よくある質問 ダイエット・調理・禁忌食品

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12/16 多種多様な食品摂取

摂取する食品の多様性(に関して疑問を抱きましたので、質問させて頂きます。

実際、食事という行為から最大限の利益を享受しようとしますと、不可避的に、安価であり栄養価の高い食材が優先され、摂取する食品の多樣性がどうしても喪失されてしまいがちになるかと思います。

自分自身も様々な栄養学や論文を読み続けたある程度行動の指針になる仮説として、栄養価が高く調理が容易である安価である食品を継続的に摂取する方が、多様な食品をいたずらに少量摂取するよりも、身体に良いとは思っているのですが、

食品を巡る市場、広告においては、多種多様な食物の摂取を推乗する風潮がー般的である為、自分自身の食品の場択や摄取が多様性を持たないことを不安に思ったり致します。

実際、廉価であり調理が容易であり継続して摂取することが容易な栄養価の高い食品の摄取を後回しにしてまで、多種多様な食品を摂取するべきなのでしょうか。

幾つかの食品を優先的に摂取する、と行動の基準を明確化しておいた方が、ある種の論文等にも見られる食品の多様性という漠然とした食事の指針よりも、良いと思うのですが。

多少の柔軟性をもちろん持っべきだとは思いますが、結局、食串からの利益を最大化するのであれは、食事の選択という行為は著しく限定された行為になってくるのではないかと思います。

アルハカさんは、摂取する食品の多様性を心掛けることを、どの程度まで優先権を与えるべき行動原理だと思っていらっしゃいいますか?

回答

いくつかよくわからなかった点があるのすが、最大限の利益というのは何を指しているのでしょうか?食事の目的、長寿食、治療食、元気に活動できることを優先させるなど、目的によっても微妙に食事の内容は変わってくると思います。

また、食品の多種多様性も、生活環境や所属する社会によっても異なると思いますが、ひとまず食事の多様性について想像で思いついたことを書いていきます。

 

食品の多種多様性が担保できるのは、時代が大きく変化していない(ご質問の文脈では我々が普段食べる食事や食材の栄養成分や安全性に大きな変化がない)という条件において、より安全である確率が高いということではないでしょうか。

ある若者が、毎日食事に多様性をもたせたほうがよい聞いて、今日はマックに行き、明日は吉野家で食事をすると言っていた話を聞いたことがあります。^^;

時代が急変していく中では全体が間違った多様性というものは十分にありえる話であり、大丈夫だろうと思っているわれわれも同じように別の間違った多様性の中にいる可能性はいくらでもあると思います。

 

ただ、この若者の判断は100%間違っているかというと、そうとも言い切れません。マック、吉野家、ラーメン屋と回していくことはどう考えても最善ではありませんが、マックでずっと食べ続けるという最悪は少なくとも回避できています。

これを現在の食生活に置き換えると多種多様性が担保されるのは、現在の栄養学が完璧ではないにしても、どこまで我々の食生活と健康との関連性を捉えられているのか、我々が全体像の理解のプロセスのどこに位置しているのかに依存してくると思います。

 

このことで、2つ考えていくべきポイントがあると思います。

まず1つ目は基礎研究で食との関連性が疑われている発見が、ほとんど現代の栄養学と関連付けられているように見えません。実証性は高いのかもしれないが、非常に狭い範囲の証拠だけを元に組み立てられているように見えます。

 

腸と食の関係はある程度知られるようにもなりましたが、明確に機序レベルで解明されているわけではなく、具体的な食への応用も極めて限定的です。

遺伝的特性、カビ毒感受性やトキシコキネティクス、メチレーション、複合毒素、内分泌撹乱、エピジェネティクスなど、自分が知り得た範囲だけでも、それらの視点が安全基準にくりこまれているように見えませんし、

ミトホルミシス、時間栄養学、SPM、細胞危険応答など、食と関連しうるが新しい研究領域のために反映されていない研究分野がいくらでも存在します。

 

2つ目の問題は、我々が見ることのできる研究成果が、食の全貌を示しているのであればいいのですが、後になって「本当は~は間違っていたんだ、」というブラックボール問題があります。

われわれは研究されている領域の白黒、証拠の確実さについては好んで議論をしますが、そもそもとして、本当に一定レベル研究領域自体が出尽くしたのかどうか、この問題を明確に研究している人も(研究のしようがないのかもしれませんが)見当たりません。

未来になって栄養学や安全性の見方に100の分野やカテゴリーが発見されたとしても、自分にはなんの不思議もありません。

単に長寿になったからという以上に慢性疾患がこれだけはびこる中で、食の悪影響を切り離せて考えることは難しいように思います。

公共的に安全とみなされる証拠は統計学的に解析可能なデータの範囲で、それらのおよばない隙間は事実上われ感知せずとなっています。

多種多様が強調されるのだとすれば、それは裏返せばそれだけ現代栄養学が食についてよくわかっていないということを示唆しているのではないでしょうか。

 

冒頭でも述べましたが、もうひとつ食を考えていく上で認識のギャップを感じるのは、ゴール設定だと思います。認知症の治療推進活動を行っていますが、改善したいと考える認知症患者さんが目指さなければならないのは平均ではなく最善です。

食だけではありませんが平均のままでいることは平均的な認知症の進行を逸脱する可能性は低くなります。多種多様な食事で達成できるのは標準偏差値内であって最善ではありません。

 

もし特に長生きを目指しているわけではなく60歳くらいまで生きればいいと考えている、ランダムにピックアップされた平均的な人であれば、多種多様という食は、漫然と何かに固執するよりも最適である可能性は確率的には高いと思います。

食を進化論的にとらえており、ほとんどの生物が結局は絶滅していったように、多くの正しいと考える先進的な食も大多数はやがて見向きもされなくなるでしょう。

そして正しい食事が残っていくのか?ここが面白いところで、おそらくそれも過渡的なもので、例えば卓上でDNAをいじって自己注射で治す時代がやってくれば、今で言う正しい食というものがあったとしてもそれは変質していくと思われます。

それは遠い未来ではなく、現在生きている人類の半数が生きているうちに起こると考えられる理由があります。

 

現在の食事がどうかという文脈で考えたとしても、若い人では超長期的な食事の最適なあり方を追求するのは微妙になってくる可能性もあると思っています。

致命的な毒は避け、不可逆的なリスクにむすびつきそうなことは保険的に避けておいたほうがいいと思いますが。

 

僕自身は、リコード法で用いられる食は基本的には治療食だと考えており、21世紀の後半に達した時それが本当に正しいかどうか(健康長寿に寄与するかどうか)、ある程度には正しいと思っていますが、そこまで強い自信もありません。

まったく知らなかったブラックボールまたはホワイトボールが後から出て来ないという保証はどこにもありません。

それでも、リコード法の食事を推奨できるのは、治療食としての証拠と実績がある程度存在し、そして認知症の進行を許すことを考えた時に、例えいくつかの間違いまたは、効果がさほどない食の選択が含まれていたとしても、個人の意志と責任の元に選択するならそのトレードオフは十分に成立すると考えているからです。

あまり答えになっていない気もしますが^^; 連想気味に述べると、そんな感じです。

11/17 ダーティー12 & クリーン15について

葉酸遺伝子検査でC/Tだった場合、野菜のダーティリストは気にしなくても良いのでしょうか?

回答

正確にはダーティー12 & クリーン15はアメリカの農産物をアメリカの非営利団体EWG(Environmental Working Group)が、調べた結果、特にそのリストにのる野菜や果物が多く農薬を含んでおり、それらを避けることで、農薬の摂取量を5分の1にまで下げることができるとするものです。

ひとつは、ダーティー12を避けても完全に避けられるわけではないということです。

また、例えばオーストラリア版のダーティー12 & クリーン15は米国とは異なるようです。

23rd Australian Total Diet Study

日本の農産物について、個別に農薬の量やリスクなどを調べたことがないので、具体的には述べられないのですが、ただ日本でもアメリカで全く同じということはまず無いと思います。

そのため、実際にはダーティー12 & クリーン15は、ひとつの目安として活用する程度に捉えたほうが良いのではないかと思います。

 

あと、葉酸遺伝子検査のC677Tだけで、解毒能力が決定されるわけではなく、実際にはより多くの解毒に関わる遺伝子が毒性の感受性の差に関与します。葉酸遺伝子も解毒能力を示すひとつの指標にすぎません。

そして、遺伝子だけではなく、対象者の感受性 例えば、、脆弱性の高い認知症患者さん、妊婦さんの母胎への影響なども考慮すべき違いです。

さらにホルモン撹乱剤としての影響は他の毒性と相互影響しあって複合的に働く可能性もあるので、(例えばカビ毒など)どれだけ他の環境毒素を低減できているかといったことも関係してくる可能性があります。

 

無農薬の農産品は農薬の害だけではなく栄養価であったり、農家さんの農薬曝露リスクを低減させるなど広い意味でのメリットもあるので、選ぶことが可能であればそちらの選択が良いとは思います。

ただ、上記などの感受性を高める要因が除外できる人であれば、経済的な事情から有機無農薬が変えない人が農薬を気にするあまり、栄養価の高い農産物を避けた食事を続けるというのはかえって健康を損ねると思っています。

無農薬野菜をたくさん食べる>農薬野菜をたくさん食べる>無農薬野菜を少しか食べない

 

11/1 アルハカの普段の食事 卵をたくさん食べて大丈夫?

アルハカさんはどのような食事を普段されていますか?

僕はリコード法に従って必ずしも平飼いばかりではないですが、1食に卵を5個ぐらい食べてタンパク質を摂っています。 このような食事を続けても問題ないでしょうか?

回答

朝は食べません。コーヒーまたはMCTバターコーヒーです。

昼はサイトで紹介しているような感じの野菜スムージー + 自作のナッツバーで済ませます。

夜は胚芽米または玄米に、スーパーで買った食材と、有機無農薬の配達会社での調達した食材を半々くらい利用して自炊しています。

リコード法としてみたとき、食材ベースで見るとまあそれなりに近いものでやっていると思います。ただ有機、無農薬野菜をすべて使って、バラエティー豊かに食べているかというと、それほどできていません。

ダーティー12 & クリーン15を目安に、市販の野菜も使います。

 

いわゆる世間の基準からすると、かなり健康的な食事をしていると思いますが、リコード法を勧めている立場としては胸をはって言えるレベルではありません。。

これは経済事情として厳しいというのが大きいです^^;

次に、一般の人がなんとかできる合理的に可能な範囲の努力からあまり外れたことをしたくないという個人的な思想もちょっとあります。

あまり作る時間もないので、時間がかかる凝った料理もしないです。

効率重視のスローフードという矛盾したことを目指しています(笑)

 

5個食べられている理由が、筋トレをされているとか何かでしょうか?

そのあたりの理由や、健康な方なのか認知症の方がケトフレックス12/3ックスを行おうとしている中での話なのか、体重やその他のタンパク源摂取など全体のコンテクストがわからないとちょっとお答えしにくいです。

 

卵自体の一般論についてですが、糖尿病や高血圧症など、心血管疾患リスクの高い人は卵の摂取に注意する必要があると思います。

卵の摂取によるコレステロール上昇への影響はまだ未解明ですが、腸内細菌叢などの影響もあり個人差があるようで、一部の感受性の高い方では卵を食べるとコレステロールの上昇に結びつきます。

The Impact of Egg Nutrient Composition and Its Consumption on Cholesterol Homeostasis
Nutrient deficiencies and excess are involved in many aspects of human health. As a source of essential nutrients, eggs have been used worldwide to support the ...

7/17 レクチンはどこまで避けるべき

アルツハイマー型認知症患者は豆類、トマト、なす、ピーマン等ガンドリー先生のいうレクチンも避けた方がいいですか? たまになら栄養素的にメリットがあったりするんでしょうか?

回答

レクチンは全員ではなく、特定の人に反応します。そのため、まず、自分がグルテン感受性、乳製品、レクチンどれに反応するのか知ることが重要になってきます。

遺伝的要素もあるため家族で感受性をもつ人がいる場合、注意が必要です。

 

レクチン感受性がある場合ですが、豆類はそのままでは避けておいた方が無難です。

リーキーガットなどの改善が見せた後であれば、圧力鍋を用いてレクチンを含む食材を使うことができます。

 

抗癌効果、感染症防御など有益なレクチン、または汚染地域などではレクチン摂取がデメリットよりもメリットを上回る可能性あります。レクチン感受性が存在しない健康な人では、ホルミシス効果による健康効果がある可能性があります。

また、単純にレクチンを含む食品を拒絶すると、レクチンそのものというよりは、植物ベースの炭水化物摂取が不足するようになり栄養バランスを崩す可能性もあります。

そのため「レクチン感受性、リーキーガットがない健常者」ではレクチン食品拒絶の弊害が長期的には大きくなる可能性が高いと思っています。

 

リコード法でも闇雲にレクチンを拒否しているわけではなく、上記に掲げたような条件次第、調理方法次第となっていますので、そのあたりを含めて判断していくと良いかと思います。

検査をしていなくてわからない認知症患者さんの場合は、リスクを背負うことになりますが、圧力鍋、ナッツは水に一晩つかす、大豆は発酵大豆に限定するなど、調理方法だけはレクチン除去方法に従い、それらを摂取して症状に異変がなければOKとするというのが現実的な落とし所かなと思っています。

7/13 豆乳ヨーグルトは推奨食品ですか?

回答

豆乳ヨーグルトは、一般的な乳製品のヨーグルトよりもコレステロール、飽和脂肪がより少なく、ラクトースも含まれていません。また乳たんぱく質ではないためカゼイン、βカソモルフィンの問題もクリアできます。

レクチン発酵大豆食品では一般的に分解されます。

豆乳ヨーグルトで使われる菌が分解するかどうかはわかりません。

 

市販の豆乳ヨーグルトは、乳製品のヨーグルトと比べると風味やテクスチャーが悪いことから、それらの改良のために増粘剤、安定剤が加えられることがあります。

大豆ヨーグルトに限りませんが、甘味料によっては注意が必要です。GMO大豆を使っている場合、グリホサートの問題も生じます。

Biofunctionality of Probiotic Soy Yoghurt

 

リコード法で特に豆乳ヨーグルトが取り上げられているわけではありませんが、自作の豆乳ヨーグルトであればメリットが多く、推奨食品と言っていいのではないでしょうか。

市販の豆乳ヨーグルトであれば、上記で述べたように条件次第になると思います。

 

いつもありがとうございます! リコード法を知る前にココナッツオイルがいいと聞き数年間摂取してましたが、apoE4持ちでした。今さらかもしれませんがリカバリーする方法ってあるんでしょうか?
回答

まずApoE4遺伝子をもっているからといって、必ずしもココナッツオイルが悪というわけではありません。

例えば運動やその他の食事などで脂質の代謝がしっかりと行われている場合、ココナッツオイルを多少摂取しても悪影響はそれほど大きくありません。

ココナッツオイルの抗菌効果がデメリットを上回るケースも存在するはずです。

ココナッツがもてはやされた理由には、おそらくそういった人たちの影響もあると思います。

 

摂取が良いかどうかは、最終的には血清sd-LDLなどの検査値で判断してみてください。20以下であればココナッツオイル摂取もOKです。

リカバリーですが、その意味にもよりますが、直接的にはsd-LDL(またはLDL-p、酸化LDL)を含む脂質代謝関連の検査項目を改善させることがリカバリーにつながります。トリグリセリド、総コレステロール、HDLなどです。

間接的にはsd-LDLの増加により、その下流で生じた代謝障害を改善させることも含むと思います。

sd-LDL/超悪玉コレステロール
sd-LDL/超悪玉コレステロールサイトご利用には利用規約・免責事項への同意が必要ですキーワード:small dense LDL,酸化LDL(MDA-LDL),LDL-p,概要これ...

上記記事に、sd-LDLを増加させる要因が書かれてあります、多くは双方向的に作用しているためそれらの改善もリカバリーに結果的につながります。

ココナッツオイルだけで、そこまで何もかもを悪くするわけではありませんが、血管機能の低下、インスリン抵抗性への寄与が最もダメージとして考えられます。

そのためにもっとも効果的かつ多面的にリカバリーできる方法は運動です。真剣に運動に取り組めば半年で取り戻せます。

食事も整えればその半分の期間でとり戻せると思います。

 

スムージーにアボガドを入れない場合は、アボカドオイルを増やしていいですか?
回答

アボガドオイルはアボガドの代替というよりも、純粋に脂質量を増やしていく調整として見たほうがよいと思います。

ケトンダイエットを実行していく際、脂質の摂取量が増加しますが、併用するような形が、バランスが摂れて良いのではないかと思います。

12時間の断食などの断食の間は、サプリメントも飲まない、お茶も飲まない、お水だけにすべきでしょうか?
回答

意外とこれは深い質問なのですが、断食中に何をどこまで摂取していいかは、断食にどういった効果を求めるかによって微妙に変わってきます。白黒で言えないところがあり議論もあります。

リコード法における断食について述べると、その主な目的はインスリンを誘発させない、ケトンレベルを上げること、Sirt1、Nrf2の活性あたりが主な目的です。そのためより重要なのはカロリー制限というよりも炭水化物制限です。

 

ただ、完全なカロリー制限断食にも炭水化物制限にはない利点がいくつかあるので、可能ならカロリーも制限気味にしておいたほうが良いとは思います。カロリー断食と炭水化物断食を日によって混ぜてみるのもありだと思います。

カロリー制限の厳格さにも諸説あるのですが40キロカロリーまでなら、断食の効果を大きくは阻害しないと言われています。

 

サプリメントの中にはレシチンやEPA・DHAなどカロリーを含むものがあり(サプリメントの成分欄にカロリーが書かれています)、単体ではほとんど気にするレベルではないのですが、それらを複数まとめて数錠摂取すると、カロリー制限の断食としては微妙なラインにはなります。(特にココナッツオイルなども入ると)

お茶やブラックコーヒーはいずれにしてもカロリーがほぼゼロなので問題ありません。(砂糖はアウトです。また夕食後のコーヒーもまずいです。)

 

あと、完全に空腹時に摂取するのはサプリメントによって吸収力、効果が高まるものもありますが、消化器系や肝機能に負担がかかるものもありますので、そのあたりにも気を使ったほうがいいかと思います。(アルサプの朝サプリはMCTオイルと併用することを前提に考えています)

リコード法で、パンの代りとして何を食べたらよいでしょうか? 高齢者は、安くて簡単なパンやめん類に偏りがちなので。
回答

まず、ケトンダイエットを行っているかどうかで変わってきます。

糖質制限を行っていないのであれば、パンであれば米粉パン、グルテンフリーのパスタ、うどん、ラーメンなどがありますので、それらをまず利用してみてはどうでしょうか。

本来はグルテンの摂取判断の前に検査をすることがリコード法では前提となっています、tTG抗体などの検査を行って陰性であれば、(より良くはCyrex Array 3または4)グルテンを含む食品摂取は症状がなければある程度許容されます。

米粉パンは自分で作ることもできます。ホームベーカリーであらかじめ材料を混ぜ合わせておけば意外と簡単に作れますよ。

糖質制限を行う場合は、カリフラワーライス、キャベツライス、こんにゃく麺、こんにゃくうどん、ケルプヌードル、など

最初は、混ぜて使うようにしていったほうがいいかもしれません。

糖質フリーのパンはちょっとむずかしいですね、、

食の変更はリコード法の中で、技術的というよりはより心理的に高齢者にはとても難しいパートなので、徐々に気が付かれないくらいに変えていかれることをおすすめします。

そういった意味では、まず最初はグルテンフリーの米粉パンから始めるのは悪くない選択だと思います。

あと、食材の購入だけは介護者の側で行ってしまったほうがいいと思います。ナッシュなどの低糖質の宅配サービスを利用するのも手だと思います。

糖質制限ってそもそも、ケトアシドーシスがまず問題になるのではないかと思います。

しかし、代謝のことをよく分かっておられる方なども、糖質制限勧めてたりしてます。ケトアシドーシスの危険はあるのでしょうか?

回答

糖尿病患者さんで示す糖尿病性ケトアシドーシスではなく、一般の糖質制限でケトアシドーシスの危険性があるのかっていう質問ですよね?

Management of hyperglycemic crises in patients with diabetes.

一般的には、極端な糖質制限(20g以下/日)を継続すると、ケトアシドーシス(飢餓性ケトアシドーシス)のリスクが生じるとと言われています。

ケトーシスとケトアシドーシスの違いは多分理解されていると仮定しますと、

リコード法における糖質制限では、マイルドケトーシス(0.5~3)を目指します。

患者さんにによっては3~5で良い応答を示すため、そのレベル目指す場合もあります。

これは、インスリン分泌のむずかしい1型糖尿病患者さんでない限り、10~15あたりまでは、ケトアシドーシスの心配はまずしなくて大丈夫です。

念の為、その他ケトアシドーシスを示す可能性のある人

アルコール依存症[R]

遺伝による先天性[R]

サリチル酸[R]

 

認知症患者さんで1型糖尿病を併発しているケースでは、注意をしておいたほうが良いと思います(ケトン値、血糖値測定必須)

糖尿病の重篤度にもよりますが、いきなりではなく、ゆるい糖質制限(重要)から初めていって、ケトン値、血糖値を計測しつつケトアシドーシスの症状をチェックしながら始めていけば、リスクは最小限に抑えられると思います。

以下の症状がある場合は注意する必要があります。

のどの渇き、大量のおしっこ、乾燥肌、胃のむかつき、呼吸困難、めまい、お腹の痛み、

ボーンブロスレシピの記事見ました。「スープの酸性度はph4.5~5が理想」というのは、骨からのミネラルを効率よく抽出するためでしょうか?
回答

そうですね。より正確にはマグネシウムとカルシウムの抽出量が大きく増します。銅も少し増えます。

鉛、アルミニウムなどの避けたい金属は、酸性化により逆に少なくなります。

あまり長時間煮込むと、そして摂取量によってはカルシウム、マグネシウムが過剰になる可能性もあるのですが、一般家庭で毎回24時間煮込むというのもなかなか大変だと思うので、考え方としてはお酢などで酸性度を高めもう、少し短い時間で効率よく作ることを念頭に置いています。

アルハカさんのサイトを拝見し、質問させて頂きます。63歳でアルツハイマー型MCIと診断され、最近Apoe4/4を保有していることが分かった親(66)に、リコード法を不十分ですが実践しており、喫煙、飲酒はやめました。

個体差はあると思いますが、毎日の晩酌として、日本酒(純米酒)1合(定量)は、過度のアルコール摂取となり、神経毒性を高めますか?

本人は定量の飲酒を、習慣的に30年以上続けてきました。運動不足や週末の不規則な睡眠もあってか、病状は進行しております。

それに伴い、①認知症の進行が周知されるのを恐れているのか?②周囲の会話についていけないのか?など多様な要因で饒舌であった口数が顕著に減り、食生活などの変化に強いストレスを感じている様に思います。カンフル剤として、定量飲酒は如何でしょうか?

回答

質問ありがとうございます!

お酒は飲みませんが、うちの母もApoE4/4です。。

うーん、アルコールそのものはどのような意味においても脳神経細胞にとっては神経毒になります。

試験管研究や動物実験では、ApoE4対立遺伝子を有する場合、非ApoE4と比べてアルコールがより高い神経毒性をもつことがわかっています。[R]

これはApoE4遺伝子保持者では、神経細胞の修復メカニズムにより大きな問題があることと関係しています。[R]

疫学研究でも強い証拠ではありませんが、適度なアルコール摂取量であっても影響をおよぼすことが示唆されています。[R]

唯一例外として考えられるケースは、酒豪である方ではアルコールを分解して酢酸を作る能力が高いことがあり、この酢酸が脳の良質なエネルギー源になっている可能性です。

お酒を飲んでる長寿者や、少量なら健康に良いのではと言われる理由はこのあたりにあります。

こういった人たちが、いきなりやめてしまうと逆にリスクを招く可能性があるという調査結果もあります。そういったケースで止める場合はお酢などを取りながらなど、徐々に止めていく必要があります。

さて、結論ですが、そういった例外ケースを除けば、やはり微量であっても脳機能を守っていくためにはおすすめできません。

しかし30年続けてきた飲酒習慣を止めるのは、かなり難しいのも事実です。

ひとまず、段階的に中止するとしても、やむなくお酒を飲む場合にその被害を最小限に抑えるためのヒントを書きます。

  • 毎日飲まない。週に2~3日
  • 食後に飲む。空腹時に飲まない
  • ゆっくりと飲む。
  • ミルクシスルを飲んで肝機能を強化する。
  • 脳細胞の抗酸化剤としてαリポ酸を摂取。
  • ビタミンB郡を摂取する。
  • レッドワインはポリフェノールを含むためよりベター

禁欲的にお酒を止めるというのはかなり厳しそうです。

文献でちょっと調べてみた禁酒の成功事例を書いてみます。

  • 禁酒グループを見つける

アルコホーリクス・アノニマス

  • 認知症グループを見つける(リコード法グループだと最高ですが、、)
  • 芸術活動などを行なってみる。
  • ニコチンがあると禁酒が行いやすいというデータがあります。
    そこでタバコではなくニコチンガムを試してみる。(認知機能にも良い影響があります)ただしアリセプトなどの認知症薬を併用している場合は量に注意してください。
  • リコード法的にはメマンチンは推奨できませんが、メマンチンが作用するNMDA受容体はアルコール障害治療の標的でもあるので、メマンチンが禁酒への補助的な禁酒効果をもつ可能性はあります。[R]

アルハカさん、胡椒とか唐辛子ってリコード的にどうなんですか?
確かガンドリー的にはペケだった気が。
回答

そのあたり、混乱しますよね。

ぼくの理解が正しければ、ガンドリー博士のレクチンフリーダイエットは一般の方にも向けて推奨されているのに対して、リコード法ではあくまでアルツハイマー病・認知症患者さんに向けて語られているという微妙ではあるが無視できない違いがあります。

また、リコード法では、認知症患者さんがどの程度の厳格性をもって注意すべきかはレクチン感受性の検査を受けた上でとなっており、未検査であれば厳格なレクチンフリーダイエットを3ヶ月行なってみることが推奨されています。

腸の健康が保たれている場合、リーキーガットがないことが検査で確認されている場合は、胡椒や唐辛子はトレードオフとして、そのメリットが上回ると考えています。

ただ、注意しないといけないのは、胡椒、唐辛子はレクチンとは別にアフラトキシンなどの毒素の問題も存在します。

そのため3型の患者さんでは、品質の問題にも別途注意する必要があります。まあよくわからない場合は避けておいたほうがいいかもしれませんね。

 

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