
英語タイトル
『Imagine, A World Without DIS-EASE:Is It Possible?』Mark S. Grenon (2018)
日本語タイトル
『想像してみよう、病気のない世界:それは可能なのか?』マーク・S・グレノン (2018)
目次
- 第1章 病気とは何か?なぜ人は「安らか」ではないのか? / What is dis-ease? Why are you not at-EASE?
- 第2章 ワクチンと医療毒性の年表 / Vaccine and Medical Toxic Timeline
- 第3章 身体はどのように病気になっていくのか? / How is the body becoming dis-EASED?
- 第4章 身体はどのように機能し、どのようなシステムがそれを動かしているのか? / How does the body work and what are the systems that operate IT?
- 第5章 口から肛門まで / From the pie hole to the butt HOLE!
- 第6章 健康的に生きるには健康な肝臓が必要 / You need a Healthy LIVER to LIVE HEALTHY!
- 第7章 健康や栄養について医者に聞くな / Don’t ask your doctor about anything in regard to health or Nutrition
- 第8章 なぜ現代世界にはこれほど多くの癌があるのか? / Why so much cancer in today’s world?
- 第9章 様々な身体の病気から「健康を回復する」方法 / How to “restore health” from various types of dis-ease of the Body
- 第10章 「健康回復」のための十の秘跡プロトコル戒め / Ten Sacramental Protocol Commandments for “Restoring Health”
- 第11章 「病気のない世界」を創造する世界的運動に参加する方法 / How to join us in our worldwide movement to create “a world without dis-ease”
本書の概要
短い解説:
本書は、現代医療と製薬産業への強い批判を基盤とし、身体の「不調(dis-ease)」は毒素への曝露によって引き起こされると主張。自己責任による「セルフケア」と特定のミネラル溶液(MMS/二酸化塩素)を用いた解毒プロトコルによって、95%の疾患が治癒可能だと論じる。
著者について:
マーク・S・グレノンは、ジム・ハンブルと共に2010年にジェネシスII健康と癒しの教会を設立した「主教」。自らも1976年のスワインフルワクチン接種で声帯麻痺の被害を受け、家族でMRSAに罹患した経験から代替療法を探究。本書の収益は全額同事業に寄付されるとしている。強固な創造論的キリスト教的世界観を持つ。
テーマ解説:
本書を貫く核心的主張は、病気は遺伝子や病原体ではなく「毒素」によって引き起こされ、身体は本来自己治癒するように設計されているという信念である。
キーワード解説:
- ディス・イーズ (dis-ease):本来の「安らか(ease)」な状態から「不」の状態へ転じた身体の平衡崩壊状態。45,000以上の「疾患」は全てこの一つの状態の現れに過ぎない。
- 毒素 (Toxins):病気の唯一の真の原因。ワクチン、添加物、医薬品、フッ素、除草剤など、体内に侵入して身体システムを妨害する全ての物質。
- MMS ( miracle mineral solution):亜塩素酸ナトリウム22.4%溶液。酸で活性化すると二酸化塩素(ClO₂)を生成する。教会の「秘跡」であり、「世界一の病原体キラー」とされる。
- アロパシー (Allopathy):現行の主流医学。毒素を用いて症状を治療する手法。著者は「ナチの訓練を受けた医師が教える有害な手法」と断罪する。
- ホメオスタシス (Homeostasis):身体の全12システムが平衡状態にあること。これが「安らか(ease)」な健康状態の定義である。
- 胚種理論 (Germ Theory):パスツールが提唱した「病菌が病気を引き起こす」という理論。著者は「パスツールは死の床でこの理論を撤回した」と主張し、「病気の原因ではなく結果」と否定する。
3分要約
本書『想像してみよう、病気のない世界』は、マーク・S・グレノンが自身の経験とジェネシスII健康と癒しの教会での7年間の世界的活動に基づいて執筆した、現代医療への全面的な告発と代替療法のマニュアルである。著者は「disease」という語を「dis-ease」(不-安らか)と意図的に分かち書き、病気とは身体のシステムが毒素によって撹乱され、本来の「安らか」な平衡状態(ホメオスタシス)を失った状態に過ぎないと定義する。
著者によれば、身体の不調の95%は「毒素」が原因であり、その主な侵入経路はワクチン・医薬品・加工食品・汚染水・大気・皮膚からの吸収など多岐にわたる。特にワクチンについては、水銀、ホルムアルデヒド、アルミニウムなどの有害成分を列挙し、歴史的文書(1819年のプロイセン教育制度から1976年のスワインフルワクチン被害まで)を引用しながら「意図的な人口削減計画」と断じている。また、現在の医学教育が製薬産業によって牛耳られており、医師たちは「健康や栄養について何も知らない」と主張する。
本書の中心的解決策は「ジェネシスII教会の秘跡」、すなわちMMS(ミネラル溶液、活性化すると二酸化塩素を生成)を用いた解毒プロトコルである。著者は二酸化塩素がEPAやFDAによって食品殺菌や水道水処理に承認されていることを繰り返し強調し、「漂白剤」という批判を否定する。10の「秘跡プロトコル戒め」として、基礎的な「開始手順」から癌やエイズなどの生命に関わる状態に用いる「プロトコル2000」、さらに肝臓 cleanseまで詳細な手順が記述されている。
本書には多数の「治癒証言」が含まれており、マラリア(史上最多の殺人者とされる)が100%治癒したとするウガンダ赤十字での154人の臨床試験や、乳癌・前立腺癌・肺癌などからの回復証言が五十件以上掲載されている。著者はこれを「真の科学—観察と再現性」と呼ぶ。結論として、ジェネシスII教会の会員になることを呼びかけ、「病気のない世界」の創造に参加するよう読者に促す。全編を通じて、強固な創造論的キリスト教世界観(聖書からの引用多数)と「医療・製薬産業陰謀論」が融合した、極めて挑戦的な内容となっている。
各章の要約
第1章 病気とは何か?なぜ人は「安らか」ではないのか?
「dis-ease」という語の本来の意味は「安らか(ease)の欠如または除去」である。身体の全システムが平衡状態(ホメオスタシス)にあるとき、人は「安らか」であり、それが真の健康である。病気は一つしかなく、その原因も二つしかない—「毒素」と「欠乏」である。現代世界において最大の問題は毒素であり、ワクチンや医薬品は最大の毒素源である。野生の犬と飼い犬の健康状態の違いを例に、毒素曝露と栄養不足がいかに身体の防御システムを崩壊させるかを論じる。
第2章 ワクチンと医療毒性の年表
1754年のローマでの天然痘接種から1994年まで、250年にわたる医療毒性の詳細な年表を提示。ジェンナー(1796年に自らの幼い息子に接種、その子は21歳で結核で死亡)からロックフェラー、カーネギー、ワーバーグ、モルガン家に至るまでの「悪しきプレイヤー」を名指しする。1819年のプロイセン教育制度(94%の大衆を服従させるためのもの)が現代教育の基盤であり、1893年のジョンズ・ホプキンス医科大学が「ドイツ・アロパシー医学の本部」であると主張。1976年のスワインフルワクチンで25人が死亡、500人が障害を負ったこと、著者自身もその被害者であることを述べる。
第3章 身体はどのように病気になっていくのか?
毒素が体内に侵入する8つの経路—ワクチン/医薬品、食物(特にグリホサートと加工食品)、水(フッ素と塩素)、大気(ケムトレイル)、皮膚(化粧品と日焼け止め)、調理器具(テフロンと電子レンジ)、衣類(合成繊維とホルムアルデヒド)、住居内(家庭用化学物質)—を詳細に分析。ワクチン成分の一覧を示し、MMRの添付文書に「自閉症」が副作用として記載されている事実を暴露する。「神は子供を傷つける者への警告を与えている」(マタイ18:5-7)と聖書を引用。スキンケア製品の「決してリスト」として、パラベン、フタル酸エステル、硫酸塩などを挙げる。
第4章 身体はどのように機能し、どのようなシステムがそれを動かしているのか?
創造論的視点から人体の12システム(循環器、消化器、内分泌、リンパ系、筋肉系、神経系、生殖器系、呼吸器系、骨格系、泌尿器系、皮膚系、複合免疫系)を解説。「汝らは神の神殿であることを知らないのか」(コリント第二3:16-17)と述べ、身体は設計されたものであり進化ではないと主張。近年の発見(脳内リンパ管、肺での血小板生成、新器官「腸間膜」)を「科学者がまだ人体の全てを理解していない証拠」として用いる。DNAの90%以上の機能が未解明であることを指摘し、「創造者なしには説明できない」と結論づける。
第5章 口から肛門まで
消化管は「技術的には体外」であり、食物が肝臓を通過して初めて「体内」に入る。免疫システムの80%は消化管に存在する。胃酸のpH2.0-2.5は病原体に対する最強の防衛線であり、「低胃酸症(hypochlorhydria)」が過敏性腸症候群、リーキーガット、クローン病、さらには自己免疫疾患の原因となる。細菌異常症(dysbiosis)は抗生物質と農薬によって引き起こされ、「善玉菌」と「悪玉菌」のバランスを崩す。胃をアルカリ性にしようとする試みは「自殺行為」であり、身体の大部分の領域は酸性であるべきだと主張。血中pH(7.35-7.45)だけが厳密に維持されることを強調する。
第6章 健康的に生きるには健康な肝臓が必要
肝臓は500以上の機能を持ち、「肝臓の状態が身体の状態を決める」。肝臓と胆嚢の結石(コレステロール、ビリルビン、さらには毒素や死んだ寄生虫で構成される)が、癌、肝炎、うつ病、関節疾患など80以上の症状の原因となる可能性がある。アンドレアス・モリッツの「肝臓・胆嚢フラッシュ」を紹介:6日間のリンゴジュース摂取の後、エプソム塩とオリーブオイル+グレープフルーツジュースを飲み、右側を下にして就寝。著者はこのフラッシュで500以上の結石を排出した写真を掲載する。「肝臓だけは80%を失っても再生できる」と述べ、年に2~3回のクレンジングを推奨。
第7章 健康や栄養について医者に聞くな
「医師は害をなすな」「決して毒を与えるな」というヒポクラテスの誓いは、現代医師によって破られている。「iatrogenic(医原病)」は米国で第3(場合によっては第1)の死因である。医学教育は製薬産業によって書かれたカリキュラムに基づいており、医師が日常的に使う二冊の本(PDRとメルクマニュアル)は「製薬会社が書いた薬物カタログ」に過ぎない。フローレンス・ナイチンゲールの物語を詳細に語り、彼女は衛生・栄養の改善によって死亡率を50%から2%に下げ、「身体が残りをやった」と語ったと紹介。パスツールは死の床で「微生物は何もない、生物体が全てである」(ベルナールの正しさを認めた)と撤回したと主張。現代医学の基礎である「胚種理論」は偽りの科学である。
第8章 なぜ現代世界にはこれほど多くの癌があるのか?
癌に関する五つの理論を提示し、自身の理論「毒素が細胞を腐敗させ、真菌(カンジダ・アルビカンス)を中心に腫瘍が形成される」を主張。二酸化塩素が抗真菌作用を持つため癌を殺せると説明する。ロイヤル・ライフとウィリアム・F・コッホ(二人とも「癌治療」で起訴された)の事例を引用。オットー・ワールブルク賞受賞者の研究を批判的に再検討し、「ワールブルク効果は癌細胞の代謝の副産物であって原因ではない」と述べる。癌治療を抑制するためにホリスティック医師が殺されているという陰謀論を提示(「ホリスティック医師殺害シリーズ:60名死亡」)。ジム・ハンブルの「MMSが癌を殺す仕組み」の章を収録。50以上の癌治癒証言(乳癌、肺癌、膵臓癌、卵巣癌、前立腺癌など)を掲載。
第9章 様々な身体の病気から「健康を回復する」方法
40以上の疾患とそれに対応するプロトコルをリストアップ。各疾患(PSA問題、糖尿病、高血圧、乳癌、ライム病、アレルギー、インフルエンザ、関節炎、HIV、肝炎、胃腸炎、腎臓病、パーキンソン病、線維筋痛症、眼疾患、クローン病など)ごとに、G2Voice放送へのリンクとニュースレターを提供する形式を取る。「医者が教えられなかった知識を読者は得ることができる」とし、「自己責任による実践」を繰り返し強調する。ワクチンや薬物の毒素を体外に除去する具体的なプロトコルを示す。
第10章 「健康回復」のための十の秘跡プロトコル戒め
十の「戒め」として標準化されたプロトコルを詳細に解説:
- 1. MMSの製造:亜塩素酸ナトリウム80%粉末280gを蒸留水720gに溶解→22.4%溶液
- 2. 活性化剤の調製:35%HClを4%に希釈
- 3. 開始手順:1/4滴から始め、8時間毎時投与、4日間かけて漸増
- 4. プロトコル1000:ほとんどの疾患に。毎時1-3滴×8時間×3週間
- 5. プロトコル1000+:DMSO(ジメチルスルホキシド)を追加
- 6. プロトコル2000:癌・エイズに。MMS1(毎時)+ MMS2(2時間毎にカプセル)
- 7. プロトコル4000:MMS2単独。2時間毎にカプセル
- 8. スプレーボトル:皮膚問題用。MMS1またはMMS2を希釈
- 9. 肝臓クレンズ:アンドレアス・モリッツ法
- 10. 治療食:生乳、生卵、生レバー、生肉を含む「全食品」
「MMSは漂白剤ではない」という論証を詳細に行い、FDAやEPAの承認文を引用する。
第11章 「病気のない世界」を創造する世界的運動に参加する方法
ジェネシスII健康と癒しの教会の会員になる方法を説明。「非宗派」であり、「あらゆる人種、信条、宗教を歓迎する」としながらも、聖書からの引用と創造論的世界観が全編を通じて顕著である。会員資格の前提条件として「善行」「正しい行い」「人類の健康」「人類の自由」「他者への啓蒙」「相互扶助」「全てにおける誠実さ」の7項目を挙げる。ワクチン接種拒否のための「宗教的免除状」のテンプレートを掲載。ABCニュースやカナダ放送局が教会を「漂白剤教会」と批判した映像への反論リンクを収録。「シャロームは霊的なホメオスタシスである」と結論づけ、「求めよ、そうすれば見つかるだろう」(エレミヤ29:13)と聖書を引用して締めくくる。
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