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5月 9日 2022年 Martin Armstrong
NATO諸国がウクライナに融資を続ける中、プーチンには心配する理由がある。ロシアの放射線・化学・生物防護部隊のトップであるイゴール・キリロフ中将は、「ロシア軍が化学兵器、生物兵器、戦術核兵器を使用したと非難することを目的とした挑発」に現在備えている、と述べている。
ロシアは、第三次世界大戦につながる3つのシナリオを想定して準備している。最初のシナリオは、ロシアが管理するザポロジスカヤ原子力発電所を攻撃するものだ。ロシア国防省によると、この核施設は危機的な状態にあり、確実にロシアのせいにされるような災害につながる可能性がある。世界の指導者たちは、核兵器という建前で、簡単に遠くの戦争に突入することができるだろう。
第二のシナリオは、国防総省が大量破壊兵器(WMD)を配備する可能性がある、というものだ。具体的には、マリウポリ港にある大規模な製鉄所をターゲットにした大量破壊兵器である。彼は、米国は発見されないように「控えめに」「少量ずつ」これを行うだろうと考えている。最後の選択肢は、最も可能性の低いもので、大量破壊兵器を戦場に直接投入することだという。
偵察用無人機はすでにケルソン地方で目撃されており、ロシア当局は無人機が生物・化学兵器を散布している可能性があるとみており、これは重大な戦争犯罪となる。ロシアは5年以上前にすべての化学兵器を廃棄したと主張している。国連の軍縮担当トップである中満泉氏は、ウクライナは生物兵器を保有していないと主張している。米国の外交官は上院で、国防総省が 「生物学的研究の材料がロシア軍の手に渡らないように努力している」と証言している。しかし、ウクライナとその支持者は、化学物質の存在を否定している。
ウクライナには確かに生物兵器が存在する可能性のある研究所があるが、ゼレンスキーは、活発な戦争の中で「普通の科学研究」を行っていると主張している。ゼレンスキーはCNNに出演し、ロシアが核兵器や化学兵器を使用することについて「すべての国が心配しなければならない」と述べた。ロシアではなくウクライナがそのような薬剤を所持している可能性が高いようだ。