自作水素水
マグネシウム水素水
用意するもの
水
約500cc
不純物の含まない純粋または浄水(ミネラルウォーターではない)
マグネシウムペレット
50~100g
99.9%以上のもの
search.idmjp.com/jancode/4573449620338
マグネシウムは比重が非常に軽い金属(1.74g/cm3)のため、他の金属が混入していると比重が重くなる。
小数点以下の精度は難しいが数%程度の不純物が混ざっている場合は、体積と重さでおおよそ割り出せれる。
リンゴ酸パウダー
一回 2g
耐圧ボトル
360~500ccの炭酸水ボトル(ガラス)またはその他の耐圧ボトル
ウィルキンソンの360cc炭酸ボトルがスーパーお酒屋さんなどで売っており、比較的入手しやすい。
500ccを超える耐圧のガラスボトルはなかなか見つからないため、水素水を大量に作りたい場合は、2個を用いて作ったほうが手っ取り早いかもしれない。
ペットボトルは原則不可(熱湯を使えない)
長期保存にはアルミボトルまたはステンレスボトル
保温機能のある魔法瓶は不可。
作り方
1.マグネシウムを入れる
マグネシウム50~100gを炭酸ボトルに投与
2.お湯をわかす
水500ccを沸かす。(温度が高いほど早く反応する、沸騰していなくてもOK)
3.お湯を入れる
お湯を、ほぼ隙間なく一杯にいれる。
4.リンゴ酸を入れる
ボトルが厚くなって蓋をする時、素手ではやけどをするのでタオル、キッチン手袋などを用意しておく。
リンゴ酸2gを予め量っておき、ボトルへ一気に入れる。
(ボトル口の幅より少し小さい軽量スプーンがあると入れやすい)
水素の泡がぶくぶく上昇する前に本体をタオルでしっかり握り、やけどしないようフタをする。
リンゴ酸が底にあるマグネシウムに届くと、化学反応が起こり水素泡が急激に発生する。それまでに(約5秒)すかさずフタで閉じてしまうのがポイント。
フタで閉めた後は強く振らない。軽く振るのはOK
5.冷凍庫に入れる
冷凍庫にすぐに入れて急速冷凍。
熱湯で冷凍庫のものがだめになりはしないかと心配な場合は、5分放置後、水に5~10分程度浸けておいて粗熱を取り冷凍庫に入れる。
取り出しを忘れないように、アラームをセットしておく。
すぐに飲まない場合は、冷蔵庫保管でも良い。
6.30分待って出来あがり
30分~ほどの保管で、高濃度の水素水(2~3ppm)ができる。
ボトルによっては熱が冷めていないこともあり、その場合は注意しながら再度冷凍庫、または冷蔵庫で保管。
計測したわけではないがガラスボトルの場合24時間を超えると水素のppmは低下しているように感じられる。すぐに飲まない場合は、前夜に作って朝飲むぐらいがちょうどいいだろう。
水素水を飲む
摂取タイミング
高圧高濃度であるため開栓後はできるだけ早く飲む。
未開栓であれば、推定でペットボトルで一日以内、ガラスボトルでおそらく数日程度。アルミは数週間。
摂取量
一般的に推奨されている水素水の一日摂取量は1.5~3リットル
おそらくNrf2刺激によるミトホルミシス効果を得るためには高濃度の水素水を300~500ml程度摂取する程度でOK。
飲む頻度
飲用する頻度は、一日一回にしておく。
毎日決まった時間に飲む。
朝の空腹時がおすすめ
味
水素自体は無味、無臭、無色、しかし水素による小クラスター化により、水は柔らかく飲みやすい味になる。
マグネシウムが溶け込んでいるため、そのまま知らずに飲むと「うげっ」と、なるかもしれない。コントレックスのような硬水の味になっているので気にしなくて大丈夫。
マグネシウムの味は、少量のステビア、レモン汁でマスキングができる。
リンゴ酸もわずかに酸味として残る。食品にも含まれており健康へのメリットがある。
料理
水素水は料理に使うと、料理に含まれている農薬などの毒性化合物を消失させる可能性があるが、同時に水素水としての効果は失うかもしれない。
水素は水素水の温度50度で蒸発を始める。
注意点・その他
火気について
水素は水に溶解すると爆発特性は完全に消失する。
空気中であっても水素濃度が4.6%を超えなければ爆発することはないため火気の心配は不要。
副作用
水素水は水分子のクラスターを小さくするため、体内への吸収率は非常に高まる。そのためその後大量の尿がでる可能性がある。
水素水の保管
作ってすぐ飲むのであればペットボトルでもOK。ただし熱湯は使えない。
水素はガラスを通過する。作成してから一日以内には飲むようにしたい。
アルミボトルであればもっと長い期間保存が可能。
参考動画
水素生成マシンで作る場合
中国製の携帯用水素生成ボトルを購入5000~1万円
水素が溶解する飽和度(約1.6ppm)に達するまで水素生成を繰り返す。