リコード法 基本計画 概要

リコードプロトコル 実践編 概要

免責事項をお読みください。

「僕はずっと山に登りたいと思っている。……でも明日にしよう」

おそらくあなたは永遠に登らないでしょう。

「葉っぱのフレディ」の著者 レオ・ブスカーリア

はじめに

ここでは、過去の論文で発表されている「MENDプログラム」ならびに、ブレデセン博士著「The End of Alzheimer’s」にもとづいて、構成している。

本格的に実行される方は、オリジナルであるブレデセン博士の書籍、論文にあたってもらいたい。

書籍

The End of Alzheimer’s: The First Programme to Prevent and Reverse the Cognitive Decline of Dementia

「The End of Alzheimer’s」 (英語)

アルツハイマー病 真実と終焉"認知症1150万人"時代の革命的治療プログラム

「アルツハイマー病 真実と終焉」(日本語訳)

オリジナル論文や書籍ではよく不明な点は、管理人で引用先、関連文献を調べて書き加えている。そのためオリジナルのリコード法とは部分的に異なる可能性があるものとして参考にしてもらいたい。

より新しい情報、良い情報があれば、常に加筆、訂正しているので、常に最新の記事を参照していほしい。

また、ここでは、なぜそれを摂るのかという理由やメカニズム、文献、医学的根拠等を書き出すと膨大な量となるため、そういった情報は省略して、極力実行内容だけを記載している。

理論や詳細は、個別記事に記載しているのでそれらを参照してもらいたい。

また、わかりやすさを優先して、ここに記載のサプリメントは低価格帯で品質が保証されているもの、管理人が使っているもの(一部をのぞく)という選択基準で選び出しているが、自分で選んでみたい、もっと詳しい理由を知りたいという人はサプリメント総合リストを参照してみてほしい。

※特別な理由がない限り、国内でのサプリメント購入は非推奨。

 認知症サプリメント 総合案内

代謝障害の診断

まず注意してもらいたいのは、リコード法のアルツハイマー病区分である1型、2型、3型と完全にきれいに区別できる患者さんはほどんど存在しない。大多数のアルツハイマー病患者さんでは程度の差はあれタイプが重複している。

例えば1型の要素は70%、2型は20%、3型は10%といった具合だ。

そのため、やはり検査を可能な限り行って要因を洗い出すことが、まず最初の治療へ向けての重要なステップとなる。

認知症予防検査 コグノスコピー

リコード法の検査方法・検査機関(仮)

問診や病歴などによる診断はどこまでも傾向的なものしか知ることはできないが、その人の食生活、仕事歴、生活習慣、家族の認知症歴、日本の病院で受けれる一般的な検査数値での判断などで、主要なリコード法のタイプを区分することはできる。

認知症予防はともかくとして、こういった予測や傾向に基づいて認知症治療を行うことは、リコード法で推奨される方法ではない。

認知症の36の発症要因に取りこぼしがあるままでは、認知症の改善に一定の歯止めがかかるからだ。

しかしどこで何をどう検査し診断すればいいかわからないといって、何も実行しないままでいるぐらいなら、傾向を把握してタイプにそって実行するというのも現時点では苦肉の策として許されるのではないかと管理人は考えている。

タイプ診断の概要記事

アルツハイマー病 タイプ診断(リコード法) 

特に3型は明確に臨床症状が異なるため、鑑別つけやすいようだ。

ただし3型というくくりであって、3型のサブクラスの鑑別(毒素・有害金属、睡眠障害等)には、より詳細な検査が必要不可欠。

公開されていた評価項目を翻訳したもの、具体的な診断基準となる数値はほとんどないので、パラメーターとしてこういうものがあるということだけ。専門家向け、1年ほど前のデータだがMENDプログラムの進化も早いためすでに古くなっている可能性がある。

MENDプログラム3.0 評価項目(専門的)

リコード法の診断や実行する上で迷ったり困ったりしたら、当サイトの掲示板、Facebookのリコード部で質問すれば誰か親切な人がヒントをくれるかもしれない。

  facebook リコード部

アルツハッカー掲示板案内

診断ができない場合

リコード法で推奨されている多くの改善策は検査をせずに実行したとしても、それほど深刻な副作用があるとは思えないものが多い。(単に無駄打ちで終わる可能性はある)

運動、睡眠、食事といった生活習慣に関するものはリコード法の検査結果とは関係なく行う必要がある。ここで紹介しているサプリメントなども許容上限量が高いもののみをピックアップし、そうではないものはエビデンスに基づいた保守的な摂取量を記載している。

診断の大きな意義は、そのほとんどが改善策の優先順位をつけることにあり、まったく実行しなくてもよいと言えるものは、どのタイプであってもそれほど多くはない。

認知症と診断される前であっても、すでに認知機能低下の症状が現れているのであれば、プログラム全体の少なくとも10項目に問題があり、基本の25項目すべてに問題があるケースもある。認知症をすでに発症している場合、平均的には7割から8割程度の実行率が求められる。

繰り返しになるが、そうであれば検査の仕方がわからないからといって実行しないまま進行させてしまうよりは、とりあえずは可能な限りすべてを実行してしまうほうが合理的ではなかろうか。

そこから一歩づつ学んでいき、その後学んだ知識や検査した情報を元に引き算で改善策を減らしていく方法が、リコード法が一般的に認知されていない国内医療事情の中で現実的な対応策ではないかと管理人は考えている。

そういった方向けに、汎用性のあるサプリメントプログラムを組んでみたので、以下の記事を参考にしてほしい。

スタートアップ 認知症サプリメントプログラム

もちろん、サプリメントだけでなく、運動、脳トレ、食事、睡眠を組み込むことも忘れないでほしい。それらについても、いずれスタートアップ的な記事を作っていきたい。

さらに詳細を知りたい場合は、他の記事で触れていくので、それらを参照してもらうか、メール、掲示板などで直接問い合わせてください。

3型(タイプ3)は要注意

ただし、「アルツハイマー タイプ診断」の記事でも書いているが、3型の毒性タイプに該当する場合、その毒素または毒素源(重金属・生物毒素・低酸素等)の除去や改善が最優先に実行されなければならない。

特定の改善策は除去されないまま実行すると、かえって悪化する可能性もある。

タイプ診断でリコード法における3型のアルツハイマー病症状や検査結果に該当するかどうかだけは、特に慎重に判断してほしい。

3型の毒性が要因であれば、まずはそれを取り除く、改善することの比重を最優先していかなければならない。

慢性炎症症候群 CIRS 概要

ブレデセン博士によると、3型が主要原因となってアルツハイマー病を発症する患者さんの割合はアルツハイマー病全体では約10%、若年性アルツハイマーではより多く20~30%を超えるかもしれない。

3型は、特殊なアルツハイマーで治療的な扱いが可能であるが、診断や治療も特殊で複雑だったりする。

もう少しわかりやすく言うと、3型のアルツハイマー病は症例によって、初期の段階に集中的に取り組めば回復する見込みが高い。

一方で治していくための診断や治療は他のタイプよりも複雑で、すべきことも多い。

進行が進むと、認知症において生じる脳の組織障害に加えて毒素や重金属などの疾患原因が重なるため、回復の可能性がより難しくなってしまう。

そのため可能であれば、やはりMPIコグニションによるリコード法に参加してもらいたいというのが本音ではある。

3型は国内でリコード法を掲げているクリニックであっても、診断治療はむずかしいと思ってほしい。(2018年5月現在)

そういったことがやはり難しいという場合は、メール、掲示板などで声をかけてもらえれば、医者ではないので診断や治療的なアドバイスはできないけれども、できる限りのお手伝いはしたいと思います。

MENDプログラム臨床試験 中間報告 

・SCI(主観的認知障害) MCI(軽度認知障害)患者239名の被験者ほぼ全員が改善

・初期アルツハイマー病患者の50~88%認知機能を改善

・むずかしいと思われていた中期~後期アルツハイマー病患者にも反応あり、改善するかどうかはプログラムの遂行能力に大きく依存する。

参加者の75%が辞めざるをえなかった仕事に復帰

2017年8月

追試予定

・400~500名の追試が2017年中に予定

・カリフォルニア州政府による1000名規模のトライアルが検討中

※情報元 ACNEMブレインカンファレンス (Youtube)

デイブ・ジェンキンス博士

途中経過報告であるため詳細は不明。

早ければ今年中に正式な試験結果が発表されるとのこと。

中期・後期の患者さん

ブレデセン博士によると、一般化はできないものの中期、後期まで進行したアルツハイマー病患者でも、いくつかの例では相当に回復してきているケースが出てきているとのこと。

中期~後期の最大の課題は本人の「プログラムの遂行能力」であり、プログラムさえ実行されるなら100%改善を示すとのこと。(完治という意味ではない)

一方で、はっきりと断っておかなければらならないことは、中期、後期の患者さんでは、よりいっそう多くの検査と正確な診断、そしてすべての要因に対して対応していかなければならない。今の国内のリコード法未整備の状況では、完全にリコード法を行うことはむずかしいだろう。

その場合リコード法に取り組む多大な努力とコストが、その結果として見合うものとなるかどうかは、非常にむずかしい判断となる。

最終的にはやるべきではなかったという患者さん家族・介護者も一部でいる一方で、それでもやって良かったという患者さんの家族も存在する。

リコード法が効きやすい患者さんの病理・傾向 患者の心配と成功要因

最新プログラムのチェック

4年前に発表されたMENDプログラムはすでに時代遅れとなっており、最新情報を常にチェックしていないと古いものをベースに実行してしまうことになる。MENDプログラム1.0から3.0にバージョンアップ後、現在はリコード法となっている。

そういうわけで、実行される方は常に最新情報をチェックするようにしてほしい。

治療プロトコルがどんどん進化し最適化していく点にも、プログラム治療の優位性がある。

リコード法 基本計画 30の治療法

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