COVID-19戦略 フェーズ3 免疫強化

強調オフ

COVID-19戦略SARS-CoV-2

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フェーズ3 免疫強化による感染予防

COVID-19 ライフスタイル介入
SARS-Cov2 ライフスタイル ライフスタイルのリスク要因 生活習慣リスク因子、炎症機序、COVID-19入院。英国の成人387,109人を対象とした地域密着型コホート研究 ハイライト 生活習慣因子とCOVID-19入院のリスクとの関連は不明である。 貧しい生活習慣とC反応性
COVID-19パンデミックからのライフスタイルの教訓
次のパンデミックに備えて、より良い準備をしよう 前書き Web of Scienceでは現在、約3,500件のSARS-Cov関連論文が掲載されている。 これらの間に蓄積された科学的知識が、現在のSARS-CoV-2(COVID-19)パンデミックを回避するのに役立っていないこと

3.0 免疫ホメオスタシスの安定化

胸腺萎縮を促進する要因
  • 加齢
  • 感染症
  • 内毒素性ショック/敗血症
  • 移植手術
  • 癌とがん治療
  • 慢性ストレス(コルチゾール)
  • エストロゲン、テストステロン
  • 腸内細菌?
胸腺委縮を防ぎ機能を高める
  • 慢性ストレスの解消
  • 亜鉛(胸腺ホルモンチムリンの補酵素)
  • グルタチオン
  • N-アセチルシステイン
  • ビタミンC、ビタミンE
  • GH、レプチン → 運動・半日断食など
胸腺とT細胞 胸腺委縮の原因と治療方法
胸腺萎縮症. 実験的研究と治療的介入 要旨 胸腺はT細胞の発達と成熟に不可欠である。胸腺の細胞性の損失および/または胸腺構造の破壊が起こる萎縮に対して非常に敏感である。これは、ナイーブT細胞出力の低下および限定されたTCR多様性につながる可能性がある。 胸腺萎縮はしばしば加齢と関
レプチン抵抗性を改善する7つのアプローチ
概要 食べすぎないための食欲抑制ホルモン? レプチンは、全身の脂肪細胞で作られ、視床下部内で作用することで食欲を抑制し、体脂肪を減少させる脂肪蓄積の調節ホルモンとして知られている。そのためレプチン研究初期の頃は「満腹ホルモン」「痩せホルモン」などと呼ばれてきた。 しかし、レプチン
概日リズムの安定化
COVID-19 概日リズム
概日時計に照らしたCOVID-19の管理 COVID-19 management in light of the circadian clock 概日時計は、私たちの免疫系の機能、ウイルスの複製、感染症の重症度を制御している。私たちの日々のリズムはまた、いくつかの治療薬の薬物動態
COVID-19 予防・治療/睡眠・概日リズム
コロナウイルス 睡眠・概日リズムと免疫システム 睡眠と免疫 睡眠の一時的な剥奪は(1~2晩の徹夜)、健常者のナチュラルキラー細胞活動の一時的な増加、T-CD4 リンパ球、CD8、単球、顆粒球の増加を伴うことが示された。 7〜9時間の睡眠をとった健常者と比較して、7時間未満の睡眠の
概日リズム障害とアルツハイマー病(作成中)
サーカディアンリズム はじめに すべての生物は24時間リズムをもっている 地球の自転周期による昼夜の24時間サイクルによって、光(UV)、気温、pH、酸素、活性酸素種など多くの変化が環境では生じており、地球上の生物はこの環境に適応することによってより有利になった。 現在、知られる

3.1 食事・ダイエット/肥満の解消

ウイルス感染症の予防、治療、管理における栄養素;特にコロナウイルスに焦点を当てる[R]

COVID-19 栄養と免疫システム 関連文献
コロナウイルスの予防・重症化リスクを軽減する栄養補給 非伝染性疾患とCOVID-19-免疫と栄養の関係 非伝染性疾患(NCD)の高いCOVID-19リスク 2020年3月23日、世界保健機関(WHO)は、非伝染性疾患(NCD)と診断された人はCOVID-19を発症リスクが高い可能
COVID-19パンデミック時の食事に関する推奨事項
Dietary recommendations during the COVID-19 pandemic  要旨 最適な栄養は幸福度を向上させ、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)によって引き起こされるコロナウイルス疾患2019(COVID-19)に関連す
食品とCOVID-19 現在の臨床試験とin silico研究で探る予防・共同治療戦略
Food and COVID-19: Preventive/Co-therapeutic Strategies Explored by Current Clinical Trials and in Silico Studies 要旨 食品、食品素材、およびそれらのバランスのとれた
栄養・免疫・COVID-19
Nutrition, immunity and COVID-19 Published online 2020 May 20 Philip C Caldercorresponding author 要旨 免疫システムは、病原性のある生物(細菌、ウイルス、真菌、寄生虫)から宿主を守る

ダイエット方法

糖質過多

高グルコース食によって心臓ACEがアップレギュレーションされ、ACE2がダウンレギュレーションされACE/ACE2比が増大する。ACE/ACE2の不均衡はCOVID-19の心臓疾患リスクを高めるかもしれない。[R]

脂質

遊離脂肪酸やトリグリセリドの持続的な上昇は、SARSから回復した人やCOVID-19の可能性がある人の心血管系の異常につながる可能性がある。

感染細胞の脂質プロファイルの変化がウイルスの複製に重要である可能性が示唆されている。

食事性脂肪酸は脆弱な集団におけるCOVID-19感染のアウトカムに影響を与えるか?
Can Dietary Fatty Acids Affect the COVID-19 Infection Outcome in Vulnerable Populations? 要約 肥満、糖尿病、高血圧などの慢性炎症性疾患を有するコロナウイルス疾患2019(COVID-19)感
COVID-19 多価不飽和脂肪酸(PUFA)/アラキドン酸・EPA・DHA
アラキドン酸・EPA・DHA COVID-19 炎症へのつながりと潜在的緩和における栄養の役割 魚および魚油は、CVDおよび癌を含む多数のNCDに対する様々な健康上の利点と関連付けられている。オメガ3多価不飽和脂肪酸(PUFA)、すなわち、魚、他の海洋資源、およびサプリメントから
糖質制限 ケトーシスのリスク?

肥満者では過剰な高脂肪食は徹底的に回避、総摂取カロリーを少なくする。ケトンダイエットは慎重に(糖質は120g/日以上確保する)

細菌感染においては対照的にケトン食が有効かもしれない。

長期の断食(24時間以上)は注意を要する。半日断食はおそらく大きな影響はないが、感染初期では消化に良い糖質を適量摂取する。

断食・オートファジー・mTOR
COVID-19 断食・オートファジー/mTOR経路
コロナウイルス オートファジー/ヴィロファジー(Virophagy) 断食・ファスティング 激しい断食の免疫の作用 ハードな断食は、免疫細胞を鍛えるかもしれないし、死なせるかもしれない。 ここ数年の研究で、慢性的な食事制限、短期の断続的断食、および長期の定期的断食が、シグナル伝達

間欠断食はSARS-CoV-2感染を予防するのに有効なアプローチである可能性がある。

COVID-19感染に対抗するための断食とオートファジー
間欠断食、SARS-CoV-2感染に対する宿主防御のための可能性のあるプライミングツール。カロリー制限、オートファジー、免疫応答のクロストーク Intermittent fasting, a possible priming tool for host defense again
COVID-19 潜在的標的としての標準オートファジーと非標準オートファジー
Canonical and Noncanonical Autophagy as Potential Targets for COVID-19  要旨 SARS-CoV-2パンデミックは、関連する新しい疾患(COVID-19)に対する潜在的な治療標的を特定するために、コロナウイルス
大食い

糞便経口経路による感染は実証はされていないものの、多数の患者が消化管症状を示すことなどからその感染経路が疑われている。ウイルスは経口経路で侵入した場合、胃酸や腸の胆汁酸によって不活化されるが、胃酸分泌や胃酸pHが低下していたり、PPIなどの制酸薬を摂取しているなどの他にも、一度に多くの食事を摂取することで、ウイルスは胃液や腸液の過酷な環境を回避し、腸管細胞に到達して侵入する可能性がある。

プロトンポンプ阻害剤(PPI)利用者間でのCOVID-19リスク増加

www.newswise.com/coronavirus/increased-risk-of-covid-19-among-users-of-proton-pump-inhibitors-ppis/?article_id=734293

COVID-19 胃酸・制酸薬・プロトンポンプ阻害薬(PPI)
制酸薬 COVID-19の重症度は胃酸値が低いことで上昇する可能性がある? 主に呼吸器感染症であるが、SARS-CoV-2(COVID-19のウイルス)や、SARS-CoV-1、MERS-CoVウイルスと同様に、飲み込んだコロナウイルスによる胃腸への関与が報告されている。 消化管
アルコール・喫煙

コロナウイルスに対する最初の防御ラインである上皮繊毛

繊毛は拍動して細菌、ウイルス、上皮破片など有害な物質を気道外に移動させる、上皮の杯細胞は粘液を生成し、排出のために破片を収集する。

繊毛の拍動は高齢者で低下するが、アルコールと喫煙も、マウス研究で繊毛を固定化することがわかっている。[R]

食品

栄養失調は免疫不全の主な原因であり、自然免疫応答と適応免疫応答の両方に影響をあたえる。まずは栄養不良状態の改善が最優先される。一般的にはタンパク質、ビタミンDとAが免疫応答の主役となる。

この中のどれか一つか2つを病的に摂って効果が期待できるようなものではなく、運動や睡眠を含めた総力戦で効果を発揮するものとして理解する。

  • 発酵大豆食品、大豆味噌汁(ACE阻害、ニコチアナミン、イノシン酸)
  • 納豆(ACE阻害、抗凝固、腸内免疫)ワーファリンなどの抗凝固剤を摂取していない限り、ビタミンKの凝固作用は過剰に働かない。
  • 緑茶(EGCG)、80度の温度で淹れたてを飲む。サプリでもOK
  • 柑橘類 ※皮を含める。(ヘスペレチン、ナリンゲニン)
  • ケルセチン
  • オレアノール酸(オリーブオイル、ビルベリー、にんにく)
  • ブロッコリー(スルフォラファン Nrf2活性化剤)
  • シークワーサー(ノビレチン ACE2阻害)
  • ザクロのアントシアニン(デルフィニジン3,5-ジグルコシド)
  • にんにく(アリシンを含む)
  • 生姜 ACE阻害
  • カプサイシン
  • いんげん豆(理論的な可能性)
  • 烏龍茶
  • 紅茶(テアフラビン)
  • コーヒー(クロロゲン酸)
  • よもぎ
  • 鶏肉、魚肉(カルニチン)
  • アスパラガス?
  • 海産物全般 わかめ
  • カレー(ウコン成分)※市販のカレーで有効量を摂取できるかは不明

味噌、納豆などの発酵大豆製品は、特にコロナウイルスに対して特異的に予防・保護効果を示している潜在的な可能性がある。

COVID-19 個別の食品
コロナウイルスに対抗しうる食品・食べ物 食品 果物と野菜 果物や野菜の摂取量は、抗酸化物質、ビタミン、ミネラル、および抗酸化、抗炎症、およびその他の有益な効果を発揮することができるフェノール化合物を含むファイトケミカルからなる栄養プロフィールのため、呼吸器 および炎症 の状態に関
COVID-19 炎症負荷に対抗し免疫を高める食事方法(医学的研究)
日常生活中での慢性炎症 緩和因子としての食生活の変化 要約 西洋社会のほとんどの人が採用しているライフスタイルは、代謝性疾患(糖尿病、癌、心血管疾患、神経変性疾患など)の傾向に重要な影響を与えている。 これは、STAT3(シグナル変換器および転写活性化因子3)、IKK(IκBキナ
COVID-19 クルクミン・ウコン・カレー
クルクミンの抗ウイルス効果 エビデンスは、クルクミンが様々なウイルス感染症に対して抑制作用を有することを示唆している。クルクミンの抗ウイルス効果は、水胞性口内炎ウイルス、パラインフルエンザウイルス3型、水胞性口内炎ウイルス、フロックハウスウイルス、単純ヘルペスウイルス、呼吸器合胞
抗COVID薬:既存薬の再利用や新たな複合体の探索、戦略と展望
Anti-COVID drugs: repurposing existing drugs or search for new complex entities, strategies and perspectives 要旨 2019年末、重症急性呼吸器症候群を引き起こす新型ウイル
COVID-19 緑茶カテキン(EGCG)
免疫活性化が制御されていない疾患におけるエピガロカテキン-3-ガレート(EGCG)の保護効果。このようなシナリオはCOVID-19に対抗するのに役立つだろうか? Protective Effect of Epigallocatechin-3-Gallate (EGCG) in D
有機硫黄化合物を豊富に含む果物や野菜

有機硫黄化合物を豊富に含む果物や野菜は免疫機能を高める。(Arreola et al 2015; Kuttan、2000; Liu、2012; Ruhee et al 2020)

ニンニク、タマネギ、ブロッコリースプラウト。 カリフラワー、キャベツ、ニラ

ニンニク精油中に存在する有機硫黄化合物は、ACE2タンパク質のアミノ酸と強い相互作用を有しており、SARS-nCov-2の細胞への侵入を阻害する可能性がある(Thuy et al 2020)。

抗酸化食品
COVID-19 抗酸化剤・酸化還元調節剤/NOX・Nrf2・GSH・栄養化合物・ポリフェノール・
ウイルス感染症の治療におけるレドックス調節剤 要旨 ウイルスは細胞内の機械を使ってゲノムを複製し、ウイルス性タンパク質を産生する。このため、酸化還元状態を含むいくつかの細胞内因子が、ウイルス感染の進行や結果に直接または間接的に影響を与える可能性がある。 生理的条件下では、酸化種と
オートファジー促進剤
COVID-19 トレハロース
トレハロースを用いたCOVID-19の迅速な封じ込めの可能性 Potential Fast COVID-19 Containment With Trehalose 要旨 世界各国で驚異的な数のCOVID-19症例が確認されており、どの国もSARS-CoV-2感染症に免疫のない国は
トレハロースを用いたCOVID-19の高速封じ込めの可能性
Potential Fast COVID-19 Containment With Trehalose 世界各国で驚異的な数のCOVID-19症例が確認されており、どの国もSARS-CoV-2感染症に免疫のない国はないことが明らかになっている。資源に乏しく、医療システムが脆弱な国で
食物繊維

食物繊維は、腸内微生物によって発酵を受けて短鎖脂肪酸(酪酸などのSCFA)を産生し、肺のアレルギー性炎症から保護する。(Samuelson et al 2015)

腸内マイクロバイオータの免疫機能を改善することは、肺マイクロバイオータにも影響を与え、SARS-nCov-2によるアレルギー性炎症を予防することができる。(Dhar & Mohanty, 2020)

キノコ
COVID-19 キノコ成分/エルゴチオネイン
エルゴチオネインはコロナウイルス患者の治療に役立つか? Could Ergothioneine Aid in the Treatment of Coronavirus Patients? 要旨 SARS-CoV-2に感染すると、コロナウイルス感染症2019(COVID-19)とい
ゴマ
SARS-CoV-2に対する治療薬としての料理用香辛料の生物活性:計算科学的検討
Culinary spice bioactives as potential therapeutics against SARS-CoV-2: Computational investigation 要旨 背景 コロナウイルス感染症2019(COVID-19)は、SARS-CoV

3.2 身体活動

3.20 運動の抗ウイルスメカニズム

COVID-19に対する身体活動のポジティブな効果に関与する分子機構
Molecular mechanisms involved in the positive effects of physical activity on coping with COVID-19 要旨 目的 身体活動(身体活動)は、代謝性疾患や感染症などの炎症状態の増加を特徴と
一酸化窒素の増加
  • 硝酸塩を含む食品 ビーツ、ほうれん草、レタス、セロリ
  • L-アルギニン、L-シトルリン
  • マウスウオッシュを使わない。
  • 運動(有酸素運動、筋トレの組み合わせがベスト)
  • 太陽を浴びる
COVID-19 一酸化窒素(NO)
コロナウイルス 一酸化窒素の保護効果 概要 一酸化窒素の免疫調節作用と抗ウイルス作用/SARS-CoV-2活性の可能性 一酸化窒素(NO)は、血管系、代謝系、免疫系、神経系の各機能を制御する複数のシグナル伝達経路において重要な分子である。ここでは、自然免疫機能を媒介する様々な細胞
運動ホルモン・イリシン
COVID-19 運動ホルモン・イリシン
イリシンは、ヒト皮下脂肪細胞における重症コロナウイルス疾患(COVID-19)の転帰に関連する遺伝子を調節する Irisin modulates genes associated with severe coronavirus disease (COVID-19) outcome
骨密度と認知機能を高める運動ホルモンイリシン 10の増加方法
イリシン健康情報と関連研究 関連記事 認知症リスクを高める骨粗鬆症 骨形成たんぱく質BMPの海馬神経新生調節 神経新生Wntシグナル伝達に作用する33の調節因子 骨密度(+認知機能)を増加させる6つのアプローチ 骨密度と認知機能を高める運動ホルモンイリシン 10の増加方法 概要
Nrf2
COVID-19 Nrf2
Nrf2アクチベーターPB125によるCOVID-19に対する治療薬としての可能性 要旨 Nrf2は、細胞内の酸化還元バランスを調節し、抗ウイルス作用を含む免疫や炎症に関わる様々な遺伝子の発現を制御する転写因子である。Nrf2活性は加齢とともに低下し、高齢者では2型糖尿病、慢性炎
フラボノイドによる転写因子Nrf2の活性化によるSARS-CoV-2感染症の予防と重症化抑制への仮説的ア...
Flavonoids Activation of the Transcription Factor Nrf2 as a Hypothesis Approach for the Prevention and Modulation of SARS-CoV-2 Infection Se
ACE2

運動は、膜結合型ACE2をアップレギュレートし、ACE/ACE2比を低下させる自然な方法。フィジカルトレーニング、特に有酸素トレーニングはACE/Ang IIを減少させ、相乗的にACE2/Ang(1-7)軸をアップレギュレートすることが報告されている。[R][R]

高齢者におけるCOVID-19などのウイルス性疾患に対抗する身体運動の可能性
Physical Exercise Potentials Against Viral Diseases Like COVID-19 in the Elderly はじめに ここ数ヶ月の間に、コロナウイルス病2019またはCOVID-19を引き起こす新型コロナウイルス(SARS-C
COVID-19対策に役立つ身体活動と栄養のガイドライン
Physical activity and nutrition guidelines to help with the fight against COVID-19 概要 世界がコロナウイルス疾患のパンデミック2019を目撃しているように、新興の遺伝学と臨床的証拠の断片は、重症急
運動を組み合わせる

運動トレーニングはエンドルフィン、ドーパミン、セロトニンを増加させ、これらはすべてマインドフルネス、ポジティブ、幸福感に寄与し、免疫機能を強化することができる(Balchin et al 2016)。

個人が異なる種類の運動トレーニング(例えば、有酸素運動、レジスタンス、ヨガなど)を我々のレジメンで行う場合、これは心理生理学的な利益を最大化する可能性が示唆されている(Balchin et al 2016)。したがって、定期的に異なる種類の運動を組み合わせることが推奨される。

スポーツへの影響
チームスポーツ選手、パワーアスリート、コンバットアスリートはCOVID-19重症化の遺伝的リスクが高い
Team sport players, power and combat athletes are at high genetic risk for COVID-19 severity ハイライト 無症状者の予測遺伝子検査は、COVID-19重症化の将来のリスクを予測する可能性が
COVID-19パンデミックのスポーツ・運動への影響
Impact of the COVID-19 pandemic on sports and exercise 要旨 背景 COVID-19は、2020年に世界に影響を与える飛沫感染型の潜在的に致命的なコロナウイルスパンデミックである。WHOは社会的距離を置くことを推奨し、感染を抑
ACSM アクション・ステートメントへの呼びかけ COVID-19におけるスポーツと身体活動に関する考慮...
ACSM Call to Action Statement: COVID-19 Considerations for Sports and Physical Activity 概要 重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)は、200カ国以上に広がり、600万人

3.21 不活発な生活からの脱却!

座りっぱなしの生活が続いている人は、まずは運動らしい運動をするというよりは、まず先に不活動な生活を避けることが重要!

COVID-19 座りっぱなし生活の危険性・隔離期間中の改善ヒント
コロナウイルス病(COVID-19)パンデミック時の身体的不活動と座位行動への推奨事項 はじめに コロナウイルス病2019(COVID-19)のパンデミックがエスカレートして以来、世界中の10億人以上の人々がさまざまな程度の隔離による制限に直面しており、SARS-CoV-2に対す
  • ガーデニング
  • 家事
  • 階段の昇り降り(特に下りがおすすめ)
自転車の活用

道路整備を含めた自転車の活用。電動ではない一般のギヤ付き自転車

人混み回避、大気汚染リスクの減少、日常的エクササイズ

www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/37895/

news.yahoo.co.jp/articles/4bc32c8177b607e73c87a6970c6410a6f8a4c354

テクノロジーの利用

リングフィットアドベンチャー

https://alzhacker.com/virtual-reality-exercise/

3.22 有酸素運動

概説

免疫系に対する運動トレーニングの効果は用量反応関係を示し、トレーニングの変数が効果を決定しうることを意味すると示唆している(Batrakoulis et al 2019)。

強度が唯一の重要な変数であると考える研究者もいるが、トレーニング量、強度、頻度、運動選択、運動の多様性、セット、レップ数、休息、テンポの影響も同様に重要であると主張する研究者もいる(Wang et al 2020)。

しかし、強度が最も重要な因子であるように思われる(Goh et al 2019)。

同時並行トレーニングは免疫機能を高めることができるが、単独の有酸素トレーニングやレジスタンストレーニングに比べて効果は低い。(Brooks et al 2020)

有酸素運動

活動的な生活が続くようになり馴染んできたら、次は毎日の適度な運動に挑戦。(30分程度の有酸素運動)

密閉空間や、人の集まるところで、高強度の筋トレや団体スポーツなど、特に激しい運動は免疫系を下げてしまうことで感染リスクを高める可能性がある。反対に屋外での運動はリスクが低い。[R]

有酸素運動、高強度の筋トレ運動などは屋外または自宅などの安全な環境で行われるならば、有益性が上回る。

COVID-19 予防・治療/有酸素運動による免疫システム・呼吸器機能改善のメカニズム
有酸素運動 コロナウイルス患者における免疫系・呼吸器系の機能改善における有酸素運動能力向上の役割(COVID-19 レビュー) 有酸素運動能力を高めることで、免疫系および呼吸器系の機能、特にCOVID-19感染症に特異的な機能の短期的な安全な改善をもたらす可能性があることが明らか
COVID-19 予防・メンタルヘルス/パンデミック時代のフィットネス
室内運動・方法・アドヒアランス・計測 COVID-19パンデミックの予防とコントロールのために、有酸素運動は効果的な治療法となり得るか? ハイライト 適度な強度のエクササイズは免疫力を調節する。 適度な強度の運動は免疫力を高め、それによってCOVID-19の発症を防ぐことができる
コロナウイルス リスクの伴う活動

左側がリスクの低い活動

テニス、屋外でのエクササイズ、ゴルフ、キャンプ、ビーチ

右側がリスクの高い活動

スポーツスタジアム、バスケ、ボウリング、ジム

屋内運動

外での運動が難しい人は、入手可能であれば、任天堂スイッチのリングフィットアドベンチャーなど、フィットネスゲームを利用してみる。

マンション住まいの方であれば、非常階段が運動として利用できる。(階段トレは見逃されている効率的なトレーニング)

マスクをつけての運動

マスクをつけての運動は、より心肺機能への負担が高まる。安全のためにも心拍を計測するツールを利用して運動を行うべきかもしれない。

3.23 HIIT

最近の2つの研究では、高強度インターバルトレーニング(HIIT)の免疫機能に対する抑制効果は報告されなかった。(Born et al 2017; Monje et al 2020)

3.24 筋トレ

可変式ダンベル

室内で筋トレを行う最小構成のツール。

高齢者は、障害者では、約25kg×2個のセット

高齢者で不安のある人は団体スポーツがベター?[R]

3.25  心肺筋トレーニング・自律神経系

呼吸筋トレーニング

COVID-19の究極のターゲットは肺であり、肺のパフォーマンスを向上させる心肺筋トレーニングが、健康な人そして、COVID-19患者の両者に利益をもたらす可能性がある。

呼吸筋は、ひらめきと呼気に重要な役割を持ち、他の筋肉と同様に刺激に反応し、反復圧迫によりMCP-1産生、マクロファージ浸潤、TNF-α産生などの炎症が抑制される(Saitou et al 2018; Suzuki, 2019)。

呼吸負荷の増加は、これらの筋肉の主な刺激と考えられ、筋力および持久力の向上につながる(Shaffer et al 1981; Verges、2019)。この種のトレーニングは、健康な人に利益をもたらす可能性があり、COVID-19患者にも利益をもたらす可能性がある。

ヨガ

メタアナリシスでは、Chuらは、ヨガが心・代謝の健康を改善する有望な証拠を報告している(Chu et al 2016)。状況によってはヨガが治療的に有益である可能性がある。

3.26 太陽自然療法 10の効果

  1. ビタミンD合成 → 免疫システムの活性
  2. 一酸化窒素の増加 → 血圧の低下、ARDSの改善
  3. ヘムオキシゲナーゼ-1誘導 → インターフェロンの活性
  4. アリール炭化水素受容体の活性 → 腸内免疫
  5. メラトニン合成 → 概日リズムの調整、抗酸化因子
  6. βエンドルフィンの増加 → 幸福感・メンタルヘルス
  7. 赤色光630nm~ TNF-α、IL-1βレベルの減少 抗炎症作用
  8. 近赤外線波長800nm~ TGF-βの減少 肺の炎症と線維化の抑制
  9. ブルーライト 二次的な細菌感染の減少
  10. 紫外線 環境中のウイルスの不活化
COVID-19 予防・治療/太陽自然療法(ヘリオセラピー) 
コロナウイルスへの日光浴・太陽療法 パンデミックコロナウイルス感染症の潜在的な治療法としての光への展望 医療業界がCOVID-19やその他の感染症との戦いに現代の光技術を統合する方法の提案 これまでの証拠として、バイオレット/ブルー(400~470nm)の光が多数の細菌に対して抗
太陽自然療法(ヘリオセラピー) 概説
不当な扱いを受けている太陽光 公衆衛生機関の間違ったメッセージ 世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer)は、真昼間の屋外活動を避けること、全身を覆うような衣服を着用すること、通常露出している
太陽自然療法(ヘリオセラピー)・日光浴 健康効果のメカニズム
ビタミンDの生産以外の太陽の有益な効果 紫外線の作用メカニズム UVB UVB放射は表皮と真皮上部に到達し、DNA、トランスウロカン酸(trans-UCA)、細胞膜に吸収される。UVB照射はDNA合成速度を低下させる。 さらに、UVB照射はtrans-UCAからcis-UCAへの

太陽光によるビタミンD合成が低下する10の理由と対策
  1. 窓越しの日光浴ではビタミンDはほとんど合成されない。→ 屋外へGo、次点で窓を開ける
  2. 長袖長ズボンではビタミンDは合成はわずか。→ 半袖短パン
  3. 日焼け止めはビタミンDを合成に必要な紫外線を遮断 → 塗るのは顔だけ(シミ、シワを気にするのであれば)
  4. キノコはビタミンD3ではなくD2 →D3があるとD2の利用能が増加
  5. 肥満者のビタミンD合成能力は2分の1 →痩せるんだ
  6. 高齢者のビタミンD合成能力は若者の3分の1 →不足分はサプリメントで
  7. 春、秋では半分、冬はさらに低い →光セラピーも検討する
  8. 立った姿勢は寝そべった姿勢の4分の1 →寝そべれる場所の確保
  9. 都市部でスモッグがあると2~4分の1 →都市脱出を検討
  10. 緯度が高い地域、東日本では日光浴で足りないかも →浴びる時間と皮膚面積を増やす。

 

3.3 睡眠・概日リズム

COVID-19 予防・治療/睡眠・概日リズム
コロナウイルス 睡眠・概日リズムと免疫システム 睡眠と免疫 睡眠の一時的な剥奪は(1~2晩の徹夜)、健常者のナチュラルキラー細胞活動の一時的な増加、T-CD4 リンパ球、CD8、単球、顆粒球の増加を伴うことが示された。 7〜9時間の睡眠をとった健常者と比較して、7時間未満の睡眠の

睡眠だけではないが、睡眠は様々な要因が重なっていることが多く、またその理由も個人の持病と関わっていたり非常に多様であることから、一般論的な解決方法を提示することが難しい。以下ポイントを記載しておく。

睡眠を改善する10のポイント
  1. 紫外線を含めた日光を朝浴びる + 運動
  2. ブルーライトおよび明るすぎる光を夜に浴びることを制限する
  3. 夜間の自律的な体温コントロールが可能な環境の準備+お風呂など
  4. 規則正しい生活(睡眠・運動・食事)+ 夜食を避ける
  5. 寝室の睡眠環境を整える。妨害要因を除去。
  6. 自律神経を鎮める。ストレスの緩和
  7. ホルモン代謝や中枢神経系など睡眠に影響を及ぼす疾患の治療
  8. 睡眠時無呼吸症候群の検査、睡眠日記
  9. ビタミン、ミネラルなどの栄養欠乏をチェック & 補充
  10. メラトニン、グリシン、L-セリンなどの睡眠補助剤を利用
睡眠障害を改善させる123の方法
不眠症・睡眠障害を治す123の方法と研究 誰も読んでくれないであろうが(汗)文献の存在する睡眠改善方法をメインに列挙してみた。 光を浴びる(日中) 太陽を見る(朝) 目を覚まして15分以上外に出て太陽を見る。サングラスやUVカットメガネは使わない。 理想は夜明けの太陽 太陽を見る
睡眠の量

7~8時間。最低でも6~7時間。ただし、一晩だけの短時間睡眠はOKで、慢性的な睡眠不足を避けることが重要。

睡眠の質(徐波睡眠)

睡眠時間がよく取り上げられるが、睡眠の質(徐波睡眠)も特に免疫記憶に重要。睡眠の質を高めるには、睡眠を妨害するさまざまな要因を環境から取り除くこと。

ほとんどの睡眠誘導剤は徐波睡眠を低下させる。高用量ではわからないが、2mgのメラトニンサプリメントは徐波睡眠を低下させない。

https://alzhacker.com/sleep-improvemnet/

鼻呼吸(口呼吸をしない)

実例観察では、粘着テープで口を塞ぐことで睡眠中の鼻呼吸を促進することで、一般的な風邪を軽減することが示唆されている。

この現象は、吸入された空気に対する鼻のろ過および加湿効果と気道内の一酸化窒素レベルの上昇によるものであり、睡眠中のウイルス負荷を減少させ、免疫系が効果的な抗ウイルス反応を起こすための時間を増やすことができる。[R]

COVID-19 一酸化窒素(NO)
コロナウイルス 一酸化窒素の保護効果 概要 一酸化窒素の免疫調節作用と抗ウイルス作用/SARS-CoV-2活性の可能性 一酸化窒素(NO)は、血管系、代謝系、免疫系、神経系の各機能を制御する複数のシグナル伝達経路において重要な分子である。ここでは、自然免疫機能を媒介する様々な細胞

3.4  ストレスの軽減

作成中

自然散策 10のメリット
  1. 紫外線によるビタミンD合成
  2. 紫外線を得るための皮膚露出が行いやすい。
  3. マスクフリー
  4. 紫外線による直接的な殺ウイルス効果
  5. 午前中なら紫外線によるメラトニンタイマーセット、概日リズムの適正化
  6. 密閉空間によるウイルス感染リスクの回避
  7. 三密回避
  8. フィトンチッドによるNK細胞の活性(効果は一週間)
  9. 運動による免疫応答の強力な増強
  10. 植物の大気汚染浄化作用(都内の樹林では半分から3分の1に減少)
グリーンスペース(緑地)・自然環境との触れ合いが痛みを改善する7つの医学的メカニズム +コロナウイルス
緑・自然環境に触れることで、世界的な痛みの大きな苦しみが軽減されるかもしれない。 Exposure to greenspaces could reduce the high global burden of pain グリーンスペース(緑地)との触れ合いは、フィトンチッド、マイナ
デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)とアルツハイマー病 DMNを変調させる20の方法
デフォルトモードネットワークと神経活動 概要 脳のアイドリング 脳の認知機能は、脳の個々の領域が独立して活動しているのではなく、脳の異なる複数の領域が活性し機能的な接続されることによって動作する。こういった脳の活動パターンは細かく存在し、研究者によっていくつかの分類がなされている
感染症予防策としてのヨガ

https://alzhacker.com/covid19-yoga/

3.5  毒素の解毒

有害金属、有機毒素、化学毒素等様々な毒素は内因性の抗酸化剤であるグルタチオンを消費することにより、感染症発症時の酸化ストレスを軽減する能力を奪う。それに加えて一部の有害金属は直接的に酸化ストレスを増幅させCOVID-19感染の重症化を促進する可能性がある。

COVID-19 重感染・重複感染、その他のウイルス活性
中国広州市のCOVID-19患者におけるSARS-CoV-2およびその他の呼吸器病原体との感染症 これまでの研究では、人体がインフルエンザウイルスに感染すると免疫系がダメージを受け、細菌の共感染、さらには二次的な真菌の共感染を引き起こし、死亡率が高いことがわかっています3,4,5
COVID-19関連肺アスペルギルス症(CAPA)
COVID-19 関連肺アスペルギルス症(CAPA)-免疫学から治療まで 要旨 重症インフルエンザと同様に、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)をもたらすコロナウイルス病19(COVID-19)は、2020年6月までに35例のCOVID-19関連肺アスペルギルス症(CAPA)が発表され
健康格差のある集団におけるCOVID-19の感受性 ミトコンドリア障害、社会経済的ストレス、汚染物質の関...
Susceptibility to COVID‐19 in populations with health disparities: Posited involvement of mitochondrial disorder, socioeconomic stress, and
環境とCOVID-19 汚染物質、影響、普及、管理、将来のパンデミックの脅威に直面するための推奨事項
ハイライト 持続不可能な環境管理は人獣共通感染症の増加に寄与している。 汚染物質は免疫の変化を引き起こし、ウイルス性疾患と同様に呼吸器系に影響を与える可能性がある。 間接的な環境影響が記載されている。負の影響は時間の経過とともに大きくなると予測される。 COVID-19パンデミッ
環境汚染物質への暴露はCOVID-19神経症状を悪化させる可能性がある
Environmental pollutant exposure can exacerbate COVID-19 neurologic symptoms 要旨 COVID-19患者の中には神経症状が報告されている患者もいる。しかし、これらの症状を発症するリスクに影響する因子につい
トキシコマイクロバイオミクス ヒトのマイクロバイオームと医薬品、食事、環境中の異種生物学的物質との比較
Toxicomicrobiomics: The Human Microbiome vs. Pharmaceutical, Dietary, and Environmental Xenobiotics 要旨 しかし、ヒトの個人間および個人内の遺伝的変異は、主に外来生物の代謝と解毒の

3.6 微生物叢(腸肺軸・口腔・鼻腔)

腸肺軸
COVID-19 肺微生物叢と腸内微生物叢/腸肺軸
コロナウイルス 呼吸器系常在細菌叢・肺のマイクロバイオーム/腸肺軸 腸内微生物叢・肺微生物叢・ウイルス感染 1.はじめに 腸管と肺胞上皮細胞上のACE2受容体 Covid-19はSARS-CoV-2に起因する大流行であり、我々の感染症の理解に大きな影響を与えている。SARS-Co
腸内微生物叢
COVID-19 プロバイオティクス
プロバイオティクスは、COVID-19患者のアジュバント療法の選択肢として有効か? ACE2は腸内のアミノ酸輸送を調節し、トリプトファンレベルの低下は小腸におけるmTOR経路活性の低下につながる。mTORの異常な活性化は、小腸パネス細胞からの抗菌ペプチドの発現を変化させ、その結果
COVID-19パンデミックカーブをフラット化するためのプロバイオティクス利用
コロナウイルス病COVID-2019パンデミックのカーブを平坦化するためにプロバイオティクスを使用する 序論 社会的距離、衛生、スクリーニングに基づく戦略にもかかわらず、COVID-19は世界中で急速に進行しており、医療システムが圧倒される危険にさらされている。効果的な薬物療法の
SARS-CoV-2感染症対策としての腸内フローラの可能性
SARS-CoV-2感染症対策としての腸内フローラの可能性 要旨 重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)によるコロナウイルス疾患2019(COVID-19)は、世界的に急速に蔓延し、人の健康を深刻に脅かしている。COVID-19患者は、典型的な肺感染症の症状
COVID-19 プロバイオティクス・シンバイオティクス・栄養学的アプローチ
プロバイオティクスと植物生菌による代謝・免疫力促進を通じたSARS-CoV-2を含むウイルス性呼吸器感染症の影響への栄養学的アプローチを調整する微生物群 要旨 ウイルス性呼吸器感染症は急速に広がり、世界中で膨大な罹患率と死亡率を引き起こす可能性がある。これらの事象は、後天的な免疫
発酵食品
キャベツと発酵野菜 各国における死亡率の不均一性から重度のCOVID-19の緩和戦略の候補へ
Cabbage and fermented vegetables: from death rate heterogeneity in countries to candidates for mitigation strategies of severe COVID‐19 要約 C
歯周病
COVID-19と歯周病
歯周ポケット SARS-CoV2の潜在的なリザーバー? 概要 歯周ポケットは、歯を支える組織に影響を及ぼす慢性炎症性口腔疾患である歯周炎の主要な臨床症状であり、成人人口に高い有病率を有している。歯周ポケットは、歯肉上口腔、ポケットの粘膜組織および末梢循環系と相互作用する歯肉下細菌
歯周ポケットとCOVID-19 関連性がある可能性は?
Periodontal pocket and COVID-19: Could there be a possible link? 要旨 COVID-19は、個人の健康を破壊し、世界経済を壊滅的な打撃を与える、新たな健康上の緊急事態である。このウイルスに焦点を当てた継続的な研究が世
歯周病(P.ジンジバリス)とアルツハイマー病 36の予防・治療方法
Porphyromonas gingivalis ポルフィロモナス・ジンジバリス(P.ジンジバリス) 概要 歯周病菌の親分 P.ジンジバリス WHOによると歯周病は世界中で成人の10~15%に影響を及ぼしている。 歯周病菌は500種類を超えると言われており、その中でもP.ジンジバ
抗生物質の影響
COVID-19 抗生物質・抗真菌薬
抗菌薬耐性 covid-19がいかにして抗菌薬耐性の脅威を加速させているか 抗生物質の使用が拡大していることで、耐性菌が出現して蔓延する機会が増えている。 アジアを中心としたCOVID-19症例データのレビューでは、平均10%未満の患者で細菌または真菌の感染があったにもかかわらず

3.7 機能性食品・サプリメント

ビタミンやサプリメントはコロナウイルスに対して希望を与えてくれるのか?
Can vitamins and/or supplements provide hope against coronavirus? 要旨 重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2型(SARS-COV-2)は瞬く間に世界的な大パンデミックとなり、これまでに580万人に感染し、35万人以
現在パンデミック中のCOVID-19に対する意見 機能性食品で免疫機能を高めよう
Opinions on the current pandemic of COVID-19: Use functional food to boost our immune functions 要旨 COVID-19による新型コロナウイルスのパンデミックにより、多くの入院・死亡者を

3.71 ビタミン

ビタミンD3

感染予防 2000~5000IU 朝、午前中までに摂取 サプリメントでの摂取

できれば血清検査を行い用量を調節(特に高用量) 30~50 or 50~80

1万を超える高用量も短期的であれば安全なため、明らかなビタミンD欠乏リスクプロファイルのある人では、数週間だけ高用量を予防目的で投与されることもある。

ビタミンDが豊富な食品

日光にあたったキノコ、魚介類

COVID-19 ビタミンD関連論文
コロナウイルス ビタミンDの免疫作用 ビタミンD 疫学研究・メタアナリシス COVID-19とビタミンD欠乏の粗相関 欧州各国のCOVID-19感染100万人の症例の平均ビタミンD値とCOVID-19死亡率との間に潜在的な粗相関があることを明らかとなった。 European Ca

ビタミンA・レチノイド

ビタミンDとセットで。それほど多くは必要ないが、ビタミンDの影で見逃されている免疫を調節する重要なビタミン。予防レベルでは食事からの摂取でもOK。3000IU

ビタミンAが豊富な食品

バター、卵、モロヘイヤ、人参、ほうれん草

COVID-19 ビタミンA・レチノイド
ビタミンA 免疫機能のサポートにおけるビタミンAの役割は確立されているにもかかわらず、健康な人における急性ウイルス性呼吸器感染症の予防のためのサプリメントの有益性を支持する証拠は不十分である。 しかし、ビタミンA欠乏者は、呼吸器同期ウイルス、麻疹ウイルス、インフルエンザウイルスな
ビタミンE
COVID-19 ビタミンE
コロナウイルス ビタミンE 概説 脂溶性ビタミンであるビタミンEは強力な抗酸化物質であり、宿主の免疫機能を調節する能力を持っている。ビタミンEの欠乏は、体液性免疫と細胞性免疫の両方を損なうことが知られている。しかし、ビタミンEの補給が感染症の発生率に有害な影響を及ぼす可能性がある
キレート化マグネシウム

400mg(長期的には300mg) 日本人の多くが隠れマグネシウム不足。(マグネシウムを阻害する要因自体が増加しているため、昔よりも必要量が増加している)食事から必要量を摂取することは可能だが、摂取量をよほど意識しなければ典型的な日本人の食生活では満たすことは難しい。

様々なキレート化のミックス、入手が難しければ通常のマグネシウムを食事またはサプリメントから摂取。

うつ、睡眠障害、不安がある場合はトレオン酸マグネシウムやマグネシウムタウレートを加えてみても良いかもしれない。

マグネシウムが豊富な食品

かぼちゃの種、アボガド、アーモンド、納豆など

COVID-19 マグネシウム
COVID-19パンデミック:マグネシウムの役割はあるか?仮説と展望 要約 より多くのCOVID-19についての研究が蓄積されてきている。疾患の病態のいくつかの側面は、T細胞の低下と枯渇、炎症性サイトカインの血漿中濃度の増加、および内皮機能不全などMg欠乏で発生するイベントを思い
ビタミンC/アスコルビン酸

感染予防 500mg/日

高用量ビタミンCについて

高用量ビタミンC経口投与(ARDSのIV投与ではなく)の一般的な風邪(COVID-19ではない)に対する効果は、多くの人ではその証拠は認められていないが、一部のグループでは(6g~)でポジティブな効果がある可能性があることが示唆されている。特異的にビタミンCの飽和が起こりにくいなどの遺伝的理由がその可能性として考えられている。

またはフェントン反応を利用したアスコルビン酸のウイルス不活性効果がin vitroで示されており、体内の遷移金属レベルなどと関係して抗ウイルス効果を発揮する可能性がある。

これは理論的には体内の鉄が多い場合にビタミンCが感染初期においてウイルスを低下させる可能性がある一方で、平時の大量のビタミンC摂取は、過剰な酸化ストレスを誘発する可能性が特定の集団で起こりうる。

COVID-19での1gを超える高用量ビタミンCの効果は、初期においても、おそらく効果があるであろうと考えるヒトでの弱い証拠はあるが懸念材料もないわけではない。摂取してみて判断と言いたいところだが、ビタミンCの直接的な神経伝達物質への直接的な作用による抗不安効果もあるためプラセボ効果も生じやすい。必ずしも否定的ではないが、率直なところ現時点ではわからない。

重症期においては反対に静脈内投与による高用量ビタミンCの症状への軽減効果の証拠は報告が増加しつつある。一般的にビタミンCの短期的な経口摂取の安全性は高いと考えられており、高用量ビタミンCの経口投与は試みる価値はあるかもしれない。

静脈内ビタミンC またはリポソームビタミンC 3g以上

COVID-19 ビタミンC
アスコルビン酸の抗ウイルス・風邪への保護効果 ビタミンCと免疫システム ビタミンCは人間にとって必須の微量栄養素であり、電子を供与する能力に関連した多元的な機能を持っている。。ビタミンCは強力な抗酸化物質であり、生合成酵素や遺伝子調節酵素の一族の補酵素でもある。 ビタミンCは、自
メチレンブルー、ビタミンC、N-アセチルシステインの重症COVID-19患者への適用について、第I相臨床...
Application of methylene blue -vitamin C –N-acetyl cysteine for treatment of critically ill COVID-19 patients, report of a phase-I clinical
ビタミンK

ビタミンK欠乏症とCOVID-19
ビタミンK欠乏症とCOVID-19 Vitamin K deficiency and covid-19 COVID-19または重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)と呼ばれる新規のコロナウイルス株疾患が中国で確認され、瞬く間に世界中に広まった。 COVID-
その他 免疫に関連する栄養素

葉酸、B6、B12

COVID-19 葉酸
高用量の葉酸は、COVID-19肺炎を伴うケースも含め、肺高血圧症の治療薬として期待されている High dose folic acid is a potential treatment for pulmonary hypertension, including when ass

3.72 ミネラル

亜鉛

感染予防 カルノシン酸亜鉛 15mg~ 空腹時摂取

ビタミンDと並んで特にCOVID-19対策として重要なミネラルのひとつ。

亜鉛は、粘膜のウイルス排出を改善し 、上皮の完全性を強化し、ウイルスの複製を減少させ 、抗ウイルス免疫を維持し 、高炎症のリスクを減少させ 、抗酸化作用をサポートし、その結果 肺の損傷を軽減し 、二次感染を最小限に抑えることができる。

食事から必要な摂取量を確保するのがむずかしいミネラルのひとつでもある。亜鉛は体内でストックできる貯蔵庫をもっておらず欠乏によって機能障害を起こしやすい。亜鉛は、カルシウム、鉄、食物繊維、フィチン酸塩、等様々な栄養素が亜鉛の吸収を妨げることがわかっている。体内で炎症がある場合や、降圧薬の多くも亜鉛のキレート作用をもつ。

血症中の亜鉛濃度は体内の亜鉛欠乏の後半に(つまり亜鉛の枯渇が深刻になってから)低下するため、亜鉛欠乏のより良い指標ではない。

吸収率を高めるには空腹時が良いが、その他のキレートタイプの亜鉛は胃を荒らす可能性があるため食後が望ましい。

ケルセチンをイオノフォアとして活用するには大量に必要。またはケルセチンのリポソーム化。カルノシン酸亜鉛はそれ自体がイオノフォアとしての作用があるようだ。長期摂取では銅を加える。

亜鉛が豊富な食品

アーモンド、ごま、ココア、牡蠣

COVID-19 亜鉛 ・クロロキン
ウイルス感染症における免疫力の向上、特にCOVID-19に重点を置いたレビュー 亜鉛は成長、発育、免疫機能の維持に重要な役割を果たす必須微量元素である。亜鉛欠乏は、ウイルス感染症を含む感染症への感受性の増加と関連している。 研究では、個人の亜鉛の状態がウイルス感染に対する免疫力に
COVID-19病因に対する亜鉛補給の潜在的効果
The Potential Impact of Zinc Supplementation on COVID-19 Pathogenesis 要旨 現在のコロナパンデミックでは、このウイルス性疾患に対する新しい治療法が急務となっている。世界中で急速な広がりと膨大な数の患者が感染して
COVID-19感染症の免疫経路における亜鉛の役割に関する仮説
A Hypothesis for the Possible Role of Zinc in the Immunological Pathways Related to COVID-19 Infection キーポイント 亜鉛欠乏症は一般的であり、重度の感染症と関連している場合があ

過剰な銅の有害性から忌避されがちな必須ミネラルだが、銅欠乏による、免疫能力の低下が一部の研究者から懸念されている。コレステロール値が低い場合は予防的に摂取しておいても良いかもしれない。亜鉛サプリメントを長期的に摂取している場合にも欠乏しやすい。2mg~

銅が豊富な食品

カシューナッツ、牡蠣、ごま、納豆、ココア、小麦胚芽

COVID-19 銅の抗ウイルス作用
銅はCOVID-19患者にとって有益か? 銅(Cu)は、ウイルス感染時に病原体と宿主の両方にとって必要不可欠な微量栄養素だ。銅は、Tヘルパー細胞、B細胞、好中球ナチュラルキラー(NK)細胞、マクロファージなどの重要な免疫細胞の機能に関与する。これらの血球は、感染性微生物の殺傷、細
セレン

感染予防 100~200mcg 過剰量、または過小となる量の閾値が狭いため、サプリメントでの摂取によってより安全に必要量を確保できる。

治療用量 600~1200mg

逆説的だが、セレンは抗酸化能力が非常に高いことから、運動などホルミシスを高める活動が不足している場合、長期的には酸化ストレスの不足によって健康効果を損ねる可能性もある。

セレンが豊富な食品

ブラジリアンナッツ(高濃度に含むため食べすぎに注意)、卵、かつお、明太子、若鶏、牡蠣、

COVID-19 セレン
抗ウイルス作用をもつセレン コロナウイルス感染症の予防におけるセレン補充(COVID-19) 抄録 セレン(Se)は、硫黄(S)に似たユビキタス元素で、地殻中の様々な有機物や無機物に含まれている。セレンの濃度は地域によって大きく異なる。その結果、食品中のセレンの含有量も変化する。

鉄の補充には最新の注意が必要。欠乏にも注意が必要だが、フェリチンレベルが高い場合、特にARDSなどでの重症化リスクを高める。貧血などで補給する場合は食事から。

COVID-19  鉄・クロロキン・鉄キレート
クロロキン/ヒドロキシクロロキンと鉄代謝 Sar-Cov-2感染に鉄の役割はあるのか? 鉄はすべての生物にとって必須の元素である。これは、その酸化還元電位に起因しており、エネルギー生産、DNA複製、転写などの重要な細胞機能に関与するいくつかのタンパク質や酵素の必須補酵素となってい
鉄分がアルツハイマー病を引き起こす?
関連記事 鉄分がアルツハイマー病を引き起こす? 鉄代謝関連用語(覚書) アルツハイマー病患者の鉄代謝障害 鉄代謝異常への54のアプローチ 概要 はじめに アルミニウムがアルツハイマー病を引き起こすかもしれないという仮説は有名だが、鉄分がアルツハイマー病を引き起こすかもしれないとい
リチウム

低用量のオロチン酸リチウム 0.5mg [R]

COVID-19 リチウムの抗ウイルス作用
リチウムの抗ウイルス効果:CoViD-19疾患の潜在的薬物? 要旨 背景 現代医学にリチウムが導入されて以来、再発性の情動障害とは異なる病態に対するリチウム治療の使用の可能性について、自然主義的な観察がなされるようになったが、リチウムは現在でも第一選択の治療法である。リチウムの抗

3.73 脂質類

オメガ3系多価不飽和脂肪酸(n-3 PUFA)
COVID-19 多価不飽和脂肪酸(PUFA)/アラキドン酸・EPA・DHA
アラキドン酸・EPA・DHA COVID-19 炎症へのつながりと潜在的緩和における栄養の役割 魚および魚油は、CVDおよび癌を含む多数のNCDに対する様々な健康上の利点と関連付けられている。オメガ3多価不飽和脂肪酸(PUFA)、すなわち、魚、他の海洋資源、およびサプリメントから

アスピリンとフィッシュオイルサプリメントを組み合わせる方法により抗炎症作用をもつSPMを高める方法がある。フェーズ5で重要であるかもしれない。初期でのこの組み合わせは早すぎる炎症抑制により、免疫システムの正常な働きを妨げる可能性もある。

抗炎症性脂質メディエーター(SPM)の神経保護効果/Specialized pro-resolving ...
特異的炎症収束性メディエータ(SPM)・オキシリピン・エイコサノイド Specialized pro-resolving lipid mediator 概要 恒常性を担う抗炎症脂質代謝産物 SPM(Specialized pro-resolving lipid mediator)

3.74 天然化合物・フラボノイド・ハーブ

コロナウイルス感染症に対するフラボノイドの役割
Roles of flavonoids against coronavirus infection 要旨 公衆衛生の観点から、21世紀はコロナウイルスのパンデミックによって特徴づけられている:2002-03年にはウイルスSARS-CoVがSARSを引き起こし、2012年にはMER
  • 甘草(グリチルリチン)
  • ケルセチン
  • 緑茶カテキン(EGCG)
  • アシュワガンダ
  • アンドログラフィス
  • ルテオリン
  • ルテイン
  • テアフラビン
  • ティノスポラ
  • プロシアニジン
  • ヘスペレチン
  • ナリンゲニン
  • ミリセチン
  • スクテラレイン
  • 明日葉
  • レスベラトロール
  • クロレラ、スピルリナ
ナリンゲニン
COVID-19 柑橘系フラボノイド/ナリンゲニン
コロナウイルス ナリンゲニン 天然フラボノイドであるナリンゲニンによるリソソーム内二孔チャネル(TPC)の阻害は、SARS-CoV-2感染症対策の選択肢となり得るか? イタリア・ジェノバ、国立研究評議会生物物理学研究所 我々が推奨するのは、ウイルス感染においてエンドリソソーム二孔
EGCG
COVID-19 緑茶カテキン(EGCG)
免疫活性化が制御されていない疾患におけるエピガロカテキン-3-ガレート(EGCG)の保護効果。このようなシナリオはCOVID-19に対抗するのに役立つだろうか? Protective Effect of Epigallocatechin-3-Gallate (EGCG) in D
プロポリス
プロポリス SARS-CoV-2感染メカニズムとCOVID-19に対する可能性
Propolis and its potential against SARS-CoV-2 infection mechanisms and COVID-19 disease キーワード プロポリス、SARS-CoV-2,COVID-19,抗ウイルス、抗炎症、PAK1ブロッカー

3.75 抗酸化物質

メラトニン

0.5~3mg~10mg

重症時には超高用量(数百mg)のメラトニンが役立つ可能性があるが、感染初期では反対に過剰なメラトニン摂取が適切な免疫応答を抑制する可能性がある

COVID-19 メラトニン
コロナウイルス・メラトニンと免疫 関連記事 COVID-19患者におけるメラトニン使用のための治療アルゴリズム COVID-19患者におけるメラトニン使用の根拠 ヒトにおけるCOVID-19感染によって引き起こされる疾患重症化および免疫変化の重要な因子については、ほとんど知られて

https://alzhacker.com/melatonin-potentials-against-viral-infections-including-covid19-current-evidence-and-new-findings/メッセージ

αリポ酸

αリポ酸またはR体αリポ酸

細胞の内外で作用し、安全性の高い優秀な抗酸化剤。鉄キレート作用もあるためフェリチンが高く血清鉄が高いことが予想できる場合や酸化ストレスが高い場合は増量が望ましい。

αリポ酸は糖尿病患者をCOVID-19感染から保護する可能性がある
Alpha-lipoic acid may protect patients with diabetes against COVID-19 infection 要旨 COVID-19パンデミックは世界的に急速に拡大しており、薬剤選択は本疾患の罹患率および死亡率にプラスまたはマイナ
グルタミン
L-グルタミン経口補液がCOVID-19治療に及ぼす影響
Effect of oral l-Glutamine supplementation on Covid-19 treatment まとめ 目的 本研究の目的は、経口l-グルタミン補充が入院期間、集中治療室の必要性、コロナウイルス病19(COVID-19)死亡率に及ぼす影響を調査す
ラクトフェリン
COVID-19 ラクトフェリン
ウイルスや細菌から身を守る鉄結合タンパク質、ラクトフェリンの生物学 要旨 ラクトフェリンは、古典的に哺乳類の乳に含まれる栄養素である。ラクトフェリンは鉄と結合し、様々な受容体を介して細胞、血清、胆汁、脳脊髄液へと移動する。免疫学的に重要な性質を持ち、抗菌・抗ウイルス作用がある。
アスタキサンチン
COVID-19 アスタキサンチン
アスタキサンチン、COVID -19と免疫応答。酸化ストレス、アポトーシス、オートファジーに注目 Astaxanthin, COVID ‐19 and immune response: Focus on oxidative stress, apoptosis and autoph
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