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リコード法 基本計画 30の治療アプローチ

リコード法基本計画 総合リスト

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リコード法 基本計画 30の治療法 概要

をお読みください

1. 食生活を整える

リコード法 食事プログラム ケトフレックス12/3

2. オートファジー、ケトン体

すべてのタイプが対象、特に1.5型に重要

目標ケトン濃度 0.5~4 mmol/L(ケトンメーター)

リコード法 ケトンダイエットの計算

ケトン体質になるための12のステップ

ケトン濃度を測定する4つの方法

12時間以上の断食

例えば、夕食を8時にすませたとしたら、次の日の8時のまで食事を一切摂らない。(水やお茶はOK、ジュースなどの炭水化物源はダメ)

※24時間を超える過剰な断食は避ける。

ApoE4遺伝子陽性 → 14~16時間断食

ApoE4遺伝子陰性 → 12~14時間断食

就寝3時間前は食べない

カロリーを消費する飲み物も禁止

オートファジーの活性

3. ストレスを減らす

ヨガ、音楽

その人個人に合わせたストレスを解放する方法を考える。

瞑想

RevitaMind

www.activemindsglobal.com/products/revita-mind/

認知症患者の妄想・幻覚・興奮行動 改善治療研究のまとめ

4. 睡眠を整える

一日8時間の睡眠を確保

  • 部屋を可能な限り暗くする 必要に応じてアイマスクを装着
  • 環境音を可能な限り静かにある。テレビやビデオレコーダーなどの電磁波を出す電気器具の電源を切る。
  • 風がベッドにむかって吹いていない
  • できれば真夜中になるまでに寝床につく。
  • 寝る数時間前に運動をしない。(運動はアドレナリンを高め睡眠を妨害する)
  • LEDライトなどのブルーライトを夜使用することは避ける。もしコンピューターなどのLEDモニタを見るのであれば、フィルターを使ってブルーライトをカットする。
  • テレビをベッドルームに置かない。
  • ボリュームたっぷりの夜食は避ける
  • 水分補給を心がける、ただし、寝る時間が近づいたら水をたくさん飲まない。

睡眠を改善する7つの方法と研究

睡眠を改善させる123の方法

光線療法

朝一番に光を最低数十分浴びること。

起床後、太陽などの強い光を浴びにくい環境、生活スタイルでは光線療法が有効。

効果を得るためには一定の強さが必要だが、近づけることで白色LEDライトを利用しても可能。

メラトニン

すべてのタイプに重要

就寝60~90分前に摂取 「リコード法推奨量」0.5~3mg

認知症の臨床試験で用いられている摂取量は3mg~9mgあたり。

メラトニンには睡眠誘発作用だけでなく強力な神経保護効果があるため、睡眠障害の有無とは関係なくほとんど神経変性疾患、認知症患者さんにすすめられる。

メラトニンサプリメントのタイプ 用法

メラトニンの医学的効果

メラトニンを自然に増やす5つの方法

トリプトファン

夜間に、ネガティブなことを考えたりして目が覚める場合、トリプトファン500mgを寝る前~1時間前に摂る。

トリプトファンは代謝のされ方によってネガティブな作用をもつ可能性もあるため、摂取してみて改善されない場合、悪夢を見るなどの場合摂取量を減らすかやめてみる。

または代わりに100-200mgの5-HTPを摂取。

トリプトファン(認知症・アルツハイマー)

5. エクササイズ

有酸素運動

最低5~6回 30分から60分の有酸素運動

週の運動時間、最低150分

筋力トレーニング

強度の高い筋力トレーニングもできれば週に最低一回は加える。

好ましくは2~3回

リコード法 認知機能を改善する運動 4つのフェーズ

運動習慣がない人、高齢者

運動の習慣化成功させる医学的戦略 7ステージ

運動の効果・効能

運動による20の認知機能改善効果

神経成長因子BDNFを増やす8つの戦略

認知症障害・予防への運動効果 研究のまとめ

6. ブレイントレーニング

メルゼニッチ 脳トレの二原則

一日 20分~30分のトレーニングを集中して行う。週に4~6日、少なくとも4週間続ける。

・個人の能力限界を考えて絶えず見直す必要がある。

簡単すぎても難しすぎてもいけない。

ゲームバランスの維持を意識してトレーニングに望む

脳トレの頻度が重要!

A:週5~6回 1回10~20分

B:週3回 1回30分

集中力が10~20分を超えると途切れる場合はAを選択。

30分集中してプレイすることが可能であればA、Bどちらでも好みで選択。

認知機能改善効果が研究で認められている二つのプログラム

・ダブルディシジョン (推奨)

・Nバック課題 (短期記憶の改善)

プログラム自体は無料で入手が可能。ただし、改善目標だったり、ステップアップ、スコア化、ゲームバランスを追求するような工夫はほとんどされていない点で無料のものは劣る。

認知機能改善の尺度としても有用であるため、各メーカーの案内しているものをおすすめする。

脳トレーニング プログラム 各メーカー(作成中)

7. ホモシステイン濃度を下げる

ホモシステイン目標値

7 nmol /ml 以下(一般的な基準値3.7~13.5 nmol/mL)

ホモシステインが6より高いと海馬の萎縮が速くなる。

ホモシステインが6より高い場合↓

  • P-5-Pを20~50mg
  • メチルコバラミンとアデノシルコバラミンを合計1mg
  • メチル葉酸を0.8mg(最高で5mg)を摂取

・MTHFR遺伝子検査

ホモシステインを減少させる

ビタミンB 総合(コンプレックス)

ビタミンB6、B12、葉酸が活性型であること。

ホモシステイン値に応じて十分な摂取量を確保する必要がある。

※市販のビタミンBは活性型ではないものがほとんどのため注意が必要

検査項目

・血清葉酸濃度 10~25(病院)

・MTHFR遺伝子(クリニックまたは民間検査キット)

MTHFR遺伝子 検査・対処方法など

MTHF(活性型葉酸)

摂取量 一日 800mg~5mg

※ドラッグストアなどで売っている不活性の葉酸は遺伝子タイプによって逆効果の可能性

活性型ビタミンB6(P-5-P)

検査項目

・ビタミンB6 30~50(多すぎても末梢神経の一部に有害)

→ 血清B6が数値に収まるよう、B6(P5P)を一日20~50mg摂取

血清亜鉛が80μg以下 または銅:亜鉛比1:1.3よりも亜鉛が低い場合

→ 一日50mgを摂取

TMG(トリメチルグリシン)

活性型B6、B12、葉酸を摂取して3ヶ月後にホモシステインを再度チェック↓

ホモシステイン値が6より下がらない場合TMG500mgを追加

TMGを摂取して3ヶ月後にホモシステインをチェックしてまだ高い場合↓

メチオニンを含む食品の摂取制限

ナッツ、牛肉、羊肉、チーズ、ターキー、豚肉、魚、貝類、甲殻類、大豆、卵、乳製品、豆類など

ビタミンB12(メチルコバラミン)

8と同様

8. 血清ビタミンB12

検査項目

メチルマロン酸または血清ビタミンB12

※注意 血清B12では一部のB12欠乏症しか診断できない。

より精度の高い診断は血中又は尿中のメチルマロン酸を判定(70歳以下)

原則として水銀の曝露、過剰蓄積がないこと。

水銀の蓄積がある場合は水銀キレートを行う。

水銀の危険性と水銀デトックス20の方法

ビタミンB12(メチルコバラミン)

検査値目標

・血清ビタミンB12 500mg以上(一般的な基準値は200~350)

・メチルマロン酸(B12の指標として使われるメチルマロン酸は変動が大きいため、あくまで補完検査としてB12と同時に行う)

一日 1mg~5mg

※メチルコバラミンであること。アデノシルコバラミンを加えるとなお良い。

ビタミンB12(メチルコバラミン)

一日1錠 タイミングはいつでもOK

9. 炎症とアルブミン/グロブリン比の改善

検査項目
CRPを1以下にする

アルブミン/グロブリン比率(A/G比)を1.8以上にする 

クルクミン

1000mg/1日 空腹時、または脂肪を含んだ食事の後

通常のクルクミン(ウコン)の吸収力は非常に悪く代替にならない。

キレート加工されているものが必須(ロングビーダまたはセラクルミン)

クルクミンについてのまとめ

EPA・DHA

すべてのタイプに重要

オメガ3/EPA・DHA(認知症・アルツハイマー)

※保管は冷蔵庫、特に光で酸化しやすいため光が当たらないところへ保管

一日 DHA 1g、EPA 0.5~1g(上記商品は食後一回二錠×二回 合計4錠)

SPMアクティブ

検査値

高感度CRP(hs-CRP)が1.0mg/l(0.1mg/dl)より高い場合、一ヶ月だけ継続。

Specialized pro-resolving lipid mediator

EPA・DHAに由来する抗炎症成分、市販の抗炎症剤よりも自然に、かつ強力な炎症抑制効果をもつ。

18-HEPE・17-HDHA(SPMアクティブ)

Metagenics  SPMアクティブ

※日本国内だと輸入代理店を利用する必要がある。

衛生環境を整える

特に3型に重要

検査項目:HLA検査、各種血清検査

CIRS(慢性炎症反応症候群)その2 診断

免疫反応を呼び起こすような、不衛生な環境を避ける。

終末糖化産物受容体 (receptor for Advanced Glycation End Product)の活動を抑えるため。

biochem2.w3.kanazawa-u.ac.jp/research.html

en.wikipedia.org/wiki/RAGE_(receptor)

RAGEはNF-κBにより活性される。

NF-κBの阻害と活性(認知症・アルツハイマー)

10. 血糖値とヘモグロビンA1cの改善

検査項目

空腹時インスリン4.5以上、または空腹時血糖値90以上、またはヘモグロビンA1cが5.5以上

リコード法における空腹血糖値の適正値は92mg/dl以下

リコード法におけるHbA1cの適正値は5.5%以下

空腹時血糖値は低すぎても認知機能の低下リスクを招く。70~72mg/dl以下にはならないように注意。

アルツハイマー病改善目的のための血糖値の改善と、通常の糖尿病の認定基準を一緒にして考えないこと。病院での糖尿病検査では許容範囲であっても、リコード法においては目標基準値に届いてないことが多い。

血糖値測定は針を使わず連続で測定できるリブレがおすすめ。

糖尿病患者さんであれば、保険での利用ができる。

1. 食事管理

2. オートファジー、ケトン体活性

5. 運動

などを総合的に実行して、血糖値を下げていく。

下記の1.5型向けサプリメントは血糖値の推移を見ながら、摂取量を調節すること。

脂質補充の不足した糖質制限や糖尿病薬との併用による低血糖に注意。

アルサプ 認知症回復プログラム 1.5型(糖毒性)

ベルベリン

特に1.5型

→ ベルベリン 一日300~500mg × 3回

ベルベリン(認知症・アルツハイマー)

または

漢方薬

低用量摂取はこっちをおすすめ

御岳百草丸(ベルベリンを含有)

一日 一回12~20粒 × 3回 (糖代謝に問題がある場合)

低用量摂取:一回2粒×2~3回(おそらく、すべての人に)

または

メトホルミン塩酸塩

ベルベリンまたはメトホルミンを選択する。

一日 一回500mg

入手先:糖尿病薬として処方を依頼、または個人輸入

シナモン

検査項目

空腹時インスリン4.5以上、または空腹時血糖値90以上、またはヘモグロビンA1cが5.5以上

→ 一日 スプーン大さじ4分の1のシナモン(3~4gを分割)

粉末 セイロン産を推奨 一日 3~4g(大さじ4分の1)を分けて摂取

産地不明 カプセル形状、シナモンの味が苦手な人向け 一日6錠 分割摂取

クロム

検査項目

空腹時インスリン4.5以上、または空腹時血糖値90以上、またはヘモグロビンA1cが5.5以上

11. ホルモンバランスを整える

検査項目

遺伝子検査、各血清検査、体温等

バイオアイデンティカルホルモン補充療法を行っている病院を探し、リコード法に従ったホルモンの血清検査とホルモン剤の処方が可能かたずねる。

一般的なホルモン補充療法の診断検査基準値とは異なるため、単にバイオアイデンティカルホルモンを行っている病院に出向いても、必要な処方をしてもらえない可能性がある。

リコード法に協力的な病院にまず行き、ホルモン療法の処方箋を出してもらうほうが現実的かもしれない。

自己診断で個人輸入で入手し実行する人もいる。

甲状腺ホルモン 

目標値

フリーT3  3.2~4.2 pg/ml

フリーT4  1.3~1.8 ng/ml

リバースT3 20 ng/dl以下

フリーT3×100倍:リバースT3比率 20以下

甲状腺ホルモン補充療法(T4とT3の混合)

アーマーサイロイド、NPサイロイド、ネイチャーサイロイド、WPサイロイド

朝30mg、スタート

入手先:バイオアイデンティカルホルモンセラピーを行なっている更年期障害などのクリニック、または個人輸入

認知症における甲状腺ホルモン

エストラジオールとプロゲステロン比の調整

エストラジオール (E2) 50~250 pg/ml

プロゲステロン (P)  1~20ng/ml

DHEA

DHEAサルフェート 女性 350~430 mcg/dl、男性 400~500 mcg/dl

DHEA-S・DHEA(認知症・アルツハイマー)

テストステロン

総テストステロン 500~1000 ng / dl(5~10ng/ml)男性

遊離テストステロン 6.5~15 pg/ml 男性

テストステロン(認知症・アルツハイマー病)

プレグネノロン

検査項目

プレグネノロン 50~100 ng/dl (0.5~1ng/ml)

2型,3型に重要

一日10mgからスタート、25mgまで増やして、プレグネノロンの血清レベルを50~100ng/dLにする。

プレグネノロンは2018年より日本では医師の処方箋がなければ、個人輸入禁止対象品となる。

www.asahi.com/articles/ASKCG66DZKCGULBJ016.html

プレグネノロン(認知症・アルツハイマー)

12. 腸内環境の改善

検査項目

リーキーガットの有無をチェック 

リーキーガット自己診断 3つの方法

リーキーガットを引き起こす要因を除去

腸管を修復していく上での第一のステップは、

まず何がリーキーガットを引き起こすのかを理解し、そのリスクを最小限にしていくこと。

リーキーガットのきっかけとなるもの
  • 「食生活を整える」に記載のグルテン食品
  • 砂糖
  • アレルギーを引き起こすその他の穀物アレルギー、乳製品、その他の食べ物
  • アレルギーを引き起こす加工食品などの化学合成品(ナトリウム化合物、人工甘味料、保存料、着色料、食品結合剤など)
  • 除草剤(グリホサートなど)
  • 殺虫剤
  • GMO食品(遺伝子組換え食品)
  • アルコール
  • 抗生物質 CAFOsからの食品
  • 抗炎症剤、アスピリン、NSAIDs、ステロイド
  • ストレス

グルテン・セリアック病・認知症 関連研究のまとめ

ボーンブロスによるリーキーガットの修復

ボーンブロスの効果と危険性について調べてみた

ボーンブロスのレシピ研究

リコード法5つのプロバイオティクスを摂取

  • ラクトバチルス・プランタルム
  • ラクトバチルス・アシドフィルス
  • ラクトバチラス・ブレビス
  • ビフィドバクテリウム・ラクティス(ビフィズス菌)
  • ビフィドバクテリウム・ロングム(ビフィズス菌)
プロバイオティクスの記事

認知機能を改善する7つの乳酸菌 & ヨーグルト

認知機能改善効果をもつ10の発酵食品

13. アミロイドβを減らす

[1型 1.5型 2型に必要]  ※3型は原則毒性除去を先に行う、または同時進行

クルクミン

(9と同様)

APPβ切断(BACE1)を減少させる

APPγ切断を減少させる

APPα切断を増加させる

ネプリライシンを増やす

インスリン分解酵素(IDE)を増やす

アミロイドβクリアランスを増加させる

アミロイドβのミクログリアクリアランスを増加させる

アシュワガンダ

500mgを一日2回 食後

アシュワガンダ(認知症・アルツハイマー)

14. 認知機能を高める

バコパモニエラ

すべてのタイプが対象 特に1型、記憶障害がある人

食後、脂質を含む食事の後が望ましい。

一日250~500mg×2 食後

バコパモニエラ(認知症・アルツハイマー)

マグネシウム L-スレオニン

すべてのタイプに重要

一日 2000mg

マグネシウムLスレオニンは、通常のマグネシウムと違い、脳内(BBB)に通過しやすいよう加工されている。通常のマグネシウムでは代用できないので注意。

※玄米とマグネシウムとの同時摂取を避ける。

マグネシウム(認知症・アルツハイマー)

鎮静作用があるため夕方以降を中心に摂取 食後と寝る前など

15. 血清ビタミンD値を増やす

検査項目:血清25OH-D3を 50-80ng/ml にする

ビタミンD3

2型、日光を浴びない生活環境、冬季などは増量

ビタミンDの神経保護効果と欠乏リスク20の要因

ビタミンD必要量の計算式

ビタミンDの検査値から摂取量を計算

例 血清ビタミンD濃度が20であり、目標値が80である場合

80 – 40 = 40 一日の必要ビタミンD増加量 40×100倍 = 6000IU

ビタミンDは遺伝子変異によるビタミンD合成障害、ライフスタイル、季節、運動不足など必要摂取量が変動する要因が多くある。

ビタミンK2

すべてのタイプが対象、特に2型に重要

「リコード法」ではMK-7が推奨されているが、これは納豆を食べないことでMK-7が欠乏しがちな米国人の基準であり、納豆を食べる日本人はむしろMK-4を意識したほうがよいかもしれない。

ビタミンK2の効果

16 神経成長因子NGFを増加させる

神経成長因子NGFを増やす(認知症・アルツハイマー)

ヤマブシタケ (ライオンズメーン)

すべてのタイプに重要 特に2型

食用キノコの一種、漢方でも伝統的に使われている。

認知機能改善効果をもつキノコ

アセチル-L-カルニチン

一日500mg~3000mg

カルニチン投与の臨床試験では一日2~3gあたりが一般に用いられているが、リコード法では500mgが推奨量となっている。

アセチル-L-カルニチン(認知症・アルツハイマー)

17. 神経シナプスの材料を供与

CDPコリン(シチコリン)

すべてのタイプに重要、すでにアリセプトなどのアセチルコリンエステラーゼを摂取している場合は摂取量を徐々に増やしていくこと。

一般的な摂取量 食後摂取であれば一日最低500mg~2000mgまで

※徐々に増やしていく

食後でも効果はあるが消化管で分解され効果が半減する。

空腹時に摂取すると効果が高まるため、摂取量も少なくすることができる。摂取効率は半分~4分の1

コリン補給サプリメント (レシチン・CDPコリン・αGPC・ウリジン等)

シチコリンはスマートドラッグとして年明けより、日本では個人輸入禁止対象となる。

www.asahi.com/articles/ASKCG66DZKCGULBJ016.html

ウリジン

CDPコリンとウリジンを併用する場合は、それぞれを減薬できる。

アセチルコリンの材料でもあり、アセチルコリンを増強する。

アリセプトやガランタミンなどのアセチルコリンエステラーゼ阻害剤(AchE阻害剤)を摂取している人は、少しずつ量を増やしていく。場合によってはCDPコリンやウリジンの増量に応じて、AchE阻害剤を減薬する必要があるかもしれない。

DHA(9と同様)

18. 抗酸化バランスの調整

活性酸素(認知症・神経変性疾患)抗酸化活性アプローチ

血液脳関門を透過する抗酸化物質・神経保護効果をもつ化合物

検査項目

高感度CRP、IL-6等

抗酸化剤は脳内の酸化度合いのに応じて、適量を摂取するのが理想。

活性酸素種も類型があるため、1つの抗酸化剤を大量に摂るよりも、複数の異なる抗酸化種に対応する抗酸化剤を適量とることでより効果的に効かせることができる。

ビタミンE

ビタミンEは一日摂取量上限を守ることと。

同族体が別れているトコフェロール&トコトリエノールを選択

※ドラッグストアなどで売られている安価なビタミンEの多くは単一の同族体のため不可。

目標ビタミンE濃度:12~20

ビタミンE(認知症・アルツハイマー)

ビタミンE濃度が低い場合 一日 4錠(800IU)

ビタミンE濃度が正常またはわからない 一日 2錠(400IU)

食後 ※脂質を含む食事の後が理想

セレン

3型、有害金属過剰では特に重要

検査項目:血清セレニウム濃度 110~150ng/ml

セレン(認知症・アルツハイマー)

一日 100~200mcg

食品

ブラジリアンナッツ 一日数粒 過剰症となりやすいため食べ過ぎに注意

ブルーベリー

食品から摂取するのが望ましいが、果糖摂取を控えるため(炭水化物制限)アントシアニンサプリメントと併用するのも一案。ブルーベリージャムは糖質を多く含むので不可

推奨摂取量

生のブルーベリー60~300g ドライブルーベリー12~25g

※ドライ ブルーベリーの形で摂取するなら国内、楽天やAmazonなどが低価格

N-アセチル-システイン

検査項目

血清亜鉛が80μg以下 または銅:亜鉛比1:1.3よりも亜鉛が低い場合

N-アセチル-システイン/NAC

一日 500mg 空腹時摂取がより効率的

αリポ酸 

検査項目

血清亜鉛が80μg以下 または銅:亜鉛比1:1.3よりも亜鉛が低い場合

→ 一日 100mg

空腹時インスリン4.5以上、または空腹時血糖値90以上、またはヘモグロビンA1cが5.5以上

→ 一日 100mg

アルファリポ酸

高用量摂取

個人的には、脳内の過剰鉄(血清フェリチン高値)、水銀、鉛、銅の過剰が疑われる場合は、高用量をおすすめする。(600mg~/日) 亜鉛もキレートするため亜鉛を補給すること。高用量摂取ではミネラルのモニタリングは必須。

リポソーマル グルタチオン or グルタチオン静注

特に3型に重要

グルタチオンの直接補給には大きく、グルタチオン点滴、リポソーマルグルタチオン、アセチル-L-グルタチオンの3つがあり、どれが著効するか人によって異なるためそれぞれを試してみて体感で判断すると良い。(比較的体感しやすい部類の治療法)

グルタチオンの作用

グルタチオンを増やす7つ戦略

一日 一回250mg × 2回

グルタチオン点滴

一部のクリニックで保険外適応で静注してもらうことができる。

グルタチオンの点滴によって著効が見られた場合、3型の補助診断にもなるので3型が疑われる人は、一度受けてみることをおすすめする。

継続する場合は週1~2回

ニコチンアミドリボシド

ニコチンアミド・リボシド

一日100mg~ 一錠 朝食前、活動前、空腹時

19. 亜鉛と銅の比率を調整

検査項目

血清亜鉛が80μg以下 または遊離銅:亜鉛比1:1.3よりも亜鉛が低い場合にはマンガンとビタミンCを摂取

マンガン

認知症患者のマンガン過剰症の報告もある。

マンガンに関しては必ず検査してから摂取を判断する。

→ マンガン 一日 15mg

マンガン(認知症・アルツハイマー)

ビタミンC

検査項目

血清亜鉛が80μg以下、または銅:亜鉛比1:1.3よりも亜鉛が低い場合

→ ビタミンC 一日1000~4000mg ※ビタミンCには銅のキレート作用がある。

ビタミンCの神経保護効果

銅のキレート目的 一日2~8錠

20. 夜間の酸素呼吸を確保

すべてのタイプで検査を行っておく、3型は核心的に重要

IAD = Inhalational Alzheimer’s disease 吸入性アルツハイマー病

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4789584/ (英語)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査

STOP-Bangテスト(問診)

sas-cpap.com/sas/sas-tests-diagnosis/

ブレデセンプロトコルにおいて無症状であっても陽性の判定を行うため、この問診で合格したからといって睡眠時無呼吸症候群ではないとは安心できない。

しかし、問診テストでSASに該当した場合には、陽性診断のスクリーニングとしてある程度の信頼性がある。

終夜睡眠ポリグラフ検査(推奨)

内科、総合内科、睡眠外来、睡眠クリニック、呼吸器内科などで受診

睡眠中の呼吸状態、終夜睡眠ポリグラフ検査 保険適用で約1万円

パルスオキシメーター(簡易検査)

夜間の連続自動記録が可能なパルスオキシメーターで簡易検査(スクリーニング)する方法もある。

夜間記録タイプのパルスオキシメーターは通販などでも購入できるが、通常のパルスオキシメーターと違って高価。

初回の診断目的だけなら、保険の適応で器具を借りての検査が可能なため、あえて購入する必要はない。

ただし、睡眠時無呼吸症候群が確定した場合には、継続使用によって治療経過のフィードバックが可能なため(例えばCPAP、横寝、枕を変える、サプリメントを摂るなどといったことでどれだけ改善するかなど)、計測器具を購入するのも手だと思う。

睡眠時の無呼吸自体は認知症と関係なくかなり一般的に見られるため、家族や介護者もチェックして知っておくのは良い考えだろう。

目標値

無呼吸低呼吸指数(AHI)5以下 理想は(AHI)0

簡易のパルスオキシメーターでは90%以下に達した回数、ただし元々のSpO2値が低い患者さんは基準より4%下がった回数で計算。

21. ミトコンドリア機能の最適化

ユビキノール(還元型COQ10)

1日一回50~200mg× 2~3回 毎食後 脂質性の食事後が理想

パーキンソニズム、パーキンソン病、心不全では高用量が効果的

PQQ(ピロロキノリンキノン)

PQQ(認知症・アルツハイマー)

一日一回 10~20mg × 1~2錠 朝食後、または活動前 リコード法

ミトコンドリアの機能賦活作用、海馬神経細胞を回復作用

亜鉛 

すべてのタイプが対象、特に2型、3型は重要

亜鉛(認知症・アルツハイマー)

検査項目

血清亜鉛が80μg以下 または銅:亜鉛比1:1.3よりも亜鉛が低い場合

ピコリン酸亜鉛 一日25mg~50mg 食後または空腹時

亜鉛は吸収力が悪いため、吸収性を高めたキレートタイプを摂取する。

空腹時に摂取すると吸収力はより高まるが、胃腸を荒らしやすくもあるので弱い人は食後にしておいたほうが良い。それでも胃腸が荒れる人はカルノシン酸亜鉛を選択する。

玄米との同時摂取は避ける。

ビタミンB1

1.5型に重要

糖質をエネルギーに変える補酵素 糖尿病リスクを抱えている人に重要

ビタミンB1(チアミン・ベンフォチアミン)

その他

  • Nアセチルシステイン 18と同様
  • セレニウム 18と同様
  • ビタミンC 18と同様
  • αリポ酸 18と同様
  • アセチルLカルニチン 16と同様
  • レスベラトロール 23と同様

ミトコンドリア関連記事

22. 集中力を高める

注意力と集中力を高める

コリン作動性神経伝達を高める

ゴツコラ

一日 500mgを1~2錠

葉酸 

(7と同様)

葉酸はホモシステインを抑制するだけでなく、アセチルコリンの形成に関わり、破壊されたリン脂質を補修することで、神経細胞を修復する。

ステロイドホルモンの合成にも関わり、B12と協調して働く。

23. サーチュイン遺伝子の活性

特に1.5型、ApoE4

レスベラトロール

レスベラトロールの効果 まとめ(認知症・アルツハイマー)

非ApoE4遺伝子キャリア 100mg

ApoE4遺伝子保持者 200mg

www.researchgate.net/figure/Regulatory-mechanisms-of-SIRT1-function-and-expression-Stimulation-bition_fig2_271023731

24. 重金属のキレート

血清ミネラル検査

水銀、鉛、カドミウムのチェック、問題があれば金属のキレートを行う。

毛髪ミネラル検査

毛髪検査の信頼性は血清検査よりも劣るため、リコード法では毛髪検査は金属障害の検査としては含まれていない。

しかし、金属(水銀、ヒ素、鉄など)によって体内の金属レベルと比較的強く相関するものもあり、スクリーニング検査としては有用。

また国内での検査がむずかしい、価格に対する検査項目の幅広さを含め血清検査とは独立に受ける価値は十分にあると管理人は考えている。

毛髪のカドミウムと鉛の陰性はあまり信頼できない。

毛髪ミネラル検査


アンディ式毛髪ミネラル検査
 (39項目5対比)低価格、フル活用するにはある程度自分で読み解く必要あり。

検査項目数が多く、必須ミネラルの対比を行ってくれる。

現在日本で行ってくれる検査機関があるかは未確認

www.livingnetwork.co.za/chelationnetwork/chelation-the-andy-cutler-protocol/

トリマーキュリー検査/Mercury Tri-Test

・腎機能に障害をもつ人(腎不全によって通常の毛髪水銀濃度が正確ではない可能性がある)

・水銀の曝露源が不明である

(メチル水銀と無機水銀を区別して検出するため曝露源が特定しやすい。毛髪検査で水銀濃度高値が検出されたがその理由がわからないケースで特定するときに有効)

・明らかな水銀中毒症状があるにもかかわらず、他の毛髪検査で水銀濃度が低値であるなど。

www.qssjapan.com/

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25. 中鎖脂肪酸による改善

特に1.5型、非ApoE4

目標ケトン値:0.5~4mmol/L

検査項目

血清ケトン濃度、酸化LDL、LDL-p、sd-LDLなど

超悪玉コレステロール/sd-LDL

MCTオイル

摂取量の目安

積極的に摂取する 3~10g × 2~3回/日

  • MCTオイル、ココナッツオイルを摂取して一ヶ月以内
  • 痩せている人 BMI18以下
  • 非ApoE4キャリア
  • インスリン抵抗性に問題がある。糖尿病予備群

 控えめに摂取する 0~3g×2回/日

  • 積極的に摂取して一ヶ月が経過
  • MCTオイルを摂取しなくてもケトン値0.5~4を達成
  • 太っている人 BMI25以上・ApoE4キャリア
  • LDLコレステロール、中性脂肪が顕著に高い。
  • 大量摂取で下痢をおこす。
LDL-pで判断

4週間試みて、インスリン感受性、LDL-p(LDL粒子数)が1000以下に回復したなら、MCTオイルの量を減らしてエクストラバージンオリーブオイル、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸を含む食品の摂取量を増やす。

サプリメントは、液体かカプセルかは好みで。

飽和脂肪酸を含む食事を減らす。

ココナッツオイル タイプの違い

ココナッツオイル最強最速レシピ

26. 記憶力の改善

記憶障害がある場合

最初から摂るのではなく3ヶ月のリコード法実践後もなお記憶力の問題が筆頭にくる場合、(アリセプトではなく)フペルジンA200mcgを検討する。

すでにアリセプト、ガランタミン、リバスタッチを摂取している人は、フペルジンAは摂らない、または既存薬の量を減らしてフペルジンを加える、完全にフペルジンAに変えてしまうという3つの選択肢がある。

200mcgのフペルジンAは約2.2mgのドネペジルに相当

フペルジンA(認知症・アルツハイマー)

低用量摂取

フペルジンA50mcgを毎日摂取、または100mcgの隔日摂取で受容体のダウンレギュレーションを最小限に抑える。

27. うつ病の治療

うつ症状がある場合

SAM-e 200~1600mg

SAM-e (認知症・アルツハイマー)

※要冷蔵庫保管  常温保存不可

または

活性型葉酸 5mg

検査項目

血清葉酸濃度、MTHFR遺伝子に変異がある場合 T/Tである場合

MTHFR遺伝子 検査・対処方法など

23andme推奨 (海外 個人輸入)

国内検査、病院または民間検査

民間の認知症検査は認知症リスク遺伝子のひとつしかわからないのに対して病院での遺伝子検査は通常2つの対立遺伝子を知ることでよりリスクを詳しく知ることができるため可能であれば病院で受けたほうが良い。(2つの対立遺伝子(アレル)が調べることができるかどうか確認すること)

28. 生物毒素の治療

3型 CIRS対象者

毒素、有害金属の曝露がある場合、毒素源に応じて治療を行う。

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29. 感染症の治療

感染症がある場合は、適応する抗生物質または抗ウイルス剤を用いる。

30. 認知機能に悪影響がある医薬の中止

スタチン、PPIs、ベンゾジアゼピン、NSAIDS、その他の薬

※アリセプト・ガランタミン・リバスチグミンなどのコリンエステラーゼ阻害薬をすでに継続して摂取している患者さんは、服薬を突然には止めない!

急激に中止したため、認知症を悪化させた事例が多く発生している。

記憶喪失を引き起こす可能性のある10の薬
  • ベンゾジアゼピン
  • スタチン
  • 抗てんかん薬
  • 抗うつ薬(三環系抗うつ薬)
  • 麻薬性鎮痛剤
  • パーキンソン病薬
  • 高血圧薬(β遮断薬)
  • 睡眠補助剤(非ベンゾジアゼピン系鎮静催眠薬)
  • 失禁薬(抗コリン薬)
  • 抗ヒスタミン薬(第一世代)

nutrilifetips.com/medications-that-cause-memory-loss/

リコード法 基本計画 補足説明