よくある質問 ミネラルについて

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1/9 銅は、サプリメントから摂取した方がよいですか?

回答

銅は重要な微量ミネラルですが、多すぎると有毒になる可能性があります。

また認知症患者さんでは一般に血清銅の過剰が見られるため、(摂取からの過剰銅とは限りませんが)摂取には注意を要するミネラルのひとつです。

銅は明確な欠乏でない限り、(胃バイパス術を受けたとか、プロトンポンプ阻害薬の慢性使用、ウィルソン病など)サプリメントでの摂取の必要性は低いと考えています。

過剰リスクがあるがゆえに、なんらかの事情で意図的な摂取の必要がある場合は、食事からと比べてサプリメントによるキレート化された銅は量を正確にコントロールできるという意味ではメリットがあります。

食事中の銅は、食品と結合する傾向にあり胃酸で複合体の銅を遊離させるため、胃酸の量によっても銅の吸収率が変わってきます。(であるがゆえにPPIが影響をおよぼす)

その他、亜鉛の摂取量であったり、アミノ酸トランスポーターも銅の吸収に影響を与え、吸収率には個人差が生じる傾向にあります。

1/9 シリコンのサプリメントは、ATD患者に大丈夫ですか?

回答

大丈夫(安全)だと自信をもって言えるほどの研究はされていません。

ラットを使った研究がほとんどです。

ただ、シリコンは微量元素のひとつであり少量のシリコン摂取は重要です。サプリメントで一般的用いられる二酸化ケイ素は、植物や飲料水にも含まれていることから、大きな危険性はないことが一般に示唆されています。

食事からのシリカは体内には蓄積せず、腎臓によって排出されます。

動物研究では、食品添加物に含まれる二酸化ケイ素が、ガンや死亡リスクの増加との関連性は見いだされていません。

米国FDAは安全な食品添加物として認識していますが、ナノサイズ(100nm未満の大きさ)の二酸化ケイ素はに対して、欧州食品安全局は懸念を表明しています。

アルツハイマー病との関連では、経口によるアルミニウムの吸収を防ぐ効果があることが動物研究、疫学研究などでわかっています。

食事でのケイ素不足が明らかであるとか、食事からのアルミニウム摂取が避けられない状況であることを除いて、アルツハイマー病患者がケイ素サプリメントを摂取することのメリットはあまり感じられませんでした。

ただ、食事中に含まれる平均的なアルミニウムは年々増加していっているので、保険的に摂取することでリスクを軽減できる可能性は十分あるのはありだと思います。

参考サイト

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2809081
https://academic.oup.com/aje/article/169/4/489/119824
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9651136
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21198634
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4903002/
http://www.inchem.org/documents/jecfa/jecmono/v05je04.htm

1/9 微結晶ヒドロキシアパタイトのカルシウム

微結晶ヒドロキシアパタイトからのカルシウムも、以前にカルシウムの取り方のご回答を頂きましたが、やはり同じでしょうか・・・。

回答

カルシウムサプリメントの心血管、認知症などの健康リスクは、おそらく急性のカルシム血清濃度上昇と関連しています。

そして、カルシウム血清濃度の急激な上昇は長期的には骨密度の増加とは関連していないという研究があります。

微結晶ヒドロキシアパタイトはいくつかの研究で、通常のカルシウム製剤よりも骨密度を高めるのに有利であるということが示されています。

そのことから、微結晶ヒドロキシアパタイトの摂取量を少なくすることで健康リスクを最小限に抑え、一般のカルシウム製剤と同じレベルで骨密度の改善を図るというメリットは考えられるかもしれません。

9/14 マグネシウムの摂取量

こんにちは!マグネシウムについてご丁寧なお返事を頂き、本当に有難うございました!あまりの専門的なご回答に驚かされました。

何しろ今まで色々なサイトをググっても全然わからず、数種類買って試していました。具体的には、便秘対策にはクエン酸、そこそこのお通じにはリンゴ酸。心臓と肝臓が悪く、さらに不眠症の主人用にはタウレート

Cardiovascular Research, マグネシウム・タウリン、植物カプセル180粒

を買っていました。でも、どのメーカーの商品にも具体的なエレメント表示はなく・・。

今回アイハーブで下記の様な新商品を見つけました、かなり良さそうかもと期待しているところです。

InnovixLabs, アドバンスマグネシウム、植物性カプセル150錠

あと、マグネシウムL-トレオンは個人的にイマイチ効果を実感出来ませんでした^^:

とても参考になりました!どうも有難うございました(^∇^)

回答

お役に立ったようで幸いです!

マグネシウムの役割は非常に多彩なため、その効果は直接的に実感できるパートはごく一部に過ぎません。

欠乏に対するマグネシウム補充では体感できる可能性はありますが、準最適値に対する補充ではそこまで明確に症状の変化として現れないことが、現代のマグネシウム欠乏の社会問題にもつながっています。

 

車を運転していて走りが良くなった悪くなったという体感でオイル交換を判断するのが賢明とは言えないように。

脳内のマグネシウムレベル過剰もアルツハイマー病リスクを高めますので、どのタイプかだけでなく投与量の判断も難しかったりします。

 

予防目的であればアミノ酸キレートのマグネシウムは、種類だけでなく、摂取量にも注意してください。

RBCマグネシウムの検査を受けるのが理想ですがほぼ国内では無理なので、半年以上の長期的摂取においては、どのタイプにするにせよアミノ酸キレートのマグネシウムを300mg程度に抑えて、それ以上は無機塩マグネシウムを利用したほうが良いかと思います。

 

9/13 アルサプ・マグネシウムの摂取量

アルサプでは、マグネシウムはどんだけ摂取しているのですか?

「L-トレオン酸マグネシウム」では、2カプセルなので、マグネシウム(マグネインマグネシウムL-スレオネートから)144 mg×2/3、マグテイン(マグネシウムL-スレオネート)2,000mg×2/3、 「マグネシウムタウレート+」では、1タブレットなので、Magneisum(タウリン酸マグネシウムとして)400 mg×1/2、 つまり、マグネシウムは、296mg 摂取している。

マグテインの量は、マグネシウムに含めない。 以上の捉え方でよいでしょうか?

回答

おっしゃられる通りです。

補足を入れると、マグネシウムスレオネートは組織内や血清でのマグネシウムとしての役割も果たしますが、その摂取量は、一般のマグネシウム摂取推奨量からというよりは動物実験における認知機能への効果から換算された有効摂取量です。

マグネシウムタウレートは一般的なマグネシウム摂取量から、吸収率の高さを加味して想定された摂取量です。

 

ただ、マグネシウムの吸収率や代謝などの変動要因が多く複雑です。

そこへもってアミノ酸キレートのマグネシウム代謝による変数が加わります。吸収率だけではなく、生物学的分布が大きく異なりますが、それほど研究が進んでいる領域ではなく、一般的なマグネシウムの摂取推奨量は参考程度に考えたほうがよいと考えています。

 

認知症患者さんは脳内マグネシウムレベルが特異的に欠乏している可能性もあるため、脳を透過するタイプのキレートマグネシウムを二種類アルサプでは設けていますが、健康な方であれば、脳透過型マグネシウムを含めアミノ酸キレートのマグネシウムをカクテルにするほうがより有益または無難かもしれません。

9/9 キレートマグネシウムの元素量

お世話になります。もし宜しければ教えて頂けると嬉しいです。

マグネシウム・サプリメントについて。 「エレメントとしてのマグネシウム400mg」と言う場合、販売されているマグネシウムサプリメントは、表示されているマグネシウム量がエレメント量と考えて良いのでしょうか。

それとも、同じ400mgのサプリメントでも、例えばタウレートとクエン酸とでは、エレメント量は違うのでしょうか? (吸収率が良い悪いは別として) お忙しいところ恐れ入ります。宜しくお願い申し上げます。

回答

一般的にはタウリン酸マグネシウムは、マグネシウム元素1に対してタウリン酸が10の比率で重量比で構成されています。

クエン酸マグネシウムだと、1:1か、メーカーによって1:2とかあったと思います。

キレートによる違いは吸収率の差も大きいのですが、どこの組織へ届きやすいか、また低用量と高用量で吸収率も変わったりします。なので、キレート化されたマグネシウムの場合、あまり単純にエレメントがこれくらいだから、これぐらい摂取すればいいともなりません。

 

タウリン酸マグネシウムは、低用量でも吸収率が高いままのため、元素(エレメント)としての摂取上限は300mgに制限されています。

つまり、タウリン酸マグネシウムですと、3.3gが上限になります。 そのため、例えばタウリン酸マグネシウムでエレメント(元素)が400mgというのは、明らかに過剰なので、表記か解釈が間違っているのではないかという気がします。

まともなサプリメントメーカーであれば推奨用量などでそのあたりは大体判断がつきます。サプリメントの成分表記全部を見せてもらえれば、回答できるかもしれません。

7/21 鉄不足

鉄が不足していると言われました。サプリメントでは、どのタイプの鉄がお勧めですか。

回答

鉄補充は物議を醸す話題でして、諸条件がわからないとなかなか簡単にはお答えできないので、よろしければ鉄が不足という理由や、該当者の状況をもう少し詳しくおしえてもらってよろしいでしょうか。

徐放タイプのカルシュウムサプリメントは、アルサプに、影響を与えますか?徐放タイプでない方がいいですか?

回答

食事での不足が明らかであれば検討しても良いと思いますが、カルシウムはできるだけ食事から摂取することをおすすめします。カルシウムは過剰だと心血管疾患のリスクだったり、逆にカルシウム欠乏を招くとも考えられていて、摂取量がけっこうシビアです。

ビタミンDで緩和できるという意見もあれば、そうではない研究結果もあります。

高用量であれば徐放剤が良いとは思いますが、ただ高用量自体があまりおすすめできません。高用量である場合カルシウムが細胞内に急激に侵入して神経毒性を持ちうる可能性あります。徐放剤は多少ましかもしれませんが、持続的な影響があることには変わりません。

カルシウムのサプリメント補給により血管型認知症リスクが高める可能性があるという調査報告もあります。[R]

徐放剤かどうかよりは、摂取量を最大でも500mgを超えない程度に、もし摂るなら個人的には250mg以下のカルシウムサプリメントを分けて食後に摂取することで、いくらかリスクを低減させることはできると思います。

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