リコード法 / MENDプログラム 基本計画(30の治療対策)

MENDプログラム & ReCODE法 実践編

「僕はずっと山に登りたいと思っている。……でも明日にしよう」

おそらくあなたは永遠に登らないでしょう。

レオ・ブスカーリア「葉っぱのフレディ」の著者

免責事項をまずお読みください。

記事目次

概要

ここでは、過去の論文で発表されている「MENDプログラム」ならびに、ブレデセン博士著「The End of Alzheimer’s」(アルツハイマー病の終焉)に記載の「ReCODEプロトコル(リコード法)」にもとづいて、構成している。

本格的に実行される方は、オリジナルであるブレデセン博士の書籍、論文にあたってもらいたい。

書籍

「The End of Alzheimer’s」 (英語)

「アルツハイマー病 真実と終焉」(日本語訳)

オリジナルでは不明な点や、アルハカで引用先の文献を調べて書き加えたものも少なくないため、オリジナルのMENDプログラムとは部分的に異なる可能性があるものとして、参考にしてもらいたい。

より新しい情報、良い情報があれば、常に加筆、訂正しているので、常に最新の記事を参照していほしい。

また、ここでは、なぜそれを摂るのかという理由やメカニズム、文献、医学的根拠等を書き出すと膨大な量となるため、そういった情報は省略して、極力実行内容だけを記載している。

サイトの個別記事、以下のブログ記事などを参照してもらいたい。

アルツハイマー病36の課題(生化学)

また、混乱を防ぐために、ここに記載のサプリメントは、品質と価格、バランスを考えて選び出しているが、自分で選んでみたい、もっと詳しい理由を知りたいという人はサプリメント総合リストを参照してみてほしい。

※特別な理由がない限り、国内での購入はお勧めしない。(一部商品を除く)

 認知症サプリメント 総合案内 ガイド記事 

自分のブログスタイルだと時間がかかりすぎて、おそらくここに記載の改善策の個別記事を全部作るのに、うーん、数年はかかるかもしれない。

なので、「この改善策の詳細を早く知りたい」という要望があれば、メッセージください。

リクエストが多ければ優先的に調べて記事をアップするかも。

代謝障害の診断

まず注意してもらいたいのは、1型、2型、3型と完全にきれいに区別できる患者さんはほどんど存在しない、多数のアルツハイマー病患者さんでは程度の差はあれタイプが重複している。

例えば1型の要素は70%、2型は20%、3型は10%といった具合だ。

そのため、やはり検査を可能な限り行って、要因を洗い出すことが治療へ向けての重要なステップとなる。

認知症予防検査 コグノスコピー

問診や病歴などによる診断はどこまでも傾向的なものしか知ることはできないが、その人の食生活、仕事歴、生活習慣、家族の認知症歴、日本の病院で受けれる一般的な検査数値での判断などで、大まかな予測をつけることはできる。

これはリコード法ですすめられている方法ではないが、何も実行しないままでいるぐらいなら、正式な検査を受けるまでに傾向を把握してタイプにそって実行するというのもひとつの現実的な方法ではあるかもしれない。

タイプ診断の概要記事

アルツハイマー病 タイプ診断(MENDプログラム) 

特に3型は明確に臨床症状が異なるため、鑑別つけやすいようだ。

ただし3型というくくりであって、3型の詳細原因、サブクラス分類やその治療には、より詳細な検査が必要不可欠。

公開されていた評価項目を翻訳したもの、具体的な診断基準となる数値はほとんどないので、パラメーターとしてこういうものがあるということだけ。専門家向け

MENDプログラム3.0 評価項目(専門的)

ReCODEプロトコルの診断や実行する上で迷ったり困ったりしたら、当サイトの掲示板で質問すれば誰か親切な人がヒントをくれるかもしれない。

アルツハッカー掲示板案内

診断ができない場合

多くの改善策は検査をせずに実行したとしても、それほど深刻な副作用があるとは思えないものが多い。(無駄打ちで終わる可能性はある)

診断の大きな意義は、そのほとんどが改善策の優先順位をつけることにあり、まったく実行しなくてもよいと言えるものは、どのタイプであってもそれほど多くはない。

認知症と診断される前であっても、すでに認知機能低下の症状が現れているのであれば、プログラム全体の少なくとも10項目、基本の25項目すべてに問題があるケースもあり、平均的には7割から8割程度の実行率が求められる。

そうであれば検査の仕方がわからないからといって実行しないまま進行させてしまうよりは、とりあえずは可能な限りすべてを実行してしまうほうが合理的ではなかろうか。

そこから一歩づつ学んでいき、その後学んだ知識や検査した情報を元に引き算で改善策を減らしていく方法が、リコード法が一般的に認知されていない国内医療事情の中で現実的な対応策ではないかと考えている。

そういった方向けに、汎用性のあるサプリメントプログラムを組んでみたので、以下の記事を参考にしてほしい。

認知症サプリメント スタートアップ

もちろん、サプリメントだけでなく、運動、脳トレ、食事、睡眠を組み込むことも忘れないでほしい。それらについても、いずれスタートアップ的な記事を作っていきたい。

さらに詳細を知りたい場合は、他の記事で触れていくので、それらを参照してもらうか、メール、掲示板などで直接問い合わせてください。

タイプ3(3型)には注意

ただし、「アルツハイマー タイプ診断」の記事でも書いているが、3型の毒性タイプに該当する場合、その毒素または毒素源(重金属・生物毒素・低酸素等)の除去や改善が最優先に実行されなければならない。

特定の改善策は除去されないまま実行すると、かえって悪化する可能性もある。

タイプ診断でReCODEプロトコルにおけるタイプ3のアルツハイマー病に該当するかどうかだけは、特に慎重に判断してほしい。

タイプ3の毒性(睡眠時無呼吸症候群も含む)が要因であれば、まずはそれを取り除く、改善することの比重を最優先していかなければならない。

慢性炎症症候群 CIRS 概要

ブレデセン博士によると、タイプ3の可能性はアルツハイマー病全体では約10%、若年性アルツハイマーではより多く20~30%を超えるかもしれない。

タイプ3は、特殊なアルツハイマーで治療的な扱いが可能であるが、診断や治療も特殊で複雑だったりする。

もう少しわかりやすく言うと、タイプ3のアルツハイマー病は初期の段階であれば他のタイプよりも治る見込みが高いのだが、一方で治していくための診断や治療は他のタイプよりも複雑で、すべきことも多い。

進行が進むと、認知症において生じる脳の組織障害に加えて毒素や重金属などの疾患原因が重なるため、今度はかえって回復の可能性が典型アルツハイマー病よりも難しくなってしまう。

そのため可能であれば、やはりMENDプログラムに参加してもらいたいというのが本音ではある。

病気の深刻さを考えれば、絶対不可能と言えるようなハードルではないはず。

そういったことがやはり難しいという場合は、メールなどで相談してもらえれば、医者ではないので診断や治療的なアドバイスはできないけど、できる限りのお手伝いはいたします。

MENDプログラム臨床試験 中間報告 

・SCI(主観的認知障害) MCI(軽度認知障害)患者239名の被験者ほぼ全員が改善

・初期アルツハイマー病患者の50~88%認知機能を改善

・むずかしいと思われていた中期~後期アルツハイマー病患者にも反応あり、改善するかどうかはプログラムの遂行能力に大きく依存する。

参加者の75%が辞めざるをえなかった仕事に復帰

2017年8月

追試予定

・400~500名の追試が2017年中に予定

・カリフォルニア州政府による1000名規模のトライアルが検討中

※情報元 ACNEMブレインカンファレンス (Youtube)

デイブ・ジェンキンス博士

ブレデセン博士によると、中期、後期まで進行したアルツハイマー病患者でも、いくつかの例では相当に回復してきているケースが出てきているとのこと。

中期~後期の最大の課題は本人の「プログラムの遂行能力」であり、プログラムさえ実行されるなら100%改善を示すとのこと。(完治という意味ではない)

博士いわく、数年前に発表されたMENDプログラムはすでに時代遅れとなっており、最新情報を常にチェックしていないと古いものをベースに実行してしまうことになる。

当サイトも例にもれず、ここに記載していたMENDプラグラムは1.0を元々ベースにしたものだが、可能な限り入手した情報も書き加え、改訂していくことにしている。

そういうわけで、実行される方は常に最新情報をチェックするようにしてほしい。

治療プロトコルがどんどん進化し最適化していく点にも、プログラム治療の優位性がある。

ReCODEプロトコル 30の治療項目

1. 食生活を整える

すべてのタイプが対象

「healthy diet」の画像検索結果

リコード法 栄養ガイドライン Ketoflex12/3

2. オートファジー、ケトン体

すべてのタイプが対象、特にタイプ1.5に重要

「ketosis」の画像検索結果

目標ケトン濃度 0.5~4 mmol/L(ケトンメーター)

ケトン濃度を測定する4つの方法

12時間以上の断食

例えば、夕食を8時にすませたとしたら、次の日の8時のまで食事を一切摂らない。(水やお茶はOK、ジュースなどの炭水化物源はダメ)

※24時間を超える過剰な断食は避ける。

ApoE4遺伝子陽性 → 14~16時間断食

ApoE4遺伝子陰性 → 12~14時間断食

就寝3時間前は食べない

カロリーを消費する飲み物も禁止、

3. ストレスを減らす

すべてのタイプが対象、特にタイプ1、タイプ3に重要
「yoga image」の画像検索結果

ヨガ、瞑想、音楽

その人個人に合わせたストレスを解放する方法を考える。

4. 睡眠を整える

すべてのタイプが対象

「sleep perfect」の画像検索結果

一日8時間の睡眠を確保

・部屋を可能な限り暗くする 必要に応じてアイマスクを装着

・環境音を可能な限り静かにある。テレビやビデオレコーダーなどの電磁波を出す電気器具の電源を切る。

・風がベッドにむかって吹いていない

・できれば真夜中になるまでに寝床につく。

・寝る数時間前に運動をしない。(運動はアドレナリンを高め睡眠を妨害する)

・LEDライトなどのブルーライトを夜使用することは避ける。もしコンピューターなどのLEDモニタを見るのであれば、フィルターを使ってブルーライトをカットする。

・テレビをベッドルームに置かない。

・ボリュームたっぷりの夜食は避ける

・水分補給を心がける、ただし、寝る時間が近づいたら水をたくさん飲まない。

睡眠を改善する7つの方法と研究

光線療法 (効果的)

起床後、太陽などの強い光を浴びにくい環境、生活スタイルでは効果的 & 推奨

「グッデイライト」  ライトセラピー  10,000ルクス 

メラトニン

すべてのタイプに重要 高用量は炎症タイプに重要

就寝前に摂取 「ReCODEプロトコル推奨量」0.5~3mg

認知症の臨床試験で用いられている摂取量は3mg~9mgあたり。

メラトニンには睡眠誘発作用だけでなく強力な神経保護効果があるため、ぐっすりと睡眠がとれているかどうかと関係なく摂取したいところ。1mgからスタート

ソースナチュラル メラトニン 1 mg 100錠 

ソースナチュラル メラトニン、3mg、60錠 

メラトニンサプリメントのタイプ 用法

メラトニンの効果

メラトニンを自然に増やす5つの方法

トリプトファン

夜間に、ネガティブなことを考えたりして目が覚める場合、

トリプトファン500mgを寝る前~1時間前に摂る。

または代わりに100-200mgの5-HTPを摂取。

ソースナチュラル  L-トリプトファン 500 mg 60 カプセル 

5. エクササイズ

すべてのタイプに重要

「old jogging image」の画像検索結果

運動

週 最低5~6回 30分から60分の有酸素運動

※運動習慣のない人は少しずつ運動量を増やしていく

※週の運動時間、最低150分

強度の高い筋力トレーニングもできれば週に最低一回は加える。

好ましくは2~3回

認知症障害・予防への運動効果 研究のまとめ

神経成長因子BDNFを増やす8つの戦略

6. ブレイントレーニング

すべてのタイプが対象

「brain hq」の画像検索結果

メルゼニッチ 脳トレの二原則

一日 20分~30分のトレーニングを集中して行う。週に4~6日、少なくとも4週間続ける。

・個人の能力限界を考えて絶えず見直す必要がある。

簡単すぎても難しすぎてもいけない。

ゲームバランスの維持を意識してトレーニングに望む

脳トレの頻度が重要!

※二つのスケジュールのうち、どちらかを選ぶ

A:週3回 1回30分

B:週5~6回 1回10~20分

認知機能改善効果が研究で認められている二つのプログラム

・ダブルディシジョン (推奨)

・Nバック課題 短期記憶の改善

プログラム自体はフリーで入手可能。ただし、改善目標だったり、ステップアップ、スコア化、ギリギリ感を追求するような工夫はほとんどされていない点で、無料のものは劣る。

ブレイントレーニングプログラム 各メーカー(有料)

ここで紹介するメーカーでは認知機能改善の研究に基づいて、プログラムが開発されておりどれも一定の認知機能の改善が期待できる。

その人に合わせた難易度調整が行われることと、モチベーション維持の工夫がされていることは脳トレにおいて重要な原則。

脳トレのゲーム自体は探せば無料でも手に入るのだが、そこに有料プログラムの価値があると言っていいだろう。

日本語で提供されているブレイントレーニングは以下の三社

ブレインHQ(ポジットサイエンス)

https://nestle.jp/brain-hq/kagayaki-pro/

個人に最適化されたプログラムを一日10~20分 週5日間実行

記憶、注意力、問題解決能力など。

大規模ランダム化臨床試験のうち、三つで老人の能力向上に効果があるという結果。

週5日、一日一時間を8週間繰り返す。

たった10時間のトレーニングで、最高6年間保護されるという結果。

50~80時間のトレーニングにより、統合失調症患者の言語作業記憶と学習能力、現実と幻想を区別する能力、そして社会生活機能が全体的に著しく向上した。

ルモシティのゲームとよく似ている。

「タカの目」という名のゲームは、ルモシティでは「ワシの目」

ユニークポイント

中年期になると、脳が音を完治するスピードが若い時に比べて遅くなることから、視覚、聴覚の情報の変化を素早く判断する能力を高める課題がある。

ルモシティ Lumosity

https://www.lumosity.com/

健常者へのテスト

柔軟性、記憶力、数学スキル、認識柔軟性、言語流暢性、処理スピード、言語記憶の一部はわずかに向上。

ルモシティのゲームすべてが、Nバックやコグメドの作業記憶課題と同じように、その価値が科学的に証明されているわけではないが、多くは効果が期待できる。

多彩な種類の利点。

神経科学者や心理学者によって、継続してもらうことを主眼にプログラムが作り続けられている。

コグメド

http://www.cogmed-japan.com/

作業記憶を鍛える。良心的な価格、認知障害者向きのプログラム

Dakim (英語)

https://www.dakim.com/

Cogstate (英語)

https://www.cogstate.com/

7. ホモシステイン濃度を下げる

すべてのタイプが対象、特にタイプ2に重要

検査項目

血清ホモシステイン6以上、血清ビタミンB12 500mg以下で投与

MTHFR遺伝子検査

「homocysteine」の画像検索結果

ビタミンBコンプレックス

各種ビタミンBが活性型であること(MTHF、メチルコバラミン、P-5-P)

※市販のビタミンBは活性型ではないものがほとんど

サプリメント

ソーンリサーチ ビタミンBコンプレックス(活性型)#12

一日1錠~2錠 朝食後、夕食後

メチルコバラミン(ビタミンB12)

一日 1mg

※メチルコバラミンであること。アデノシルコバラミンを加えるとなお良い。

サプリメント

ドクターズベスト メチルコバラミン B12 1000 mcg 60錠剤

KAL アデノシルコバラミン B12 1000mcg 90錠剤

一日1錠 タイミングはいつでもOK

MTHF(活性型葉酸)

検査項目

血清葉酸濃度、MTHFR遺伝子

MTHFR遺伝子 検査・対処方法など

遺伝子検査は23andmeを推奨、ただし輸入代行を使う必要がある。

 葉酸代謝遺伝子検査キット 【口腔粘膜専用】(国内)

摂取量 一日 800mg~5mg

※ドラッグストアなどで売っている不活性の葉酸は遺伝子タイプによって逆効果の可能性

サプリメント

ソーンリサーチ 5-MTHF(活性型葉酸) 1 mg 60 カプセル

一日1錠 タイミングはいつでもOK

P-5-P(Pyridoxal-5-Phosphate)(活性型ビタミンB6)

検査項目

血清ホモシステイン6以上、血清ビタミンB12 500mg以下

→ 一日 20~50mg

血清亜鉛が80μg以下 または銅:亜鉛比1:1.3よりも亜鉛が低い場合

→ 一日 50mg

サプリメント

ソースナチュラル 補酵素ビタミンB6(P-5-P)25mg 120錠 舌下錠

ナウフーズ 補酵素ビタミンB6(P-5-P)50mg 90カプセル

ソースナチュラル 補酵素ビタミンB6(P-5-P)100 mg 60錠

一日1錠 タイミングはいつでもOK

TMG(トリメチルグリシン)

必要に応じて

サプリメント

ジャロー TMG トリメチルグリシン 500mg 120錠

8. 血清ビタミンB12

特にタイプ2に重要

「vitamin b12」の画像検索結果

検査項目

メチルマロン酸または血清ビタミンB12

※注意 血清B12では一部のB12欠乏症しか診断できない。

より精度の高い診断は血中又は尿中のメチルマロン酸を判定(70歳以下)

原則として水銀の曝露、過剰蓄積がないこと。

水銀の蓄積がある場合は水銀キレートを行う。

水銀の危険性と水銀デトックス20の方法

メチルコバラミン(ビタミンB12)

7と同様

9. 炎症とA/G比の改善

すべてのタイプが対象、特にタイプ1へは重要

「inflammation」の画像検索結果
 
検査項目
CRPを1以下にする。アルブミン/グロブリン比率を1.5以下にする 

クルクミン

すべてのタイプに重要だがタイプ3は注意

1000mg/1日 空腹時、または脂肪を含んだ食事の後

通常のクルクミン(ウコン)の吸収力は非常に悪く代替にならない。

高価だがキレート加工されているものが必須

(ロングビーダ、セラクルクミン推奨)

クルクミンについてのまとめ

サプリメント

ナウフーズ クルクブレイン(クルクミン ロングビーダ)400mg 50カプセル

空腹時、または脂質を含んだ食事の後

DHA/EPA

すべてのタイプに地味に重要

サプリメント

ジャロー  EPA-DHA バランス 120ソフトジェル (透過ジェル)

ライフエクステンション スーパーオメガ3 240ソフトジェル (遮光ジェル)

保管は冷蔵庫、特に光で酸化しやすいため光が当たらないところへ保管

一日 DHA 1g、EPA 0.5~1g

SPM

検査値

高感度CRP(hs-CRP)が1.0より高い場合 一ヶ月だけ継続 1型に重要

Specialized pro-resolving lipid mediator

EPA・DHAに由来する抗炎症成分、市販の抗炎症剤よりも自然に、かつ強力な炎症抑制効果をもつ。

Metagenics  SPMアクティブ 60ソフトジェル

入手:輸入代理店で可能かも。

衛生環境を整える

特にタイプ3に重要

検査項目:HLA検査、各種血清検査

CIRS(慢性炎症反応症候群)その2 診断

免疫反応を呼び起こすような、不衛生な環境を避ける。

RAGE活動を抑えるため。

http://biochem2.w3.kanazawa-u.ac.jp/research.html

https://en.wikipedia.org/wiki/RAGE_(receptor)

10. 血糖値とヘモグロビンA1cの改善

特にタイプ1.5に重要、

検査項目

空腹時インスリン4.5以上、または空腹時血糖値90以上、またはヘモグロビンA1cが5.5以上

「glucose check」の画像検索結果

MENDプログラムにおける空腹血糖値の適正値は92mg/dl以下

MENDプログラムにおけるHbA1cの適正値は5.5%以下

アルツハイマー病改善目的のための血糖値の改善と、通常の糖尿病の認定基準を一緒にして考えないこと。病院での糖尿病検査では許容範囲であっても、MENDプログラムにおいては目標基準値に届いてないことが多い。

1 食事管理

2 オートファジー、ケトン体活性

5 運動

などを総合的に実行して、血糖値を下げていく。

ベルベリン

特にタイプ1.5に重要

→ ベルベリン 一日300~500mg × 3回

サプリメント

ナチュラルファクターズ ベルベリン 500mg 60カプセル

一日300~500mg × 3回

または

漢方薬

低用量摂取はこっちをおすすめ

御岳百草丸 4100粒[百草丸 胃腸薬/胃弱/粒] (ベルベリンを含有)

一日 一回12~20粒 × 3回

低用量摂取:一回2粒×2~3回

または

医薬

メトホルミン塩酸塩

一日 一回500mg

入手先:個人輸入または糖尿病薬として処方

シナモン

すべてのタイプが対象 特にタイプ1、1.5
 
検査項目

空腹時インスリン4.5以上、または空腹時血糖値90以上、またはヘモグロビンA1cが5.5以上

→ 一日 スプーン大さじ4分の1のシナモン(3~4gを分割)

サプリメント

フロンティアナチュラルプロダクト オーガニックシナモンパウダー 453g

粉末 セイロン産を推奨 一日 3~4g(大さじ4分の1)を分けて摂取

ナウフーズ シナモン600mg 120カプセル

産地不明 カプセル形状、シナモンの味が苦手な人向け 一日6錠 分割摂取

11. ホルモンバランスを整える

すべてのタイプが対象、特にタイプ2、タイプ3は重要

「hormone balance」の画像検索結果

検査項目

遺伝子検査、各血清検査、体温等

甲状腺刺激ホルモン(TSH) 

目標値

フリーT3  3.2~4.2 pg/ml

フリーT4  1.3~1.8 ng/ml

リバースT3 20 ng/dl以下

フリーT3×100倍:リバースT3比率 20以下

認知症における甲状腺ホルモン

ステロイドホルモン

プレグネノロン

タイプ2,タイプ3に重要

一日10mgからスタート、25mgまで増やして、プレグネノロンの血清レベルを50~100ng/dLにする。

プレグネノロンは2018年より原則個人輸入禁止対象となる。

http://www.asahi.com/articles/ASKCG66DZKCGULBJ016.html

サプリメント

カントリーライフ プレグネノロン 10mg 60カプセル

カントリーライフ プレグネノロン 30mg 60カプセル

MRM プレグネノロン 50mg 60カプセル

寝る前に一錠

12. 腸内環境の改善

すべてのタイプが対象、特にタイプ3は重要

「gut flora」の画像検索結果

「リーキーガットはかなり一般的に見られる問題であり、腸管バリアの修復はほとんどの人にとって極めて重要。」

検査項目

リーキーガットの有無をチェック 

リーキーガット自己診断 3つの方法

リーキーガットを引き起こす要因の解決

腸管を修復していく上での第一のステップは、

まず何がリーキーガットを引き起こすのかを理解し、そのリスクを最小限にしていくこと。

リーキーガットのきっかけとなるもの

1 食生活を整える に記載のグルテン食品

・砂糖

・アレルギーを引き起こすその他の穀物アレルギー、乳製品、その他の食べ物

・アレルギーを引き起こす加工食品などの化学合成品(ナトリウム化合物、人工甘味料、保存料、着色料、食品結合剤など)

・除草剤(グリホサートなど)

・殺虫剤

・GMO食品(遺伝子組換え食品)

・アルコール

・抗生物質 CAFOsからの食品

・抗炎症剤、アスピリン、NSAIDs、ステロイド

・ストレス

ボーンブロスによるリーキーガットの修復

ボーンブロスの効果と危険性について調べてみた

ボーンブロスのレシピ研究

「リコード法」5つの推奨プロバイオティクス

・ラクトバチルス・プランタルム

・ラクトバチルス・アシドフィルス

・ラクトバチラス・ブレビス

・ビフィドバクテリウム・ラクティス(ビフィズス菌)

・ビフィドバクテリウム・ロングム(ビフィズス菌)

プロバイオティクスの詳細記事

認知機能を改善する7つの乳酸菌 & ヨーグルト

認知機能改善効果をもつ10の発酵食品

サプリメント

ナウフーズ プロバイオティクス 100-250億 100カプセル

※ReCODEプロトコル推奨乳酸菌のうち1,2,4、5を含む。

Dr.マコーラ コンプリート プロバイオティック 60カプセル

※ReCODEプロトコル推奨乳酸菌すべてを含む。ナウフーズより高価

13. アミロイドβを減らす

[1型 1.5型 2型] ※3型は毒性除去後

「amyloid beta image」の画像検索結果

・クルクミン

(9と同様)

アミロイドβクリアランスを増加させる

アシュワガンダ

500mgを一日2回 食後

サプリメント

ジャロー  アシュワガンダ 300 mg 120 カプセル

一日 毎食後一錠×3回

14. 認知機能を高める

すべてのタイプが対象
「improve cognitive function」の画像検索結果

バコパモニエラ

すべてのタイプが対象 特にタイプ1、記憶障害がある人

食後、脂質を含む食事の後が望ましい。

摂取量抽出物かリーフパウダーかにもよるけど、一日250~500mg×2

サプリメント

ネイチャーズアンサー バコパ 500 mg 90 カプセル

一日 一回250~500mg×2回 食後

1錠からスタート様子を見ながら増やしていく。

マグネシウム L-スレオニン

すべてのタイプに重要

一日 2000mg 一日

マグネシウムLスレオニンは、通常のマグネシウムと違い、脳内(BBB)に通過しやすいよう加工されている。特許品ということもあり価格が高い。

※通常のマグネシウムでは代用できないので注意。

※玄米を摂取している人は、マグネシウムとの同時摂取を避ける。

サプリメント

ナウフーズ マグネシウム L-スレオニン 667mg 90カプセル 

鎮静作用があるため夕方以降を中心に摂取 食後と寝る前など

1日 一回1~2錠×3回 合計3錠(空腹時が理想)

15. 血清ビタミンD値を増やす

すべてのタイプが対象、特にタイプ2は重要
「vitamin d」の画像検索結果
検査項目:血清25OH-D3を 50-80ng/ml にする

ビタミンD3

すべてのタイプが対象、特にタイプ2、日光を浴びない生活環境、季節など

サプリメント

ドクターズベスト ビタミンD3 2000IU 180ソフトジェル

ドクターズベスト ビタミンD3 5000 IU 180ソフトジェル

ビタミンDの検査値から摂取量を計算

例 ビタミンD濃度が40であり、目標値が80である場合

80 – 40 = 40 一日の必要ビタミンD摂取量 40×100倍 = 4000IU

ビタミンK2

すべてのタイプが対象、特にタイプ2に重要

「ReCODEプロトコル」ではMK-7が推奨されているが、これは納豆を食べないことでMK-7が欠乏しがちな米国人の基準であり、納豆を食べる日本人はむしろMK-4を意識したほうがよいかもしれない。

サプリメント

ビタミンK (MK-7) 納豆を食べない人向け

ジャロー ビタミンK2 (MK-7) 90 mcg 60 ソフトジェル

一日 1錠×1~2回 食後、脂質と同時接種で3倍吸収力が変わる。

ビタミンKコンプレックス(K1、MK-4、MK-7)

ソーンリサーチ ビタミンK コンプリート 60カプセル

臨床効果があるMK-4含有量 納豆に含まれないMK-4も含むため管理人はこっちをおすすめ。

一日 1錠 食後 他の脂質と一緒に

ビタミンK2の効果

16 神経成長因子NGFを増加させる

すべてのタイプが対象

「lion's mane」の画像検索結果

神経成長因子NGFを増やす(認知症・アルツハイマー)

ヤマブシタケ (ライオンズメーン)

すべてのタイプに重要

食用キノコの一種、漢方でも伝統的に使われている。

ヤマブシタケはプロダクトによって品質に差が生じやすい印象、いくつか異なるメーカーで試してみることをオススメする。

サプリメント・漢方

大量にパウダーで買うなら、おそらくここが最安

フンギオロジー  ヘリシウム-エリナセウス (ヤマブシタケ)  90 カプセル

低価格、レビューの評判が少し低め(人によって相性があるとのこと)

一日1~2錠

グリフォン マイタケマッシュルーム ウィズダムスーパー (ヤマブシタケ) 120 錠

中価格、レビューの評判が高い

一日3~4錠

オーガニックマッシュルームニュートリション ライオンズメーン(ヤマブシタケ)200g

パウダー、オーガニック認定

一日 2g 100日分

山伏茸粉末(60g) ヤマブシタケ【長野県産ヤマブシタケ】

※管理人未トライ商品 レビューと価格だけで判断して載せている。 30日分

アセチル-L-カルニチン

すべてのタイプに重要 特に脂質代謝に問題がある人に重要

一日500mg~3000mg

認知症関連のエビデンスも多くある重要なサプリメントのひとつ

臨床試験では一日3gあたりが用いられているが、ReCODEプロトコルでは500mgが推奨量となっている。

サプリメント

ジャロー アセチル L-カルニチン 500 mg 120 カプセル

一日 毎食後1~2錠×3回 (合計1~6錠)

17. 神経シナプスの材料を供与

すべてのタイプが対象
「synapse」の画像検索結果

CDPコリン(シチコリン)

すべてのタイプに重要、すでにアリセプトなどのアセチルコリンエステラーゼを摂取している場合は摂取量に注意

一般的な摂取量 食後摂取であれば一日最低500mg~2000mgまで

※徐々に増やしていく

価格が高いのが難点だが、用量依存的(摂取量に応じて効果を増す)な効果をもち、単体でもエビデンスで有意差をつけた改善効果を見せる。

財布と相談して可能な限り多めに、というのがアドバイスになるだろう。

タイミングは重要。食後でも効果はあるが消化管で分解され効果が半減する。

空腹時に摂取すると効果が高まるため、その分量も少なくできる。摂取効率は半分~4分の1

シチコリンはスマートドラッグとして年明けより個人輸入禁止対象となる。

http://www.asahi.com/articles/ASKCG66DZKCGULBJ016.html

規制以降は、α-GPCとウリジンで代用する。

サプリメント

ジャロー  CDPコリン(シチコリン) 250 mg 120カプセル

1日 一回1~2錠×2~3回 (合計2~8錠) 空腹時が効果的 午前中を中心に

アリセプトほどではないが覚醒して寝れない可能性があるので、夜間は控えめにしてウリジンを中心に摂取したほうがよい。

サプリメント

ジャロー ウリジン 250mg 60カプセル

1日 一回1~2錠×2~3回 (合計2~8錠) 空腹時が効果的 夜を中心に

CDPコリンとウリジンを併用する場合は、それぞれを減薬できる。

アセチルコリンの材料でもあり、アセチルコリンを増強する。

アリセプトやガランタミンなどのアセチルコリンエステラーゼ阻害剤(AchE阻害剤)を摂取している人は、少しずつ量を増やしていく。場合によってはCDPコリンやウリジンの増量に応じて、AchE阻害剤を減薬する必要があるかもしれない。

DHA (9と同様)

18. 抗酸化バランスの調整

すべてのタイプが対象、特にタイプ1には重要

「anti oxidation」の画像検索結果

検査項目

hs-CRP、IL-6等

・抗酸化剤は脳内の酸化度合いのに応じて、適量を摂取するのが理想。

・活性酸素種も類型があるため、1つの抗酸化剤を大量に摂るよりも、複数の抗酸化剤を適量とるほうが効果的に働く。

ビタミンE

すべてのタイプに重要

ビタミンEは一日摂取量上限を守ることと、同族体の種類が別れているトコフェロール&トコトリエノールを摂取。

※ドラッグストアなどで売られている安価なビタミンEは、たいてい単一の同族体のため不可。

目標ビタミンE濃度 12~20

サプリメント

ナウフーズ ビタミンE(トコフェロール&トコトリエノール)120ソフトジェル

ビタミンE濃度が低い場合 一日 4錠 食後 ※脂質を含む食事の後が理想

ビタミンE濃度が正常 一日 0~2錠 食後 ※脂質を含む食事の後が理想

セレニウム

すべてのタイプに重要、タイプ3、水銀過剰患者には特に重要

検査項目:血清セレニウム濃度 110~150ng/ml

サプリメント

ライフエクステンション  スーパーセレニウム コンプレックス 100mcg 100カプセル

一日 一回半錠~一錠 夜(100~200mcg)

ブルーベリー

全てのタイプに重要

食品から摂取するのが望ましいが、果糖摂取を控えるため(炭水化物制限)アントシアニンサプリメントと併用するのも一案。

推奨摂取量 生のブルーベリー60~300g ドライブルーベリー12~25g

※ブルーベリージャムは糖質を多く含むので不可

※ドライ ブルーベリーの形で摂取するなら国内、楽天やamazonで購入したほうが安い。

サプリメント

ライフエクステンション ブルーベリーエキス ザクロ配合 60カプセル 

一日一錠

N-アセチル・システイン

すべてのタイプが対象

検査項目

血清亜鉛が80μg以下 または銅:亜鉛比1:1.3よりも亜鉛が低い場合

サプリメント

ジャロー N-アセチル-L-システイン(持続タイプ) 600 mg 100 錠 

一日 500mg 空腹時が理想 夜、寝る前

αリポ酸 

検査項目

血清亜鉛が80μg以下 または銅:亜鉛比1:1.3よりも亜鉛が低い場合

→ 一日 100mg

空腹時インスリン4.5以上、または空腹時血糖値90以上、またはヘモグロビンA1cが5.5以上

→ 一日 100mg

サプリメント

ジャロー R体アルファリポ酸 & ビオチン 60 カプセル 

一日 1~3錠 2型糖尿病の人は食後、3型は空腹時

半減期が短いため、いずれもこまめに分けて摂取するのが良いかも。夜寝る前に一錠、後は食後に一錠ずつ

リポソーマル グルタチオン or グルタチオン静注

特にタイプ3に重要

サプリメント

リプリセル リポソーマルグルタチオン 450mg 30包

一日 一回250mg × 2回 (一包を半分ずつ)

グルタチオン静注

一部のクリニックで保険外適応で静注してもらうことができる。

グルタチオンを増やす7つの戦略(認知症・アルツハイマー)

ニコチンアミドリボシド [すべての型]

サプリメント

ライフエクステンション ニコチンアミド・リボシド 100mg 30カプセル

ジャロー ニコチンアミド・リボシド 150mg 30錠(徐放タイプ)

一日100mg 一錠 朝食前、活動前、空腹時

19. 亜鉛と銅の比率を調整

すべてのタイプが対象、特にタイプ3は重要

「copper」の画像検索結果

検査項目

血清亜鉛が80μg以下 または遊離銅:亜鉛比1:1.3よりも亜鉛が低い場合にはマンガンとビタミンCを摂取

マンガン

認知症患者のマンガン過剰症の報告もある。

マンガンに関しては必ず検査してから摂取を判断する。

→ マンガン 一日 15mg

サプリメント

ソースナチュラル マンガン 10mg 250錠

ツインラボ マンガン 10mg 100カプセル 

アスコルビン酸ビタミンC [すべての型]

検査項目

血清亜鉛が80μg以下、または銅:亜鉛比1:1.3よりも亜鉛が低い場合

→ ビタミンC 一日1000~4000mg ※ビタミンCには銅のキレート作用がある。

サプリメント カプセル

ドクターズベスト ベストビタミンC  500 mg 120 カプセル 

一日一回1~2錠×3~8回 (合計1~4g) 食後

銅のキレート 一日2~8錠

サプリメント パウダー

アスコルビン酸 ( ビタミンC ) 粉末 1kg

一日 1000~4000mg 分割して摂取

20. 夜間の酸素呼吸を確実にする

すべてのタイプでチェックをしておいたほうが無難、タイプ3は核心的に重要

「inhalational equipment sleep」の画像検索結果

検査項目

睡眠中の呼吸状態、終夜睡眠ポリグラフ検査

IAD = Inhalational Alzheimer’s disease 吸入性アルツハイマー病

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4789584/ (英語)

睡眠時無呼吸症候群を治療

<ウィキペディア> 睡眠時無呼吸症候群

21. ミトコンドリア機能を最適化

すべてのタイプが対象
 
「mitocondria」の画像検索結果

コエンザイムQ10

年齢が50歳以下の人はCoQ10を摂取
 
サプリメント

ソースナチュラル コエンザイムQ10 200 mg 60 ソフトジェル 

一日一回100~400mg ×2~3回 毎食後 脂質性の食事後が理想

または

ユビキノール(還元型COQ10)

年齢50歳を超える人はユビキノールを摂取
 
サプリメント

ドクターズベスト ユビキノール カネカQH 50mg 90ソフトジェル 

1日一回50~200mg× 2~3回 毎食後 脂質性の食事後が理想

ReCODEプロトコルでは100mg

ユビキノールはコエンザイムQ10の還元型にして吸収率を高めたもの、値段も高くなる。

一般的には年齢が高くなると、COQ10の代謝能力が落ちるため、ユビキノールのほうが吸収効率が良くコスパも上がるとされている。その人の代謝能力にも依存するが、多めに摂取するのであれば、還元型とCOQ10と併用するのも1つのアイディア。

コストの高いサプリなので迷うところではある。

PQQ

すべてのタイプが対象

サプリメント

ジャロー PQQ (ピロロキノリンキノン) 20mg 30カプセル 

一日一回 10~20mg × 1~2錠 朝食後、または活動前 ReCODEプロトコル

管理人は20mgを推奨

ミトコンドリアの機能賦活作用、海馬神経細胞を回復作用

ライフエクステンションの記事によると、コエンザイムQ10 200mgとの組み合わせが推奨されている。

亜鉛 

すべてのタイプが対象、特にタイプ2と3は重要

検査項目

血清亜鉛が80μg以下 または銅:亜鉛比1:1.3よりも亜鉛が低い場合

ピコリン酸亜鉛 一日25mg~50mg 食後または空腹時

亜鉛は吸収力が悪いため、吸収性を高めたキレートタイプを摂取する。

空腹時に摂取すると吸収力はより高まるが、胃腸を荒らしやすくもあるので弱い人は食後にしておいたほうが良い。それでも胃腸が荒れる人はカルノシン酸亜鉛を選択する。

フェルガード、フェルラ酸、玄米との同時接種は避ける。

サプリメント

 ジャロー 亜鉛 バランス 100カプセル

一日1錠~2錠

キレート亜鉛サプリメントの比較

レスベラトロール

すべてのタイプ、ApoE4遺伝子キャリアは特に

サプリメント

ドクターズベスト トランス レスベラトロール100 100mg、60カプセル

一日 100mg 朝一錠

レスベラトロールの効果 まとめ(認知症・アルツハイマー)

ベンフォチアミン(ビタミンB1)

タイプ1.5に重要

糖質をエネルギーに変える補酵素 糖尿病リスクを抱えている人にはとても重要

サプリメント

ドクターズベスト ビタミンB1 ベンフォアミン 300mg 60錠

一日一錠

・Nアセチルシステイン (18と同様)

・セレニウム (18と同様)

・アスコルビン酸ビタミンC (18と同様)

・αリポ酸 (18と同様)

・アセチルLカルニチン (16と同様)

22. 集中力を高める

すべてのタイプが対象

「focus concentration」の画像検索結果

注意力と集中力を高める

・ゴツコラ

サプリメント

ネイチャーズウェイ ゴツコラハーブ 500mg 180カプセル

一日 500mgを1~2錠

葉酸 (7と同様)

葉酸はホモシステインを抑制するだけでなく、アセチルコリンの形成に関わり、破壊されたリン脂質を補修することで、神経細胞を修復する。

ステロイドホルモンの合成にも関わる。

B12と協調して働く。

23. サーチュイン遺伝子の活性

すべてのタイプが対象、特にタイプ1.5、ApoE4遺伝子保持者には重要

「sirtuin longevity」の画像検索結果

レスベラトロール (21と同様)

24. 重金属のキレート

3型が対象だが、その他のタイプも要チェック

「hair mineral analysis」の画像検索結果

検査項目

血清ミネラル検査

水銀、鉛、カドミウムのチェック、問題があれば金属のキレートを行う。

毛髪ミネラル検査

らべるびぃ予防医学研究所 毛髪ミネラル検査 

利便性、価格は相対的に安い、活用するには自分で読み解く必要あり。

・アンディ式毛髪検査 (39項目5対比)

検査項目数が多く、必須ミネラルの対比を行ってくれる。

http://www.livingnetwork.co.za/chelationnetwork/chelation-the-andy-cutler-protocol/

・トリマーキュリー検査/Mercury Tri-Test

・腎機能に障害をもつ人

腎不全によって通常の毛髪水銀濃度が正確ではない可能性がある

・水銀の曝露源が不明である

メチル水銀と無機水銀を区別して検出するため曝露源が特定しやすく、喧嘩な毛髪検査で水銀濃度高値が検出されたがその理由がわからないケース。

明らかな水銀中毒症状があるにもかかわらず他の毛髪検査で水銀濃度が低値であるなど。

水銀の危険性と水銀デトックス20の方法

鉄分がアルツハイマー病を引き起こす?

25. 中鎖脂肪酸を作用させる

すべてのタイプが対象、特にタイプ1.5は重要

目標ケトン値:0.5~4mmol/L

検査項目

血清ケトン濃度、LDL-p

MCTオイル

すべてのタイプが対象、特にタイプ1.5、タイプ2、循環器疾患、APOE4陽性
 
BMI18以下 → 控えめにスタート
BMI25以上または血糖値が高いインスリン抵抗性の高い → 積極的にスタート

1~3g~ を一日二回 「ReCODEプロトコル」推奨摂取量

4週間試みて、インスリン感受性、LDL-p(LDL粒子数)が1000以下に回復したなら、MCTオイルの量を減らしてエクストラバージンオリーブオイル、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸を含む食品の摂取量を増やす。

飽和脂肪酸を含む食事を減らす。

MCTオイル購入先

ナウフーズ MCTオイル 473ml

ジャロー MCTオイル 591ml

サプリメント

ナウフーズ MCTオイル カプセル 1000mg 150粒

ココナッツオイル タイプの違い

ココナッツオイル最強最速レシピ

26. 記憶力を良くする

すべてのタイプが対象、特にタイプ1は重要
「improve memory」の画像検索結果

最初から摂るのではなく3ヶ月のReCODEプロトコル実践後、記憶力の問題が筆頭にくる場合、(アリセプトではなく)フペルジンA200mcgを検討する。

すでにアリセプト、ガランタミン、リバスタッチを摂取している人は、フペルジンAは摂らない、または既存薬の量を減らしてフペルジンを加える、完全にフペルジンAに変えてしまうという3つの選択肢がある。

200mcgのフペルジンAは約2.2mgのドネペジルに相当

サプリメント

ソースナチュラル フペルジンA 200mcg 120錠

一日 一錠 朝

27. 抗うつ治療

指標
うつ症状がある場合
 

「depression」の画像検索結果

SAM-e 200~1600mg

サプリメント

ドクターズベスト SAM-e 200mg 腸溶性60錠

ドクターズベスト SAM-e 400mg 腸溶性60錠

※冷蔵庫保管 

または

活性型葉酸 5mg

検査項目

血清葉酸濃度、MTHFR遺伝子に変異がある場合 T/Tである場合

MTHFR遺伝子 検査・対処方法など

23andme 「ReCODE法」推奨 (海外)

 葉酸代謝遺伝子検査キット 【口腔粘膜専用】(国内)

サプリメント

ソーンリサーチ 5MTHF 5mg 60カプセル

28. 毒素源の除去

タイプ3 CIRS対象者

「cirs mold」の画像検索結果

毒素、有害金属の曝露がある場合、毒素源に応じて治療を行う。

慢性炎症症候群 CIRS 概要

29. 感染症

すべてのタイプが対象、特にタイプ3は重要

「infection」の画像検索結果

感染症がある場合は、適応する抗生物質または抗ウイルス剤を用いる。

30. 認知機能と相互作用を起こす医薬を止める

すべてのタイプが対象

「bad drug」の画像検索結果

スタチン、PPIs、ベンゾジアゼピン等

補足

1年後の成功を想像すると、日々の地味な作業に取り組むことができる。僕はその味をしめてしまったんですよ  本田圭佑

詳しいサプリメントの内容は、

認知症サプリメント 総合案内 ガイド記事 を参照

さらに詳しいサプリメント、改善策の内容については 個別記事を作製していく予定。

この記事のリンク先のサプリメントはMENDプログラムで指定されているものではないが、アルハカが品質や価格、摂取量などを考えて真面目に選んでいるので、よかったら参考にしてください。

たぶん、まともな品質の中では、これ以上価格の安いものはないはず。

アイハーブ 超初心者向け購入ガイド

サプリメント購入ガイド1

サプリメント購入ガイド2

 トップ1%の選抜されたプログラム

極力ReCODEプロトコルにそって解説してみた。全く異なるメソッドやサプリメント類は書き加えていないが、オリジナルでわかりにくいと思った部分については、解説や摂取方法など捕捉を個人的に書き加えている。

このReCODEプロトコルを見て「やることが多すぎて大変だ」と思った人がほとんどだと思うが、今回この記事をまとめてみて、改めて自分が感じたのはその反対で、それぞれ重要なものが手堅くまとめて、最小限に絞られてあるといった印象をもった。

アルツハイマー病がきわめて複雑な病気であることにも起因しているが、改善可能性のある治療方法というのは、おそらく実行可能なものに限っても数千は超えるだろう。

その上で上記の30の改善方法を眺めると、エビデンスや作用機序などがすべて考慮されてあり、世の中に存在するアルツハイマー病改善策全体の1%以下にまで選抜されたものだけがリストアップされていることに気がつく。

ほとんどの人が、ひとつの秘薬を探し求めていて「これを摂れば良くなる」という考え方に強く縛られているので、しつこく繰り返すが、

ReCODEプロトコルの本質は

システムアプローチであることを思い出してほしい。

一発必中のスナイパーショットは認知症治療には必要ない。

必要なのは複数の標的を狙うことのできるショットガンだ

「drug buck shot」の画像検索結果

見る限りすべて重要であり、つまみ食い的な実行では効果がまったくないとは言わないが、アルツハイマー病をすでに発症しているのであれば、全体を通して体系的に実行しない場合、その効果は1~2割しかないと思ってほしい。

検査することの3つの目的

検査の第一の目的は、まずどこに代謝障害の穴があるのか、そして自分がどのタイプに属するのかを大きく知ること。これは問診でもある程度可能。

第二に、タイプといってもそれぞれが重複している可能性もあり、コグノスコピーに記載の詳細検査によって具体的な穴がどこにあるのか把握すること。これによってその穴にに焦点をあてた具体的な対策をとることができる。

そして最後に、最初に検査をしてどこに穴があるのか把握した後、その問題のある検査値を繰り返し再検査しながら、改善策が正しいのかどうかチェックすることにある。この再検査の重要性を見過ごす人が多いので注意が必要。

「priority」の画像検索結果

一方で、検査によって特異的にどこに問題があるかどうかと関係なく実行しなければならない治療項目も少なくない。

例えば運動をとりあげるなら運動単体でも、血流を改善し、神経再生を促し、タウやアミロイドβを除去し、ミトコンドリアを高品質化し、ホルモンバランスを整える、といったように多数の因子へ働きかける。

これを例えば、「運動すると血糖値が下がるって書いてあるけど、自分は血糖値は問題ないからそんなにがっつりしなくてもいいか」と、短絡的に決めつけると大事なポイントを完全に見失っている。

ブレデセン博士も語っているように、検査をして最適化を行い、自分に必要な改善策やサプリメントがなんであるかわかれば、ここであげた項目の半分から7割程度、人によっては数個までに減らしていくことが可能だ。

ただし、これはその人の進行度合いによっても大きく変わってくる。

認知症の症状が進行するにつれ代謝障害の穴も増えるため、プログラムはその数も複雑度も増す。

アルツハイマー病の疾患プロセスが進行がすすめば、さらに個々の対策を検討し、その他の対策も実行していかなければならない。

残念ながら、現時点では、どの改善策をどれだけ実行すべきなのかを簡単に計測する方法というものはない。

そのため現実的には可能な限り多く実行してみるというのがブレデセン博士も述べているように、最善の答えになる。

このことが多くの人にとって、やってみようという気持ちをそいでしまっていることはよくわかっている。

そのため、より多くの人に実行してもらうためにブレデセン博士も管理人も、よりシンプルにすることを常に考えていて、いたずらに難しくしているのではないということは理解してもらえると嬉しい。

改善効果には客観的な指標をもつ

もうひとつは、数週間行ってみてなんの変化もない場合に、何かが不足している、もしくはやり方が間違っていると行ったふうに、改善効果を見て判断を下す方法だ。

ただ、これは、進行スピードが早い時期だと、そんな余裕時間もなく、改善を判断する人の能力や感度にも大きく依存するので、あまりすすめられない。

とはいえ検査方法がわからなかったり、医者に検査を依頼することを躊躇する人も多いので、この自己診断を採用する人が多い。

 

改善効果を自分や家族で判断する場合は、感覚的に良くなったかなとかではなく、できるだけ客観的な指標をもってほしい。

例えば引き算を繰り返すとか、時計を書いて見るとか、記憶テストをするとかいったことだ。

「ReCODEプロトコル」ではMMSEは初期段階の指標としては目が荒いため、MoCAテストを推奨している。

また有料だが、ブレイントレーニングの各メーカーが提供している認知機能テストスコアを参考にするのもよいかもしれない。

「brain hq percentile」の画像検索結果

特に最初のまだMENDプログラムをスタートしていない段階で、テストして相対的なスコアを知っておくことは重要。

過去の自分の成績と比べてどれだけ良くなったかという相対的な改善度合いを意識してほしい。

最初にこの基準作りをスルーしてMENDプログラムを実行してしまう人がとても多い。しかし、基準がないと、改善してから受けても何がどう良くなったか判断があやふやで、あやふやな感覚を頼りにしなければならなくなる。

医薬は諸刃の剣

医薬や侵襲性の高い治療方法は用いられずサプリメントだけで構成されているということにも特徴がある。ブレデセン博士いわく、アルツハイマー病は身体と脳の代謝バランスが崩れた状態であり、アルツハイマー病を治すとはそのバランスを修正していくことと考えている。

普及に当たっての障害になるといった判断もなくもないのではと思うが、医薬は標的因子の息の根を止めようとする作用が非常に強く、そのことがかえってネットワークバランスを崩してしまうとブレデセン博士は述べている。

「too many medical drug」の画像検索結果

医薬というのはたしかに強力なだけに、そのバランスを崩しやすい。例えばアルツハイマー病のアリセプトはアセチルコリンエステラーゼを阻害することで、アセチルコリンを増強させるが、アセチルコリン受容体も減少し、アセチルコリンエステラーゼも過剰に分泌されるようになる。

その結果アリセプトを辞めると、今度は以前にも増して極端なアセチルコリンの不足にもつながり一気に病状の悪化が進む。

そのためアリセプトを一度始めてしまうと止めることができなくなってしまう。

この神経伝達物質と受容体の身動きが取れなくなった状態を、コールドターキーと呼ばれたりする。

しかし、問題の根幹は止められないということではなく、本来は他の神経伝達物質や概日リズムなどで増減するアセチルコリンの流動性が損なわれ、結果他の神経伝達物質とのバランスも崩してしまうことだと考えている。

このことを詳しく書くと長くなるため割愛するが、結果として、短期的には改善効果を示すものの、長期的に見た時には頭打ちを示すことになりかねない。

ReCODEプロトコルや当サイトは一定レベルの改善や抑制ではなく、認知症の根治治療を目指しているため、とにかくすぐに症状が緩和すればいい、数年食い止めればいいいという考え方では治療を行っていない。

そして、それがゆえの治療の複雑さ、アナログなむずかしさもある。

ただ、単純に医薬をけして用いるべきではない、とブレデセン博士が考えているわけではないと管理人は考えている。

少なくとも医薬を拒否するような思想や見解は論文の中では述べられていない、ということは一言書いておきたい。

MENDプログラムを実行しようとしている人に限って言うと、軽度認知障害MCIと診断された方、もしくはアルツハイマー病を発症したばかりの初期の方がアリセプトなどのアセチルコリンエステラーゼ阻害剤を摂るべきかどうかは、実は非常にむずかしい判断である。

すでに記載してあるが、MENDプログラム上ではアセチルコリンエステラーゼ阻害剤は推奨されておらず、治療開始後記憶問題が2ヶ月経過しても解決できない場合、ブレデセン博士は代替策として漢方系のアセチルコリンエステラーゼ阻害剤であるフペリジンAを推奨している。

最後に

認知症予改善方法だけではなく予防策としてもこれを超えるものがあるとは思えないし、認知症と直接関係がない「アンチエイジング対策だ」と紹介されても、何の違和感も感じないくらいだ。

認知症の予防目的であれば、はっきりいって、この中のどれか2つか3つを取り出して実行したとしても、テレビや雑誌広告などあちこちで宣伝されている、ほとんど詐欺みたいなサプリを摂るよりも、よほど予防効果があるだろう。

「ReCODEプロトコル」実行の第一歩は「質問」すること。

「ask questions」の画像検索結果

「質問」は、ReCODEプロトコルの実行項目のひとつだと思ったほうがいい。

というのも、そのプログラムの複雑さと膨大さゆえに真面目に実行しようとするなら、必ず100の疑問が生まれてくるし、それらを一人で解決することはまず不可能だからだ。

もちろん「質問」は質問した人のためだけでなく、他の人のためにもなる。

せっかくアルツハイマー病を治そうとして作ったサイトなのに、何かの縁でこのサイトを見てくれた患者さんや家族が「質問」という単純な手続きを省略したばかりにアルツハイマー病が治らなかったとしたら、それはとても悲しいことだ。

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