認知症治療におけるオートファジー活性(覚書)

オートファジー活性によるタウ & αシヌクレインクリアランス

免責事項をお読みください。

概要

アルツハイマー病、レビー小体型認知症、パーキンソン病治療、の根治治療を考えていく上で、αシヌクレインやタウの排出を行うオートファジーの活性が必須。

特にαシヌクレインと強く関わるレビー小体型認知症・パーキンソン病では、オートファジーが治療の鍵となってくる。

おそらくタウ凝集物と強く関連するであろう3型アルツハイマー病においても、大きな重要性をもつだろう。

そういうわけでオートファジー関連情報を拾って羅列している。

αシヌクレインの排出(クリアランス)が、レビー小体型認知症、パーキンソン病の鍵

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23015436/


オートファジーを高めることによるタウオパチー治療の可能性。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5382950/


αシヌクレインのクリアランスは、凝集形態により異なり

・シャペロン媒介性オートファジー、

・マクロオートファジー

・ユビキチン-プロテアソーム系

モノマー、オリゴマー、凝集物、沈着物によって、それぞれ適切なオートファジーによる分解除去を必要とする。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25874605

www.researchgate.net/figure/Proteolytic-degradation-of-a-synuclein-Wild-type-monomeric-a-synuclein-is-predominantly-d_296335850

αシヌクレインの標的はミトコンドリアであるため、ミトコンドリアのオートファジーであるマイトファジーも重要。

オートファジー

オートファジー刺激剤ラパマイシンによってαシヌクレインのクリアランスが増加

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12719433

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20174468


αシヌクレイン凝集体は、マクロオートファジーによる分解に抵抗性を示す。

αシヌクレイン凝集体は、オートファゴソームクリアランスを減少させることによって全体のマクロオートファジーを損なう。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23532841


ダブネチド、NAPによる微小管の交通網の改善によりミトコンドリア機能不全を回復

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24120997


中国で脳血管疾患に使われていたサフラワー(紅花)抽出物のフラボノイドが、パーキンソン病と関連するタンパク質DJ-1と結合、α-シヌクレインの過剰発現または凝集の抑制、反応性アストログリアーシスの抑制によりパーキンソン病の治療薬となる可能性。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26906725


αシヌクレインに対するトレハロースの効果 (A53Tα-Syn)

トレハロースはA53Tα-Synのクリアランスを促進するが、WTα-Syn(野生型)は除去しない。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22707286


トレッドミル運動が、オートファジーの誘導、PGC-1α活性、SIRT1活性、によりαシヌクレインを除去する。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28656548


www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3485523/

レビーでは、アミロイドβ毒性に対する防御機構に欠損があるかもしれない。


放出されたシヌクレインがエキソソームを含むことから、多小胞体がリソソームにより分解されていることを示唆。シヌクレインのオリゴマー形態が、より放出されやすくなっている可能性がある。

www.jneurosci.org/content/25/25/6016.long


神経変性におけるオートファジーおよびミスフォールドタンパク質

mTOR非依存性のオートファジー経路 イノシトール経路、サイクリックAMP(cAMP)

ADマウスモデルのBeclin-1ヘテロ接合欠損は、β-アミロイド蓄積および神経変性を増加。アルツハイマー病患者ではBeclin-1レベルが低下。

ラパマイシンとリチウムの併用療法により、オートファジー作用を大きく増強することができる。

抗酸化剤はオートファジー阻害剤として作用し神経変性疾患において広く有害であるかもしれない。抗酸化剤は細胞、ニューロン、マウスのオートファジー作用を阻害する。フライモデルではラパマイシンによるオートファジー増強作用が抗酸化剤によって無効化される。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3463804/

シャペロン系

レビーにおいて、αシヌクレインの過剰発現による毒性をHSPが防御する。

HSP70 のmRNAはレビーにおいて増加したが、HSP90およびHDJ1についてのmRNAは変化しなかった。

散発的なレビーはαシヌクレインの毒性過剰発現と関連していない。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16319716

Hsp70、Hsp90はATP依存性、APP代謝に関与。

シャペロンとUPSは通常、分解されたタンパク質を除去するために協調して働く。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18604452/

Hsp70

Hsp70は感染症、炎症、紫外線、毒素への曝露、飢餓、低酸素、水分不足等多くのストレス要因で増加する。

睡眠不足は、ヒートショックプロテインの著しい減少にむすびつく可能性がある。


アルツハイマー病におけるヒートショックプロテイン70(Hsp70)

HSP70の役割

・HSP70はアミロイドβを凝集抑制、オリゴマーを改変

・HSP70はIDE発現、TGF-β1刺激を介してアミロイドβクリアランスを促進

・HSP70はタウ凝集を直接阻害し、UPS分解を助けタウホメオスタシスに劇的な影響を与える。

・HSP70はApaf-1カスパーゼ依存性およびAIFカスパーゼ非依存性経路の両方を調節することでアポトーシスを減弱させ、神経細胞死を抑制することを示す。

HSP70の治療戦略

・HSP70を内因的に誘導

エストロゲンがストレス条件下でHSP70の発現を促進する可能性がある。

GGA(テプレノン)

クルクミン

セラストロール

・HSP70を外因的に投与

Hsp70を鼻腔から投与

・HSP70変異体を制御する

> HSP72を増やしHSC70を阻害する。

※HSP70変異体はタウクリアランスを促進する一方、構造的に不安定なタウを温存し病原性を促進する。

・HSP70のATPアーゼ利用を阻害

メチレンブルーはATPアーゼの阻害剤

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4241292/


Hsp70ファミリー変異体の不均衡は、タウの蓄積を促進する。

タウの存在下ではHsp70ではなくHsp72が、タウのユビキチン化を促進する。

Hsp72発現を促進しHsc70を阻害することで、タウオパチー治療に寄与しうる。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23271055/

Hsp70誘導剤

ペオニフロリン(芍薬)

培養した哺乳動物細胞においてHsp70、Hsp40、Hsp27を誘導

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15633296


グルタミン投与はHsp70発現の誘導に部分的に関与する。ラット

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19712257/


熱誘導によるHsp70シャペロン増加は、細胞内の亜鉛利用能と強く相関

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18304769


マウスへのレスベラトロール注入は、Hsp25およびHsp70を上昇させ、熱ショック因子1(HSF1)のアセチル化を減少させた。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23000195


ヘリシウム・エリナセウス(ヤマブシタケ)がラットのHsp70をアップレギュレーションさせ胃粘膜を保護した。

www.hindawi.com/journals/ecam/2013/492976/


バルプロ酸 Hsp70誘導、抗アポトーシスによる神経保護効果

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16313906/

Hsp90阻害

Hsp90阻害によるアルツハイマー病治療の二重治療アプローチ

・異常ニューロンタンパク質活性を減少させ、過剰リン酸化、凝集を改善。

・hsp90はHSF-1を強く制御する。>Hsp70誘導

Aktタウのリン酸化の原因であるGSK3のβ、CDK5はHsp90の依存性基質

画像、イラストなどを保持する外部ファイル。オブジェクト名はBMRI2014-796869.001.jpg

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4211323/


アルツハイマー病バイオマーカーとしてのHsp90

MCI、若年性アルツハイマー病、老年性アルツハイマー病患者では、健常者と比較して有意にHsp90が低い

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23948885/


シャペロン依存性神経変性疾患へのHsp90阻害剤による治療の展望

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25258700


Hsp70の活性とHsp90抑制の二重標的、併用療法による膀胱癌治療への相乗効果

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4055347/


Hsp90阻害剤は、突然変異によって起きるニューロンの軸索成長の遅延を回復させる。パーキンソン病治療薬の潜在的な可能性

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18367605/


Hsp90シャペロンネットワークは、多くのタンパク質神経変性疾患を促進すると思われる。

Hsp70発現を増大化させHsp90を阻害する組み合わせ作用が、治療効果を最大化させることを示唆する。(Hsp70は熱ショックによる応答によって大きく増加)

Hsp阻害剤はHSF-1活性および、Hsp70の誘発から生じる間接的保護効果

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4172285/


神経変性疾患におけるシャペロン活性の調節不全。

Hsp70アップレギュレーションおよび、hsp90阻害の両方を行うことにより哺乳動物のタンパク質凝集及び毒性を低下させる。

www.frontiersin.org/articles/10.3389/fnins.2017.00254/full


若年者と比較して、高齢者ではFKBP51が海馬、嗅内皮質で3~4倍発現している。

Hsp90とFKBP51と組み合わさってタウを毒性の高い可溶性タウオリゴマーに変える可能性。

FKBP51遺伝子を欠損させたマウスは健康である。

FKBP51阻害剤またはHsp90とFKBP51との相互作用を弱めるアルツハイマー病の治療戦略が考えられる。

dislocon.blog.fc2.com/blog-entry-494.html?sp

HSP90阻害剤候補

en.wikipedia.org/wiki/Hsp90_inhibitor

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2659174/


ゲルダナマイシン Geldanamycin

ベンゾキノンアンサマイシン系の抗生物質

強いHsp90阻害作用 しかし高い肝毒性のため臨床応用には適さない。

40mg/m2

17-N-Allylamino-17-demethoxygeldanamycin(17AAG)

ゲルダナマイシンの半合成誘導体、ゲルダナマイシンよりも毒性が低い。


ラディシコール Radicicol

Hsp90の最も強力な天然生成物阻害剤

機序的に発がん作用の可能性、インビボでの発がん活性は示されていない。


ポコニン Pochonin

ポコニンAおよびDは、Hsp90を直接阻害することが示されている


ノボビオシン Novobiocin(albamycin、cathomycin)

抗癌特性もち長年診療所で用いられている抗生物質

ブドウ球菌などのグラム陽性菌および一部のグラム陰性菌に有効


ハービマイシン Herbimycin

除草剤から見つかったベンゾキノンアンサマイシン系の抗生物質


クメルマイシンA1

ノボビオシンと同じくクマリン系抗生物質


タキソール

イチイの樹皮から取れる化合物、
紀元前からアメリカ先住民で消毒薬、皮膚癌の治療薬として利用されてきた。

臨床的に20年以上にわたって使用されている。

現在パクリタキセルという抗がん薬として世界各国で使用されている。


デラボン Derrubone

インドの樹木(Derris robusta)から単離されたプレニル化イソフラボン


ゲドニン gedunin

インドのニームの木から単離されたアザデラクタインディカ

hsp70をわずかに誘導

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23355466


エピガロカテキンガレート(EGCG)

緑茶のポリフェノール抽出物

HSP90だけでなくHSP70の発現を阻害してしまう。

EGCGは、Hsp90に直接結合し、Hsp90複合体を安定化させることができる。

パーキンソン病におけるミクログリア媒介性のドーパミン作動性ニューロン損傷を緩和として使用可能。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15794642/


セラストロール Celastroltripterine

中国の植物Tripterygium wilfordii Hook F(TWHF)中国名・雷公籐/lei gong teng/Demethylzeylasteralから単離されたキノンメチドトリテルペンニシキギ科植物のファミリーに属するキノンメチド。

en.wikipedia.org/wiki/Tripterygium_wilfordii

抗リウマチ薬として使用されてきた。

ATP結合を阻害することなくHsp90 ATPアーゼ活性を阻害する。

セラスロトールはHsp70発現を誘導する。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2790967/

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29274099

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18202019

セラスロトールはプロテアソーム活性を阻害

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20188206

セラストロールはインビボで、NF-κB活性化を強力に抑制、BACE-1発現を阻害、アミロイドβの阻害作用、慢性的な投与によりアミロイドβ班の負荷を緩和しミクログリア活性化が低下した。

Hsp90阻害はAPPプロセシングBACE1発現には影響しない。

セラスロトールはHsp90ではなくcdc37と直接相互作用し、複合体の形成防止によりNF-κB活性化を阻害 > BACE1発現の調整 > アミロイドβ産生の阻害

jneuroinflammation.biomedcentral.com/articles/10.1186/1742-2094-7-17

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2841120/

10~30mg/日? 栽培雷公籐(セラストロール0.4%)


ガンボゲン酸 Gambogic acid

ガルシニア・ハーベリー(Garcinia harburyi)からの抽出液

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21486005


kongensin A

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27028885


パナキノール Panaxynol

伝統的な漢方薬、田七人参に含まれるサポニンの一種、BBBを通過

Hsp70発現は誘導しない。

ベルベリン

ベルベリンはHsp70、90を阻害

journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0054234

sphinxsai.com/2015/ch_vol7_no5/1/(2130-2132)V7N5.pdf


www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2659174/

sHSP(スモールヒートショックプロテイン)

分子量12-43kDa

ATPに依存しない。

sHSPの働きは従来の見解と異なり多面的であることがわかってきている。

sHSPは、抗炎症性、抗血栓性、免疫調節性をもつ。

sHSPの突然変異はミオパシー、神経障害、白内障をもたらし、その発現においてアルツハイマー病、パーキンソン病、ガンなどの疾患において調節される。

sHSPであるHsp20、Hsp22、Hsp27、αB-c(αB-クリスタリン)に神経保護機能の証拠がいくつかある。

発現の増強が治療介入の標的となりうる。

シャペロンタンパク質は、細胞内のαシヌクレイン凝集を素材するのに利用できるが、特定の状況下ではそれらの蓄積を防止できず、αシヌクレイノパチーの一部となりうる。

www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0925443914002014

www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0925443914002014

Hsp20

アミロイドβペプチドの凝集を阻害

血管新生

Hsp22(HspB8)

αシヌクレインの変異体を弱く一時的であるが、特異的に結合する。

Bag3と協調してマクロオートファジーの誘導を介し突然変異ハンチントンタンパク質の分解を促進。

アミロイドβペプチドの凝集を阻害

高血小板凝集

αB-c(αB-クリスタリン)

αシヌクレイン凝集形成を阻害、フィブリルの数が大幅に減少、

αシヌクレイン凝集を抑制するαB-cの能力は温度とともに上昇する。

αシヌクレインモノマートへの作用は弱く一過的。

野生型アミロイドβに結合

アミロイドβオリゴマー種に結合してフィブリルへの増殖を防止する。

高血小板凝集、VEGF分泌、血管新生

Hsp22、αB-cとも神経学的ストレスに応答して高度に誘導される。

プロテアソームの分解のために嚢胞性線維症膜貫通コンダクタンス調節タンパク質をミスフォールディングすることを標的とする。

αB-cは多発性硬化症病変にもっとも多く存在する。

炎症性サイトカインの分泌を制限し、抗炎症性サイトカインの分泌を増加させる。

その多くが温度感受性、23、37、42℃ 温度依存性結合によって抗炎症効果を示す。

αB-cは、リン酸化依存的にNF-κBの活性化を促進、TNF-α誘導性細胞死を防ぐ。

αBクリスタリンの細胞保護的役割の模式図

www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1570963914003355?via%3Dihub

Hsp27

強力な神経保護効果、

ドーパミン作動性ニューロンをαシヌクレイン毒性から保護する。

sHspのうちWTα-シヌクレインのフィブリル形成を阻害するのに最も効果的

免疫調節、抗炎症機能、血管新生

アミロイドβペプチドの繊維形成を阻止することはできない。

二価の銅と結合、Hsp27の過剰発現は二価の銅による誘導細胞死から保護する。

異常なCu2 +細胞におけるsHspの保護的役割の模式図

www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1570963914003355

Hsp27の高発現は、いくつかの原発腫瘍の攻撃性および乳癌細胞の骨転移能と相関。

樹状細胞成熟へのHsp27誘導性阻害は、癌細胞による免疫応答の回避を促進することができる。

ケルセチンはHspをダウンレギュレートする。

www.jbc.org/content/280/39/33097

ユビキチン-プロテアソーム系(UPS)

多くの証拠が、ユビキチン-プロテアソーム系によってαシヌクレインが分解されていることを示している。

UPS活性によるαシヌクレイン排出はレビー小体型認知症、パーキンソン病治療において、鍵となる。

UPSとマクロオートファジーは通常共活性を起こすが、片方機能不全を起こしている場合、もう片方が代償機構として過剰活性となることがある。

マクロオートファジーの障害も、UPS基質の分解能力を低下させる。

www.lakeforest.edu/academics/students/journals/eukaryon/thesis/senegolage_thesis_2013.php


UPSはアミロイドβの産生または細胞外アミロイドβのクリアランスに直接関与していない。しかし、UPSの小胞体関連の分解(EARD)を介したAPPの分解に関与している可能性がある。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20237263/


細胞内アミロイドβ凝集体はUPSを阻害する。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17544172/


低アセチル化タウはUPSの好ましい基質。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23528736/

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20869593/


Usp14活性の低分子阻害剤によるプロテアソーム活性の増強

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20829789/

プロテアソームアクチベーター、例えばPA28またはPA200をアップレギュレーション、またはゲート開口を誘導することによってCPを活性化することができる。


栄養素、アミノ酸、ホルモンなどによるMTORC1の活性はプロテアソームとオートファジーによるタンパク質分解を迅速に抑制する。栄養不足では逆に同時活性となる。

適切なオートファジーレベルは生物にとって好ましいものだが、過剰にアップレギュレーションされたオートファジーの活性は有害な結果につながる可能性がある。

オートファジーの活性はMCI、初期、中期で異なる戦略を組み立てる必要があるかもしれない。

プロテアソームは長い半減期をもつ 40~200時間

細胞のプロテオスタシス機構


持続的なプロテアソーム活性は、生物の寿命と相関する可能性がある。

健康な百歳長寿の線維芽細胞を培養したところ、プロテアソームの活性を有することが見出された。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11053662/

ユビキチン-プロテアソーム系活性化合物

メチレンブルー

メチレンブルーは非常に高い濃度では、Hsp70を阻害し、タウクリアランスを増加させる。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20731659


オレウロペイン(オリーブリーフ)

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17518699/


ベツリン酸(白樺の樹皮など多くの植物に含まれるサポニン、チャーガ)

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17904555


オレイン酸

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3890840/


リノール酸、リノレン酸などの脂肪酸(ほうれん草の葉)

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8665092/


ドコサヘキサエン酸 DHA

図7

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4260735/


スルフォラファン(Nrf2活性)

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17664144/

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3997618/


ガストロジン

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17327906/

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21788698/


ラパマイシン

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26669439/


TCM 中国医学

アカンギョウバエ(Acanthopanax senticosus)

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4628675/

アカンギョウバエ(Acanthopanax senticosus)

26Sプロテアソームの調節サブユニットであるPSMD7を劇的にアップレギュレートすることで、26Sプロテアソームの活性を回復。


合成ペプチジルアルコール、エステル、p-ニトロアニリドおよびニトリル

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9228292/


セラミド

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/1825464/


リゾホスファチジルイノシトール、カルジオリピン

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8250860/


アルギニンを多く含むヒストンH3

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11735414/


USP14阻害剤
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20829789/


GHK

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4180391/

UPS調節因子

Nrf1

Nrf2

SKN-1

RP-CP プロテアソームホロ酵素

Blm10 / PA200-CP

PA28-CP

Rpn4

FoxO / DAF-16

MTORC1阻害(強力)

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26669439/

画像、イラストなどを保持する外部ファイル。オブジェクト名はkaup-12-10-1205770-g001.jpgです。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5079674/figure/f0001/

HSF-1活性

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4821803/

画像、イラストなどを保持する外部ファイル。オブジェクト名はfnmol-07-00070-g0003.jpgです。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4117186/figure/F3/

シャペロンタンパク質の発現を刺激することによるUPS活性作用

図1

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25132814

UPSと運動

運動は過剰活性UPSを適正化する作用があり、酸化ストレスが生じるレベルの運動がおそらくもっともUPSを増強し、かつセーフティーに適正レベルを保ってくれるかもしれない。


持久トレーニング後の分岐鎖アミノ酸の投与は、運動に寄るPGC-1a、UPSシグナル伝達、DDIT4mRNA発現を部分的に抑制する。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27913948


全身を使った有酸素運動訓練は、筋肉だけを使ったトレーニングと比較してプロテアソーム活性を増加させる。

erj.ersjournals.com/content/40/Suppl_56/4701


タンパク質食品の摂取は、ヒト骨格筋のプロテアソーム活性を低下させる。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21904247


筋タンパク質のユビキチン化は絶食時よりも摂食時が有意に低い。45%

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23965841


エネルギーバランスがマイナス状態での長時間の低強度と高強度の運動は、UPSの活性を増加させない。高タンパク質食品の摂食がUPS活性の増加を抑えた可能性。

physreports.physiology.org/content/5/23/e13518

UPSを阻害する天然物・化合物

レスベラトロール

ケルセチン

δトコトリエノール

プテロスチルベン

アスピリン

EGCG

クルクミン

ゲニステイン(大豆イソフラボン)

サリノスポラミドA

ボルテゾミブ

加齢、NFT

UPS活性策案 暫定的なまとめ

酸化的損傷があるレベルの激しい運動(有酸素運動、筋トレ)

運動をした日と翌日に摂取するもの

・リファンピシン 朝

・メチレンブルー 朝

・トレハロース 毎食

・オリーブリーフ 朝

・フォルスコリン 朝

・ガストロジン 朝

・フィセチン 

・熊の胆(タウロウルソデオキシコール酸 )

・タウリン 毎食

高強度運動をした当日、摂取を避けるもの

(運動の頻度が少ない場合に限る)

・レスベラトロール

・アスピリン

・プテロスチルベン

・ビタミンE

・ケルセチン

・タンパク質(有酸素運動時のみ)

※ミトコンドリア機能改善策はできていること。

マイトファジー

画像、イラストなどを保持する外部ファイル。オブジェクト名はnihms-757698-f0001.jpgです。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4780047/


絶食状態では有酸素運動前中後マイトファジーは活性しなかった。

摂食状態で栄養が最適化されている場合でも、有酸素運動中、直後はマイトファジーは活性しなかったが、運動後時間が経過してマイトファジーが活性した。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28272266


parkinによるUPSの活性は、マイトファジーを活性する。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3071670/


サリノマイシンはオートファジー、マイトファジーの活性化を誘導

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23639289


マイトファジーは鉄欠乏によって誘導される!

ミトコンドリア機能の阻害によってはマイトファジーは誘導されない。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4968229/


スタチンがマイトファジーを誘導。マイトファジーが減弱するとスタチンの骨格筋への有害作用が悪化する。

www.fasebj.org/content/31/1_Supplement/1022.17

レビー小体型認知症 13の治療アプローチ

レビー小体型認知症について調べてみた

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