
英語タイトル:Manual for Urine Therapy Teachers & Therapists – Brother Sage 2020
日本語タイトル:『尿療法の教師とセラピストのためのマニュアル』 – ブラザー・セージ 2020
目次
- 推薦の言葉 / Foreword
- 祈り / Prayer
- 献辞 / Dedication
- 序章 / Introduction
- 第1章 シヴァンブの歴史 / History of Shivambhu
- 第2章 シヴァンブが人類にとって重要な理由 / Why Shivambhu matters for humanity
- 第3章 尿療法における信仰・信頼の役割 / How faith or trust plays a role in UT
- 第4章 オリンは誰にとっても完璧なエリクサー。シヴァンブはどのように作用するか / Orin is everyone’s perfect elixir. How does Shivambhu work?
- 第5章 研究と臨床試験 / Research and clinical studies
- 第6章 食事・態度・感情・自己愛実践によるAUT効果の増幅 / The whole body/mind connection way to supercharge AUT effectiveness
- 第7章 UTプロトコル(飽和投与・シップループ・2019-2020年の新プロトコル) / UT protocols
- 第8章 処方・診断をせずに提案をする / Offering suggestions without prescribing or diagnosing
- 第9章 一般的な治療提案 / General treatment suggestions
- 第10章 クライアントのためのUTプロトコルとウェルネス実践の設計 / Designing UT protocols and wellness practices
- 第11章 尿に対する否定的な連想・信念・神話を払拭する / Clearing the mind of negative associations
- 第12章 クライアントへの聞き取り / Surveying a client
- 第13章 UTセッションの準備 / Preparing for a UT session
- 第14章 オリン・セラピー・セッションの実際 / Looking into an Orin Therapy session
- 第15章 UTサービスをプロフェッショナルに提供する / Presenting your UT service professionally
- 第16章 メディアに向けた効果的なプロモーション / Presenting your UT service professionally to the media
- 第17章 サービスに料金を設定するか否か / To charge or not to charge
- 第18章 専門家の見解 / What the experts say about AUT
- 第19章 シヴァンブのマスター教師とスーパースター / Shivambhu Master Teachers and superstars
- 第20章 シヴァンブ運動と尿療法の未来 / The Future of the Shivambhu movement
- 第21章 ユーモアの治療的効用 / Humor as a therapeutic adjunct
- 第22章 非営利団体シヴァンブとシヴァンブ・ハット / Shivambhu organization and Shivambhu Hut
- 参考文献・リソース・著者紹介 / References, Resources, About the Author
本書の概要
短い解説:
本書は、自己尿療法(AUT:Auto-Urine Therapy)の実践者・指導者を養成するための実践的マニュアルである。古代インドのシヴァンブ(Shivambhu=シヴァ神の水)の伝統に基づき、尿を「黄金の血漿水」として捉え、その摂取・外用・断食・浣腸・点鼻・点眼など多様なプロトコルを網羅的に解説する。単なる健康法に留まらず、尿療法をライフスタイルとし、他者を指導するための心構え・対話術・ビジネス展開までも含む総合的な教科書である。
著者について:
ブラザー・セージ(Brother Sage)は、1979年よりウェルネス実践に携わる国際的な健康コンサルタント。2018年にコロラド大学名誉教授ヴィジャイ・グプタより尿療法のPhDを授与され、非営利団体Shivambhuの創設者・コミュニケーションディレクターを務める。複数の尿療法関連書籍を執筆し、ラジオ・TV出演多数。自ら26年間のAUT実践者であり、「製品の産物」としての生きた教えを重視する。
テーマ解説:
- 尿は「廃棄物」ではなく「自分専用の完全医療」である― 医学界の誤った認識を覆し、尿が血漿の超濾過物であり、数千種の栄養素・ホルモン・抗体・幹細胞を含むことを論証する。
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自己治癒力の覚醒と責任の主体― 治癒は外部の医療に依存せず、自分自身の体内で完結する。教師は「治す人」ではなく、クライアントが自らを治すためのガイドである。
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4本柱の健康(精神的・感情的・身体的・霊的)の統合― 尿療法は単体ではなく、食事・断食・瞑想・自己愛実践と組み合わされて初めて最大効果を発揮する。
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運動としての広がりと未来― 尿療法は「隠された知識」から「世界的な自己保健運動」へと変貌しつつあり、その普及が人類の健康自由をもたらす。
キーワード解説:
- シヴァンブ(Shivambhu):サンスクリット語で「シヴァ神の水」を意味する尿の尊称。単なる体液ではなく、神聖で知性的な「生きた水」として捉えられる。
- オリン(Orin):アンドリュー・ノートン・ウェバーが広めた尿の別称。アクアマンの出生名に由来し、「黄金の血漿水」としての性質を強調する。
- 飽和投与(Saturation Dosing):尿の経口・外用摂取量を最大限に増やし、短期間に高濃度の栄養素を体内に送り込むプロトコル。緊急時・重篤時用。
- シップ・ループ(Sip Looping):排尿のたびに一口ずつ尿を飲み戻す習慣。体内に「時間放出型」の栄養供給を実現する。
- 進化尿(Evolving Urine):従来「熟成尿(aged urine)」と呼ばれたもの。放置することで幹細胞が増殖し、効力が増すとされる。老化(aging)ではなく進化(evolving)という肯定的な枠組みで再定義。
- アマロリ・クリヤ(Amaroli Kriya):ヨガの伝統における尿療法の実践名。タントラの一分派として位置づけられる。
要点要約
本書は、尿療法を「世界最古の職業」の一つと位置づけ、その教師・セラピストを育成するための総合マニュアルである。著者はまず、尿が単なる代謝廃物ではなく、腎臓で超濾過された「黄金の血漿水」であり、3,000種以上の成分(ホルモン・抗体・酵素・幹細胞・ビタミン・ミネラルなど)を含む「完全栄養食」であると主張する。この認識は古代インドのダマル・タントラに遡り、シヴァ神から人類に授けられたとされる。
次に、尿療法が「信仰」と「信頼」を核とする実践であることを強調する。医療産業が広めた「尿は有毒」という刷り込みを解きほぐすことが第一歩であり、クライアントの抵抗には共感とユーモアを持って対応すべきだと説く。実践の効果は食事の質(生食・果実食推奨)や心理状態に大きく影響されるため、4本柱(精神的・感情的・身体的・霊的)のバランスが不可欠である。
本書の中心部では、20以上の具体的プロトコル(経口摂取・点鼻・点眼・耳洗浄・浣腸・膣洗浄・足浴・マッサージ・圧迫療法・ネブライザー噴霧・注射・へそへの滴下・熟成尿の活用など)が詳細に解説される。特に「飽和投与」と「シップ・ループ」は著者が推奨する革新的な手法であり、短期間での劇的な改善を目指す。
さらに、教師としての対話術・聞き取り技法・セッション構成・プロフェッショナルとしてのビジネス展開までカバーする。医療資格を持たない者が「診断・処方」をせずに「提案・ガイド」するための倫理的枠組みが明確に示されている。
最後に、非営利団体シヴァンブの活動やソーシャルメディア・プラットフォーム「シヴァンブ・ハット」の紹介、著名な尿療法教師のリスト、未来のビジョン(政府公認・医学教育への導入・二重盲検試験の実施など)が述べられる。全体を通じて、尿療法は単なる代替療法ではなく、人類の健康自由をもたらす「運動」として描かれている。
各章の要約
第1章 シヴァンブの歴史
尿療法の起源は5,000年以上前に遡り、ヒンドゥー教の神シヴァとその妃パールヴァティーが人類に授けたとされる。古代のダマル・タントラ経典には、完全な健康・長寿・最終的には肉体の不死を達成するための9年課程が記されている。インド・アフリカ・ドイツ・オーストラリアなど50カ国以上で伝統的に実践されてきたが、西洋医学はこれを「偽物」として無視してきた。しかし1930年代のドイツ人医師マルティン・クレープスの研究をはじめ、尿療法の有効性を示す医学的報告は多数存在する。著者は、尿療法が「自己ワクチン」として作用し、免疫系を強化するメカニズムを紹介する。
第2章 シヴァンブが人類にとって重要な理由
21世紀の世界は水・食料不足と健康危機に直面しており、シヴァンブはこれらに対する統合的解決策を提供する。無料で無限に供給される自己保健法は、資源・エネルギー・医療費の過剰消費を根本から見直す。栄養面では「すべてのスーパーフードの母」とされ、空腹と渇きの両方を満たす可能性を持つ。著者は、シヴァンブが自己愛とウェルビーイングを覚醒させる力を持つと断言し、インドの実践者インディラ・バット・グプタの「ジンダバード(シヴァンブよ永遠なれ)」という叫びで章を締めくくる。
第3章 尿療法における信仰・信頼の役割
聖サンタバルジは尿療法を「自然の恵み」「神の祝福」と定義した。信仰は障害・炎症・毒素・病原体を除去し、「完璧なエリクサー」が最適なタイミングで届くことを保証する。信仰はまた、生きた食品への食生活の改善や断食への移行を容易にする。著者は「100%返金保証なし」とユーモアを交えつつ、信仰がクライアントを導き、教師とクライアント双方に変容をもたらすと説く。信仰が増すにつれてクライアントも増え、その結果は双方にとって爽快で変革的となる。
第4章 オリンは誰にとっても完璧なエリクサー。シヴァンブはどのように作用するか
1975年のA.H.フリー博士の研究によれば、尿は蒸留水よりも純粋で、数千の化合物を含む。本書ではアドレナリン・インスリン・テストステロン・エストロゲン・DHEA・メラトニン・セロトニン・オキシトシン・幹細胞・抗体など約70種の栄養素が列挙される。尿は「バイオフィードバック装置」として機能し、各細胞の健康状態をリアルタイムで反映する。尿素は強力な抗菌剤であり、尿酸は発癌物質を抑制する。尿は体内の「薬局」であり、製薬会社は尿成分から巨額の利益を得ている(例:閉経後修道女の尿から作られる不妊治療薬ペルゴナル)。著者は26年間の実践経験から、尿が「買う必要のない最後のサプリメント」であると断言する。
第5章 研究と臨床研究
すべての人間は胎内で9ヶ月間、自分の尿を飲みながら成長したという事実が強調される。胎児は5ヶ月頃から毎日400〜500mlの尿を羊水中に排泄し、それを飲み・鼻から吸い込み・目を開けてその中で浮遊する。この事実は「尿が廃棄物なら赤ちゃんは病気か死産になるはず」という強力な反論となる。医学研究は尿療法の有効性を確認しているが、製薬産業の利益構造により公表が妨げられてきた。ウロキナーゼ(血栓溶解剤)や治療用尿素(保湿剤)など、尿由来の成分は既に高額な医薬品・化粧品として販売されている。著者は「尿療法は隠されてきたが、真実は広がりつつある」と結論づける。
第6章 食事・態度・感情・自己愛実践によるAUT効果の増幅
健康は4本柱(精神的・感情的・身体的・霊的)のバランスの上に成り立つ。尿の色・匂い・味は食事の質に直接影響され、生の植物性食品・果実食を摂る者は肉・乳製品・加工食品を摂る者よりも「澄んだ・美味しい・香り高い」尿を出す。pHは6〜7が正常で、酸性食品は尿を酸性化し粘液を増やす。尿療法の効果は食事改善・断食・浄化・正しい思考・健全な感情・霊的実践によって100倍以上に高まる。自己破壊的な人は感謝に満ちた人よりも多くの内面作業が必要であり、自己動機づけられた人は特に良い結果を得る。
第7章 UTプロトコル(飽和投与・シップループ・2019-2020年の新プロトコル)
本書の実践的中核となる章。20以上のプロトコルが詳細に解説される。
- 経口摂取:初心者は1〜4オンスから開始、経験者は1日3回6オンス以上を目標。
- シップ・ループ:排尿のたびに一口飲む「時間放出型」摂取法。
- 飽和投与:経口・外用の摂取量を最大化し、短期間での劇的改善を図る。
- 進化尿(熟成尿):室温で放置することで幹細胞が増殖し効力が増す。4日以上で「熟成」と見なされ、数ヶ月〜数年保管可能。
- 点鼻・点眼・耳洗浄:直接脳・松果体・下垂体に栄養を届ける方法。
- 浣腸・膣洗浄・直腸インプラント:消化管経由の吸収を最大化。
- 足浴・手浴:足裏の最大の毛穴から血中への吸収。
- ネブライザー噴霧:室内空気の浄化と直接吸入。
- へそへの滴下:72,000本の血管が集まる「ペチョティ」を通じた全身への送達。
- 注射:緊急時用。経口摂取が不可能な場合の生命維持手段。
第8章 処方・診断をせずに提案をする
尿療法教師は「治す人」ではなく「ガイド」である。クライアントの治癒の最終責任はクライアント自身の心にある。教師は診断・処方を行わず、あくまで「提案」に留めることで法的問題を回避する。クライアントの人生の全領域(食事・感情・人間関係・信念)にわたる聞き取りが重要であり、これにより「4本柱」すべてを網羅したプログラムを設計できる。著者は「シヴァンブ・ハット」というソーシャルメディア・プラットフォームを紹介し、教師同士の情報交換を推奨する。
第9章 一般的な治療提案
コーエン・ファン・デル・クローンの『黄金の泉』に基づく疾患別プロトコル提案リストが示される。癌・エイズ・糖尿病・喘息・関節炎・白内障・うつ病など、約60の病名に対して「飲用・断食・浣腸・マッサージ・圧迫療法」などの組み合わせが提案される。ただし、これらは「処方」ではなく「提案」であり、個々の食事・ライフスタイル・心の状態によって効果は変動する。慢性疾患・重篤な場合は「集中治療」(断食+足浴+浣腸+マッサージ)が推奨される。
第10章 クライアントのためのUTプロトコルとウェルネス実践の設計
クライアントへの聞き取り項目(なぜ尿療法を始めたのか・どのような抵抗を克服したか・日常のプロトコルは何か・食事の変化はあったか等)が具体的に列挙される。これらの質問を通じて、教師はクライアントの全体像を把握し、個別化されたプログラムを設計する。単に「尿を飲んでください」で終わらせず、継続的なフォローアップと関係構築が成功の鍵であると説く。
第11章 尿に対する否定的な連想・信念・神話を払拭する
医療産業が広めた「尿は廃棄物」という誤った刷り込みを解くための対話術が示される。血液製剤や母乳・乳製品は受け入れられるのに尿だけが嫌悪されるのは不合理であると指摘。クライアントの抵抗には「胎内で9ヶ月間尿を飲んでいた」という事実を提示し、「もし尿が有毒なら赤ちゃんは死んでいるはず」と論理的に問いかける。また、「不治(incurable)」という言葉を「内(in)から治癒可能(curable)」と再解釈することで、自己治癒の可能性を開く。教師は冷静・確信・共感を持って対応し、批判者(ヘックラー)に動じない態度が求められる。
第12章 クライアントへの聞き取り
クライアントの背景・動機・抵抗・実践内容・変化を引き出すための具体的な質問リストが提供される。「なぜ尿を飲もうと思ったのか」「最初の一口を飲むときに何が頭をよぎったか」「吐き気反射はあったか」「周囲に話す勇気はあるか」など、心理的障壁を明らかにするための質問が含まれる。これらの聞き取りは単なる情報収集ではなく、クライアントの自己認識を深める介入でもある。
第13章 UTセッションの準備
教師自身の心身の準備がクライアントの成果を左右する。著者は呼吸法・瞑想・自然の中での散歩・沈黙の実践を毎日の習慣とするよう推奨する。30分の意識的連続呼吸と20〜30分の瞑想が教師の「中心」を保つ。太極拳・気功・詠唱・舞踏・芸術制作などもセンタリングの手段として挙げられる。教師が「在る」ことで、クライアントの無意識の信念やパターンにより深くアクセスできるようになる。
第14章 オリン・セラピー・セッションの実際
実際のセッションの流れが示される。クライアントを呼吸させ、足を床に着けさせて「今ここ」に戻すことから始める。聞き取りでは食事・睡眠・リラックス法・霊的実践・断食の有無などを尋ねる。教師は言葉の背後にある感情・信念を「読む」直感を働かせる。セッションの録音を提案し、クライアントの許可を得る。終了間際には「次回の予約」と「フォローアップの約束」を行う。著者はインド人男性クライアントとアメリカ人女性クライアントとの実際の対話例を示し、具体的な指導の仕方を学ばせる。
第15章 UTサービスをプロフェッショナルに提供する
教師とカウンセラーの役割の違いが明確化される。教師は「指示する」ことに焦点を置き、カウンセラーは「聴き・導き・エンパワーする」ことに焦点を置く。尿療法教師は両方のスキルを併せ持つべきである。クライアントは教師を「最後の希望」として見ることが多く、教師は「ファーストレスポンダー」のような緊張感を感じることもあるが、経験を重ねることで自然にこなせるようになる。教師は「直感」を鍛えることが不可欠であり、それは意識的推論を介さずに直接知識を得る能力として定義される。
第16章 メディアに向けた効果的なプロモーション
尿療法サービスを広めるための実践的マーケティング戦略が示される。ウェブサイト・名刺・ブログ・ソーシャルメディア・YouTubeの活用が推奨される。記事や動画を継続的に投稿することで知識を証明し、フォロワーを増やす。著者は自身の経験として、最初の本のリリースから1ヶ月で12のAmazon配信地域と8つのラジオインタビューが実現し「バイラル」になったと語る。プロモーション例として「無料の免疫力ブースター」「医療産業が尿について嘘をついている」「最良の免疫ブースターは無料」などのキャッチコピーが紹介される。
第17章 サービスに料金を設定するか否か
尿療法サービスへの課金の是非は個人の判断に委ねられる。スライディングスケール(収入に応じた料金設定)や複数セッションパッケージの提案が実用的な方法として挙げられる。無料セッションを提供することで、自分の動機(金銭か奉仕か)を確認し、指導スキルを磨く機会にもなる。最終的なサービスの価値はクライアントが受け取る価値に基づく。マーケティングは「自分の存在と提供内容を伝える」という基本に立ち返ることが強調される。
第18章 専門家の見解
複数の尿療法教育者・セラピスト・研究者による寄稿記事が収録される。
- マー・テジョマヤー・デーヴィー(マタジ):シヴァンブ・カルパは「無知な者には秘密にされた」神聖な科学であると述べる。
- ハリー・マタディーン:熟成尿は「地球上で最も強力な薬」であり、アルカリ性・酸素・高負イオンが鍵と説明する。
- ジョージ・ジョンソン:「生命は水」であり、胎内での尿の再吸収こそが赤ちゃんの美しさの秘密だと説く。
- デイビッド・ジャブ博士:尿素は血管拡張・腸管病変の治癒・動脈硬化改善に効果があり、尿療法は「決してやめるべきでない」と断言。
- リア・サンプソン(先住民女性):複数の慢性疾患・火傷から尿療法で回復した自身の体験を詳細に語る。
第19章 シヴァンブのマスター教師とスーパースター
50年以上の経験を持つタル・シャラー博士、ラクシャク・マル・ローダ博士、ラオジバイ・マニバイ・パテル、コーエン・ファン・デル・クローン、レナード・オア、J.W.アームストロング、マーサ・クリスティなど、著名な尿療法教師のリストが掲載される。著者ブラザー・セージ自身もこのリストに含まれる。これらの教師たちは世界各地で尿療法の普及に貢献してきた先駆者たちである。
第20章 シヴァンブ運動と尿療法の未来
尿療法教師への世界的関心の高まりを受け、UTスクール・教育プログラム・ホームスタディコース・会議の創設が進行中である。著者は以下の未来ビジョンを描く:二重盲検試験による医学的承認、政府によるUTの公認、医学教育へのUTカリキュラム導入、病院での第一選択治療としてのUT採用、製薬産業の縮小、非営利団体シヴァンブによる「浄化とリトリートのセンター」設立。シリーズ化されたドキュメンタリーやライブストリーミング研修も計画されている。
第21章 ユーモアの治療的効用
笑いはエンドルフィンを放出し、免疫細胞を活性化する。尿療法という「タブー」な話題を提示する際には、ユーモアが心を開く鍵となる。本書では「Pisscabulary of Orinisms(尿造語集)」や尿に関するジョーク・風刺画・歌が収録されており、重くなりがちな話題を軽妙に扱う方法が示される。「怒り続けるよりも尿をかけられる方が治療的」といった言葉遊びが、新たなアイデアを受け入れるための精神的な柔軟性を生み出す。
第22章 非営利団体シヴァンブとシヴァンブ・ハット
シヴァンブ(501(c)(3)非営利団体)のミッションは「自己尿療法の日常実践を通じて、個人が自己のウェルビーイングに責任を持つことを支援・教育すること」である。2019年のデンバーでのTV報道がきっかけで23,000回以上の再生と世界中のメディアでの取り上げを生み出した。シヴァンブ・ハットは尿療法に特化した初の代替ソーシャルメディア・プラットフォームであり、会員は「ウォーター・ファミリー」と呼ばれ、記事・動画・対話を通じて知識を共有する。地域コミュニティの形成や対面ミーティングも推進されている。
想定読者・前提知識・読みどころ
- 想定読者:自己尿療法(AUT)の実践者、またはそれを指導・伝授しようとする人々。初心者から経験者までを想定し、特に「教師・セラピスト」になることを志す人が主な対象。
- 前提知識:医学・栄養学・ヨガ・アーユルヴェーダに関する専門知識は不要。「尿は廃棄物」という常識を一時的に保留し、オープンマインドで読むことが求められる。英語文献の引用があるが、翻訳・解説が付されている。
- 分量・難易度:本編約270ページ。実践プロトコル(第7章)が最も分量を占め、詳細な手順が記述される。難易度は中程度で、専門用語は都度解説されるが、医学的エビデンスの解釈には批判的読解が必要な箇所もある。
- 読みどころ:
- 実践を始めたい人は 第7章(プロトコル)と 第9章(疾患別提案)を優先して読むとよい。
- 指導者を目指す人は 第8章・第11章・第14章(対話術・信念の払拭・セッション実例)が中核となる。
- 尿療法の「理論的根拠」を知りたい人は 第4章・第5章(成分分析・研究史)が該当する。
- 運動としての広がりや将来性に興味がある人は 第20章(未来ビジョン)および 第22章(団体活動)が参考になる。
