よくある質問 ビタミン類

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1/9 シアノコバラミンの毒性

「シアノコバラミンは毒性がある」とあったのですが、正しいですか?
回答

文脈がわからないので、それだけでは正しいともなんとも言えません。

シアノコバラミンにはシアン化物の前駆体が含まれているため、おそらくそのことを指しているのかなとは思いますが。

ただ、通常サプリメントに含まれるシアン化物は数mcgです。(シアノコバラミン100mcgに含まれるシアン化物は約2mcgです)

食物にも微量含まれており体は少量のシアン化物を代謝して処理するため、この程度の量のシアン化物を心配する必要はないと思います。

通常、天然型であるメチルコバラミンが推奨されます。

シアノコバラミンは合成B12とも言われ、製造コストが低いためサプリメントでよく使われます。

 

1/3 ニコチンアミドリボシドの代替品

あけましておめでとうございます。 アルツハッカーさんのサイトを拝見し、サプリを購入していますが、ニコチンアミドリボシドが販売終了になっていました。。

代替品はどれがよいですか?教えてください。宜しくお願いします。

回答

あけましておめでとうございます。 ぼくの方では、リンク先を見たらまだアイハーブで販売されていましたが、もし見つからなければ、アマゾンで、「TRU NIAGEN」で検索して見てください。

 

1/9 活性型ではない葉酸の摂取量

再び同じような質問ですみません。 活性型でない葉酸なら、800mgまでに抑えた方がよい?

活性型でない葉酸でも、B12を多く一緒に取れば、800mgよりも多くても問題ない?

回答

リコード法においては、摂取量ではなく検査値が基準になります。

血清葉酸濃度を測定し25ng/mlを超えていれば、800mcg(mgではなく)であろうと400mcgであろうと、より少ない量に変更します。

ただ、適正な葉酸の摂取量は、MTHFR遺伝子、ホモシステイン濃度や、B6、B12の摂取も関係してくるので、簡単にこれぐらいとは言えません。

MTHFR遺伝子の変異がある場合は、活性型ではない葉酸の摂取は推奨されません。(少量の摂取は許容されますが、あまり意義がありません)

認知症患者さんが、検査を受けておらず情報ゼロなのであれば、活性型葉酸は上位互換性があるのに対して、活性型ではない葉酸摂取は活性型への互換性がないため、リスク回避の観点から活性型一択になります。

12/5 葉酸大量摂取のリスクについて

アルハカさん、いつも本当にありがとうございます。 ジーン・カーパーさんの「アルツハイマーになる人、ならない人の習慣」という本(2011.7/15)で、「慢性病をかかえて葉酸を大量摂取した(最高:2500マイクログラム)人たちのあいだで腎臓障害や心臓発作、ついには死亡が増加したという報告があります。」とありました。

現在はこれらのことは否定されていると思ってよいでしょうか?

回答

高用量の葉酸リスクについては、サイトに記載していますので、そちらを参考にしていただければと思います。

葉酸・5-MTHF(認知症・アルツハイマー)

その上でですが、ジーン・カーパーさんの言及する葉酸は、原文を読む限り活性型ではないタイプの葉酸だと思います

また、文面からは葉酸の摂取を否定しているというよりも、高い葉酸と低いビタミンB12の組み合わせを危険視しており、(活性型ではない)葉酸自体の摂取は800mcgを超えない範囲で推奨しています。

リコード法と比較すると、研究成果が今よりも不足していたか、活性型葉酸が一般的ではなかった時代のテクニックであるように感じられます。

10/8 高用量ナイアシンについて

高用量のナイアシンはよいですか?高齢者にはよいのですか?
回答

ごめんなさい。もう少し文脈的なことを教えてもらって良いでしょうか?

良いというのは具体的にどういう効果を期待しているのか。

高齢者さんへの使用を考えている目的は?

なにか特定の例えば脂質異常などの代謝障害があるのか。

認知症患者さん、または健常高齢者の方なのか。

高用量というのはどれくらいをレンジをなのか。などといったことです。

 

8/30 ニコチンアミドリボシドのがんリスク

アルハカさん、ニコチンアミドリボシドについて詳しく教えていただき、本当にありがとうございます。 以降、追加で調べてみたことです。

ニコチンアミドリボシドを日本で購入するなら、アマゾンのTruNiagenは信頼がおけそうです。 ニコチンアミドリボシドの主要なサプライヤーであるChromaDexのwebサイト

https://www.chromadex.com/tru-niagen/のBUYNOWボタンのリンク先が

https://www.truniagen.com/product_page.htmlですが、

その最下部SUPPORT、Internationalで

https://www.truniagen.com/international.html、

日本での購入先がamazon.co.jpとなっています。

アマゾンで、TruNiagenの購入が一社からしかできないので、一応信頼はおけるかと思います。

しかし、NAD+とがんとの関係についての記載を見つけ、アルハカさんの「代替サプリメントと組み合わせることができるのであれば、100mg程度のニコチンアミドリボシドはさほど必要性は高くない」とのご意見もあり、コチンアミドリボシドの使用はどうしようか思案中です。

Cancer Research Points to Key Unknowns about Popular “Antiaging” Supplements
The health promises of boosting an important metabolic molecule may be clouded by its possible role in promoting cancer-cell growth
回答

ニコチンアミドリボシドの入手情報ありがとうございます!

NAD+は、欠乏も過剰もがんリスクにつながる可能性が潜在的にはあります。

腫瘍の初期段階ではNAD+は保護の役割を果たし、腫瘍が成長すると促進の役割を果たす可能性があるという研究があります。

NAD+ in Cancer Prevention and Treatment: Pros and Cons | SciTechnol
Abstract Oxidized form of cellular nicotinamide adenine dinucleotide (NAD+) is currently intensively investigated topic in longevity science. However, if agein...

 

一般的には、例えば高齢者であったり認知症患者ではNAD+の欠乏が見られるため、おそらく適度なNAD+促進剤は癌に対してはおそらく保護に傾くであろうという研究者の見解が多いです。

ヒトへの投与研究では500mg、1000mgといった用量のニコチンアミドリボシド(NR)が用いられることが多く、いくつかの研究では用量依存効果があり、NRの300~1000mgあたりでNAD+の増強効果は高止まりするようです。

An open-label, non-randomized study of the pharmacokinetics of the nutritional supplement nicotinamide riboside (NR) and its effects on blood NAD+ levels in healthy volunteers
Objectives The co-primary objectives of this study were to determine the human pharmacokinetics (PK) of oral NR and the effect of NR on whole blood nicotinamide...
Chronic nicotinamide riboside supplementation is well-tolerated and elevates NAD+ in healthy middle-aged and older adults
Nicotinamide adenine dinucleotide (NAD ) has emerged as a critical co-substrate for enzymes involved in the beneficial effects of regular calorie restriction on...
https://www.biorxiv.org/content/10.1101/680462v1.full

 

ただ、ヒトでの長期の臨床研究や観察研究などはないので、確実なことはわかりません。癌を発症したことがあり再発リスクが高い方ではリスクの側に傾く可能性も否定はできないと思います。

認知症患者さんにとってのニコチンアミドリボシドの主なメリットは、ミトコンドリア機能の改善と概日リズムの調整効果(+糖代謝の改善)だと考えています。

逆に言えば、その二つにどれだけ問題が生じているかが、ニコチンアミドリボシドの必要性を決めるといえるかもしれません。認知症患者さんでは大なり小なりその問題を抱えているのですが、リコード法のタイプで言うと、3型でより深刻だと考えることができる理由がいくつか存在します。

 

NR 100mgの用量はリコード法でも採用されている用量ですが、その他のNAD+を促進させるリコード法プロトコルとの併用を前提に、おそらく証拠の蓄積がまだないことも加味した上で設定された用量だと推測しています。

主観的な意見ですが、100mgという用量は劇的な効果まではない代わりに、癌のリスクもほとんど生じないのではないかと思います。

 

価格的にも高価なサプリメントの部類に入るためコスパも考えるとこのあたりが現実的な用量かなと思いますが、効果を最大化させたい場合は300mg以上の摂取が必要かと思います。

ただ、個人差がけっこうあるようなのでヒトによってはあまり効果を感じれないかもしれません。おそらく300~500mgを超える用量での体感レベルでの変化があった報告が多いため、その容量であれば判断できる可能性が高まると思います。

 

1000mgまでの摂取量は短期的には十分に許容されると研究で報告されていますので、裏技的な方法ですが、短期的に増やしながら最適量を探るというのも一つの方法かもしれません。

100mgからスタートして最終的に1000mg投与まで、それによって睡眠の質が上がったとか、快活さが増したといった反応の高止まりが見られればその量を継続するか、もしくは低用量でも効果はあると判断し低用量摂取を継続していくという方法です。

理論的な見解ですが、100mg程度の投与は朝、午前中の摂取のみで、高用量摂取では例えば朝は2錠夜は1錠といった感じで、一日2回摂取で摂取量に差をもうけると良いかもしれません。あと高用量ではTMGを併用したほうが良いという意見もあります。

8/24 ニコチンアミドリボシドの購入・代替品

いつも読ませていただいています。ありがとうございます。
iHerbで、ニコチンアミドリボシドの取り扱いがどんどん少なくなって、現在はThorne Research レスベラセルだけのようです。

Thorne Research, ナイアセル-250がずっと在庫切れの状態が続いていることから、レスベラセルもそうなってしまうかもしれません。できればiHerbで購入できるといいのですが、難しい場合、代替品はどうお考えですか?

例えばアマゾンで、NIAGENやNMNなどどうでしょうか?

回答

他のサイトもいくつか除いてみましたが、たしかに売り切れ、販売終了が多いですね。

アマゾンで売られている異なるメーカーのNIAGENは、品質がはっきりしないので推奨まではできないのですが、ニコチンアミドリボシドは比較的体感でわかりやすいサプリメントの部類になりますので、摂取してみて効果を感じられるのであればそちらを購入されてもいいのではないかと思います。

ニコチンアミドリボシドは、NAD+ブースターとしておそらく最も効果的なサプリメントです。

NMN

NMNは、ニコチンアミドリボシドに比べると証拠が少なく、ヒトでの臨床試験はなされておらず、どのように代謝されるのかも明確にはわかっていません。

最近の研究では、NMNが細胞内へ侵入するには特異的な輸送体を必要とするようですが、その前段階として経口での摂取だと、腸管でニコチンアミドリボシドに代謝されてしまう可能性もあるようです。

NMN Enters Cells via Newly Discovered Pathway | Lifespan.io
A new study published in Nature Metabolism finally reveals the answer to how NMN enters the cell in order to become NAD+ and that it does not need to conve...

NMNが静脈内注射か舌下だとニコチンアミドリボシドと同等程度かひょっとするとより高い効果があるかもしれませんが、経口では効果がほとんど無い可能性がそれなりにあります。

ニコチンアミドリボシドもそれほど強い証拠があるわけではありませんが、証拠の相対的な強さからは、ニコチンアミドリボシドが無難です。

NAD+の増加方法

その他、ニコチンアミドリボシドには劣りますが、リンゴ酸、低用量ナイアシンアミド、レスベラトロールサプリメントなどがNAD+を増加させる作用があります。

NAD+は、運動、断食、サウナでも上昇します。それらを上記の代替サプリメントと組み合わせることができるのであれば、100mg程度のニコチンアミドリボシドはさほど必要性は高くありません。

8/18 ヨウ素の摂取量について

>いつもお世話になっています。 ヨウ素の事なのですが、取りすぎも不足も問題になって最適な範囲も狭いのですがアルハカさんはどのように調整されていますか?

回答

あまり気にしていないですね。海藻類や昆布だしを使った料理が時々入る食事ならまず欠乏することはないです。

ヨウ素の生体内での代謝はまだ分かっていないことが多くて、過剰なヨウ素摂取はかえって甲状腺機能を抑制してしまう(ウォルフ-チャイコフ効果)と考えられています。

しかし、日本人ではそれらが生じているように見えないことから、ひょっとすると日本人にだけ特異的な代謝機構があるのではという可能性も考えられています。

実際の日本人の食生活では、ヨウ素の摂取量は変動があり加熱によっても大きく減少することから、多く摂取しいてることは確かなんですが、正確にはどれくらいの量のヨウ素を摂取しているかも分かっていません。

ただ、大学生が海藻類や昆布だしを摂らない食生活でヨウ素欠乏が生じている事例もあるため、明らかに不足している思えばサプリメントで補給することも考えても良いと思います。

生昆布などからの補給はヨウ素過剰症になりやすいので注意が必要です。

ヨウ素

7/25 甲状腺機能を高めるためのヨウ素摂取

低T3レベルを上昇させる7つの方法の1つに、甲状腺機能を高める栄養補助食品をあげられておられますが、その為の甲状腺サプリメントとして、ヨウ素の含有量は、どの程度までがよいですか?

回答

日本人は食文化としてヨウ素を多く含む海藻をよく食べることから、世界でもヨウ素を最も摂取している国のひとつであり、一般的な食生活の中では不足することはほとんどないと考えられています。海藻を利用した肥料を用いた食品にも含まれます。

昆布にはヨウ素が文字通り数桁高い濃度で含まれているため、昆布食品を毎日大量に摂取している人では潜在的な過剰症の可能性があります。[R][R]

そして、過剰なヨウ素は甲状腺機能低下症を引き起こす可能性があります。(ウォルフ-チャイコフ効果)[R][R]

ただし、健康な人においては、ヨウ素の耐用上限はかなり高く、通常心配する必要はないどころか、ヨウ素の活性を阻害する化学物質や環境要因から、ヨウ素の欠乏が生じている可能性さえもあることが、ヨウ素の専門家から指摘されています。

Why You Need It, Why You Can’t Live Without It

毛髪ミネラルのヨウ素はある程度は参考になりますので、そのレベルが低い場合には尿中ヨウ素濃度を調べて欠乏または過剰に応じて、昆布類の摂取または控えるなどをを検討すると良いかと思います。[R]

ヨウ素(認知症・アルツハイマー)

 

D3を1日5000(IU)飲み続けました。25OHVD3=75.7(ng/mL) になりました。

今後も5000(IU)でキープすべきでしょうか?

2000(IU)くらいでキープした方がよいですか?

回答

リコード法ではビタミンD血清濃度は50~80の最適値を目指すことになっています。

一般的に血清ビタミンDは季節性の変動があり、夏場では太陽を多く浴びることから高目に推移する傾向にあります。冬場になればいくらか低下すると思います。

そのため、夏場である今現在75.7であれば、5000IU維持でも後に下がる可能性があるため、摂取量としてはその量で良いのではないかと思います。

 

ちなみに、50~80の間で少しでも高い方が良いのか、そこまでを狙う必要はなく50をクリアしておけばよいのかはまだ議論の段階で、ビタミンDを推奨する専門家の間でも分かれています。

より高濃度のビタミンDが認知機能に影響を与えると考えることのできる分子的メカニズムはありますが、疫学研究では高濃度のビタミンDと認知機能に相関関係はあるものの因果関係までは認められていません。

欠乏症を除いてビタミンDレベルが低いから病気になるのではなく、病気だからビタミンDレベルが低いという逆因果かもしれないという可能性もまだ残っています。

 

ただ、一つ言えることは血清ビタミンDの神経毒性が明確に認められるのは120からです。

認知症を発症している、または認知機能の低下にリスクがある患者さんは、最適値内での高目を狙って摂取し、それが結果としてさほど効果に差がなかったとしても、大きく失うものがあるようにも思えません。

そのことを考えると、ビタミンDのコストが高くないということも含めて、80近くを狙うというのは悪い戦略ではないと思います。

 

とは言え大量のビタミンDがまったく問題のある可能性がないとも言い切れず、免疫抑制、ホルモンバランスを崩す可能性も、理論的にまたは動物実験で示唆されています。

Presentation - Vitamin D induced dysregulation of nuclear receptors may account for higher prevalence of some autoimmune diseases in women (MPKB)
Presentation - Vitamin D induced dysregulation of nuclear receptors may account for higher prevalence of some autoimmune diseases in women Type: Conference pre...
Topical calcitriol protects from UV-induced genetic damage but suppresses cutaneous immunity in humans. - PubMed - NCBI
Exp Dermatol. 2010 Aug;19(8):e23-30. doi: 10.1111/j.1600-0625.2009.00955.x. Clinical Trial; Research Support, Non-U.S. Gov't

現在の証拠からは、おそらく50~80の範囲であれば大きなリスクや効果の差は無いと思いますが、認知機能低下リスクのない健康な個人の長期投与であれば、50~60あたりを目指すくらいで良いように思います。

ただしビタミンDの効果は多彩で、認知機能以外の疾患にも多くのポジティブな影響を与えうるため、その他の疾患リスクにまで広げてしまうと確証はまったくありません。

 

PQQの徐放剤タイプは10mgしかないようで、徐放剤でない2倍の量の20mgとでは、どちらがいいでしょうか?理想は、徐放剤の10mgのものを1日2回とるのが最もいいのでしょうか?
回答

PQQは20mgを超える高用量で、プロオキシダント効果があると考えられています。

活性酸素を逆に発生させることで、体に元々備わっている恒常性を維持しようとする反応により健康効果をもたらすものです。

運動とも似たような作用があります。

そのため、運動不足であったり代謝活性が低い高齢者では、20mg程度の高用量がより有益な効果をもつと考えることはできます。(そのことを示唆する研究はあります)

あと、運動するにしても高齢者が激しい運動をするというのもなかなか難しかったりするので、PQQを加えて運動することで、運動効果や運動アドヒアランスを高めることができるかもしれません。

 

ただ20mgはすべて吸収されるわけではなく、腸内からの吸収や、食事と一緒に摂取することで異化されてどれだけが実際に作用するかわかりません。

人によっては10mgでも同じ効果を有することがあるのですが、20mgが、これまでの研究結果からもっとも多くの人に血清マーカーなどへの有意な影響がある摂取量だと考えられており、一般的に20mgがよく用いられます。

食事内容によっては、また空腹時の摂取だと10mgでも同様の効果があるかもしれません。

 

徐放剤のPQQはプロオキシダント効果を狙ったものではないため低用量と考えることもできるのですが、通常、薬効が長いだけではなく吸収力も高めた工夫がなされていることが多く、その場合は10mgであっても20mgと同等の効果を有しえます。

ただ、そこへ徐放剤という変数が加わると、どう影響が変化するのか正直よくわかりません。PQQはCOQ10との併用によるミトコンドリア機能の改善作用が期待されているのですが、COQ10の血中濃度に対してPQQが短いため、併用効果を維持するために徐放剤を用いるという考え方もあるようです。

 

個人的には、PQQは無酸素呼吸症候群などに対する改善効果も考えられるため、就寝前に摂取する場合は睡眠中の間効果を発揮する徐放剤は推奨されるかもしれません。ただ、覚醒するまたは睡眠構造に影響を与える可能性もあるため、できれば睡眠検査と併用して様子を確認しながらチェックしていったほうが良いかと思います。

朝またはお昼に一錠摂取する場合は、高用量20mgを一錠(人によっては10mg)を推奨します。

モチベーションを高める作用もあるため、運動前に高用量を一錠摂取するというのもおすすめです。運動のコンプライアンスが高まりやすい印象があります。

 

ベタインを食後に飲ませると苦いらしく、サプリメントドリンクに一緒に入れて欲しいと言われるのですが、成分的に大丈夫でしょうか?

また、豆乳を少し入れると味や食感がいいらしく、最初だけのつもりがずっと継続してしまっています。豆乳は近所のお豆腐やさんから購入しています。レクチンはどうなんでしょう? 教えてください。

回答

カプセルであれば苦味はないように思いますが、ベタインが苦いというのは、パウダーで摂取されているとかでしょうか?ドリンクに混ぜること自体には特に問題ないと思います。

豆乳の問題は大きく以下の3つの問題があります。

  1. 大豆のグリホサート(GM大豆の場合)
  2. 添加剤 カラギーナンなど(市販の豆乳)
  3. レクチン(大豆アグルチニン)

豆腐屋さんの豆乳であれば、2の問題はないとは思いますが、1の可能性、そして3の問題が残ります。[R]

大豆アグルチニンはごく少量であれば、抗真菌、高ウイルス、抗癌など有益な生理学的活性効果がありますが、過剰だと腸の透過性、腸内細菌叢のバランスに影響を与えます。

その量は個人差もありはしますが、かなりわずかで、一日の食事量全体の1%以下程度で、豆乳は一般的に飲み物、液体として容易に摂取が可能なため、どうしても過剰気味になってしまいます。

添加物の少ない、できれば有機のアーモンドミルクをおすすめします。

アーモンドミルクならいくら飲んでもいいというわけではありませんが、豆乳の代替としてはリスクが少ないと思います。

先日お酒の質問回答を拝読しました。 ニコチン酸ガムの話が出ましたが、トリプトファンをナイアシン回路でなくセロトニン回路の側へまわすことで効果的になるのであれば、依存的傾向はナイアシンアミド(+ベタイン)でも緩和されるんじゃないでしょうか?

認知症治療としてアルハカさんのブログに紹介されてますよね。

私の家族もナイアシンを週1飲み始めてから特定の食物依存が沈静化したように思います。
たまたまかもしれませんが。 もうひとつ関連する質問で、アミドでなくナイアシンの方は肝臓に対する重めの副作用がありますが、巷で人気の肌のもちもち感アップはフラッシュ(ヒスタミン放出?)によるものですか?

アミドでは受けられない恩恵でしょうか。

回答

ナイアシンアミドで食べ物への依存が緩和するというのはあり得ると思います。

アルコールの中毒要因はセロトニン以外にも、NMDA、GABA-A、グリシン、ニコチン性アセチルコリン受容体、その他多数の神経伝達物質が介在しており、遺伝によって異なる感受性をもたらすようです。

Neuropharmacology of alcohol addiction
Despite the generally held view that alcohol is an unspecific pharmacological agent, recent molecular pharmacology studies demonstrated that alcohol has only a ...

そのため効果を感じれる人とそうでない人がいると思いますが、ナイアシンアミドもひとまず試してみる価値はあるかもしれませんね。

酒好きでうつっぽい人には効果がありそうな(笑) ナイアシン投与はアラキドン酸カスケードを活性化させプロスタグランジンが産生され、血管を拡張します。

この作用が一気に行われると、いわゆるナイアシンフラッシュが生じ、通常は皮膚の紅潮を嫌う患者サイドから避けられる症状と取り扱われます。

ナイアシンがHDLレベルを増加させ、LDLを下げることが知られています。

ナイアシンアミドでは血管拡張作用を持たず、そういった脂質への良い効果に関してはありません。 肌のもちもち作用はわかりませんが、ナイアシンのそういった特異的な作用ともちもちが関連しているのであれば、ナイアシンアミドでは効果は限定的だと思います。

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