リコード法 基本計画 補足説明

リコード法基本計画 後書き

免責事項をお読みください。

1年後の成功を想像すると、日々の地味な作業に取り組むことができる。僕はその味をしめてしまったんですよ  本田圭佑

この記事は

リコード法 基本計画 30の治療法

の後書き説明となる。

詳しいサプリメントの内容は、

認知症サプリメント 総合案内 ガイド記事 を参照

さらに詳しいサプリメント、改善策の内容については 個別記事を作製していく予定。

この記事のリンク先のサプリメントはリコード法で指定されているものではないが、管理人が品質や価格、摂取量などを考えて真面目に選んでいるので、よかったら参考にしてください。

まともな品質の中では、これ以上価格の安い製品はまずない。

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 トップ1%の選抜されたプログラム

極力リコード法にそって解説してみた。全く異なるメソッドやサプリメント類は書き加えていないが、オリジナルでわかりにくいと思った部分については、解説や摂取方法など捕捉を個人的に書き加えている。

このリコード法を見て「やることが多すぎて大変だ」と思った人がほとんどだと思うが、今回この記事をまとめてみて、改めて自分が感じたのはその反対で、それぞれ重要なものが手堅くまとめて、最小限に絞られてあるといった印象をもった。

アルツハイマー病がきわめて複雑な病気であることにも起因しているが、改善可能性のある治療方法というのは、おそらく実行可能なものに限っても数千は超えるだろう。

その上で上記の30の改善方法を眺めると、エビデンスや作用機序などがすべて考慮されてあり、世の中に存在するアルツハイマー病改善策全体の1%以下にまで選抜されたものだけがリストアップされていることに気がつく。

ほとんどの人が、ひとつの秘薬を探し求めていて「これを摂れば良くなる」という考え方に強く縛られているので、しつこく繰り返すが、

リコード法の本質は

システムアプローチであることを思い出してほしい。

一発必中のスナイパーショットは認知症治療には必要ない。

必要なのは複数の標的を狙うことのできるショットガンだ

「drug buck shot」の画像検索結果

見る限りすべて重要であり、つまみ食い的な実行では効果がまったくないとは言わないが、アルツハイマー病をすでに発症しているのであれば、全体を通して体系的に実行しない場合、その効果は1~2割しかないと思ってほしい。

検査することの3つの目的

検査の第一の目的は、まずどこに代謝障害の穴があるのか、そして自分がどのタイプに属するのかを大きく知ること。これは問診でもある程度可能。

第二に、タイプといってもそれぞれが重複している可能性もあり、コグノスコピーに記載の詳細検査によって具体的な穴がどこにあるのか把握すること。これによってその穴にに焦点をあてた具体的な対策をとることができる。

そして最後に、最初に検査をしてどこに穴があるのか把握した後、その問題のある検査値を繰り返し再検査しながら、改善策が正しいのかどうかチェックすることにある。この追跡検査の重要性を見過ごす人が多いので注意が必要。

「priority」の画像検索結果

一方で、検査によって特異的にどこに問題があるかどうかと関係なく実行しなければならない治療項目も少なくない。

例えば運動をとりあげるなら運動単体でも、血流を改善し、神経再生を促し、タウやアミロイドβを除去し、ミトコンドリアを高品質化し、ホルモンバランスを整える、といったように多数の因子へ働きかける。

これを例えば、「運動すると血糖値が下がるって書いてあるけど、自分は血糖値は問題ないからそんなにがっつりしなくてもいいか」と、短絡的に決めつけると大事なポイントを完全に見失っている。

ブレデセン博士も語っているように、検査をして最適化を行い、自分に必要な改善策やサプリメントがなんであるかわかれば、ここであげた項目の半分から7割程度、人によっては数個までに減らしていくことが可能だ。

ただし、これはその人の進行度合いによっても大きく変わってくる。

認知症の症状が進行するにつれ代謝障害の穴も増えるため、プログラムはその数も複雑度も増す。

アルツハイマー病の疾患プロセスが進行がすすめば、さらに個々の対策を検討し、その他の対策も実行していかなければならない。

残念ながら、現時点では、どの改善策をどれだけ実行すべきなのかを簡単に計測する方法というものはない。

そのため現実的には可能な限り多く実行してみるというのがブレデセン博士も述べているように、最善の答えになる。

このことが多くの人にとって、やってみようという気持ちをそいでしまっていることはよくわかっている。

しかし、治療が複雑化するのは、アルツハイマー病の生化学的な複雑さという事実に基づいているのであって、主義主張や特定の信念ではない。

3つの改善策に絞って認知症を治したいというのは、30万km走行したヨタヨタの車を3つの工具だけで治したいと主張しているのに等しい。

改善効果には客観的な指標をもつ

もうひとつは、数週間行ってみてなんの変化もない場合に、何かが不足している、もしくはやり方が間違っていると行ったふうに、改善効果を見て判断を下す方法だ。

ただ、これは、進行スピードが早い時期だと、そんな余裕時間もなく、改善を判断する人の能力や感度にも大きく依存するので、あまりすすめられない。

とはいえ検査方法がわからなかったり、医者に検査を依頼することを躊躇する人も多いので、この自己診断を採用する人が多い。

 

改善効果を自分や家族で判断する場合は、感覚的に良くなったかなとかではなく、できるだけ客観的な指標をもってほしい。

まず、最初に行った検査で問題のあった検査項目を再度行い最適化を繰り返すこと。

例えば、ビタミンDサプリメントを摂取していてビタミンD値が低いままなのであれば、ビタミンDの摂取量を増やす必要がある。

どんなにあなたが感受性が高く感覚を研ぎ澄ましても「あ、今ビタミンDの濃度が30ng/ml低いな」などとわかることはけしてない。

そういった判断は、生化学的な検査を繰り返さなければけしてわからない。

仕方なく体感的に様子を見る場合も、例えば引き算を繰り返すとか、時計を書いて見るとか、記憶テストをするとかいったかたちで改善の評価を行ってほしい。

ReCODEではMMSEは初期段階の指標としては目が荒いため、MoCAテストを推奨している。

またMMSEなどと比べて介護者側で実行が容易なAQ21というMCIと認知症のスクリーニングテストもある。

※正式な認知症の診断テストには使えないので注意。

また有料だが、ブレイントレーニングの各メーカーが提供している認知機能テストスコアを参考にするのもよいかもしれない。

「brain hq percentile」の画像検索結果

特に最初のまだリコード法をスタートしていない段階で、テストして相対的なスコアを知っておくことは重要。

過去の自分の成績と比べてどれだけ良くなったかという相対的な改善度合いを意識してほしい。

最初にこの基準作りをスルーしてリコード法を実行してしまう人がとても多い。しかし、基準がないと、改善してから受けても何がどう良くなったか判断があやふやで、あやふやな感覚を頼りにしなければならなくなる。

医薬は諸刃の剣

医薬や侵襲性の高い治療方法は用いられずサプリメントだけで構成されているということにも特徴がある。ブレデセン博士いわく、アルツハイマー病は身体と脳の代謝バランスが崩れた状態であり、アルツハイマー病を治すとはそのバランスを修正していくことと考えている。

普及に当たっての障害になるといった判断もなくもないのではと思うが、医薬は標的因子の息の根を止めようとする作用が非常に強く、そのことがかえってネットワークバランスを崩してしまうとブレデセン博士は述べている。

「too many medical drug」の画像検索結果

医薬というのはたしかに強力なだけに、そのバランスを崩しやすい。例えばアルツハイマー病のアリセプトはアセチルコリンエステラーゼを阻害することで、アセチルコリンを増強させるが、アセチルコリン受容体も減少し、アセチルコリンエステラーゼも過剰に分泌されるようになる。

その結果アリセプトを辞めると、今度は以前にも増して極端なアセチルコリンの不足にもつながり一気に病状の悪化が進む。

そのためアリセプトを一度始めてしまうと止めることができなくなってしまう。

この神経伝達物質と受容体の身動きが取れなくなった状態を、コールドターキーと呼ばれたりする。

しかし、問題の根幹は止められないということではなく、本来は他の神経伝達物質や概日リズムなどで増減するアセチルコリンの流動性が損なわれ、結果他の神経伝達物質とのバランスも崩してしまうことだと考えている。

このことを詳しく書くと長くなるため割愛するが、結果として、短期的には改善効果を示すものの、長期的に見た時には頭打ちを示すことになりかねない。

リコード法や当サイトは一定レベルの改善や抑制ではなく、認知症の根治治療を目指しているため、とにかくすぐに症状が緩和すればいい、数年食い止めればいいいという考え方では治療を行っていない。

そして、それがゆえの治療の複雑さ、アナログなむずかしさもある。

ただ、単純に医薬をけして用いるべきではない、とブレデセン博士が考えているわけではないと管理人は考えている。

少なくとも医薬を拒否するような思想や見解は論文の中では述べられていない、ということは一言書いておきたい。

リコード法を実行しようとしている人に限って言うと、軽度認知障害MCIと診断された方、もしくはアルツハイマー病を発症したばかりの初期の方がアリセプトなどのアセチルコリンエステラーゼ阻害剤を摂るべきかどうかは、実は非常にむずかしい判断である。

すでに記載してあるが、リコード法上ではアセチルコリンエステラーゼ阻害剤は推奨されておらず、治療開始後記憶問題が2ヶ月経過しても解決できない場合、ブレデセン博士は代替策として漢方系のアセチルコリンエステラーゼ阻害剤であるフペリジンAを推奨している。

これからリコード法を始めようとする人で、現在すでにアリセプトなどのアセチルコリンエステラーゼ阻害剤(AChE阻害剤)を摂取している人が、それらを止めるべきかどうかは当サイトでは判断できない。またブレデセン博士も止めるべきだと述べているわけではなく、判断は主治医の先生と相談した上でそれぞれに委ねられる。

ひとつだけはっきりと言えることは、もしAChE阻害剤を中止するつもりがあるのであれば、かならずゆっくりと止めること。

すでにそういった認知症薬を長期間摂取してきた人が突然休薬すると確実に認知機能を悪化させる

認知症薬を止めることを選択する場合、用心深く様子を見ながら、一ヶ月ごとに4分の1ずつ減らしていくこと。減薬中に認知機能の低下が認められれば量を戻していくことをブレデセン博士は推奨している。

最後に

認知症予改善方法だけではなく予防策としてもこれを超えるものがあるとは思えないし、認知症と直接関係がない「アンチエイジング対策だ」と紹介されても、何の違和感も感じないくらいだ。

認知症の予防目的であれば、はっきりいって、この中のどれか2つか3つを取り出して実行したとしても、テレビや雑誌広告などあちこちで宣伝されている、ほとんど詐欺みたいなサプリを摂るよりも、よほど予防効果があるだろう。

「リコード法」実行の第一歩は「質問」すること。

「ask questions」の画像検索結果

「質問」は、リコード法の実行項目のひとつだと思ったほうがいい。

というのも、そのプログラムの複雑さと膨大さゆえに真面目に実行しようとするなら、必ず100の疑問が生まれてくるし、それらを一人で解決することはまず不可能だからだ。

もちろん「質問」は質問した人のためだけでなく、他の人のためにもなる。

せっかくアルツハイマー病を治そうとして作ったサイトなのに、何かの縁でこのサイトを見てくれた患者さんや家族が「質問」という単純な手続きを省略したばかりにアルツハイマー病が治らなかったとしたら、それはとても悲しいことだ。

わからないことがあれば、各記事のコメント欄、サイトの掲示板、メール、スカイプチャット、フェイスブックリコード部、どういった手段でも構わないのでたずねてください。

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