「バイバイ・アメリカン・パイ」アメリカが滅びる理由
“Bye Bye American Pie”. Reasons Why America Will Fall

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ジュリアン・マクファーレン著

グローバルリサーチ 2022年5月20日

Drove my Chevy to the levee, but the levee was dry

堤防にシボレーを走らせけど、堤防は干上がっていた。

Them good old boys were drinkin’ whiskey and rye

そして良き仲間たちがウイスキーにライ麦酒を飲んでいた

And singin’ “This’ll be the day that I die”

「今日が俺の死ぬ日になるなんて」 と歌いながら

-ドン・マクリーン 「バイバイ・アメリカン・パイ」

ローマが滅びた理由

  • 1.「蛮族」との勝ち目のない戦争。…
  • 2.奴隷労働への過度の依存 …
  • 3.不平等
  • 4.失業
  • 5.インフレ
  • 6.大衆文化の堕落、暴力的スペクタクル
  • 7.東方帝国の台頭 …
  • 8. 過大な拡張と軍事費の浪費 …
  • 9. 政治的腐敗と政情不安。…
  • 10.「フン族」と総称される中央・西アジアと東ヨーロッパの民族の到来と、イギリスなどの帝国地域への蛮族の侵入

米国が没落する理由

  • 11.蛮族との勝ち目のない戦争:中東、アジア、ラテンアメリカ、そして現在のロシアにおいて
  • 12. 奴隷労働への過度の依存。国内外での労働者の搾取。
  • 13. 不平等
  • 14. 失業
  • 15.インフレ
  • 16.大衆文化の堕落、暴力的なスペクタクル
  • 17.東方帝国-中国とBRIの台頭
  • 18.過剰な拡張と軍事費の浪費 …
  • 19.政府の腐敗と政情不安。…
  • 20. 「フン族」と総称される中央・西アジアと東ヨーロッパの民族、現在「ロシア人」と呼ばれる人々の到来と、グルジア、ウクライナ、中央アジアの共和国など、将来の帝国となるべき地域の奪取。

なるほど。しかし、ローマ帝国とアメリカ帝国の違い、特に近代化と技術についてはどうだろうか。

ローマは工業国家ではなかった。また、地中海と西ヨーロッパを支配していたとはいえ、グローバルなものでもなかった。王朝のエリート、貴族によって支配されていた。米国は民主主義を標榜する高度な通信手段を持つ世界帝国だが、これも王朝エリートが支配している。億万長者クラスのほとんどは、お金とまではいかなくても、特権的な地位をママとパパから得ている。

しかし、よくよく考えてみると、これらの違いは本質的に意味がない。

新石器時代の出現以来、すべての文明は数世紀のうちに、あるいはインカの場合はさらに短い期間で滅亡している。

その理由は、適応と変化を妨げる階層の拡大、そして王朝エリート、事実上の貴族のような不平等にある。

アメリカは人民の人民による人民の政府と言っているが、実際には私が述べたような王朝のエリートが所有する少数の大企業によって支配されているのである。 国民はローマにおける奴隷階級(Helots)のようなものである。

ローマ人はどこに行くにも道路を作り、巨大な商船隊を持ち、帝国を結びつけていた。すべての道はローマに通じている。船もすべてローマに向かった。ローマ帝国がパンデミックに頻繁に見舞われたのは、そのためである。ネズミは帝国が好きなのだ。ネズミは外国でのクルーズが大好きだ。

今日、すべての道はワシントンに通じている-比喩的にだが-アメリカは道路や鉄道をあまり建設せず、帝国を結びつけるために空の旅を好んでいるからだ。また、病気を広めるのにも非常に効果的である。ネズミはめったに飛行機で移動しないので、観光客がいる。

私たちは、ローマ帝国はアメリカの帝国に比べれば小さいと思うかもしれない。しかし、ローマ人にとってローマ帝国は世界的なものだった。なぜなら、彼らは自分たちにとって重要な世界のすべてを支配していたからだ。

アメリカ帝国は、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、日本、韓国から構成されているので、より広範だが、確かに全世界ではない。世界の大部分はアメリカ帝国に属していない。かつてのアメリカ人にとって、第三世界は安いバケーションや安い労働力を除いてはどうでもよかったからだ。

ローマの場合、蛮族はローマから多くを学び、すぐに帝国に挑戦するようになった。彼らはローマの第三世界であった。

今日のバーバリアンはロシア人、中国人、インド人である。

ローマ人は東欧や中東の進化する適応型社会と戦ったが、ちょうど今アメリカ人がロシア人や中国人と戦っているようなものである。しかし、ローマ人は負けた。アメリカ人もそうだろう。

文明は動的にも静的にもなりうるからである。ローマもアメリカも勢いを失った。

その大きな原因は、文化的自己愛にある。自分が優れていると信じているのに、なぜ変化し、進化しようとするのか?

バラク・オバマは、「私は全身全霊でアメリカの例外性を信じている」と語った。

アメリカ人は、自分たちが優れていて、神に選ばれた存在だと考えている。ローマ人もそう信じていた。平民でさえ、その短く残酷な人生にもかかわらず、だ。 しかし、ローマ人はそう信じていた。 アメリカでは、健康はまさに富なのだ。

文明があまりにも大きく強力になると、集団思考、つまりプロパガンダ、妄想的な信念体系によって、主に社会的一貫性を維持するようになる。アメリカ帝国では、プロパガンダはメディアの物語、つまりハリウッドで作られた最高のもの、テレビで語られる物語、そして今ではインターネットでの物語に基づいている。これはガイ・デ・ボルドが「スペクタクルの社会」と呼ぶものである。スーパーボウルを考えてみよう。マーベル映画を考えてみてほしい。それはすべて「ショー」である。 ウクライナの戦争は、1シーズンのシリーズに過ぎないのだろうか?

ローマでは、まずギリシャ演劇をモデルにした劇場を建設した。しかし、ギリシャの演劇は小さな都市国家文化の教養ある人々のためのものだった。ローマはより大きく、より多くの人々が、退屈で短く残酷な人生を埋めるために、興奮と代替的な喜びを求めていたのである。

ローマ人はパンとサーカスを発明した。

アメリカ人は映画とテレビとマクドナルドを発明した。彼らは自分たちのコロシアムで、終わりのない娯楽と、しばしば非常に血なまぐさい見世物を行い、ローマ人にとって剣闘士とキリスト教徒をライオンに投げることがそうだったように、帝国の価値を再確認し、血と内臓がポップコーンに手を伸ばすようになったのである。

アメリカとローマの違いは、テクノロジーと、物語や神話の洗練度にある。

ローマはまず東方帝国と西方帝国に分裂し、それぞれ塊が崩れ落ちた。アメリカもまた変質していくだろう。政治的な分裂や、ロー対ウェイド裁判が米国に戻ったことで、すでにその兆候が見られる。 キケロはバイオリン弾きをした。 バイデンはそれすらできない。

結局、ローマはヴァンダルスに門を開けなければならないほど衰退した都市に過ぎない。ワシントンに同じことを期待できるだろうか?

「バイバイ、アメリカン・パイ」という歌を聴いてみてほしい。

乾いているのは堤防だけでなく、ガソリンタンクも銀行口座も同じなのだから。…..。

Julian Macfarlane カナダのメディアアナリスト/ライター。日本在住40年。トヨタをはじめとするあらゆる大手日本企業の中東メディアアドバイザー、外務省、首相官邸を含むほとんどの政府省庁に勤務。 政治的事象やプロパガンダに関する記事は200本以上。著書に、進化心理学の代表的研究書『エイジング・ヤング:ロックンロールに歳は関係ない』。

その他の記事はこちら: julianmacfarlane.substack.com/

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