アルサプ認知症回復プログラム はじめに

アルツハッカー・リコード法サプリメント 概要

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頭脳についてある基準を満たしているのなら、最も重要になるのは意志だ。

ポール・グレアム

認知症回復プログラム 案内

はじめに

リコード法(ブレデセンプロトコル)、アルツハッカーサイトで紹介しているサプリメントのうち、検査と関係なく摂取しておいたほうが良い(または検査の結果不要だったとしても副作用のリスクが少ない)であろうリストを中心とした認知症改善プログラムを作ってみた。

実はこれまで、読者の方がリストにあるサプリメントを盲目的に摂取するだけでプログラムへの理解を放棄してしまうんじゃないかという危惧から、要望は多くあったものの、サプリメント簡単注文リストのようなものは作ってこなかった。

しかしながら、リコード法がまだ日本国内ではまともに利用できない中で、当サイトの説明がわからない、むずかしい、<(_ _)> といった理由で何もしないまま時を過ごす人が想像以上に多いこともわかってきた。

とうぜん、なにもしなければ認知症は進行するばかりで、回復のチャンスは一ヶ月単位で遠のいていく!(若年性アルツハイマー病は一週間単位!)

それよりも、たとえ不十分なままであっても、とにかくスタートを切って始めてみることが大切ではないかというふうに管理人の考え方が少し変わってきた、というのも当記事作製理由のひとつである。

一般の多くの人の立場になって考えれば、仕事や介護に追われる中、何もかも理解して始めろというほうがムリな要求かもしれない。

実際に始めてしまえばきっと興味もわいてくるだろうし、効果を実感すればリコード法への本格的な始動にもつながるのではないか?と期待したいところである。

検査は最重要項目!

そういうわけで、これらのサプリメントを始めた後、必ず後から検査を行って必要なものを加えるもしくは不要なものを削るという手続きを行ってほしい。

これはブレデセン博士の36の屋根の穴を例にとるなら、どこまでも一時的に雨漏りのする屋根にブルーシートをかける戦略にすぎない。

このサプリメントリストは、

1.リコード法の検査を行う

2.認知症リスク因子を特定

3.リスク因子、検査値に応じた治療を行う

4.追跡検査と治療の最適化を繰り返す

というリコード法の本来の計画には基づいていない。

そうではなく、

1.すべての認知症発症リスク要因へ応急処置をする。

2.一定の改善によってやる気を取り戻す。

3.やる気が維持されている間に、患者と介護者がリコード法を学ぶ。

家族はサプリメントの効果があること(そして限定的であること)を材料に関係者を説得する。※75歳を超える高齢者では改善を感じるまでに多くの時間を要するためこの作戦は失敗する可能性がある。

4.リコード法の検査を行う(3ヶ月以内)

5.認知症発症要因を特定

6.要因に応じた治療を行う

7.追跡検査と治療の最適化を繰り返す

という、リコード法を本格的に行ってもらうためのジャンプスタートだ。

このスターターキットで生理学的な代謝改善は間違いなく望めるといっていい。

体感レベルで感じられるかどうかには個人差があるが、地道に続けていけば多くの人に実感してもらえると思う。

だがサプリメントのみによる改善効果はリコード法の効果が10あるとすれば、2~4(個人差がある)程度にすぎない。しかしサプリメントだけで十分だと判断してしまい、後は何もしないままでいる人が非常に多い。

「これだけあれこれサプリメントを摂っているし、症状も良くなっているから大丈夫だろう。」

、、残念ながら、認知症はちょっと改善を実感したぐらいで治るほど、やわな病気ではない。経験的にも、サプリメントだけだとどうしても途中で高止まり感がある。

摂ればいいだけのサプリメントと違って、運動や食事などは時間も手間もかかるし、医療検査もそれなりの費用がかかったり、お医者さんに白い目で見られはしないかと心配して、どうしても躊躇したり先に引き伸ばしがちだ。

大事なので繰り返すが、

認知症は、発症要因がわからなければ治らない。

「ビタミンDを摂取しているから大丈夫だと思ったけど、検査をうけたら血清のビタミンD濃度が全然足りていなかった。」

「高齢だから2型かなと思って遺伝子検査を受けたら3型で、まったく3型に向けた治療をしていなかった。」

「MCTオイルが効果があるので大量に摂らせていて、検査を受けたら超悪玉コレステロールが増加していた。」

「ホルモン補充療法はまったく念頭になかったが、ホルモン検査を受けて不足がわかったので治療を行ったら目覚ましい改善があった」

「水銀濃度が高いことが後でわかって、それまで水銀キレートをまったく行っていなかった。」

「記憶障害から始まったから3型は関係ないと思っていたけど、後の検査で3型毒性が大きく関係していた」

といったことが実際に自分の目の前で起きている。自分自身も最初の頃は検査をないがしろにしていたので気持ちはよくわかる。

しかし、経験上、症状だけで判断して、それがぴたりと当たっているケースは数割あるかないかだ。

サプリメントは核心的に重要な認知症治療計画のひとつではあるものの、それだけでは認知症は回復改善しないこともまた事実。

まずはサプリメントで小さな改善の波を作って病気で失われているモチベーションを回復させ、そのやる気の波形に合わせて運動や食事を加え、大きな回復の波を作っていくことをイメージしてほしい。

病院に行かなくてもできる検査

  • ApoE遺伝子検査
  • 葉酸遺伝子検査
  • 毛髪ミネラル検査

この3つは病院、クリニックに行かずとも民間で検査が可能。それぞれ重要な検査であり結果を元に治療の方向性も考えていくことができる費用対効果の高い検査。

本来はリコード法に基づいた全検査を行っていくべきだが、周囲にリコード法に対応するお医者さんが見つからないなどで諦めている方は、せめてこのリコード法検査の一部である3つだけでも受けられることを強くおすすめする。

後に病院での再検査を受けなくてすむため、受けておいて後で無駄にはならない。

介護者の付き添い 本人の納得

このアルサプ認知症プログラムは、患者さん本人でも始められるよう、リコード法本来の治療プログラムを単純化している。

とはいえ、多くの人にとって、特に認知症患者さんが一人で始めるのやはり複雑過ぎて実行は容易ではない。

介護者の同居

例えば、遠距離介護をしている人や、仕事などで服薬に付き添えない場合、例えば、サプリメントをセットアップして時間どおりに摂取するよう伝えていても、摂取されなかったり、少ない水分量で摂取して胃を痛めたりといった問題が起きやすい。

これまで改善を示したケースの多くは、介護者が患者本人と同居しており、服薬や運動などの手助けができる状況にある人たちだ。

本人・家族の納得

また、最初にきちんと話し合わずに始めてしまい、本人が納得せずしぶしぶ摂取している場合も、後々にトラブルの元になったりする事例もよく耳にしている。

そのため、

・本人、家族も含め、リコード法に一定の理解を示している。

・介護者が服薬の見守りができる。

・介護者が食事や運動などに付き添うことができる。

場合にのみ、このプログラムの実行を検討してほしい。

リコード法の難易度を決定する10の要因

だましだまし始める

高齢の方であるほど生活環境が大きく変わることにたいして大きな抵抗感をもつ。一度にすべてを始めようとすると失敗する可能性が高いため、あれこれ本格的に始めようとせずサプリメントと軽い朝の散歩だけをまず始めてほしい。

一ヶ月してサプリメントの摂取が定着したら、今度は食事または運動のどちらかひとつ簡単そうな方、または本人が選択したものを開始する。そして一ヶ月が経過して定着したら、残りの側の食事または運動を始めていく。後期高齢者であれば2ヶ月単位で新しいことを追加していくぐらいでもいいかもしれない。

サプリメント・食事・運動のすべてを、少しずつ始めていくという方法もある。

いずれにしても、大改革を目指そうとするとまず失敗するので、こっそりと、忍び寄るように気がつくと変わっていたというペースで生活スタイルを変えていく。(介護者からも本人にとっても)

効果を判定していく

以下にリストアップしたスタートアップ用の簡易版サプリメント(その他の疾患向けプログラムを除く)は、リコード法 8割、管理人が厳選したサプリメント2割で構成されている。

※管理人が独自に用いていたサプリメントは、もともとリコード法と7~8割重複していたので、アルツハッカーサプリメントと半々で構成しているとも言える。

検査と連動して判断しなければならない重要なサプリメントも抜けているので、この汎用サプリメントセットメニューで効果がどこまであるかは認知症のタイプ、代謝障害、進行度合いなどによって大きく異なるだろう。

このリストで取り上げられている栄養素の不足が主要因となっている患者さんでは、最適化されたサプリメントとほとんど変わらない認知機能回復効果をもつかもしれない。

しかし例えば3型や複合型の患者さんなどでは、毒素キレートなど、より具体的な治療に移っていく必要がある。

日本語版モントリオール認知評価テスト(MoCA-J)

プログラムの開始前に、認知機能を測定するテストを受けておくことで、より客観的な判断ができる。特に初期、MCI、SCIの方は日本語版のMoCA(MoCA-J)をおすすめする。(できればMMSEも)

インターネットで検索をかければPDFのものが見つかるので、プリントアウトして使うといいだろう。検査は定期的に受けて記録を必ずとっていく癖をつけておいたほうがいい。体感だけで判断していかないように。

引用先:一般社団法人日本老年医学会サイト

www.jpn-geriat-soc.or.jp/tool/tool_02.html

3) MoCA(Montreal Cognitive Assessment)

MMSE、MoCAスコアの相関、カットポイントなど

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4704083/

アルツハッカーサプリメントの問題点

初期の検査結果の変動

アルツハッカーサプリメントを摂取することで、特定の血清マーカーの項目が変化、または改善されることにより検査結果が良くなることも当然予想される。

その場合、事後に検査を行うとそもそも最初にどういった障害があったのかがわからなくなってしまう可能性があるため、それまで摂取していたサプリメントを止めるべきか続けるべきかの判断が複雑化する。

1型の難点

抗炎症作用や脂質代謝に関する改善策が不十分であるかも。

炎症原因が感染症にある場合、感染症治療を行う必要がある。

1.5型の難点

サプリメントよりも糖質制限、ケトンダイエット、食事、運動など非薬物療法がより重要となってくる。

2型の難点

ステロイドホルモン、甲状腺ホルモンなどがまったく扱われていない。(重要)

各種栄養素は検査値に基づいて最適化される。一部の栄養素はアルツハッカーサプリメントでは不足している可能性がある。

3型の難点

個別の原因疾患(毒素、金属、睡眠障害等)に選択的に取り組む必要があり、アルサプでは回復に一定の歯止めが生じる。アルツハッカーサプリメントを摂取しても、改善を示さないタイプには3型(または3型が部分的に関与)が多い印象がある。

生物毒素、有害金属、無酸素呼吸症候群などが部分的に混在している場合、必ずしも3型の典型的な初期症状であるうつ病や計算障害などから始まるとは限らないため注意が必要だ。

効果への感受性

アルツハッカーサプリメントの効果を感じやすい人

ApoE4、炎症性の若年性アルツハイマー病患者さん

栄養不足が主要な原因となっている2型

運動は足りているが、食事に問題がある1型

認知症の初期、MCI、SCI

アルツハッカーサプリメントの効果を感じにくい人

中期から後期へと進行している

高齢者(76歳~)

アルツハイマー病以外の基礎疾患が深刻

透析患者、腎機能に障害がある

毒性、有害金属などの要因が介在する3型の患者さん

上記の事項に当てはまる、特に重複しているケースではアルツハッカーサプリメントの改善効果には限界がある。

または改善を示すまでの期間がかかるため、アルツハッカーサプリメントを説得材料として考えていた場合、失敗するリスクをはらむ。

患者さんのプロファイルと関係なくこれまでもらった報告を概況すると、

数割の患者さんに劇的な改善があり、数割の患者さんでは改善がほとんど見られず、残りの患者さんたちは控えめな改善または進行抑制が続いているという印象だ。

認知機能改善が実感できる期間の目安

・発症年齢が比較的若い、炎症性の患者さん 一ヶ月以内

・栄養不足が原因の萎縮性の患者さん 数ヶ月以内

・高齢者または認知症が進行している患者さん 6ヶ月~1年

※事例報告、体験情報、などに基づく。あくまで目安であることに留意。

※上記で取り上げた効果を感じにくい人を除く。

※改善が実感できることと、病理学的、代謝障害の改善度合いは一致しないことに留意。

リコード法の治療結果が出るには一般的に若年者であるほど早い反応があり、高齢であるほど、または病態が進行しているほど体感的にも効果が現れるまでに時間を要するようだ。これはアルサプも同様の傾向にある。

ただ、アリセプトのような一時しのぎではなく、代謝機能の深いレベルで改善に関わるサプリメントがほとんどなので、仮にすぐには実感できなかったとしても、生理学的な代謝レベルで無駄に終わるということはない。

検査数値を目標にする!

実感をあてにしたい気持ちはよくわかるが、感覚ではなく血液検査や認知機能テストなどの客観的指標にコミットしてほしい。長い目で見ればそれが実感につながっていく。

数ヶ月経過しても効果が感じられない、または思ったほど改善が見られない場合、多くの人では、それはリコード法(ブレデセンプロトコル)が効かなかったということではなく、リコード法のやり方に問題があるか、認知機能を低下させている要因を見過ごしているか、のどちらかまたはその両方である可能性が一般的に高い。

多くのサプリメントを摂取することについて

控えめな摂取量設定

簡易版サプリメントリストを見た方のおそらく全員が「数が多すぎる」「こんなにたくさんのサプリメントを摂ると副作用が出てくるに違いない」と思われるだろう。

しかし、よくよく個々のサプリメントを眺めると、ビタミン・ミネラル・脂質などの食事から得る基本栄養素をアルツハイマー病患者さん向けに拡張したものにすぎない。

また持ち上げられているサプリメントすべてに臨床データが存在し、少なくとも薬物アレルギーがある、他の疾患への影響などの例外的なケースを除けば、個々の摂取量は論文からのデータにそって控えめに設定されている。

サプリメントに精通している人なら、少なくとも基本のサプリメント構成は、きわめて保守的な摂取量を選択をしていることを理解してもらえるだろう。

チームワークで働くサプリメント

また、このリストにあるサプリメントのほぼすべてが異なる作用機序(メカニズム)をもっておりチームワークとして働く。

アルツハイマー病を多因子疾患として捉えるのか、単一の因子によって生じる病気なのかで話はまったく違ってくる。

もし、アルツハイマー病が一つの原因で生じる種類の病気であれば、例えば細菌感染が原因であれば細菌をやっつけるための抗生物質をひとつとれば、それだけで解決がつくかもしれない。

3つの工具しか使えない車の修理工場

これがもし車だったら、例えば車のエンジンプラグが劣化したのなら、そこだけ交換すればいい。しかし、もしメンテナンスもろくにせず寿命限界まで走って、あちこちガタがきた車だとしたらどうだろうか?

アルツハイマー病リスクを高める原因はアミロイドβだとかタウだとか言われたりするが、実は研究者の間で合意がとれている唯一のアルツハイマー病リスク因子は「アミロイドβ」でも「タウ」でもなく「加齢」だ。

そして加齢の原因は諸説ありまだわかっていないが、多くの研究者で合意がある見解は複数の要因が介在しているということだ。

アミロイドβ仮説が間違っている30の理由

何十万kmも走った車を修理工場にもっていって「修理に使う部品と工具は3つだけにしてほしい」と、あなたは言うだろうか?

そう言われて仕方がなく、タイヤの空気圧を見て、ブレーキオイルとエンジンオイルだけ交換した車のようなものだ。

相変わらずエンジンからはカラカラと異音がし、タイヤの溝はまったくなく、排気ガスは真っ黒なまま。。

補償作用

ヒトの体の場合、車とは違って故障箇所があっても、ある程度は相互的に補う仕組みがあるため問題がすぐには顕在化しにくい。

アルツハイマー病だとなおさらだ、なにせ20年間気が付かなかったのだから!

社員が病気のときには他の社員が頑張ってサポートするような仕組みが体の中にもあるため、会社単位の短期的な売上で見ていると、それがすぐにはわからなかったりするのと同じようなものだ。

しかし、当然のことながらこれは問題がないことを意味しない。

放置していれば、いずれ破綻をきたすことは言うまでもないだろう。

複合サプリメントの利用

マルチビタミン・ミネラルを利用して数を減らすというのでは駄目なのかという問い合わせも多く、過去に検討してみたこともある。

しかし、そもそもアルツハイマー病患者さんの栄養欠乏は、一般健常者の栄養欠乏とは異なるため、一般向けに作られたマルチビタミン・ミネラルでは意味がないわけでもないが、やはり最適だとまでは言えない。

複数の栄養を含むミックスサプリメントを中心に構成すれば4~5種類ほどは削減できるのだが、その割にコストが高くつき、必要な成分が適切には摂取できない、必要性のあまりない栄養素の摂取、コスト的に高い、売り切れると代替がなくなるなど、不便性も高まるため結局あきらめたという経緯がある。

とはいえ、そのために摂らないというのでは元も子もないので、アルサプでは<簡易>バージョンを用意している。

<参考>アルツハイマー病患者の特異的な栄養欠乏

アルツハイマー病患者脳/脳脊髄液の低い栄養利用能  DHA、コリン、ビタミンB 12 、葉酸、ビタミンC、ビタミンE アルツハイマー病患者は、健常者とは異なる特定の栄養バランスを必要とする可能性を示唆する。

www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2352873717300409

安全性

7~8割をカバー

このリストは検査不要のサプリメントを主体に作っているとはいえ、リコード法全体で用いられる基本サプリメントの7~8割はカバーしている。

治療の検査結果によって、ここにあるサプリメントが不要となるものも存在するが、全体としてはサプリ選択そのものは固定的であり摂取量の調整が必要となってくる。

そのため、ここにあるサプリメントは摂取量を必要最低限のレベルにした上で、摂取の必要性の高いものを揃えている。

また、検査後に摂らなくても良いサプリメントはありうるが、摂るべきではないとまでなるサプリメントは条件的にも種類としてもないため、まるで無駄になることはない。

数百名の臨床データ

現在、ブレデセンプロトコル(リコード法)を実践している患者さんは数万人~を超えるだろうが、データとしては数百人~数千人規模と思われる。

ここに記載のサプリメントと類似する内容のものを1年以上(初期の症例報告の患者は5年以上)摂取しており、少数のリコード法実践者で発疹など軽微な副作用はあったものの、それ以外に大きな有害作用は報告されていない。

うちの母もかれこれ5年以上(簡易バージョンであれば約9年)続けているが、これまでサプリメントでの副作用等は一度もない。肝機能、腎機能も正常のままだ。

認知症回復プログラム アルツハッカーサプリメント 副作用・休薬

証明の難しい組み合わせ厳格な安全性

しかし、こういった多くのサプリメントを組み合わせて治療する臨床研究や長期の観察研究というものはそもそも存在しないため、個々の安全性はともかくとして、組み合わせた際の厳格な安全性を証明することはむずかしい。(これは一般の医薬にも該当する)

どこまでも、ひとつひとつのサプリメントの作用機序と安全性に基づいた組み合わせ戦略となる。

残念ながらこういう判断を他人に頼ることはほとんど期待できない。おそらく、あなたもそうであるように、だれも自分では判断できない不確実な情報に対して責任をとりたくないからだ。

※現状、国内でリコード法を、生化学レベルで理解できるお医者さんは極めて限られている。

不確実性と選択

確実に進行する認知症に対して不確実な治療情報とどう向き合うのか、もちろん知識を身に着けて不確実性の度合いを少しでも解消して判断していくことが理想だし、管理人としてもそうであることを望む。

その判断が難しい人にとっては、これは是非の問題というよりも(一般の社会常識、医療常識からは間違っているとみなされるかもしれない)、あなた個人が自分の人生とリスクに対してどう向き合うかという思想的問題だと管理人は考えている。

サプリメント費用の抑制・減薬

サプリメントを中止するには

サプリメントの摂取を始めていきなりすぐにあらゆることが良くなるわけではないように、サプリメントを一時的に止めてすぐに症状が悪化することはめったにない。

このことから止めても大丈夫だと判断する方が多いが、少なくとも症状の有無で判断することは間違っている。(認知症の病理学的な進行が発症前に数十年かけて進行していたことにまったく気が付かなかったことを改めて思い出してほしい)

止めたいサプリメントがある場合は、その栄養に関する検査を行うこと。止めても検査値が最適値を下回らなければ、サプリメントを中止しても問題ない。検査値が過剰であればむしろ止める必要もでてくる。

すでに上記文献において提示したように、アルツハイマー病を一度発症してしまっている場合、患者さんの栄養欠乏は健康な人の栄養プロファイルととは大きく異なることがわかっている。

そのため特定の栄養素を止めてしまうことは、長期的に認知機能の低下につながるリスクが増大する。そして一度低下してしまうとそれを取り戻すことは非常に難しくなる。

サプリメントは一生取り続けなければならないのか?

大量のサプリメントを一生取り続けなければならないのか? この抵抗感は我々の思い込み、観念の問題だ。

認知症が進行してしまっている場合、検査や改善によってその量が少なくなることはあるが、サプリメントを摂取すること自体は継続していかなければならないと考えておいたほうが良い。

それが反自然的であると言うのであれば、我々が普段食べている食事のほうがよほど反自然的だ。どんなジャングルに行こうと、ポテトチップスやコカ・コーラどころか健康食品でさえそのまま草木の陰に落ちていることはけしてない。

我々が普段食べている自然に見える農産物もたかが50年前と比べてでさえ、想像されている以上に汚染、栄養の欠乏、遺伝子改良などによって異なるものとなっており、普遍的な安全性を保障する合理的な理由がそれほどあるわけではない。

コンパウンドサプリに期待

ただし、ここからは憶測だが、アルツハイマー病患者さんのために作られたコンパウンドサプリメント(現在摂取しているサプリメントの多くをひとつにまとめたもの)が、アメリカでは計画中で、近日販売される予定になっている。

そういったものが日本にいずれ上陸するか、それよりも先にどこかのメーカーが作り始めるかそれはわからないが、今のグローバルな時代の変化の速さを考えれば、日本で入手可能になるのに、例えば5年以上の月日がかかることはおそらくないだろう。

大量の錠剤の摂取に関しては、いずれそれほど遠くない日に解消される時がくると予測されるため、今は時代の過渡期だと割り切って頑張って摂取を続けていくという考え方もあると思う。

ライフスタイルでの改善強化による減薬

高額なサプリメントのひとつニコチンアミドリボシドは、強度の高い運動を行うことで代替が可能だ。

糖質制限と脂質補充がしっかり行えケトン値が上昇するのであれば、ケトンソルトやMCTオイルもあえて摂取する必要はない。グラスフェッドギーも量を減らすことができる。

空腹時に摂取して吸収率を高める

CDP-コリン、ウリジンは食後と空腹時で吸収率が約倍異なる。言い換えると空腹時であれば摂取量を半分にして同量の薬効が期待できる。

アルサプではある程度簡便さを考えて食後の摂取としているが、CDP-コリン、ウリジンともに比較的高額なサプリメントであるため、それらだけを空腹時に摂取することでコストを削減することが可能。

リポソーム化による減薬

CDPコリン、ウリジン、ニコチンアミドリボシドなどを、当サイトで紹介しているリポソーム化を行うことで吸収率や滞留率が高める方法がある。空腹時の摂取という方法よりもさらに吸収率が高まるためコストを削減することができる。同量摂取すればより大きな効果を得ることができる可能性がある。

当サイトで紹介しているクルクミンは、リポソーム化されたクルクミンだが、より安価なクルクミンサプリメントを自分でリポソーム化すればやはり半分~3分の1程度のコストで作製ができる。

自作リポソームはコスト削減能力も高いが、それ以外にも何かとメリットが大きい。

他の人へ紹介コードを案内

アルサプは予算をぎりぎりにまで抑えたプログラムだが、それでも毎月の購入費用が難しいという方もいるかと思う。

そういう方は、アルサププログラムをご自分の紹介コードとともに、他の患者さんに紹介してみるのも一案だ。

個人間での利用であればアルサプの名前も伏せておいてもらって構わない。

例えばだが、自分でブログを作って個人の紹介コードとともにリンク先を案内して使ってもらえれば使った額に応じてポイントが還元されるため、毎月の高額なサプリメント代のいくらかの助けにはなると思う。

すべての摂取量を減らす

その他サプリメント費用がどうしても困難な場合、優先順位の低いサプリメントから減らしていくという方法もある。しかしアルサププログラムは極限にまで削っているため、検査値がわからない段階でどれかを選んで除外することは思いの外むずかしい。

また、無理やり種類を減らしてみたところで、数種類が関の山で、リスクが微増する割にはサプリメント代の削減とならない。(高価格サプリメントは重要度の高いものしか含めていない。)

おそらくリスクを最小限に抑えてサプリメント費用を抑える方法は、サプリメントの種類はそのままに据え置き、全体の摂取量を、例えば3割減らしてみるといったやり方だろう。それであれば費用も単純に3割カットとなるはずだ。

リコード部員に聞いてみる

やはり最終的には検査などを行って不要なものを削るしか方法がない。何をどう削っていいか多くの方がわからないと思うので、その場合は当管理人を含めたお近くのリコード部員にたずねて見てほしい。

コストではなく、サプリメントの数を単純に減らしたい場合は、その理由には大きく二つあり、患者本人が飲むことを嫌うケース、個々のサプリメントがなぜ必要とされるかの理解がなされていないケースのどちらか。

前者の場合は<簡易版>に移行する、またはスムージーを検討する、

後者の場合は減らすことよりも、個々のサプリメントについての理解を深める、検査を行うことをまず先に行ってほしい。

『アルサプ認知症回復プログラム はじめに』へのコメント

  1. 名前:hope 投稿日:2018/03/11(日) 21:56:00 ID:2dd5a76bd

    いつも大変参考にさせて頂いております。

    今は、ビタミンe,c、プラズマローゲン 、
    中鎖脂肪酸、クルクミン、寝る前に、レズベラトロールとトリプトファン、メラトニンを
    摂取しています。

    アルハカさんが提示してる上記のサプリメントを全て購入して飲ませるのが、やはり一番効果的なのでしょうか?

    よろしくお願い申し上げます。

    • 名前:アルハカ 投稿日:2018/03/11(日) 23:37:57 ID:6da1801bc

      いつもご覧いただきありがとうございます。
      あげられました個々のサプリメント自体はみなとても良い選択だと思います。
      認知症予防であれば、一定の効果もあると思います。

      すでに認知症を発症されている場合ですが、やはりまずは検査が第一原則です。
      そして検査結果がわからない段階では、上記サプリメントだけだと、進行を食い止めるには力不足は否めません。

      あと、レスベラトロールは概日リズムの因子調整にも関わるので、朝か昼摂取することをおすすめします。

  2. 名前:skunii 投稿日:2017/12/24(日) 08:59:48 ID:6ea1f8bb7

    ありがとうございます。

    すごく助かります。
    私の勉強も、だいぶ時間節約できそうです。

    やはり母は朝食を父に用意する身(といっても、スナックスティックパンなどとコーヒーを用意するだけですが)のため、食べたくなるのは仕方がないようです。となると、昼間服用を朝に持ってこなくてはいけないのですね。

    ところで、質問です。
    アルハカさんはお医者様とどのようなご関係を築いていらっしゃいますか?「サプリは自分で買い、飲ませています」と言って良いものなのでしょうか。今回私が扉を叩いた医院はサプリなどを許容してくれますが…

    • 名前:アルハカ 投稿日:2017/12/24(日) 18:08:14 ID:13c35db89

      ご質問ありがとうございます。

      まず、ReCODEプロトコルでは14~16時間の絶食時間が推奨されています。
      ですので「朝食を摂るのであれば朝にサプリメント摂取をもってくる」というのはありですが、まず朝食を摂らないということがReCODEプロトコルを実践していく上での前提となります。(コーヒーやMCTオイルはOKです。)

      サプリメントの摂取についてお医者さんに伝えておくべきかどうか、という質問だと思いますが、
      まずサプリメントの効果や仕組み理解しているお医者さんはほとんどいません。
      そのため言ってみても否定的な答え、または乏しい反応しか帰ってこないと思います。
      道路交通局に、自動運転車のことを聞いているようなものに近いのではないでしょうか。

      また、サプリメントに理解のあるお医者さんであっても、こういった大量にサプリメントを摂取する方法は、そもそも臨床データも研究データも存在しないため、お医者さんに限らず実証的な意味で適切に答えられる人はぼくも含め、そもそも世の中に存在しません。

      ただ、個々のサプリメントであれば、薬物代謝酵素だとか、血中半減期、薬物相互作用といったデータは文献を探ればわかるため、(そこまで見てくれるのかどうかは怪しいと思いますが)そこから飲み合わせの注意や、摂取方法、疾患リスクなどのアドバイスがもらえる可能性もあると思います。