タウリン 10の神経保護作用(認知症・アルツハイマー)

タウリン

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概要

タウリンは、哺乳動物に豊富に含まれている硫黄を含む含硫アミノ酸とみなされることもあるが、カルボキシル基をもたないためアミノ酸には分類されない。

タンパク質を構成せず、通常遊離状態で動植物の組織に見出される。イカやタコなどの軟体動物に多く含まれることが知られている。

役割

タウリンは、胆汁酸の抱合、抗酸化作用、浸透圧調節、膜安定化、カルシウムシグナル伝達の調節など、多くの生物学的役割を担っている。

心血管機能、骨格筋、網膜、中枢神経系の発達および機能にも不可欠。

タウリンの神経保護作用

タウリンは明確には神経伝達物質としては分類されていないが、基準の多くは満たしている。タウリンとその合成酵素CSADは、シナプス前終末に共局在する。

二種類のタウリン受容体(イオノトロピックタウリン受容体、メタボトロピックタウリン受容体)がある可能性があり、一部のタウリンの神経保護効果はそれらの受容体を介して作用することが研究者によって提案されている。

GABA A受容体

タウリンはNMDAを阻害し、GABAa受容体を刺激することで、GABAを増加させる。

タウリン単独での認知機能改善の証拠はほとんどないが、脳内のGABAを増加させる方法のひとつとして有望。

グルタミン酸興奮性毒性の軽減

タウリンによるGABA A受容体活性は、アミロイドβのグルタミン酸作動性伝達の興奮毒性による神経細胞死を阻害する。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16150468

カルシウム恒常性調節

タウリンのカルシウム恒常性の調節作用、GABAを介したNMDA受容体からの神経保護作用は、アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病などの疾患に置いて見られるグルタミン酸興奮毒性、カルシウム不均衡などに対して神経保護の役割を果たす可能性がある。

link.springer.com/article/10.1023/B:NERE.0000010448.17740.6e

アミロイドβオリゴマー阻害

オスモライトであるタウリンはアミロイドβの凝集を抑制する。アミロイドの弱い阻害剤。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19769937

タウリンおよびホモタウリンはアミロイドβオリゴマーに直接結合して阻害する。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4264000/

細胞浸透圧の調節

www.physiology.org/doi/full/10.1152/ajpcell.00593.2006

抗酸化剤

タウリン投与による、肝臓組織のカタラーゼ、GSH-Px活性の増加。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15183458

タウリンとβアラニンの同時投与は、ミトコンドリア効果を著しく妨げる。タウリンはミトコンドリアタンパク質の調節因子として、電子伝達活性を増強し、スーパーオキシド生成に対するミトコンドリアの保護効果を有する。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21691752

小胞体ストレスの軽減

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22080215

ミトコンドリア機能障害の予防

タウリンはミトコンドリアmPTPの開口を阻害することにより、ミトコンドリア透過性遷移mPTの誘導を抑制した。さらに、ミトコンドリア膜電位の喪失、細胞内ATPレベルの低下、細胞質に転位するチトクロームcの量の減少、カスパーゼ−3活性化が観察された。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19427840

抗アポトーシス

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18951478

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21295553

炎症メディエーターの下方制御

タウリン抗炎症作用機序は、PARPおよびNF-κBのダウンレギュレーションと関連している。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21409386

サプリメント

生涯にわたり取り続けても有害な作用のない摂取量は3g/日までとされている。

タウリン1000mg カプセル

タウリン パウダー 250g

毎食後 1~3g/日

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