持続性COVID-19(Long-COVID):無汗症または高血圧症の症状が持続する患者へのイベルメクチンとアセチルサリチル酸(アスピリン)による治療

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Long-COVID治療Long-COVID/後遺症イベルメクチン

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COVID-19 Persistent: TREATMENT WITH IVERMECTIN AND ACETYLSALICYLIC ACID OF PATIENTS WITH THE PERSISTENT SYMPTOM OF ANOSMIA OR HYPOSMIA

2020年9月

…www.researchgate.net/publication/344468089_COVID-19_Persistent_TREATMENT_WITH_IVERMECTIN_AND_ACETYLSALICYLIC_ACID_OF_PATIENTS_WITH_THE_PERSISTENT_SYMPTOM_OF_ANO

zenodo.org/record/4065802#.X-V8S9gzYUE

グスタボ・アギレ・チャン

抄録

はじめに

嗅覚の喪失または減少である無嗅覚・低嗅覚は、急性期のCOVID-19患者の30~70%にみられる症状であるが、急性期以降も数週間持続する症状の中にも頻繁にみられる。この持続性症状に対する特異的かつ有効な治療法についてはコンセンサスが得られておらず、その病態生理や持続性に関連する因子についても知見が不足している。

本研究では、COVID-19の遷延性症状の治療のために、ウイルスの負荷や複製を低下させる薬剤の使用について、これまでの経験に基づいてイベルメクチンを使用し、SARS CoV-2感染による内膜炎に関連した血栓症、高凝固状態、低灌流、一酸化窒素産生を低下させる薬剤を追加して、新たな研究を行った。

材料と方法

本研究では、持続的な無呼吸症または低呼吸症の症状を有し、以前にCOVID-19と診断され治療を受けた成人患者21名を対象とした。以下の治療プロトコルに従った。

イベルメクチン1日体重1kgあたり0.2mgを2日間投与し、夕食後に服用することを指示した。

最初の2日間のイベルメクチンの投与後にも無呼吸又は低呼吸が認められた場合には、以下のプロトコルを継続した:

アセチルサリチル酸(アスピリン)100mg.を朝食後及び夕食後(1日200mg)に5日間(3日目から7日目まで)服用することが指示されていた。また、イベルメクチンの服用を2日間(3日目と4日目)中止した後、2日間(5日目と6日目)は体重1kgあたり0.4mg/日を、昼食後に半分、夕食後に残りの半分を服用した。

治療の8日目に、患者がまだ無呼吸または低呼吸を示した場合には、アセチルサリチル酸200mgの用量を1日継続し1日500 mgの用量のL-リジンとの治療組み合わせプランを開始した。

L-リジンは一日に500 mgずつ増加し3日で2,000 mgに達するまで投与を続けた。

また、L-リジンの治療を開始した8日目からは イベルメクチン体重1kgあたり0.4mg/日の投与量を、3日間投与するイベルメクチンの新しい治療サイクルを行った。

治療期間中、患者はコーヒー、ソフトドリンク、オレンジや他の柑橘類の果物を摂取しないようにする必要があった。

結果

イベルメクチンを投与された21例の持続性無汗症・多汗症の成人患者のうち、イベルメクチン投与2日後に66.7%に臨床的改善(100%)が認められ、さらにイベルメクチンとアセチルサリチル酸を5日間投与したところ、85.7%にまで増加した。

また、イベルメクチン及びアセチルサリチル酸を4回5日間投与してもアノスミア(嗅覚脱失)及びハイポスミアの臨床的改善が認められなかった14.3%の患者には、アセチルサリチル酸に加え、新たにイベルメクチンを投与するなど、確立された治療方針に沿ってL-リジンを投与し、アノスミア(嗅覚脱失)及びハイポスミアの臨床的改善が認められた。これにより、90.5%の症例でアノスミア(嗅覚脱失)または多汗症の完全な臨床的解決が得られ、残りの症例では臨床的改善の有意な部分反応が得られた。

また、臨床的改善の部分奏効が得られなかった2例では、臨床的改善の部分奏効が1例で60%、もう1例で75%であり、これらの2例では確立された治療を開始してから無臭症が60%~75%減少した。

結論

本研究では、確立されたプロトコルに従ってイベルメクチンとアセチルサリチル酸による治療を受けた患者の非常に高い割合で、持続的な無汗症または多汗症の臨床的改善が観察された。ほとんどの症例が数日の治療で良好に反応するという事実は、COVID-19のAnosmia(無嗅覚症)の可逆性の性質を示し、その病態生理は嗅覚に関与する神経のレベルへの長期的または恒久的な損傷を伴わないことを示唆しているため、むしろ嗅上皮および嗅球の細胞のレベルに位置する問題であろう。

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