欧米メディアはプーチンにウクライナへの完全侵攻を促しているのか?

マーティン・アームストロングロシア・ウクライナ戦争政治・思想社会問題

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Is Western Press Egging Putin to Fully Invade Ukraine?

…www.armstrongeconomics.com/international-news/russia/did-russias-foreign-intelligence-chief-leak-put

西側諸国は意図的にヨーロッパでの全面戦争を引き起こそうとしているのではないか、と思わざるを得ない。NATO加盟国エストニアの元国防長官でもあるRiho Terras氏は、「プーチンは激怒している。全戦争は簡単で、1~4日ですべてが終わると思っていた」とツイートしている。また、プーチンはまだ主要都市を占領していないとも主張している。しかし、プーチン政権は当初から、米国とは異なり、ウクライナを占領する計画はないと明言している。プーチンにとって唯一の問題は、ドネツクとルハンスク人民共和国をロシアに吸収するか、独立した共和国として残すかである。ペンタゴンの情報では、プーチンは国境にいた部隊の30%しか侵攻していない。もしプーチンが本当にウクライナを潰したいと思っているのなら、軍隊を全部送り込むだろう。

西側の報道機関は、プーチンが戦争に負けたふりをしているようだが、実際には彼の侵攻軍は圧倒的ではない。もしプーチンが本当に負けているなら、彼は全軍を送り込むだろう。なぜなら彼は決してウクライナがロシアに勝つことを公に許さないからだ。ここで現実を見よう。戯言を止めよう。ここで危険なのは、ドイツが戦争を全ヨーロッパに拡大した可能性があることだ。アメリカが中立を破って、ルシタニア号などを通してイギリスに秘密裏に武器を輸送していたのだから。ドイツのオラフ・ショルツ首相は、ドイツが対戦車兵器と地対空ミサイルをウクライナに提供すると土曜日に発表したばかりだ。戦争に関する問題では、ドイツによるロシアへの正式な宣戦布告であるため、ロシアがドイツに宣戦布告することが正当化されることになる。

また 2014年からフランスとドイツが仲介していたはずのミンスク協定についても言及を避けている。彼らは欧米のプロパガンダを報道しているだけで、何一つ真実を伝えていない。これまでプーチンは、半分以下の兵力でウクライナに侵攻してきた。彼らが報道でねじ曲げているのは、プーチンはウクライナを征服しようとしているのではなく、彼が言ったように非軍事化しようとしているだけかもしれないということだ。もしそうなら、キエフの政府を排除する以外に、すべての都市を占領する必要はないのである。プーチンが負けていると報道することで、ウクライナを徹底的に破壊して占領しようと煽っているようにしか見えない。

ゼレンスキーは欧米に惑わされたのだろうか、という未解決の疑問が残る。12月上旬、バイデンはロシアが侵攻した場合にウクライナへの軍事支援を約束した。バイデンは、ゼレンスキーがミンスク協定を譲らず、ドネツクとルハンスクが独立した共和国になることを認めるように、意図的に軍事支援を約束したのだろうか?

ウクライナはまた、世界の小麦輸出の30%近く、トウモロコシ輸出の20%を占めている。このことは、今後、考慮されない。EUは、ロシアからのガスを遮断することを正当化し、化石燃料を廃止するグリーンアジェンダを強要するために、この戦争を望んでいるという噂が流れている。この戦争は4月にエスカレートし、2023年にゴールドのパニックが起こるまで、大きな拡大には至らないかもしれない。

未来はそれほど穏やかではなさそうだ。米国、欧州連合、英国は土曜日、ウクライナへの侵攻に対する報復として、ロシアの銀行をSWIFTグローバル金融メッセージシステムから遮断し、ロシアの中央銀行に「制限的措置」を課すことに合意した。彼らはロシアをSWIFTから完全に排除しているわけではなく、今やっていることは中国とロシアを一緒に禁止するように誘っているだけだ。ヒラリーがロシアとトランプの陰謀を捏造して以来、マスコミはロシアを悪魔化することしかせず、民主党の75%がロシアを敵視しているようである。それは戦争を正当化する上で非常に危険なことだ。

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