタに定住し、人身売買、信用詐欺、マシェット攻撃の温床となった。移民は到着後すぐに権利意識を身につけ、アメリカの被害者文化に適応する。合法移民による大量殺人事件の詳細なリストを提示し、多くが精神的に不安定で暴力的傾向があることを示している。

第7章 移民と犯罪:なぜそんなことを聞くのか?

Immigrants and Crime: Why Do You Ask?

アメリカの移民犯罪に関する基本統計を入手するのは、オバマケア登録より困難である。政府は移民犯罪データを収集せず、メディアも報道しない。2011年の政府監査院報告では、最低35万1000人の犯罪者外国人が収監されていた(実際はこの数倍)。1970年以降、アメリカの収監人口は6倍に増加した。ニューヨーク州では外国人収容者の70%が暴力犯罪者で、最多出身国はドミニカ共和国(1314人)だった。警察は移民容疑者の移民ステータスについて質問されても答えを拒否する。メディアは移民犯罪者を単に「男性」と表現する。

第8章 なぜイスラエルの移民政策を持てないのか?

Why Can’t We have Israel’s Policy on Immigration?

イスラエルは6万人の不法移民(アメリカ換算200万人)に対し、国家の性質を破壊すると警告してフェンスを完成させ、逮捕・追放を実施した。メキシコ人だけで連邦刑務所の犯罪者外国人の66%を占める。メキシコは世界最大のヘロイン供給源であり、アメリカでのヘロイン使用は80%増加した。メキシコは首切り動画の発祥地でもある。中国はフェンスでアヘン戦争を戦い、北朝鮮国境にフェンスを建設した。イスラエルのフェンスも機能している。しかしアメリカは「フェンスは効かない」と主張する政治家に満ちている。最低35万1000人の犯罪者移民が収監されており、これはイスラエルの総囚人数の約20倍に相当する。

第9章 容疑者は「男性」として公開指名手配

Public Warned to Be on Lookout for “Man”

地元ナッシュビルのテレビ局は不法移民による11歳少女強姦事件を「男性による犯行」と報道した。移民犯罪を特定する手がかりは、特異な性的暴行、犯人の無反省、女性の関与、非西欧系の名前、メディアが「男性」と表現することなどである。シアトルでは4-10歳の5人の少女を繰り返し強姦した「サルバドル・アレマン・クルス」が「男性」として報道された。移民犯罪者は英語を話せないため通訳が必要で、これが唯一の手がかりとなることが多い。コロンブスのメキシコ系建設業者による14歳少女強姦事件も「コロンブス住民」として報道された。

第10章 これがストーリーだ、ローリング・ストーン!

Here’s a Story, Rolling Stone!

メディアは移民強姦犯の検閲を、アメリカ白人男性への虚偽の強姦告発で埋め合わせている。ニューヨーク・タイムズは存在しない大学キャンパス強姦について数十の記事を掲載する一方、実際の移民による強姦は無視する。リッチモンド高校でのメキシコ系ギャングによる16歳少女の残忍な集団強姦事件では、メディアは加害者の民族性を隠し、代わりに1989年のニュージャージーでの白人による事件を持ち出した。世界中で強姦文化が蔓延しており、西欧以外のすべての国で人身売買が横行している。インド、ラテンアメリカ、イスラム諸国では女性への暴力が当然視されている。政治的正しさがアメリカ女性を警告することを妨げている。

第11章 なぜヒスパニック系優等生はニュースになるのに児童強姦犯はならないのか?

Why Do Hispanic Valedictorians Make the News, but Child Rapists Don’t?

ヒスパニック系アメリカ人は白人男性の3倍以上収監される可能性が高い。10-14歳での出産率は白人の7倍高い。アリエル・カストロの近所では別のヒスパニック系男性が娘たちを強姦していた。「ベイビー・ホープ」事件は4歳少女の強姦殺人で、全員が不法移民だった。国際研究によると、ラテンアメリカでは10-15歳の少女の出産が全体の15-17%を占める。メキシコでは31州中31州で性的同意年齢が12歳である。アメリカの警察は「文化的違いに理解を示す」よう訓練され、児童強姦に「心を開く」ことを学んでいる。2005年のノースカロライナ州メックレンバーグ郡では、人口の10%未満がヒスパニック系だったが、法定強姦被害者の半数以上がヒスパニック系だった。

第12章 アメリカを美しく多文化的に保つ

Keep America Beautiful Multicultural

第三世界からの大量移民は環境に影響を与える。不法移民がアリゾナ州山火事の単一最大原因であることが政府監査院により確認された。メキシコ麻薬カルテルがアメリカ国立公園を占拠し、大麻栽培、銃撃戦、ブービートラップ設置を行っている。レッドウッド国立公園では世界最高樹から6マイル以内で不法移民が大麻農場を運営し、農薬と肥料を投棄した。ヒスパニック系移民の大量投棄習慣は広く知られており、カリフォルニアの峡谷で週末に30000ポンドのゴミが放置された。環境保護団体シエラクラブは億万長者デイビッド・ゲルバウムから1億ドルの寄付を受けた条件として反移民立場を放棄した。

第13章 カルロス・スリム:ニューヨーク・タイムズの砂糖パパ

Carlos Slim: The New York Times’ Sugar Daddy

2008年、世界最富豪のカルロス・スリム・ヘルがニューヨーク・タイムズを破産から救った。スリムの富はアメリカ在住数千万人のメキシコ人、特に不法移民に依存している。スリムはメキシコの通信独占企業を腐敗した内部取引で取得し、アメリカのメキシコ人からの年200億ドルの送金で利益を得ている。これは米国のメキシコ向け直接援助の25%多い額である。不法移民家族の75%が政府援助を受けており、その金がスリムのビジネスに流れている。スリム救済後、タイムズは移民政策で著しく変化し、以前は不法移民対策を支持していたが、現在は熱烈な不法移民擁護者となっている。

第14章 すべての移民カテゴリーが詐欺である

Every Single Immigration Category Is a Fraud

全合法移民の3分の2が「家族呼び寄せ」政策で入国する。1986年の特別農業恩赦では888637件の詐欺申請が特定されたが、80万件以上が承認された。世界貿易センター爆破事件の主要共謀者マフムード・アボハリマとモハンメド・サラメは農業労働者恩赦で合法化されたテロリストだった。H-1Bビザは実際には年季奉公制度の復活であり、外国人労働者は退職すると強制送還されるため低賃金で働く。シリコンバレーの成功例は白人男性によるものが多く、インド人の平均IQは82と低い。マイクロソフトのH-1B保有者の12.4%のみが年10万ドル以上の給与を得ている。

第15章 それを閉鎖せよ

Shut It Down

完全な移民モラトリアムのみがアメリカを救うことができる。政府は重罪者にも市民権を与えており、信頼できない。クリントン政権は1996年選挙のため100万人を市民化し、7万人の犯罪者と1万人の重罪者を含んでいた。難民・亡命申請の100%が詐欺または未証明の詐欺である。ニューヨーク・タイムズが支持したナイジェリア人政治難民エドウィン・ブルスは完全に虚偽の話を語っていた。「ナフィサトゥ・ディアロ」も強姦被害を装った詐欺だった。アサイラム判事は92%の「信頼できる恐怖」申請を承認している。移民産業全体を閉鎖する以外に国家は安全になれない。

第16章 金持ちがいかに愚かかに気づいて書いた章

I Wrote This Chapter After Noticing How Stupid Rich People Are

歴史的に、共和党が白人有権者を無視すると負け、少数派を無視して白人票を獲得すると勝つ。レーガンは1984年に黒人票9%で史上最大の選挙勝利を収めた。1994年のカリフォルニア州命題187(不法移民への公共サービス禁止)で、ピート・ウィルソン知事は15%の支持率から地滑り的勝利を収めた。命題187は白人有権者の3分の2、黒人有権者の56%、アジア系有権者の57%、ヒスパニック系有権者の3分の1の支持を得た。ブッシュは2006年の包括的移民改革推進でbase層を激怒させ、共和党の壊滅的敗北を招いた。世論調査は一貫して60%の国民がブッシュの移民政策に反対していることを示していた。

第17章 我々のチャンピオンの大半は売国奴—残りの半分は無能

Most of Our Champions Are Sellouts—Half of the Rest Are Incompetent

共和党の練習された嘘つきたちは、アメリカ人がより多くの移民を望んでいないことを十分承知しているが、富裕な献金者を喜ばせるため恩赦を推進し続ける。ジェブ・ブッシュはフロリダ州知事として9/11攻撃後に不法移民への運転免許証発行を推進した。リック・ペリーはテキサス州で不法移民への州内授業料を推進し、フェンスに反対している。マルコ・ルビオは選挙中は恩赦を「アムネスティの暗号」と批判したが、ワシントンで3年間恩赦を推進した。ミット・ロムニーのみが一貫してE-Verify支持、フェンス建設支持、「自主送還」支持を貫いた。全国ライフル協会は投票記録のみで政治家を判断するが、移民反対派は実際の記録を無視している。

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