マグネシウム(認知症・アルツハイマー病)

マグネシウム(一般)

免責事項をお読みください。

概要

一般的にカルシウムと併用することで、マグネシウムの吸収力が高まるため、多くのマグネシウム補給剤は1:2の割合でカルシウムが多く添加されている。

しかし、この比率は食事の摂取量を無視した比率であり、一般的な食生活ではカルシウムよりもマグネシウムの不足が問題であるため、1:1か、マグネシウムが若干多いぐらいの比率を推奨する研究者もいる。

http://deliciousliving.com/blog/time-ditch-21-calcium-magnesium-ratio

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23430595

研究

血清マグネシウム濃度はアルツハイマー病のリスク増加と関連する。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28931641


アルツハイマー病患者の脊髄液中のマグネシウムは有意に低い。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26351088


マウス脳のマグネシウムがシナプス喪失を防ぎ、認知障害を逆転させる。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25213836

「magnesium」の画像検索結果

マグネシウム 各キレートタイプ

クエン酸マグネシウム

生物学的利用能は90%。

高用量で用いるとお腹がゆるくなることがある。

便秘の予防や治療に使えるかもしれない。

サプリメント

ナウフーズ カルシウム&クエン酸マグネシウム 1:1 パウダー 227g

ナウフーズ クエン酸マグネシウム 120カプセル

オロチン酸マグネシウム

植物や動物は、DNA、RNAを作る際オロチン酸マグネシウムを用いる。細胞膜に浸透し、ミトコンドリア核の内層にマグネシウムイオンを効果的に送達する。


心血管に対する保護作用、血圧調整、自律神経系の機能調整作用がある。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26281202


プロバイオティクスとの併用で、抗うつ作用をもつ。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28155119

酸化マグネシウム

生体吸収率は低く4%、下剤目的の治療として使われる。

塩化マグネシウム

酸化マグネシウムよりも高い生物学的利用能を示す。皮膚への適用などに用いられる

乳酸マグネシウム

酸化マグネシウムよりも高い生物学的利用能を示す。消化器系の治療にもっとも用いられる形態のマグネシウム。腎疾患をもつ人は避けるべき。

硫酸マグネシウム

低い生物学低利用能10%

マグネシウム グリシン酸塩

吸収力が高いが、それほど有益ではない。

マグネシウム・L・スレオネイト

「magnesium threonate」の画像検索結果

概要

マグネシウムLスレオネイトは、脳関門を容易に通過し、脳内のマグネシウム濃度を効果的に上昇させる唯一のマグネシウム化合物。

一般のマグネシウム化合物では代替にならない

リコード法で用いられるマグネシウム剤はこのキレートタイプとなる。

脳の神経変性疾患治療として用いるマグネシウムはマグネシウム・L・スレオネイト一択となる。マサチューセッツ大学がノーベル受賞者と共同で開発した化合物で、特許品でもり高価格。

効率よく生体吸収率をあげるには、一日3カプセルを分けて空腹時に摂取すること。

穏やかにする作用があるため、夜を中心に摂取する。

亜鉛と競合するため、できるだけ亜鉛との同時摂取は避ける。

研究

無作為化プラセボ対照二重盲検 認知障害をもつ高齢者の認知能力を有意に改善

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26519439


マグネシウム-L-スレオネートはラットの脳のマグネシウムを増加させ、学習能力、作業記憶、短期長期記憶の改善を示す。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20152124


マグネシウム スレオネートはADマウスのNMDAR伝達経路を回復させ、飼育環境に変化と多様性を取り入れることで(環境エンリッチメント)認知機能を高める。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29125684


プラセボ対照二重盲検無作為化比較試験

認知障害を有する高齢者25名へマグネシウムスレオニン(MMFS-01)1.5~2g/日を投与。脳シナプスの密度を結に高め認知能力を改善。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4927823/

サプリメント

ナウフーズ マグネシウム L-スレオニン 667 mg 90カプセル 

一日3錠~ なるべく空腹時 夕方以降夜を中心に

鎮静効果があり、人によっては日中に摂取すると眠気を催す。

マグネシウム-スレオニンの推奨摂取量は一日2g(通常のマグネシウム推奨量と異なる)

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