拷問 vs 目のホコリ

強調オフ

物理・数学・哲学

サイトのご利用には利用規約への同意が必要です

Torture vs. Dust Specks

www.lesswrong.com/posts/3wYTFWY3LKQCnAptN/torture-vs-dust-specks

by Eliezer Yudkowsky

2007年10月30日

コメント数:616

deathisbadblog.com/the-road-paved-with-good-intentions/

「起こる可能性のある最悪の事態とは何か」というのんきな言葉がある。 これは、創造的な想像力を持つ人に尋ねるには悪い質問かもしれない。 この問題を個人レベルで考えてみると、もしあなたが何年もひどい拷問を受けたとしたら、起こりうる最悪の事態とは言えないが、それでもかなり悪いことだろう。 これは、今日の世界で一人の人間に現実的に起こりうる最悪の事態の一つだ。

では、最も悪くない、悪いことは何であろうか? 例えば、ホコリが目に入って、ほんの少しだけ目を刺激したとしよう。ほんの一瞬で、気がついてまばたきをしてホコリが取れる程度の時間だ。

次の材料には、大きな数字が必要だ。 クヌースの上向き矢印の表記法で書かれた3^^3を使ってみよう。

  • 3^3 = 27.
  • 3^^3 = (3^(3^3)) = 3^27 = 7625597484987.
  • 3^^^3 = (3^^(3^^3)) = 3^^7625597484987 = (3^(3^(…7625597484987回 …))))。

3^^^3は、7,625,597,484,987層の高さを持つ3の指数関数的な塔である。 1から始めて、3の1乗で3になり、3の3乗で27になり、3の27乗で7625597484987になり、3の7625597484987乗で、宇宙の原子の数よりはるかに大きいが、それでも100平方キロメートルの紙に10進法で書けるような数になり、その3乗で3になり、7625597484987倍になるまで続ける。 それが3^^^3である。 それは私が知っている最も小さな単純で考えられないほど巨大な数字だ。

さて、ここで道徳的なジレンマが生じる。 もし、どちらの出来事もあなた個人には起こらないけれど、それでもどちらかを選ばなければならないとする。

1人の人間が50年間希望も休息もなくひどい拷問を受けるのと、3^^^3人の人間の目の中にチリが入るのと、どちらがいいだろうか?

答えは明白だと思う。 あなたならどうするだろう?

この記事が役に立ったら「いいね」をお願いします。
いいね記事一覧はこちら

備考:機械翻訳に伴う誤訳・文章省略があります。
下線、太字強調、改行、注釈や画像の挿入、代替リンク共有などの編集を行っています。
使用翻訳ソフト:DeepL,ChatGPT /文字起こしソフト:Otter 
alzhacker.com をフォロー