2020-10-23

脂質・細胞膜・コリン

脂質とアルツハイマー病

Lipids and Alzheimer’s Disease 要旨 脂質は、細胞膜の基本成分として、脳の機能だけでなく、人間の健康にも重要な役割を果たしている。脳には脂質が非常に豊富に含まれており、脂質の恒常性の乱れは神経疾患やアルツハイマー病などの神経変性疾患と関連している。
Long-COVID/後遺症

慢性疲労症候群は単なる腸内毒素症(ディスビオーシス)ではない

Chronic Fatigue Syndrome is Not Merely Dysbiosis セオドア・ヘンダーソン、MD、PhD 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群にはウイルス性の病因がある可能性が高く、最有力候補は4号ヘルペスとしても知られるエプスタインバーウイルス(EBV)
PBMT LLLT /光生物調節

外傷性脳損傷、PTSD、うつ病の赤外線レーザー治療 専門家の視点

Infrared Laser Treatment of TBI, PTSD, and Depression: An Expert Perspective セオドア・ヘンダーソン、MD、PhD 赤外線治療といえば、そこにたどり着くことがすべてである。赤外線は、脳に到達するためには、
薬物有害作用

プロトンポンプ阻害剤はアセチルコリン生合成酵素の阻害剤として前例のない効力を発揮する-認知症発症率との関連性を明らかにするミッシングリンク
Proton pump inhibitors act with unprecedented potencies as inhibitors of the acetylcholine biosynthesizing enzyme—A plausible missing link for their association with incidence of dementia

要旨 序論 いくつかの薬理疫学的研究では、プロトンポンプ阻害薬(PPI)が認知症のリスクを有意に増加させることが示されている。しかし、その根本的なメカニズムは明らかにされていない。本研究では、プロトンポンプ阻害薬が認知症リスクを増加させるメカニズムを説明するために、これまでにない