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リコード法・アルサプの抗うつ作用 研究
紹介文献について
スタートアップでも用いているサプリメント、リコード法の中から、ストレスやうつ、疲労と関連する文献を探ってみた。
以下にかかげる文献のほとんどは、単一の化合物投与による臨床研究とそれを元にしたシステマティックレビュー、メタアナリシスである。
栄養化合物をひとつだけ取り上げて被験者のうつの根本原因を特定しないまま、全員に均等に投与してその有意差にこだわるバカバカしさもあるのだが、それゆえに単独での用いた際の証拠としては強度の弱いものも含まれる。
また、臨床研究から引っ張ってきており、特定のうつ病診断を受けた患者に対しての投与例であったりするものも多く含まれるので、介護うつの方に効果があるとは言い切れないものも含まれる。
しかし、その多くが傾向としては潜在的なうつ病やストレスの改善可能性をもつものであり、そして作用機序の違いから組み合わせ効果が得られやすく、栄養補助食品としての安全性、代謝レベルでの改善など見過ごせないメリットを多く有する。
特にリコード法を患者さんがすでに実践しているのなら、介護者も今すぐにでも取り組むことができるはずだ。
にも関わらず、現にストレスにさらされたり介護うつで苦しんでいる人がリコード法、例えサプリメントの摂取だけでも試みないままでいることは、傍から見てて喉から手が出るほどもどかしい。。
介護者の多くの方は40歳を超えられているかと思う。これは、リコード法の認知症予防検査、コグノスコピーを受けることが推奨される年齢でもある。特に介護でストレスを感じ初めている方は受けられると、勉強にもなり自分のためにもなり、他の人の役に立つ可能性もある。まさに一石二鳥三鳥である。ぜひ検査と合わせて実行してもらいたい。
リコード法サプリメント 抗うつ関連研究
ビタミンBコンプレックス
ビタミンB群、ビタミンC、マグネシウム、亜鉛補給が女性のストレスレベルにおよぼす影響、システマティックレビュー
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28178022
うつ病におけるビタミンBの影響
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27655070
B1(ベンフォチアミン)
チアミン欠乏症は過敏症やうつ病の症状を含む障害をもたらす。SSRIによる治療に加えビタミンB1(チアミン)を投与した患者はプラセボと比較して、うつ病の症状を改善した。改善は治療開始後6週間以内に観察された。12週目では統計的な有意差が失われた。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26984349
B6(P-5-P)
ビタミンB6の低値は、抑うつ症状と関連する。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29338677
ビタミンB6は、高齢女性の不安を軽減するのに効果的
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28178022
葉酸(5-MTHF)
うつ病患者への葉酸または5-MTHF投与 無作為化試験
葉酸が他のうつ病治療の補助的な役割を果たす可能性がある。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12804463
一日15mg、6ヶ月間のメチル葉酸投与はうつ病患者の臨床的、社会的回復を有意に改善
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/1974941
B12(メチルコバラミン)
うつ病に対する葉酸およびビタミンB12の投与、システマティックレビュー&メタアナリシス ビタミンの短期間使用(数日~数週間)ではうつ症状の改善には寄与しない。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25644193
ビタミンB12の補充によるラクナ脳卒中患者の認知症、うつ病、疲労への効果
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23158866
ビタミンD3
プラセボ対照二重盲検無作為化比較試験
大うつ病性障害患者への8週間のビタミンD補給は、炎症バイオマーカーを改善し、グルコース恒常性、酸化ストレスに有益な効果をもたらした。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26609167
システマティックレビュー&メタアナリシス
ビタミンD補給は、うつ病患者のうつ症状を軽減するのに有効である。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24632894
ビタミンD欠乏とうつ病との関係には相反する証拠が存在する。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23377209
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24632894
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25226193
www.nutritionjrnl.com/article/S0899-9007(14)00485-7/fulltext
亜鉛
うつ病は末梢血の亜鉛濃度が低いことと関連している。メタアナリシス
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23806573
亜鉛の抗うつ作用メカニズム
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25933983
食事からの亜鉛摂取の不足は、男女ともにうつ病の発生率の高さと関連している。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25012438
ビタミンC
無作為化二重盲検、高用量のアスコルビン酸投与(3g)カテコールアミン活性を調節し、不安を解放し、ストレス反応を低下させ、不安オキシトシンの放出が増加する。これらのプロセスはセクシャルな気分と関連する。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12208645
ビタミンCの欠乏は、高齢者の急性疾患に伴ううつ症状の増加と関連している。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25835231
プラセボ対照試験 高校生へのビタミンC500mg/日の投与はプラセボと比較して不安を低下させた。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26353411
2型糖尿病患者へのビタミンC1gとビタミンE400IU/日の投与は、酸化的損傷を軽減することで、不安レベルを減少させるのに有益である。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24511708
N-アセチルシステイン
N-アセチルシステインは双極性うつ病患者の自殺願望を軽減する。
www.psychiatrist.com/jcp/article/Pages/2015/v76n05/v76n0522.aspx
Nアセチルシステインの投与は毛髪を引っ張る症状をもつ患者の引っ張る回数の大きな減少を示した。Nアセチルシステインは側坐核における細胞外グルタミン酸濃度を回復することで、強迫行動の制御に有用である可能性がある。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19581567
プラセボ対照二重盲検無作為化比較試験 双極性障害患者へのNアセチルシステイン投与は抑うつ症状のための安全かつ効果的な戦略である。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18534556
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23493756
リチウム
治療抵抗性うつ病へのリチウムまたは非定型抗精神病薬 システマティックレビュー
治療抵抗性うつ病患者へのSSRIに加えリチウムまたは非定型抗精神病薬を投与することは、有益である可能性が高い。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24284258
リチウムはノルエピネフリンの産生量を制限し、身体の恐怖反応による不安症状を軽減させる。
リチウムはセロトニン合成能力を改善することで、不安感情を軽減する効果をもつ。
www.calmclinic.com/anxiety-treatments/lithium
EPA・DHA
メタアナリシス 成人うつ病へのフィッシュオイル投与 標準偏差の平均差は-0.32(95%CI -0.12〜-0.52)
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26537796
プラセボ対照二重盲検無作為化比較試験 オメガ3投与(6.6g/日)のうつ病患者ではプラセボ群と比べ、うつ病のハミルトン評価尺度で有意な改善を示した。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12888186
慢性疲労症候群の患者へ3ヶ月間必須脂肪酸を摂取、有意差はつかなかったが症状は時間とともに改善された。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10071170
大うつ病性障害へのオメガ3脂肪酸投与 レビュー
疫学研究ではオメガ3とうつ病との間には関連性がない。メタアナリシス研究では抑うつ障害に対するオメガ3の小さな利益が認められている。研究間で異質性があり、うつ症状をもたないまたは軽度のうつ症患者では利点が示されない。大うつ病性障害に対するオメガ3投与では有益性の可能性がある。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5321518/
メタアナリシス、EPAは有意な抗うつ効果と関連するが、DHAとは関連していなかった。
最適用量は1000mgのEPAであり、2~4gでは有意に改善されず悪化することもあった。抗うつ効果は、うつ病が悪化した人でのみ持続した。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20439549
医学生へのオメガ3補給は、リポ多糖類によるIL-6産生を14%減少させ、不安症状を20%減少させた。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20439549
ホスファチジルセリン
ホスファチジルセリン(300mg/日)とオメガ3脂肪酸のうつ病高齢者への投与は、特定の群でうつ病の重症度を70%改善した。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4508628/
ビタミンK2
ビタミンK2は、メタボリックシンドロームを有するラットの不安とうつ症状を改善。認知機能は改善しなかった。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28068285
クリルオイル
ラットへのクリルオイル投与は認知機能を高め、抗うつ薬様効果をもたらす。
クリルオイルの抗うつ、認知機能改善効果はオメガ3、リン脂質、アスタキサンチンなどの様々な成分の相乗作用によって役割を果たす可能性がある。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3618203/
ココナッツオイル
ヴァージンココナッツオイルに含まれるポリフェノールおよび中鎖脂肪酸が抗ストレス活性をもつ可能性がある。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4247320/
メラトニン
プラセボ対照二重盲検無作為化比較試験 6mgのメラトニン経口投与が乳がん女性患者の不安及び睡眠障害を有意に低下させた。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24756186
アゴメラチンは、プラセボおよびフルオキセチン、セルトラリン、ベンラファキシン抗うつ薬よりも、不安症状に対して有意に顕著な効果を示した。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23532747
プラセボ対照二重盲検無作為化比較試験の 大うつ病性障害患者へ徐放性メラトニン6mgを4週間投与 うつ病と睡眠が大幅に改善された。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20195158
アスタキサンチン
アスタキサンチンは、高血糖による海馬、扁桃体および視床下部ニューロンの損傷を保護することによって糖尿病マウスに対して抗うつ効果を有する。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28017669
マウスへのアスタキサンチン投与により抗不安効果をもたらしたが、抗うつ作用には寄与しなかった。
iubmb.onlinelibrary.wiley.com/doi/pdf/10.1002/biof.130
フェルラ酸
フェルラ酸は、HPA機能不全により引き起こされるストレスを改善し、抗うつ効果を有する可能性がある。マウスモデル
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28733038
フェルラ酸はセロトニン作動系の調節を介して、マウスに抗うつ作用をもたらす。
www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0014299912000039
www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0361923011002152
PQQ
疲労、睡眠障害のある被験者17人にPQQ20mgを投与、PQQは睡眠の質を有意に改善した。人生の満足度は有意ではなかったが高い傾向にあった。
睡眠改善の二次的効果の可能性があるが食欲、強迫観念、疼痛評価についても改善が見られた。
functionalfoodscenter.net/files/56592277.pdf
コエンザイムQ10
うつ病は酸化ストレス、一酸化窒素ストレスとの相関が高く、血清中のCOQ10濃度は治療抵抗性うつ病患者では減少している。うつ病患者ではCoQ10の補給が、恩恵を受ける可能性がある。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20010493
ニコチンアミドリボシド
効果の最大化 300mg/日
alivebynature.com/nicotinamide-riboside-optimum-dosage/
抗うつ薬はナイアシンとNADを欠乏させる可能性がある。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25596911
αリポ酸
αリポ酸のインスリン活性はうつ病治療の補助薬としての可能性がある。
www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0306987700911034
カルニチン
オープンラベル アセチルカルニチン2gの投与は慢性疲労症候群の患者の精神的疲労を有意に改善。注意力と集中力に有益な効果を示した。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15039515
プラセボ対照二重盲検無作為化比較試験 66人の100歳の高齢者へL-カルニチン(2g/日)を経口投与、高齢者の総脂肪量の減少をもたらし、総筋肉量を増加させ、疲労を軽減し、認知機能を改善した。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18065594
アセチルLカルニチンの投与は、平均年齢76歳の高齢者の慢性疲労を改善した。筋肉痛、運動後の長期疲労、睡眠障害、身体的疲労、精神的疲労、疲労的重症度スケール、機能的状態、MMSEについて対照群との有意な差が見出された。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17658628
レスベラトロール
レスベラトロールは海馬神経栄養因子との相互作用により、治療抵抗性うつ病のサブタイプにおいて有益である可能性を示唆している。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4033784/
トランスレスベラトロールの抗うつ様効果は、セトロニン作動性、ノルアドレナリン作動性の活性と関連する可能性がある。マウスモデル
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20353885
バコパ・モンニエリ
プラセボ対照二重盲検無作為化比較試験 バコパ・モンニエリ300mg/日を平均年齢73歳の54人の参加者へ投与、プラセボ群と比べAVLT遅延語想起記憶スコアが向上。CESD-10のうつ病スコア、不安スコア、心拍数が減少したが、プラセボ群では増加した。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18611150
マグネシウム
www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5452159/
インスリン抵抗性、2型糖尿病、アルコール依存症、ストレス、特定の薬物療法はマグネシウム欠乏を招くことがある。マグネシウム補給は、従来の抗うつ薬治療の有効性を高めるであろう。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27910808
マグネシウムの欠乏が多くの大うつ病の原因であり、食事からのマグネシウム欠乏、過剰なカルシウムによって誘発されうる。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16542786
ヤマブシタケ/ライオンズメーン
プラセボ対照二重盲検無作為化比較試験 30人の女性 ヤマブシタケ入のクッキーを食べたグループでは、疫学研究鬱病尺度センター(CES-D)不確定苦情指数(ICI)がプラセボ群と比べ、有意に低かった。ヘリシウム・エリナセウスはNGF増強作用とは異なる作用機序でうつ病および不安を軽減する可能性を有する。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20834180
ヤマブシタケに含まれるアミセノンは、リポ多糖類誘発性炎症モデルマウスの炎症と関連してうつ病を予防する可能性をもつ。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26150007
ウリジン
オープンラベル 双極性障害を有する青少年へ6週間ウリジン500mg×2回/日投与、CDRS-Rスコアが試験開始前と比べ54%低下。
ウリジンのうつ病治療としての潜在的な作用機序は、リン脂質代謝の変化、カテコールアミン合成、シナプス形成が考えられる。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3080753/
プロバイオティクス
システマティックレビュー 毎日のプロバイオティクスサプリメント摂取は、大うつ病性障害患者の気分、不安、および認知症の改善に正の効果を有する可能性が高い。
作用機序仮説
・胃腸管のタイトジャンクションを修復することで、リポ多糖類の腸壁透過を阻止し、エンドトキシンによる炎症性サイトカイン(IL-1β、IL-6、TNF-α、IFN-γ)の増加を阻止する。
・胃腸管のプロバイオティクスが遊離トリプトファン産生を高め増加させることで、セトロニン利用能を増加。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5319175/
イチョウ葉抽出物
プラセボ対照二重盲検無作為化比較試験 イチョウ葉エキス 不安障害の参加者へイチョウ葉抽出物240~480mgを4週間投与 HAMA評価尺度において不安症状が低下する。用量応答が見られ高用量でより有効性が示された。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16808927
クルクミン
プラセボ対照二重盲検無作為化比較試験 腹腔鏡下胆嚢摘出術後、6時間ごとに500mg(1日4回投与)を投与、10ポイントの痛み評価尺度で有意な低下を示した。術後の疲労も減少した。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21671126
二重盲検無作為化クロスオーバー試験 30人の肥満被験者へクルクミンを1g/日30日間投与。2週間のウォッシュアウト後さらに30日間投与。Beck Anxiety Inventory(BAI)ではクルククミン投与グループで有意にスコアが減少することが見出された。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25776839
プラセボ対照二重盲検無作為化比較試験 大うつ病患者56人へ1日2回500mgのクルクミンを投与。投与後4~8週間後に非定型うつ病を有するサブグループにてクルクミンの抗うつ効果の有効性が確認された。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25046624
アシュワガンダ
プラセボ対照二重盲検無作為化比較試験 不安およびうつ病と診断された被験者へのアシュワガンダ抽出物(1日2回250mg)の投与は、うつ病および不安症状の両方において有意な改善を示した。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21407960
不安障害を有する人へ8週間アシュワガンダ(1.5%withanolides)300mgを1日2回投与し、カウンセリングを受けたところ、不安症状は56.5%減少した。それに対してカウンセリングを受けただけのプラセボ群は30.5%の減少しか示さなかった。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19718255
慢性的な精神的ストレスをもつ人へのアワワガンダ抽出物300mg/日を60日間投与、
プラセボ群と比べ、ストレス評価尺度が有意に低下し血清コルチゾールが有意に減少した。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23439798
ミルクシスル
シリマリンはセロトニン動作性、ドーパミン動作性およびノルアドレナリン動作性へ影響をあたえる可能性がある。シリマリンの継続的な投与は、ラットのうつ病を減少させる。
5HT1A受容体の感受性がうつ病において低下していることが臨床研究で示されており、シリマリンは5HT1A受容体作動薬の調節と関連している可能性がある。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3813094/