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リコード法 基本計画 概要

リコード法 実践編 概要

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「僕はずっと山に登りたいと思っている。……でも明日にしよう」

おそらくあなたは永遠に登らないでしょう。

「葉っぱのフレディ」の著者 レオ・ブスカーリア

はじめに

この記事では、過去の論文で発表されている「MENDプログラム」ならびに、ブレデセン博士著「The End of Alzheimer’s」にもとづいて、リコード法の治療プログラムを概括してみた。

本格的に実行される方は、オリジナルであるブレデセン博士の書籍、論文にあたってもらいたい。

リコード法 基本計画 30の治療法

書籍

アルツハイマー病 真実と終焉"認知症1150万人"時代の革命的治療プログラム

「アルツハイマー病 真実と終焉」(日本語訳)

The End of Alzheimer’s: The First Programme to Prevent and Reverse the Cognitive Decline of Dementia

「The End of Alzheimer’s」 (英語)

オリジナル論文や書籍ではよく不明な点は、管理人がわで引用先、関連文献を調べて書き加えている。そのためオリジナルのリコード法とは部分的に異なる可能性があるものとして参考にしてもらいたい。

より新しい情報、良い情報があれば、常に加筆、訂正しているので、常に最新の記事を参照していほしい。

また、リコード法 基本計画 30の治療法では、なぜそれを摂るのかという理由やメカニズム、文献、医学的根拠等を書き出すと膨大な量となるため、そういった情報は省略して、極力実行内容だけを記載している。

理論や詳細は、サイトの他の記事に記載しているのでそれらを参照してもらいたい。

代謝障害の診断

認知症のタイプは重複することが多い

まず注意してもらいたいのは、リコード法のアルツハイマー病区分である1型、2型、3型ときれいに区別できる患者さんは少数派だ。

大多数のアルツハイマー病患者さんでは程度の差はあれ、それぞれのタイプが重複している。

例えば1型の要素は70%、2型は20%、3型は10%といった具合だ。

つまりタイプ診断というのはその傾向を把握するものであるということをまず念頭においてほしい。

そして、やはり詳細な検査を可能な限り行って個別の要因を洗い出すことが、まず最初の治療へ向けての重要なステップとなる。

認知症予防検査 コグノスコピー

リコード法の検査方法・検査機関(仮)

リコード法のタイプ診断のみによる治療

問診や病歴などによる診断はどこまでも傾向的なものしか知ることはできないが、その人の食生活、仕事歴、生活習慣、家族の認知症歴、日本の病院で受けれる一般的な検査数値での判断などで、リコード法のタイプをおおまかに予測することはできる。

しかし、予測や傾向に基づいたタイプ診断により認知症治療を行うことは、リコード法で推奨されていない。

認知症の36の発症要因に取りこぼしがあるままでは、認知症の改善に一定の歯止めがかかるからだ。

アルツハイマー病 タイプ診断(リコード法) 

タイプに基づいた簡易治療

とはいえ、どこで何をどう検査し診断すればいいかわからないといって、何も実行しないままでいるぐらいなら、傾向を把握してタイプにそって実行するというのも現時点では苦肉の策として許されるのではないかと管理人は考えている。

特に3型は明確に臨床症状が異なるため、鑑別つけやすいようだ。

ただし3型というくくりであって、3型のサブクラスの鑑別(毒素・有害金属、睡眠障害等)には、より詳細な検査が必要不可欠。

公開されていた評価項目を翻訳したもの、具体的な診断基準となる数値はほとんどないので、パラメーターとしてこういうものがあるということだけ。専門家向け、1年ほど前のデータだがMENDプログラムの進化も早いためすでに古くなっている可能性がある。

MENDプログラム3.0 評価項目(専門的)

リコード法の質問・相談

リコード法の診断や実行する上で迷ったり困ったりしたら、当サイトの掲示板または、リコード法を実行する有志で運営しているFacebookのリコード部で質問すれば誰か親切な人がヒントをくれるかもしれない。

グループ相談

その他、個人相談はスカイプに限定している。

その他、サイトトップページの下部にも、いくつかコンタクト方法を記載しているので、活用してほしい。

診断ができない場合

する必要がまったくない改善策は少数

リコード法で推奨されている多くの改善策は検査をせずに実行したとしても、それほど深刻な副作用があるとは思えないものが多い。(単に無駄打ちで終わる可能性はある)

運動、睡眠、食事といった生活習慣に関するものはリコード法の検査結果とは関係なく行う必要がある。ここで紹介しているサプリメントなども許容上限量が高いもののみをピックアップし、そうではないものはエビデンスに基づいた保守的な摂取量を記載している。

改善には優先順位とバランス感が必要

診断の大きな意義は、そのほとんどが改善策の優先順位をつけることにあり、まったく実行しなくてもよいと言えるものは、どのタイプであってもそれほど多くはない。

認知症と診断される前であっても、すでに認知機能低下の症状が現れているのであれば、少なくとも36の要因の10項目に穴があり、発症後では36項目すべてにおよぶこともある。

認知症をすでに発症している場合、プログラムの実行率は平均的には7割から8割程度が求められる。

引き算の治療

繰り返しになるが、そうであれば検査の仕方がわからないからといって実行しないまま進行させてしまうよりは、とりあえずは可能な限りすべてを実行してしまうほうが合理的ではなかろうか。

これは一方でアレコレしなければならない手間が膨大に増えることを意味するため、実行が難しい人にとっては逆に効率の悪い方法になる。

検査をすればリコード法の実行項目を減らすことができる。

リコード法の実行項目を増やせば、検査項目を減らすことができる。

どちらを取るかは選択だが、どちらも面倒だと両方を実行しない人が多い。

ただ、現実問題としては完全な実行は膨大すぎて困難であり、日本国内ではすべての検査を行うことも難しい。現実的には、その2つを組み合わせながら進んでいくしかないだろう。

以下に、自力でできる検査を中心に組み合わせたサプリメントを中心とした改善プログラムを組んでみたので、参考にしてほしい。

スタートアップ 認知症回復プログラム はじめに

もちろん、サプリメントだけでなく、運動、脳トレ、食事、睡眠を組み込むことも忘れないでほしい。それらについても、いずれ充実した記事を作っていきたい。

さらに詳細を知りたい場合は、他の記事で触れていくので、それらを参照してもらうか、メール、掲示板などで直接問い合わせてください。

3型(タイプ3)は異なる治療アプローチが必要

ただし、「アルツハイマー タイプ診断」の記事でも書いているが、3型の毒性タイプに該当する場合、その毒素または毒素源(重金属・生物毒素・低酸素等)の除去が最優先に実行されなければならない。

特定の改善策は除去されないまま実行すると、かえって悪化する可能性もある。

タイプ診断でリコード法における3型のアルツハイマー病症状や検査結果に該当するかどうかだけは、特に慎重に判断してほしい。

3型の毒性が要因であれば、まずはそれを取り除く、改善することの比重を最優先していかなければならない。

慢性炎症症候群 CIRS 概要

3型の割合

ブレデセン博士によると、3型が主要原因となってアルツハイマー病を発症する患者さんの割合はアルツハイマー病全体では約10%、若年性アルツハイマーではより多く20~30%を超えるかもしれない。

しかし、3型が一部関連している1型、1.5型、2型となると、半数以上が3型と関連質エル可能性がある。

3型の特殊な治療

3型は、特殊なアルツハイマーで治療的な扱いが可能であるが、診断や治療も特殊で複雑だったりする。

もう少しわかりやすく言うと、3型のアルツハイマー病は症例によって、初期の段階に集中的に取り組めば回復する見込みが高い。(特に水銀)

一方で治していくための診断や治療は他のタイプよりも複雑で、すべきことも多い。

進行が進むと、認知症において生じる脳の組織障害に加えて毒素や重金属などの疾患原因が重なるため、回復の可能性がより難しくなってしまう。

CIRSの専門医

そのため可能であれば、やはりMPIコグニションによるリコード法に参加する、またはCIRSの医師にかかってもらいたいというのが本音ではある。(おそらくリコード法の医師よりもCIRSの専門医がまだ良いだろう)

3型は国内でリコード法を掲げているクリニックも含め診断治療はむずかしい。

おそらく何が毒素かをまず特定して、その後その毒素の専門の病院にかかるか、自力で行うかの二択になるだろう。

そういったことがやはり難しいという場合は、メール、掲示板などで声をかけてもらえれば、医者ではないので診断や医療的なアドバイスはできないけれども、できる限りのお手伝いはしたいと思います。

プログラムから期待できること

以下の記事に、進行改善可能性についてのをまとめている。

リコード法 進行ステージにおける改善可能性と課題

MENDプログラム臨床試験 中間報告 

・SCI(主観的認知障害) MCI(軽度認知障害)患者239名の被験者ほぼ全員が改善

・初期アルツハイマー病患者の50~88%認知機能を改善

・むずかしいと思われていた中期~後期アルツハイマー病患者にも反応あり、改善するかどうかはプログラムの遂行能力に大きく依存する。

参加者の75%が辞めざるをえなかった仕事に復帰

2017年8月

追試予定

・400~500名の追試が2017年中に予定

・カリフォルニア州政府による1000名規模のトライアルが検討中

※情報元 ACNEMブレインカンファレンス (Youtube)

デイブ・ジェンキンス博士

途中経過報告であるため詳細は不明。

早ければ今年中に正式な試験結果が発表されるとのこと。

中期・後期の患者さん

ブレデセン博士によると、一般化はできないものの中期、後期まで進行したアルツハイマー病患者でも、いくつかの例では相当に回復してきているケースが出てきているとのこと。

中期~後期の最大の課題は本人の「プログラムの遂行能力」であり、プログラムさえ実行されるなら100%改善を示すとのこと。

改善の定義がなされていないが、完治という意味ではない。後期、最期の場合、完全な完治回復は難しいと考えてほしい。

一方で、はっきりと断っておかなければらならないことは、中期、後期の患者さんでは、よりいっそう多くの検査と正確な診断、そしてすべての要因に対して対応していかなければならない。今の国内のリコード法未整備の状況では、完全にリコード法を行うことはむずかしいだろう。

その場合リコード法に取り組む多大な努力とコストが、その結果として見合うものとなるかどうかの要因(検査結果、進行の度合い、個人の期待値、実行力、継続力、周囲の協力、理解度、介護環境、予算)は多くあり、非常ににむずかしい判断となる。

甘い期待の元に始めてしまった患者さんでは最終的にはやるべきではなかったという患者さん家族・介護者も一部で存在する。

一方で、米国で行われている患者さんの介護者さんの声を聞くと、やってよかったという言葉も多く目にする。

どの程度回復する可能性があるのかという問題は非常にセンシティブな問題であり、こういったことを伝える最善の方法は、予防線を張ろうとせず、かといって過度に期待をもたせるようなことも書かず、可能な限り透明性をもって情報を公開していくことしか方法がないだろう。

リコード法が効きやすい患者さんの病理・傾向 患者の心配と成功要因

最新プログラムのチェック

4年前に発表されたMENDプログラムはすでに時代遅れとなっており、最新情報を常にチェックしていないと古いものをベースに実行してしまうことになる。MENDプログラム1.0から3.0にバージョンアップ後、現在はリコード法となっている。

そういうわけで、実行される方は常に最新情報をチェックするようにしてほしい。

治療プロトコルがどんどん進化し最適化していく点にも、プログラム治療の優位性がある。

リコード法 基本計画 30の治療法