ココナッツオイル タイプによる違い(認知症・アルツハイマー)

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ココナッツオイル タイプ別 概要

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(水素化)ココナッツオイル

評価:避けておく

品質保持をするために水素を添加されたもの。

市販品の食用ココナッツオイルで水素化されているものはほとんどないので、普通にお店で買う分にはあまり心配しなくてもよい。

(溶剤抽出)精製ココナッツオイル

評価:避けておく

化学溶剤&高温加熱によって抽出したココナッツオイル

料理であろうとお肌へであろうと、基本的に使わないでおく。

抽出方法の確認がとれないココナッツオイルは、溶剤抽出している可能性が高いかも。

 

(圧搾のみ)精製ココナッツオイル

評価:グッド コスパ最強

精製ココナッツオイルにも良いものと悪いものがあり、化学的なプロセスを経ていないJAS認定などの精製ココナッツオイルは良い精製オイル。

バージンココナッツオイルとポリフェノールは減っているものの、いちばん重要な中鎖脂肪酸の効果はエキストラバージンとまったく一緒。

価格がエキストラバージンに比べて約半額以下で買え、また、香りやくせが少ないので料理や美容、石けんづくりと広い用途で使える。加熱料理や揚げ物にもおすすめ

 

バージンココナッツオイル

評価:製法による 中途半端感

明確に区別するルールがないが、一般的には圧搾後、最小限の加熱を加えて、化学薬剤を使わずに抽出したもの。

精製ココナッツオイルよりもポリフェノールが多く残り、エキストラバージンココナッツオイルに比べると劣る。

メーカーによる差が出やすいため、メーカーや製造方法を基準に考えたほうがいい。

 

オーガニック ココナッツオイル

評価:認証ありなら良

JAS認証、USDA認証があれば製造方法について信頼性が高まる。

認証がなく、単にオーガニックと書かれてある場合はほとんど意味がない。

 

エキストラ バージン ココナッツオイル

評価:ベスト

最高級のココナッツオイル、

熱を加えずに強い圧力でつぶして抽出するコールドプレスと

酵素を使って抽出する発酵分離法がある。

品質としては発酵分離法が上。

風味、香りとともにポリフェノールが最も多く残っている。

コスパ的にはコールドプレスのみで抽出されたオイルがよい。

 

MCTオイル

評価:スポット効果

Medium chain triglycerides = 中鎖脂肪酸 つまり日本語で中鎖脂肪酸オイル

ココナッツオイル含まれている長鎖脂肪酸を除去して中鎖脂肪酸だけを抽出したオイル。

逆に言うと、ココナッツオイルにはMCTオイルが62%入っていると思ったらいい。

中鎖脂肪酸の効果を特化させた使い方ができる。

MCTの効果を得るには若干知識が必要。

加熱料理には向かない。

値段はより高くなる。

 

ココナッツミルク

評価:ワイドな栄養

ココナッツの中の白い固形胚乳を取り出して、煮出したりしたもの。

含まれる脂質は約24%、

ピュアなココナッツミルクには糖質やたんぱく質はほとんど含まれていない。

商品の中には砂糖が添加されているものもあるので注意。

ココナッツオイルが空気に触れても酸化しにくく長持ちするのに対して、ココナッツミルクは傷みやすく、開封したら数日中に使ってしまわないと腐敗してしまう。

その分ココナッツオイルには含まれていない栄養も豊富。

料理などにおすすめ。

未開封であっても缶詰(BPA缶)の長期保管はおすすめしない。

 

 

ココナッツオイル タイプ別 詳細編

(水素化)精製ココナッツオイル

水素化のココナッツオイルは良くない、とあちこちのサイトで危険が煽られている。

品質保持のための水素の添加は、不飽和脂肪酸の二重結合を埋めるためなのだが、そもそもココナッツオイルには不飽和脂肪酸がそれほど含まれていないため、それほど積極的に水素化する理由もない。

そのため、日本で普通に市販されているパッケージ化されたココナッツオイル単体であれば、あまり水素化の心配をしなくてもよい。

 

ただ、相対的には少ないもののココナッツオイルにも不飽和脂肪酸が一定量含まれており、(100gあたり一価不飽和脂肪酸は6g、多価不飽和脂肪酸は1.5g)工業用で使われるココナッツオイルには品質安定のために水素が添加されてることがある。

水素添加によって、ココナッツオイルに含まれる健康に良いとされるオレイン酸、リノール酸の不飽和脂肪酸が、あまり望ましくない飽和脂肪酸になってしまう。

(ステアリン酸になるはずなので、まあそう悪くもないか)

それにもともと、含まれている不飽和脂肪酸が少ないため、それらが水素添加で飽和脂肪酸になってしまうこと自体にはそこまで大きな問題はない。

それよりも問題なのは、水素添加によって、トランス脂肪酸が生じてしまうことにあるだろう。アイスクリームなどの加工食品に使われていたりすることがある。水素化ココナッツオイルをアイスクリームに使うと口当たりがよくなるそうだ。

 

水素化されたココナッツオイルの簡単な見分け方

・パッケージにヤシ硬化油と書かれてある。

・ココナッツオイルが固体から液体へ変わる温度を測る。

水素化されていないココナッツオイル 24度あたりで溶け、水素化ココナッツオイルは33~40度で溶ける。

 

(溶剤抽出)精製ココナッツオイル

植物油の溶剤抽出はn-ヘキサン抽出されているものが多い。

ヘキサン抽出した精製植物油は0.8ppmの残留ヘキサンを含むと推定されている。

おそらく安全量は35cc/dayよりももう少し高いと思うが、ヘキサンは蓄積性があるため、ケトン療法などで大量摂取を続けていくと健康被害が出ないとは言い切れない。

また、ヘキサン処理の過程で加熱されるため、ビタミンEなどが破壊されてしまう。

またヘキサン抽出(またはその後脱臭過程)によってトランス脂肪酸も生じる可能性もある。ヘキサンの残存よりも、こっちのほうが問題としては大きいかもしれない。

遠心分離と書いてあっても、残りのオイルを抽出するために(収率をあげる)ヘキサンを使って処理されていたりするものもある。ココナッツオイルからより多くのオイルを抽出することができるため安価。抽出方法について記載があるものを購入したい。

 

(圧搾)精製ココナッツオイル ※溶剤不使用、水素無添加

 

精製過程で遊離脂肪酸が取り除かれるため、エキストラバージンオイルよりも胃腸への刺激は少なくなるという、捨てがたいメリットがある。

ケトン体補給の観点から言うと、高いエキストラバージンココナッツオイルも、価格の安い精製ココナッツオイルも一緒。

また、よく精製ココナッツオイルは、その製造過程で抗酸化物質が失われてしまっているとか噂されたりしているが、まったくポリフェノールが含まれていないかというと全然そうではなく、実は発酵分離法による最高級バージンココナッツオイルと比べても、半分程度は残っている。

FE 発酵分離法 バージンココナッツオイル
CH コールドプレス バージンココナッツオイル
RBD 精製ココナッツオイル
RBDやバージンと比べてどの程度の残っているか、上記の資料だと2倍程度にすぎないが、グレードの低いものと比較するなら5~6倍程度の差はでるかもしれない。

高温加熱によってさらにポリフェノールが減少するため、揚げ物、野菜を炒めるなどの時にはJAS認証の精製ココナッツオイルを用いるといったふうに、用途によって使い分けしていく方法が賢いと思う。クセも少ないので、何かと使いやすい。

買う時は、JAS規格またはUSDA規格をチェック

 

精製ココナッツオイル定番の購入先は金田油店

(ヘキサン抽出なし、水素添加なし、JAS規格)

(金田油店)RBD 精製ココナッツオイル 1800g缶

 

ココナッツ油サイズ

金田油店の無骨過ぎる一斗缶がダメだ、という人には(あれがいいのに笑)こちら。

Nutiva 精製ココナッツオイル 1530g

(水素添加なし、ヘキサン抽出なし、USDA認証)

 

オーガニック ココナッツオイル

「organic coconut oil」の画像検索結果

ココナッツの木はそもそも化学肥料なしで育つ、また遺伝子組み換えのココナッツツリーというものも存在しない。そのためパッケージにオーガニックだと書かれてなくても、ココナッツオイルはどれもみなオーガニックと考えて良い。

 

ただし、アメリカのUSDA有機認証や日本の有機JASであれば、オーガニック認証のためには、溶剤抽出をしていない、水素添加をしていないなど、加工方法もオーガニック的なプロセスも経なければならない。

つまり、ココナッツオイルに関してのオーガニック認証の意義は、製造過程の保障にあると考える。

ただし有機認証ではなく、単にオーガニックと書かれてある場合、その言葉自体にはほとんど意味はない。また、有機認証を受けるということは、それだけコストが消費者に回ってくるということでもあるため、ブランドメーカーなどで製造過程が信頼できるなら、そこまでオーガニック認証にこだわる必要もないだろう。

 

バージン ココナッツオイル

一般的なバージンココナッツオイルの定義は、基本編で書いたとおり。

しかし、バージンとエキストラバージンの違いは、法律で定義づけられていないため、製造メーカーによっても違っていたりする。

明確な定義がないため、市場ではバージンココナッツオイルがエキストラバージンココナッツオイルとして売られていたり、溶剤抽出したココナッツオイルがバージンオイルとして売られていることもある。

 

そのため、バージンなのかエキストラバージンなのかは参考程度にして、

本当のクオリティーを知りたいのなら、メーカーの製法を理解する

しかない。

一般的には、生のココナッツミルクを化学薬品を使わずに、(RBDは乾燥ココナッツオイルから)粉砕して抽出、加熱され遠心分離によって抽出されたものを言う。

それらのプロセスは素早く行われるため風味や味、ポリフェノールはある程度残される。ただ残存率については製造プロセスによるばらつきが出やすい印象がある。

ポリフェノールだけに限るならバージンココナッツオイルのポリフェノール量は価格と比べて中途半端な印象はある。

 

コールドプレスや発酵分離法で作られたココナッツオイルと比べて、ビタミンEの損失はポリフェノールのそれ以上に大きい、そのことから、おそらくその他の酵素も加熱でその多くが失活しているのではないかと思う。

※ただしエキストラバージンココナッツオイルであっても、酵素がそもそもどれだけ含むのかよくわからない。詳しくは後述

 

エキストラ バージン ココナッツオイル

エキストラバージンココナッツオイルの一般定義は、生のココナッツミルクからコールドプレスで抽出されたもの、もしくは発酵分離法で抽出されたものをいう。

ベストは発酵分離法によって抽出されたエキストラバージンココナッツオイル。ひとつのココナッツの実からとれるオイルの量も少なく(収率が悪い)手間もかかるため値段も高い。

コールドプレスもバージンに比べてポリフェノールが多く残っており、発酵分離法はさらに多く含む。ただ発酵分離法のココナッツオイルは値がはるので値段に見合うかと言えば個人的には微妙。

エキストラバージンの中ではコールドプレスが一番多く市場に出回っており、値段もそれなりにこなれているため、アルハカは品質と価格のバランスからコールドプレスを利用している。

何の酵素?

よくエキストラバージンココナッツオイルには、酵素が残っているということがあちこちのサイトで書かれてあるのだが、じゃあその酵素って何?と調べても、文献がどうも見当たらない。

とれたてのココナッツウォーターであれば、そこには非常に多くの酵素を含んでいる。酸性ホスファターゼ、カタラーゼ、デヒドロゲナーゼ、ジアスターゼ、ペルオキシダーゼ、RNAポリメラーゼなどだ。

そのため、そういった酵素がエキストラバージンココナッツオイルにも微量、残っていると考えることには妥当性はあるのかもしれない。

しかし、生理活性があるレベルの量の酵素が、本当に最後まで残存しているのかどうかはわからない。(誰か知っていたら教えてください)

反証できる証拠はないが、(あるという証拠もないが)ちょっと訝しんでいる。

ポリフェノール

酵素ではなく、抗酸化物質というくくりであれば、発酵分離法やコールドプレスで作られたココナッツオイルには多くのポリフェノールを含んでいる。

p-クマル酸

サイトカイニン(植物ホルモンの一種)

メトキシフェノール系等

上記のポリフェノール類が認知症への治療効果を持つ可能性がある。

サイトカイニンにはアミロイドβペプチドの凝集を防止する可能性が示唆されている。

メトキシフェノール系化合物にはフェルガードで有名なフェルラ酸、ローズマリー、クローブ、月桂樹、レモンバームなどに含まれるオイゲノールがある。

 

フェルラ酸が酸化されだすのは加熱時間にもよるけど90度あたりから、バレットプルーフコーヒーのようにホットドリンクに混ぜて使用するぐらいでは、エキストラバージンを使ってもポリフェノールはそれほど破壊されない。

http://www.agriculturejournals.cz/publicFiles/60247.pdf

 

あくまで、ココナッツオイルが認知症に有益である理由は、中鎖脂肪酸補給にあるため、精製ココナッツオイルでも基本的な効果はあるが、ポリフェノール効果、酵素?を最大限求めるならコールドプレス、さらには発酵分離法によって作られたココナッツオイルが望ましい、ということになる。価格に見合うかどうかは個人の経済状況次第といったところ。

あと、「その他効果」を追求していくと、ヤシの木からとれたての生のココナッツミルクにゆきつく気もする。

みんな、南国へ住もう(笑)

エキストラバージン コールドプレス

Jarrow ココナッツオイル 946ml 

Nature’s way ココナッツオイル 454g

Nutiva ココナッツオイル 444ml

エキストラバージン 発酵分離法

Garden of life ココナッツオイル 473ml

サプリメント購入ガイド2 メーカーなど

 

MCT オイル

MCTオイルには脂肪酸の炭素数が12個のラウリン酸が入っているものと、そうでないものがある。ココナッツオイルに多く含まれるため、併用する場合はラウリン酸を含まないものが良いだろう。

MCTオイル(C6、C8、C10)を加熱すると揮発(発煙)するので、加熱料理には向かない。

不飽和脂肪酸 炭素数別効果(認知症・アルツハイマー)

 

MCTオイル

ナウフーズ MCTオイル 473ml

ジャローフォーミュラ MCTオイル 591ml

ココナッツミルク

「coconut milk」の画像検索結果

メリット

ビタミンC、E、B1、B3、B5、B6、セレニウム、カルシウム、マグネシウムが多く含まれる。他、炭水化物、たんぱく質

糖質量は100gあたり2.6g(果糖)と控えめなため、糖質制限食としても可能。

たんぱく質は100gあたり2gとわずか、ただココナッツミルクに含まれるたんぱく質のほとんどがまだ未解明のものであり、未知の効果?をもたらしている可能性がある。

Harry Belafonte and the secret proteome of coconut milk. - PubMed - NCBI
J Proteomics. 2012 Jan 4;75(3):914-20. doi: 10.1016/j.jprot.2011.10.009. Epub 2011 Oct 20. Research Support, Non-U.S. Gov't

同量の中鎖脂肪酸を摂取するなら、ココナッツミルクがより栄養価値があり、総合的な効果をもたらす。食事や料理におすすめ。

デメリット

添加物

ココナッツオイルに比べて、腐食しやすいためそれを防ぐための添加物が入っている可能性がある。また、味の調整のために、砂糖などの炭水化物を加えているものもある。

BPA・ビスフェノールA

腐食を防ぐために、容器の裏側にBPA、ビスフェノールAが使われており、食品に溶け込む可能性あり。特にBPAはココナッツミルクの脂肪酸により侵出することがある。

グアーガム

ココナッツミルクには多糖類の一種であるグアーガムが含まれる。

グアーガムが重大な害を及ぼすわけではないが、グアーガムが消化器症状を起こす可能性がある。(特に豆、マメ科の植物の消化に問題を持つ人、)

購入

・BPAが使われていない缶詰を選ぶ。

・糖質が含まれていない、無糖のココナッツミルクを選ぶ。

・ココナッツオイルと比べればカロリーは低いものの、それでも24%と高カロリー、ココナッツミルクを選ぶ理由がその他の栄養素の摂取にあることを考えれば、ローカロリーのライト缶がいいかもしれない。

 

参考サイト

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