PPARγを活性する方法 覚え書き

ペンパイナッポーアッポーペン♪ ピコ太郎 ヾ(- -;)「それはPPAP」

はじめに

核内受容体PPARγは、脂肪細胞分化のマスターレギュレーターとして知られ、脂質代謝を調整することで摂取した脂肪を消費したり蓄えたりといった制御を行う

また、グルコース代謝としても重要な役割をもち、2型糖尿病治療薬(チリアゾン誘導体)の標的として知られる。

アルツハイマー病、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病などの神経変性疾患ではPPARγの機能低下が知られており、PPARγを標的にしたアルツハイマー病治療への検討や研究がいくつかある。(糖尿病薬ピオグリタゾンなど)

PPARの作用により末梢マクロファージおよびヒト自己免疫疾患のいくつかのモデルにおける炎症反応を抑制できるという研究が存在する。

非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)が、アルツハイマー病の発症を遅延させ、アルツハイマー病を発症リスクを低減する可能性があると考えられているが、NASIDはPPARγも直接的に活性化することから、NAIDのアルツハイマー病保護効果はPPARγの活性が関連している仮説も提案されている。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3263458/

PPARのサブタイプ

ペルオキシソームを賦活してくれる受容体PPARにはα、δ、γと三種類(サブタイプ)知られている。

PPARα (Alpha)

肝臓、骨格筋、心臓、腎臓に多い  炎症、脂肪酸代謝に関わる

PPARγ (Gamma)

脂肪細胞、マクロファージに多い  糖代謝、炎症

PPARδ (Delta) 

骨格筋や脂肪細胞などあちこち   炎症

引用元:www.nature.com/nm/journal/v19/n5/full/nm.3159.html

PPARγ活性化のメリット

インスリン感受性の増加(FGF-21の増加)

FGF-21が増加→空腹時や炭水化物制限に分泌される

空腹時に作られるホルモンFGF-21が常に出続ける遺伝子改変ネズミは寿命が30%以上長い

amrit-lab.com/c/AM397.html

肥満と脂肪肝が改善、褐色脂肪細胞が増える。
コレステロール LDL-Cを下げる HDL-Cをあげる。
血圧を下げる
エネルギー消費が増える。
心臓の抗炎症作用
プラズマローゲン合成が高まる

PPARγの刺激によって体内のプラズマローゲン合成は活性される。

seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2016.880086/data/index.html

PPARγ活性化のデメリット

体重が増えやすくなる

(ただしエネルギー消費量も増えるため食事量次第では痩せやすくなる)

※PPARαの活性は体重が減る方向へ傾く

癌になるリスクが少し高まるかも…

※癌になりやすい人は認知症になりにくい。

日経メディカル 癌とアルツハイマーは逆相関medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/sped/1310np/201310/532917.html

にきびができやすくなる

皮膚において皮脂の分泌を高めるため

骨の密度が低下する

PPARsは破骨細胞を増やし、骨芽細胞を減らすため骨の密度が低下する。

「ppar circadian rhythm human」の画像検索結果

www.nature.com/articles/nrendo.2010.155

PPARγ活性化 サプリメント

アルファリポ酸

EGCG エビガロカテキン

早期アルツハイマー患者への臨床試験www.clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT00951834?term=alzheimer&recr=Open&phase=2&rank=14

投与量

  • 1-3ヶ月: 200 mg  (200mg≒緑茶約一杯分)
  • 4-6ヶ月: 400 mg 
  • 7-9ヶ月: 600 mg 
  • 10-18ヶ月: 800 mg 

MCTオイル 

ココナッツオイル

オメガ6脂肪酸

オメガ3脂肪酸

γリノレン酸

EPA・DHA

グリシン

シナモン

セレニウム

リチウム

ビタミンA トレチノイン

ビタミンE

アストラガルス

トリゴネリン

香醋

生姜抽出物

www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/warc/2010/wenarc10-31.html

PPARγ活性化 医薬

ピオグリタゾン

(直接PPARγを刺激するのではなくCdk5によるPPARγのリン酸化を阻害する)

アルツハイマー患者へのピオグリタゾン臨床第三相試験

www.takeda.co.jp/news/2013/20130827_5943.html

徐放製剤0.8mg/ 日 投与 2年間

ロサルタン

イルベサルタン

他のアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬に比べPPARγ作用は弱目

テルミサルタン

ベキサロテン

dislocon.blog.fc2.com/blog-entry-417.html

PPARγ活性化 ライフスタイル

運動
寒さ
空腹 断食
ケトンダイエット
日光浴
LLLT 660nm 30mw 5.4J

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22882462

PPARγ阻害因子

長寿や健康に関わっている重要な代謝経路であるAMPKは、PPARγを阻害する。

AMPKを活性化させる因子は多い。

ちょっと気になったものだけ。

ベルベリン

AMPK活性(漢方の黄檗)癌細胞の増殖抑制作用がある。

メトホルミン

AMPK活性

PPARのサーカディアンリズム(マウス)

「ppar circadian」の画像検索結果

www.researchgate.net/figure/Tissue-Specific-Diurnal-Rhythm-of-PPARs-and-Target-Gene-Expression-A-TaqMan-real-time_fig2_6865551

関連記事:

rokushin.blog.so-net.ne.jp/2010-06-12

medicineblog.asablo.jp/blog/2008/08/16/3695232

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18645613

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3263458/

www.sciencedirect.com/science/article/pii/S019745800900339X

Translate »