リコード法サプリメントをチョコバーで簡単摂取
概要
リコード法で推奨されているサプリメントをたくさんまとめて食べるのに抵抗がある人向けに、以下のケトフレックス12/3のルールに従ってサプリメントをチョコレートバーにして食べてもらうレシピを考案してみた。
・グルテンフリー
・乳製品フリー
・シュガーフリーまたは低炭水化物
・できるだけオーガニック
基本材料(約30本分)
リコード法またはアルツハッカーサプリメント
オーガニックココアパウダー 150g
または100%有機チョコレート
南米産は避けておく。(鉛含有量が高いことがある)
アフリカ産推奨。
カカオ100%
ココナッツオイル 約200cc
代わりに同量のMCTオイル&ギーでもOK(冷蔵庫保管必須)
ココナッツオイル
ココナッツオイルの融点は24度。夏場は溶けてしまうので基本冷蔵庫保管。
ココナッツオイルの代わりにココアバターを使うと30度くらいまでなら固形を保ってくれる。(ココアバターの融点は32~36度)
ステビア、オリゴ糖などの甘味料
ステビアは希釈率によって異なる。
※100%ステビアは0.05gで約白砂糖大さじ一杯分の甘さ。
リコード法ケトフレックスに基づきケトン値が維持できるのであれば、炭水化物源としてトレハロースも選択肢だ。
チョコレート単体で甘さを考えず、ベリー類とチョコのセットで甘苦にするくらいが理想。
ただし、最初はチョコバーに慣れてもらうことのほうが大切なため、習慣化するまでは生はちみつ、オリゴ糖、メープルシロップなどの健康効果のある炭水化物を用いて気に入ってもらうのが戦略的には正しいかもしれない。
セイロン産シナモン 20g
シナモンが苦手な人は入れなくてOK
食物繊維パウダー 約0~50g
PGX、イヌリン、セルロースなど、ミックスがおすすめ
塩、ひとつまみ
ピンクソルト推奨、なければ普通の塩で。
オプション材料
お好みで
ワイルドブルーベリー 50g~
生くるみ 50g~
生アーモンド 50g~
※リコード法では朝は炭水化物摂取制限のため、朝用のサプリメントバーを作る場合は、ナッツ、ドライフルーツは加えない。
※レクチン感受性のある人は、生くるみ、生アーモンドをあらかじめ一晩浸けておく。
作成に必要な道具
湯煎ができる鍋または保温鍋
スパチュラ
シリコン型枠
シリコン型枠の大きさ(容量)はサプリメントを入れる数によってくる。
サプリメントが4~6個程度に対して、型枠一つのサイズが20~30ccぐらい入る容量のもの
アルサプすべてを入れる場合は、分割して投入するか、より大きいサイズの型枠を使う。形や用量にこだわらなければ、100円ショップでシリコンモールドが入手できる。
シリコン型枠の下にひく板
(小さなまな板、お盆など)
キッチンスケール
※通常のキッチンスケールとは別に0.01g計測可能なスケールがひとつあると何かと便利。
作り方
1 湯煎で溶かす
ココナッツオイルとチョコレートを湯煎で溶かす。
保温調理鍋を使うと簡単
2 サプリメントの粉末化
溶かしている間に、サプリメントのカプセルなどを分解して粉末を作っておく。
3 混ぜ合わせる
湯煎で溶かしたココナッツオイル、チョコの液体に、甘味料、食物繊維、塩を投入してよくかき混ぜる。
オプションでごまを入れる場合はこの時点で入れる。
粉末サプリメントがある場合は、80度以下になるのを待って投入。
食物繊維パウダーは少しずついれながら、どろどろ感を調整。
バーは冷蔵庫保管を前提としているので、この段階でそこまで固形感は必要ないが、持ち出しを考えているのであれば、外気温での溶解を防ぐために少し粘度を高くしておいたほうがいい。
4 型枠に混合オイルを注ぐ
後で運びやすいようにシリコンモールドの下に板またはお盆などを敷いておく。
ステップ2の混ぜ合わせた液体をシリコンの各型枠に均等に半分だけ入れる。
5 サプリメントを投入
投入予定のサプリメントカプセルを外しながら各型枠へ入れていく。
入れ終わったら箸などでかき混ぜていく。
6 混合オイルを再投入
混ぜ終わったら、残りの液体を均等に加えていく。
再度軽くかき混ぜる。溢れそうだったら混ぜなくてもOK
7 オプションのナッツ、ベリー類を載せる
次に、オプションでナッツ・ブルーベリー類を液体の上にちょこんとのせる。
8 冷蔵庫で保管
冷蔵庫に保管、固まったら出来上がり。
シリコンは酸素透過性が高いのでそのままでの保管には向いていない。
アルミパウチなど空気を遮断するバッグに入れて冷蔵庫保管。
※冷凍保管はサプリメントにもよってくるけど、成分の変性の可能性もあるのでおすすめしない。
ヒント
投入サプリメント
・ジェルタイプのサプリメントは小さければ、本人が気にしなければ開封せずに、そのまま入れてしまうという方法もある。
・DHA・EPAとクリルオイルは液体で投入すると酸化しやすく、そのままだとサイズが大きい、また魚臭くなるためサプリメントバーへの投入は避けておく。
・オリーブリーフは苦味が強いため避けておいたほうが良いだろう。その他レスベラトロールも若干苦味がある、ハーブ類は全般的に若干クセがあるが、人によっては苦味が平気という人もいるので実際に試して反応を見て調節する。
・ジェルタイプのサプリメントも基本的には避けておいたほうが良い。
少量からスタート
・用量調整やフレーバーなどの好みもあるので、慣れるまでたくさん作りすぎず、10本程度の作成を繰り返して、自分なりに最適化することをおすすめする。