2. コロナウイルスCOVID-19戦略

COVID-19戦略 フェーズ3 免疫強化

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フェーズ3 免疫強化による感染予防

COVID-19 ライフスタイル介入
COVID-19パンデミックからのライフスタイルの教訓

3.0 免疫ホメオスタシスの安定化

胸腺萎縮を促進する要因
  • 加齢
  • 感染症
  • 内毒素性ショック/敗血症
  • 移植手術
  • 癌とがん治療
  • 慢性ストレス(コルチゾール)
  • エストロゲン、テストステロン
  • 腸内細菌?
胸腺委縮を防ぎ機能を高める
  • 慢性ストレスの解消
  • 亜鉛(胸腺ホルモンチムリンの補酵素)
  • グルタチオン
  • N-アセチルシステイン
  • ビタミンC、ビタミンE
  • GH、レプチン → 運動・半日断食など
胸腺とT細胞 胸腺委縮の原因と治療方法
レプチン抵抗性を改善する7つのアプローチ
概日リズムの安定化
COVID-19 概日リズム
COVID-19 予防・治療/睡眠・概日リズム
概日リズム障害とアルツハイマー病(作成中)

3.1 食事・ダイエット/肥満の解消

ウイルス感染症の予防、治療、管理における栄養素;特にコロナウイルスに焦点を当てる[R]

COVID-19 栄養と免疫システム 関連文献
COVID-19パンデミック時の食事に関する推奨事項
食品とCOVID-19 現在の臨床試験とin silico研究で探る予防・共同治療戦略
栄養・免疫・COVID-19

ダイエット方法

糖質過多

高グルコース食によって心臓ACEがアップレギュレーションされ、ACE2がダウンレギュレーションされACE/ACE2比が増大する。ACE/ACE2の不均衡はCOVID-19の心臓疾患リスクを高めるかもしれない。[R]

脂質

遊離脂肪酸やトリグリセリドの持続的な上昇は、SARSから回復した人やCOVID-19の可能性がある人の心血管系の異常につながる可能性がある。

感染細胞の脂質プロファイルの変化がウイルスの複製に重要である可能性が示唆されている。

食事性脂肪酸は脆弱な集団におけるCOVID-19感染のアウトカムに影響を与えるか?
COVID-19 多価不飽和脂肪酸(PUFA)/アラキドン酸・EPA・DHA
糖質制限 ケトーシスのリスク?

肥満者では過剰な高脂肪食は徹底的に回避、総摂取カロリーを少なくする。ケトンダイエットは慎重に(糖質は120g/日以上確保する)

細菌感染においては対照的にケトン食が有効かもしれない。

長期の断食(24時間以上)は注意を要する。半日断食はおそらく大きな影響はないが、感染初期では消化に良い糖質を適量摂取する。

断食・オートファジー・mTOR
COVID-19 断食・オートファジー/mTOR経路

間欠断食はSARS-CoV-2感染を予防するのに有効なアプローチである可能性がある。

COVID-19感染に対抗するための断食とオートファジー
COVID-19 潜在的標的としての標準オートファジーと非標準オートファジー
大食い

糞便経口経路による感染は実証はされていないものの、多数の患者が消化管症状を示すことなどからその感染経路が疑われている。ウイルスは経口経路で侵入した場合、胃酸や腸の胆汁酸によって不活化されるが、胃酸分泌や胃酸pHが低下していたり、PPIなどの制酸薬を摂取しているなどの他にも、一度に多くの食事を摂取することで、ウイルスは胃液や腸液の過酷な環境を回避し、腸管細胞に到達して侵入する可能性がある。

プロトンポンプ阻害剤(PPI)利用者間でのCOVID-19リスク増加
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COVID-19 胃酸・制酸薬・プロトンポンプ阻害薬(PPI)
アルコール・喫煙

コロナウイルスに対する最初の防御ラインである上皮繊毛

繊毛は拍動して細菌、ウイルス、上皮破片など有害な物質を気道外に移動させる、上皮の杯細胞は粘液を生成し、排出のために破片を収集する。

繊毛の拍動は高齢者で低下するが、アルコールと喫煙も、マウス研究で繊毛を固定化することがわかっている。[R]

食品

栄養失調は免疫不全の主な原因であり、自然免疫応答と適応免疫応答の両方に影響をあたえる。まずは栄養不良状態の改善が最優先される。一般的にはタンパク質、ビタミンDとAが免疫応答の主役となる。

この中のどれか一つか2つを病的に摂って効果が期待できるようなものではなく、運動や睡眠を含めた総力戦で効果を発揮するものとして理解する。

  • 発酵大豆食品、大豆味噌汁(ACE阻害、ニコチアナミン、イノシン酸)
  • 納豆(ACE阻害、抗凝固、腸内免疫)ワーファリンなどの抗凝固剤を摂取していない限り、ビタミンKの凝固作用は過剰に働かない。
  • 緑茶(EGCG)、80度の温度で淹れたてを飲む。サプリでもOK
  • 柑橘類 ※皮を含める。(ヘスペレチン、ナリンゲニン)
  • ケルセチン
  • オレアノール酸(オリーブオイル、ビルベリー、にんにく)
  • ブロッコリー(スルフォラファン Nrf2活性化剤)
  • シークワーサー(ノビレチン ACE2阻害)
  • ザクロのアントシアニン(デルフィニジン3,5-ジグルコシド)
  • にんにく(アリシンを含む)
  • 生姜 ACE阻害
  • カプサイシン
  • いんげん豆(理論的な可能性)
  • 烏龍茶
  • 紅茶(テアフラビン)
  • コーヒー(クロロゲン酸)
  • よもぎ
  • 鶏肉、魚肉(カルニチン)
  • アスパラガス?
  • 海産物全般 わかめ
  • カレー(ウコン成分)※市販のカレーで有効量を摂取できるかは不明

味噌、納豆などの発酵大豆製品は、特にコロナウイルスに対して特異的に予防・保護効果を示している潜在的な可能性がある。

COVID-19 個別の食品
COVID-19 炎症負荷に対抗し免疫を高める食事方法(医学的研究)
COVID-19 クルクミン・ウコン・カレー
抗COVID薬:既存薬の再利用や新たな複合体の探索、戦略と展望
COVID-19 緑茶カテキン(EGCG)
有機硫黄化合物を豊富に含む果物や野菜

有機硫黄化合物を豊富に含む果物や野菜は免疫機能を高める。(Arreola et al 2015; Kuttan、2000; Liu、2012; Ruhee et al 2020)

ニンニク、タマネギ、ブロッコリースプラウト。 カリフラワー、キャベツ、ニラ

ニンニク精油中に存在する有機硫黄化合物は、ACE2タンパク質のアミノ酸と強い相互作用を有しており、SARS-nCov-2の細胞への侵入を阻害する可能性がある(Thuy et al 2020)。

抗酸化食品
COVID-19 抗酸化剤・酸化還元調節剤/NOX・Nrf2・GSH・栄養化合物・ポリフェノール・
オートファジー促進剤
COVID-19 トレハロース
トレハロースを用いたCOVID-19の高速封じ込めの可能性
食物繊維

食物繊維は、腸内微生物によって発酵を受けて短鎖脂肪酸(酪酸などのSCFA)を産生し、肺のアレルギー性炎症から保護する。(Samuelson et al 2015)

腸内マイクロバイオータの免疫機能を改善することは、肺マイクロバイオータにも影響を与え、SARS-nCov-2によるアレルギー性炎症を予防することができる。(Dhar & Mohanty, 2020)

キノコ
COVID-19 キノコ成分/エルゴチオネイン
ゴマ
SARS-CoV-2に対する治療薬としての料理用香辛料の生物活性:計算科学的検討

3.2 身体活動

3.20 運動の抗ウイルスメカニズム

COVID-19に対する身体活動のポジティブな効果に関与する分子機構
一酸化窒素の増加
  • 硝酸塩を含む食品 ビーツ、ほうれん草、レタス、セロリ
  • L-アルギニン、L-シトルリン
  • マウスウオッシュを使わない。
  • 運動(有酸素運動、筋トレの組み合わせがベスト)
  • 太陽を浴びる
COVID-19 一酸化窒素(NO)
運動ホルモン・イリシン
COVID-19 運動ホルモン・イリシン
骨密度と認知機能を高める運動ホルモンイリシン 10の増加方法
Nrf2
COVID-19 Nrf2
フラボノイドによる転写因子Nrf2の活性化によるSARS-CoV-2感染症の予防と重症化抑制への仮説的アプローチ
ACE2

運動は、膜結合型ACE2をアップレギュレートし、ACE/ACE2比を低下させる自然な方法。フィジカルトレーニング、特に有酸素トレーニングはACE/Ang IIを減少させ、相乗的にACE2/Ang(1-7)軸をアップレギュレートすることが報告されている。[R][R]

高齢者におけるCOVID-19などのウイルス性疾患に対抗する身体運動の可能性
COVID-19対策に役立つ身体活動と栄養のガイドライン
運動を組み合わせる

運動トレーニングはエンドルフィン、ドーパミン、セロトニンを増加させ、これらはすべてマインドフルネス、ポジティブ、幸福感に寄与し、免疫機能を強化することができる(Balchin et al 2016)。

個人が異なる種類の運動トレーニング(例えば、有酸素運動、レジスタンス、ヨガなど)を我々のレジメンで行う場合、これは心理生理学的な利益を最大化する可能性が示唆されている(Balchin et al 2016)。したがって、定期的に異なる種類の運動を組み合わせることが推奨される。

スポーツへの影響
チームスポーツ選手、パワーアスリート、コンバットアスリートはCOVID-19重症化の遺伝的リスクが高い
COVID-19パンデミックのスポーツ・運動への影響
ACSM アクション・ステートメントへの呼びかけ COVID-19におけるスポーツと身体活動に関する考慮事項

3.21 不活発な生活からの脱却!

座りっぱなしの生活が続いている人は、まずは運動らしい運動をするというよりは、まず先に不活動な生活を避けることが重要!

COVID-19 座りっぱなし生活の危険性・隔離期間中の改善ヒント
  • ガーデニング
  • 家事
  • 階段の昇り降り(特に下りがおすすめ)
自転車の活用

道路整備を含めた自転車の活用。電動ではない一般のギヤ付き自転車

人混み回避、大気汚染リスクの減少、日常的エクササイズ

国連、COVID-19後の「グリーン復興」の推進役として、自転車に注目(COVID-19関連記事・日本語訳) | 国連広...
COVID-19が大流行するニューヨークで、マスクを着けて右折のサインを出す自転車利用者©A. Istria国連、COVID-19後の「グリーン復興」の推進役と...
Yahoo!ニュース
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テクノロジーの利用

リングフィットアドベンチャー

COVID-19パンデミック時の高齢者の健康とウェルネス促進のための対処戦略としてのバーチャルリアリティ運動
Virtual Reality Exercise as a Coping Strategy for Health and Wellness Promotion in Older Adults during the COVID-19 Pand

3.22 有酸素運動

概説

免疫系に対する運動トレーニングの効果は用量反応関係を示し、トレーニングの変数が効果を決定しうることを意味すると示唆している(Batrakoulis et al 2019)。

強度が唯一の重要な変数であると考える研究者もいるが、トレーニング量、強度、頻度、運動選択、運動の多様性、セット、レップ数、休息、テンポの影響も同様に重要であると主張する研究者もいる(Wang et al 2020)。

しかし、強度が最も重要な因子であるように思われる(Goh et al 2019)。

同時並行トレーニングは免疫機能を高めることができるが、単独の有酸素トレーニングやレジスタンストレーニングに比べて効果は低い。(Brooks et al 2020)

有酸素運動

活動的な生活が続くようになり馴染んできたら、次は毎日の適度な運動に挑戦。(30分程度の有酸素運動)

密閉空間や、人の集まるところで、高強度の筋トレや団体スポーツなど、特に激しい運動は免疫系を下げてしまうことで感染リスクを高める可能性がある。反対に屋外での運動はリスクが低い。[R]

有酸素運動、高強度の筋トレ運動などは屋外または自宅などの安全な環境で行われるならば、有益性が上回る。

COVID-19 予防・治療/有酸素運動による免疫システム・呼吸器機能改善のメカニズム
COVID-19 予防・メンタルヘルス/パンデミック時代のフィットネス
コロナウイルス リスクの伴う活動

左側がリスクの低い活動

テニス、屋外でのエクササイズ、ゴルフ、キャンプ、ビーチ

右側がリスクの高い活動

スポーツスタジアム、バスケ、ボウリング、ジム

屋内運動

外での運動が難しい人は、入手可能であれば、任天堂スイッチのリングフィットアドベンチャーなど、フィットネスゲームを利用してみる。

マンション住まいの方であれば、非常階段が運動として利用できる。(階段トレは見逃されている効率的なトレーニング)

マスクをつけての運動

マスクをつけての運動は、より心肺機能への負担が高まる。安全のためにも心拍を計測するツールを利用して運動を行うべきかもしれない。

3.23 HIIT

最近の2つの研究では、高強度インターバルトレーニング(HIIT)の免疫機能に対する抑制効果は報告されなかった。(Born et al 2017; Monje et al 2020)

3.24 筋トレ

可変式ダンベル

室内で筋トレを行う最小構成のツール。

高齢者は、障害者では、約25kg×2個のセット

高齢者で不安のある人は団体スポーツがベター?[R]

3.25  心肺筋トレーニング・自律神経系

呼吸筋トレーニング

COVID-19の究極のターゲットは肺であり、肺のパフォーマンスを向上させる心肺筋トレーニングが、健康な人そして、COVID-19患者の両者に利益をもたらす可能性がある。

呼吸筋は、ひらめきと呼気に重要な役割を持ち、他の筋肉と同様に刺激に反応し、反復圧迫によりMCP-1産生、マクロファージ浸潤、TNF-α産生などの炎症が抑制される(Saitou et al 2018; Suzuki, 2019)。

呼吸負荷の増加は、これらの筋肉の主な刺激と考えられ、筋力および持久力の向上につながる(Shaffer et al 1981; Verges、2019)。この種のトレーニングは、健康な人に利益をもたらす可能性があり、COVID-19患者にも利益をもたらす可能性がある。

ヨガ

メタアナリシスでは、Chuらは、ヨガが心・代謝の健康を改善する有望な証拠を報告している(Chu et al 2016)。状況によってはヨガが治療的に有益である可能性がある。

3.26 太陽自然療法 10の効果

  1. ビタミンD合成 → 免疫システムの活性
  2. 一酸化窒素の増加 → 血圧の低下、ARDSの改善
  3. ヘムオキシゲナーゼ-1誘導 → インターフェロンの活性
  4. アリール炭化水素受容体の活性 → 腸内免疫
  5. メラトニン合成 → 概日リズムの調整、抗酸化因子
  6. βエンドルフィンの増加 → 幸福感・メンタルヘルス
  7. 赤色光630nm~ TNF-α、IL-1βレベルの減少 抗炎症作用
  8. 近赤外線波長800nm~ TGF-βの減少 肺の炎症と線維化の抑制
  9. ブルーライト 二次的な細菌感染の減少
  10. 紫外線 環境中のウイルスの不活化
COVID-19 予防・治療/太陽自然療法(ヘリオセラピー) 
太陽自然療法(ヘリオセラピー) 概説
太陽自然療法(ヘリオセラピー)・日光浴 健康効果のメカニズム

太陽光によるビタミンD合成が低下する10の理由と対策
  1. 窓越しの日光浴ではビタミンDはほとんど合成されない。→ 屋外へGo、次点で窓を開ける
  2. 長袖長ズボンではビタミンDは合成はわずか。→ 半袖短パン
  3. 日焼け止めはビタミンDを合成に必要な紫外線を遮断 → 塗るのは顔だけ(シミ、シワを気にするのであれば)
  4. キノコはビタミンD3ではなくD2 →D3があるとD2の利用能が増加
  5. 肥満者のビタミンD合成能力は2分の1 →痩せるんだ
  6. 高齢者のビタミンD合成能力は若者の3分の1 →不足分はサプリメントで
  7. 春、秋では半分、冬はさらに低い →光セラピーも検討する
  8. 立った姿勢は寝そべった姿勢の4分の1 →寝そべれる場所の確保
  9. 都市部でスモッグがあると2~4分の1 →都市脱出を検討
  10. 緯度が高い地域、東日本では日光浴で足りないかも →浴びる時間と皮膚面積を増やす。

 

3.3 睡眠・概日リズム

COVID-19 予防・治療/睡眠・概日リズム

睡眠だけではないが、睡眠は様々な要因が重なっていることが多く、またその理由も個人の持病と関わっていたり非常に多様であることから、一般論的な解決方法を提示することが難しい。以下ポイントを記載しておく。

睡眠を改善する10のポイント
  1. 紫外線を含めた日光を朝浴びる + 運動
  2. ブルーライトおよび明るすぎる光を夜に浴びることを制限する
  3. 夜間の自律的な体温コントロールが可能な環境の準備+お風呂など
  4. 規則正しい生活(睡眠・運動・食事)+ 夜食を避ける
  5. 寝室の睡眠環境を整える。妨害要因を除去。
  6. 自律神経を鎮める。ストレスの緩和
  7. ホルモン代謝や中枢神経系など睡眠に影響を及ぼす疾患の治療
  8. 睡眠時無呼吸症候群の検査、睡眠日記
  9. ビタミン、ミネラルなどの栄養欠乏をチェック & 補充
  10. メラトニン、グリシン、L-セリンなどの睡眠補助剤を利用
睡眠障害を改善させる123の方法
睡眠の量

7~8時間。最低でも6~7時間。ただし、一晩だけの短時間睡眠はOKで、慢性的な睡眠不足を避けることが重要。

睡眠の質(徐波睡眠)

睡眠時間がよく取り上げられるが、睡眠の質(徐波睡眠)も特に免疫記憶に重要。睡眠の質を高めるには、睡眠を妨害するさまざまな要因を環境から取り除くこと。

ほとんどの睡眠誘導剤は徐波睡眠を低下させる。高用量ではわからないが、2mgのメラトニンサプリメントは徐波睡眠を低下させない。

睡眠障害を改善させる123の方法
不眠症・睡眠障害を治す123の方法と研究誰も読んでくれないであろうが(汗)文献の存在する睡眠改善方法をメインに列挙してみた。光を浴びる(日中)太陽を見る(朝)目を覚まして15分以上外に出て太陽を見る。サングラスやUVカットメガネは使わない。
鼻呼吸(口呼吸をしない)

実例観察では、粘着テープで口を塞ぐことで睡眠中の鼻呼吸を促進することで、一般的な風邪を軽減することが示唆されている。

この現象は、吸入された空気に対する鼻のろ過および加湿効果と気道内の一酸化窒素レベルの上昇によるものであり、睡眠中のウイルス負荷を減少させ、免疫系が効果的な抗ウイルス反応を起こすための時間を増やすことができる。[R]

COVID-19 一酸化窒素(NO)

3.4  ストレスの軽減

作成中

自然散策 10のメリット
  1. 紫外線によるビタミンD合成
  2. 紫外線を得るための皮膚露出が行いやすい。
  3. マスクフリー
  4. 紫外線による直接的な殺ウイルス効果
  5. 午前中なら紫外線によるメラトニンタイマーセット、概日リズムの適正化
  6. 密閉空間によるウイルス感染リスクの回避
  7. 三密回避
  8. フィトンチッドによるNK細胞の活性(効果は一週間)
  9. 運動による免疫応答の強力な増強
  10. 植物の大気汚染浄化作用(都内の樹林では半分から3分の1に減少)
グリーンスペース(緑地)・自然環境との触れ合いが痛みを改善する7つの医学的メカニズム +コロナウイルス
デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)とアルツハイマー病 DMNを変調させる20の方法
感染症予防策としてのヨガ
新型コロナウイルスの予防策としてのヨガの視点
新型コロナウイルスの予防策としてのヨガの視点A perspective on yoga as a preventive strategy for coronavirus disease 2019要旨重症急性呼吸器症候群-コロナウイルス2によ

3.5  毒素の解毒

有害金属、有機毒素、化学毒素等様々な毒素は内因性の抗酸化剤であるグルタチオンを消費することにより、感染症発症時の酸化ストレスを軽減する能力を奪う。それに加えて一部の有害金属は直接的に酸化ストレスを増幅させCOVID-19感染の重症化を促進する可能性がある。

COVID-19 重感染・重複感染、その他のウイルス活性
COVID-19関連肺アスペルギルス症(CAPA)
健康格差のある集団におけるCOVID-19の感受性 ミトコンドリア障害、社会経済的ストレス、汚染物質の関与が示唆される
環境とCOVID-19 汚染物質、影響、普及、管理、将来のパンデミックの脅威に直面するための推奨事項
環境汚染物質への暴露はCOVID-19神経症状を悪化させる可能性がある
トキシコマイクロバイオミクス ヒトのマイクロバイオームと医薬品、食事、環境中の異種生物学的物質との比較

3.6 微生物叢(腸肺軸・口腔・鼻腔)

腸肺軸
COVID-19 肺微生物叢と腸内微生物叢/腸肺軸
腸内微生物叢
COVID-19 プロバイオティクス
COVID-19パンデミックカーブをフラット化するためのプロバイオティクス利用
SARS-CoV-2感染症対策としての腸内フローラの可能性
COVID-19 プロバイオティクス・シンバイオティクス・栄養学的アプローチ
発酵食品
キャベツと発酵野菜 各国における死亡率の不均一性から重度のCOVID-19の緩和戦略の候補へ
歯周病
COVID-19と歯周病
歯周ポケットとCOVID-19 関連性がある可能性は?
歯周病(P.ジンジバリス)とアルツハイマー病 36の予防・治療方法
抗生物質の影響
COVID-19 抗生物質・抗真菌薬

3.7 機能性食品・サプリメント

ビタミンやサプリメントはコロナウイルスに対して希望を与えてくれるのか?
現在パンデミック中のCOVID-19に対する意見 機能性食品で免疫機能を高めよう

3.71 ビタミン

ビタミンD3

感染予防 2000~5000IU 朝、午前中までに摂取 サプリメントでの摂取

できれば血清検査を行い用量を調節(特に高用量) 30~50 or 50~80

1万を超える高用量も短期的であれば安全なため、明らかなビタミンD欠乏リスクプロファイルのある人では、数週間だけ高用量を予防目的で投与されることもある。

ビタミンDが豊富な食品

日光にあたったキノコ、魚介類

COVID-19 ビタミンD関連論文

ビタミンA・レチノイド

ビタミンDとセットで。それほど多くは必要ないが、ビタミンDの影で見逃されている免疫を調節する重要なビタミン。予防レベルでは食事からの摂取でもOK。3000IU

ビタミンAが豊富な食品

バター、卵、モロヘイヤ、人参、ほうれん草

COVID-19 ビタミンA・レチノイド
ビタミンE
COVID-19 ビタミンE
キレート化マグネシウム

400mg(長期的には300mg) 日本人の多くが隠れマグネシウム不足。(マグネシウムを阻害する要因自体が増加しているため、昔よりも必要量が増加している)食事から必要量を摂取することは可能だが、摂取量をよほど意識しなければ典型的な日本人の食生活では満たすことは難しい。

様々なキレート化のミックス、入手が難しければ通常のマグネシウムを食事またはサプリメントから摂取。

うつ、睡眠障害、不安がある場合はトレオン酸マグネシウムやマグネシウムタウレートを加えてみても良いかもしれない。

マグネシウムが豊富な食品

かぼちゃの種、アボガド、アーモンド、納豆など

COVID-19 マグネシウム
ビタミンC/アスコルビン酸

感染予防 500mg/日

高用量ビタミンCについて

高用量ビタミンC経口投与(ARDSのIV投与ではなく)の一般的な風邪(COVID-19ではない)に対する効果は、多くの人ではその証拠は認められていないが、一部のグループでは(6g~)でポジティブな効果がある可能性があることが示唆されている。特異的にビタミンCの飽和が起こりにくいなどの遺伝的理由がその可能性として考えられている。

またはフェントン反応を利用したアスコルビン酸のウイルス不活性効果がin vitroで示されており、体内の遷移金属レベルなどと関係して抗ウイルス効果を発揮する可能性がある。

これは理論的には体内の鉄が多い場合にビタミンCが感染初期においてウイルスを低下させる可能性がある一方で、平時の大量のビタミンC摂取は、過剰な酸化ストレスを誘発する可能性が特定の集団で起こりうる。

COVID-19での1gを超える高用量ビタミンCの効果は、初期においても、おそらく効果があるであろうと考えるヒトでの弱い証拠はあるが懸念材料もないわけではない。摂取してみて判断と言いたいところだが、ビタミンCの直接的な神経伝達物質への直接的な作用による抗不安効果もあるためプラセボ効果も生じやすい。必ずしも否定的ではないが、率直なところ現時点ではわからない。

重症期においては反対に静脈内投与による高用量ビタミンCの症状への軽減効果の証拠は報告が増加しつつある。一般的にビタミンCの短期的な経口摂取の安全性は高いと考えられており、高用量ビタミンCの経口投与は試みる価値はあるかもしれない。

静脈内ビタミンC またはリポソームビタミンC 3g以上

COVID-19 ビタミンC
メチレンブルー、ビタミンC、N-アセチルシステインの重症COVID-19患者への適用について、第I相臨床試験の報告
ビタミンK

ビタミンK欠乏症とCOVID-19
その他 免疫に関連する栄養素

葉酸、B6、B12

COVID-19 葉酸

3.72 ミネラル

亜鉛

感染予防 カルノシン酸亜鉛 15mg~ 空腹時摂取

ビタミンDと並んで特にCOVID-19対策として重要なミネラルのひとつ。

亜鉛は、粘膜のウイルス排出を改善し 、上皮の完全性を強化し、ウイルスの複製を減少させ 、抗ウイルス免疫を維持し 、高炎症のリスクを減少させ 、抗酸化作用をサポートし、その結果 肺の損傷を軽減し 、二次感染を最小限に抑えることができる。

食事から必要な摂取量を確保するのがむずかしいミネラルのひとつでもある。亜鉛は体内でストックできる貯蔵庫をもっておらず欠乏によって機能障害を起こしやすい。亜鉛は、カルシウム、鉄、食物繊維、フィチン酸塩、等様々な栄養素が亜鉛の吸収を妨げることがわかっている。体内で炎症がある場合や、降圧薬の多くも亜鉛のキレート作用をもつ。

血症中の亜鉛濃度は体内の亜鉛欠乏の後半に(つまり亜鉛の枯渇が深刻になってから)低下するため、亜鉛欠乏のより良い指標ではない。

吸収率を高めるには空腹時が良いが、その他のキレートタイプの亜鉛は胃を荒らす可能性があるため食後が望ましい。

ケルセチンをイオノフォアとして活用するには大量に必要。またはケルセチンのリポソーム化。カルノシン酸亜鉛はそれ自体がイオノフォアとしての作用があるようだ。長期摂取では銅を加える。

亜鉛が豊富な食品

アーモンド、ごま、ココア、牡蠣

COVID-19 亜鉛 ・クロロキン
COVID-19病因に対する亜鉛補給の潜在的効果
COVID-19感染症の免疫経路における亜鉛の役割に関する仮説

過剰な銅の有害性から忌避されがちな必須ミネラルだが、銅欠乏による、免疫能力の低下が一部の研究者から懸念されている。コレステロール値が低い場合は予防的に摂取しておいても良いかもしれない。亜鉛サプリメントを長期的に摂取している場合にも欠乏しやすい。2mg~

銅が豊富な食品

カシューナッツ、牡蠣、ごま、納豆、ココア、小麦胚芽

COVID-19 銅の抗ウイルス作用
セレン

感染予防 100~200mcg 過剰量、または過小となる量の閾値が狭いため、サプリメントでの摂取によってより安全に必要量を確保できる。

治療用量 600~1200mg

逆説的だが、セレンは抗酸化能力が非常に高いことから、運動などホルミシスを高める活動が不足している場合、長期的には酸化ストレスの不足によって健康効果を損ねる可能性もある。

セレンが豊富な食品

ブラジリアンナッツ(高濃度に含むため食べすぎに注意)、卵、かつお、明太子、若鶏、牡蠣、

COVID-19 セレン

鉄の補充には最新の注意が必要。欠乏にも注意が必要だが、フェリチンレベルが高い場合、特にARDSなどでの重症化リスクを高める。貧血などで補給する場合は食事から。

COVID-19  鉄・クロロキン・鉄キレート
鉄分がアルツハイマー病を引き起こす?
リチウム

低用量のオロチン酸リチウム 0.5mg [R]

COVID-19 リチウムの抗ウイルス作用

3.73 脂質類

オメガ3系多価不飽和脂肪酸(n-3 PUFA)
COVID-19 多価不飽和脂肪酸(PUFA)/アラキドン酸・EPA・DHA

アスピリンとフィッシュオイルサプリメントを組み合わせる方法により抗炎症作用をもつSPMを高める方法がある。フェーズ5で重要であるかもしれない。初期でのこの組み合わせは早すぎる炎症抑制により、免疫システムの正常な働きを妨げる可能性もある。

抗炎症性脂質メディエーター(SPM)の神経保護効果/Specialized pro-resolving lipid me...

3.74 天然化合物・フラボノイド・ハーブ

コロナウイルス感染症に対するフラボノイドの役割
  • 甘草(グリチルリチン)
  • ケルセチン
  • 緑茶カテキン(EGCG)
  • アシュワガンダ
  • アンドログラフィス
  • ルテオリン
  • ルテイン
  • テアフラビン
  • ティノスポラ
  • プロシアニジン
  • ヘスペレチン
  • ナリンゲニン
  • ミリセチン
  • スクテラレイン
  • 明日葉
  • レスベラトロール
  • クロレラ、スピルリナ
ナリンゲニン
COVID-19 柑橘系フラボノイド/ナリンゲニン
EGCG
COVID-19 緑茶カテキン(EGCG)
プロポリス
プロポリス SARS-CoV-2感染メカニズムとCOVID-19に対する可能性

3.75 抗酸化物質

メラトニン

0.5~3mg~10mg

重症時には超高用量(数百mg)のメラトニンが役立つ可能性があるが、感染初期では反対に過剰なメラトニン摂取が適切な免疫応答を抑制する可能性がある

COVID-19 メラトニン

https://alzhacker.com/melatonin-potentials-against-viral-infections-including-covid19-current-evidence-and-new-findings/メッセージ

αリポ酸

αリポ酸またはR体αリポ酸

細胞の内外で作用し、安全性の高い優秀な抗酸化剤。鉄キレート作用もあるためフェリチンが高く血清鉄が高いことが予想できる場合や酸化ストレスが高い場合は増量が望ましい。

αリポ酸は糖尿病患者をCOVID-19感染から保護する可能性がある
グルタミン
L-グルタミン経口補液がCOVID-19治療に及ぼす影響
ラクトフェリン
COVID-19 ラクトフェリン
アスタキサンチン
COVID-19 アスタキサンチン
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翻訳ソフト:DeepL /文字起こし:Otter 
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